JPH03141574A - シリーズギャップ付点火装置 - Google Patents

シリーズギャップ付点火装置

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JPH03141574A
JPH03141574A JP26805489A JP26805489A JPH03141574A JP H03141574 A JPH03141574 A JP H03141574A JP 26805489 A JP26805489 A JP 26805489A JP 26805489 A JP26805489 A JP 26805489A JP H03141574 A JPH03141574 A JP H03141574A
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孝 佐藤
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哲也 三谷
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    • H01T13/462Sparking plugs having two or more spark gaps in series connection
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
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    • F02F7/006Camshaft or pushrod housings

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  • Spark Plugs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車エンジン等のシリーズギャップ付点火
装置に好適な放電装置及び放電装置を使用したシリーズ
ギャップ付点火装置に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来か
ら、相対向する一対の電極を封止管内に封止し、上記封
止管内に不活性ガスを封入した放電装置として、所謂放
電管が知られている。
第22図は、例えば各種電気機器の避雷器に用いられる
放電管1を示したもので、セラミックス等で形成された
封止管としての絶縁管2の両端開放部は、相対向する放
電電極部3,3を有する一対の電極板4,4で封止され
ており、上記絶縁管2内には所定の不活性ガスが封入さ
れている。そして、雷等による異常電圧が侵入した時に
、上記放電電極部3,3間で放電が生じて放電管1が一
時的に導通状態となり、接地側に異常電流を放流するよ
うになされている。
ところで、上記放電管lは、例えば避雷器等の所定の電
気2回路上に配置、接続されるものであるため、そのす
ぐ側に所定の電位を有する電気素子やアース電位にある
金属等が配設されることがある。そして、このように位
置的に放電管1と電気素子等が接近して配設されると、
電気素子等の周囲に形成される電界が放電管1に影響を
及ぼし、放電管1の放電電圧特性が変化してしまうとい
う問題がある。
また、近年、第23図に示したように、点火プラグ5と
直列に所謂シリーズギャップSを設け、カーボン等の付
着による点火プラグ5のくすぶりを防止して点火タイミ
ングを一定に保つようにした自動車エンジン等の点火装
置Cが知られており(特公昭51−32180号公報参
照)、このシリーズギャップSを上記した構成の放電管
1で形成することが考えられている。
上記シリーズギャップ付点火装置Cは、第24図に示し
たように、給電側に通ずる高圧ケーブル6の先端部に、
上記点火プラグ5と着脱自在に嵌着するプラグキャップ
7が取付けられたもので、上記プラグキャップ7内には
、点火プラグ5の端子8と係合可能な接続端子9と、高
圧ケーブル6の端部に接続された給電端子IOとが対向
配置されており、上記端子9,10間に上記した放電電
極部3,3を有する放電管1が装着されるようになされ
ている。そして、上記した構成の点火装置Cが、エンジ
ンのシリンダヘッド又はシリンダへラドカバー1)に形
成された凹部I2内に埋設され、エンジン側に螺着され
た点火プラグ5に嵌着されるようになされている。なお
、図中符号13は、上記点火装置Cを案内すると同時に
エンジンオイルによる汚損等から点火装置Cを保護する
ための金属パイプである。
ところが、上記放電管1は、上記したように点火装置C
に内蔵されてシリンダヘッド又はシリンダへラドカバー
1)に埋設されるものであるため、そのすぐ側に上記点
火装置Cを案内する金属パイプ13が位置するようにな
り、しかも上記金属パイプ13はシリンダヘッド又はシ
リンダへラドカバー1)のアース電位と同電位となって
いるので、このアース電位にある金属パイプ13の存在
により上記放電管1の周囲の電界強度が変わって放電管
lの放電電圧特性が変化してしまうことがある。
そして、このように放電電圧特性が変化すると、点火プ
ラグ5のタイミングが全体的にずれてしまい、点火プラ
グのタイミング等をより精緻に管理して高性能を得よう
とする自動車エンジン等において所期の性能が得られな
いという問題がある。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、周囲′に
配設された電気素子等の電界の影響を防ぐことのできる
放電装置を提供すると共に、エンジンの高性能化を図る
ことのできるシリーズギャップ付点火装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために本発明に係る放電装置は、相
対向する一対の電極を封止管内に封止してなる放電装置
において、上記封止管の一方の電極をとり囲んで導電部
材を設けたことを特徴とするものである。
また、本発明に係るシリーズギャップ付点火装置は、一
端部が点火プラグの中心電極側と接続すると共に、他端
部が給電側から延びる高圧ケーブル側と接続したシリー
ズギャップを形成する放電装置を組み込んでなるシリー
ズギャップ付点火装置において、上記放電装置に、その
封止管の一方の電極をとり囲む導電部材を設けた放電装
置を使用し、この放電装置の導電部材がとり囲む一方の
電極がカソードとなるようにしたことを特徴とするもの
である。
また、上記構成に代えて、本発明に係るシリーズギャッ
プ付点火装置は、一端部が点火プラグの中心電極側と接
続すると共に、他端部が給電側から延びる高圧ケーブル
側と接続したシリーズギャップを形成する放電装置を組
み込むようにしてなるシリーズギャップ付点火装置にお
いて、上記放電装置を組み込むケーシング内に、組み込
まれる放電装置のカソード側部分をとり囲む導電部材を
設けたことを特徴とするものである。
〔作 用〕
本発明による放電装置によれば、封止管の一方の電極を
とり囲んで導電部材を設けたので、上記導電部材が設け
られた電極にマイナス電圧が印加されてこの電極(カソ
ード)から電子が放出される場合に、上記導電部材が周
囲の電界の影響を防いで放電装置内部のカソード側付近
の電界を安定させ、放電装置の放電電圧特性を安定させ
ることができるものである。
また、本発明によるシリーズギャップ付点火装置によれ
ば、シリーズギャップとして組み込んでなる放電装置に
、その封止管の一方の電極をとり囲む導電部材を設けた
放電装置を使用し、この放電装置の導電部材がとり囲む
一方の電極がカソードとなるようにしたので、高圧ケー
ブル側から上記放電装置にマイナス電圧が印加される場
合に、上記導電部材が周囲の電界の影響を防いで放電装
置内部のカソード側付近の電界を安定させることができ
、放電装置の放電電圧特性の変化をなくすことにより点
火タイミングの全体的なずれを防ぐことができ、エンジ
ンのより高性能化を図ることができるものである。
また、シリーズギャップとしての放電装置を組み込むケ
ーシング内に、組み込まれる放電装置のカソード側部分
をとり囲む導電部材を設けたので、上記組み込まれる放
電装置に高圧ケーブルからマイナス電圧が印加される場
合に、上記導電部材が周囲の電界の影響を防いで放電装
置内部のカソード側付近の電界を安定させることができ
、放電装置の放電電圧特性の変化をなくすことにより点
火タイミングの全体的なずれを防ぐこができ、エンジン
のより高性能化を図ることができるものである。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例を第1図乃至第21図を参照して
説明し、従来と同一部分には同一符号を用いる。
第1A図及び第1B図は本発明による放電装置としての
放電管1の第1実施例を示したもので、セラミックス等
で形成された封止管としての中空円筒状の絶縁管2の両
端開放部は、相対向する放電電極部3a、3bを有する
一対の金属製電極板4a、4bで封止されており、上記
絶縁管2内には、アルゴン等所定の不活性ガスが図示し
ない封入パイプを介して封入されるようになされている
上記電極板4の絶縁管2への封止は、絶縁管2の開放端
面にメタライジングを施しておき、この絶縁管2と電極
板4との接合部をロウ付けするようにする。
上記一対の電極板4のうち一方の電極板4a側には、上
記放電管1の外周部に、上記電極板4a及びその放電電
極部3aを覆うように所謂背後電極としての略キャップ
状の導電部材14が冠着されており、この導電部材14
は、図示しない所定の手段で上記電極板4aと電気的に
接続されるようになされている。上記導電部材14は、
例えば金属薄板で形成されており、また導電部材14内
面と放電管1外面との間は、密着していてもよいし、あ
るいは所定の空隙が形成されるようになされていてもよ
い。
本実施例においては、上記導電部材14が冠着された一
方の電極板4a側に高圧のマイナス電圧が印加され、他
方の電極板4b側が接地側となるように上記放電管1を
使用する。従って、この使用状態においては、上記一方
の電極板4a側が放電現象で電子が放出されるカソード
(陰極)となり、他方の電極板4b側がアノード(陽極
)となる。
従って、本実施例においては、放電管1の周囲に、カソ
ード側の電極板4a及びその放電電極部3aを覆うよう
に導電部材14を設け、しかもこの導電部材14と上記
電極板4aとを電気的に接続したので、上記放電電極部
3aと導電部材14とが同型(Lとなり、上記放電管1
の近傍に所定の電位を有する電気素子(図示せず)等が
位置してその電気素子等の周囲に所定の電界が形成され
る場合でも、放電管l内部のカソード側付近が乱される
ことがなく、上記放電電極部3aは、相対向する放電電
極部3bとの間に安定した電界を形成するようになる。
これにより安定した放電現象が得られ、上記放電電極部
3a 、3b間での放電電圧特性を安定させることがで
きる。このことは、後掲した表1に示した実験データか
らも明らかである。
すなわち、第22図に示した従来の所謂背後電極がない
放電管の放電開始電圧が16.5〜17.5kVの場合
、そのそばに例えばアース電位にある電気素子等が接近
すると、その放電開始電圧は14〜15kVに低下し、
その変動が2kVにもなる。ところが、上記第1実施例
の場合は、アース体が接近しても、19〜20kVの放
電開始電圧が19.5〜20.5kVに変化するだけで
あり、その変動は0゜5kVにすぎない。これは、上記
放電電極部3aと同電位にある上記導電部材14により
、放電管1内部のカソード側付近が周囲の電界の影響を
受けないようになるためであり、これにより上記したよ
うに放電開始電圧の変動が極めて小さくなり、放電電圧
特性を安定させることができるものである。
なお、上述のアース体による変動を改善できる領域は、
第1A図中二点鎖線で示したように、上記カソード側の
電極板4aに冠着される導電部材14の先端14aが最
大限カソード側の放電電極部3aの先端付近に達するま
での問掛られることが判明している。
第2図は本発明による放電管lの第2実施例を示したも
ので、上記絶縁管2の開放端面にメタライジング処理を
施す時に、その処理と共に絶縁管2の一方の開放端部外
周面に所定幅のメタライズ帯15を形成するものである
。そして、このメタライズ帯15を有する絶縁管2の両
端開放部を放電電極部3a 、3bを有する一対の電極
板4a。
4bで封止して、上記一方の電極板4aが上記メタライ
ズ帯15と電気的に接続すると共に、その放電電極部3
aが上記メタライズ帯15内に位置するようにし、上記
メタライズ帯15が所謂背後電極としての導電部材とし
て作用するようにしている。そして、上記第1実施例と
同様に、上記メタライズ帯15が形成された側の電極板
4aがカソード側となるように上記放電管1を使用する
ものである。
従って、本実施例におでも周囲の電界の影響を防ぐこと
ができ、しかも上記導電部材をメタライジング処理と同
時に形成することができるので、工数削減による製造コ
ストの低減を図ることができる。
ところで、上述したようにカソード側の電極板4aと電
気的に接続した導電部材をその電極板4a及び放電電極
部3aを覆うようにして放電管1の周囲に設け、周囲の
電界の影響を防ぐようにすると、第3図に示したように
、上記導電部材の先端1’4aとアノード側の電極板4
bの絶縁管2への接合端面4b’との絶縁距離が短くな
り、この間で絶縁管2の外壁面に沿って所謂沿面放電が
生ずる恐れがある。
そこで、このような沿面放電を防止するために、第3図
に示した第3実施例のように、上記導電部材の先端14
aとアノード側電極板の接合端面4b′との間の絶縁管
2外面に鍔部16を形成したり、第4図に示した第4実
施例のように、放電管1の周囲を電気絶縁性材料17で
モールドするとよい。
上述したように鍔部16を形成すると、カソード側電極
板4aの絶縁管2への接合端面4 a /からアノード
側電極板の接合端面4b’までの絶縁管2の外面に沿っ
た管長(絶縁距離)が実質的に長くなるので、沿面放電
が発生し難くなり、また上記電気絶縁性材料17をモー
ルドすると、絶縁管2外面の空気層等沿面放電を誘因す
るものがなくなるので、沿面放電を防ぐことができる。
また、第5図乃至第8図に示したように、カソード側の
放電電極部3aを極めて短く形成すると共に、この放電
電極部3aと所定の放電ギャップを有するアノード側の
放電電極部3bを、カソード側を短くした分だけ長く形
成し、これにより、カソード側に配設される所謂背後電
極としての導電部材の長さを短く形成して、上記絶縁距
離を長くすることも考えられる。
すなわち、第5図に示した第5実施例のように、カソー
ド側となる放電電極部3aを極めて短く形成すると共に
、アノード側となる放電電極部3bをその分だけ長く形
成し、上記短い放電電極部3aを覆うだけの極めて短い
幅の、例えばメタライズ帯15を形成し、このメタライ
ズ帯15と上記放電電極部3aが形成された電極板4a
が電気的に接続するようにする。
このようにすれば、後掲した表1に示したデータから明
らかなように、アース体が接近しても、放電開始電圧は
16.5〜17.5kVとアース体が接近する前と変わ
らず、周囲の電界の影響を全く受けない。しかも、上記
メタライズ帯15の先端15aからアノード側の電極板
4bの絶縁管2への接合端面4b”までの絶縁距離が十
分に長くなるので、上述した沿面放電の発生を防ぐこと
ができる。
また、通常、放電管1においては、その管内に不活性ガ
スを封入するために、放電管lを構成する絶縁管2の両
端開放部を封止する電極板4の何れか一方に封入パイプ
が取り付けられており、この封入パイプが取り付けられ
た電極板4の放電電極部3内に上記封入パイプが同軸的
に延び、そのパイプ端が絶縁管2内に開口するようにな
されているが、本実施例においては、上記アノード側の
放電電極部3bが極めて長く形成されているので、この
放電電極部3b側に上記封入パイプ18を設けると、封
入パイプの先端部を折曲形成してそのパイプ端18aを
上記放電電極部3bの周面に開口させることができる。
これにより、上記放電電極部3bの先端放電面3b“ま
で封入パイプ18が貫通しなくなるので、上記先端放電
面3b′の面積を大きくすることができ、所謂電極消耗
の影響を小さくして放電管1の耐久性を高やることがで
きる。
また、第6図に示した第6実施例は、上記第5実施例の
カソード側放電電極部3aをさらに短く形成し、上記放
電電極部3aがカソード側の電極板4aから殆ど突出し
ないか、全く突出しないように形成したものである。こ
のようにすれば、上記電極板4aが上述した背後電極と
しての導電部材として作用するようになり、特に背後電
極を設けなくても、上記電極板4aが背後電極と近似的
に類似の効果を発揮するようになり、また背後電極が無
い分だけ放電管1全体のコストを下げることができ、さ
らに上述した沿面放電を防ぐことができる。
また、第7図に示した第7実施例は、上述した背後電極
としても作用するカソード側の電極板4aを略キャンプ
状に形成し、その内面に放電電極部3aとして作用する
僅かな突出部を形成したものであり、第8図の第8実施
例は、上記放電電極部が全く突出しないように形成した
ものである。
このようにしても、背後電極と近似的にW44Qの効果
を得ることができ、また沿面放電の発生を防ぐことがで
きる。
ところで、上記第1実施例に示したカソード側の電極板
4a及び放電電極部3aを覆う所謂背後電極としての導
電部材14を有する放電管lで種々の実験を行った結果
、電子が放出されるカソード側の放電電極部3aの先端
部が周囲の電界の影響を受けないようにすればよく、必
ずしも放電電極部3a全体を導電部材14で覆う必要が
ないことが判明した。そこで以下、カソード側の放電電
極部3aの先端部が周囲の電界の影響を受けない構造と
した放電管について説明する。
第9図は本発明による放電管1の第9実施例を示したも
ので、上記背後電極としての導電部材14には、カソー
ド側の放電電極部3aの先端部3a′が周囲の電界から
影響を受けない範囲で切欠き部19が複数形成されてい
る。
このようにしても、周囲の電界により放電管1内部のカ
ソード側付近が乱されることがなく、放電電極部3a、
3b間での放電電圧特性を安定させることができ、また
切欠き部I9形成部分の導電部材が不要となるので、材
料の削減による製造コストの低減を図ることができる。
第10図は本発明による放電管1の第10実施例を示し
たもので、カソード側の放電電極部3aの先端3a“よ
り僅かに電極板4a側に近づいた位置の絶縁管2外周面
には、リード部20aを介して上記電極板4aと電気接
続された連続した1ターンの金属ワイヤ20が設けられ
ている。
本実施例においては、上記金属ワイヤ20か所謂背後電
極としての導電部材として作用して周囲の電界の影響を
防ぎ、アース体が接近した場合でも、後掲した表1に示
したように20〜20.5 kVの放電開始電圧が19
〜19.5kVに変化するだけで、その放電電圧特性は
安定したものとなる。しかも、上記背後電極が単なる金
属ワイヤ20から構成されているので、極めて安価にす
ることができるものである。
なお、上記金属ワイヤ20の配設位置は、第1)図に示
した放電開始電圧と金属ワイヤの配設位置との関係から
も明らかなように、カソード側の放電電極部3aの先端
3a“より僅かに電極板4a側に近づいた位置が放電開
始電圧が最も高く、その効果が最大である。また、上記
金属ワイヤ20は、カソード例の放電電極部3aの先端
部3a′が周囲の電界の影響を受けない範囲で複数の切
れ目を有する不連続な1ターンの金属ワイヤでもよく、
またターン数が複数であってもよい。さらに、第12図
に示した第1)実施例のように、一端がカソード側電極
板4aに接続された金属ワイヤ21を絶縁管2の外周面
にコイルスプリング状に巻回するようにしてもよい。
ところで、発明者らのさらなる研究により、上記第1実
施例乃至第1)実施例に示した所謂背後電極として作用
する導電部材14、メタライズ帯15又は金属ワイヤ2
0,21がカソード側となる電極板4aと電気的に接続
されていなくても、放電管の放電電圧特性を安定させる
ことができることが判明した。そこで、以下、所謂背後
電極がカソード側の電極板4aと電気的に接続していな
い放電管について説明する。
第13図は本発明による放電管1の第12実施例を示し
たもので、放電管1の外周部には、カソード側電極板4
aの絶縁管2への接合端面4 a/から1〜2削離れた
位置から放電電極部先端3a″にかけて放電電極部3a
を覆うように帯状の導電部材22が設けられている。
このように構成しても、上記導電部材22が所謂背後電
極として作用して周囲の電界の影響を遮断し、特に放電
管1のカソード側にマイナスの高電圧が印加された時に
は十分にその効果を発揮する(数鶴以上離れた場合には
、弱くはなるもののなお背後電極としての効果はある)
。そして、上記導電部材22により放電管1内部のカソ
ード側付近が乱されることがなくなり、放電電極部3a
3b間での放電電圧特性を安定させることができる。し
かも、上記導電部材22とカソード側電極板4aとの電
気的接続作業が不要なので、より製造コストを下げるこ
とができる。
また、上記導電部材は、第14図に示した第13実施例
のように、一連のものでなく複数箇所が切断されたもの
23でもよ(、また第15図の第14実施例のように、
メツシュ状のもの24でもよい。さらに、第16図に示
した第15実施例及び第17図に示した第16実施例の
ように、金属リング25を複数段重ねて設けたり、コイ
ルスプリング状の金属ワイヤ26を設けてもよい。
なお、上述した第1実施例乃至第16実施例の各導電部
材は、上述した他にも、金属箔、メタライジング、導電
性塗料、蒸着膜、スパッタ膜等様々な方法で形成するこ
とができる。また、上記導電部材の配設位置は、上述し
た放電管1の外周部に限られず、放電管1の内周部でも
よい。但し、放電管lの内周部に導電部材を配設する場
合は、放電管内部の沿面放電が発生し易くなるため、そ
の防止策を講する必要がある。さらに、上記導電部材を
、上述した放電管1の外周部又は内周部に配設するので
はなく、上記絶縁管2を作る際に、その管壁内部の所定
場所に埋設するようにしてもよい。
またさらに、上述した各種放電管1は、所定の放電ギャ
ップを有して相対向する一対の電極を封止管内に封止し
、この封止管内に不活性ガスを封入してなる放電装置の
一例として示したものであり、本発明の放電装置が上記
放電管1にのみ限定されるものではないことはいうまで
もないことである。
また、以下表1に、上記導電部材の効果を示す実験デー
タとして、上記各実施例の放電管本体の放電開始電圧値
と、アース体が接近した場合の放電開始電圧値とを、第
22図に示した従来例と比較して示す。
表  1 (単位:kV) また、第18図は上述した本発明による放電管1を使用
したシリーズギャップ付点火装置Cの第1実施例を示し
たもので、シリンダヘッド又はシリンダへラドカバー1
)に設けられた金属パイプ13内に埋設されるプラグキ
ャップ7内には、第1A図に示した一方の電極側4a 
、3aを覆う略キャップ状の背後電極としての導電部材
14を有する放電管1が装着されており、しかもこの放
電管1は、上記導電部材14が設けられた方が、マイナ
ス電圧を発生する高圧コイルから延びる高圧ケーブル側
に、導電部材14のない方が点火プラグの中心電極側に
接続されるように装着されている。
従って、本実施例においては、上記放電管1の一方の電
極側4a、3aが放電現象で電子が放出されるカソード
(陰極)となり、他方の電極側4b、3bがアノード(
陽極)となるように使用されるようになされている。
本実施例においては、上記放電管1が点火プラグと直列
に設けられたシリーズギャップSとして作用し、このシ
リーズギャップSにおける放電電圧がある程度高く保持
されると共に、放電後のシリーズギャップSの電圧が一
気に点火プラグに印加され、点火プラグに付着したカー
ボン等による電気的分路の影響をあまり受けることなく
点火プラグに必要な点火電圧が得られるようになされて
いる。
そして、特に、放電現象において電子が放出されるカソ
ード側4a、3a@導電部材14が覆うように放電管l
を使用したので、上記放電管1がアース電位にある金属
パイプ13による電界強度の変化を受けなくなり、安定
した放電を得ることができる。そして、この安定した放
電により、放電管lの放電電圧特性を安定させることが
でき、点火タイミングの全体的なずれを防いでエンジン
のより高性能化を図ることができるものである。
第19図は本発明によるシリーズギャップ付点火装置C
の第2実施例を示したもので、上述した第1実施例のよ
うに、導電部材を有する放電管lを使用するのではなく
、プラグキャップ7側に背後電極としての導電部材を設
け、放電管1は第22図に示した従来のものを使用する
ものである。
すなわち、上記プラグキャップ7の内周面には、マイナ
ス電圧を発生する高圧コイルから延びる高圧ケーブル6
と接続された給電端子10側部位に、上記プラグキャッ
プ7内に装着される放電管1の一方の電極部分4a 、
3aを覆うように帯状の導電部材27が設けられている
。そして、この導電部材27は、ワイヤ等で上記給電端
子10と接続され、給電端子10側と同電位となるよう
になされている。
従って、上記プラグキャップ7は、マイナス電圧が印加
される給電端子10側がカソード、点火プラグの中心電
極と接続された接続端子9側がアノードとなる。そして
、このようなプラグキャップ7内に放電管1を装着する
と、上記給電端子10と接続してカソード側となる放電
管1の一方の電極部分4a 、3aが上記導電部材27
と同電位となり、放電管1の周囲に所定の電界が形成さ
れる場合でも放電管1内部のカソード側付近が乱される
ことがな(なり、上記放電電極部3aは、相対向する放
電電極部3bとの間に安定した電界を形成するようにな
る。従って、上記放電管1は、上記プラグキャップ7を
案内、保護するアース電位にある金属パイプ13による
電界強度の変化を受けなくなり、その放電電圧特性を安
定させて点火タイミングの全体的なずれを防ぐことがで
き、これによりエンジンのより高性能化を図ることがで
きるものである。
なお、図中符号28は、上記放電管1をプラグキャップ
7内に保持、固定するための樹脂等の電気絶縁性モール
ド材料である。また、上記導電部材27は、上述したよ
うに一連のものでなく複数箇所が切断されたものでもよ
(、また第20図の第3実施例のように、コイルスプリ
ング状の金属ワイヤ29でもよい。さらに、上述したよ
うに上記導電部材27を上記給電端子IOと電気的に接
続しなくても、周囲の電界の影響を充分に防ぐことがで
き、また上記導電部材27は、金属箔、金属メツシュ、
導電性塗料等種々のもので形成することができるもので
ある。
さらに、第21図の第4実施例に示したように、上記導
電部材27を上記プラグキャップ7の壁体内部に埋設す
るようにしても、同様の効果を得ることができる。
なお、上述した各シリーズギャップ付点火装置の回路中
に設けられた高圧コイルは、全てマイナスの高電圧パル
スを発生し、この場合には、上記背後電極としての導電
部材の顕著な効果が得られるが、上記したままの回路に
おいて、高圧コイルがプラスの高電圧パルスを発生する
場合は、上述した背後電極としての効果は得られないが
、特に問題となるようなこともない。
また、上記したままの回路において、高圧コイルがプラ
スの高電圧パルスを発生し、かつ、背後電極の無い側が
高圧ケーブル側に接続されてアノードとなると共に、背
後電極の有る側が点火プラグの中心電極側に接続されて
カソードとなるような場合は、上述した第1実施例乃至
第4実施例のように、高圧のマイナス電圧が背後電極側
に作用する場合のような顕著な効果は得られないが、あ
る程度の効果は得られ、放電電圧特性をある程度安定さ
せることができるものである。
さらに、上記した何れのシリーズギャップ付点火装置と
も、シリーズギャップとして作用する放電装置が点火プ
ラグとは別体のものとして説明したが、本発明は上記し
た実施例に限定されるものではなく、上記シリーズギャ
ップとしての放電装置が点火プラグに内蔵されプラグと
一体となるようなものでもよい。
なお、以下表2に、上記導電部材を有するシリーズギャ
ップ付点火装置Cの効果を示す実験データとして、上記
第2実施例の導電部材27が放電管lのカソード側と電
気的に接続した場合と、電気的に接続しない場合とのテ
ラセンブリ本体の放電開始電圧値と、それらにアース体
が接近した場合の放電開始電圧値とを、第24図に示し
た従来例と比較して示す。
表2 (単位:kV) 〔発明の効果〕 以上述べたように本発明に係る放電装置は、封止管の一
方の電極をとり囲んで導電部材を設けたので、上記導電
部材が設けられた電極にマイナス電圧が印加されてこの
電極(カソード)から電子が放出される場合に、上記導
電部材が周囲の電界の影響を防いで放電装置内部のカソ
ード側付近の電界を安定させ、放電装置の放電電圧特性
を安定させることができる等の効果を奏する。
また、本発明によるシリーズギャップ付点火装置は、シ
リーズギャップとして組み込んでなる放電装置に、その
封止管の一方の電極をとり囲む導電部材を設けた放電装
置を使用し、この放電装置の導電部材がとり囲む一方の
電極がカソードとなるようにしたので、高圧ケーブル側
から上記放電装置にマイナス電圧が印加される場合に、
上記導電部材が周囲の電界の影響を防いで放電装置内部
のカソード側付近の電界を安定させることができ、放電
装置の放電電圧特性の変化をなくすことにより点火タイ
ミングの全体的なずれを防ぐことができ、エンジンのよ
り高性能化を図ることができるものであり、また、シリ
ーズギャップとしての放電装置を組み込むケーシング内
に、組み込まれる放電装置のカソード側部分をとり囲む
導電部材を設けたので、上記組み込まれる放電装置に高
圧ケーブルからマイナス電圧が印加される場合に、上記
導電部材が周囲の電界の影響を防いで放電装置内部のカ
ソード側付近の電界を安定させることができ、放電装置
の放電電圧特性の変化をなくすことにより点火タイミン
グの全体的なずれを防ぐこができ、エンジンのより高性
能化を図ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1A図及び第1B図は本発明に係る放電管の第1実施
例を示す一部断面図及び平面図、第2図は上記放電管の
第2実施例を示す一部断面図、 第3図及び第4図は沿面放電を防止するための第3実施
例及び第4実施例を示す一部断面図、 第5図乃至第8図は沿面放電を防止するための他の実施
例を示す斜視図、 第9図は上記放電管の第9実施例を示す側面図、第10
図は上記放電管の第10実施例を示す側面図、 第1)図は上記第10実施例の放電開始電圧と背後電極
の位置との関係を示す図、 第12図は上記放電管の第1)実施例を示す側面図、 第13図は上記放電管の第12実施例を示す側面図、 第14図は上記放電管の第13実施例を示す側面図、 第15図は上記放電管の第14実施例を示す側面図、 第16図は上記放電管の第15実施例を示す側面図、 第17図は上記放電管の第16実施例を示す側面図、 第18図は本発明に係るシリーズギャップ付点火装置の
第1実施例の要部を示す断面図、第19図は上記シリー
ズギャップ付点火装置の第2実施例を示す断面図、 第20図は上記シリーズギャップ付点火装置の第3実施
例を示す断面図、 第21図は上記シリーズギャップ付点火装置の第4実施
例の要部を示す断面図、 第22図は従来の放電管を示す断面図、第23図はシリ
ーズギャップ付点火装置の回路図、 第24図は従来のシリーズギャップ付点火装置を示す断
面図である。 l・・・放電管、2・・・絶縁管、3・・・放電電極部
、3a・・・カソード側放電電極部、3b・・・アノー
ド側放電電極部、4・・・電極板、4a・・・カソード
側電極板4b・・・アノード側電極板、5・・・点火プ
ラグ、6・・・高圧ケーブル、7・・・プラグキャップ
、13・・・金属パイプ、14,15,20,21,2
2,23゜24.25,26,27,29・・・導電部
材、16・・・鍔部、17,28・・・電気絶縁性材料
、18・・・封入パイプ。 第1A図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相対向する一対の電極を封止管内に封止してなる
    放電装置において、 上記封止管の一方の電極をとり囲んで導電部材を設けた
    ことを特徴とする放電装置。
  2. (2)上記導電部材と、この導電部材でとり囲まれる一
    方の電極とが電気的に接続してなることを特徴とする請
    求項(1)に記載の放電装置。
  3. (3)上記導電部材は、上記一方の電極の周囲に部分的
    に配設されたものであることを特徴とする請求項(1)
    又は(2)に記載の放電装置。
  4. (4)上記導電部材は、上記一方の電極と一体的に形成
    されていることを特徴とする請求項(2)に記載の放電
    装置。
  5. (5)一端部が点火プラグの中心電極側と接続すると共
    に、他端部が給電側から延びる高圧ケーブル側と接続し
    たシリーズギャップを形成する放電装置を組み込んでな
    るシリーズギャップ付点火装置において、 上記放電装置に、請求項(1)乃至(4)のいずれかに
    記載の放電装置を使用し、この放電装置の導電部材がと
    り囲む一方の電極がカソードとなるようにしたことを特
    徴とするシリーズギャップ付点火装置。
  6. (6)一端部が点火プラグの中心電極側と接続すると共
    に、他端部が給電側から延びる高圧ケーブル側と接続し
    たシリーズギャップを形成する放電装置を組み込むよう
    にしてなるシリーズギャップ付点火装置において、 上記放電装置を組み込むケーシング内に、組み込まれる
    放電装置のカソード側部分をとり囲む導電部材を設けた
    ことを特徴とするシリーズギャップ付点火装置。
  7. (7)上記導電部材は、上記高圧ケーブル側と電気的に
    接続してなることを特徴とする請求項(6)に記載のシ
    リーズギャップ付点火装置。
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