JPH02117059A - 荷電ビーム描画装置 - Google Patents

荷電ビーム描画装置

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JPH02117059A
JPH02117059A JP27042688A JP27042688A JPH02117059A JP H02117059 A JPH02117059 A JP H02117059A JP 27042688 A JP27042688 A JP 27042688A JP 27042688 A JP27042688 A JP 27042688A JP H02117059 A JPH02117059 A JP H02117059A
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JP
Japan
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proximity effect
pattern
charged beam
memory
particle beam
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Application number
JP27042688A
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Inventor
Takashi Nakajima
隆 中島
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は荷電ビーム描画装置に関し、特しこ微小な円形
の荷電ビームを全面走査し、選択的に描画を行い、所望
のパターンを得る荷電ビーム描画装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の荷電ビーム描画装置を第9図を用いて説明する。
荷電ビーム発生源1から放出された荷電ビーム16は、
第1のレンズ2によりアパーチャー3の円形孔に集束さ
れる。アパーチャー3の孔を通過した荷電ビーム16は
、ブランキング電極4により描画するか、或いは描画し
ないかが選択される。描画しないときは、ブランキング
電極4に電圧を加えて荷電ビーム16を偏向して試料8
に荷電ビーム16が照射されないようにし、描画すると
きは、ブランキング電極4に電圧を加えず荷電ビーム1
6を偏向しないようにしている。ブランキング電極4を
通過した荷電ビーム16は、第2のレンズ5により試料
8上に集束される。描画は第10図に示すように、ステ
ージ9がX方向に連続移動し、偏向器6により荷電ビー
ムをY方向に偏向することによって全面走査を行ってい
る。ステージ9の移動を正確に制御するため、ステージ
9の位置をレーザ副長器13で測定し、X方向の補正の
ため偏向器7により荷電ビーム16を偏向する。14は
駆動回路、15は制御用コンピュータである。パターン
メモリ11には、第12図に示すように走査する各点に
ついて描画する11′又は描画しない10′という情報
が記憶される。このパターンメモリ11の情報によりブ
ランキング電極4が荷電ビーム16を描画するか否かを
決定している6通常の描画装置では、パターンメモリ1
1の容量が小さいため、チップをY方向に分割して描画
を行う、パターンメモリ11は全てのパターンデータが
記憶されているデータメモリ10からパターンデータを
分割して取り出す、第11図を用いて、描画を行う順序
とデータメモリ10からパターンメモリ11へのパター
ンデータの転送について説明する。まず、チップ71の
101の領域を描画するためにデータメモリ10からパ
ターンメモリ11へ101 の領域のパターンデータを
転送し、描画する6次に、同じパターンデータで描画可
能な102,103,104,105,106,107
.・・・を順次描画する。
次に201の領域のパターンデータをパターンメモリ1
1に転送し描画する。さらに、201 と同じパターン
である202 、203 、204 、・・・を順次描
画する。このように、パターンメモリ11に記憶したパ
ターンデータで、各チップの同じ領域を描画し、その後
、パターンメモリ11に次のパターンデータを転送する
という動作を繰り返すことによって、全てのチップのパ
ターンの描画を行う。チップ71を全部描画した後で、
チップ72を描画する方法も考えられるが、この方法で
は、データメモリ10からパターンメモリ11へのパタ
ーンデータの転送回数が、チップのY方向への分割数と
チップ数を掛は合わせたものとなり、転送時間がかなり
大きくなってしまう。これに対し、各チップの同じ領域
を続けて描画することにより、パターンデータの転送回
数は、チップのY方向への分割数となり、転送時間は1
/(チップ数)に短縮される。
近年、集積回路の微細化、大規模化はめざましく、それ
に伴って最小素子寸法が小さくなってきている。そして
、素子寸法が小さくなることにより、近接効果が生じる
可能性が大きくなる。その近接効果について、第13図
を用いて説明する。荷電ビームの電子密度は、ガウシャ
ン分布であり。
実際に描画される部分以外にも荷電ビームは照射されて
いる。しかし通常描画される部分以外に照射される荷電
ビームの密度分布は小さく、描画後の現像には影響しな
い程度であり、設計寸法が実現可能である。素子寸法の
微小化に伴い、描画されない部分の幅が狭くなると、照
射された荷電ビームの散乱2反射及び上記荷電ビームの
密度分布の影響により描画されない部分に荷電ビームが
蓄積し、設計寸法より小さくなってしまう。このような
現象を近接効果という。
従来の近接効果を防ぐ手段を第14図を用いて説明する
。描画されない部分の幅が、ある一定の決められた長さ
より短い場合、描画される部分がn個の微小な円形の荷
電ビームの直径(以下、スポットサイズと呼ぶ)の幅で
構成されているパターンデータを、(ロー1)個のスポ
ットサイズで構成するように処理を行っていた。この処
理は、描画前に全てのパターンデータに対して行われる
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の荷電ビーム描画装置は、近接効果を防ぐ
手段を有していないため、パターンデータを描画前に予
め処理しなければならず、時間がかかった。
また、素子寸法が小さい場合、従来の近接効果を防ぐ手
段では、スポットサイズを小さくしなければ、近接効果
を防ぐことはできない。例えば、描画する部分の幅がス
ポットサイズと同じ場合、従来の近接効果を防ぐ手段は
使用できない。また、スポットサイズを小さくし、従来
の手段で行うにしても、例えばスポットサイズを1/2
にした場合には、描画時間が4倍となり、さらに処理時
間も増大してしまうという問題点があった。
本発明の目的は前記課題を解決した荷電ビーム描画装置
を提供することにある。
〔発明の従来技術に対する相違点〕
上述した従来の荷電ビーム描画装置に対し、本発明は描
画時に近接効果を防ぐための機能を備えたという相違点
を有する。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明は微小な円形の荷電ビ
ームを全面走査し、選択的に描画を行うことにより所望
のパターンを得る荷電ビーム描画装置において、所望の
パターンを含む領域に隣接する周辺の情報を記憶可能な
容量をもつパターンメモリと、前記パターンメモリの情
報により近接効果が生じるか否かの判定を行い荷電ビー
ムの照射時間を決定する判定回路と、該判定回路の出力
に基づいて荷電ビームの照射時間を制御する機構とを含
むものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図により説明する。
(実施例1) 第1図は本発明の一実施例を示す構成図である。
図において、荷電ビーム発生源1からステージ9上の試
料8に至る荷電ビーム16の光路中に、第1のレンズ2
、アパーチャー3、ブランキング電極4、第2のレンズ
5、偏向器6.7を順に配列する。また、10はデータ
メモリ、13はレーザ測長器。
14は駆動回路である。
本発明は所望のパターンを含む領域に隣接する周辺部の
情報を記憶可能な容量をもつパターンメモリ11と、前
記パターンメモリ11の情報により近接効果が生じるか
否かの判定を行い荷電ビームの照射時間を決定する近接
効果判定回路12と、制御用コンピュータ15とを有す
る。
近接効果が生じるか否かの判定(以下、近接効果の判定
と呼ぶ)は、パターンメモリ11内のパターンデータと
第2図(a)〜((1)のような基準パターンを比較す
ることによって行う、基準パターンとデータメモリ内の
パターンデータが一致した場合は近接効果が生じると判
定し、ブランキング電極4に制御信号を送り、試料上に
照射する荷電ビームの照射時間を制御する。
また、基準パターンと比較するため、実際に描画を行う
部分だけをパターンメモリ11に記憶していたのでは、
パターンメモリ11の端の部分を描画するとき、描画を
行う点の周辺のデータがないことになるため、周辺のデ
ータが記憶できる容量を有するパターンメモリ11が必
要となる。
また、近接効果判定回路12は第2図(a)〜(d)に
示すような基準パターンとパターンメモ1月1内のデー
タを比較し、近接効果の判定を行う、パターンメモリ1
1は第7図に示すように、大枠内の実際に描画する領域
31と、周辺の情報を提供する領域32゜33を記憶す
る。これは、実際に描画を行う領域31だけを記憶して
おいたのでは、パターンメモリ内の情報303や304
などの端の部分を描画する際に、基準パターンとの比較
が不可能になってしまうためであル、 301,302
−.401,402,403−.501,502・・・
601.602・・・、701,702・・・、801
,802・・・、901,902・・・はパターンメモ
リ内の情報を示す。
次に、第7図の707を走査する場合を想定して、第3
図に示す近接効果判定回路12を説明する。第2図(a
)〜(,1)に示す基準パターンでは、構成が複雑とな
るため、第4図(a)〜((1)の基準パターンを例に
説明する。基準パターンについては後で述べるが。
第2図(:り〜(d)に示したものだけとは限らない。
707を走査する場合、第4図(a)〜(,1)に示す
基準パターンとの比較に第3図に示す論理回路を用いる
。 507=’l’かつ607 = ’″11かっ70
7=’l’かっ807=10′かつ907=″″1′の
場合、つまり基準パターン(a)と一致する場合にはA
=11′となり、近接効果が生じると判定される。また
、507=’l’かっ607=’0’カツ707=’l
’カツ807=’l’かッ907=’l’ノ場合は、基
準パターン(b)と一致することがらB=′1′となり
、近接効果が生じると判定される。
第3図では、X方向(基準パターン(a) 、 (b)
 )に対してしか行っていないが、Y方向(基準パター
ン(c) 、 (d) )に対しても同様に判定を行う
近接効果判定回路12は、近接効果が生じると判定した
場合には、制御用コンピュータ15に信号を送る。制御
用コンピュータ15では、送られてきた信号によってブ
ランキング電極4のブランキング時間を制御する。第8
図に示すように、制御用コンピュータ15からブランキ
ング電極4に送られる従来の制御信号は、描画時51.
54と非描画時52,53゜55の2種類であった0本
発明では、制御用コンピュータ15からブランキング電
極に送られる制御信号は、描画時61.64と描画する
が近接効果が生じる時62.63と、非描画時65の3
種類となる。近接効果が生じると判定した場合は、走査
時間の3/4を描画し1/4を描画しないようにして、
試料8上に照射される荷電ビームの密度分布を全体的に
小さくすることにより近接効果を防ぐことが可能となる
実際に近接効果判定回路を構成するためには、基準パタ
ーンが必要となるが、この基準パターンは前述したよう
にレンズ1−の感度や加速電圧等により決まるため、事
前にテスト描画を行って予め求めておく必要がある。
また、第5図(a) −(d)及び第6図(a) −(
d)に示すように、描画する部分の幅が広い場合には、
描画されない部分が多少広くても近接効果が生じるため
、第2図(a)〜(d)に示す基準パターンと同時に判
定することも考慮しなくてはならない。実際には、近接
効果判定回路12に論理回路を加えることにより実現さ
れる。
(実施例2) 本発明の他の実施例を第3図を用いて説明する。
第1の実施例では、第3図の707を走査するときに、
近接効果が生じるか否かの判定を行った。
つまり、描画されない部分の隣を走査する時に、近接効
果を防ぐために照射時間の制御を行ったわけである。第
2の実施例では、Bの出力に対し、707.708及び
709を走査するときに照射時間の制御を行う。これは
、前述のように、近接効果は各走査点の荷電ビームの密
度が蓄積されることにより生じることから、その蓄積量
を減らすことによって近接効果を防ぐことが可能となる
従来の電子ビーム描画装置では、描画されない部分の幅
が2−未満の場合に近接効果が生じるが、本発明によれ
ば0.5 庫までは近接効果を防ぐことが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、描画時に近接効果に対す
る処理を行うことにより、従来の描画前に行う処理に費
やす時間を削減できる。また、素子寸法の縮小化に伴い
、従来の近接効果を防ぐ手段を用いるには、スポットサ
イズを小さくしなければならないが、スポットサイズを
172にすると描画時間は4倍となってしまうのに対し
1本発明ではスポットサイズを小さくすることなく近接
効果を防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図(a)
 〜(d) 、第4図(a) 〜(d) 、第5図(a
) 〜(d) 、第6図(a)〜(,1)は近接効果の
判定に用いる基準パターンを示す図、第3図は近接効果
判定回路を示す構成図、第7図は本発明のパターンメモ
リを示す構成図、第8図はブランキング時間の制御信号
を示す図、第9図は従来の荷電ビーム描画装置を示す図
、第10図、第11図は従来の描画順序を示す図、第1
2図はパターンメモリを示す図、第13図は荷電ビーム
の電子密度を示す図、第14図は従来の近接効果を防止
する手段を示す図である。 1・・荷電ビーム発生g 2・・・第1のレンズ3・・
・アパーチャー   4・・・ブランキング電極5・・
・第2のレンズ   6,7・・・偏向器8・・・試料
       9・・・ステージ10・・・データメモ
リ   11・・・パターンメモリ12・・・近接効果
判定回路 13・・・レーザ測長器14・・・駆動回路
     15・・・制御用コンピュータ31・・・実
際に描画する領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)微小な円形の荷電ビームを全面走査し、選択的に
    描画を行うことにより所望のパターンを得る荷電ビーム
    描画装置において、所望のパターンを含む領域に隣接す
    る周辺の情報を記憶可能な容量をもつパターンメモリと
    、前記パターンメモリの情報により近接効果が生じるか
    否かの判定を行い荷電ビームの照射時間を決定する判定
    回路と、該判定回路の出力に基づいて荷電ビームの照射
    時間を制御する機構とを含むことを特徴とする荷電ビー
    ム描画装置。
JP27042688A 1988-10-26 1988-10-26 荷電ビーム描画装置 Pending JPH02117059A (ja)

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