JPH02119971A - ダンパー制御器付き乾燥装置 - Google Patents

ダンパー制御器付き乾燥装置

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JPH02119971A
JPH02119971A JP27174188A JP27174188A JPH02119971A JP H02119971 A JPH02119971 A JP H02119971A JP 27174188 A JP27174188 A JP 27174188A JP 27174188 A JP27174188 A JP 27174188A JP H02119971 A JPH02119971 A JP H02119971A
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Takashi Onishi
隆 大西
Shunichi Tomita
俊一 冨田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、紙、プススチックフイルム、不織布。
金属板又は金属箔等のシート状のウェッブを送導するウ
ェッブ送導路に向って適宜温度のガスを噴出する乾燥装
置及びこの乾燥装置に用いるダンパー操作具の改良に関
する。
本明細書で言う乾燥とは、ウェッブに塗工した塗工剤若
しくはウェッブに含浸した含浸剤等の乾燥処理又はウェ
ッブ自体を所望温度までを加熱する加熱処理を指す。
[従来の技術] 従来、乾燥装置1は、第7図及び第8図に示す如く、ウ
ェッブ送導路Rに向って適宜温度の乾燥用ガスGを噴出
するノズル2を複数備え、ウェッブ送導路Rの進行方向
に沿って乾燥室1a内を単数又は複数のゾーンZl 、
Z2・・・Znに区画し、各ゾーンのノズル2.2・・
・に通ずるガス供給路3を各ゾーン毎に形成し、各ガス
供給路3の分岐路3a。
3bにガス供給路開閉用のダンパー4,4を配置したも
のである。各ダンパー4には、ノズル2,2・・・から
ウェッブWに向って噴出する乾燥用ガスGの風速を調節
するために、ダンパー4の開閉を適法操作するダンパー
操作具5が備えられている。
ダンパー操作具5としては、詳細図は省略したが、ウオ
ーム減速器を備えた手動式又は減速器付サーボモータ等
が採用されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、ダンパー操作具5は、ダンパー4の開閉度合を
適法操作するためため、ダンパー4の大きな開閉度合を
瞬時に得るができない。そのため、従来の乾燥装置1に
は、次のような問題点があった。
(al ウェッブWの送導に関しては、第8図に示す如く、ウェ
ッブ送導路Rを通過するウェッブWの終端部wbと新た
なウェッブの始端部Wtとを粘着テープ6で接合して、
ウェッブWの連続送導を確保する方法が一般に採用され
ている。
粘着テープ6で接合した接合箇所WSは、ノズル2.2
・・・から噴出した高温度の乾燥用ガスGで加熱される
と、粘着テープ6中の粘着剤の軟化等により接合力が低
下して切断することがある。そのため、従来は、ウェッ
ブ接合箇所WSが乾燥室1a内に入る以前からダンパー
操作具5の閉操作を通数開始して、ウェッブ接合箇所W
Sが乾燥室1a内の全ゾーンを通過する問、総てのノズ
ル2.2・・・からの高温度乾燥用ガスGの噴出を停止
し又はガスGの吐出量を′非・常に少なくしていた。し
かし、ウェッブ接合箇所Wsが乾燥室1a内を通過する
以前からダンパー操作具5の閉操作を開始することは、
ウェッブ接合箇所WSの前後域に形成すべぎ未塗工領域
WnCの長さを乾燥室1aの全長りより長くする必要が
あり、ウェッブWの損失となっていた。
[1)l  ウェッブWは、ウェッブ切断等の7クシデ
エントにより乾燥室1a内に滞留することがある。
しかし、従来の乾燥装置1は、ノズル2,2・・・から
噴出する高温度の乾燥用ガスGを瞬時に停止することが
できないため、ウェッブWが熱可塑性のプラスチックフ
ィルムの場合、加熱軟化したウェッブWがウェッブ送導
路Rを形成するノズル2.2・・・又はガイドロール(
図示は省略)に瞬時に付着する。この場合には、付着し
たウェッブWを除去する必゛要があるが、この除去作業
に多くの手間を必要とするため、乾燥装置の稼動効率を
著しく低下させていた。
(C)  乾燥装置1には、ウェッブ送導路Rの上下外
側にノズル2,2・・・を適宜ピッチに配して、ウェッ
ブWを浮揚状態で乾燥する形式ものがある。
ところで、ウェッブWは、ウェッブ切断等のアクシデエ
ントにより浮揚に必要なウェッブ張力を得ることができ
ない場合がある。この様な場合には、従来の浮揚式乾燥
装置では、ノズル2゜2・・・からの乾燥用ガスGの噴
出を瞬時に停止することができないため、ウェッブWの
安定浮揚状態を得ることができず、ウェッブWに塗工さ
れた塗工剤Mがノズル2.2・・・に付着することがあ
る。ノズル2.2・・・に付着した塗工剤Mを除去する
作業は、多くの時間と手間を必要とするため、乾燥袋d
の稼動率を著しく低下させることになる。
[発明の目的] 本発明は、上記問題点を解決するために、ノズルから噴
出する乾燥用ガスを瞬時に停止することができるダンパ
ー制御器付き乾燥装置及び乾燥装置用ダンパー操作具の
提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本第−発明に係るダンパー制御器付き乾燥装置の要旨は
、ウェッブ送導路の進行方向に沿って乾燥室内を複数の
ゾーンに区画し、ウェッブ送導路に向ってガス噴出する
各ゾーンのノズルに通ずるガス供給路を各ゾーン毎に形
成し、各ガス供給路にガス供給路開閉用のダンパーを配
置した乾燥装置において、前記ダンパーの閉操作を瞬時
に行なうダンパー操作具を各ゾーンに配置し、各ゾーン
のウェッブ送導路をウェッブ接合部が通過する問、当該
ゾーンのダンパー操作具に閉操作信号を発する制御器を
備えたことである。
本第二発明に係るダンパー制御器付き乾燥装置の要旨は
、ウェッブ送導路に向ってガス噴出するノズルを乾燥室
内に備え、ノズルに通ずるガス供給路を形成し、ガス供
給路にガス供給路開閉用のダンパーを配置した乾燥装置
において、前記ダンパーの閉操作を瞬時に行なうダンパ
ー操作具を配置し、ウェッブ送導の異常状態に対応して
該ダンパー操作具に閉操作信号を発する制御器を備えた
ことである。
本第三の発明に係るダンパー制御器付き乾燥装置の要旨
は、ウェッブ送導路のウェッブ塗工面側に向ってガス噴
出する塗工面側ノズル及びウェッブ送導路のウェッブ非
塗工面側に向ってガス噴出する非塗工面側ノズルを乾燥
室内に備え、塗工面側ノズルに通ずる塗工面側ガス供給
路及び非塗工面側ノズルに通ずる非塗工面側ガス供給路
を形成し、非塗工面側ガス供給路にガス供給路開閉用の
ダンパーを配置した乾燥装置において、前記ダンパーの
閉操作を瞬時に行なうダンパー操作具を配置し、ウェッ
ブ送導の異常状(1Bに対応して該ダンパー操作具に閉
操作信号を発する制御器を備えたことである。
前記本第二又は第三の発明に係るダンパー制御器付き乾
燥装置における制御器は、前記ウェッブ送導路の適所に
配置したウェッブ張ツノ検知器を備えることにより前記
ウェッブ送導の異常状態を検知できるようにすることも
ある。
本第四発明に係る乾燥装置用ダンパー操作具の要旨は、
乾燥室内のガス噴出用のノズルに通ずるガス供給路に配
置されるダンパーを操作するタンパ−操作具において、
ダンパーを逓次開閉操作する通数操作機構と、瞬時閉操
作信号を受けてダンパーを瞬時に閉状態とする瞬時閉操
作機構とを併備したことである。
[作 用] 本発明の作用を図面に示ず実論例に基づいて説明する。
本第−発明に係るダンパー制御器付き乾燥装置は、第1
図に示す如く、制御器40から、ウェッブ接合箇所Ws
  (第8図参照)が通過する乾燥室11aの各ゾーン
Zl(Z2.・・・Zn)に備えたダンパー操作具30
(45)に瞬時閉操作信号Cを順次出力づる。制御器4
0から瞬時閉操作信号Cを受けた各ゾーンZl(Z2.
・・・7口)のダンパー操作具30(45)は、ウェッ
ブ接合箇所Wsが当該ゾーンを通過する問、ノズル12
a 、 12b・・・からの乾燥用ガスGの噴出を停止
して、ウェッブ接合箇所Wsの強制加熱を阻止する。
本第二発明に係るダンパー制御器付き乾燥装置は、第5
図に示す如く、ウェッブWの送導の異常状態に対応して
、制御器51からダンパー操作具30(45)・・・に
対して瞬時閉操作信号C,C・・・が発せられる。制御
器51から瞬時閉操作信号C,C・・・を受けたダンパ
ー操作具30(45)・・・は、ダンパー14゜15・
・・を閉状態にしてノズル12a 、 12b・・・か
らの高温度乾燥用ガスGの噴出を停止して、乾燥室11
a内に滞留するウェッブWの加熱を瞬時に停止する。
本第三の発明に係るダンパー制御器付き乾燥装置は、第
6図に示す如く、ウェッブ送導の異常状態に対応して、
制御器61から、乾燥室11a内の下方(ウェッブWの
非塗工面側Wn )に配置したノズル12b 、 12
b・・・に対応するダンパー操作具30(45)・・・
にのみ瞬時閉操作信号C,C・・・が発せられる。異常
状態時に乾燥室11a内に滞留しているウェッブWは、
上方ノズル12a 、 12a・・・から噴出するガス
Gにより、ウェッブWの非塗工面W口をガス噴出の停止
した下方ノズル12b 、 12b・・・の上面に押付
けられ、ウェッブWの塗工面WC上の塗工剤Mが上方の
ノズル12a 、 12a・・・に接触することはない
本第四発明に係る乾燥装置用ダンパー操作具は、第3図
に示す如く、適数開閉操作機構31を操作することによ
り、ダンパー14(15)の開閉度合を通数調節する。
瞬時閉操作信号を受けたときは、瞬時閉操作d構31が
作動してダンパー14(15)を瞬時に閉状態とする。
[実施例1 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
(第1実施例) 第1図は、本第−発明に係るダンパー制御器付き乾燥袋
dを備えた塗工乾燥ライン10の実施例を示す中間省略
した右側面図である。
塗工乾燥ライン10のレイアウトの概要は、前方に配置
した2軸タ一レツト式等のウェッブ捲出装置721と後
方に配置した2軸タ一レツト式等のウェッブ捲取装置2
8との間に、前方から後方に向って形成したウェッブ送
導路Rに沿って、ウェッブ捲出装置21に併設したウェ
ッブ接合装置22と、ウェッブ捲出装置21よりウェッ
ブWを一定速度で引き出す引出装置23と、ウェッブW
の片面に塗工剤Mを塗工するロール塗工式等の塗工装置
24と、塗工剤Mが塗工されたウェッブWを乾燥する乾
燥装置11と、乾燥装置11の出口側に配dしたウェッ
ブ張力検知器25及び冷W装置26と、冷却装置26と
ウェッブ捲取装置28との間に配置したテンションカッ
ト装置21とを備えている。
前記乾燥装置11は、第1図の中間省略した右側断面図
及び第2図の横断面図に示す如く、ウェッブ送導路Rの
進行方向に沿°つて乾燥室11a内を複数のゾーンZ+
 、Z2・・・7−nに区画し、入口から出口に至る間
の乾燥能力が最適状態となるように、各ゾーンの乾燥能
力を任意に設定できるようにしである。各ゾーンZl(
Z2.・・・Zn)は、乾燥室11a内に、ウェッブ送
導路Rのウェッブ塗工面側Wcに向って乾燥用ガスGを
噴出する塗工面側ノズル12a 、 12a・・・と、
ウェッブ送導路Rのウェッブ非塗工面側Wnに向ってウ
ェッブ加熱用ガスGを噴出する非塗工面側ノズル12b
 、 12b・・・とを備え、ウェッブWを浮揚状態で
乾燥するようにしである。乾燥v11a内の各ゾーンZ
l(Z2.・・・Zn)には、ノズル12a 、 12
b・・・からなるノズル8Y12に乾燥用ガスGを供給
するガス供給路13をダクト等で形成しである。ガス供
給路13は、乾燥室11aの室外に配置した乾燥用ガス
発生装置16より適宜温度の乾燥用ガスGの供給を受け
るガス集合路13cと、ガス集合路13Cにダンパー1
4を介して接続され且つ塗工面側ノズル12a 、 1
2a・・・に通ずる塗工面側ガス供給路13aと、ガス
集合路13bにダンパー15を介して接続され且つ非塗
工面側ノズル12b 、 12b・・・に通ずる非塗工
面側ガス供給路13bとからなる。乾燥用ガス発生装置
16は、送風機。
フィルター及び加熱器等からなり、乾燥室11a内から
乾燥済みガスを吸引する還流ガス路16aを備えている
前記ダンパー14(15)は、各ノズル12a、 (1
2b )から噴出する乾燥用ガスの速度を制御するもの
であって、その量器度合を本第四発明に係るダンパー操
作具30で操作する。ダンパー操作具30は、第3図に
示す如く、その間開度合を連続的又は段階的に迎火操作
する通数開閉操作m構31と、その閉操作を瞬時に行な
う瞬時閉操作機構32とを備えている。瞬時閉操作機構
31は、乾燥111aの適所に固定したケーシング33
と、ケーシング33に枢支され且つ出力端35aをダン
パー操作棒34に接続した回動軸35と、ケーシング3
3内に内蔵した強制回動手段(図示は省略)と、強制回
動手段を作動させる圧縮空気の供給を制御する2位置の
切替えバルブ39とを備え、ケーシング33に開設した
ポート33aに圧縮空気を供給したとき(図示の状態)
には回動軸35を開方向(矢符O方向)に付勢し、逆に
ケーシング33に開設したボート33bに圧縮空気を供
給したときには回転軸35を閉方向(矢符S方向)に瞬
時回動させてダンパー14.15を閉状態とするように
構成されている。前記逓次開閉操作機構31は、上記瞬
時閉操作機構31の回動軸35の入力端35bに接合し
たレバー36と、レバー36の揺vJ端36aを摺動案
内する長孔37aを穿設したリンク37と、リンク37
を前後移動する摺動操作手段38とを備え、摺動操作手
段38を手動又はサーボモータ(図示は省略)で操作す
ることにより、上記瞬時閉操作機構31の回動軸35を
開方向(矢符0方向)に付勢する強11回動手段〈図示
は省略)の付勢力に抗し又は付勢力を利用して、回動軸
35を開閉方向に回動する。リンク37の長孔37aは
、上記瞬時閉操作機構31の強制回動手段で回転軸35
を閉方向(矢符S方向)に瞬時に回動したとき、リンク
31の操作位置に関係なく、レバー36の揺動端36a
を揺動させるためのものである。
前記乾燥装置11の各ゾーンZ1.Z2 、・・・Zn
に配置したダンパー操作具30.30・・・の切替えバ
ルブ39.39・・・を制御する制御器40は、第1図
に示す如く、前記ウェッブ接合装置22に併設したウェ
ッブ接合確認器41の確認信号aと引出装置23に併設
したウェッブ速度検知器42のウェッブ速度信号すとを
受信して演算し、ウェッブ接合箇所WS  (第8図参
照)が通過するゾーンZl(Z2.・・・Zn)のダン
パー操作具30の切替えバルブ39(第3図参照)に瞬
時閉操作信号Cを自動的に順次出力するようにしである
。制御器40で演算して対応するダンパー操作具30切
替えバルブ39に瞬時閉操作信号Cを出力するタイミン
グは、ウェッブ接合確認器41でウェッブ接合位行を確
認した位置から対応するゾーンZl(Z2.・・・Zn
)までのウェッブ送導路Rの既知長さをウェッブ速度信
号bt、:基づくウェッブ速度で除して得た遅延時間を
、ウェッブ接合確認器41の確認信号aを受けて得た基
準時刻に加算した時刻をいう。制御器40から瞬時閉操
作信@C’E:受けた’l  >ZI (Z2 、 ・
7n )は、ウェッブ接合箇所WSが当該ゾーンを通過
する問、ノズル12a 、 12b・・・からの乾燥用
ガスの噴出を停止して、ウェッブ接合箇所WSの強制加
熱を阻止する。なお、前記制御器40は、ウェッブ接合
箇所WSの送導が目視できる程度にウェッブWの速度が
遅い場合には、操作者の手動操作により瞬時閉操作信@
Cをダンパー操作員30.30・・・の切替えバルブ3
9.39・・・に順次出力する形式のものであってもよ
い。
第4図へ(Blは、ダンパー操作具の別態様の実施例を
示すものである。ダンパー操作具45は、ダンパー操作
棒34に連結したレバー46と、レバー46の揺I!l
l@46aに出力端47aを連結したエアーシリンダー
47と、エアーシリンダー41の固定端47bに連結し
た摺動手段48と、2位置の切替えバルブ39とを備え
、同口(8)に示す如く、エアーシリンダー47の出力
端47aを後退させた状態で摺動操作手段48を操作し
てダンパー14(15)の開閉度合を通数調節し、同図
(B)に示す如く、瞬時閉操作信号Cを受けた切換バル
ブ39の切換えによりエアーシリンダー47の出力端4
7aを前進させて摺動操作手段48の操作位置に関係な
くによりダンパー14(15)を瞬時に閉状態とする。
前記乾燥装置11の各ゾーンZl(Z2.・・・Zn)
は、第1図に示すように、乾燥室11aの室外に配置し
た一組の乾燥用ガス発生装置16からガス供給路13を
介して上下のノズル12a 、 12b・・・に供給し
たものであるが、何ら室外に配置した一組の乾燥用ガス
発生装置16に限定するものではなく、図示は省略した
が、上方ノズル群専用の乾燥用ガス供給装置と下方ノズ
ル群専用の乾燥用ガス供給装置とを乾燥室11a内に配
置することもある。更に、前記乾燥装置11は、ウェッ
ブ送導路Rの上下にノズル12a 、 12b・・・を
配置してウェッブWを浮揚状態で乾燥する形式のもので
あって、片面塗工されたウェッブWの非塗工面側wnか
らの加熱により塗工剤乾燥の促進を図ったり、両面塗工
されたウェッブWを機械的接触なしに乾燥させる場合に
用いられるものである。しかし、片面塗工であってウェ
ッブWの非塗工面側Wnからの加熱を特に必要とない場
合には、何ら浮揚状態で乾燥する形式に限定するもので
はなく、乾燥装置は、図示は省略したが、適宜ピッチに
配置したのガイドロールでウェッブWの非塗1而側Wn
を案内し、ノズル12a 、 12a・・・から噴出し
た乾燥用ガスをウェッブのWの塗工面側Weにのみ噴出
する片面乾燥形式とすることも勿論可能である。
(第2実施例) 第5図は、本第二発明に係るダンパー制御器付き乾燥装
置を備えた塗工乾燥ライン50の実施例を示す中間省略
した右側面図である。
木塗工乾燥ライン50が前記第1実施例と異なる所は、
制御器51がウェッブ送導の異常状態に対応して、乾燥
装置11の各ゾーンZ1.Z2 、・・・Znに配置し
た総てのダンパー操作具30(45)・・・に瞬時閉操
作化@C、C・・・を発するようにした点である。なお
、本塗工乾燥ライン50において、制御器51の関係を
除いた他の部分の構造は、第1図乃至第4図に示す実施
例と同一であり、同一符号のものは同一構成部分である
ウェッブ送導の異常状態とは、前方のウェッブ捲出装置
21から後方のウェッブ捲取装置28までの間に形成し
たウェッブ送導路Rに導かれるウェッブWの張力が許容
範囲外となったとき、又は塗工装置24に異常があった
とき等、塗工乾燥ライン50の正常運転を維持できない
状態をいう。ウェッブWの張力が許容範囲外となったこ
とを検知する方法としては、乾燥装置11の出口側に配
置したウェッブ張力検知器25を用い、ウェッブ張力検
知器25の発する異常ウェッブ張力信@dで検知する。
また塗工装置24等に異常があったことは、塗工乾燥ラ
イン50に備えた集中制m+盤等(図示は省略)が発す
る緊急停止信号eにより検知する。前記制御器51は、
上記異常ウェッブ張力信号d又は緊急停止信号eを受け
たとき、乾燥装置11の各ゾーンZs 、 Z2 、・
・・znに配置した総てのダンパー操作具30(45)
・・・に瞬時閉操作信号C,C・・・を発し、総てのダ
ンパー14.15・・・を閉状態にしてノズル12a 
、 12b −・・からの乾燥用ガスの噴出を停止する
なお、本塗工乾燥ライン50における乾燥装置11は、
乾燥室Ija内を複数ゾーンに区画することなく、単数
のゾーンで構成することもある。
(第3実施例) 第6図は、本第三発明に係るダンパー制御器付き乾燥装
置を備えた塗工乾燥ライン60の実施例を示す中間省略
した右側面図である。
本塗工乾燥ライン60が前記第1実施例と異なる所は、
上下にノズル12a 、 12b・・・を配設した浮揚
乾燥方式の乾燥装置11に限定され、乾燥装置11の各
ゾーンZl 、 Z2 、・・・Znに配置した上方(
ウェッブWの塗工面側Wc )ノズル12a用のダンパ
ー14及び下方(ウェッブWの非塗工面側wn >ノズ
ル12b用のダンパー15の夫々に独立したダンパー操
作具30(45)・・・を備え、制御器61がウェッブ
送導の異常状態に対応して、瞬時閉操作化@C1C・・
・をダンパー15.15・・・のダンパー操作具30(
45)にのみ発し、ダンパー15.15・・・を瞬時に
閉状rフにして下方ノズル12b 、 12b・・・か
らの乾燥用ガスGの噴出のみを停止しするようにした点
である。異常状態時に乾燥室11a内に滞留しているウ
ェッブWは、上方ノズル12a 、 12a・・・から
噴出するガスにより、ウェッブWの非塗工面Wnをガス
噴出の停止した下方ノズル12b 、 12b・・・の
上に押し付けられ、ウェッブWの塗工面WC上の塗工剤
Mが上方のノズル12a 、 12a・・・に接触する
ことはない。
なお、rlltll器61は、前記第2実施例における
制御器51と同様に構成しである。本塗工乾燥ライン6
0は、必要に応じて、制御器40(第1実施例を示す第
1図を参照)を備え、ウェッブ接合箇所Wsが乾燥室内
11aを通過する問、通過する各ゾーンZl  (Z2
 、 +−Zjl )の上下のノズル12a 、 12
bからの乾燥用ガスの噴出を停止するようにしである。
なお、本塗工乾燥ライン60における乾燥装置11は、
乾燥室11a内を複数ゾーンに区画することなく、甲数
のゾーンで構成することもある。
[発明の効果] 以上詳述の如く、本発明に係るダンパー制御器付き乾燥
装置及び乾燥装置用ダンパー操作具には、次の如き優れ
た効果を有する。
■ 本第−発明に係るダンパー制御器付き乾燥装置は、
ウェッブ接合箇所が通過するゾーンのノズルからの乾燥
用ガスの噴出を停止して、ウェッブ接合箇所の強制加熱
を阻止するため、ウェッブ接合箇所の前接域に形成すべ
き未塗工領域の長さを最小限度とすることが可能となる
。その結果、本発明は、ウェッブの損失を最少限とする
ことができる。
■ 本第二発明に係るダンパー制御器付き乾燥装置は、
ウェッブ送導の異常状態に対応して、乾燥室内のノズル
からの高温度乾燥用ガスの噴出を停止して、乾燥室内に
滞留するウェッブの加熱を瞬時に停止するため、ウェッ
ブを乾燥室内のノズル又はガイドロールに軟化付着させ
る事態を回避することが可能となる。この結果、本発明
は、従来必要としたウェッブ除去作業をなくし、乾燥装
置の稼動効率を飛躍的に向上させることができる。
■ 本第三の発明に係るダンパーIll tll器付き
乾燥装置は、ウェッブ送導の異常状態に対応して、乾燥
室内に滞留しているウェッブの非塗工面をガス噴出の停
止したノズルの上面に押付け、ウェッブの塗工面上の塗
工剤をノズルに接触させる事態を回避することが可能と
なる。その結果、本発明は、従来必要としたノズル清掃
作業をなくし、乾燥装置の稼動効率を飛躍的に向上させ
ることができる。
■ 本第四発明に係る乾燥装置用ダンパー操作具は、ダ
ンパーの開閉度合を従来と同様に通数調節できると共に
瞬時閉操作信号を受けたときにダンパーを瞬時に閉状態
とすることが可能となる。その結果、本発明は、乾燥室
内に配置したノズルからの乾燥用ガスの噴出が緊急時に
瞬時に停止でする乾燥装置を極めて簡単に得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の実施例を示すものであって
、第1図は本第−発明に係るダンパー制御器付き乾燥装
置の実施例を示す中間省略した右側面図、第2図は乾燥
室を拡大して示す横断面図、第3図は本第四発明に係る
乾燥装置用ダンパー操作具の実施例を示す斜視図、第4
図(A)(B)は本第四発明に係る乾燥装置用ダンパー
操作具の別懇様の実施例を示す平面図、第5図は本第二
発明に係るダンパー制御器付き乾燥装置の実施例を示す
中間省略した右側面図、第6図は本第三発明に係るダン
パー制御器付き乾燥装置の実施例を示す中間省略した右
側面図、第7図は従来のダンパー制御器付き乾燥装置示
す中間省略した右側面図、第8図は塗工装置及び乾燥装
置の一部を拡大して示す部分断面した右側面図である。 11・・・乾燥装置    12a、12b・・・ノズ
ル13・・・ガス供給路   14.15・・・ダンパ
ー30.45・・・ダンパー操作具 31・・・通数fil閏機構  32・・・瞬時閉機構
40.51.61・・・制御器 G・・・乾燥用ガス W・・・ウェッブ wn・・・被塗工面側 Zs 、 Z2 、−−−7n R・・・ウェッブ送導路 WC・・・塗工面側 WS・・・接合箇所 ・・・ゾーン 特許出願人  井上金属工業株式会社 代 埋 人  弁理士  内1)敏彦 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ウエツブ送導路の進行方向に沿って乾燥室内を複数
    のゾーンに区画し、ウエッブ送導路に向ってガス噴出す
    る各ゾーンのノズルに通ずるガス供給路を各ゾーン毎に
    形成し、各ガス供給路にガス供給路開閉用のダンパーを
    配置した乾燥装置において、前記ダンパーの閉操作を瞬
    時に行なうダンパー操作具を各ゾーンに配置し、各ゾー
    ンのウエッブ送導路をウエッブ接合部が通過する問、当
    該ゾーンのダンパー操作具に閉操作信号を発する制御器
    を備えたことを特徴とするダンパー制御器付き乾燥装置
    。 2、ウエッブ送導路に向ってガス噴出するノズルを乾燥
    室内に備え、ノズルに通ずるガス供給路を形成し、ガス
    供給路にガス供給路開閉用のダンパーを配置した乾燥装
    置において、前記ダンパーの閉操作を瞬時に行なうダン
    パー操作具を配置し、ウエッブ送導の異常状態に対応し
    て該ダンパー操作具に閉操作信号を発する制御器を備え
    たことを特徴とするダンパー制御器付き乾燥装置。 3、ウエッブ送導路のウエッブ塗工面側に向つてガス噴
    出する塗工面側ノズル及びウエツブ送導路のウエッブ非
    塗工面側に向ってガス噴出する非塗工面側ノズルを乾燥
    室内に備え、塗工面側ノズルに通ずる塗工面側ガス供給
    路及び非塗工面側ノズルに通ずる非塗工面側ガス供給路
    を形成し、非塗工面側ガス供給路にガス供給路開閉用の
    ダンパーを配置した乾燥装置において、前記ダンパーの
    閉操作を瞬時に行なうダンパー操作具を配置し、ウエッ
    ブ送導の異常状態に対応して該ダンパー操作具に閉操作
    信号を発する制御器を備えたことを特徴とするダンパー
    制御器付き乾燥装置。 4、前記制御器は、前記ウエッブ送導路の適所に配置し
    たウエッブ張力検知器を備えることによりウエッブ送導
    の異常状態を検知できる請求項2又は3に記載のダンパ
    ー制御器付き乾燥装置。 5、乾燥室内のガス噴出用のノズルに通ずるガス供給路
    に配置されるダンパーを操作するダンパー操作具におい
    て、ダンパーを逓次開閉操作する逓次開閉操作機構と、
    瞬時閉操作信号を受けてダンパーを瞬時に閉状態とする
    瞬時閉操作機構とを併備したことを特徴とする乾燥装置
    用ダンパー操作具。
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JP2008201009A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Aitec:Kk 成形体

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