JPH02118224A - 遮熱板付き防振ブッシュ - Google Patents

遮熱板付き防振ブッシュ

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Publication number
JPH02118224A
JPH02118224A JP26900288A JP26900288A JPH02118224A JP H02118224 A JPH02118224 A JP H02118224A JP 26900288 A JP26900288 A JP 26900288A JP 26900288 A JP26900288 A JP 26900288A JP H02118224 A JPH02118224 A JP H02118224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder member
elastic rubber
vibration
outer cylinder
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26900288A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Fujiwara
孝志 藤原
Shigehiro Chiba
重博 千葉
Katsumi Nanbara
南原 勝美
Norihito Shiba
芝 権人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP26900288A priority Critical patent/JPH02118224A/ja
Publication of JPH02118224A publication Critical patent/JPH02118224A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/379Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by arrangements for controlling the spring temperature, e.g. by cooling

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は内筒部材と外筒部材との間に弾性ゴムを介挿固
定したことにより、全体的に筒状を膏する車両用防振ブ
ツシュに関し、特にエンジン等の加熱源から放射される
輻射熱から前記弾性ゴムを保護する遮熱板が付設された
防振ブツシュに関するものである。
従来の技術 通常自動車のエンジンマウント、各種メンバーマウント
及びバッフ10ツド等には、内部に弾性ゴムを介挿した
防振ブツシュが配設されていて、振動体もしくは路面の
振動を緩和して車体側へ伝えるようにしている。上記の
防振ブソシニの一例を第5図、第6図を用いて説明する
と、図中10は全体的に示した防振ブツシュであって、
1は内筒部材、2は外筒部材、3は弾性ゴムであり、こ
の弾性ゴム3の略中心部に前記内筒部材1が嵌挿固定さ
れている一方、該弾性ゴム3の両端末部3a、3bが前
記外筒部材2に加硫接着されている。
4は上記外筒部材2が圧入固定された筒状ブラケット、
5は該筒状ブラケット4に嵌着固定された支持部材であ
り、この支持部材5に開口形成されたボルト取付孔5a
、5bによって前記筒状ブラケット4及び該筒状ブラケ
ット4に嵌合固定された外筒部材2が図外の車体側部材
に固定されている。6は内筒部材1内に挿通されたシャ
フトであり、このシャフト6はナツト等の締付具7,7
を用いて振動体8,8に固定されている。更に図示例の
場合、外筒部材2の内壁面にストッパゴム9゜9が接着
固定されている。
上記弾性ゴム3は使用目的に応じて適宜の形状を保持し
て成形されており、例えば該弾性ゴム3に溝部或は空隙
部を形成して、該弾性ゴム3のばね特性を独自に変更し
た防振ブツシュの構成例も知られている。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来の防振ブツシュにあっては
、第6図に示したように前記弾性ゴム3が外部に露出さ
れたままとなっていたため、この防振ブツシュ10を用
いて、例えばエンジンマウント等のように加熱源を有す
る振動体を防振支持した際に、この加熱源から第6図の
矢印六方向から放射される輻射熱を弾性ゴム3が直接受
けてしまうことになり、その結果長期使用中に該弾性ゴ
ム3の劣化が促進され、防振ブツシュ自体の寿命の低下
を招来してしまうという課題があった。
そこで本発明はこのような従来の防振ブツシュが有して
いる問題点を解消して、長期の使用中にあっても前記弾
性体が輻射熱に起因する劣化を生じることのない防振ブ
ツシュを提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記の目的を達成するために、内筒部材と外筒
部材との間に、略中心部に前記内筒部材が嵌挿固定され
ているとともに、両端末部が前記外筒部材に加硫接着さ
れた弾性ゴムを介挿した防振ブツシュにおいて、少なく
とも前記外筒部材を熱可塑性合成樹脂材を用いて構成す
るとともに、該外筒部材にエンジン等の加熱源から放射
される輻射熱から前記弾性ゴムを保護する遮熱板を一体
に形成した遮熱板付き防振ブツシュの構成にしである。
作用 かかる防振ブツシュの構成によれば、該防振ブッンユを
エンジンマウント等のように加熱源を有する振動体に適
用した際に、外筒部材に一体に成形された遮熱板を弾性
ゴムの表面へ折り曲げることにより、前記加熱源から放
射される輻射熱がこの遮熱板により受は止められて、該
輻射熱が弾性ゴムに直接放射されてしまうことを防止す
ることができる。その結果長期使用中にあっても前記輻
射熱に起因する弾性ゴムの劣化現象かなくなり、防振ブ
ツシュ自体の寿命が向上するという作用がもたらされる
実施例 以下図面に基づいて本発明にかかる防振ブッンュの一実
施例を前記従来の構成と同一の構成部分に同一の符号を
付して詳述する。
第1図、第2図は本発明の第1実施例を示しており、全
体的に示した防振ブツシュ10の構成において、■は内
筒部材、2は外筒部材、3は弾性ゴムであり、この弾性
ゴム3の略中心部に前記内筒部材lが嵌挿固定されてい
る一方、該弾性ゴム3の両端末部3a、3bか前記外筒
部材2の内壁面に加硫接着されている。
一方、少なくとも前記外筒部材2は熱可塑性合成樹脂材
を用いて構成されており、且つこの外筒部材2の一端部
2aから外方垂直方向に向けて遮熱板2bが一体に成形
されている。即ち該遮熱板2bは外筒部材2と同一の熱
可塑性合成樹脂材で成り、且つ遮熱板2bの形状として
は、例えば第1図に示したように平面が略Y字状を有し
ていて、その頂部に半円状の凹部2Cが形成されている
5は上記外筒部材2に固定された支持部材であり、この
支持部材5に開口形成されたボルト取付孔5a、5bに
よって図外の車体側部材に固定されている。尚、6は内
筒部材1内に挿通されたシャフトであり、このシャフト
6は従来例と同様にナツト等の締付具7,7を用いて振
動体8,8に固定されている。9,9は外筒部材2の内
壁面に接着固定されて、防振ゴム3にQ方向(第1図)
の大きな振動が加えられた際に前記防振ゴム3の略中心
部が揺動して衝接するストッパゴムである。
本発明に用いられる前記外筒部材2として、定の硬度を
保持する熱可塑性合成樹脂材料1例えばポリイミド、ポ
リアミドイミド、ガラス繊維入りナイロン66.ポリサ
ルフォン等を用いるのが好ましいが、外筒部材2として
他の素材を使用することも可能である。
かかる構成によれば、該防振ブツシュ10をエンジンマ
ウント等のように加熱源を有する振動体を防振支持する
ために使用する際には、先ず前記した遮熱板2bが加熱
源の方向に位置するように配置して、第2図に示したよ
うに該遮熱板2bを曲折部2dにて約180°折り曲げ
、該遮熱板2bの頂部に形成された前記凹部2cを内筒
部材1の円筒面に対して嵌合した状態にセットする。こ
のようにすれば、弾性ゴム3の周辺部が遮熱板2bによ
って隠蔽されるので、前記エンジン等の加熱源から矢印
入方向に放射される輻射熱が遮熱板2bにより受は止め
られて、該輻射熱が弾性ゴム3に直接放射されてしまう
ことがなくなり、その結果長期使用中にあっても前記輻
射熱に起因して弾性ゴム3が劣化してしまうことが防止
されて、防振ブッシュ10自体の寿命が向上するという
作用がもたらされる。
第3図は本発明の第2実施例を示しており、基本的な構
成は前記第1実施例と同一であって、同一の符号を付し
て表示しである。即ち第3図の例にあっては、遮熱板2
bの頂部に環状体2eを形成してあり、この環状体2e
の中心孔12の直径を前記内筒部材lの直径と路間−か
、もしくは若干大径に形成しである。このような構成に
よれば、遮熱板2bを前記と同様に曲折部2dにて約1
800折り曲げた際に、前記環状体2eの中心孔12が
内筒部材1の周部一端に嵌合固定される。従って遮熱板
2bの弾性ゴム3に対する遮蔽面積が前記第1実施例よ
りも大きくなって、加熱源に対する遮熱作用がより一層
高められるという効果が得られる。
第4図は本発明の第3実施例を示しており、基本的な構
成は前記第1図及び第3図と同一であって、同一の符号
を付して表示しである。この第3実施例の場合、外筒部
材2の一端部2aとこの外筒部材2の他端部2fからそ
れぞれ逆方向に一対の遮熱板2b、2bが一体に成形さ
れている。即ち該遮熱板2b、2bは左右対称の形状を
有していて、その頂部に半円状の凹部2c、2Cが形成
されている。かかる構成によれば遮熱板2b、2bを前
記と同様に曲折部2d、2dにおいて約180°折り曲
げた際に、前記遮熱板2b、2bの頂部に形成された凹
部2c、2Gが内筒部材1の円筒面に対して上下から嵌
合した状態にセ1.トされるので、遮熱板2b、2bの
弾性ゴム3に対する遮蔽面積が前記第2実施例と同様に
大きくなって、加熱源に対する遮熱作用がより一層高め
られるという効果が得られる。
従って本発明にかかる遮熱板付き防振ブツシュによれば
、前記外筒部材2と一体に遮熱板2bを成形するという
簡易な構造を付加するのみによって、この防振ブツシュ
を加熱源の近傍部位で使用した際にあっても該加熱源か
らの輻射熱が弾性ゴムに直接放射されることを防止して
、該輻射熱による弾性ゴムの劣化が防止されるという作
用が得られる。
発明の効果 以上詳細に説明した如く、本発明にかかる遮熱板付き防
振ブツシュによれば、内筒部材と外筒部材との間に、略
中心部に前記内筒部材が嵌挿固定されているとともに、
両端末部が前記外筒部材に加硫接着された弾性ゴムを介
挿した防振ブツシュにおいて、少なくとも前記外筒部材
を熱可塑性合成樹脂材を用いて構成するとともに、該外
筒部材にエンジン等の加熱源から放射される輻射熱から
前記弾性ゴムを保護する遮熱板を一体に形成した遮熱板
付き防振ブツシュの構成にしたので、以下に記す作用効
果が得られる。即ち防振ブツシュをエンジンマウント等
のように加熱源を有する振動体に適用した際にあっても
、前記外筒部材に一体に成形された遮熱板を内筒部材側
へ折り曲げることによって弾性ゴムの周辺部が遮熱板に
よって隠蔽されるので、加熱源から放射される輻射熱が
この遮熱板により受は止められて、該輻射熱が弾性ゴム
に直接放射されてしまうことを防止することができる。
従って長期使用中にあっても前記輻射熱に起因する弾性
ゴムの劣化現象を防止することが可能となり、防振ブツ
シュ自体の寿命を延ばすことが出来るという大きな効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にがかる遮熱板付き防振ブツシュの第1
実施例を示す要部断面図、第2図は第1図の■−■線に
沿う断面図、第3図は本発明の第2実施例を示す要部断
面図、第4図は本発明の第3実施例を示す要部断面図、
第5図は従来の防振ブツシュの一例を示す要部断面図、
第6図は第5図の■−■線に沿う断面図である。 内筒部材、 2・・・外筒部材、 ・弾性ゴム、 5・・・支持部材、 6・・・シャフト、 8・・・振動体、 ・・ストッパゴム、 ・・防振ブツシュ、 外4名 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内筒部材と外筒部材との間に、略中心部に前記内
    筒部材が嵌挿固定されているとともに、両端末部が前記
    外筒部材に加硫接着された弾性ゴムを介挿した防振ブッ
    シュにおいて、 少なくとも前記外筒部材を熱可塑性合成樹脂材を用いて
    構成するとともに、該外筒部材にエンジン等の加熱源か
    ら放射される輻射熱から前記弾性ゴムを保護する遮熱板
    を一体に成形したことを特徴とする遮熱板付き防振ブッ
    シュ。
JP26900288A 1988-10-25 1988-10-25 遮熱板付き防振ブッシュ Pending JPH02118224A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2730788A1 (fr) * 1995-02-22 1996-08-23 Hutchinson Ecran thermique pour biellette de reprise de couple de moteur a combustion interne
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FR3066150A1 (fr) * 2017-05-09 2018-11-16 Peugeot Citroen Automobiles Sa Biellette anti-couple a haute protection

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