JPH02117512A - 多品種搬送方法及び装置 - Google Patents

多品種搬送方法及び装置

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JPH02117512A
JPH02117512A JP63263903A JP26390388A JPH02117512A JP H02117512 A JPH02117512 A JP H02117512A JP 63263903 A JP63263903 A JP 63263903A JP 26390388 A JP26390388 A JP 26390388A JP H02117512 A JPH02117512 A JP H02117512A
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下社 貞夫
Takemasa Iwasaki
岩崎 武正
Hiroyuki Kawamichi
川路 博之
Toyohide Hamada
浜田 豊秀
Minoru Ikeda
稔 池田
Hiroshi Kikuchi
博 菊地
Yoshio Matsumoto
義雄 松本
Hiroto Nagatomo
長友 宏人
Kiyoshi Nakagawa
清 中川
Takao Kawanabe
川那部 隆夫
Shuichi Hanajima
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    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G43/00Control devices, e.g. for safety, warning or fault-correcting
    • B65G43/08Control devices operated by article or material being fed, conveyed or discharged
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体等の製造システムに係り、特に、フレ
キシブルな多品種生産ラインに好適な搬送システムを実
現するための、搬送設備構成、処理装置構成及びこれら
のコントロールIこより、被加工物の流れをコントロー
ルする多品種搬送方法及び装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、半導体製造工場の製造ラインは特開昭56−19
655号公報等に見られるように、ウェハを処理、搬送
及び保管するための処理装置等を設置している清浄な雰
囲気を必要とする作業エリアと付帯設備やユーティリテ
ィを設置している高い清浄度を必要としない保全エリア
に分離されていた。そのため、これらを効率的に配置す
るため、中央通路の左右に作業エリアと保全エリアを交
互に設けたペイ方式と呼ばれる構造をとっていた。
そして処理装置の配置は、このペイ方式において、1ペ
イ内に同種の処理装置を配置した、いわゆるジョブショ
ップ方式であった。
また、ウェハの搬送は、例えば、特開昭63−2992
5号公報ζ号公報孔るようζこウェハをカセット(キャ
リアと称することもある)に入れ、そのカセットヲカセ
ットケースに収納して行っていた。
そして、ペイ方式では、処理装置間でのウェハの搬送は
、ペイ内搬送とペイ間搬送とをこより成り立ち、その接
続点であるペイの出入口にカセットを収納するストッカ
を設けていた。つまり、ペイ内搬送は、ペイの入口に設
けられたカセットのストッカから処理装置にカセットを
搬送するものであり、ペイ間搬送は各ペイのストッカか
う他のペイのストッカへカセットを搬送するものである
そのため、一般に処理装置から処理装置へのウェハの搬
送はペイ内の搬送車→ストッカ→ベイ間の搬送車→スト
ッカ→ペイ内の搬送車というような経路で行わnていた
そして、無軌道の搬送車としては、AGV(オートマチ
イック・ガイディト・′ビイークルAutomatic
 Guided Vehicle)と呼ばわる搬送車が
あり、数カセツ)f混載して低速で搬送していた。
また、軌道式の搬送車としては例えば、特開昭62−1
85356号公報に見られるように、カセットを数個載
せて搬送するものがあった。
そして、ウェハの処理装置への投入は、特開昭62−4
8038号公報に開示されているように自走式ロボット
が1個のカセットをハンドリングして行っていた。つま
り、ウェハを処理Tるときは自走式ロボットがストッカ
からカセットを取り出し、処理装置の前まで自走し処理
装置のローダ部にカセットをセットしてウェハを投入し
ていた。またカセットに収納していたウェハが全て処理
を終了した場合は、自走式ロボットが処理装置の前まで
自走し、アンローダ部からカセットを取り出し、ストッ
カまで自走して、ストッカにカセットを保管していた。
また、クリーン化に関しては、一般には付帯設備やユー
ティリティ関係を設置している保全エリアと処理装置の
設置している作業エリアを中央通路の左右にそれぞれ交
互に設けている。さらには、処理装置itを自由をこレ
イアウトできるように、付帯設備とユーティリティを1
階に、処理装置を2階に設置した例もある。また、もう
一つの動向としては特開昭60−145625号公報に
開示されているような部分的なりリーンルーム化をはか
った方式が提案されている。これは、クリーンエリアを
最小におさえるため、処理装置tこウェハを投入する時
は、予め処理装置に設けられたインターフェースにカセ
ットの入ったボックスをセットすることにより行わnる
にのようにすることによりウェハは雰囲気を外と遮断し
てクリーンな状態で受け渡される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、従来の生産方式では次のような多くの課題が
あった。
まず、半導体プロセスは工程数が多く同じ工程の繰り返
しが多いため、従来のようなペイ方式ではペイ間の搬送
経路が複雑になり、搬送をこ時間を費やすことになる。
また、前の工程の装置や後の工程の装置が状態が分から
ないため、装置間の同期が取りにくくなる。そのため、
各ペイで仕掛り量が増え、その結果として1完が長くな
る。また仮に製造ラインをフローショップ方式にしたと
しても、品種ごとに工程フローが異なるため、多品種生
産には対応できない。その上、半導体プロセスは工程の
変更が多く、品種も頻繁に切り換わるため、レイアウト
を頻繁に変更しなければならないことが考えられる。
また、処理装置に対するウェハの投入は、1ベイ内に配
置している処理装置111こ対して同一の自走式ロボッ
トでウェハを投入しなければならない。
ところが現状の半導体製造装置は、カセットを装填する
位置の高さ、奥行及びカセットの向きが処理装置ごとに
異なるため、1ベイ内には、そのペイ内を走行している
自走式ロボットがカセットヲ装填できる処理装置しか設
置できず、処理装置の選定、レイアウトに大きな制約を
受ける。また、新規に処理装置を導入した場合、自走式
ロボットの制約上利用できなくなる可能性がある。
また、処理装置とカセットを保管するストッカが位置的
に離れるため、処理装置にカセットを投入するのにある
程度、時間を要する。また自走式ロボットが、数台の処
理装置に付き1台しかないため同時に複数の処理位置に
カセットを投入できない。よって、これらの要因により
処理装置の稼働率が低く抑えられる。
また、クリーン化に関しては、ペイ方式などのフロア全
体を高い清浄に保つ方式では、クリーン化しなければな
らない空間が広いので高い清浄度を維持するには、巨額
の投資を必要とし、運用コストも非常に高いものになる
。その上、ウェハと作業者が雰囲気的に分離されていな
いので、クリーンルーム内を高い清浄度に保つことは非
常に困難である。
一方、インタフェースにカセットボックスをセットする
方式ではウェハはカセット内(こ収められ密閉されてい
るので、1枚ずつの喉り扱いが困難である。その上ウェ
ハを取り巻く雰囲気は静止しているため、−度塵埃が発
生ずると取り除かわず、そのままウェハに付着する可能
性がある。
また、半導体は、AS工Cに代表されるように、多品種
の製品がそれぞれ少量求められている。また、将来的に
もこの多品種少量生産の傾向は強まることが考えられる
。そのため、ロットサイズが小さくなり25枚入りのカ
セットに十数枚しかウェハを収納しな(なることが考え
られる。また、品種によってもロットサイズが異なって
きている。
そのため、従来と比較して同じ生産ik番こもかかわら
ず、搬送しなければならないカセットの数が増え、従来
より高い搬送能力が必要となる。
さらには、半導体ウェハは、従来より、ウェハ径が4イ
ンチから5インチ、さらには、6インチと大口径化の一
途をたどっている。また将来的には8インチへと移行す
る傾向にある。そのため、ウェハをカセット単位で搬送
するこ七が困難になることが考えられる。
また、処理装置については、ウエノS81枚ずつ処理す
る枚葉処理が主流と成ってきている。
このように、多品種少量生産とウェハの大口径化及び、
枚葉処理装置化の傾向が増々はげしくなることが予測さ
れ、このような状況の下ではウェハを25枚程度まとめ
てカセット単位で管理することは、多品種少量生産にお
ける最適ロットサイズ、カセットの重量化の点から見て
も非常に困難になる0 〔課題を解決するための手段〕 そこで、上記の問題点を全て解決するため、次のような
形で生産を行う。
まず半導体プロセスの中で続けて処理することの多い工
程(例えばレジスト塗布→露光→現像。
洗浄→拡散)の処理装置を対象に処理装置間にウェハを
第1の処理装置から第2の処理装置へ移載する装置(例
えば、移載ロボット)を設置し、処理装置の一貫化を図
り(以下、このようにつないだ装置も一貫処理装置と称
する)、フローショップ化する。そし、てこの一貫処理
装置を半導体製造プロセスの大きな流れに沿って(例え
ば、成膜→ホト→エッチ→成膜→・・・)トラック状の
搬送路の回りに配置する。また、ラインバランス上、同
種の一貫処理装置が複数台必要な場合には、処理装置の
運用を効率的に行うため、同種の−貫処理装置を1カ所
に集めて配置する。そして、各−頁処理装置に、ウェハ
を保管する機能と搬送車と処理装置との間でウェハを受
け渡す機能を有する装置を備える。つまり、各−頁処理
装置に、そのウェハ装填方法に対応した移載ロボットと
搬送車の搬送してきたウェハ1枚ずつ管理、保管する保
管棚を設けた装置を設ける。
そして、一貫処理装置間で搬送するものをウェハのみに
限定する。つまり、ウェハをカセットに入れ、それをカ
セットケースに収納して搬送するのではなく、搬送車の
一部にカセットと同様なウェハを保持する機構を取り付
け、ウェハのみを搬送する。そして棚ごとにウェハの有
無を確認するセンサを設け、各欄ごとに品種、加工履歴
を記憶する。また、搬送車はすべての一貫処理装置を巡
回して、一貫処理装置の前に到着すると処理を終了した
ウェハを載せ、さらに、その処理装置で処理するウェハ
を下す。
また、ウェハの管理は1枚ずつとする。そのため、ウェ
ハに1枚ずつ品種及び品種別の通し番号から成るウェハ
ナンバーを記載し、そのウェハナンバーで管理する。そ
して、ウェハの加工履歴は、コンピュータが管理し、全
体の進行制御に利用する。また、自動化に際しては、処
理装置が誤ってウェハを処理していないか、ウェハの欠
損がないかを確認するため処理後にウェハのウェハナン
バーを識別Tる。
そして、クリーン化のため搬送中はウェハを収納した状
態で完全に密閉する。また、搬送車からウェハを処理装
置に投入するときはその雰囲気のみを高い清浄度をこ保
つため周囲と雰囲気を仕切り、移載ロボットと保管棚と
処理装置の一部のみをクリーン化する。そのクリーン化
のために、上面(こHEPAフィルタ等の除塵フィルタ
お送風用のファンを設け、床面ばグレーチング構造とし
、垂直な層流状態番こする。
〔作用〕
ラインの構造として、品種、工程順序が同類のものをま
とめてグループ化し、処理設備の前に、ウェハ1枚づつ
品種グループ・工程ごとに、処理装置へ投入すべきウェ
ハまたは、処理装置から処理されて出てきたウェハを保
管する保管棚を設け、処理装置間をウェハを載せ搬送す
る搬送設備でつなぐことにより、保管棚からどの品種の
どの工程のウェハを処理装置に投入するか、また、処理
されたウェハのどのウェハを搬送するかにより、ウェハ
の流nをコントロールできる作用がある。これにより各
処理装置間で、流れの順序がコントロールでき、計画に
基づいたウェハの順序・量を保つようEこ、その度、任
意のウェハを搬送させることで、あたかも品種ごとの専
用ラインであるかのように、ウェハを流すことができる
ウェハ自体に対して、ウェハを処理する前に、ウェハの
品種と品種別の通し番号であるウェハナンバーを付ける
ことで、ウェハ1枚ごとの管理が行え、また、識別装置
でウェハを識別することによりどのウェハかをウェハ自
体で確認することができる。これにより、投入したウェ
ハがどの工程まで進んでいるかをウェハ1枚単位で正確
に知ることができる。
処理装置においては、常に同じ工程を繰り返す工程経路
ζこ対応したそれぞれの装置を数台連ねることで、投入
すると数工程分処理さnて出てくるため、管理する工程
が少なくなり、また、処理装置間のトータルの搬送距離
、搬送回数が少なくなるO 搬送設備と処理装置間のウェハ受け渡しでは、搬送設備
と処理装置間でウェハ移載する移載ロボットと処理装置
に投入、または、処理されたウェハを搬送車に載せるた
めに一時保管して品種グループ、工程ごとに管理する保
管棚、処理装置で処理されたウェハが、どのウェハなの
力)を識別する識別装置を設け、これらをクリーンボッ
クスで囲んだウェハ授受ユニットにより、搬送車と処理
装置間のウェハの移載をクリーンな状態で行え、ウェハ
1枚ごとの進行を正確に把握することができ、ウェハの
流れを忠実に把握できる作用がある。
クリーン構成では、ウェハ1枚づつ搬送棚に保管して密
閉搬送し、処理、または搬送するために一時保管する場
合はクリーン7j雰囲気を保った状態で保管するクリー
ンボックスに入れることにより、クリーン領域を少なく
することができる。
ウェハの搬送単位は、1枚単位で搬送管理するため1枚
を基準とした管理が容易tこ行える。
搬送設備においては、トラック状の軌道を巡回する搬送
車に、所定のステーションにおいてウェハ1枚単位で移
載できるようにし、搬送中も1枚単位で保管することで
、搬送設備を有効に活用できる。
ウェハの流れにおいては、工程順序が同類の品種をグル
ープ化することζこより、制御量を少なくし、保管棚か
ら投入する順序、搬送車でウェハを搬送する順序をコン
トロールし、ウェハの品種グループ間の流れる割合を投
入から搬出まで一定にするようζこウェハを流すことで
、要求順序・量に合ったウェハの生産ができる。
〔実施例〕
実施例目次 (1,構成) (1,1全体構成) (1,2各装置の構成) (1,3コントローラ構成) (1,4データ構成) (2,コントローラの動作) (2,1識別装置のデータ構成) (2,2コントローラの通信手順) (3,生産方式) (3,1投入順序決定方式) (5,2サークルライン方式) %式%) (4,ウェハの流れと各装置の動作) (50代替実施例) (5,1〜5゜19  代替実施例1〜19)(1,構
成) (1,1全体構成) 本発明の一実施例を第1図から第40図により説明する
全体構成図を第1図に示し、説明する。
中央部の天井に、トラック状の搬送レール1を設け、そ
の搬送レール1に沿って走行する搬送車2を設置し、こ
の回りζこ、ウェハの数工程の処理を行うように装置を
連ね構成した処理装置6oを設け、この処理装置60の
前に、ウェハを搬送する搬送車2との間でウェハの受け
渡しをクリーンな雰囲気中で行なう、ウェハ授受ユニッ
ト2oを設置し、処理装置60とウェハ授受ユニット2
0ヲ合わせた設備モジュール90を基本単位としていく
つか構成する。ある処理装置60でウェハが処理される
と、搬送車2がそのウェハを載せ次工程の処理装置60
へと搬送し、次々と処理工程を進めていくことで一連の
ウェハの処理が終了する。これらの装置構成に、これか
ら処理すべきウニへの投入、又、一連の処理が終了した
ウェハの搬出を行なう投入・取り出し装置80を搬送レ
ール1の近傍に設ける。また、ホストコントローラ11
0は、投入・取り出し装置80.搬送車2.ウェハ授受
ユニット20.処理装置60と通信ケーブル117で接
続され、管理、コントロールする。
この構成において、ウェハは最初、投入・取り出し装置
80から、投入される。すなわち、搬送車2のいずれか
が、投入・取り出し装置80まで移動し停車する。そし
て、投入・取り出し装置80から、ウェハが搬送車2に
移載される。この時、所定の処理が終了したウェハがあ
る場合は、搬送車2から投入・取り出し装置80へ移載
される。
搬送車2にウェハが載せられると、搬送レール1にそっ
て対象工程の所へ搬送車2が移動し、ウェハ授受ユニッ
ト20で、ウェハを受け取り一時保管する。このとき、
処理が終了し、次工程に搬送するウェハがある場合は、
ウェハ授受ユニット20から搬送車21こ移載される。
ウェハ授受ユニット20は、ウェハを品種グループ(処
理工程が同類の品種同士をグループ化したもの)及び工
程ごとに管理し、どのウェハでも任意に処理装置t60
に投入することができる機能をもっている。そして、ホ
ストコントローラ110の指令に基づき、ウェハ授受ユ
ニット20で、指定されたウェハを処理装置60に投入
し、処理が終了するとウェハナンバー(品種9品種ごと
の通し番号)8識別し、再び、次工程へ搬送するため、
−時保管される。そして、搬送車2が来ると、ウェハ授
受ユニット20でウェハを移載して、次工程へ搬送する
。このようにして、一連の処理が終了するまで、この動
作を繰り返す。
一連の処理が終了すると、投入・取り出し装置80の所
まで、搬送車2によって搬送され、投入・取り出し装置
80へ移載される。
(1,2各装置の説明) 第1図で示したウェハ授受ユニット20を第2図に示す
。第3図は、第2図のA矢視図、第4図は第2図のB−
B線断面図、第5図は、C−C線断面、第6図はウェハ
、第7図は、第2図の保管棚の構成図、第8図は、第7
図の保管棚のウェハ保持部の詳細図である。
ウェハ授受ユニット20は、トラック状の搬送レール1
に沿って走行する搬送車2から所定の品種と工程のウェ
ハを受取り、それを処理装置(例えばホトリソ装置など
)60に投入し、処理の終了したウェハを再び搬送車2
へ移載する機能を有している。
ウェハ授受ユニット20は、第2図に示すように、ウェ
ハを保管する保管棚50.ウェハをハンドリングする移
載ロボット21.ウェハに記載されている品種1品種別
の通し番号を示すウェハナンバーを読み覗る識別装置4
0及びこれらの装置1t(l!−処理装置60のローダ
部61とアンローダ部62を清浄な雰囲気に保つための
クリーンボックスから構成されている。保管棚50には
第8図1こ示すようにウェハ70を1枚ずつ保持するた
めの保持部61が設けてあり、各保持部31にはウェハ
70の有無を確認するためのセンサ(たとえば光電スイ
ッチなど)が設けてあす、ウェハ授受ユニット20を管
理、コントロールするウェハ授受ユニットコントローラ
がウェハ有無の確認を行う。
第3図に示すように、ウェハ授受ユニット20の中央部
に、移載ロボット21を配置させ、搬送棚101〜保管
棚30間、保管棚30〜ロ一ダ部61間、アンローダ部
62〜識別装置40間、識別装置40〜保管棚30間の
ウェハの移載を行う。移載ロボット21の構成を$4図
で説明する。
移載ロボット21は、1枚のウェハを真空吸着するグリ
ッパ−22と前腕23及び上腕24が上下軸25で上下
動するように構成されている。移載ロボット21のコン
トローラは、ウェハ授受ユニットコントローラから移載
の指示を受け、移載ロボット21をコントロールしてウ
ェハを移載し、ウェハ授受ユニットコントローラにウェ
ハの移載が終了したことを伝える。
識別装置40の構成を第5図を用いて説明する。
識別装置40は、照明光源42とテレビカメラ41及び
データ処理部45により構成される。移載ロボット21
により識別装置40のステージ部44にセットされたウ
ェハには照明光源42により光があてられ、ウエクに明
示されたウェハナンバーをテレビカメラ41でとらえ、
画像データとして取り込む。そして、その画像データを
データ処理部43で解析し、ウェハナンバーを読み取る
ウェハは、第6図に示すように、そのウェハの品種を示
す品種名71と品種別につけられた通し番号72よりな
るウェハナンバー73が書き込まれている。そして、ウ
ェハナンバー73の読み取りは識別装置40で行われる
。これによりウェハ1枚1枚を管理することができる。
クリーンボックス50はウェハを搬送棚5と処理装置6
0の間で受け渡すときにウェハを汚染させないように雰
囲気を清浄壷こ保つもので、第3図瘉こ示すように保管
棚30.移載ロボット21.識別装置40゜及び処理装
置のローダ部61.アンローダ部62を内部に収めてい
る。
第4図、第5図で示すように、クリーンボックス50の
構成は、上面りこ内部の空気の流れが層流になるよう(
こ送風用のファン52と送風の塵埃ヲ取り除<HEPA
フィルタ53をとりつけ、下面は送風が吹きぬけるよう
グレーチング構造となっている。
また、搬送棚5との間でウェハを受け渡丁ことができる
ように開閉するクリ−ボックスn51が側面にをり付け
られている。このクリーボックス扉51は通常は閉じら
れており、搬送車2の搬送棚5がセットされたときζこ
開く。
搬送車2の正面図を第9図に、側面図8第10図に示す
。例えば、第4回インタナショナル・コンファレンス・
オン・アセンブリ・オートメーショy−プロシーディン
グ(4t h Internati onalConf
erence on Assembly Automa
tion Proceeding)(p、 p、 50
5〜313)に類似の実施例が見られる。
搬送車2にはガイド用車輪6と駆動装置7(例えばリニ
アモータ)が取付けられており、搬送レール1に沿って
動くような構造となっている。また搬送棚5をクリーン
ボックス50にセットするための昇降装置5、及び昇降
ヘッド4を具備している。昇降ヘッド4は、上下動ガイ
ド9に沿って上下動駆動装置8(たとえばモータとボー
ルネジなど)により上下動する構造となっている。また
搬送棚5は前後動ガイド111こ沿って、前後動駆動装
置10(例えばモータとボールネジなど)により前後の
動きをする構造となっている。第2図を用いて動作を説
明する。搬送車2は予め設置されたトラック状の搬送レ
ール1に懸垂して走行し、ウェハ授受ユニット20の前
で停止すると、昇降ヘッド48クリーンボツクス扉51
の位置まで下げ、次に搬送棚5をクリーンボックス50
に進入させる。そして、クリーンボックスJs51が開
いた後、搬送棚界12が開くようになっている。モして
移載ロボット21のグリッパ−22により、ウェハの゛
移載が終了すると、搬送棚g12が閉じ、クリーンボッ
クス扉51が閉じ、前後動ガイド11により搬送棚5を
戻し、昇降ヘッド48もさの高さlζ戻す。
第11図に投入・取り出し装置8oの構成を示す。
第12図は第11図のD−D線断面図を示したものであ
る。
第11図において、投入・取り出し装置8oはウェハを
ハンドリングする移載ロボット81.ウェハを保管する
保管棚82.及びこれらの装置を清浄な雰囲気に保つク
リーンボックスにより構成されている。
第12図においてクリーンボックスは、ウェハ授受ユニ
ットのところで説明した構成のように、送風用のファン
85と送風の塵埃を取り除(HEPAフィルタ868と
つつけ、下面には送風が吹き抜けるようグレーチング構
造となっている。また、搬送車2に載せられた搬送棚5
との間でウェハを受渡すことができるようIc扉(第4
図のクリーンボックス扉51と同様)と、これ力)ら処
理すべきウェハを投入したり、処理の終了したウェハを
取り出したりするために開閉する搬送棚界104が側面
tこ欧付けられている。搬送棚101は走行車100か
ら投入・取り出し装置80に対しウェハの投入、取出し
を行うため、走行車100には、搬送棚1018保持す
るアーム103を直進駆動するスライドガイド102(
例えば、モータ及びボールネジ)が具備されている。走
行車100が投入・取り出し装置8oの所定の位置にく
ると、停車し、アーム103を直進させ、クリーンボッ
クス831こ搬送棚101を入れ込みセットする。クリ
ーンボックス扉84.搬送棚扉101がそれぞれ開き、
移載ロボット81により搬送棚101のウェハを取り出
し、保管棚82にセットする。このとき、処理の終了し
たウェハがある時は、保管棚82から搬送棚1011こ
ウェハを移載する動作も連続的tこ行う。この移載中、
第11図のように搬送車2がきて、搬送棚5が投入・取
り出し装置80にセットされた場合、保管棚82〜搬送
棚5間の移載も同時に行う。搬送棚101の移載が終了
すると、搬送棚扉101.クリーンボックス扉84が閉
まり、アーム103を戻し、走行車100によって、次
工程へ搬送させる。
(1,3コントローラ構成) @13図は、第1図の制御系統図を示したものである。
ホストコントローラ110は、下位に第2図に示すウェ
ハ授受ユニット20と処理装[60から成る設備モジュ
ール90JIi:1つのコントロール系)構成単位とし
て、ウェハ授受ユニット2oのコントローラであるウェ
ハ授受ユニットコントローラ113゜識別装置40のコ
ントローラである識別装置コントローラ111.移載ロ
ボット21  のコントローラであるロボットコントロ
ーラ112.処理装rIL6oのコントローラである処
理装置コントローラ114を設ける。そしてその他に、
ウェハの投入・取り出し装[80のコントローラである
投入・取り出し装置コントローラ116とウェハ移載を
行う移載口ボットノコントローラであるロボットコント
ローラ6o2゜搬送車2のコントローラである搬送車コ
ントローラ115を設ける。
ホストコントローラ110は、ウェハを品種グループ・
工程ごとに進行管理するデータを保持し、上記、各コン
トローラと連係をとりながら指示。
確認を行い、ウェハがスムーズに流れるように制御する
ウェハ授受ユニットコントローラ113は、保管棚30
に保管しているウェハの種類を管理し、又、ロボットコ
ントローラ112と通信し、ウェハ授受二二ッ)20i
コントロールスル。
識別装置コントローラ111は、識別装置40で識別シ
たウェハのウェハナンバーをウェハ授受ユニットコント
ローラ116に送信する。
ロボットコントローラ112は、移載ロボット21の起
動、停止、動作をコントロールする。
処理装置コントローラ114は、処理装置60の処理状
態とレシピを管理し、処理装置60のコントロールを行
う。
搬送車コントローラ115は、搬送車2の起動。
停止、走行のコントロールし、搬送棚5の棚番番こ対し
て、どの品種グループのどの工程のウェハが保持されて
いるかを管理する。
投入・取り出し装置コントローラ116は、投入・取り
出し装置80の保管棚82に対して、どの棚にどの品種
グループのどの工程のウニ/Sを保管しているか管理し
、ロボットコントローラ112と通信し、投入・取り出
し装置80のコントロールを行う0こnらのコントロー
ラ間は、トークンリング構成の光LANで接続し、2本
の通信ケーブル117憂こより各装置コントローラを結
び、各装置コントローラの接続部は、システム障害に応
じてスイッチングにより障害を回避するようにして、ケ
ーブルの継線、各装置のコントローラダウンによる通1
3障害を防ぐ構造としている。
この構造により、高速通信ができ、ポイント・トウ・ポ
イント方式から送受信時間が計算できる為リアルタイム
にデータ通信が行え、各コントローラ間の通信時間の消
費が少ナク、信号の優先度がつけやすいので、コントロ
ールしゃすい0(1,4データ構成) 第13図1こ示したコントローラ構成に基づいて必要な
データ構成を第14図〜第22図正こ示す。
ホストコントローラ110は、第14図正こ示す品種a
I+ b++・・・ごとの工程フローデータ120から
、第15図に示すような、工程順序とレシピが同類であ
る品種ale a!・・・のものをグループ化した品種
グループA、B、・・・を作成して品種グループ工程フ
ローデータ1218決定する。また、ウェハの進行制御
を行うため、第16図に示すように、品種グループごと
及び工程ごと(こ仕掛っている仕掛り量を示す品種グル
ープ別仕掛りデータ122、第17図に示すように、品
種グループごとに各工程iこ仕掛るべき標準仕掛り量を
記した標準仕掛りデータ123を管理している。また、
第18図に示すように、処理装置ごとに仕掛っている仕
掛り量を示す装置別仕掛りデータ124、また、第19
図に示すように、各搬送車で搬送しているウェハの種類
と加工層Mi示す搬送車−データ125も管理している
ウェハ授受ユニットコントローラ115は、各保管棚に
保管しているウェハをそれぞれ管理するため、第20図
に示すようζこ、保管しているウェハの情報を保管棚デ
ータ126として、管理している。
搬送車コントローラ115は、各搬送棚に保管している
ウェハをそれぞれ管理するため、第21回正こ示すよう
に、搬送棚のウェハの情報を搬送棚データ127として
管理している。
処理装置コントローラ115は、第22図に示すように
、加工条件(レシピ)をコード化したレシピI翅に対応
するその処理装置の加工条件を表す情報をレシピデータ
128として持っている。
以下釜データについて詳細に説明する。
第14図に示す工程フローデータ1.20は、品種別に
、処理順序に従って、工程順序と加工条件であるレシピ
を表すレシピ陽が付けられている。
第15図に示す品種グループ工程フローデータ121は
、工程フローデータ120より作成したものであり、工
程順序とレシピが同類である品種al+a!・・・のも
のをグループ化した品種グループA、B。
・・・ごとの工程フローである。
第16図に示す品種グループ別仕掛りデータ122は、
ウェハの品種グループと加工履歴別に全てのウェハの枚
数をデータとしてもつものである。
第17図に示す標準仕掛りデータ125は、品種グルー
プごとに各工程に仕掛るべき標準仕掛り量を示したもの
である。
ホストコントローラ110は、これら品種グループ工程
フローデータ1211品種グループ別仕掛りデータ12
2.標準仕掛りデータ123により処理すべき品種グル
ープ、工程を選択する。
第18図に示す装置別仕掛りデータ124は、処理装置
別に保管棚に保管しているウエノ1の品種グループと加
工履歴と枚数をデータとしてもつものである。そして、
ホストコントローラ110は、このデータに基づき処理
装置fこ対し着工指示を行う。
第19図に示す搬送車データ125は、搬送車が保管し
ているウェハの品種、加工履歴及び枚数をデータとして
もつものである。そして、ホストコントローラ110は
、このデータに基づき搬送車から保管棚ζこ移載する指
示を行う。
第20図ζこ示す保管棚データ126は、各保管棚の1
つの保持部ととにつけた保管棚番号に対して、保管して
いるウェハのウエバナンバー、加工履歴。
及び保管棚に保管された順番を示す到着順番を対応させ
たものである。ウェハ授受ユニットコントローラ11′
5は、このデータに基づき同じ品鴇グループ、加工履歴
のウェハの中で処理するウェハを特定する。
第21図に示す搬送棚データ127は、各搬送車の搬送
棚の1つの保持部ごとにつけた搬送棚番号に対して、搬
送しているウェハのウェハナンバー加工履歴及び搬送車
に乗せられた順番を示す到着順番をつけたものである。
搬送車コントローラ115は、このデータに基づき同じ
品種グループ。
加工履歴のウェハの中で保管棚に移載するウェハを特定
する。
(2,コントローラの動作) (2,1識別装置のデータ処理) 識別装置コントローラ111のデータ処理フローチャー
トを第23図に示し、処理フローを説明する。
識別装置コントローラ111は、識別装置40ヘセツト
されたウェハのウェハナンバーを画像データとして取り
込み(ステップA2)、データ処理を行い(ステップA
3)、ウェハナンバーが読み取り可能かどうか判断する
(ステップA4)。そして、読み取り可能ならば、ウェ
ハナンバーを読み取る(ステップA5)。そして、ウェ
ハ授受ユニットコントローラ113に、読み取り結果と
して、ウェハナンバーを送信する(ステップA6)0と
ころが、ウェハナンバーを読み取れなければ、文字読み
覗り誤り訂正可能か、つまり、ウェハナンバーが完全に
読み取れなくとも、ある程度読み取ることが可能で、高
い確率でウェハナンバーを判別できるかを判断する(ス
テップA7)。文字読み取り誤り訂正可能ならば、文字
読み取り誤り訂正を行う(ステップA8)。そして、そ
のウェハナンバーを読み取り(ステップA9)、ウェハ
授受ユニットコントローラ113に、読み取り結果とし
て、ウェハナンバーとその再マーキングが必要であるこ
とを送信する(ステップA10)o文字読み取り誤り訂
正が不可能であるならば、ウェハが識別装置330にセ
ットされた状態から処理をやりなおす。そして、3回繰
り返しても、ウェハナンバーを判別できなければ、識別
結果として、ウェハ授受ユニットコントローラ113に
、識別結果として、読み取りが不可能であるこ七を伝え
る(ステップA12)。
(2゜2 コントローラ間の通信手順)以下、第2図、
第16図、第18図〜ijg21図、及び第24図〜第
26図により各装置の動作とコントローラ間の通信手順
を説明する。
移載ロボット21のウェハ移載動作は(1)搬送棚5→
保管棚so  (2)保管棚30→処理装置60のロー
ダ部61  (5)処理装置t60のアンローダ部62
→識別装置L40→保管棚50  (4)保管棚30→
搬送棚5の4つである。
ただし、移載ロボット21を効率的に動かすため、搬送
棚5→保管棚30.保管棚30→搬送棚5のウェハ移載
動作は同時に並行して行う。
搬送棚5と保管棚30の間で、ウェハを移載する時の各
コントローラの処理手順とコントローラ間の通信手順を
第24図に示し、説明する。
搬送車コントローラ115は、搬送車2がウエハ授受ユ
ニット20の前に到着する(ステップB1)と、ホスト
コントローラ110に搬送車2が到着したことを送信す
る(ステップB2)。そして、ホストコントローラ11
0が受信する(ステップB5)。
すると、ホストコントローラ110は、搬送棚5から保
管棚30に移載するべきウェハの品種グループ、加工履
歴及び枚数を搬送車コントローラ115に送信するが、
保管棚30.搬送棚5間で移載するウェハがない場合は
、搬送車コントローラ115に対しそのまま走行するよ
うlご指示(搬送指示)を送信する(ステップB4.B
S)。また、ホストコントローラ110は、保管棚30
から搬送棚5に移載するべきウェハの品種グループ、加
工履歴、及び枚数を決定し、ウェハ授受ユニットコント
ローラ113に送信する(ステップB7.B8)。する
と搬送車2は昇降装置t3で上下動ガイド9を下し、前
後動ガイド11を前進させ、ウェハの入っている搬送棚
5をクリ−7ボツクス扉50こセットする。
そこで、クリーンボックス扉51が開き次に搬送棚層1
2が開く。このようにして搬送棚5のウェハはクリーン
ボックス50内の移載ロボット21で自由に出し入れで
きる状態になる(ステップBt5)。そこで、ウェハ授
受ユニットコントローラ113は、第20図に示す保管
棚データ126Iζ基づき、移載するウェハを決定する
(ステップB9)oまた、搬送車コントローラ115は
、搬送棚データ127に基づき移載するウェハを決定し
、そのウェハのウェハナンバー、加工履歴、搬送棚番号
、及びウェハの入っていない棚の搬送棚番号をウェハ授
受ユニットコントローラ115に送信する(ステップB
10゜Bit)。(−L、て、ウェハ授受ユニットコン
トローラ116は、保管棚30から搬送棚5に移載する
ウェハの移載光である搬送棚の位置、搬送棚5から保管
棚30へ移載するウェハの移載光である保管棚の位置、
及び搬送棚5から保管棚30移載するウェハの移載光の
位置を移載するウェハ全てについて決定し、移載手順を
決定する。(ステップB12)。
その決定した手順Iこ基づいて、ロボットコントローラ
112に対して移載光と移載光を送信する(ステップB
14. B15)。移載ロボット21はその指示ζこ基
づいて、作業を行い(ステップB1d)、終了した時点
で終了したことをウェハ授受ユニットコントローラ11
3に伝える(ステップB 17. B 18 )。
この作業をホストコントローラ110の指示したウェハ
全てについて移載が終了するまで繰り返す。
ただし、この移載処理の途中で、処理装置コントローラ
114からウェハ移載の要求があった場合は、移載処理
を中断し、処理装置コントローラ114の要求に応じ、
その後、処理を再開する。終了すると、ウェハ授受ユニ
ットコントローラ115は、搬送車コントローラ115
に対し、搬送棚5に移載したウェハのウェハナンバー、
加工履歴、及び搬送棚番号を送信する(ステップB19
. B20)。そして、保管棚データ126の保管棚の
棚番号に対応している、ウェハナンバー、加工履歴及び
到着順番を更新する(ステップB21)。さらに、ホス
トコントローラ110に対して、保管棚30に保管して
いるウェハの品種グループ、加工履歴を送信する(ステ
ップB22. B26)。また、搬送車コントローラ1
1siz、搬送棚データ126の搬送棚番号に対応する
ウェハナンバー、加工履歴及び到着順番を更新する(ス
テップB23)。さらに、ホストコントローラ110に
対して、搬送棚5に保管しているウェハの品種グループ
、加工履歴を送信する(ステップ3324 、 B 2
6 )。そして、搬送車2は、次の搬送を開始する(ス
テップB25)。また、ホストコントローラ110は、
ウェハ授受ユニットコントローラ113及び搬送車コン
トローラ115力)ら、送信されてきた、保管棚51こ
保管しているウェハの品種グループ、加工履歴、及び搬
送棚50に保管しているウェハの品種グループ、加工履
歴を受信すル(ステップB26)。そして、ホストコン
トローラ110は、装置別仕掛りデータ1249品種グ
ループ別仕掛りデータ122.及び搬送車データ125
8更新する(ステップB27)。
次に、保管棚30から処理装置のローダ部61ヘウエハ
を移載する時の各コントローラの処理手順とコントロー
ラ間の通信手順を第25図に示し、説明する。
ホストコントローラ110は、処理装置コントロ−ラ1
14に対し着工指示として、処理すべき品種グループ、
加工履歴、レシピ階及び枚数を送信する(ステップCI
、C2)。そして、処理装置コントローラ114はこの
指示に従ってレシピを設定する(ステップC5)。そし
て、処理装置コントローラ114は処理装置60がウニ
)Sl&処理できる状態になったら、ウニノ・授受ユニ
ットコントローラ113に対して、処理するウェハの品
種グループと加工履歴を送信する(ステップC4,C5
)。受信したウェハ授受ユニットコントローラ115は
該当する品種グループ、加工履歴のウニノ1の中で、最
も早(保管棚110に保管されたウェハを保管棚データ
126で検索し、ウニノ・を選択する(ステップC6)
。そして、そのウニノ・ナンバーを処理装置コントロー
ラ114に伝える(ステップC8)と共にそのウニノ・
の保管されている保管棚の位置をロボットコントローラ
112に伝え、保管棚30から処理装置のローダ部61
にウニノ・の移載を指示する(ステップC9,Cl0)
。この指示に基づき、移載ロボット21はウニノ・を保
管棚50から取り出して処理装置60のローダ部61に
セットする(ステップC11)0終了するさ、ロボット
コントローラ112が作業を終了したことをウェハ授受
ユニットコントローラ115に伝える(ステップCI2
.013)。
ウェハ授受ユニットコントローラ115は該当するウェ
ハの保管棚データ126を消去する(ステップC14)
o一方、処理装置60はウニノ・の処理を開始する(ス
テップC13)。
次に、処理装置60による処理が終了して処理装置のア
ンローダ部62から識別装置40ヘウエI−を移載し保
管棚にウェハを保管する時の各コントローラの処理手順
とコントローラ間の通信手順を$26図に示し、説明す
る。
処理装置60は処理を終えたウェハをアンローダ部62
1こ運ぶ(ステップDI)。そして、処理装置コントロ
ーラ114は、ウェハ授受ユニットコントローラ113
にアンローダ部62のつ二ノ1のウェハナンバーを送信
して、取り出しを要求Tる(ステップD2.D3)。す
ると、ウニノ・授受ユニットコントローラ113は、ロ
ボットコントローラ112に対し、アンローダ部62か
ら識別装置40ヘウエノ1を移載するように指示する(
ステップD4.D5)。
この指示に基づき、移載ロボット21はウニノ1をアン
ローダ部62から取り出して識別装置40にセットする
(ステップD6)。終了すると、ロボットコントローラ
112が作業を終了したことをウェハ授受ユニットコン
トローラ113に伝える(ステップD7.D8)。そし
て、識別装置コントローラ111は、ここで第23図に
示したような識別、処置をし、識別結果をウェハ授受ユ
ニットコントローラ116に送信する(ステップD9 
、 Dlo ) 0そして、ウェハ授受ユニットコント
ローラ11!1は識別装置コントローラ111より識別
結果を受信下ると(ステップD10)、ウニノ・を保管
する保管棚50の位fi!18決定しくステップD11
 ) 、ロボットコントローラ112にその位置を伝え
、移載を指示する(ステップD12. D15)。そし
て移載ロボット21が、識別装置140からウニノ・を
取り、保管棚50へ保管する(ステップD14)。終了
すると(ステップ])15. I)16)、ウェハ授受
ユニットコン)0−ラ115はウェハを保管した保管棚
番号に対応するウェハナンバー、加工履歴を保管棚デー
タ126として記憶する(ステップD17)。更に、ホ
ストコントローラ110に処理の終了したウニノ・のウ
ニノ・ナンバー、加工履歴を送信する(ステップD18
)。
ホストコントローラ110は、ウェハナンバー、加工履
歴を受信しくステップD19)、品種グループ別仕掛り
データ122、及び装置別仕掛りデータ124を更新す
る(ステップD20)。
(3,生産方式) (3,1投入順序決定方式) 第27図に、第1図に示した生産システムに対して、ど
のような順序でウェハの投入を行うかを決定する投入計
画フローを示す。作業量に対して、実現可能な標準日程
要求量を求め(ステップE1)、この値に対し、日ごと
の要求量と納期を満足した上、作業量の平準化を行い、
これとともに要求量の平準化が行われる。(ステップE
2)。要求生産量に対応する品種をグループ(処理工程
が同類のもの)すなわち品種グループに分類する(ステ
ツブE5)。次に、品種グループごとの要求割合を保っ
た要求順序を決定しくステップE4)、さらに、品種グ
ループ内の品種の割合を保った要求順序を決定する(ス
テップE5)oこれらの要求順序により、それぞれの品
種グループの要求順序に対して、品種の要求順序を順番
にあてはめていくことにより、品種ごとつまり、ウェハ
1枚重位の要求順序が決定され、この要求順序をそのま
ま投入順序として決定する(ステップE6)。以下各処
理手順を詳細に説明する。
第28図に、標準日程要求量を求め、装置のレシピ等変
更に伴う作業の平準化を行う作業量を図った要求量平準
化方法を示す。図において、原点0とスケジューリング
期間の総要求量である作業量をEとした端点Eと、日々
の要求生産量、実現可能で守らなければならない生産量
に対する作業量の累積である累積最遅負荷(ハ)の各部
分にピンを立て、ゴムひもを実現可能な生産量に対する
作業量である累積限界負荷(イ)と、納期を守った最低
生産量(白丸で示す)に対する作業量でもある累積最遅
負荷との間にいれ、両端0.Eを緊張させた時、このゴ
ムひもの作る折れ線が要求量、納期を満足Tる平準化負
荷に)となる。この負荷曲線から日ごとの要求蓋を求め
る0この時、日ごとの要求量に端数が発生した場合は、
スケジューリング期間内の全体要求量に平準化要求量が
一致するように調整する。また、1日の作業量が非常に
少なくなった場合、その作業量に見合った作業量を前倒
しする。このようにすることで、実現可能な作業量で、
納期に遅れることなく、作業量の平準化を行うことがで
き、これに伴い、要求量の平準化も図れる。
次に、投入順序算出方法について示す。第29図に示す
ように用語を定義Tる。k日目に対象となる品種グルー
プ数がM1品種グループ中の品種数がNで、平準化要求
量がPjiの時、全要求生産量j=1i=1 となり、品種グループjのキヨリ基準1ojは、1oj
 = (j=1.2.・・・) Σ Pjl i=1 となり、品種グループjの品aiのキヨリ基準1oj 
i  は、 となり、品種グループごと、品種ごとのキヨリ基準が求
まる。
このキヨリ基準1ojとキヨリljから正規化キヨリZ
ojを求める。次に、品種グループごとに、正規化キヨ
’JZojの大きいものから順に順序っけをし、同様に
、それぞれの品種グループ番こ対して、品種ごとの正規
化キヨIJ Zoj f求め、品種ごとの順序づけを行
う。このようにすることで、品種単位の1枚ごとの要求
順序がわかり、この順序に基づいて投入することにより
、要求量に対する品種グループごとの割合、品種ごとの
割合が常に保たれ、要求に合った生産を行うことができ
る。
第27図から第29図に示した投入順序決定刃fF、を
具体的に例題を用いて第30図から第35図を用いて示
す。
第30図に、スケジューリング期間を6日間としてその
要求量を示す。この要求量ζこ基づいて、累積負荷グラ
フを作成したものを第51図に示す。このグラフの平準
化負荷より、平準化した日ごとの要求量fi−第32図
に示す。なお、第50図において、A、B、Cは品種グ
ループ+ aI””” a4t bl〜1)4+ c。
〜C1は品種を示す。
次に、この要求量に基づいた要求順序算出方法について
説明する。品種グループごとの要求順序である1番目を
算出してみると、 キヨリ基準1ojは、 B     1oB =−=  2.4品種グループC 1oC= −=  6 となり、キヨ1J1jはすべて1であるから、正規化キ
ヨリZojは、 c   ZoC=  −!−=0.16となる。正規化
キヨリが同値のときは、品種グループの若い順に投入す
るものとして、品種グループAが要求順序1として算出
される。このようにして品種グループ間の要求順序を求
めた結果を第33図に示す。
第54図に平準化前の要求量、第35図に平準化後の要
求量をグラフで示す。これかられかるように、負荷量全
体が平準化され、品種グループ間でも平準化されている
のがわかる。
次に、品種グループ内の品種ごとの要求順序決定方法に
ついて説明する。
品種グループAのグループ内のキヨリ基準1ojiは、 品種a。
1oA al = −= 2 、 5 a! 1oA a、=−= 5 1oAas=−= 5 1 oA a4 = −= 5 となり、キヨリ11iはすべてlであるから、正規化キ
ヨリZoliは、 品fia。
ZoAa1=     = 0.4 2.5 as    ZoA al =   = 0 、 2a
l    ZoAa、、==   =Q 、  2a4
    ZoAaa=−=0.2 となり、品種a、が要求順序1として算出される。
このよう番こして、品種ごとの要求順序が決定される。
品種グループごとの要求順序に、品種ごとの要求順序を
あてはめ投入順序を決定した結果を第36図に示す。こ
の要求順序に基づき投入を行うことでウェハのスムーズ
な流れを作れるC(5,2サークルライン方式) 第37図に、第1図に示した装置構成において、どのよ
うにウェハを流すか、つまり、i行制御を行うかを示す
。設備モジュール9oをいくつか構成し、ある工程フロ
ーの中で、処理順序が同類の品種をまとめた品種グルー
プごと、及び、工程ごとに管理することで、生産の同期
確保と装置の稼働率向とを図ったスムーズなウェハの流
れをつくる。
保管棚30の前には、いろいろな品種のいろいろな処理
工程のウェハが仕掛り、どのウェハを投入するかで、流
れをコントロールすることができる。
そこで、品種グループ工程ごとにそれぞれ最適な仕掛量
である標準仕掛り量を設定し、この増減をチェックして
ウェハを順序よく流す。
(3,,3進行制御) 次に、第57図に示したように、品種グループごとに専
用ラインであるかのようにウェハをスムーズに進行させ
る方法を示す。多種、多工程のウェハの進行制御に必要
なデータを第14図から@17図に示し、進行制御方法
を説明する。
第14図に示す品種Ale bm、・・・ごとの工程フ
ローデータ120から、第15図に示すように、工程と
レシピが同類である品11a、、al・・・のものをグ
ループ化した品種グループA、B、・・・を作り出して
品種グループ工程フローデータ121を決定する。第1
6図は、物理的に実際に仕掛っている量を記憶した品種
グループ別仕掛りデータ122である。第17図に、品
種グループごとに各工程に仕掛る標準仕掛り量を算出し
た標準仕掛りデータ125を示す。第18図は、装置別
の実際の仕掛り量を記憶した装置別仕掛りデータ124
である。
次に、どのようにして、進行制御を行うかを説明する。
あるサンプリング時間ごとに、標準仕掛りデータ123
に示す各工程ごとの標準仕掛り量に対して、品種グルー
プ別仕掛りデータ122の仕掛り量が最も少ない品種グ
ループ、工程順序のウェハを抽出する。この時、最も少
ない品種グループ工程順序に対応したウェハかい(つか
あった場合は品種グループが若いものでかつ工程順序が
若い工程を抽出し、その前工程を品種グループ工程フロ
ーデータ121から選び出し、その工程のウェハを着工
するように指示する。例えば、標準仕掛りデータ125
の中で、品種グループBの工程順序3が、標準仕掛り量
に対して、実際の仕掛り量は2で最も少ないとすると、
不足分5を前工程に要求する。そこで、品種グループ工
程70−データ121より、品種グループBの工程順序
5の前工程である工程順序2を抽出し、装置別仕掛りデ
ータ124により、その品種グループ、及び工程のウェ
ハが仕掛っている処理装置を検索し、その処理装置60
に着工させる。
以下、このように、サンプリングごとに不足分を抽出し
、ウェハの進行制御を行う。
(4,ウェハの流れと各装置の動作) 第1図に示した構成において、ウェハの流れを第58図
に示す。ウェハの流れを第39図番こ示したフローチャ
ートによって説明する。ウェハが投入されると(ステッ
プG1)、搬送車によって最初の工程に対応した処理装
置の所まで搬送され(ステップG2)、保管棚に一時保
管され(ステップG3)、ウェハの処理装置から投入要
求がくると処理装置に投入処理しくステップG4)、処
理終了後、品種等のデータを持ったウエハナンバーヲ識
別装置で識別しくステップG5)、この工程が終了した
ことを確認の上、再び保管棚に一時保管され(ステップ
G6)、そして、搬送車によって搬送さn(ステップG
7)、一連の処理が終了したかどうかをチェック(ステ
ップG8)L、、終了でない場合、次の工程に、搬送さ
れ、一連の処理が終了するまでこのループを繰り返し、
終了すると搬出(ステップG9)される。
第40図に第1図で示した装置構成において、ウェハが
投入から搬出されるまでの一連の装置の動きを詳細fこ
示したフローチャートを示す。
この第1図fこ示す生産システムにウェハが投入される
七、第11図に示すように、走行車iooの搬送棚10
2に投入すべきウェハがセットされ(ステップH1)、
走行車100が米たかどうか判断(ステップH2)し、
来ない場合はステップH11進み、来た場合、走行車1
00は投入・取り出し装置80の所定の場所まで床面を
走行してくる(ステップH3)0所定の位置で停止し、
搬送棚101を載せたアーム103が前進し、クリーン
ボックス扉84ト搬送棚扉104ヲ密着させる(ステッ
プH4)。クリーンボックス扉848開き(ステップH
5)、搬送棚層104を開く(ステップH6)。投入・
取り出し装置80の保管棚82ヘセツトすべきウェハが
あるか判断しくステップH7)、ある場合は、移載ロボ
ット81により、搬送棚101から保管棚82にウェハ
をセットする(ステップH8)。ない場合はステップH
9に進む。次に搬送棚101ヘセツトするウェハがある
7!J)判断しくステップH9)、ある場合は、移載ロ
ボット81により、保管棚82から搬送棚101にセッ
ト(ステップ)(10)l、、ない場合はステップH1
1に進む。次に搬送車2が到着しているか判断しくステ
ップH11) 、到着してなければ、ステップH20に
進み、到着していれば、搬送車2から投入・取り出し装
置80へ降ろすウェハがあるか判断(ステップH12)
 l、、降ろすウェハがなければ、ステップ1(18ま
で進み、降ろすウェハがあれば、上下動ガイド9を下降
(ステップH13)させ、前後動ガイド11を前進(ス
テップH14)させて、搬送棚界12ヲクリーンボック
ス扉51に密着すせてセットする。そして、クリーンボ
ックス扉518開き(ステップH1s)、搬送棚層12
を開く(ステップH16)o移載ロボット81により、
搬送棚5から保管棚82ヘセツト(ステップH17)ス
ル。さらに、搬送車2へ載せるウェハがあるか判断(ス
テラ:7’H1B ) L、、なければステップ1(1
9に進み、乗せるウェハがある場合は、移載ロボット8
1により、保管棚82から搬送棚5にセット(ステップ
H19)する。投入・取り出し装置80の中でウェハ移
載があるか判断(ステップ1(20) シ、ある場合は
、再びステップH2に戻り、ステップH2〜ステップH
20を繰り返し、ない場合は、走行車100の搬送棚1
01にウェハをセットしたか判断(ステップH21)シ
、セットしない場合、ステップH27に進み、セットし
た場合は、走行車100側では、走行車100の搬送棚
1011#を閉じ(ステップH22)、クリーンボック
ス扉84を閉じ(ステップH24)、走行車100のア
ーム103ヲ後退(ステップH24)すると、走行車1
00は移動(ステップH25)を開始し、次工程へ搬送
(ステップH26)する。
搬送車2側では、搬送棚5を閉じ(ステップH27)、
クリーンボックス扉84ヲ閉じ(ステップH28)で、
前後動ガイド11が後退(ステップH29) L、、上
下動ガイドが上昇(ステップH30) L/て、搬送状
態に戻る。次に、次工程搬送の要求がくるまで待ち(ス
テップH31)、要求がくると、第2図に示すように、
次工程へ移動(ステップH52) L/、搬送車2が到
着する(ステップH33)o到着すると、投入取り出し
装置80場所か判断し、その場所であればステップH2
に戻り、その場所でなければ、上下動ガイド9が下降(
ステップH35) L、、前後動ガイド11を前進(ス
テップH36)させて、搬送棚12トクリーンボツクス
扉841こ密着させてセットする。クリーンボックス扉
を開き(ステップH37)、搬送棚界12ヲ開く。搬送
棚5から降ろすウェハがあるか判断(ステップH39)
 l、、ない場合はステップH41に進み、ある場合は
、移載ロボット21により、搬送棚5から保管棚30に
セット(ステップH40)する。次に処理装置60に投
入するウェハがあるかどうか判断(ステップ853 )
 L、ない場合は、ステップH45に進み、ある場合は
、移載ロボット21により、保管棚30から処理装置6
0のローダ部61に投入(ステップH42)する。次に
゛、処理装置60のアンローダ部62から識別装置40
へ搬送するウェハがあるかどうか判断(ステップH45
) シ、ない場合は、ステップH45まで進み、ある場
合は、処理装置のアンローダ部402から識別装置35
0へ搬送(ステップH44)する。次に、識別装置40
から保管棚60に戻るウェハがあるかどうか判断(ステ
ップ1(45) L/、ない場合は、ステップ1(47
に進み、ある場合は、移載ロボット21により、搬送棚
5から保管棚30にセット(ステップH46)する。
ウェハ授受ユニット20内で搬送車2〜保管棚30間。
保管棚50〜処理装置60間、処理装[60〜識別装置
40間、識別装置40〜保管棚30間でウェハ移載があ
るかどうか判断し、ある場合は、ステップH59まで戻
り、ステップH39〜ステップH47を繰り返し、ない
場合は、搬送卵扉12を閉じ(ステップH27)、クリ
ーンボックスn51を閉じ(ステップH28)、前後動
ガイド11が後退(ステップH29) j、、上下動ガ
イド9が上昇(ステップH30) L/て搬送状態に戻
る。そして、搬送車28次工程に進める。このようにし
て、搬送車2によりウェハを搬送しながらウェハの処理
加工を進めていく。
(,50代替実施例) (5,1代替実施例1) 第1図に示した装置構成に対して、搬送車の軌道である
搬送レールを中央部とその側部に設けた実施例を第41
図に示す。中央部の天井に、トラック状の搬送レール1
と、その搬送レール1−ヲ軌道として走行Tる搬送車2
とより成る中央部搬送設備200を設ける。そして、中
央搬送設備200の搬送車2と側部搬送設備201の搬
送車2間でウェハの受け渡しをクリーンな雰囲気で行う
ために、ステーション202゛を側部搬送設備201に
対応させて設ける。側部搬送設備201の回りには、搬
送車2との受け渡しをクリーンな雰囲気中で行う装置で
あるウェハ授受ユニット20と処理装置60とより構成
する設備モジュール9oを基本単位としていくつか設け
る。また、搬送車2は、上記実施例と同様にウェハをク
リーンな雰囲気で格納、保持する搬送棚を設ける。
中央部搬送設備200の端に、この生産システムに、外
部からウェハの投入を行い、一連の処理が終了するとウ
ェハを取り出す投入・取り出し装置80を設ける。投入
・取り出し装置80からウェハが投入されると、中央搬
送設備200の搬送車2によって任意の処理装置が設け
られている側部搬送設備201のステーション202の
位置まで搬送され、ステーション202の移載ロボット
で、搬送車2の搬送棚からステーション202の保管棚
に移載する。
次に、側部搬送設備201の搬送車2がステーション2
02の所までくると、ステーション202の移載ロボッ
トで、保管棚から側部搬送設備201の搬送車2の搬送
棚に移載する。移載が終了すると、任意の設備モジュー
ル90のウェハ授受ユニツ)20マで搬送し、ウェハ授
受ユニット20の移載ロボットで搬送車2の搬送棚から
保管棚に移載される。そして、この側部搬送設備201
の処理袋[60での処理が終了すると再び元のステーシ
ョン202の所へ搬送車2で搬送され搬送棚から保管棚
へ移載ロボットで移載する。中央搬送設備200の搬送
車2が到着すると、保管棚から搬送棚に移載ロボットに
よって移載され、搬送車2で次の工程に対応した側部搬
送設備201のステーション202へと搬送され処理さ
れる。このようにして一連の処理が終了するまでこの動
作を繰り返し、処理が終了すると中央部搬送設備200
の搬送車2によって、投入・取り出し装置80の所まで
搬送され、搬送棚から保管棚へ移載ロボットによって移
載され取り出される。
(5,2代替実施例2) 第1図に示した生産システムの搬送設備では、中央部の
天井にトラック状の搬送レールを設置していたが、この
搬送レールを天井に格子状に設けた実施例について示す
格子状に設けた搬送レール擾こ沿って設備モジュールを
設ける。ある設備モジュールから他の設備モジュールヘ
ウエハを移動させる指示がでると待ちの少ない搬送車が
対応し、最短経路を抽出し、その経路で搬送車が移動す
る。この時、経路の途中に他の搬送車が止まっているか
、移動している時は、搬送車がいない経路で最短経路で
移動する。
このようにすることで、処理装置間の移動距離が短くな
り、生産期間が短縮できる。
(5,3代替実施例3) 本発明の他の効果的な実施例を第42図に示し、説明す
る。
前記第1図に示した生産ライン(以下、生産モジュール
210と称する)を3つ、直線状に配置し、生産モジュ
ール210間でウェハを搬送するため、各生産モジュー
ル210の投入・取り出し装置80間を第11図に示し
た様な走行車で連絡するような構成とする。
また、進行制御は、制御を容易にするため、工程フロー
を3つに分割し、分割した工程フローごとに1つの生産
モジュール2108対応させる。つまり、各生産モジュ
ール210に分割された工程フローに対応した処理を行
う。そして、ある生産モジュール210でウェハの処理
が終了すると走行車100が次の生産モジュール210
ヘウエハを搬送し、次々と生産モジュール210で処理
をほどこしていく。例えば、第45図1こ示すような工
程フローの場合には、図に示すように全体を6分割し、
工程a〜工程fの工程フローを生産モジュール210a
で処理し、処理の終了したウニノ・は投入・覗り出し装
置80aで走行車100に移載され、次の生産モジュー
ル210bに搬送される。そして、投入・取り出し装置
80bがウェハを走行車100から受けとり、生産モジ
ュール210bに投入する0そして、生産モジュール2
10bで工程g〜工程lの処理を行う。同様にして、生
産モジュール210Cで工程m〜工程2の処理を行う。
このようにして全工程を6つの生産モジュール2108
〜Cで分担して処理する。
このように工程フローを分割し各工程フロー別に品種グ
ループを形成するため、全工程フローのうち一部のみが
同じ工程フローをもつ品種が、各生産モジュールで同じ
品種グループに集約され、品種グループが少なくなり、
進行制御が容易になる。また、各生産モジュールの処理
装置台数が少なくなることにより、生産モジュールが小
さくなり、ウェハの搬送距離が短くなる。
(5,4代替実施例4) 第1図Eこ示した構成の搬送設備において、トラック状
のレールを走行する搬送車をベルトコンベアにした実施
例において、ウニノ・授受ユニット部を第44図に、そ
のE−Ei@!断面図を第45図に示し、説明する。
中央部に、一方向に回転するコンベア220を設け、コ
ンベア220上にウェハを格納したカセットボックス2
21を載せ搬送させる0カセツトボツクス221の中の
ウェハは1枚づつ棚に保持され、カセットボックス22
1の前側にはカセットボックス扉227が設けてあり、
搬送中は閉じて密閉し、ウェハを取り出し又は格納する
時はカセットボックス扉227を開ける構成になってい
る。さらに、力・セットボックス221の上面番こは、
カセットボツクス221の通し番号を記号化してマーキ
ングする。
ウェハ授受ユニットの前には、カセットボックス221
の番号を識別するコードリーダ225を設置する。カセ
ットボックス221には、1枚又は複数枚同時に行き先
が同じウニノ・が入れられ、ウニノ1はクリーンな状態
で搬送される。コンベア220上に載せられたカセット
ボックス221が、ウェハ授受ユニットの所へ搬送され
てくると、コードリーダ223でカセットボックス22
1の番号を読み取る。
この時、受け取るべきカセットボックス221であれば
、ロボット224で、このカセットボックス221をコ
ンベア220から取り出し、クリーンボックス225の
クリーンボックス扉226にセットする。
このセットさnた状態で、ウニノ・の移載を行う。
この移載は、第3図、第4図で示したように、搬送車2
の搬送棚5がセットされた場合と同じようζこ、クリー
ンボックス221のクリーンボックス扉226がオープ
ンして、カセットボックス225のカセットボックスn
227がオープンし、移載ロボット21で保管棚にウェ
ハをセットする。次に、処理が終了しているウェハの中
で、行き先が同じウェハを、そのカセットボックス22
1にセットする。
このようにして、カセットボックス221内のウェハの
移し換えが終了すると、カセットボックス扉227とク
リーンボックスJjii 226 %閉めて、ロボット
2244こより、再びコンベア220上に戻され、次工
程へと搬送さnる。
このようにして、次々と処理工程を進めていくことで、
一連のウェハ処理が終了する。
(5,5代替実施例5) 第41図の搬送設備の構成で、中央搬送設備200と側
部搬送設備201とのインターフェース部に、ステーシ
ョン202を用いた方式を説明したが、インターフェー
ス部を搬送レールで接続し、その接続部分に分岐装置を
設ける実施例を説明する。
中央搬送設備200を走行している搬送車が、分岐袋′
#L(図示せず)まで移動してくると側部搬送設備 2
01側へ搬送車2が移動する場合、分岐装置がポイント
を震えると、搬送車2が側部搬送設備201側へ移動す
る。そして、側部搬送設備201側で必要な移動・搬送
作業を終了すると、再び分岐装置でポイントを変え、中
央搬送設備200側へ移動する。以下同様にして、処理
が終了Tるまで繰り返す。
(5,6代替実施例6) 上記実施例では設備モジュール間のウェハの搬送は、車
輪をガイドされた軌道搬送車を用いた例を示したが、そ
れに対して無軌道搬送車を用いた実施例を次に説明する
本実施例では、第1図に示すような構成基こおいて、搬
送レールと搬送車の代わりに無軌道搬送車を設けるもの
である。この場合、搬送車は、任意の設備モジュールか
ら任意の設備モジュールへ最短距離でウェハを搬送する
ことが可能となる。そのため、搬送車は、通常は前記実
施例と同様に、順次設備モジュールを巡回しウェハを移
載、搬送しているが、次のような対応が可能となる。つ
まり、ある設備モジュールのウェハ授受ユニット内の保
管棚に保管しているウェハが、ある一定の仕掛り量より
少なくなると、ウェハ授受ユニットは、搬送車に対し、
その品種、工程のウニノ・を前の工程に対応する処理装
置のウェハ授受ユニットから搬送してくるように指示す
る。すると、搬送車が通常走行している搬送路から外れ
て、その処理装置の所まで走行し、その処理装置から要
求のあった処理装置に該当するウニノ・を搬送する0こ
のように必要に応じて処理装置から処理装置ヘウニノ・
を自由に搬送することができる。
また、無軌道搬送車を用いることにより、設備の増設や
プロセスの変更に伴うレイアウト変更に対して柔軟に対
応できる。
(5,7代替実施例7) 異なる処理装置で連続して処理する際、搬送車を介さず
番こ処理装置間でウニノ・を受け渡しできるような本発
明の一実施例を第46図に示す。
′2台の処理装置の間でウニ/’tを受け渡すため、2
台の処理装置の間にウェハを両側から出し入れできる保
管棚260.ウニノ・に記載されているウェハナンバー
を読み取る識別装@40を設ける。また、それぞれの処
理装置60ごとにウニノ・をノ・ンドリングする移載ロ
ボット21を設ける。さらにこれらの装置は、ウェハを
取り巻く雰囲気を清浄に保つため、処理装置のローダ部
、アンローダ部と共にクリーンボックス231に納める
。そして、このクリーンボックス231は第2図と同様
に搬送車2との間でウェハを授受するため搬送棚58セ
ツトできる構造になっている。
ウェハを2台の装置で連続して処理Tる場合、上記実施
例と同様の手順でウェハを搬送棚5→保管棚230→処
理装置60a→識別装置4o→保管棚230と移載して
いく。そして、次に処理装置60bで処理するため、処
理装置60bで処理の終了したウェハを移載ロボット2
1bで保管棚250から処理装置60bへ移載する。処
理が終了すると、処理装置ift 60b→識別装置4
0→保管棚250へとウェハを移載する。こnら所定の
処理の終了したウェハは、移載ロポツ) 21aで搬送
車へ移載され、次の工程へ搬送される。このように連続
する処理を2台の処理装置60a、bで処理する場合に
は、2台の処理装置1160に共通な保管棚230と、
クリーンボックス231ヲ設けることにより、搬送車を
介さずに処理装[ti60間でウェハを受け渡すことが
でき、搬送時間が短く、かつ、ハンドリング回数も少な
くなる効果がある。
(5,8代替実施例8) 実施例の第2図に示したように、ウェハを保管するため
の保管棚30は、ウェハ授受ユニット20ごとに設け、
分散させていたが、搬送設備の中央に集中保管する保管
棚を設ける実施例を説明する。
中央に置かれた保管棚の周囲に、各処理装置ヘウエハを
搬送し、処理装置で処理さnたウェハを再び保管棚に戻
す搬送設備を設ける。
このようにウェハを集中させ保管することにより、任意
の品種及び工程間に対応した棚の仕掛り量をチェックす
ることができ、ウェハの進行状況、例えば、どの工程間
で遅れているか、品種間の割合が保たれつつ流れている
かを把握しやすく、管理が容易になる。
(5,9代替実施例9) 第41図に示したように、中央搬送設備200と9a+
部搬送設備201にインターフェース部分にステーショ
ン202を設け、側部搬送設備201の回りにウェハ授
受ユニット20と処理装置60を組み合わせた設備モジ
ュール90を配置させて・いる構成において、ウェハ授
受ユニット20内に保管棚30を設けず、ステーション
202の保管棚のみでウェハを保管し、処理を進めてい
〈実施例を説明する。
ウェハは中央搬送設置1f200の搬送車2カ)らステ
ーション202へ移載され、保管棚へ一時保管される。
そしてこのステーション202から、側部搬送設備20
1の搬送車2へ載せられ、ウェハ授受ユニット20の前
まで搬送される。そこで、移載ロボットは必要なウェハ
を搬送車2から取り出し、処理装置60で処理されたら
ウェハを搬送車2#こ載せる。
このとき、処理装置60からウェハが出てくるタイミン
グや、処理装置60ヘウエハを投入するタイミングに合
わせ、搬送車2を制御する。このようにすることで、ウ
ェハ授受ユニット2旧こは、ウェハを保管する保管棚3
0を設けず、中央搬送設備200と側部搬送設備201
のインターフェース部分であるステーション202の保
管棚のみで、保管する方式が実現できる。これは、同種
処理装置ごとにステーション202設け、ウェハを保管
・管理すると効果的である。
このようにすることで、一つの保管棚から、複数の処理
装置にウェハを供給することができ、処理装置の選択が
柔軟に行える。
(5,10代替実施例10) 本発明の他の効果的な一実施例を説明する。
本実施例はウェハ授受ユニットに保管棚を設けず、搬送
手段に保管機能を持たせるものである。
以下、本実施例の動作を説明する。
処理装置はホストコントローラから着工指示を受ける。
そして、処理する準備ができると、搬送車に対し、ウェ
ハの投入を要求する。一方、搬送車は処理装置の要求に
応え、その処理装置のウェハ授受ユニットの前まで走行
し、搬送棚をウェハ授受ユニットにセットする。すると
、移載ロボットが搬送棚から処理装置のローダ部ヘウェ
ハを移載する〇− また、ウェハの処理を終了すると、搬送車に対し、ウェ
ハの引き取りを要求する。すると、搬送車は要求に応え
、その処理装置のウェハ授受ユニットの前まで走行し、
搬送棚をウェハ授受ユニットにセットする。一方、移載
ロボットは、処理の終わったウェハをアンローダ部から
取り出し、識別装置にセットする。識別装置ではウェハ
のウェハナンバーを確認する。そして、ウェハは搬送棚
に収納される。
このように、処理装置のタイミングに合わせてウェハを
搬送することにより、処理装置ごとにウェハを保管する
必要がなく、処理する際、自由にウェハを選択すること
ができる。また、処理装置が故障した際にもその処理装
置を生産システムから切り離すのみでよ(、保管棚のウ
ェハをもう一度別の処理装置番こ搬送したり、故障が直
るまで処理を持つといったことが必要でな(なる。
(5,11代替実施例11) 本発明の他の効果的な一実施例を説明する。
前記の代表実施例では、コントローラや処理装置のトラ
ブルに備え、ウェハにウェハナンバーを記載し、管理し
ていた。そして、処理が正しく行われたことを確認する
目的とウニノ・ナンバーが確実に読み取nることを確認
する目的で、処理後にウェハのウェハナンバーを識別し
ていた。ところが、処理装置により処理が間違いなく行
われ、処理によってウェハナンバーが消えることなく、
読み取れることが確かであれば、すべての処理後にウェ
ハナンバーを読み取る必要はない。
このような理由で、ウェハ識別を行わないことが可能な
らば、ウェハ授受ユニットに必ずしもウェハ識別装置を
設ける必要はない。そして、ウェハ授受ユニットが簡略
化できるとともにウニノ・の移載作業が削減できる効果
がある。
(5,12)代替実施例12) 先に、ウェハ授受ユニットに保管棚を設けず、搬送車番
こ保管機能を持たせる実施例と処理後に遂−ウェハ識別
を行わない実施例をそれぞれ示したが、これらの2つの
要素を組合せた実施例も可能となる。つまりウェハは移
載ロボットにより搬送車の搬送棚から直接処理装置へ投
入され、処理が終了すると、そのまま搬送棚に保管され
るものである。
このようにウェハ授受ユニットの機能を極力簡略化する
ことにより先ζこ述べた効果fこ加えて、処理済のウェ
ハを処理装置から直接搬送棚に移載できるため、搬送車
の待機時間が短くなる効果がある。
(5,13代替実施例15) 第1図に示した構成では、ウェハは搬送中には搬送棚の
中に入れて密閉し、ウェハ授受ユニットの保管棚に一時
保管したり移載する時は、クリーンボックスにより、ク
リーンな雰囲気に保つような搬送・保管に必要な領域だ
けをクリーンな雰囲気にして搬送していた方式であった
が、建屋全体をクリーンにする実施例でもよい。
建屋全体をクリーン化することで、ウェハの搬送する時
も、−時保管するときも、ウェハを裸のままにしておけ
るため、密閉する必要がなくなる。
そのため密閉状態からの出し入れ動作がなくなりウェハ
の管理、搬送・移載動作が容易になる。
(5、14代替実施例14) 本発明の他の効果的な一実施例を第47図に示す。
処理装置60に対するウェハの投入と処理装置60から
のウェハの取り出しは、カセットツウカセット方式(C
−C方式)のものが多く見られる。よって本発明の一実
施例としてウェハを入れたカセットを処理装置に投入し
たり、取り出したりする実施例を述べる。
この場合、カセットに情報の書き込みや読みだしが可能
なICカード242ヲ設け、カセット241内のウェハ
の品種と品種別の通し番号8ICカード242に記憶さ
せる。
カセット授受ユニット240はカセット搬送車246と
処理装置60との間で、カセット241を受ケ渡す機能
を持ち、次のような構成となっている。
カセット授受ユニット240はカセット240ヲ保管す
るカセット保管棚243.カセット241ヲハンドリン
グするカセット移載ロボット244.カセット241に
設けているICカード242の情報を書き込み必要に応
じて読み取るデータ書き込み・読み取り装置245、及
びこれらの装置と処理装置60のローダ部61とアンロ
ーダ部62を清浄な雰囲気基こ保つためのクリーンボッ
クス(図示せず)とにより構成されている。
そして、カセット搬送車246が設備モジュール間でカ
セット241を搬送する。
カセット241の授受け、ウェハの授受とほぼ同様の手
順で行われるが、以下、異なる部分のみを述べる。
処理装置60はカセット保管棚245からローダ部61
にセットさnたカセット内のウェハを順次処理していく
。そして、処理が終了すると、予め、アンローダ部62
にセットされたカセット241にウェハを収納していく
。1力セツト分の処理が終了すると、アンローダ部62
のカセット241をデータ書き込み・読み取り装置24
5にセットする。そして、ICカード242に、新たに
収納したウェハのウェハナンバーを書き込む。また、空
になったローダ部61のカセット241は、アンローダ
部62に移載され、次のカセットのウェハを収納する。
このように、収納しているウェハのウェハナンバーをI
Cカード242に遂−書き込み、更新することにより、
カセット241による管理、搬送、投入が可能となる。
よって現状のカセット−カセット方式の処理装置に容易
に対応できる上、ウェハ825枚まとめて、移載するた
めロボットの移載動作が少なくなる効果がある。
(5、15代替実施例15) Wc1図に示した全体構成において、次のような前提を
設けることができれば、ウェハにウェハナンバー(品種
1品種別の通し番号)を記載せず、ウェハの進行を管理
することが可能となる。つまり、処理装置等によりウェ
ハの軌跡が正しく追跡でき、かつデータが消去しないよ
うに、バックアップ用のコントローラが設けられるなど
の手段でウェハの情報が確実に管理できれば、ウェハに
ウェハナンバーを記載して管理する必要はなくなる。
(5,16代替実施例16) ウェハにデータを持たせるために、第6図に示すように
、つ′エバナンバー(品種9品種ごとの通し番号)8最
初にウェハへ刻印するのみの方式に対して、任意の処理
が終了した時点でウェハ自身ζこその工程が終了したこ
とを示す記号を書き込む。
この方法をとより、ウェハ自身を識別することで、どの
工程まで終了しているのか確実に把握でき、ウェハ1枚
ごとに処理状態を追跡管理してソフト上のみで管理する
のではなく、実績によりデータ管理を行えるため、ウェ
ハの管理ミスがなくなる。
さらに、加工条件、結果等のデータを記号化して、付は
加えることにより、加工履歴と処理結果・状態も確認す
ることができる。
(5,17代替実施例17) 搬送棚上保管棚との間のウェハ移しかえは一般に同じ品
種・工程の複数枚のウェハについて連続して行う場合が
多い。この様な際に複数枚のウェハを一括して移し換え
を行うこと番こより移し換え時間を短縮できるクリッパ
ーの一実施例を第48図〜第51図に示し、説明する。
第48図にウェハ吸着部261を5個備えたクリッパー
260を示す。ウェハ吸着部261は使用位置(図にイ
で示す)と待機位置(図に口で示す)とに切り換えるこ
七ができ、1ないし5枚の任意枚数のウェハを一括して
移しかえる。
ウェハ吸着部261が使用位置(こめる場合は爪262
が磁石263に吸着されることによりその位置を固定す
る。
第49図Eこウェハを真空吸着する導管267の切り換
え機構を示す。導管267は軸264の片側のみ開口し
ており、待機位置口にあるウェハ吸着部261は真空路
を遮断されており、使用位置イにあるウェハ吸着部26
1の吸引力を損なうことが無い。
第50図、及び第51図に切り換えるためのロボットア
ームの動作を示す。第51図に示すようロボットの近く
に柱265を固定し、待機位置口にあるウェハ吸着部2
61をロボットの軸264を基準として柱265より外
側ζこひっかけ、ロボットアーム266をロボットの軸
に近づく方向へ縮めることにより、ウェハ吸着部ツ61
ヲ使用位置イ暑こ切り換えることができる。このときロ
ボットの高さを変えて柱265の先端の高さと切り換え
るべきウェハ吸着部の高さを合わせることにより1ない
し5個の任意の個数のウェハ吸着部を切り換えることが
できる。
@51図に示すように軸264がロボットの軸を基準と
して柱265の内側にある様にしてウェハ吸着部261
を柱265へひっかけロボットアーム266を図に矢印
まで示T方向に移動させることにより、ウェハ吸着部2
618待機位置ロヘ切り換えることができる。ウェハ搬
送時には柱265にウェハ吸着部261をひっかけない
様にロボットアームを上昇させて回転させる。
(5、18代替実施例18) WJ1図に示した実施例では搬送レール1は中央部にト
ラック状のものが1本しか設けられでいないが、これを
複数本設けた実施例8第52図、第55図に示す。
これは第1図に示した搬送レール1aに加えて、それと
平行にもう1本のトラック状の搬送レール1bを設け、
それぞれ数台の搬送車2を走行させるものである。そし
て、ウェハの搬送の緊急度に応じて搬送するウェハを分
担する。その際、搬送レール1に設ける搬送車2の台数
は、緊急度の高いウェハを搬送する搬送設備の方を少な
く設置する0 このようにするこ♂により、緊急度の高いウェハを他の
ウェハに影響を及ぼさず、即座に搬送することができ、
処理装置60はウェハが搬送されてくるまで、待つとい
ったことがなくなる。
また、複数のトラック状の搬送レール1を設け、各搬送
レールを品種グループに対応させることζこより、それ
ぞれのレール1における搬送車2が停止するウェハ授受
ユニット20ヲ限定することができる。
(5,19代替実施例19) 第47図で示したカセット・トウ・カセット方式に対し
て工Cカードを用いず通常仕様されるカセット単位で搬
送し、カセット及び枚葉対応の処理装置で生産する実施
例を述べる。
この図のデータ書き込み・読み喉り装置245を取り除
いた構成において、搬送車246がカセットに収納した
ウェハを任意のカセット授受ユニット240の前まで搬
送してくると、搬送車246のカセット搬送棚から、カ
セット移載ロボットがカセットを取りだし、カセット保
管棚245にセットする。
この時、処理装置60のローダ部61がカセット対応の
場合は、カセットごとローダ部61ヘカセット移載ロボ
ット244でセットし、カセット内のウェハを順次処理
装@60で処理する。処理が終了すると、予め、アンロ
ーダ部62にセットされたカセットにウェハを収納し、
規定枚数に達して1力セツト分の処理が終了すると、ア
ンローダ部62からカセット移載ロボット244で、カ
セット保管棚243にセットする。
また、ローダ部61が枚葉対応の処理装置60の場合、
カセット保管棚243にセットされたカセット内部から
ウェハを喉り出すために、カセット移載ロボット244
のグリッパを自動で、カセット用グリッパからウェハ用
グリッパに交換する。そして、ウェハをローダ部61に
セットし、処理が終了すると、アンローダ部62からカ
セット移載ロボット244のウェハ用グリッパでカセッ
ト保管棚243にセットされているカセット憂こ収納し
、規定枚数をこなるまで行う。搬送車246が来ると、
カセット移載ロボット244は、グリッパをカセット用
グリッパに交換し、搬送車246へ乗せ次工程へ搬送す
る。
このようにすることで、現状のカセットが使用出来る効
果がある。
〔発明の効果〕
ラインの構造としては、ウェハを載せトラック状の搬送
レールで処理設備間を搬送する搬送車と、搬送車と処理
装置間で、ウェハ移載を行なう移載ロボット、ウェハを
1枚づつ品種グループ、工程ごとに一時保管する保管棚
、ウェハのウェハナンバーを識別する識別装置により構
成されるウェハ授受ユニットにより、ウェハ1枚づつの
管理が可能になり、多品種同時生産が行え、保管棚のウ
ェハの仕掛り管理によりウェハの流れのコントロールが
でき、かつ、処理装置の稼働率を上げることができる。
また、仕掛り量を減らし、短納期で要求にあった生産が
できる効果がある。
ウェハ自体にウェハナンバーを記載し、処理装置から出
て来たウェハを識別装置で識別することで、ウェハ1枚
ごとの進行を確認することができるため、ウェハの進行
管理が容易に行え、多品種のウェハを要求に合った順序
で生産することができる。
処理装置の構成において、処理装置をハード的に数工程
分接続し、一貫処理装置にすることにより、投入と処理
終了の管理データ量が少なくなるので制御量が減る。ま
た、処理装置の搬送工程数が減るので、搬送距離1回数
が減り生産期間が短くなる効果が出る。
ウェハ1枚ごとに品種グループ、工程ご七に処理装置に
投入すべきウェハを保管する保管棚により、要求にあっ
たウェハの投入ができるので、処理装置の稼働率を上げ
ることができ、また、1枚単位で管理できる。識別装置
では、ウェハの実際の進行状況をリアルタイムに把握す
ることができるため、1完の短縮、仕掛り量削減を図っ
た生産ができる。
クリーン構成においては、搬送中は、搬送棚に入れて密
閉し、処理装置に投入または処理が終了して搬送車に載
せるために一時保管しているときはクリーンボックス内
部にいれておくことにより作業者とウェハの雰囲気を隔
離できるため歩留りが向上する。また、クリーン部分の
極小化を図ることができるためコストが削減し、メンテ
が容易になる。さらに、作業者の作業領域が確保できる
ため、処理装置の保全がしやすくなるという効果がある
搬送単位においては、搬送する時、及び処理装置へ投入
または処理されて出てきたウェハを搬送車に載せる時も
、1枚単位で保管することで、ウェハがどこにあるか常
に1枚単位で把握することできるため、実時間に忠実な
枚葉管理が行える。
また、多品種少量生産が容易に行える効果がある。
トラック状の軌道を巡回しながら、所定のウェハ授受ユ
ニットで搬送車に必要な時ζこウェハを載せ必要な時に
搬送車から降ろすことにより、トータルの搬送距離が少
なくなり、搬送車の制御が容易になる。
また、1枚単位でウェハを管理して、搬送を行うため、
品種変更に柔軟に対応できる効果がある。
ウェハの流れにおいては、工程順序が同類の品種をグル
ープ化し、保管棚に仕掛るウェハに対して品種グループ
、工程ごとに標準仕掛り量を算出して、この標準仕掛り
蓋に実際のウェハの仕掛り量値が一致するように、保管
棚から処理装置へ投入させ、かつ、搬送車で対象ウェハ
を次工程へ搬送することで、ウェハを流す順序を容易に
コントロールできるため、生産計画に忠実な生産ができ
る。また、ウェハ1枚ごとの流れのコントロールができ
るため、多品種、さらには、繰り返し工程が多く流れの
複雑な品種でも管理が容易番こ行え多品種同時生産がで
きる。また、工程間の進行を実時間でコントロールでき
るため、工程間のずれ量を見込んだ最小仕掛り量にする
ことができるため、仕掛り量削減ができる。
また、投入順序は、要求量に基づき、1枚単位の投入順
序を決定し、この順序を守るようにコントロールするこ
とで、要求した順序で生産ができるため、生産計画の手
直しかいらな(なり計画が容易に行え、コスト、品質、
納期を満足することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による多品種搬送装置の1実施例を示
す全体構成図、第2図は、第1図Oこおけるウェハ授受
ユニットの構成図、Wc6図は、第2図のA矢視図、第
4図は、第2図のB−B線断面図、第5図は、第2図の
C−C線断面図、第6図は、ウェハの構成図、第7図は
、保管棚の構成図、第8図は、保管棚のウェハ保持部の
詳細図1.!9図は、搬送車の構成を示す正面図、第1
0図は、搬送車の構成を示す側面図、第11図は、投入
・取り出し装置の構成図、第12図は、第10図のD−
D線断面図、第13図は、コントローラの構成図、第1
4図は、工程フローデータを示す1図、第15図は、品
種グループ工程フローデータを示す図、第16図は、品
種グループ別仕掛りデータを示す図、第17図は、標準
仕掛りデータを示す図、第18図は、装置別仕掛りデー
タを示す図、第19図は、搬送車のデータを示す図、第
20図は、保管棚のデータを示す図、第21図は、搬送
棚のデータを示す図、第22図は、レシピデータを示す
図、第23図は、識別装置のデータ処理フローチャート
、第24図6)、(b)は、搬送棚、保管棚間のウェハ
移載時のコントローラ間通信手順を示すフローチャート
、第25図は、保管棚。 処理装置間のウェハ移載時のコントローラ間通信手順を
示すフローチャート、第26図は、処理装置。 識別装置、保管棚間のウェハ移載時のコントローラ間通
信手順を示す70−チャート、第27図は、投入計画の
フローチャート、第28図は、平準化負荷グラフを示す
図、第29図は、投入順序決定用語の定義表を示す図、
第30図は、例題の標準日程要求量を示す図、第31図
は、例題の平準化負荷グラフを示す図、第62図は、例
題の平準化要求量を示す図、wc55図は、例題の品種
グループ別投入順序を示す図、第54図は、例題の平準
化前の要求量を示す図、第35図は、例題の平準化後の
要求量を示す図、第36図は、例題の品種別投入順序を
示す図、8g57図は、進行制御方式の概念を示す図、
第68図は、ウェハの流nを示す概略図、第39図は、
ウェハの流れのフローチャート、440図(a)、(b
)及び(C)は、装置の動作フローチャート、第41図
は、代替実施例1の全体構成図、第42図は、代替実施
例3の全体構成図、jJ!45図は、代替実施例3の管
理方式概念図、第44図は、代替実施例4のウェハ授受
ユニット構成図、第45図は、代替実施例4であるW、
44図のE−E線断面図、第46図は、代替実施例7の
ウェハ授受ユニット構成図、第47図は、代替実施例1
4のカセット授受ユニット構成図、第48図は、代替実
施例17のグリッパ構成図、第49図は、代替実施例1
7の導管の切り換え機構を示す図、第50図及び第51
図は、代替実施例17の移載ロボット動作説明図、第5
2図は、代替実施例18の全体構成図、第55図は、代
替実施例18のウェハ授受ユニットの構成図である。 1・・・搬送レール   2・・・搬送車3・・・昇降
装置    4・・・昇降ヘッド5・・・搬送棚   
  6・・・ガイド車輪7・・・駆動装置    8・
・・上下動駆動装置9・・・上下ガイド   10・・
・前後動駆動装置11・・・前後動ガイド  12・・
・搬送棚界20・・・ウェハ授受ユニット 21・・・移載ロボット  22・・・グリッパ−25
・・・前腕      24・・・上腕25・・・上下
軸     30・・・保管棚31・・・保持部   
  40・・・識別装置50・・・クリーンボックス 60・・・処理装置61・・・ローダ部62・・・アン
ローf 部70・・・ウェハ80・・・投入・取り出し
装置 81・・・移載ロボット82・・・保管棚83・・・ク
リーンボックス 90・・・設備モジュール 100・・・走行車101
・・・搬送棚    102・・・移載装置103・・
・アーム 110・・・ホストコントローラ 111・・・識別装置コントローラ 112・・・ロボットコントローラ ・・・ウニ八授受ユニットコントローラ・・・処理装置
コントローラ ・・・搬送車コントローラ ・・・投入・取り出し装置コントローラ・・・通信ケー
ブル 什御人 4=石tlL 〒4図 46図 1j 47図 〒a図 i○図 U 閉12図 閑10図 第15図 沿14図 デ15図 〒16図 消17図 イ20図 421図 知1υ図 411図 〒22図 角”124ffi(bン 〒2田図 雫26図 側 図 宅 図 日 イす 〔日〕 ウ イ巨Y @32図 ツ ノ 第37図 第38図 瓢40図 (C) 第 図 第48図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の種類のワークを処理する複数の処理手段と、
    複数の種類のワークを搬送する搬送手段と、前記搬送手
    段と前記処理手段間でワークを授受する移載手段より成
    り、前記搬送手段が、前記複数の処理手段間で多種類の
    ワークを同時に搬送し、前記移載手段の所定の位置に停
    止し、前記移載手段が、前記搬送手段との間で所望の種
    類のワークを認識して授受することを特徴とする多品種
    搬送方法。 2、多種類のワークを同時に搭載して複数の処理手段間
    を走行し、該処理手段に対応づけて設けたワークの移載
    手段の所定の位置に停止する搬送手段と、前記搬送手段
    との間で所望の種類のワークを認識して授受する移載手
    段と、により構成されることを特徴とする多品種搬送装
    置。 3、複数の種類のワークを処理する処理手段の間でワー
    クを搬送する搬送システムにおいて、移動元と移動先と
    を示された移動指示に基づいて移動させたワークの物理
    的位置を確認するトラッキング手段と、任意の移載手段
    の所で所望のワークを移載している間停止し、多品種の
    ワークを同時に搬送する搬送手段と、前記搬送手段間、
    搬送手段と処理手段間及び処理手段間で、必要に応じて
    ワークを保管し、ワークの受け渡しをする移載手段とに
    より構成されることを特徴とする多品種搬送装置。 4、多品種のワークを同時に搬送する搬送システムにお
    いて、ワークを処理する処理手段と、処理手段間で、ワ
    ークの進行順序、及び進行速度を制御する保管手段と、
    保管手段間を搬送する搬送手段と、搬送手段、保管手段
    間、保管手段処理手段間の移載を行う移載手段と、移動
    元と移動先とを示された移動指示に基づいて移動させた
    ワークの物理的位置を確認するトラッキング手段を有す
    ることを特徴とする多品種搬送装置。 5.多品種のワークを同時に生産する生産システムにお
    いて、ワークを処理する処理手段に複数種のワークを投
    入する移載手段と、移載手段に複数種のワークを他の移
    載手段から供給する搬送手段とにより、ある種のワーク
    を処理することを指示された処理手段が指示に従い多種
    類のワークを処理することを特徴とする多品種搬送方法
    。 6、搬送手段として、多種類のワークをその種類とは関
    係なく搭載し、搭載しているワークの種類を記憶する搬
    送手段を用いることを特徴とする請求項2ないし4いず
    れかに記載の多品種搬送装置。 7、搬送手段として、ワークを搭載した搭載手段が閉ル
    ープの軌道上を走行する搬送手段を用いることを特徴と
    する請求項2ないし4いずれかに記載の多品種搬送装置
    。 8、搬送手段として、天井に設けられた格子状の軌道に
    沿つて走行するワークの搭載手段とにより構成された搬
    送手段を用いることを特徴とする請求項2ないし4いず
    れかに記載の多品種搬送装置。 9、搬送手段として、必要に応じて特定の軌道外で搬送
    作業を行う搬送手段を設けたことを特徴とする請求項2
    ないし4いずれかに記載の多品種搬送装置。 10、搬送手段に、ワークを保管する機能を設けてワー
    クの進行順序及び進行速度を制御することを特徴とする
    請求項2ないし4いずれかに記載の多品種搬送装置。 11、搬送手段において、ワークを搭載している搭載手
    段が、搭載しているワークにより、走行する軌道を任意
    に選択する搬送手段を用いることを特徴とする請求項2
    ないし4いずれかに記載の多品種搬送装置。 12、ワークを搭載して閉ループの軌道上を走行する搬
    送手段において、ワークを保管する機能とワークを移載
    する機能を備えた搬送手段を用いることを特徴とする請
    求項7記載の多品種搬送装置。 13、ワークの授受方法が異なる処理手段を備えた生産
    システムにおいて、特定の搬送手段と個々の処理手段と
    の間でワークを受け渡す移載手段を用いたことを特徴と
    する請求項2ないし4いずれかに記載の多品種搬送装置
    。 14、全ての処理手段に設けられた移載手段において、
    ワークを保管する機能を設けてワークの進行順序及び進
    行速度を制御することを特徴とする請求項2ないし4い
    ずれかに記載の多品種搬送装置。 15、搬送手段において、ワークを保持して清浄な雰囲
    気で密閉し、かつ移載手段において、ワークの接触する
    空間に対して清浄な雰囲気を常に供給することにより清
    浄な雰囲気を最小におさえることを特徴とする請求項2
    ないし4いずれかに記載の多品種搬送装置。 16、ワークをその治具に収納して搬送する生産システ
    ムにおいて、移載手段がワークを治具に収納したまま、
    処理手段に受け渡すことを特徴とする請求項2ないし4
    いずれかに記載の多品種搬送装置。 17、移載手段において、複数のワークを同時に授受す
    ることを特徴とする請求項2ないし4いずれかに記載の
    多品種搬送方法。 18、トラッキング手段において、個々のワークにワー
    クの識別コードを記載し、その識別コードで個々のワー
    クを認識することを特徴とする請求項3または4記載の
    多品種搬送装置。 19、トラッキング手段において、処理手段、搬送手段
    、及び授受手段による個々のトラッキングを総合するこ
    とによりワークのトラッキングを行うことを特徴とする
    請求項5または4記載の多品種搬送装置。 20、トラッキング手段において、ワークの通過するあ
    る地点でワークがその地点を通過したことを示す識別コ
    ードをワークに記載し、それを識別することにより、ワ
    ークのトラッキングを行うことを特徴とする請求項5ま
    たは4記載の多品種搬送方法。 21、複数の種類のウェハを処理する複数の処理装置と
    、ウェハを載せ、トラック状の搬送レールで処理設備間
    を搬送する搬送車と、該搬送車と前記処理装置間で、ウ
    ェハの移載を行なう移載装置と、ウェハを1枚づつ品種
    グループ、工程ごとに一時保管する保管棚と、ウェハの
    ウェハナンバーを識別する識別装置とを有し、かつ、前
    記移載装置と保管棚と識別装置とを各処理装置に対応し
    てウェハ授受のためのユニット構成としたことを特徴と
    する多品種搬送装置。 22、前記ウェハ授受のためのユニットは、異なる処理
    装置間で統一された共通インタフェースユニットとして
    構成されることを特徴とする請求項21記載の多品種搬
    送装置。 23、前記ウェハ授受のためのユニットは、前記搬送車
    と前記処理装置との間でウェハを受け渡す時にウェハに
    接する雰囲気を他の雰囲気と分離し、高い清浄度を保つ
    ように構成されることを特徴とする請求項21記載の多
    品種搬送装置。 24、前記保管棚に対応して品種別の工程順序と処理条
    件を記憶する手段と、複数の保管棚を接続する通信ネッ
    トワークと、各処理装置の稼働状態と仕掛り量及び処理
    の終用したウェハ数、並びに次工程の状態を前記記憶手
    段と通信ネットワークにより把握し、各保管棚で処理す
    べきウェハを決定する制御を行う制御手段とを有する請
    求項21記載の多品種搬送装置。 25、前記移載装置は、前記搬送車と保管棚との間でウ
    ェハを移載する手段と、前記保管棚と処理装置との間で
    ウェハを移載する手段とを有することを特徴とする請求
    項21記載の多品種搬送装置。 26、ウェハを投入し、投入されたウェハを搬送車によ
    つて最初の工程に対応した処理装置の所まで搬送して保
    管棚に一時保管し、ウェハの処理装置からの投入要求に
    より処理装置に投入して処理し、処理終了後、品種等の
    データを持つたウェハナンバーを識別装置で識別して保
    管棚に一時保管し、しかる後、搬送車によつて搬送し、
    一連の処理が終了したかチェックし、終了でない場合、
    次の工程に搬送し、一連の処理が終了するまで繰り返し
    、終了すると搬出することを特徴とする多品種搬送方法
    。 27、ある半導体製造装置から他の半導体製造装置へ、
    1枚または複数枚のウェハを搬送する時に、ウェハを保
    持するための機構を持つたウェハ保持装置と、該ウェハ
    保持装置をカセット授受装置から受け取り、1個または
    複数個のカセットを搬送して、目的のカセット授受装置
    へ引き渡す機能を持つた搬送車と、該搬送車より引き渡
    される前記ウェハ保持装置を受け取り、該保持装置に収
    納されているウェハをクリーンボックス内から取り出し
    たり、クリーンボックス内から前記保持装置にウェハを
    納めることができる状態にし、また、前記搬送車に搬送
    用のカセットを引き渡すカセット授受装置と、前記保持
    装置とウェハ保管棚との間でウェハを移載する第1のウ
    ェハ移載装置と、半導体製造装置毎に設けられ、ウェハ
    を1枚ずつ保管し、保管する場所を記憶して、かつ、任
    意の保管棚から取り出せるウェハ保管棚と、各々の半導
    体製造装置のカセット装填位置とその向きに対応して、
    ウェハをウェハ保管棚と半導体製造装置の間で移載する
    半導体製造装置別の第2のウェハ移載装置と、前記搬送
    車と半導体製造装置との間でウェハを受け渡す時にウェ
    ハに接する雰囲気を他の雰囲気と分離し、高い清浄度を
    保つため、ウェハの受け渡しに関する装置を、搬送車が
    ウェハを受け渡しできる機構を備えた仕切りで、雰囲気
    を遮断し、上面に送風用のファンと除塵用のフィルタを
    備えたクリーンボックスと、ウェハに記載された識別コ
    ードを読み取る装置と、ウェハ保管棚に品種別の工程フ
    ローと処理条件を記憶させ、全てのウェハ保管棚を情報
    ネットワークで接続し、当該装置の稼働状態と仕掛り量
    、及び処理の終了したウェハ数、また次にウェハを処理
    する半導体製造装置の稼働状態と仕掛り量を基に、当該
    保管棚で処理するウェハを決定する制御装置とを具備す
    ることを特徴とする多品種搬送システム。
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