JPH0423315A - 電子ビーム描画装置 - Google Patents

電子ビーム描画装置

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Publication number
JPH0423315A
JPH0423315A JP12393090A JP12393090A JPH0423315A JP H0423315 A JPH0423315 A JP H0423315A JP 12393090 A JP12393090 A JP 12393090A JP 12393090 A JP12393090 A JP 12393090A JP H0423315 A JPH0423315 A JP H0423315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron beam
pattern
diagonal line
oblique
drawn
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Pending
Application number
JP12393090A
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English (en)
Inventor
Takashi Nakajima
隆 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0423315A publication Critical patent/JPH0423315A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子ビーム描画装置に関し、特に微小な円形の
電子ビームを試料上に走査し、選択的に描画を行い、所
望のパターンを得る電子ビーム描画装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の電子ビーム描画装置を第9図を用いて説明する。
第9図に示すように、電子ビーム源1から放出された電
子ビーム17は、第1のレンズ2によりアパーチャー3
の円形孔に集束される。アパーチャー3の孔を通過した
電子ビーム17は、ブランキング電極4により描画する
か、或いは描画しないかが選択される。描画しないとき
はブランキング電極4に電圧を加えて電子ビーム17を
偏向させ、スデージ8上の試料9に電子ビームが照射さ
れないようにし、描画するときは、ブランキング電極4
に電圧を加えず、電子ビーム17を偏向しないようにし
ている。この描画するか否かの情報は、データメモリ1
0にあらかじめ記憶しておき、制御用コンピュータ16
によってその一部をパターンメモリ11に転送し、D/
Aコンバータ13を通じてブランキング電極4に信号が
送られる。データメモリ10に記憶されているデータは
“0”と“1”であり、これが描画をするか否かに対応
している。ブランキング電極4を通過した電子ビーム1
7は第2のレンズ5により試料9上に集束される。ステ
ージ8は駆動回路15によりX方向に連続移動し、偏向
器6によりY方向に電子ビーム17を偏向することによ
って全面走査を行っている。ステージ8の位置を正確に
制御するなめ、ステージ9の位置をレーザ測定器14で
測定し、X方向の補正を偏向器7により行っている。
従来の斜め線描画方向を第4図(a) 、 (b)を用
いて説明する。
第4図fa)のような台形パターンを描画する場合には
、第4図(b)に示すように斜め線は階段状に描画して
いた。これは上述のようにデータメモリ10に記憶され
ている“0”又は“1”の情報に基いて選択的に描画を
行っているためである。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来の電子ビーム描画装置では、斜め線を階段状に
描画しているため、斜め線の精度が悪化するという欠点
がある0例えば、電子ビームのサイズが0.5μmの場
合、最大的0.35μmの誤差か生じることになる。
また、電子ビームのサイズを小さくすることによって、
誤差を減少させることは可能であるが、電子ビームのサ
イズを半分にした場合、第5図に示すようにデータ量が
増え、描画時間も4倍になってしまうという問題点があ
った。
本発明の目的は前記課題を解決した電子ビーム描画装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明に係る電子ビーム描画
装置においては、パターンメモリと、斜め線判定回路と
、制御機構とを有し、微小な円形の電子ビームを試料上
に走査させ、選択的に描画を行うことにより、所望のパ
ターンを得る電子ビーム露光装置であって、 パターンメモリは、所望のパターンを含む領域に隣接す
る周辺の情報を記憶可能な容量をもつものであり、 斜め線判定回路は、パターンメモリの情報に基いて斜め
線であるかどうかの判定を行い、斜め線である場合に電
子ビームの照射時間を決定するものであり、 制御機構は、斜め線判定回路の出力に基いて電子ビーム
の照射時間を制御するものである。
また、本発明においては、前記制御Il梢は、斜め線を
描画する場合に、電子ビームの照射時間を制御して試料
上に照射される電子ビームの密度分布を小さく設定し、
斜め線を形成するものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図により説明する。
(実施例1) 第1図は本発明の実施例1を示す構成図である。
図において、1は電子ビーム源、2は第1のレンズ、3
はアパーチャー、4はブランキング電極、5は第2のレ
ンズ、6,7は偏向器、8はステージ、10はデータメ
モリ、13はD/Aコンバータ、14はレーザ測定器、
15は駆動回路である。これらの構成は従来のものと同
じである。
本発明に係る電子描画装置は、パターンメモリ11aと
、斜め線判定回路12と、制御用コンピュータ16aと
を有する。
パターンメモリ11aは、基準パターンとの比較を行う
際に、実際に描画を行う点の周辺データが必要となるた
め、第6図に示すように実際に描画する領域31と、そ
の領域31に隣接する領域32との情報を記憶可能な容
量を有している。101〜610はパターンメモリ11
a内の記憶情報(“0”又は“1”)である。
斜め線判定回路12は、パターンメモリ11a内のパタ
ーンデータと第2図(a)〜(d)の基準パターンとを
比較することにより、斜め線であるかどうかの判定(以
下、斜め線の判定という)を行い、斜め線である場合に
すなわち、基準パターンとメモリ11a内のパターンデ
ータとが一致した場合に電子ビーム17の照射時間を決
定する。斜め線判定回路12は、第2図(a)の基準パ
ターンとの比較を行う場合には第3図に示すような論理
回路として構成される。107〜509はパターンメモ
リ11a内の記憶情報(“0”又は“1”)を表わす、
この回路は、第2図(a)の基準パターンとパターンメ
モリ11a内のパターンデータとが一致した場合にのみ
、出力が“1″となり、斜め線であることを制御用コン
ピュータ16aに出力する。また、第2図(b) 、 
(c) 、 (d)の基準パターンとの比較を行う場合
は、第3図に示す回路を並列に接続することにより実現
される。
制御用コンピュータ16aは、斜め線判定回路12の出
力に基いて電子ビームの照射時間を制御するものである
従来、制御用コンピュータ16からブランキングt[!
4に送られる信号は、第7図(a)に示すように描画時
52.53.54と、非描画時51.55.56の2種
類であった0本発明において、制御用コンピュータ16
aは第7図(b)に示すように、描画時62゜63と、
非描画時61.65.66と、斜め線描画時64との3
種類となる。斜め線を描画するときは走査時間の172
を描画し、残りの1/2を描画しないようにして試料9
上に照射される電子ビーム17の密度分布を小さくし、
斜め線を形成する。ただし、電子ビームの量(密度分布
の大きさ)や試料9上に塗布されているレジストの感度
等により、描画時間は走査時間の1/2とは限らず、描
画前の試行により決定される。
(実施例2) 第8図は本発明の実施例2の基準パターンの一例である
実施例1では、斜め線の角度が45°の場合のみ補正す
るのに対し、第8図の基準パターン等を用いることによ
り、斜め線の角度が30°及び60°の場合も補正が可
能となる。第8図での斜線部は描画部分を示す。
斜め線判定回路12では、45°の判定回路と並列に3
0°及び60°の判定回路を構成することにより、動作
速度を低下することなく実現可能である。
第8図の場合、ブランキング制御信号は、Aでは1/3
を描画し、Bでは2/3を描画することになる。
従来、電子ビームのサイズを1/2にした場合、データ
メモリの容量及び描画時間がともに4倍になってしまう
のに比べ、本発明は従来のデータメモリの容量及び描画
時間でより精度の高い斜め線が描画可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、電子ビームのサイズを小
さくすることなく、直線性の高い斜め線が描画できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1を示す構成図、第2図(a)
〜(d)は基準パターンを示す図、第3図は斜め線判定
回路を示す論理回路図、第4図(a)(b)、第5図は
従来の斜め線描画方法を示す図、第6図はパターンメモ
リの構成図、第7図(a)。 (b)はブランキング制御信号を示す図、第8図は本発
明の実施例2に係る基準パターンの一例を示す図、第9
図は従来例を示す構成図である。 1・・・電子ビーム源   2・・・第1のレンズ3・
・・アパーチャー   4・・・ブランキング電極5・
・・第2のレンズ   6.7・・・偏向器8・・・ス
テージ     9・・・試料10・・・データメモリ
   lla・・・パターンメモリ12・・・斜め線判
定回路  13・・・D/Aコンバータ14・・・レー
ザー測定器  15・・・駆動回路16a・・・制御用
コンピュータ 17・・・電子ビーム 特許出願人   日本電気株式会社 代  理  人    弁理士 菅 野   中9.−
1L7..1.’−’Ll ミ5 出力 第 図 (α) (b) 第 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パターンメモリと、斜め線判定回路と、制御機構
    とを有し、微小な円形の電子ビームを試料上に走査させ
    、選択的に描画を行うことにより、所望のパターンを得
    る電子ビーム露光装置であって、 パターンメモリは、所望のパターンを含む領域に隣接す
    る周辺の情報を記憶可能な容量をもつものであり、 斜め線判定回路は、パターンメモリの情報に基いて斜め
    線であるかどうかの判定を行い、斜め線である場合に電
    子ビームの照射時間を決定するものであり、 制御機構は、斜め線判定回路の出力に基いて電子ビーム
    の照射時間を制御するものであることを特徴とする電子
    ビーム描画装置。
  2. (2)前記制御機構は、斜め線を描画する場合に、電子
    ビームの照射時間を制御して試料上に照射される電子ビ
    ームの密度分布を小さく設定し、斜め線を形成するもの
    であることを特徴とする請求項第(1)項に記載の電子
    ビーム描画装置。
JP12393090A 1990-05-14 1990-05-14 電子ビーム描画装置 Pending JPH0423315A (ja)

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JP12393090A JPH0423315A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 電子ビーム描画装置

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JP12393090A JPH0423315A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 電子ビーム描画装置

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JPH0423315A true JPH0423315A (ja) 1992-01-27

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JP12393090A Pending JPH0423315A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 電子ビーム描画装置

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JP (1) JPH0423315A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008004573A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Jeol Ltd 荷電粒子ビーム描画方法および装置
JP2008509588A (ja) * 2004-08-06 2008-03-27 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Rf電力検知回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008509588A (ja) * 2004-08-06 2008-03-27 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Rf電力検知回路
JP2008004573A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Jeol Ltd 荷電粒子ビーム描画方法および装置

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