JP3353766B2 - パターンデータ処理方法及びプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

パターンデータ処理方法及びプログラムを記憶した記憶媒体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子線を用いて微
細パターンを形成する電子線露光装置で用いられる電子
線描画用のパターンデータ処理方法及びその方法に用い
られるプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの進歩に伴い、半導体デバイスに
用いられるパターンの微細化が急速に進んでいる。電子
線を用いた露光方式は今後必要となる0.25μm以下
のパターンを形成できる有効な露光方法である。
【0003】従来の電子線露光装置としては、図6に示
すような電子ビーム露光装置が用いられている。これは
第1アパーチャ3と複数の開口部6A〜6Fを設けた第
2アパーチャ6とにより、電子ビーム50Aを開口部6
A〜6Fに選択的に照射して電子ビーム50B、あるい
は50Cに成形し、これをレジストを塗布した半導体ウ
エハ11上に照射して所望の微細パターンを露光する装
置である。
【0004】図6において、電子銃1を発した電子ビー
ム50は、ブランキング電極2、第1アパーチャ3、成
形レンズ4、成形偏向器5、第2アパーチャ6、縮小レ
ンズ7、主偏向器8、副偏向器9、投影レンズ10を通
って試料台12上の半導体ウエハ11に照射される。第
1アパーチャ3には四角形の開口3Aが形成されてお
り、この開口3Aにより電子ビーム50は矩形の電子ビ
ーム50Aに成形される。
【0005】第2アパーチャ6には、それぞれ異なる開
口パターンを有する複数の開口部6A〜6Fが設けられ
ている。一つの開口部の開口パターンは、1個又は複数
個の様々な形状の開口を有している。第1アパーチャ3
を通して四角形に成形された電子ビーム50Aを偏向さ
せて開口部6A〜6の一つに照射することにより、そ
の開口部に応じたパターンを有する電子ビーム50Bを
得る。これを半導体ウエハ11上に塗布してあるレジス
トに照射することによって、複雑な形状を有する開口パ
ターンを一度に転写することができる。即ち、一回のシ
ョットにより1個又は複数の開口からなるパターンの潜
像をレジスト上に形成することができ、図形一括描画方
式による露光を実現することができる。
【0006】図形データは記憶装置15に保存されてお
り、計算機14によりデータバス13を通じて図形デー
タ用メモリ17に読み出された後、データの展開、ソー
ト等の必要な処理が行われる。これらのデータは制御装
置16を通してブランキング電極2、成形偏向器5、主
偏向器8、副偏向器9に転送され、半導体ウエハ11上
の所望の位置に所望のパターンを有する電子ビーム50
Bを照射することができる。
【0007】尚、図6における50Cは、従来から行わ
れてきた可変成形方式による電子ビームを示す。この可
変成形方式の場合は、第2アパーチャ6上の四角形の開
口を有する開口部6Fを選択する。そして、電子ビーム
50Aを少しづつずらせることにより所望のサイズを持
ったビーム50Cを得ることができる。このようにし
て、開口部6Fを通った電子ビーム50Cを半導体ウェ
ハ11上に照射することによって、所望の形状のパター
ンに露光する。
【0008】従って、前述のような図形一括描画方式に
よれば、同様のパターンを描画するのに必要なショット
数を、従来の可変成形方式の電子ビーム露光装置に比べ
て約1/10〜1/100とすることができる。これに
よって、電子ビーム露光を行うのに必要な時間が減少
し、スループットを改善することができる。
【0009】さらに図形一括描画方式では、第2アパー
チャ6上に予め規定された寸法の開口パターンを有する
開口部が設けられているため、第2アパーチャ6を通過
した後の電子ビーム50Bのサイズが安定しており、高
寸法精度のパターンを得ることができる。
【0010】一方、上記寸法精度を劣化させる現象とし
て近接効果が挙げられる。これは電子ビームを照射する
複数のパターンが近接して配置されている場合に、パタ
ーン間の微細なスペース部でレジスト残りが発生し、描
画不良となる現象である。この近接効果は近接して配置
されているパターンが大きいほど、また配置されている
パターン間の距離が狭いほど顕著に現われる。この近接
効果を補正する方法としては、従来より大面積パターン
の露光量を下げる露光量補正処理、あるいは大面積パタ
ーンの隣接辺を縁取りする、いわゆる輪郭処理等の方法
が用いられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記露
光量補正処理や輪郭処理のような特殊処理を行う場合、
対象とするべきパターンの抽出に時間がかかるという問
題があった。これはパターン自身の大きさだけでなく、
近隣に配置されているパターンとの距離も検索する必要
があるからである。
【0012】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたもので、パターン間の微細なスペース部を高速に抽
出してデータ処理に要する時間を短縮すると共に、高精
度にパターンを形成することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明によるパターンデータ処理方法は、電子線
露光装置に用いるパターンデータの処理方法であって、
パターン設計データから第1の指定線幅より大きい線幅
をもつパターンデータを抽出する第1の工程と、前記第
1の工程で抽出されたパターンデータをポジネガ反転す
る第2の工程と、前記第2の工程で反転されたパターン
データから前記第1の指定線幅より小さく第2の指定線
幅より小さい線幅をもつパターンデータを抽出する第3
の工程と、前記第3の工程で抽出されたパターンデータ
の内、前記第1の工程で得られたパターンデータと辺を
共有するパターンを抽出する第4の工程と、前記第4の
工程で抽出されたパターンデータに特殊処理を行う第5
の工程と、前記第1の工程で抽出されなかったパターン
データと前記第4の工程で抽出されなかったパターンデ
ータと前記第5の工程で特殊処理を行ったパターンデー
タとを合わせて露光用パターンデータを得る第6の工程
とから構成される。
【0014】また、本発明による他のパターンデータ処
理方法は、電子線露光装置に用いるパターンデータの処
理方法であって、パターン設計データから第1の指定線
幅より大きい線幅をもつパターンデータを抽出する第1
の工程と、前記第1の工程で抽出されたパターンデータ
をポジネガ反転する第2の工程と、前記第2の工程で反
転されたパターンデータから第2の指定線幅より小さい
線幅をもつパターンデータを抽出する第3の工程と、前
記第3の工程で抽出されたパターンデータの内、前記第
1の工程で得られたパターンデータと辺を共有するパタ
ーンを抽出する第4の工程と、前記第3の工程で抽出さ
れたパターンをリサイズする第5の工程と、前記第4の
工程で抽出されたパターンと第5の工程でリサイズされ
たパターン間でand演算を行う第6の工程と、前記第
4の工程で得られたパターンデータと前記第6の工程で
得られたパターンデータ間でsub演算を行う第7の工
程と、前記第1の工程で抽出されなかったパターンデー
タと前記第4の工程で抽出されなかったパターンデータ
と第6の工程で得られたパターンデータと第7の工程で
得られたパターンデータとを合わせて露光用パターンデ
ータを得る第8の工程から構成される。
【0015】また、本発明によるプログラムを記憶した
記憶媒体においては、パターン設計データから第1の指
定線幅より大きい線幅をもつパターンデータを抽出する
第1の処理と、前記第1の処理で抽出されたパターンデ
ータをポジネガ反転する第2の処理と、前記第2の処理
で反転されたパターンデータから第2の指定線幅より小
さい線幅をもつパターンデータを抽出する第3の処理
と、前記第3の処理で抽出されたパターンデータの内、
前記第1の処理で得られたパターンデータと辺を共有す
るパターンデータを抽出する第4の処理と、前記第4の
処理で抽出されたパターンデータに特殊処理を行う第5
の処理と、前記第1の処理で抽出されなかったパターン
データと前記第4の処理で抽出されなかったパターンデ
ータと前記第5の処理で特殊処理を行ったパターンデー
タとを合わせたパターンデータを得る第6の処理とを実
行するためのプログラムを記憶している。
【0016】また、本発明による他のプログラムを記憶
した記憶媒体においては、パターン設計データから第1
の指定線幅より大きい線幅をもつパターンデータを抽出
する第1の処理と、前記第1の処理で抽出されたパター
ンデータをポジネガ反転する第2の処理と、前記第2の
処理で反転されたパターンデータから第2の指定線幅よ
り小さい線幅をもつパターンデータを抽出する第3の処
理と、前記第3の処理で抽出されたパターンデータの
内、前記第1の処理で得られたパターンデータと辺を共
有するパターンデータを抽出する第4の処理と、前記第
3の処理で抽出されたパターンデータをリサイズする第
5の処理と、前記第4の処理で抽出されたパターンデー
タと第5の処理でリサイズされたパターンデータ間でa
nd演算を行う第6の処理と、前記第4の処理で得られ
たパターンデータと前記第6の処理で得られたパターン
データ間でsub演算を行う第7の処理と、前記第1の
処理で抽出されなかったパターンデータと前記第4の処
理で抽出されなかったパターンデータと第6の処理で得
られたパターンデータと第7の処理で得られたパターン
データとを合わせて露光用パターンデータを得る第8の
処理とを実行するためのプログラムを記憶している。
【0017】また、前記パターンデータ処理方法及びプ
ログラムを記憶した記憶媒体において、前記特殊処理
は、露光量補正処理及び/又は輪郭処理を含むものであ
ってよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。本実施の形態は、LSI設計データか
ら露光用パターンデータを作成する際に、ポジネガ反転
を用いて微細なスペース幅(パターン間距離)を抽出
し、前記露光量補正処理や輪郭処理のような特殊処理を
行うようにしたものである。
【0019】これにより、大面積パターンが近接して配
置されることにより生じる微細なスペース部を高速に抽
出できるため、データ処理に要する時間を短縮できる。
さらに抽出した結果に基づいて大面積パターンに特殊処
理を行えるので、高精度にパターンを形成することがで
きる。
【0020】図1は本発明の第1の実施の形態によるパ
ターンデータ処理方法を実行するためのフローチャート
である。本実施の形態で用いられる電子線露光装置とし
ては、図6と実質的に同じ構成のものが用いられる。
【0021】図1において、まず、CADデータ20か
ら第1の指定線幅Lth1(例えば10μm)以上の線
幅を持つパターンを抽出し(ステップS21)、これを
パターンAとする(ステップS22)。また、このとき
抽出されなかったパターンをパターンBとする(ステッ
プS23)。
【0022】次に、パターンAをポジネガ反転し(ステ
ップS24)、その中から第2の指定線幅Lth2(例
えば0.2μm)以下の線幅を持つパターンを抽出して
(ステップS25)、パターンCとする(ステップ2
6)。次に、パターンAの内、パターンCと辺を共有す
るパターンを抽出し(ステップS27)、これをパター
ンDとする(ステップS28)。また、このとき抽出さ
れなかったパターンをパターンEとする(ステップS2
9)。
【0023】次に、パターンDに対して、露光量補正処
理、輪郭処理等の特殊処理を行い(ステップS30)、
このパターンとパターンB、パターンEとを合わせたE
Bパターンデータを得、これを露光用パターンデータと
する(ステップS31)。
【0024】次に、図2の具体的なパターンを用いて上
記フローチャートに沿って説明する。図2(a)に示す
ようにCADデータとして、線幅L1を持つ孤立ライン
39、線幅L1、スペース幅L1を持つライン&スペー
ス(L/S)パターン40、線幅L2を持つ2つの大面
積パターンが微細スペースL3を介して近接配置された
パターン41、及び線幅L2を持つ大面積パターン42
を有するパターンを露光する場合について説明する。
【0025】これらのパターンの中から、まず第1の指
定線幅Lth1(例えば10μm)以上の線幅を持つパ
ターンを抽出すると、パターン41とパターン42が抽
出される(図2(b))。次にこれをポジネガ反転する
と、図2(c)に示すようなパターン43が得られる。
さらにこの中から第2の指定線幅Lth2(例えば0.
2μm)以下の線幅を持つパターンを抽出すると、微細
スペース部を反転したパターン44が得られる(図2
(d))。次に図2(b)に示されるパターンの内、パ
ターン44と辺を共有するパターンを抽出すると、パタ
ーン41が抽出される。
【0026】次に、このようにして抽出したパターン4
1に固有のショットタイムランクを与えてパターン45
とし(図2(e))、第1の指定線幅Lth1(例えば
10μm)より小さい線幅を持つパターン39、40
と、パターン41、42の内、パターン44と辺を共有
しないパターン42とを合わせて図2(e)のEBデー
タを得る。
【0027】そして、パターン45に対してパターン4
2に与える露光量の85%を与えることにより、パター
ン45間の微細スペースL3を高精度に形成することが
できる。
【0028】図3は本発明の第2の実施の形態によるパ
ターンデータ処理方法を実行するためのフローチャート
である。図3において、まず、CADデータ20から第
1の指定線幅Lth1(例えば10μm)以上の線幅を
持つパターンを抽出し(ステップS21)、これをパタ
ーンAとする(ステップS22)。また、このとき抽出
されなかったパターンをパターンBとする(ステップS
23)。
【0029】次に、パターンAをポジネガ反転し(ステ
ップS24)、その中から第2の指定線幅Lth2(例
えば0.2μm)以下の線幅を持つパターンを抽出して
(ステップS25)、パターンCとする(ステップ2
6)。次に、パターンAの内、パターンCと辺を共有す
るパターンを抽出し(ステップS27)、これをパター
ンDとする(ステップS28)。また、このとき抽出さ
れなかったパターンをパターンEとする(ステップS2
9)。
【0030】一方、パターンCに対してリサイズ処理を
行い(ステップS32)、パターンFとする(ステップ
S33)。次にパターンDとパターンF間でand演算
(DandF)を行い(ステップS34)、パターンG
を得る(ステップS35)。さらにパターンDとパター
ンG間でsub演算(DsubG)を行い(ステップS
36)、パターンHを得る(ステップS37)。最後に
パターンB、E、G、Hを合わせてEBパターンデータ
(露光用パターンデータ)とする(ステップS38)。
【0031】次に、図4、図5の具体的なパターンを用
いて上記フローチャートに沿って説明する。図4(a)
に示すように、CADデータとして線幅L1を持つ孤立
ライン39、線幅L1、スペース幅L1を持つライン&
スペース(L/S)パターン40、線幅L2を持つ2つ
の大面積パターンが微細スペースL3を介して近接して
配置されたパターン41、及び線幅L2を持つ大面積パ
ターン42を有するパターンを露光する場合について説
明する。
【0032】これらのパターンの中から、まず第1の指
定線幅Lth1(例えば10μm)以上の線幅を持つパ
ターンを抽出すると、パターン41とパターン42が抽
出される(図4(b))。次にこれをポジネガ反転する
と、図4(c)に示すようなパターン43が得られる。
さらにこの中から第2の指定線幅Lth2(例えば0.
2μm)以下の線幅を持つパターンを抽出すると、微細
スペース部を反転したパターン44が得られる(図4
(d))。次に図4(b)に示されるパターンの内、パ
ターン44と辺を共有するパターンを抽出すると、パタ
ーン41が抽出される。
【0033】一方、パターン44にプラスのリサイズ
(例えば+0.2μm)を行うと、パターン47が得ら
れる。次にパターン41とパターン47とでand演算
を行うと、図5(f)のパターン48が得られる。さら
にパターン41とパターン48とでsub演算を行う
と、図5(f)のパターン49が得られる。最後にパタ
ーン48、49に、第1の指定線幅Lth1(例えば1
0μm)より小さい線幅を持つパターン39、40と、
パターン41、42の内、パターン44と辺を共有しな
いパターン42とを合わせてEBパターンデータ50を
得る(図5(g))。
【0034】パターン48は輪郭処理を行った場合の輪
郭部に相当し、ショットサイズが小さいので電子ビーム
のプロファイルが向上するため、パターン41間の微細
スペースを高精度に形成することができる。また、パタ
ーン49は輪郭処理を行った場合の内部パターンに相当
するので、パターン49に与える露光量をパターン48
に与える露光量の80%にすることにより、パターン4
1間の微細スペースをさらに高精度に形成することがで
きる。
【0035】尚、図1、図3のフローチャートに示す処
理を実行するためのプログラムが、図6の記憶装置15
もしくは別に設けたROM等の記憶装置に格納される。
計算機14はこのプログラムに基づいて処理を行う。
【0036】このような記憶装置15もしくは別に設け
たROM等の記憶装置は、本発明によるプログラムを記
憶した記憶媒体を構成することになる。
【0037】この記憶媒体としては、光ディスク、光磁
気ディスク、半導体記憶装置、磁気記録媒体等を用いる
ことができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、大
面積パターンが近接して配置された場合に生じる微細な
スペース部を高速に抽出することができる。これによっ
て、データ処理に要する時間を短縮することができると
共に、抽出した結果に基づいて大面積パターンに輪郭処
理等の特殊処理を行えるので、高精度にパターンを形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるパターンデー
タ処理方法を実行するためのフローチャートである。
【図2】本発明の第1の実施の形態で用いるパターンデ
ータの具体的な構成図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態によるパターンデー
タ処理方法を実行するためのフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態で用いるパターンデ
ータの具体的な構成図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態で用いるパターンデ
ータの具体的な構成図である。
【図6】従来及び本発明の各実施の形態で用いる電子線
露光装置の構成図である。
【符号の説明】
1 電子銃 2 ブランキング電極 3 第1アパーチャ 3A 第1アパーチャ開口部 4 成形レンズ 5 成形偏向器 6 第2アパーチャ 6A、6B、6C、6D、6E、6F 第2アパーチャ
開口部 7 縮小レンズ 8 主偏向器 9 副偏向器 10 投影レンズ 11 半導体ウエハ 11A、11B レジスト内の潜像 12 試料台 13 データバス 14 計算機 15 記憶装置 16 制御装置 17 図形データ用メモリ 20 CADデータ 39,40,41,42,43,44,45,46,4
7,48,49 パターン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 7/20

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子線露光装置に用いるパターンデータ
    の処理方法であって、 パターン設計データから第1の指定線幅より大きい線幅
    をもつパターンデータを抽出する第1の工程と、 前記第1の工程で抽出されたパターンデータをポジネガ
    反転する第2の工程と、 前記第2の工程で反転されたパターンデータから第2の
    指定線幅より小さい線幅をもつパターンデータを抽出す
    る第3の工程と、 前記第3の工程で抽出されたパターンデータの内、前記
    第1の工程で得られたパターンデータと辺を共有するパ
    ターンデータを抽出する第4の工程と、 前記第4の工程で抽出されたパターンデータに特殊処理
    を行う第5の工程と、 前記第1の工程で抽出されなかったパターンデータと前
    記第4の工程で抽出されなかったパターンデータと前記
    第5の工程で特殊処理を行ったパターンデータとを合わ
    せて露光用パターンデータを得る第6の工程とから構成
    されることを特徴とするパターンデータ処理方法。
  2. 【請求項2】 前記特殊処理は、露光量補正処理及び/
    又は輪郭処理を含むことを特徴とする請求項1記載のパ
    ターンデータ処理方法。
  3. 【請求項3】 電子線露光装置に用いるパターンデータ
    の処理方法であって、 パターン設計データから第1の指定線幅より大きい線幅
    をもつパターンデータを抽出する第1の工程と、 前記第1の工程で抽出されたパターンデータをポジネガ
    反転する第2の工程と、 前記第2の工程で反転されたパターンデータから第2の
    指定線幅より小さい線幅をもつパターンデータを抽出す
    る第3の工程と、 前記第3の工程で抽出されたパターンデータの内、前記
    第1の工程で得られたパターンデータと辺を共有するパ
    ターンデータを抽出する第4の工程と、 前記第3の工程で抽出されたパターンデータをリサイズ
    する第5の工程と、 前記第4の工程で抽出されたパターンデータと第5の工
    程でリサイズされたパターンデータ間でand演算を行
    う第6の工程と、 前記第4の工程で得られたパターンデータと前記第6の
    工程で得られたパターンデータ間でsub演算を行う第
    7の工程と、 前記第1の工程で抽出されなかったパターンデータと前
    記第4の工程で抽出されなかったパターンデータと前記
    第6の工程で得られたパターンデータと第7の工程で得
    られたパターンデータとを合わせて露光用パターンデー
    タを得る第8の工程とから構成されることを特徴とする
    パターンデータ処理方法。
  4. 【請求項4】 パターン設計データから第1の指定線幅
    より大きい線幅をもつパターンデータを抽出する第1の
    処理と、 前記第1の処理で抽出されたパターンデータをポジネガ
    反転する第2の処理と、 前記第2の処理で反転されたパターンデータから第2の
    指定線幅より小さい線幅をもつパターンデータを抽出す
    る第3の処理と、 前記第3の処理で抽出されたパターンデータの内、前記
    第1の処理で得られたパターンデータと辺を共有するパ
    ターンデータを抽出する第4の処理と、 前記第4の処理で抽出されたパターンデータに特殊処理
    を行う第5の処理と、 前記第1の処理で抽出されなかったパターンデータと前
    記第4の処理で抽出されなかったパターンデータと前記
    第5の処理で特殊処理を行ったパターンデータとを合わ
    せて露光用パターンデータを得る第6の処理とを実行す
    るためのプログラムを記憶した記憶媒体。
  5. 【請求項5】 前記特殊処理は、露光量補正処理及び/
    又は輪郭処理を含むことを特徴とする請求項4記載のプ
    ログラムを記憶した記憶媒体。
  6. 【請求項6】 パターン設計データから第1の指定線幅
    より大きい線幅をもつパターンデータを抽出する第1の
    処理と、 前記第1の処理で抽出されたパターンデータをポジネガ
    反転する第2の処理と、 前記第2の処理で反転されたパターンデータから第2の
    指定線幅より小さい線幅をもつパターンデータを抽出す
    る第3の処理と、 前記第3の処理で抽出されたパターンデータの内、前記
    第1の処理で得られたパターンデータと辺を共有するパ
    ターンデータを抽出する第4の処理と、 前記第3の処理で抽出されたパターンデータをリサイズ
    する第5の処理と、 前記第4の処理で抽出されたパターンデータと前記第5
    の処理でリサイズされたパターンデータ間でand演算
    を行う第6の処理と、 前記第4の処理で得られたパターンデータと前記第6の
    処理で得られたパターンデータ間でsub演算を行う第
    7の処理と、 前記第1の処理で抽出されなかったパターンデータと前
    記第4の処理で抽出されなかったパターンデータと第6
    の処理で得られたパターンデータと第7の処理で得られ
    たパターンデータとを合わせて露光用パターンデータを
    得る第8の処理とを実行するためのプログラムを記憶し
    た記憶媒体。
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