JPH02117169A - メモリ装置 - Google Patents

メモリ装置

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JPH02117169A
JPH02117169A JP63271532A JP27153288A JPH02117169A JP H02117169 A JPH02117169 A JP H02117169A JP 63271532 A JP63271532 A JP 63271532A JP 27153288 A JP27153288 A JP 27153288A JP H02117169 A JPH02117169 A JP H02117169A
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word lines
memory cells
bit
line
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JP63271532A
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English (en)
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Hideharu Nakajima
中嶋 英晴
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor

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  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は互いに平行且つ近接して配置されたビット線対
に差動増幅手段が接続される所謂折り返しビット線構造
のメモリ装置に関し、特にそのワード線の構造に特徴を
有する。
〔発明の1既要) 本発明は、互いに平行且つ近接して配置されて対をなす
ビット線とそのビット線に直交するワード線の交点にメ
モリセルが形成され、そのビット線の対に差動増幅手段
が接続されるメモリ装置において、上記ワード線は2層
構造とされ、上層のワード線で対の一方のピッ目星に接
続されるメモリセルが選択され、下層のワード線で対の
他方のビット線に接続されるメモリセルが選択される構
成とすることにより、そのメモリセルの高密度化を図る
ものである。
〔従来の技術〕
DRAM等の半導体メモリ装置の構造として、電気的特
性が略等しく、互いに平行に且つ近接した配置されたビ
ット線の対を利用して、メモリセルのデータを読み出し
書き込む所謂折り返しビット線構造(フォールディトピ
ットライン構造)のメモリ装置が知られている。また、
このようなメモリ装置の技術の一例として、特公昭55
−39073号公報に記載される技術がある。
第12図は、従来の半導体メモリ装置の一例の模式的な
平面図であり、ワード線WL、−WL。
は、略互いに平行に形成されている。これらワード線W
L、−WLSと直交するようにビット線BL1〜BL、
が形成されており、例えばビット線り、とビット線BL
gが同じセンスアンプに接続する。また、図中、領域M
Cは一対のメモリセルが形成される領域であり、各ビッ
ト線BL、〜BL1とはコンタクト領域Coで接続する
。領域MCを通過するワード線の中、領域MCの中心寄
りの2本はスイッチングトランジスタのゲートとして機
能するが、端部寄りの2木はワード線方向に隣接するセ
ルのゲートとして機能する。
〔発明が解決しようとする課題] ところが、第12図の平面図からも明らかなように、従
来の半導体メモリ装置では、間隔Sで示す領域が設けら
れることになり、その領域を設けた分だけ素子の高密度
な配置が妨げられることになる。
すなわち、第12図の間隔Sは、ビット線方向のメモリ
セル同士の間の領域であり、本来、素子を分離するだけ
の間隔があれば十分にその機能を果たすことができる。
しかしながら、各領域MCの端部では、ワード線方向に
隣接するメモリセルのゲートとして機能するワード線が
通過し、そのワード線をバターニングする必要性から、
上記間隔Sを詰めることが困難である。
そこで、本発明は上述の技術的な課題に鑑み、メモリセ
ルの高密度な配置を可能にするようなメモリ装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明のメモリ装置は、互
いに平行且つ近接して配置されたビット線の対からなる
少なくとも1つのビット線対と、該ビット線対と直交し
2層構造で形成された複数のワード線と、該ワード線と
上記ビット線の交点に形成されたメモリセルと、上記ビ
ット線対に接続された差動増幅手段とを有している。そ
して、上記ビット線対のうち一方のビット線に接続され
たメモリセルは、上記2層構造のワード線のうち上層の
ワード線で選択され、上記ビット線対のうチ他方のビッ
ト線に接続されたメモリセルは、上記2N構造のワード
線のうちの下層のワード線で選択されることを特徴とし
ている。
ここで、上下2Nのワード線を択一的にメモリセルの選
択用に用いる構成としては、下層のワード線に選択的に
不純物を導入する手段や、下層のワード線の一部を選択
的に除去する手段や、上下の層をずらせて形成すると共
にそのチャンネルの位置もずらせる手段等が挙げられる
〔作用〕
ワード線を2層構造とすることにより、メモリセルの端
部では、リソグラフィーの限界等に影響されず、そのピ
ッチを詰めることができる。また、成るメモリセルにお
いては、2@のり一ド線の一方のみが選択されるため、
そのメモリセルにががる差動増幅手段を作動させて、デ
ータの読み出しや書き込みが可能となる。
[実施例〕 本発明の好適な実施例を図面を参照しながら説明する。
第1の実施例 本実施例は、ワード線を2層構造としたDRAMであり
、下層のワード綿への選択的な不純物のイオン注入によ
り、折り返しビット線構造を採るものである。
第1図はそのDRAMの一部の平面図である。
−点鎖線で示すビット線BL、−BL、は、図中B方向
を延長される方向としてそれぞれ形成されており、コン
タクNI域01〜C3を介して一対のメモリセルからな
る素子形成領域11〜13に接続する。なお、図示を省
略しているが、素子形成領域11〜13には、それぞれ
ソース・ドレイン領域を形成するための不純物が導入さ
れ、積層型のキャパシタ(スタックドキャパシタ)も形
成される。また、ビット線BL、とビット線BL。
は互いに平行且つ近接して配置されていて、ビット線対
を構成する。他のビット線についても同様である。これ
らビット線BL、とビット線BL。
はその端部に設けられた1つの差動増幅手段であるセン
スアンプに両者の間で差動増幅されるように接続される
ワード線は、図中W方向を延長方向として形成され、上
層ワード線WLU、〜WLU、と下層ワード線WLD、
〜WLD、からなる。すなわち、下層ワード線WLD、
〜WLD、上には、それぞれ絶縁膜を介して同じパター
ンで上層ワードyAWLU、−WLU3が形成されてお
り、2層構造となっている。これらワード線WLU、〜
WLU、。
WLD、〜WLD、と上記ビット線BL、−BL、との
交点はスイッチングトランジスタとキャパシタからなる
メモリセルとされる。そして、特に各ワード線WLU、
 〜WLU、、WLD、 〜WLD、は、それぞれメモ
リセルのスイッチングトランジスタのゲート電極として
機能し、2層構造のため、下層ワード線WLD、−WL
D、には選択的に不純物が導入された構造とされている
。第1図中、ビット線対の一方のビット線BLzに接続
するメモリセル12上に形成された下層ワード線WLD
、、WLD、は、スイッチングトランジスタのチャンネ
ルを横断するようにそれぞれピュアポリシリコン領域l
を有している。このようなピュアポリシリコン領域lに
より上層のワード線WLU3.WLUzをその領域にお
いて当a亥メモリセルのゲート電極として機能させるこ
とができる。
ここで、上記ビット線対のうち一方のビット線に接続さ
れたメモリセルと、上記ビット線対のうち他方のビット
線に接続されたメモリセルを第2図及び第3図を参照し
ながら比較する。まず、第2図は、上層ワード線WLU
、により選択されるメモリセルを示しており、特に上記
ピュアポリシリコン領域lが下層ワード線WLD、に形
成されているために、その下層ワードWLD、はスイッ
チングトランジスタのゲート電極として機能しない。
このセルでの実質的なゲート電極は上層ワード線WLU
、であり、例えば上層ワード線WLU、の電位が上昇す
ると、基板2に形成されたソースドレイン領域3,3の
間にチャンネルが形成され、その結果、電流が流れる。
下層ワードWLD、の側壁には、隣接するメモリセルを
ワード線によって選択するための導電部4が形成されて
おり、チャンネルを横断するようなピュアポリシリコン
領域lが設けられていても、下層ワード線WLD+は電
気的に連続していることになる。これら各ワード線WL
U、、WLD、は、シリコン酸化膜5に被覆されており
、特に上層ワード線WLU、と下層ワード線WLD、の
間の酸化膜の膜厚1.は薄い膜厚となっている。なお、
シリコン酸化膜5上には、キャパシタ下部電極14が形
成され、そのキャパシタ下部電極14上には誘電体膜1
5を介してキャパシタ上部電極15が形成される。また
、ビット線は図示を省略している。
次に、第3図は下層ワード線WLD、により選択される
メモリセルを示しており、第2図のメモリセルのように
ピュアポリシリコン領域1は形成されていない。このた
め下層ワード線WLD、の電位上昇によって、ソース・
トレイン領域3,3の間にチャンネルが形成され、当該
下層ワード線WLD、は、スイッチングトランジスタの
ゲート電極として機能する。この第3図のメモリセルで
は、上層ワード線WLU、  と下層ワード線WLDの
間の酸化膜の膜厚し2は、上記膜厚t、に比較して厚く
される。これは下層ワード線WLDに不純物が含有され
ているためであり、酸化を行った場合には上層ワード線
WLU、  と下層ワード線W L D 、の間の酸化
膜の膜厚は厚くなる。膜厚t2が厚いため、上層ワード
線WLU、の電位は、トランジスタのオン・オフに影響
しない。
ここで、このように下層ワード線WLD、−WLD、に
ピュアポリシリコン領域1が形成されるDRAMの製造
方法について説明する。
まず、シリコン基板に選択酸化によりフィールド酸化膜
を形成し、基板表面にゲート酸化膜を形成する。次に、
第1層目のポリシリコン層を形成する。この第1層目の
ポリシリコン層は、不純物を含有しないピュアポリシリ
コン層であり、例えば500人程ヒナ薄膜とされる。こ
の第1層目のポリシリコン層はイオン注入やPSG等を
利用して選択的に不純物が導入される。この不純物が導
入される領域は、ゲート電極としてa能させるべき領域
であり、例えば第1図のメモリセルC5゜C1上のよう
に、1つおきのメモリセルの領域に対して選択的に不純
物が導入される。
次に、上記第1層目のポリシリコン層の酸化を行う。こ
のときピュアポリシリコンのままにされた領域では、酸
化膜の膜厚は薄い膜厚L1になり、選択的に不純物の導
入された領域は、酸化膜の膜厚は厚い膜厚t2になる。
次に、上層ワード線として用いられるn1型のDOPO
3(ドープトポリシリコン)層を形成し、さらにシリコ
ン酸化膜を被着させる。
次に、第1層目のポリシリコン層、酸化膜、Dopos
iを同じマスクで一斉に切断する。これで2層構造のワ
ード線が得られる。次に、垂直にイオン注入を行ってソ
ース・ドレイン領域を形成し、斜めにイオン注入を行っ
て、下層ワード線の側壁に導電部4を形成する。この導
電部4の形成によって、ピュアポリシリコン領域1以外
の下層ワード線に導電性が付与されたことになり、下層
ワード線が電気的に連続する。下層ワード線に対しての
配線を施すために、上記DOPO3層はそのワード線の
端部で、窓明けにより部分的に除去されるようにするこ
ともできる。
次に、CV[)シリコン酸化膜を形成し、エッチバック
する。次に、キャパシタ下部電極となる第3層目のポリ
シリコン層を形成し、不純物を拡散させる。そして、誘
電体膜を形成し、キャパシタ下部電極を形成する。次に
、層間絶縁膜の形成、コンタクトホールの形成、アルミ
配線層の形成を行い、シンタリングにより素子を完成す
る。
このような構造を有する本実施例のメモリ装置では、第
1図中、ビット線の延長方向に隣接するメモリセルとの
間の間隔S、を小さくすることができる。すなわち、ワ
ード線が上層ワード線と下層ワード線の2層構造とされ
るために、ワード線を素子分離領域上で引き回す必要が
なくなり、本来の素子分離領域のみの間隔だけで良いこ
とになる。従って、ビット線方向にメモリセルを詰めて
配置することができるようになり、メモリセルを高密度
に配列させることができる。
また、導電部4を形成する目的で斜めイオン注入を行う
ことで、スイッチングトランジスタのドレインとチャン
ネルの間に低濃度不純物領域を形成することができ、ト
ランジスタを所謂LDD構造とすることができる。
なお、キャパシタはスタソクトキャパシタに限定されず
、トレンチキャパシタであっても良い。
第2の実施例 第2の実施例は、そのワード線を2層構造のワード線と
し、下層ワード線がゲート電極として機能しないメモリ
セルにおいては、下層ワード線に窓部が形成される例で
ある。また、本実施例は折り返しビット線構造を有する
DRAMであって、隣接するビット線はビット線対を構
成してセンスアンプに接続される。
まず、第4図は本実施例の一部を示す平面図である。一
対のメモリセルからなる領JA2 ] 、  22゜2
3が図中W方向に素子分離領域を挟んで並べて形成され
、これら領域のメモリセルのスイッチングトランジスタ
を選択するためのワード線が図中W方向を延長方向とし
て形成される。なお、ビット線等については、簡単のた
め図示を省略している。
ワード線は、上層ワード線WLU、、、WLU、□と下
層ワード線WLD、、、WLD、2のそれぞれ2層構造
からなる。上層ワード線W L U IIt W l、
UI2は、ビット線対のうち一方のビット線に接続され
且つ領域22にかかるメモリセルを選択し、下層ワード
線WLD、、、WLD、tは、上記ビット線対のうち他
方のビット線に接続され且つ領域21゜23にかかるメ
モリセルを選択する。すなわち、下層ワード線WLD、
、、wLp+zには、領域22上でそれぞれ窓部20が
形成されており、上層ワード線WLUz、WLU+zは
その窓部20内に形成されて、当該上層ワード線WLU
、、、WLU、。
がゲート電極として機能する。その窓部20は、図示を
省略しているが1つおきのメモリセル上の下層ワード線
に形成される。また、隣接するビット線間にはセンスア
ンプ等の差動増幅手段が形成されることは第1の実施例
と同様である。
第5図は第4図の■−■線断面であり、下層ワード線W
LD、、は、そのパターン幅の中央部に窓部20が形成
されている。この下層ワード線WLD I 1は、眉間
絶縁膜24に被覆されており、その層間絶縁膜24上に
は上層ワード線WLU11が形成されている。上層ワー
ド線WLU++は上記窓部20の側壁に形成された眉間
絶縁膜24の傾斜に沿って設けられ、更にゲート絶縁膜
25を介してシリコン基板26の表面に臨む。このため
上層ワード線WLU、、の電位が上昇した時には、ソー
ス・ドレイン領域27.27の間にチャンネルが形成さ
れ、スイッチングトランジスタがオンすることになる。
上層ワード線WLU、、上には、層間絶縁膜28を介し
てキャパシタ下部電極29.誘電体膜30.キャパシタ
下部電極31が積層されて形成されており、これらがキ
ャパシタとして機能する。
第6図は第4図のVl−Vl線断面であり、この断面で
は、下層ワード線WLD、、には窓部が形成されず、下
層ワード線WLD、、のみがゲート電極として機能する
。例えば、下層ワード線WLD、、の電位が上昇した時
にチャンネルが形成され、上層ワード線WLUzの電位
の変化はスイッチングトランジスタのオン・オフに影響
しない。
第5図に示した窓部20の位置は、第7図のようにずら
せることもできる。第7図はその変形例を示しており、
下層ワード線WLDxに形成される窓部20aはワード
線のパターン幅の略中央部ではなく端部に至る位置に形
成されており、トランジスタのチャンネル長の方向に残
された下層ワード線WLDxを以てワード線を電気的に
連続なものにしている。上層ワード線WLUxは眉間絶
縁膜24上からゲート酸化膜25に延在されており、窓
部20aが形成されて下層ワード線WLDXのない領域
でゲート電極として機能する。このようにワード線のパ
ターン幅の端部に至る位置に窓部20aを形成すること
も可能である。
次に、このような構造のDRAMの製造方法について説
明すると、初めにシリコン基板を選択酸化してフィール
ド酸化膜を形成し、ゲート酸化膜を形成した後に、第1
層目のポリシリコン層(DOPO5)をその表面に形成
して下層ワード線のパターンにパターニングする。この
時、窓部20(若しくは20a)をビット線対の一方の
ビット線にかかるメモリセル上に形成する。なお、窓部
の形成は、第1層目のポリシリコン層のパターニングと
同時でなくとも良い。
次に、下層ワード線を被覆するように絶縁膜が形成され
る。そして、この絶縁膜は少なくとも上記窓部で露出さ
れるようにエツチングされる。このエツチングは、レジ
ストマスクを用いたものであっても良く、セルファライ
ンで行うものでも良い。次に、窓部におけるゲート酸化
膜の形成後、その下層ワード線と重なるように上層ワー
ド線となる第2層目のポリシリコンi (DOPO3)
を形成してパターニングする。この第2N目のポリシリ
コン層の被着時には、上記窓部で第2層目のポリシリコ
ン層がゲート酸化膜上に形成され、それがゲート電極と
して機能することになる。続いて、ソース・ドレイン領
域を形成するためのイオン注入を行い、アニールする。
このとき不純物を十分に拡散させたり、或いは2重拡散
等の方法を用いるようにすることができる。そして、上
記第2層目のポリシリコン層をシリコン酸化膜等の絶縁
膜で被覆し、その絶縁膜をセルファライン若しくはパタ
ーニングによってキャパシタを形成すべき領域で露出さ
せる。
キャパシタ下部電極、誘電体膜、キャパシタ上部電極の
形成後、眉間絶縁膜が形成され、コンタクトホールの形
成、アルミ配線層の形成を行い、シンタリングにより素
子を完成する。
このような構造を有する本実施例のメモリ装置では、第
1の実施例のメモリ装置と同様に、ビット線の延長方向
に隣接するメモリセルとの間の間隔を小さくすることが
でき、その間隔は本来の素子分離領域のみの間隔だけで
良いことになる。従フて、ビット線方向にメモリセルを
詰めて配置することができるようになり、メモリセルを
高密度に配列させることができる。
第3の実施例 本実施例のメモリ装置は、2層構造とされるワード線を
上層ワードと下層ワード線で予めずらせる構造とした例
であり、折り返しビット線構造を有したDRAMである
。図示しないビット線は隣接する該ビット線同士でビッ
ト線対を構成し、センスアンプによって差動増幅される
まず、第8図は本実施例の一部を示す平面図である。一
対のメモリセルからなる領域41.42が図中W方向に
素子骨III ffI域を介して並べて形成され、これ
ら領域のメモリセルのスイッチングトランジスタを選択
するためのワード線が図中W方向を延長方向として形成
される。なお、ビット線やセンスアンプについては、簡
単のため図示を省略し、領域41と領域42にががるビ
ット線がビット線対を構成するものとする。
ワード線は、上層ワード線WLU、、、WLU、。
と下層ワード線WLD!□ WLD2□のそれぞれ2層
構造からなる。これら上層ワード線W L U z +
w t、 u、ト下層ワード線WL DzI、  WL
 Dgzノ位置関係は、下層ワード線WLDz+、WL
Dzz上真っ直ぐに上層ワード線W L U t + 
、 W L U 2□が重なる関係ではなく、下層ワー
ド線WLDg+、WLD2:が上層ワード線WLU、、
、WLU、、よりもパターン幅の半分程度図中B方向に
ずれた形状にされている。そして、領域41と領域42
では、そのソース・ドレイン領域の位置がずれて形成さ
れているために、上層ワード線WLUz3.WLUzz
は、ビット線対のうち一方のビット線に接続され且つ領
域41にかかるメモリセルを選択し、下層ワード線W 
L D z 1. W L D 2□は、上記ビット線
対のうち他方のビット線に接続される領域42にかがる
メモリセルを選択する。これらを第9図及び第10図を
参照しながら説明すると、まず、領域42では、第9図
に示すように、シリコン基板44上にゲート絶縁膜45
が形成され、そのゲート絶縁膜45上に下層ワード線W
LD21が形成されている。n゛型のソース・ドレイン
領域46.46は、この下層ワード線WLDz+と整合
的に形成されており、従って、下層ワード線WLD!l
の電位が上昇した時にはチャンネルが形成されて、スイ
ッチングトランジスタがオン状態となる。この第9図の
断面では、上層ワード線W L U z+は、絶縁膜を
介して上記下層ワード線WLDz+とパターン幅の半分
程ずれて重なっているが、上層ワード線WLU21が基
板の臨む領域はn°型のソース・ドレイン領域46にな
っており、当該上層ワード線WLUZ+の電位によって
スイッチングトランジスタが制御されることはない。
次に、第10図に示すように、領域41では、シリコン
基板44上にゲート絶縁膜45が形成され、その上部に
下層ワード、%1WLDz+が形成され、さらに絶縁膜
を介して上層ワード線W L U z +が形成されて
いる。そして、n゛型のソース・ドレイン領域47.4
7は、上層ワード線wLU2Iと整合的に形成されてお
り、上層ワード線WLtJ2.が基板表面に臨む部分で
はnゝ型のソース・ドレイン領域47が形成されていな
いことがら、当該上層ワード線WLU、、は領域41に
おいてゲート電極として機能することになる。
ここで、このようなメモリ装置の製造方法について第1
1図a〜第11図Cを参照しながら説明する。
まず、シリコン基板51上に素子分離領域となるフィー
ルド酸化膜を形成した後、ゲート絶8i膜52を形成し
、下層ワード線WLDpを形成する。
この下層ワード線WLDPのパターンは略直線状のパタ
ーンである1次に、第11図aに示すように、下層ワー
ド線WLDpをゲート電極として機能させるべき領域5
3には、レジスト層を形成せず、下層ワード線WLDP
をゲート電極として機能させない領域54には、レジス
ト層55をマスクとして形成する1次に、イオン注入に
よりn型の不純物を導入する。このイオン注入によって
、レジスト層55がマスクとされた領域54では不純物
が打ち込まれず、レジスト層55のない領域53では上
記下層ワード線WLDPとセルファラインで不純物が打
ち込まれ、領域53にはソース・ドレイン領域56.5
6が形成される。
次に、レジスト層55が除去され、下層ワード線WLD
Pを被覆する絶縁膜上に上層ワード線WLUPが形成さ
れる。第11図すに示すように、この上層ワード線WL
Upの位置は下層ワード線WLDpとずれたものとされ
、上層ワード線WLUpのパターンはその一端側が基板
に絶縁膜を介して臨むようなパターンとされる。
次に、第11図Cに示すように、既に下層ワード線WL
DPとセルファラインでソース・ドレイン領域56.5
6が形成された領域53にはレジスト層57がマスクと
して形成され、一方、領域54にはレジスト層を形成し
ない。そして、イオン注入を行って領域54にかかるソ
ース・ドレイン領域58.58を形成する。このイオン
注入は、上層ワード線WLUpとセルファラインで不純
物を導入するように行われ、一部では下層ワード線WL
D、を貫通して不純物が打ち込まれる。このような上層
ワード線LtJpとセルファラインで不純物を打ち込む
ことで、上層ワード線WLtJpの下部の基板表面には
、チャンネル形成領域が形成されることになり、当該上
層ワード線WLLIPでのスイッチングトランジスタの
制御が可能となる。
以下、通常のDRAMのプロセスを経て素子が完成する
このような構造のメモリ装置においても、第1及び第2
の実施例のメモリ装置と同様に、ワード線が2重構造と
なることから、ビット線方向の素子分離領域を詰めるこ
とができ、従って、素子の高密度な配置が可能となる。
なお、上記実施例において、下層ワード線のどちら側で
上層ワード線が基板に臨むように構成されるかは、特に
限定されるものではなく、ワード線の延長方向で途中で
替わるようなものであっても良い。また、ソース・ドレ
イン領域46,47゜56.58は、単に高濃度不純物
領域のみからなる構成ではな(、高濃度不純物領域の周
囲に低濃度不純物領域を設けた2重拡散構造であっても
良い。また、上層ワード線をゲート電極とするメモリセ
ルにおいて下層ワード線の下部のソース・ドレイン領域
のオフセットを解消するためには、十分な拡散を行うこ
とが好ましい。また、上層ワード線を用いたセルファラ
インでのイオン注入の際には、上部に酸化膜を形成しな
がら行うこともでき、これにより上層ワード線の下部の
みを不純物が入らないようにすることができる。
〔発明の効果] 本発明のメモリ装置は、上述のように、ワード線が2重
構造となることから、メモリセルの端部では、リソグラ
フィーの限界等に影響されず、そのピンチを詰めること
ができる。従って、メモリセルの高密度な配置が可能と
なり、メモリ装置の高集積化が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のメモリ装置の一例の要部平面図、第2
図はその第1図の■−■線にかかる断面図、第3図はそ
の第1図の■−■線にかかる断面図、第4図は本発明の
メモリ装置の他の一例の要部平面図、第5図はその第4
図のv−V線にかかる断面図、第6図はその第4図のV
+−■線にかがる断面図、第7図はその他の一例の変形
例を示す断面図、第8図は本発明のメモリ装置のさらに
他の一例の要部平面図、第9図はその第8図の■■線に
かかる断面図、第10図はその第8図のX−X線にかか
る断面図、第11図a〜第11図Cは第8図にかかる一
例の製造方法を説明するためのそれぞれ工程断面図、第
12図は従来のメモリ装置の一例を示す要部平面図であ
る。 WLU、〜11.1□= tl+ 2□・・・上層ワー
ド線W L D +〜3+Il+11.!++2□・・
・下層ワード線L 〜、・・・ビット線 特許出願人   ソニー株式会社 代理人弁理士 小池 晃(他2名) II−II線を面 第2図 lll−、[顛l昨胎 第3図 第1 第4図 第5図 ■−■課町面 第6図 第7図 第11図a 第11図b 5+) 第11図C 第8図 匡−IX課断面 第9図 X−X!’l1%’I面 第10図 従張例 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 互いに平行且つ近接して配置されたビット線の対からな
    る少なくとも1つのビット線対と、該ビット線対と直交
    し2層構造で形成された複数のワード線と、 該ワード線と上記ビット線の交点に形成されたメモリセ
    ルと、 上記ビット線対に接続された差動増幅手段とを有し、 上記ビット線対のうち一方のビット線に接続されたメモ
    リセルは、上記2層構造のワード線のうち上層のワード
    線で選択され、 上記ビット線対のうち他方のビット線に接続されたメモ
    リセルは、上記2層構造のワード線のうちの下層のワー
    ド線で選択されるメモリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011519476A (ja) * 2008-04-04 2011-07-07 クゥアルコム・インコーポレイテッド 磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MagnetoresistiveRandomAccessMemory:MRAM)ビットセルのアレイ・ストラクチャル・デザイン(arraystructuraldesign)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011519476A (ja) * 2008-04-04 2011-07-07 クゥアルコム・インコーポレイテッド 磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MagnetoresistiveRandomAccessMemory:MRAM)ビットセルのアレイ・ストラクチャル・デザイン(arraystructuraldesign)
US8625341B2 (en) 2008-04-04 2014-01-07 Qualcomm Incorporated Array structural design of Magnetoresistive Random Access Memory (MRAM) bit cells

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