JPH0212109B2 - - Google Patents

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JPH0212109B2
JPH0212109B2 JP59013959A JP1395984A JPH0212109B2 JP H0212109 B2 JPH0212109 B2 JP H0212109B2 JP 59013959 A JP59013959 A JP 59013959A JP 1395984 A JP1395984 A JP 1395984A JP H0212109 B2 JPH0212109 B2 JP H0212109B2
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JP
Japan
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dialysate
blood
circuit
overpressure
dialyzer
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JP59013959A
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Inventor
Kuniharu Onimura
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はオフセツトの変動による影響を受けず
に正確に限外過圧の制御が行える人工透析装置
に関する。
<従来の技術> 従来、人工透析装置において、ダイアライザの
血液回路に設置する血液圧センサからの信号(血
液圧M1)及び透析液回路に設置する透析液圧セ
ンサからの信号(透析液圧M2)を入力し、血液
圧M1から透析液圧M2との差が設定限外過圧と
一致するように血液回路に設けたオートクレンメ
を制御するものがある。
以上の構成において、ダイアライザの血液回路
や透析液回路には圧損等があるため、限外過圧
(TMP)はM1―M2に一致せず、以下のようにな
り、 TMP=M1−M2+△P (但し、△P:圧損等によるオフセツト) 限外過率(UFR)の特性は第1図のようにな
る。
オフセツト△Pは血液の粘性、血液流量、透析
液流量等によつて変化することが実験によつて確
認されておりこれらが変化すると変化する。従来
の人工透析装置では、オフセツト△Pを正確に把
握することが難しいことから、経験的に求めた固
定値としていた。このため設定した通りのUFR
を得ることが難しかつた。
<発明が解決しようとする課題> 本発明で解決しようとする技術的課題は、前記
オフセツトの影響を受けず精度良くTMPの制御
が行える人工透析装置を実現することにある。
ことにある。
<問題点を解決するための手段> 本発明の構成は、ダイアライザの血液側と患者
との間に血液供給用の血液回路及び血液還流用の
血液回路を接続し、前記供給用血液回路に血液ポ
ンプを設け、前記ダイアライザの透析液側に透析
液供給用の透析液回路と透析液排出用の透析液回
路とを接続し、前記血液回路に血液圧センサを設
け、前記透析液回路に透析液圧センサを設け、前
記血液回路と前記透析液回路の間の限外過圧を
制御する限外過圧制御手段を設け、透析時、前
記ダイアライザの血液側と透析液側に夫々血液及
び透析液を流し前記血液圧センサで検出される血
液圧と前記透析液圧センサで検出される透析液圧
との差が設定限外過圧と一致するように前記限
外過圧制御手段を制御する人工透析装置におい
て、下記A乃至Eを構成要件として含む。
A 前記供給用透析液回路と前記排出用透析液回
路との間に接続されたバイパスライン B このバイパスラインより上流側の前記排出用
透析液回路に設けられ、透析時、閉じられてい
る電磁弁 C 前記供給用透析液回路と前記バイパスライン
とに設けられ、透析液の流れを透析時は前記ダ
イアライザ側に、限外過能測定時は前記バイ
パスライン側に切換える回路切換手段 D レベル・センサが設けられ、下部が前記電磁
弁の上流側に接続され、上部が計量ラインを経
て前記電磁弁の下流側に接続され、限外過能
測定時、前記電磁弁を開にして空にされた容器
が前記電磁弁を閉にして限外過による液体で
満たされる時間Tから、 UFR=V/T (但し、V:前記容器の容量) なる演算により限外過率UFRを求める計量
器 E 限外過能測定時、前記回路切換手段を透析
液が前記バイパスライン側に流れる向きに切換
え、二種類の異なる設定限外過圧に基づき前
記限外過圧制御手段を制御し、前記計量器で
測定した夫々の設定限外過圧における測定結
果に基づき前記ダイアライザの限外過率と限
外過圧との特性カーブを求め、透析時、操作
パネルから入力された限外過率に対応する設
定限外過圧を前記特性カーブを用いて求め、
これにより前記限外過圧制御手段を制御する
制御部 <作用> 透析時は、前記制御部で設定される設定TMP
と一致するように前記ダイアライザのTMPが制
御される。限外過能測定時、前記制御部から与
えられる制御信号により前記電磁弁が開とされ、
前記計量器が空にされる。次いで前記電磁弁が閉
にされ、透析液は前記バイパスラインを通つて排
出される。この間、前記ダイアライザは設定
TMPに制御されており、前記計量器には限外
過による液体が流入する。前記計量器が液体で満
たされる時間に基づき、前記ダイアライザの
UFRが求まる。本発明ではこのようにして行わ
れるUFRの測定を二種類の異なる設定TMPで行
い、測定結果である二つのUFRとこれらに対応
するTMPとから、前記ダイアライザのUFRと
TMPとの特性カーブを求め、これを記憶させる。
透析時、前記操作パネルからUFRが設定された
とき、入力されたUFRに対応する設定TMPを前
記特性カーブを用いて求める。これを用いて前記
限外過圧制御手段を制御する。
<実施例> 以下、図面に従い本発明を説明する。第2図は
本発明方法を実施する人工透析装置の構成図であ
る。この装置の基本構成は、ダイアライザ1とそ
の周辺機器類と、この周辺機器類からの信号及び
UFRを設定する操作パネル2からの信号が入力
され、所定の演算処理を行ない周辺機器を制御す
るマイクロコンピユータから成る制御部3とで構
成される。制御部3の記憶部には処理ルーチン及
び演算プログラムが記憶され、本発明方法の定期
的に回路を切換えてダイアライザ1の特性を求め
るプログラム等が格納されている。
ダイアライザ1の透析液回路は定速回転する透
析液供給ポンプ4、制御部3により操作される電
磁弁5、透析液圧センサ6(透析圧M2に対応す
る出力信号は制御部3に入力される)を有する供
給ライン7と、制御部3により操作される電磁弁
8を有する排出ライン9と、制御部3により操作
される電磁弁10を有するバイパスライン11
と、容器12及び超音波レベル・センサ13(出
力信号は制御部3に入力される)から成る計量器
14を有する計量ライン15とで構成される。
ダイアライザ1の血液回路は定速回転する血液
ポンプ16と、動脈チヤンバ18(血液圧M1
対応する出力信号は制御部3に入力される)と、
制御部3に操作されるオートクレンメ19と、静
脈チヤンバ20とを備えている。
以上の構成において、透析(限外過)時は、
患者からの血液をダイアライザ1の血液回路に連
続的に流すと共に、電磁弁5を開、電磁弁8及び
10を閉にして透析液をダイアライザ1の透析液
回路に定流量で連続的に流しながら行われる(流
路は、供給ライン7→ダイアライザ1→排出ライ
ン9→計量器14→計量ライン15→排出先とな
る)。このとき、制御部3はTMPが後出の
TMPc1に一致するようにオートクレンメ19を
操作して所定値(UFRc)のUFRを実現する。
以下、本発明方法の特徴部分であるダイアライ
ザ1の限外過特性を求める方法について説明を
行う。制御部3に記憶されたプログラムに従つて
定期的に電磁弁5が閉、電磁弁8及び10が開に
切換えられる。これにより透析液が供給元からバ
イパスライン11を介し排出先に流す流路が構成
され(ダイアライザ1への透析液の供給が中断さ
れる)、計量器14(容器12)が空にされる。
同じく前記プログラムに従つて、所定時間経過
後、電磁弁8を閉にして、ダイアライザ1→排出
ライン9→計量ライン15→排出先の流路が形成
される。
前記プログラムに従つて制御部3に記憶された
治療のときのTMPより大きなTMPTが与えられ
(第3図参照)、この値を設定TMPとしてTMPの
制御が行われる。
限外過による透析液を計量器14で測定し、
容器12が一杯になる時間Tを超音波レベル・セ
ンサ13で検出し、TMPTのときの限外過率
UFRT(第3図のA点)を、 UFRT=V/T より求める(但し、V:容器12の内容積)。
このときの限外過能(UFRPT)は以下の演
算で求まる。
UFRPT=(UFRT)/(TMPT) このUFRPTを基準にして、UFRc(実際の治療
時のUFRであつて操作パネル2から設定される
値)を得るためのTMP(理論値であつて以下
TMPc)を演算する(次式参照)。
TMPc=UFRc/UFRPT 上記演算は全て前記プログラムに従つて行わ
れ、更にこのプログラムに従つて再び電磁弁8を
開にし計量器を空にしたあと、電磁弁8を閉にし
て、ダイアライザ1→排出ライン9→計量ライン
15→排出先の流路が形成される。
前記プログラムに従つてTMPcを設定TMPと
してTMPの制御が行われ、このときの限外過
による透析液を計量器14で測定し、TMPcのと
きの限外過率UFRc1(第3図のB点)を求める。
これらUFRT,UFRc1,TMPT及びTMPcを用
いてダイアライザ1の特性Cを求め、特性カーブ
を制御部3の記憶部に格納する。
透析時、この特性カーブを用いて操作パネルか
ら設定された限外過率UFRcを得るための限外
過圧、即ち、TMPc1を求め、これを設定TMP
としてダイアライザ1のTMPの制御を行う。
尚、本発明はダイアライザ1の特性を求める演
算処理は上記した方法に限定されるものではな
い。例えば、第4図に示すように、予め定めてお
いたTMPT1及びTMPT2(但し、TMPT2<TMPc
<TMPT1)を夫々ダイアライザ1の透析膜に加
えてUFRT1及びUFRT2を測定し、これらTMPT1
TMPT2,UFRT1及びUFRT2を用いて特性Dを求
めるようにしてもよい。また、第5図に示すよう
に、予め定めておいてTMPT1をダイアライザ1
の透析膜に加えてUFRT1を求め、これから特性
Eを求める。次に、特性Eに基づきUFRcに対応
するTMPT2を求める。再度TMP演算回路を構成
し、ダイアライザ1の透析膜にTMPT2を加え
UFRT2を求め、このUFRT2とTMPT2から特性F
を求める。今度はこの特性Fに基づきUFRcに対
応するTMPT3を求め、TMP演算回路を構成して
UFRT3を求める。以下、UFRTN(Nは正の整数)
が設定UFRcにおける許容範囲に入るまで上記演
算を繰返す。
<発明の効果> 本発明によれば、ダイアライザ固有の含む
UFRとTMPとの特性カーブが得られ、透析時、
操作パネルよりUFRが設定されたとき、この特
性カーブを用いて入力されたUFRに対応する設
定TMPが正確に求まり、これを用いて制御を行
えば正確なTMPの制御が行える。尚、本発明の
実施例装置では、TMPの制御を血液回路に設け
たオートクレンメで行うようにしているが、透析
液回路の排出ラインに設けた陰圧ポンプで行うよ
うにしてもよい。また、計量器は本発明実施例装
置で用いたタイプに限らない。
【図面の簡単な説明】
第1図はダイアライザの特性図、第2図は本発
明の一実施例装置を示す構成図、第3図は第2図
の本発明実施例装置の動作説明図、第4図及び第
5図は本発明の他の実施例における動作説明図で
ある。 1:ダイアライザ、2:操作パネル、3:制御
部、4:透析液供給ポンプ、5,8,10:電磁
弁、6:透析液圧センサ、7:供給ライン、9:
排出ライン、11:バイパスライン、12:容
器、13:超音波レベル・センサ、14:計量
器、15:計量ライン、18:血液圧センサ、1
9:オートクレンメ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ダイアライザの血液側と患者との間に血液供
    給用の血液回路及び血液還流用の血液回路を接続
    し、前記供給用血液回路に血液ポンプを設け、前
    記ダイアライザの透析液側に透析液供給用の透析
    液回路と透析液排出用の透析液回路とを接続し、
    前記血液回路に血液圧センサを設け、前記透析液
    回路に透析液圧センサを設け、前記血液回路と前
    記透析液回路の間の限外過圧を制御する限外
    過圧制御手段を設け、透析時、前記ダイアライザ
    の血液側と透析液側に夫々血液及び透析液を流し
    前記血液圧センサで検出される血液圧と前記透析
    液圧センサで検出される透析液圧との差が設定限
    外過圧と一致するように前記限外過圧制御手
    段を制御する人工透析装置であつて下記A乃至E
    を構成要件とすることを特徴とする人工透析装
    置。 A 前記供給用透析液回路と前記排出用透析液回
    路との間に接続されたバイパスラインと、 B このバイパスラインより上流側の前記排出用
    透析液回路に設けられ、透析時、閉じられてい
    る電磁弁と、 C 前記供給用透析液回路と前記バイパスライン
    とに設けられ、透析液の流れを透析時は前記ダ
    イアライザ側に、限外過能測定時は前記バイ
    パスライン側に切換える回路切換手段と、 D レベル・センサが設けられ、下部が前記電磁
    弁の上流側に接続され、上部が計量ラインを経
    て前記電磁弁の下流側に接続され、限外過能
    測定時、前記電磁弁を開にして空にされた容器
    が前記電磁弁を閉にして限外過による液体で
    満たされる時間Tから、 UFR=V/T (但し、V:前記容器の容量) なる演算により限外過率UFRを求める計量
    器と、 E 限外過能測定時、前記回路切換手段を透析
    液が前記バイパスライン側に流れる向きに切換
    え、二種類の異なる設定限外過圧に基づき前
    記限外過圧制御手段を制御し、前記計量器で
    測定した夫々の設定限外過圧における測定結
    果に基づき前記ダイアライザの限外過率と限
    外過圧との特性カーブを求め、透析時、操作
    パネルから入力された限外過率に対応する設
    定限外過圧を前記特性カーブを用いて求め、
    これにより前記限外過圧制御手段を制御する
    制御部
JP59013959A 1984-01-27 1984-01-27 人工透析装置 Granted JPS60158865A (ja)

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