JPH02120588A - 多機能配管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、流体輸送機能を有すると共に、通信、送電
機能を備えた多機能配管に関するものである。

［従来の技術］ 最近、例えば、下水道管を利用して下水処理場とポンプ
場との間の各種情報の伝達等を行うことが試みられてい
る。

この場合の方法として、流体輸送配管の外側に、通（３
ケーブル、送電ケーブル等（以下、単に通信ケーブルと
いう）専用の保護管を敷設し、その中に通信ケーブルを
通す方法。

または、配管内に通信ケーブルを固定しないで通すとか
、下水管渠の上部に通信ケーブルをアンカーにより固定
する方法があり、この場合に通信ケーブルのアンカによ
る固定をロボットを利用して行うことがなされている。

［解決しようとする；！１題］ しかし、上記のように配管の外側に通信ケーブルを敷設
する場合には、 １゜通信ケーブル敷設のめに、管外の場所を専ｑするこ
とになる。

２、通信ケーブル専用の保護管にっていても外力に対す
る強度や防食性を有する必要がある等の問題がある。

また、配管内に通信ケーブルを通す方法には、次のよう
な問題点がある。

１．内部流体により通信ケーブルが踊ったり、振動した
りして疲労破壊し破断することがある。

２、内部流体により通信ケーブルの被覆が痛み、通信ケ
ーブルとしての機能を喪失することがある。

３、内部流体に通信ケーブルの被覆材が溶は出し、内部
流体の品質を落としたりする。

４、内部流体が水道水の場合には、飲料水と１゜て不適
当になることがある。

５、高価なロボットを必要とする場合がある。

この発明は、」−記のような問題点を解消できるように
した多機能配管を提供することを課題とするものである
。

［課題を解決するための手段］ この発明の多機能配管は、配管管体の肉厚部に通信ケー
ブルが挿通される孔が開けられている有孔配管構造の多
機能配管であり、必要によりこの釘孔配管構造の配管の
内側又は外側に更に配管が設けられて２市管構造になっ
ている。

［作用］ 配管管体の肉厚部内に通信ケーブルが配設されるので、
上記の配管の内側及び外側に通信ケーブルを設けた場合
の問題は生じない。また、通信ケーブルは管体肉厚部の
孔の中に挿通されているので、配管や釘孔配管の変形が
通信ケーブルに伝達し、通信ケーブルの機能を喪失した
り、破断することがない。史に、通信ケーブルが損傷し
た場合には、通信ケーブルを抜出し修理した又は新品の
通信ケーブルを再び孔内に通すことにより、流体輸送機
能を害することなく、簡単に修復することができる。

［実施例コ 以下、本発明の１実施例を第１図により説明する。有孔
配管１は管体肉厚部２の中に通信ケーブル４が挿通され
る孔３を周方向に多数設けて構成されている。この例で
は、孔３の断面形状は丸になっているが、通信ケーブル
４として例えば光ファイバーを挿通する場合等には偏平
孔が望ましく、孔３の断面形状は丸に限定されない。

次に、−１−記ａ効配管１に通信テーブル４を挿通する
ｌｊ法の１例について第２図により説明する。

先ず、（ａ）図に示すように、釘孔配管１を所定の位置
に設置し、接続部で孔３の位置合せをマーキング等によ
り行う。次に、ピアノ線回転機７によってピアノ線６を
孔３の中に挿通する。そして、ピアノ線６が孔３を貫通
した後、管を接続部で接続する。次に、（ｂ）図に示す
ように、ピアノ線６の後端に通信ケーブル４を接続し、
通信ケブル敷設用の牽引機８によってローラ９を介して
通信テーブル４を引込む。

次に、第３図により、上記有孔配管１を利用して既設管
１０を更生するとＪ（に多機能化する場合について説明
する。この場合の施工方法は、硬質塩化ビニールライニ
ング鋼管の製造工程と同様である。

配管１０の内面をクリーニングする。そして、自゛孔配
管１の外面に接着剤を塗布する。この有孔配管１を配管
１０の内に挿入する。そして、管体を加熱することによ
って配管１０と有孔配管１とを接着させる。接着が完了
後、冷却する。こうして、２　ｉ１’ｉ、管構造の多機
能配管か得られる。

また、第４図に示すように、新管１１の外側に釘孔配管
１を外装して２重管構造とすることにより、新管１１の
防食と多機能化とを同時に行うことができる。

なお、通信ケーブル４としては、光フアイバー電話線、
同軸ケーブル及び送電ケーブル等がある。

［発明の効果］ この発明の多機能配管は、」二足のようなもので、配管
管体の肉厚部内に通信ケーブルが配設されるので、上記
の配管の内側及び外側に通信ケーブルを設けた場合の問
題は生じない。また、通信ケーブルは管体肉厚部の孔の
中に挿通されているので、配管や釘孔配管の変形が通信
ケーブルに伝達し、通信ケーブルの機能を喪失したり、
破断することがない。更に、通信ケーブルが損傷した場
合には、通信ケーブルを抜出し修理した又は新品の通信
ケプルを再び孔内に通すことにより、流体輸送機能を害
することなく、簡単に修復することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例を示す断面図、第２（ａ）、
（ｂ）図はａ孔開管に通信ケーブルを挿通ずる手順の１
例を示す説明図、第３図及び第４図はそれぞれ２重管構
造にした場合の説明図である。 １・・ａ孔開管、２・・・肉厚部、３・・・挿通孔、４
・・・通信ケーブル、１０．１１・・・配管

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、配管管体の肉厚部に通信ケーブルが挿通される孔が
   開けられている有孔配管構造の多機能配管。 ２、有孔配管構造の配管の内側に更に配管が内装され２
   重管構造になっている請求項１記載の多機能配管。 ３、有孔配管構造の配管の外側に更に配管が外装され２
   重管構造になっている請求項１記載の多機能配管。