JP3430234B2 - 曲がり受口付管 - Google Patents

曲がり受口付管

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JP3430234B2
JP3430234B2 JP04357593A JP4357593A JP3430234B2 JP 3430234 B2 JP3430234 B2 JP 3430234B2 JP 04357593 A JP04357593 A JP 04357593A JP 4357593 A JP4357593 A JP 4357593A JP 3430234 B2 JP3430234 B2 JP 3430234B2
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孝市 志喜屋
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、曲率を有するトンネル
内の配管に使用して好適な曲がり受口付管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、曲率を有するトンネル内の配管に
使用する曲がり受口付管としては、例えば、特開平4−
125382号公報記載のものが知られている。
【0003】この曲がり受口付管は、図7に示すよう
に、受口イを持った管ロと挿口ハを持った管ニとがへの
字形に接合され、両管ロ、ニの接合位置ホを一端部より
にしたものである。
【0004】このような曲がり受口付管は、両管ロ、ニ
の接合位置ホを一端部よりにしたので、接合位置ホを中
央に設けたものに比較して、トンネル内における輸送が
容易である等の効果を奏するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の曲がり受口付管においては、管同志の接合が
管の口径が大となる程容易ではない。即ち、管同志の接
合箇所においては、相互に曲折されているので、これを
所定の曲折角度に維持しながら、口径大なる管を接合す
るのは、熟練を必要とし、狭いトンネル内での施工現場
では尚更大変である。
【0006】本発明は、このような従来の曲がり受口付
管における問題点に着目してなされたものであり、その
目的とするところは、従来の問題点を解決し、口径が大
であっても、狭いトンネル内での施工現場であっても、
大して手間を要することなく製作できるコンパクトな曲
がり受口付管を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明曲がり受口付管は、一半部が管挿入接合口と
され、他半部が受口とされ、管挿入接合口と受口の管軸
が相互に曲折されている曲折カラーの管挿入接合口に一
の管の一端が挿入接合されており、受口に他の管の斜め
に切断された一端が挿入接合可能とされている曲がり受
口付管であって、一の管の一端と他の管の一端との間が
折曲カラー内でゴムリングが挿入された状態で接合可能
とされていることを特徴とするものである。
【0008】本発明において、曲折カラー及び管の材質
としては、特に限定されるものではないが、例えば、金
属、硬質塩化ビニル樹脂、FRP、或いは、モルタル層
をFRP層で上下からサンドイッチ構造に積層した所謂
FRPM等が使用できる。
【0009】
【作用】本発明曲がり受口付管においては、一半部が管
挿入接合口とされ、他半部が受口とされ、管挿入接合口
と受口の管軸が相互に曲折されている曲折カラーの管挿
入接合口に一の管の一端が挿入接合されており、受口に
他の管の斜めに切断された一端が挿入接合可能とされて
いる曲がり受口付管であって、一の管の一端と他の管の
一端との間が曲折カラー内でゴムリングが挿入された状
態で接合可能とされているものであるから、曲折カラー
を予め工場において製造しておけば、施工現場において
は、工場から輸送した曲折カラーの管挿入接合口に管の
一端を挿入接合するだけであるから、従来のように、管
同志を曲折角度を維持しながら接合する場合に比して、
遙に容易であり、コストも安く、品質一定のものが得ら
れる上に、コンパクトであって従来品に比較して狭いト
ンネル内での輸送が可能である。
【0010】又、施工現場において曲折カラーを短管同
志を接合することにより製作するにしても、短管同志の
接合であるから従来品のように管同志の接合に比して遙
に容易である。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明曲がり受口付管が接続される曲
がり受口付管の一例を示す正面図である。図1におい
て、1は一の管であるFRPM製管、2はFRPM製管
1の一端に設けられた鋼板製曲折カラーである。鋼板製
曲折カラー2は一半部21と他半部22からなり、一半
部21と他半部22とは、各管軸間には相互に角度θで
もって曲折されている。
【0012】尚、鋼板製曲折カラー2は一半部21とな
る短管と他半部22となる短管が接合されて形成されて
構成されてもよく、一半部21と他半部22とからなる
ものを一挙に板金加工等により製作されてもよい。
【0013】鋼板製曲折カラー2の一半部21である管
挿入接合口内にFRPM製管1の一端が挿入接合されて
本発明曲がり受口付管Aが構成され、曲折カラー2の他
半部22が受口となり、この受口内に図示しない他の管
の斜めに切断された挿口が挿入接合できるようになって
いる。
【0014】図1に示す本発明曲がり受口付管において
は、曲折カラー2を予め工場において製造しておけば、
施工現場においては、工場から輸送した曲折カラー2の
管挿入接合口21に管1の一端を挿入接合するだけであ
るから、従来品のように、管同志を曲折角度を維持しな
がら接合する場合に比して、遙に容易であり、コストも
安く、品質一定のものが得られる。
【0015】更に、図2に示すように、従来品が二点鎖
線で示すように、管ロの先端に設けられている受口イを
通過させるために広い口径DのトンネルTが必要である
のに対し、図1に示す本発明曲がり受口付管において
は、管1に対して傾斜されている受口22が通過できる
口径dがあればよく、従来品よりも狭い口径dのトンネ
ルt内を通過できる。
【0016】又、施工現場において曲折カラー2を短管
同志を接合することにより製作するにしても、短管同志
の接合であるから従来品のように管同志の接合に比して
遙に容易である。
【0017】図3は図1に示す曲がり受口付管に接続さ
れる他の管を有する曲り受口付管の一例を示す正面図で
ある。図3に示す曲がり受口付管Bは、他の管であるF
RPM製管1bの両端が斜めにカットされ、その他端が
一半部21b及び他半部22bからなる曲折カラー2b
の一半部21bである管挿入接合口に挿入接合されたも
のである。
【0018】図4は図1に示す本発明曲がり受口付管A
及び図3に示す曲がり受口付管Bの2個づつを組み合わ
せて配管する例を示する平面図であり、図4に示すよう
に、本発明曲がり受口付管Aの曲折カラー2の他半部2
2の受口内に曲がり受口付管Bの管1bの一端挿口を挿
入し、曲がり受口付管Bの曲折カラー2bの他半部22
bの受口内に他の曲がり受口付管Bの管1bの一端挿口
を挿入し、他の曲がり受口付管Bの曲折カラー2bの他
半部22bの受口内に他の本発明曲がり受口付管Aの管
1の挿口を挿入することにより所定の曲率に湾曲された
配管ができるようになっている。
【0019】 図5は、ゴムリング4を使用した状態を示
拡大断面図であり、図5に示す接合部においては、ゴ
ムリング4の凹溝に1に曲折カラー2の内面に突設され
た突条23が挿入嵌合され、図6に示すように、曲折カ
ラー2の短管22の受口内に曲がり受口付管Bの管1b
の一端挿口を挿入すると、本発明曲がり受口付管Aの管
1の端部と曲がり受口付管Bの管1bの一端との間にゴ
ムリング4が挿入された恰好となり水密を保持すること
ができる。
【0020】
【発明の効果】本発明曲がり受口付管においては、曲折
カラーを予め工場において製造しておけば施工現場にお
いては、工場から輸送した曲折カラーに一の管の一端を
挿入接合するだけであるから、従来のように、管同志を
曲折角度を維持しながら接合する場合に比して、遙に容
易であり、コストも安く、品質一定のものが得られる上
に、コンパクトであって従来品に比較して狭いトンネル
内での輸送が可能である。
【0021】又、曲折カラーを施工現場において製作す
るにしても、短管同志の接合であるから従来品のように
管同志の接合に比して遙に容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明曲がり受口付管の一例を示す正面図。
【図2】本発明曲がり受口付管と従来品との比較を示す
一部切欠正面図。
【図3】図1に示す曲がり受口付管に接続される他の管
を有する曲がり受口付管の一例を示す正面図。
【図4】図1に示す本発明曲がり受口付管と図3に示す
曲がり受口付管とを使用した配管例を示す平面図。
【図5】 接合部の例を 示す拡大断面図。
【図6】 図5に示す接合部に管を挿入接合した例を示す
拡大断面図。
【図7】 従来の接合部 に管を挿入接合した例を示す断面
図である。
【符号の説明】
A、B 曲がり受口付管 1、1b 管 11、11b 面取り部 2 曲折カラー 21、21b 一半部 22、22b 他半部 4 ゴムリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 1/00 F16L 21/00 F16L 27/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一半部が管挿入接合口とされ、他半部が
    受口とされ、管挿入接合口と受口の管軸が相互に曲折さ
    れている曲折カラーの管挿入接合口に一の管の一端が挿
    入接合されており、受口に他の管の斜めに切断された一
    端が挿入接合可能とされている曲がり受口付管であっ
    て、一の管の一端と他の管の一端との間が曲折カラー内
    ゴムリングが挿入された状態で接合可能とされている
    ことを特徴とする曲がり受口付管。
  2. 【請求項2】 前記曲折カラーの内面に突設された突条
    が、前記ゴムリングの凹溝に挿入嵌合可能とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の曲がり受口付管。
JP04357593A 1993-03-04 1993-03-04 曲がり受口付管 Expired - Fee Related JP3430234B2 (ja)

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