JPH02116737A - Co分析計 - Google Patents

Co分析計

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JPH02116737A
JPH02116737A JP27049988A JP27049988A JPH02116737A JP H02116737 A JPH02116737 A JP H02116737A JP 27049988 A JP27049988 A JP 27049988A JP 27049988 A JP27049988 A JP 27049988A JP H02116737 A JPH02116737 A JP H02116737A
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正彦 石田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、例えば空気中のCo(−酸化炭素)の濃度を
測定する赤外線ガス分析計などのCO分析計に関する。
〔従来の技術〕
例えば赤外線ガス分析計でCO濃度を測定する場合、赤
外線におけるCoの主吸収帯が約4.4〜5.0μ)で
あり、Cot(二酸化炭素)の主吸収帯が約4.2〜4
.5nであるので、Co2が干渉成分として作用する。
そこで、従来より、セルの一側に光源を配置すると共に
、他側に主検出器と干渉成分補償用検出器とを、主検出
器がセルにより近くなるように配置し、さらに、半値幅
(HW)が約4%というようなナローバンドの光学フィ
ルタを、例えばセルと主検出器との間に挿入してなるC
O分析計を用い、主検出器の出力と干渉成分補償用検出
器の出力との差をとることにより、干渉成分の影響を除
去して、CO濃度を測定するようにしている。
なお、上記半値幅とは、光学フィルタの特性を表す指標
の一つで、第6図に示すように、透過率(縦軸)が最大
値を示すときの波長(横軸)をλ。とじ、透過率が最大
値の半分を示すときの波長をそれぞれλel+  λc
t(λc1〈λcりとし、λ、−λ。
=Δλとするとき、Δλ/λ、 X 100で表される
値のことを云う。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述のようにセルと主検出器との間に半
値幅が約4%の光学フィルタを設けても、干渉成分に基
づくノイズが大きくなり、S/Nが小さいことが指摘さ
れるに至っている。
本発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その
目的とするところは、コスト的な見地から光学系の構成
は変えずに、S/Nが大きく、検出精度の高いCO分析
計を提供することにある。
(課題を解決するための手段〕 上述の目的を達成するため、本発明に係るCO分析計は
、光源と主検出器との間の光路中に、中心波長が4.6
〜4.9μ、半値幅が6〜9%の光学フィルタを設けた
点に特徴がある。
〔作用〕
本発明において使用する光学フィルタの光学特性は、第
5図において太線Aで示す通りであり、一方、半値幅が
約4%である従来の光学フィルタの光学特性は、同図に
おいて実線Bで示す通りである。
そして、半値幅の異なる光学フィルタを用いて、検出器
からの検出信号に含まれる信号の割合を調べてみたとこ
ろ、第4図に示す結果が得られた。
即ち、同図において、縦軸は検出信号(mV)の大きさ
を表し、また、横軸における■〜■は使用した光学フィ
ルタの種類を示し、1〜■は比較例としての光学フィル
タで、Iは半値幅が4%のナローバンドの光学フィルタ
、■は半値幅が20%のワイドバンドの光学フィルタ、
■は光学フィルタなし、■〜■は実施例に係る光学フィ
ルタで、半値幅は何れも8%、そして、中心波長は■が
4.608pm、Vが4.633J/I、 VTが4.
674nである。また、図中、1〜4は、各成分に対応
する信号を示し、lはCO感度(9,57ppm)、2
は)(、O(25℃)、3はH,O(0°C)、4はC
O□(1974ppm)をそれぞれ表す信号である。
この第4図からも理解されるように、中心波長が約4.
7fl、半値幅が8%の光学フィルタを用いたものは、
他のものに比べて、大幅にS/Nが改善されている。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する
第1図は、本発明の一実施例に係るCO分析計の構成を
示すもので、いわゆるl光源lセルタイプに構成しであ
る。すなわち、同図において、1はセル窓1a、 lb
およびガスの入口1c+ 出口1dを備えてなるセルで
ある。2はこのセルlの一方のセル窓1aに対向して設
けられる光源で、赤外光を発する。
3.4はセル1の他方のセル窓1bの外方において互い
に光学的に直列に配置された主検出器、干渉成分補償用
検出器(以下、補償用検出器と云う)で、主検出器3が
セル1により近くなるように配置さ五ている。
そして、雨検出器3,4は、何れもコンデンサマイクロ
フォン検出器によりなる。つまり、主検出器3の内部は
連通孔(図外)を有する可動膜3aによって2つの室3
b、 3Cに区分され、これらの室3b。
3Cには測定対象成分であるCo(またはcoと同等の
吸収帯を有するガス)が封入しであるととともに、室3
C内には固定極3dが可動膜3aに対向するように設け
である。また、補償用検出器4の内部は連通孔(図外)
を有する可動H4aによって2つの室4b、 4Cに区
分され、これらの室4b、 4Gには干渉補償を行うた
めに高濃度のCOが封入しであるとともに、室4C内に
は固定極4dが可動膜4aに対向するように設けである
5は固定極3d、 4dからの出力がそれぞれ入力され
る差動増幅器で、主検出器3例の出力Pから補償用検出
器4例の出力Q8減するようにしである。
6はセル1と主検出器3との間に設けられる光学フィル
タであって、この光学フィルタ6はその中心波長が約4
.7μ、半値幅が約8%になるように設定してあり、そ
の光学特性は、i3過率の波長による変化を示す第5図
における太線Aで示す通りである。このような特性を有
する光学フィルタ6は従来の光学フィルタと同様に容易
に製作することができる。なお、同図において、点線C
2−点鎖線りはそれぞれco、co2の吸収時性を示す
曲線である。
7はセル1に対してサンプルガスSとリファレンスガス
Rとを交互にしかも一定周期で供給するためのガス切り
換え装置としてのロータリバルブで、4つの開ロアa、
 7b、 7c、 7dと、図外のモータにより例えば
矢印し方向に回転駆動される切り換えロータ7eを備え
ている。そして、開ロアaは図外のサンプルガス供給源
に接続され、また、開ロアbは図外のリファレンスガス
供給源に接続され、さらに、開ロアcはセル1のガス入
口ICに接続されている。なお、開ロアdは例えば図外
の排気路に接続されている。
而して、上述のように構成されたC○分析計においては
、ロータリパルプ7を介してサンプルガスSとリファレ
ンスガスRとをセル1に対して交互にしかも一定周期で
供給した状態で、光#2から赤外光をセル1に照射する
と、検出器3.4からはそれぞれ所定の出力P、Qが得
られる。そして、差動増幅器5において再出力P、Qの
差をとることにより、干渉成分であるCOlの影響が除
去されたCOのみの濃度が得られるのである。
そして、半値幅の異なる光学フィルタを用いて、検出器
3.4からの検出信号における各種信号の大きさをを比
べてみたところ、第4図に示す結果が得られた。既に説
明したように、この図において、I−[[+は比較例を
、また、■〜■は実施例を示すが、これらの結果から、
中心波長が4,7nで、しかも、半値幅が8%の光学フ
ィルタ6を用いた場合、S/Nが従来の2倍に改善され
、また、干渉影響も権力抑えられていることが判る。
なお、詳細に実験したところ、光学フィルタ6としては
、中心波長が4.6〜4.91で、半値幅が6〜9%の
ものであれば、上記と同等の効果が得られることが判っ
た。
本発明は上述の1光源1セルタイプのCO分析計に限定
されるものではなく、種々に変形して実施することがで
きる。
第2図はいわゆる2光源2セルタイプに構成した例を示
し、この図において第1図に示す符号と同一のものは同
一物または相当物を示す。
そして、上記第1図および第2図に示す実施例において
は、何れもロータリパルプ7を用いていわゆる流体変調
方式を採用したものであったが、本発明はチョッパ方式
のものにも適用することができる。すなわち、第3図に
示すように、セルlにはサンプルガスSのみを供給する
ようにすると共に、リファレンスガスRを封入したセル
8をセル1に並設し、図外のモータによって回転駆動さ
れるチヲンパ9を設けるようにしてもよい。なお、この
図においても、第1図に示す符号と同一のものは同一物
または相当物を示す。
さらに、フィルタ6は光源1と主検出器3との間の光路
中に設けてあればよく、従って、セル1と主検出器3と
の間に設けてもよい。
そして、第1図および第2図において、ロータリバルブ
7に代えて、例えば2つの3方バルブを用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、S/Nが大きく
、検出精度の高いCO分析計が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明に係るCO分析計の構成例を示
し、第1図は1光源lセルタイプで、流体変調方式のC
O分析計を示す図、第2図は2光a2セルタイプで、流
体変調方式のCO分析計を示す図、第3図は2光源2セ
ルタイプで、チョッパ方式のCO分析計を示す図である
。 第4図は種々の光学フィルタを用いたときにおける検出
信号に含まれる信号の割合を示すグラフである。 第5図は波長による透過率の変化を示す特性図である。 第6図は半値幅を説明するための図である。 1.8・・・セル、3・・・主検出器、4・・・干渉成
分補償用検出器、6・・・光学フィルタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セルの一側に光源を配置すると共に、他側に主検出器と
    干渉成分補償用検出器とを、主検出器がセルにより近く
    なるように配置し、主検出器の出力と干渉成分補償用検
    出器の出力との差をとることにより、干渉成分の影響を
    除去したCO濃度を測定するようにしたCO分析計にお
    いて、前記光源と前記主検出器との間の光路中に、中心
    波長が4.6〜4.9μm、半値幅が6〜9%の光学フ
    ィルタを設けたことを特徴とするCO分析計。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0575654U (ja) * 1992-03-13 1993-10-15 株式会社堀場製作所 干渉成分補償型n2 0ガス分析計
WO2001027596A1 (fr) * 1999-10-12 2001-04-19 Nok Corporation Capteur de co

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842792A (ja) * 1971-09-29 1973-06-21
JPS61199657U (ja) * 1985-06-04 1986-12-13

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