JPH0211867A - 内燃機関用点火配電器 - Google Patents
内燃機関用点火配電器Info
- Publication number
- JPH0211867A JPH0211867A JP16218788A JP16218788A JPH0211867A JP H0211867 A JPH0211867 A JP H0211867A JP 16218788 A JP16218788 A JP 16218788A JP 16218788 A JP16218788 A JP 16218788A JP H0211867 A JPH0211867 A JP H0211867A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition
- contact piece
- power distribution
- center electrode
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims description 19
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 abstract description 4
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N tin dioxide Chemical compound O=[Sn]=O XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 229910001887 tin oxide Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N titanium oxide Inorganic materials [Ti]=O OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 4
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 3
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N Zinc monoxide Chemical compound [Zn]=O XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011787 zinc oxide Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、点火コイルを内蔵した内燃機関用点火配電器
に関する。
に関する。
[従来の技術]
従来より、点火コイルを内蔵した内燃機関用点火配電器
において、第8図に示すように配電キャップ100に埋
設された中心電極101内に金属酸化物やカーボンなど
で形成した抵抗体102を挿入することで点火に伴い発
生ずる高周波ノイスを低減さぜる技術がある(実開昭5
7−117764号公報)。
において、第8図に示すように配電キャップ100に埋
設された中心電極101内に金属酸化物やカーボンなど
で形成した抵抗体102を挿入することで点火に伴い発
生ずる高周波ノイスを低減さぜる技術がある(実開昭5
7−117764号公報)。
この従来技術による配電キャップ100は、中心電極1
01を2分割して抵抗体102をはさみ込み、樹脂によ
る一次成形(図中イで示ず部分)を行った後、中心電極
101の両端部が配電ロータ103側のコンタクトピー
ス104と点火コイル105側のコンタクトピース10
6との取り付は位置となるように位置決めを行い、二次
成形により配電キャップ100を形成するi造となって
いる。
01を2分割して抵抗体102をはさみ込み、樹脂によ
る一次成形(図中イで示ず部分)を行った後、中心電極
101の両端部が配電ロータ103側のコンタクトピー
ス104と点火コイル105側のコンタクトピース10
6との取り付は位置となるように位置決めを行い、二次
成形により配電キャップ100を形成するi造となって
いる。
し発明が解決しようとする問題点コ
しかるに、」−記した従来技術による内燃機関用点火配
電器では、配電キャップ100の成形時に抵抗体102
が折損するのを防止するために二重成形をしているので
、配電キャップ100の構造が複雑になるとともに製造
工程が多くなり、点火配電器の製造コストが高くなる課
題を有していた。
電器では、配電キャップ100の成形時に抵抗体102
が折損するのを防止するために二重成形をしているので
、配電キャップ100の構造が複雑になるとともに製造
工程が多くなり、点火配電器の製造コストが高くなる課
題を有していた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、点火に伴い発生する高周波ノイズを低減させるため
の抵抗体を備えた配電キャップの構造を簡略化するとと
もに、点火配電器の製造コストを低減させることにある
。
は、点火に伴い発生する高周波ノイズを低減させるため
の抵抗体を備えた配電キャップの構造を簡略化するとと
もに、点火配電器の製造コストを低減させることにある
。
[問題点を解決するための手段]
本発明は上記目的を達成するために、内燃機関の点火栓
に印加するための高電圧を発生させる点火コイルを内蔵
するとともに、該点火コイルの二次側に発生した高電圧
を前記点火栓に配電するための配電部、および前記点火
コイルの二次側端子と前記配電部の中心電極とを電気的
に接続させるコンタクトピースを備えた内燃機関用点火
配電器において、前記コンタクトピースを抵抗体で形成
する技術的手段を採用する。
に印加するための高電圧を発生させる点火コイルを内蔵
するとともに、該点火コイルの二次側に発生した高電圧
を前記点火栓に配電するための配電部、および前記点火
コイルの二次側端子と前記配電部の中心電極とを電気的
に接続させるコンタクトピースを備えた内燃機関用点火
配電器において、前記コンタクトピースを抵抗体で形成
する技術的手段を採用する。
[作用および発明の効果]
上記構成よりなる本発明は、点火コイルの二次側端子と
配電部の中心電極とを電気的に接続するコンタクトピー
スを抵抗体で形成したことにより、従来のように中心電
極内に抵抗体を挿入しなくても点火に伴い発生ずる高周
波ノイスを低減させることができる。
配電部の中心電極とを電気的に接続するコンタクトピー
スを抵抗体で形成したことにより、従来のように中心電
極内に抵抗体を挿入しなくても点火に伴い発生ずる高周
波ノイスを低減させることができる。
従って、本発明の内燃機関用点火配電器は、従来のよう
に中心電極を2分割する必要がなく、また抵抗体の折損
を防止するための二重成形を行う必要もない。
に中心電極を2分割する必要がなく、また抵抗体の折損
を防止するための二重成形を行う必要もない。
これらの結果、中心電極内に抵抗体を備えた従来の点火
配電器と比較して、配電キャップの構造を簡略化するこ
とができるとともに、内燃機関用点火配電器の製造コス
トを低減させることができる。
配電器と比較して、配電キャップの構造を簡略化するこ
とができるとともに、内燃機関用点火配電器の製造コス
トを低減させることができる。
[実施例]
次に、本発明の内燃機関用点火配電器を図面に示ず一実
施例に基つき説明する。
施例に基つき説明する。
第1図は本発明の内燃機関用点火配電器である集積型点
火装置の側面断面図を示す。
火装置の側面断面図を示す。
本実施例の内燃機関用点火配電器(以下配電器と略す)
1は、内燃機関(図示しない)の点火栓2(第4図参照
)に印加するための高電圧を発生させる点火コイル3を
内蔵するとともに、点火コイル3の一次電流を遮断して
点火コイル3の二次側に高電圧を発生させるイグナイタ
4と、イグナイタ4を作動させるための点火信号を発生
するピックアップ部5と、点火コイル3の二次側に発生
した高電圧を一定の順序に従って点火時期の点火栓2に
配電する配電部6とを一体に収納した集積型点火装置(
Integrated Ignition Assem
bly)として構成されている。
1は、内燃機関(図示しない)の点火栓2(第4図参照
)に印加するための高電圧を発生させる点火コイル3を
内蔵するとともに、点火コイル3の一次電流を遮断して
点火コイル3の二次側に高電圧を発生させるイグナイタ
4と、イグナイタ4を作動させるための点火信号を発生
するピックアップ部5と、点火コイル3の二次側に発生
した高電圧を一定の順序に従って点火時期の点火栓2に
配電する配電部6とを一体に収納した集積型点火装置(
Integrated Ignition Assem
bly)として構成されている。
この集積型点火装置の点火原理を第1図および第4図に
基づき説明する。
基づき説明する。
なお、第4図は集積型点火装置の点火原理回路図である
。
。
ピックアップ部5は、シグナルロータ7、ピックアップ
コイル8、およびマグネット9から構成され、点火信号
となる電圧をピックアップコイル8に発生さぜる。
コイル8、およびマグネット9から構成され、点火信号
となる電圧をピックアップコイル8に発生さぜる。
イグナイタ4は、ピックアップ部5より出力された点火
信号を増幅器4aで増幅し、内蔵するパワートランジス
タ4bにより点火コイル3の一次コイル3aに流れる一
次電流を遮断して点火コイル3の次コイル3bに高電圧
を発生させる。なお点火コイル3は、イグニションスイ
ッチ10の通電により車載バッテリー11から点火コイ
ル3の一次コイル3aに一次電流が流れる。
信号を増幅器4aで増幅し、内蔵するパワートランジス
タ4bにより点火コイル3の一次コイル3aに流れる一
次電流を遮断して点火コイル3の次コイル3bに高電圧
を発生させる。なお点火コイル3は、イグニションスイ
ッチ10の通電により車載バッテリー11から点火コイ
ル3の一次コイル3aに一次電流が流れる。
配電部6は、内燃機関の出力軸(図示しない)に駆動連
結されたシャフト12と一体に回転する配電ロータ13
と、点火コイル3で発生した高電圧を配電ロータ13に
伝える中心電極14および各点火栓2に接続されたハイ
テンションコードが嵌め合わされる外側電極15を埋設
した配電キャップ16とからなり、配電ロータ13の電
極13aが外側電極15と対向した際に約0.8mmの
放電ギャップが得られるように形成されている。
結されたシャフト12と一体に回転する配電ロータ13
と、点火コイル3で発生した高電圧を配電ロータ13に
伝える中心電極14および各点火栓2に接続されたハイ
テンションコードが嵌め合わされる外側電極15を埋設
した配電キャップ16とからなり、配電ロータ13の電
極13aが外側電極15と対向した際に約0.8mmの
放電ギャップが得られるように形成されている。
従っ゛C1点火コイル3で発生した高電圧は、配電キャ
ップ16の中心電極14より、配電ロータ13の電極1
3aと配電キャップ16の外側電極15とが対向した時
に形成される放電ギャップを放電して各点火栓2に配電
される。
ップ16の中心電極14より、配電ロータ13の電極1
3aと配電キャップ16の外側電極15とが対向した時
に形成される放電ギャップを放電して各点火栓2に配電
される。
配電キャップ16は、PP、PBTなどの熱可塑性樹脂
により一体成型され、第1図に示すように、アルミニウ
ムよりなる中心電極14と内燃機関の気筒数に応じた外
側電極15とを埋設している。
により一体成型され、第1図に示すように、アルミニウ
ムよりなる中心電極14と内燃機関の気筒数に応じた外
側電極15とを埋設している。
中心電極14は、一方の端部14aが配電キャップ16
の中央部で、配電ロータ13の電極13aと接触するカ
ーボン製コンタク1〜ピース17を保持するための導電
性の保持箱18にかしめ固定されるとともに、他方の端
部14bが配電キャップ16の周縁部(第1図左側)に
導かれ、先端部分が配電キャップ16の内表面より露出
して設けられている。
の中央部で、配電ロータ13の電極13aと接触するカ
ーボン製コンタク1〜ピース17を保持するための導電
性の保持箱18にかしめ固定されるとともに、他方の端
部14bが配電キャップ16の周縁部(第1図左側)に
導かれ、先端部分が配電キャップ16の内表面より露出
して設けられている。
保持箱18には、上記カーボン製コンタクトピース17
か挿入され、コイルばね19により配電ロータ13の電
極13a側に押圧されている。
か挿入され、コイルばね19により配電ロータ13の電
極13a側に押圧されている。
中心電極14の他方の端部14bには、コイルばね20
を介して点火コイル3の二次側端子3Cと接触する円柱
形状のコンタクl−ピース21が取り付けられている。
を介して点火コイル3の二次側端子3Cと接触する円柱
形状のコンタクl−ピース21が取り付けられている。
このコンタクトピース21は、高圧放電の際に発生する
高周波ノイズを低減させるため、酸化すず、酸化チタン
、酸化亜鉛などの金属酸化物による抵抗体で形成されて
いる。
高周波ノイズを低減させるため、酸化すず、酸化チタン
、酸化亜鉛などの金属酸化物による抵抗体で形成されて
いる。
なお、このように金属酸化物による抵抗体で形成したコ
ンタクトピース21を高速で回転する配電ロータ13側
に使用した場合には、抵抗体、あるいは配電ロータ13
の電極13aが摩擦熱により消耗する。従って、本実施
例では回転摺動のない点火コイル3側のみコンタクトピ
ース21を抵抗体で形成する。
ンタクトピース21を高速で回転する配電ロータ13側
に使用した場合には、抵抗体、あるいは配電ロータ13
の電極13aが摩擦熱により消耗する。従って、本実施
例では回転摺動のない点火コイル3側のみコンタクトピ
ース21を抵抗体で形成する。
コンタクトピース21の点火コイル3側の端部は、第2
図に示すように、点火コイル3の二次側端子3Cとの電
気的接続を確実にするため金属キャップ21aで覆われ
ている。また、コンタクトピース21の中心電極14側
にはコイルばね20を係止するための周溝21bが形成
されてくびれ形状となっており、その外表面は、コンタ
ク1〜ピース21とコイルばね20との導通を確実にす
るため銀ペインl−などの導電塗料21cで被覆されて
いる。
図に示すように、点火コイル3の二次側端子3Cとの電
気的接続を確実にするため金属キャップ21aで覆われ
ている。また、コンタクトピース21の中心電極14側
にはコイルばね20を係止するための周溝21bが形成
されてくびれ形状となっており、その外表面は、コンタ
ク1〜ピース21とコイルばね20との導通を確実にす
るため銀ペインl−などの導電塗料21cで被覆されて
いる。
従って、中心電極14とコンタクトピース21とは、中
心電極14の先端部外周にコイルばね20の一方の端部
(第1図上側端部)が圧入により保持されるとともに、
コンタクトピース21の周溝21b部分にコイルばね2
0の他方の端部が係止されることにより接続される。
心電極14の先端部外周にコイルばね20の一方の端部
(第1図上側端部)が圧入により保持されるとともに、
コンタクトピース21の周溝21b部分にコイルばね2
0の他方の端部が係止されることにより接続される。
コンタクトピース21の外周部分には、沿面放電を防止
するためエポキシ樹脂などの絶縁被膜層21dが形成さ
れている。なお、コンタクトピース21の長さしを長く
取れる場合には絶縁被膜層21dを省略しても良い。
するためエポキシ樹脂などの絶縁被膜層21dが形成さ
れている。なお、コンタクトピース21の長さしを長く
取れる場合には絶縁被膜層21dを省略しても良い。
上記した配電キャップ16は、点火コイル3よりコンタ
クトピース21を介して中心電極14に伝わる高電圧が
万一コンタクトピース21の抵抗を介さす沿面放電した
場合に、樹脂製である配電キャップ16の溶損を防止す
るため、第1図および第3図に示すようにコンタクトピ
ース21の周囲に空間部16aが形成されている。第3
図は配電キャップ16の内部側を示す下面図である。
クトピース21を介して中心電極14に伝わる高電圧が
万一コンタクトピース21の抵抗を介さす沿面放電した
場合に、樹脂製である配電キャップ16の溶損を防止す
るため、第1図および第3図に示すようにコンタクトピ
ース21の周囲に空間部16aが形成されている。第3
図は配電キャップ16の内部側を示す下面図である。
ここで、コンタクトピース21を抵抗体で形成したこと
による雑音電界強度の周波数特性を第5図のグラフに示
す。
による雑音電界強度の周波数特性を第5図のグラフに示
す。
なお、図中において、
グラフ(A)は本実施例の測定結果を示す。
グラフ(B)は中心電極内に抵抗体を挿入した従来例の
測定結果を示す。
測定結果を示す。
グラフ(C)は抵抗体を有しない場合の測定結果を示す
。
。
この測定結果のように、本実施例の配電器1では、中心
電極内に抵抗体を挿入した従来の配電器と同程度の雑音
防止効果を得ることができ、抵抗体を有しない場合と比
較して点火に伴い発生する高周波ノイズを低減させるこ
とができる。
電極内に抵抗体を挿入した従来の配電器と同程度の雑音
防止効果を得ることができ、抵抗体を有しない場合と比
較して点火に伴い発生する高周波ノイズを低減させるこ
とができる。
上述したように、本発明では、コンタクトピース21を
抵抗体で形成したことにより、従来のように中心電極1
4を2分割する必要がなく、また抵抗体の折損を防止す
るための二重成形を行う必要もない。従って、従来のよ
うに一次成形後の位置決めを行う必要もない。
抵抗体で形成したことにより、従来のように中心電極1
4を2分割する必要がなく、また抵抗体の折損を防止す
るための二重成形を行う必要もない。従って、従来のよ
うに一次成形後の位置決めを行う必要もない。
また、従来ては、点火コイル3側のコンタクトピースを
コイルばねとともに中心電極に形成された内空部に挿入
して取り付けていたため、内空部の内径仕上げを行う必
要があったが、本実施例では、中心電極14の先端部外
周にコイルばね20の一方の端部を圧入により保持させ
るため、そのような必要がない。
コイルばねとともに中心電極に形成された内空部に挿入
して取り付けていたため、内空部の内径仕上げを行う必
要があったが、本実施例では、中心電極14の先端部外
周にコイルばね20の一方の端部を圧入により保持させ
るため、そのような必要がない。
これらの結果、中心電極内に抵抗体を備えた従来の配電
器と比較して、配電キャップ16の構造を簡略化するこ
とができるとともに、配電キャップ16の成形が1回で
済むことにより、配電器1の製造コストを低減させるこ
とができる。
器と比較して、配電キャップ16の構造を簡略化するこ
とができるとともに、配電キャップ16の成形が1回で
済むことにより、配電器1の製造コストを低減させるこ
とができる。
第6図に本発明の第2実施例を示す。
本実施例では、第1実施例で示したコンタクトピース2
1の金属キャップ21aの代わりに、第6図に示すよう
に銀ペイントなどの導電塗料22を塗布することで点火
コイル3の二次側端子3Cとの電気的接続を確実にする
ものである。
1の金属キャップ21aの代わりに、第6図に示すよう
に銀ペイントなどの導電塗料22を塗布することで点火
コイル3の二次側端子3Cとの電気的接続を確実にする
ものである。
これにより構成部品が減少して製造コス1−を低減させ
ることができる。
ることができる。
また、この場合、第1実施例でも示したように、コンタ
クトピース21の長さしを長く取ることにより絶縁被膜
層21dを省略しても良い。
クトピース21の長さしを長く取ることにより絶縁被膜
層21dを省略しても良い。
第7図に本発明の第3実施例を示す。
本実施例では、コンタクトピース21とコイルばね20
の導通を確実にするため、第7図に示すようにコイルば
ね20側のコンタクトピース21の端部(第7図右側)
が、コイルはね20との係合部23aを有する金属キャ
ップ23で覆っである。
の導通を確実にするため、第7図に示すようにコイルば
ね20側のコンタクトピース21の端部(第7図右側)
が、コイルはね20との係合部23aを有する金属キャ
ップ23で覆っである。
また、金属キャップ23で覆う代わりに、第2実施例で
示したような導電塗料で被覆しても良い。
示したような導電塗料で被覆しても良い。
第1図ないし第5図は本発明の第1実施例を示し、第1
図は本発明の内燃機関用点火配電器である集積型点火装
置の側面断面図、第2図は点火コイル側コンタク1〜ピ
ースの側面図、第3図は配電キャップの内部側を示す下
面図、第4図は集積型点火装置の点火原理回路図、第5
図は本実施例と従来例との雑音電界強度の周波数特性を
示すグラフであり、第6図は本発明の第2実施例を示す
コンタクトピースの側面図、第7図は本発明の第3実施
例を示すコンタクトピースの側面図、第8図は従来技術
の一例を示す配電キャップの側面断面図である。
図は本発明の内燃機関用点火配電器である集積型点火装
置の側面断面図、第2図は点火コイル側コンタク1〜ピ
ースの側面図、第3図は配電キャップの内部側を示す下
面図、第4図は集積型点火装置の点火原理回路図、第5
図は本実施例と従来例との雑音電界強度の周波数特性を
示すグラフであり、第6図は本発明の第2実施例を示す
コンタクトピースの側面図、第7図は本発明の第3実施
例を示すコンタクトピースの側面図、第8図は従来技術
の一例を示す配電キャップの側面断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)内燃機関の点火栓に印加するための高電圧を発生さ
せる点火コイルを内蔵するとともに、該点火コイルの二
次側に発生した高電圧を前記点火栓に配電するための配
電部、および前記点火コイルの二次側端子と前記配電部
の中心電極とを電気的に接続させるコンタクトピースを
備えた内燃機関用点火配電器において、 前記コンタクトピースを抵抗体で形成したことを特徴と
する内燃機関用点火配電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63162187A JP2625916B2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 内燃機関用点火配電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63162187A JP2625916B2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 内燃機関用点火配電器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0211867A true JPH0211867A (ja) | 1990-01-16 |
JP2625916B2 JP2625916B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=15749658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63162187A Expired - Lifetime JP2625916B2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 内燃機関用点火配電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2625916B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111878280A (zh) * | 2020-08-20 | 2020-11-03 | 安徽华林磁电科技有限公司 | 一种点火线圈高压分电器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6436667U (ja) * | 1987-08-31 | 1989-03-06 |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP63162187A patent/JP2625916B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6436667U (ja) * | 1987-08-31 | 1989-03-06 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111878280A (zh) * | 2020-08-20 | 2020-11-03 | 安徽华林磁电科技有限公司 | 一种点火线圈高压分电器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2625916B2 (ja) | 1997-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR910017064A (ko) | 내연기관용 점화코일 | |
US6259344B1 (en) | Ignition component for internal combustion engines | |
US7467627B2 (en) | Ignition apparatus for an internal combustion engine | |
EP0843394A1 (en) | Ignition device for internal combustion engine | |
JP3918610B2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
US20080022984A1 (en) | Ignition coil | |
JPH0211867A (ja) | 内燃機関用点火配電器 | |
US6698411B2 (en) | Ignition device for internal combustion engine | |
JP4463389B2 (ja) | 内燃機関用点火装置の製造方法 | |
JPH0395887A (ja) | 電気ユニットを電気信号発生器に電気的に接続する絶縁導電要素の製造方法と前記方法を経て得られる要素 | |
JPH0635868B2 (ja) | 点火コイル | |
JP2002081360A (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
JP3601256B2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
JP2720559B2 (ja) | 内燃機関用点火配電器キャップ | |
US4897514A (en) | Distributor cap for an ignition distributor for an internal combustion engine | |
JP3849617B2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
JPH0233473A (ja) | 点火コイルのプラグキャップ | |
JP3307517B2 (ja) | 内燃機関用配電器 | |
JPH1116753A (ja) | 内燃機関用点火コイル | |
US20020130119A1 (en) | Glow plug arranged for measuring the ionization current of an engine | |
JP3899951B2 (ja) | 内燃機関用点火コイル | |
JPS6016788Y2 (ja) | デイストリビユ−タ | |
JP3795639B2 (ja) | 内燃機関用点火コイル | |
JP2857556B2 (ja) | 内燃機関点火用配電器 | |
JPH03141574A (ja) | シリーズギャップ付点火装置 |