JPH02119648A - エンジンの燃料制御方法 - Google Patents

エンジンの燃料制御方法

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Publication number
JPH02119648A
JPH02119648A JP27386188A JP27386188A JPH02119648A JP H02119648 A JPH02119648 A JP H02119648A JP 27386188 A JP27386188 A JP 27386188A JP 27386188 A JP27386188 A JP 27386188A JP H02119648 A JPH02119648 A JP H02119648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
fuel
value
starting
electronic control
Prior art date
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Pending
Application number
JP27386188A
Other languages
English (en)
Inventor
Kengo Okamoto
岡本 謙吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication of JPH02119648A publication Critical patent/JPH02119648A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、吸気系に燃料を噴射する燃料噴射弁と、この
燃料噴射弁の作動を制御する電子制御装置を備えたエン
ジンの燃料制御方法に関する。
[従来の技術] この種の電子制御装置を備えたエンジンでは、始動直後
の燃焼不安定に対処するために、エンジン冷却水の温度
によって決定した暖機増量や始動後増量等により、基本
噴射量を増量補正して濃混合気を冷間状態にある燃焼室
へ供給するようにしている。一般に、前記始動後増量は
、本発明の先行技術として、例えば特開昭57−460
31号公報に示されるように、エンジン冷却水の温度に
よって決定する始動後増量値を、エンジン始動後一定の
割合で徐々に減衰させる等の方法により実行されている
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記始動後増量値の初期値は、エンジン冷却
水の温度のみに対応させて決定されている。しかして、
エンジン冷却水が極めて低い状態にある場合に対処して
、冷間始動直後の燃料供給量が最適となるように前記始
動後増曾値を決定すると、増量値としてはかなり大きな
値となる。そのため、第4図に概略的に示すように、極
低温における冷間始動直後の発進、エンジン停止等によ
って再始動を行う場合、エンジン本体の燃焼室等の温度
は比較的上昇しているにも拘らず、エンジン冷却水の温
度は殆ど変化していない状態となる。
このため、エンジンの停止直後に再始動を行うと、始動
後増量値の初期値は前回の値と殆ど変わらず、燃料供給
量が増量過多となり、燃焼不良を起こすとともに、燃料
消費量が有効に低減できない。
本発明は、このような課題を解消することを目的として
いる。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するために、エンジン冷却水
の温度に基づいて決定した燃料の始動後増曾値を暖機状
態に対応させて徐々に減衰させるように構成したエンジ
ンの燃料制御方法において、イグニッションスイッチを
閉じた状態におけるエンジン停止後の再始動毎に、前記
始動後増量値の初期値を減少させたことを特徴とする。
なお、始動後増量値の初期値をエンジン再始動毎に減少
させる態様としては、例えば、再始動毎に一定値づつ減
少させる場合があり、あるいは、イグニッションスイッ
チを閉じた後、最初のエンジン始動からエンジン停止等
までの時間に対応させる場合等がある。
[作用] このような構成によれば、イグニッションスイッチを閉
じた状態でエンジンが停止した後、その状態で再始動を
行うと、再始動毎に始動後増曾値の初期値が減少される
。すなわち、エンジン冷却水の温度上昇は緩慢であって
も、エンジン本体の燃焼室近傍等は比較的早期に昇温し
、燃料の気化状態が好転しつつあるため、再始動直後の
始動後増量値は、かかる状態に見合った値に設定される
ことになる。そして、始動後増量値は、その後−定の割
合等で暖機状態に応じて徐々に減衰され、燃焼室へ供給
される燃料の量が徐々に絞られることになる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図から第3図を参照して
説明する。
第1図に概略的に示したエンジンは、自動車に搭載され
るもので、電子制御燃料噴射装置1を備えている。電子
制御燃料噴射装置1は、吸気管2に装着した燃料噴射弁
3と、この燃料噴射弁3の作動を制御する電子制御装置
4を具備してなり、前記燃料噴射弁3からの燃料噴射n
を、各種センサ等の情報に基づいて前記電子制御装置4
により調節するようにしたものである。
燃料噴射弁3は、電磁コイルを内蔵しており、その電磁
コイルに前記電子制御装置4から噴射信号aが印加され
ると、噴射信号aに相当する量の燃料を吸気ポート近傍
に噴射するようにしである。
電子制御装置4は、中央演算処理装置5と、メモリー6
と、入力インターフェース7および出力インターフェー
ス8等を備えている。入力インターフェース7には、少
なくとも、サージタンク9等に設けた圧力センサ(図示
せず)からの吸気圧信号と、回転数センサ(図示せず)
等からのエンジン回転信号と、イグニッションスイッチ
10からの信号すと、水温センサ11からの水温信号C
とがそれぞれ入力されるようになっている。出力インタ
ーフェース8からは、前記燃料噴射弁3に噴射信号aが
出力されるようになっている。イグニッションスイッチ
10から入力される信号すは、イグニッションスイッチ
10が閉じられている(ON)か否(OFF)かを検出
するためのもので、水温センサ11は、エンジン冷却水
の温度を連続的に測定するためのものである。そして、
前記吸気圧信号とエンジン回転信号等によって逐次吸入
空気量が算出され、その吸入空気量に応じて谷燃料噴射
時期毎の基本噴射量が決定されるとともに、その基本噴
射量がエンジン冷却水の温度により決定される始動後増
量値やエンジン状況に応じて決まる各種の補正係数等に
より修正されて、前記燃料噴射弁3から燃焼室12へ供
給されるようになっている。そして、エンジンが始動す
ると、始動直後から前記始動後増量値をエンジン冷却水
の温度に対応させて一定の割合で減衰し、空燃比が理論
空燃比付近に維持されるように燃料供給量を徐々に絞る
ように設定しである。
また、上記電子制御装置4は、イグニッションスイッチ
10を閉じた状態でエンジンが停止した後、その状態で
再始動を行った場合に、再始動毎に始動後増量値の初期
値を減少させる役割も担つている。具体的には、再始動
時のエンジン冷却水の温度と、イグニッションスイッチ
10を閉じた後、最初のエンジン始動からエンジン停止
までの時間に対応させて前記初期値を減少させ、その減
少させた初期値から始動及増量値を一定割合で減衰させ
て、燃料供給量を徐々に絞るようにしである。そして、
このような制御を実行させるために、この電子制御装置
4には、第3図に概略的に示すようなプログラムを内蔵
しである。
先ず、ステップ51では、イグニッションスイッチ10
が閉じられた(ON)ことを検知してステップ52へ進
む。ステップ52では、始動後増囲値(又は始動後増量
係数)Aの初期値の減衰率Kを1.0にセットしてステ
ップ53へ進む。ステップ53では、水温センサ11か
らの水温信号Cに基づき、エンジン(E/G)冷却水の
温度に対応せて始動及増量値Aを決定し、ステップ54
へ進む。ステップ54では、始動及増量値Aに前記減衰
率Kをかけた値を番地Aにセットしてステップ55へ進
む。ステップ55では、エンジン回転信号によってエン
ジン(E/G)が始動したか否かを判別し、始動したと
判断した場合に限りステップ56へ進む。ステップ56
では、始動及増量値Aを一定の割合でもって徐々に減少
させる一方、予め設定されたその他の燃料制御等を実行
してステップ57へ進む。ステップ57では、エンジン
が停止(エンスト)しているか否かを判別し、停止して
いないと判断した場合には、ステップ56へ移行し、停
止していると判断した場合にはステップ58へ進む。ス
テップ58では、減衰率Kをセットしてステップ53へ
移行する。すなわち、この減衰率には、再始動時のエン
ジン冷却水の温度と、イグニッションスイッチ10を閉
じた後、最初のエンジン始動からエンジン停止までの時
間、換言すればエンジン本体13の暖機状態に対応させ
て、1.0より小さな値(一定の倍数)にセットされる
このような構成によると、エンジン始動後、エンジン停
止が起こらない場合は、始動及増量値Aが一定割合づつ
徐々に減衰されるため、燃料噴射弁3から燃焼室12へ
供給される燃料の量も、空燃比か理論空燃比となるよう
に、暖機に伴って徐々に絞られる(ステップ51〜57
−56)。
他方、エンジン始動後、イグニッションスイッチ10を
閉じた状態でエンジンが停止した後、その状態で再始動
を行うと、再始動毎に始動及増量値Aの初期値AXKが
一定割合づつ減少される(ステップ51〜58→53)
。そして、始動及増量値Aは、その後一定の割合で以て
徐々に減衰されることになる。そのため、エンジン再始
動毎に燃焼室12へ供給される燃料は、エンジン冷却水
の温度に単に対応させている場合に比べて比較的大巾に
減量されることに、なる。
したがって、以上のような構成によれば、エンジン再始
動後に燃焼室12へ供給する燃料の量を、燃焼室12等
の昇温状態に適合した量にすることができるので、エン
ジン再始動後の燃料供給過剰が防止でき、速やかにエン
ジンを再始動させることができるとともに、燃料消費量
が抑制できる。
なお、叙述の実施例では、始動及増量値の初期値をエン
ジン再始動毎に一定の減衰率でもって減少させるように
したが、上記減衰率は、エンジン再始動毎に徐々に減少
させるようにしてもよい。
また、始動及増量値の初期値は、エンジン再始動毎に一
定値づつ減少させてもよく、あるいは、燃焼室近傍等の
エンジン温度に基づいて直接に決定するようにしてもよ
い。
[発明の効果] 以上のような構成からなる本発明によれば、暖機時にお
ける燃料供給量を抑制しつつ、暖機状態に適合した量の
燃料を燃焼室に供給できるので、エンジン停止直後にお
ける再始動を容易にできるとともに、再始動後、安定し
た燃焼状態が得られ、暖機時の燃料消費量を無理なく低
減できるエンジンの燃料制御方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本発明の一実施例を示し、第1図は
構成説明図、第2図は制御の進行状態を概略的に示す図
、第3図は制御手順を示すフローチャート図である。第
4図は従来例を示す第2図相当の図である。 1・・・電子制御燃料噴射装置 3・・・燃料噴射弁 4・・・電子制御装置 10・・・イグニッションスイッチ 11・・・水温センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジン冷却水の温度に基づいて決定した燃料の始動後
    増量値を暖機状態に対応させて徐々に減衰させるように
    構成したエンジンの燃料制御方法において、イグニッシ
    ョンスイッチを閉じた状態におけるエンジン停止後の再
    始動毎に、前記始動後増量値の初期値を減少させたこと
    を特徴とするエンジンの燃料制御方法。
JP27386188A 1988-10-28 1988-10-28 エンジンの燃料制御方法 Pending JPH02119648A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002332893A (ja) * 2001-05-07 2002-11-22 Sanshin Ind Co Ltd 船舶推進機のエンジン制御装置
US7461622B2 (en) 2005-07-26 2008-12-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Controller for a direct-injection internal combustion engine and method of controlling the direct-injection internal combustion engine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002332893A (ja) * 2001-05-07 2002-11-22 Sanshin Ind Co Ltd 船舶推進機のエンジン制御装置
US7461622B2 (en) 2005-07-26 2008-12-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Controller for a direct-injection internal combustion engine and method of controlling the direct-injection internal combustion engine

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