JPS6016788Y2 - デイストリビユ−タ - Google Patents

デイストリビユ−タ

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Publication number
JPS6016788Y2
JPS6016788Y2 JP9355880U JP9355880U JPS6016788Y2 JP S6016788 Y2 JPS6016788 Y2 JP S6016788Y2 JP 9355880 U JP9355880 U JP 9355880U JP 9355880 U JP9355880 U JP 9355880U JP S6016788 Y2 JPS6016788 Y2 JP S6016788Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
distributor
center
contact piece
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP9355880U
Other languages
English (en)
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JPS56163762U (ja
Inventor
正彦 永井
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP9355880U priority Critical patent/JPS6016788Y2/ja
Publication of JPS56163762U publication Critical patent/JPS56163762U/ja
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は、ディストリビュータからの高周波領域の電
波雑音の制御を図る為の技術に属する。
而して、この考案はディストリビュータキャップの中央
部のセンターコード端子の下方にスプリングを介してコ
ンタクトピースが配設され、上記スプリングに一定のイ
ンダクタンスを持たせ高周波領域の電波雑音の発生阻止
を図ったディストリビュータに関する考案であり、特に
、該スプリングの絶縁皮膜がほどこされているディスト
リビュータに係るものである。
〈従来技術〉 一般に自動車のディストリビュータにおいては配電子と
各サイド電極との断続によって高周波領域の電波雑音が
発生し、カーラジオの受信等に大きな影響を生じている
〈考案が解決しようとする問題点〉 この電波発生を防止する対策としてセンター電極、サイ
ド電極の接続部に一定のインダクタンスを有するコイル
を設けることによって雑音防止が図れるが、ディストリ
ビュータキャップに該コイルを設置する為に端子等を設
ける必要があり、ディストリビュータの構造が複雑化す
る欠点がある。
これに対処するに実公昭50−36105号、特開昭5
0−100441号に開示されているように、上記コイ
ルを介装用スプリングで代用させる態様もあるが、絶縁
材等を使用しなければならず部品点数の増加を生ずる難
点があった。
この考案の目的は上述従来技術に基づくディストリビュ
ータの問題点を解決すべき技術的課題とし、確実に電波
雑音防止が図れる上、部品点数を少なくしてコンパクト
にできるようにしたディストリビュータを提供せんとす
るものである。
く問題点を解決するための手段・作用〉 上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を要旨とす
るこの考案の構成は、前述問題点を解決するために、デ
ィストリビュータキャップの中央部に設けたセンターコ
ード端子と配電子に当接するコンタクトピースとの間に
介装されている緩衝スプリングが一定のインダクタンス
を有するコイルとして作用し配電子と各サイド電極の断
続によって発生する高周波領域の電波雑音が該コイルに
よって制御することを基本としスプリングにほどこされ
た絶縁皮膜により絶縁体等が不要でコンパクトで部品点
数を少なくすることができるようにした技術的手段を講
じたものである。
〈実施例−構成〉 次に、この考案の実施例を図面に基づいて説明すれば以
下の通りである。
第1図はディストリビュータキャップの縦断面図で示す
ものであり、第2図は電気回路を示すものである。
第2図における1はイグニッションコイルであり、その
二次側コイル2に接続されたセンターコード3はディス
トリビュータキャップ4のセンター突部5内に埋設され
たセンターコード端子6内に突入端子を介して接続され
る。
該センターコード端子6の下方には図示しない配電子に
当接するコンタクトピース7が設けられており、このコ
ンタクトピース7はセンターコイル8を介してセンター
コード端子6に接続されている。
上記センターコイル8は通常のコンタクトピース7の緩
衝スプリングの代わりに設けたものであり、従来の単な
るスプリングとは異なり、適当なインダクタンスを持た
せてイグニッションコイルの二次側における電波雑音の
発生の抑止を図っている。
そのため、センターコイル8はセンターコード端子6と
コンタクトピース7に対し電気的に接続されるように強
固に固定されており、またコイル巻き部分には絶縁皮膜
をほどこしてコイル輪間の放電を防止している。
又キャップ4の上面周部に配設した複数のサイド突部9
にはサイド端子10が埋設されており、該各サイド端子
10には点火プラグ11に連絡するサイドコード12が
突入端子を介して接続されている。
上記各サイド端子10の下方にはキャップ4内に突出す
るサイド電極13が周分側されて配設されている。
上記サイド電極13とサイド端子10の間は単に電気的
に接続されるだけでなく、一定のインダクタンスを有す
るサイドコイル14によって連結され、該サイドコイル
14によっても電波雑音の発生防止を図っている。
該サイドコイル14はキャップ4内に埋設され一体成形
されたものであり、コイル輪間はキャップ成形材料によ
って絶縁されて輪間の放電が防止されている。
尚、センターコイル8とサイドコイル14に所定のイン
ダクタンスを持たせる為にコンタクトピース7の上端を
コイル内に挿入してコイル芯とし、またサイドコイル1
4にもコイル芯を入れて一体成形することもできる。
又、サイドコイル14とコイル芯とを樹脂で一体成形し
たピースをキャップ4内に打込むようにして組立てても
良い。
而して、前記イグニッションコイル1の一次側コイル1
5は抵抗26、イグニッションキー17′を介してバッ
テリー18に接続されている。
又、該−次側コイル15はディストリビュータ本体の一
次縁引込端子19を介してブレーカ−アーム20に接続
されている。
上記ブレーカ−アーム20の先端に設けられた可動接点
21はディストリビュータ本体に固設された固定接点2
2と一定間隙を介して対設されており、カム23の回転
によってブレーカ−アーム20は揺動して可動接点21
と固定接点22とが断続作動する。
而して、前記−法線引込端子19には他端をアースされ
たコンデンサ24が配設されている。
図示の実施例では該コンデンサ24は第3図に断面を示
す如く展開されて層状に添装されており、キャップ4の
内面に接している最も外側の層が金属箔25、その内側
が順に電解液含浸紙26、金属箔27であり、最も内側
が絶縁紙28となっている。
そして、キャップ4をディストリビュータ本体(図示せ
ず)に取付けたときに、コンデンサ24が固定接点22
と可動接点21の周囲をシールするように囲み、又、可
動接点21を先端に有しているブレーカ−アーム20と
コンデンサ24とが接触しないように該コンデンサ24
の寸法、及び、添装位置が定められている。
而して、コンデンサ24の外側の金属箔25の下端には
電線29が、又、内側の金属箔27には電線30が接続
されており、電線29はディストリビュータ本体にアー
スされ、電線30は一次縁引込端子19に接続されてい
る。
〈実施例−作用〉 上述構成において、イグニッションキー17を接続する
と周知の如くバッテリー18の電流は固定接点22と可
動接点21との断続により、一次側コイル15に断続的
に流れ、又、二次側コイル2に発生する高電圧はコンタ
クトピース7に当接する配電子を介して各サイド電極1
3に分配され各点火プラグ11に順次通電される。
而して、コンデンサ24は接点21,22の断続による
火花の発生を防止すると共に、コンデンサ24を形成す
る2枚の金属箔25.27によって接点を囲む2重のシ
ールドが形成され、接点の断続によって発生する低周波
領域の電波雑音の外部への放射が防止される。
又、センター電極への通電はセンターコイル83を介し
てなされ、サイド電極13から点火プラグ11への通電
はサイドコイル14を介してなされるので両コイルのイ
ンダクタンスによりディストリビュータ内での高周波領
域での電波雑音の発生が抑制される。
〈考案の効果〉 以上、この考案によれば基本的にコンタクトピースとセ
ンターコード端子との間に介装されている緩衝スプリン
グに一定のインダクタンスを持たせるようにした為、配
電子とサイド電極との放電によって発生する高周波領域
の電波雑音が極めて有効に抑制される。
又、該コイルはコンタクトピースの緩衝用スプリングと
兼用されているのでコイル装着スペースが不要となりデ
ィストリビュータ全体の小型軽量化を図ることが可能と
なる。
更に、上記スプリングに絶縁皮膜がほどこされているこ
とにより、絶縁体等の各種部品が不要となり部品点数が
減少できコンパクト化が図れる優えた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すものであり、第1図はデ
ィストリビュータキャップの縦断面図、第2図はディス
トリビュータのの電気回路図、第3図は第1図の部分拡
大図である。 4・・・・・・ディストリビュータキャップ、6・・・
・・・センターコード端子、7・・・・・・コンタクト
ピース、3・・・・・・センターコード、8−−−−−
−センターコイル(スプリング兼用)、11・・・・・
・点火プラグ、1イグニツシヨンコイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ディストリビュータキャップの中央部に設けられたセン
    ターコード端子の下方に、配電子に当接するコンタクト
    ピースが上下動自在に嵌装され、該コンタクトピースと
    センターコード端子との間に介装されたスプリングが高
    周波領域の電波雑音の発生を阻止する為のコイルとして
    兼用されているディストリビュータにおいて、該スプリ
    ングに絶縁皮膜がほどこされていることを特徴とするデ
    ィストリビュータ。
JP9355880U 1980-07-04 1980-07-04 デイストリビユ−タ Expired JPS6016788Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9355880U JPS6016788Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 デイストリビユ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9355880U JPS6016788Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 デイストリビユ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56163762U JPS56163762U (ja) 1981-12-04
JPS6016788Y2 true JPS6016788Y2 (ja) 1985-05-24

Family

ID=29666452

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JP9355880U Expired JPS6016788Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 デイストリビユ−タ

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JPS56163762U (ja) 1981-12-04

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