JPH02116324A - 調理器 - Google Patents

調理器

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JPH02116324A
JPH02116324A JP27127588A JP27127588A JPH02116324A JP H02116324 A JPH02116324 A JP H02116324A JP 27127588 A JP27127588 A JP 27127588A JP 27127588 A JP27127588 A JP 27127588A JP H02116324 A JPH02116324 A JP H02116324A
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stirring
container
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dough
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Hirotake Takeuchi
竹内 弘剛
Toshiki Takama
俊樹 高馬
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、材料を泡立てる調理器、特に卵白、砂糖等か
らなる材料を泡立ててメレンゲ生地及びメレンゲ生地を
使用した菓子生地を生成するのに好適な調理器に関する
(ロ)従来の技術 従来、生クリーム等を泡立てる調理器として特公昭60
−33065号公報(A47J43/Q4)が知られて
いる。この調理器の攪拌体は、円盤状に形成されている
ため、材料を攪拌する力は弱く、従って、高速回転させ
ても材料の飛び散りがないと共に泡の破壊が少なく、良
質の泡立てができるものである。
しかしながら、前記P!l拌体は、粘度の低い生クリー
ム等には適しているが、粘度の高い卵白等の泡立てには
不適当なものであった。
即ち、前記攪拌体は円盤状に形成されており、攪拌力が
弱いため、粘度の高い卵白等の材料を攪拌すると、材料
はすぐに攪拌体が攪拌できる限度の粘度に達し、材料が
あまり泡立っていないのにもかかわらず、攪拌体が空転
してしまう欠点がある。
また、卵白等を泡立てて生成したメレンゲ生地に、ヨー
グルト等の味付は材料及びゼラチン等の固形材料からな
る追加材料を入れ、メレンゲ生地と追加材料を混ぜ合せ
てムース等の菓子生地を生成する場合、追加材料はメレ
ンゲ生地より下方に溜り、攪拌体により攪拌されるが、
追加材料上に浮いたメレンゲ生地は比較的固まっている
ため、追加材料を攪拌するだけではメレンゲ生地と追加
材料が混り合ない欠点があった。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は、卵白等の粘度の高い材料を、高速回転で良質
の泡立て状態に泡立てることができ、また、泡立った材
料に追加材料を良好に混ぜ合すことのできる調理器を提
供することを課題とする。
(二〉 課題を解決するための手段 攪拌体近傍の材料の攪拌流により回転して容器内側壁近
傍の材料を攪拌する補助攪拌体を、蓋体に回転自在に設
ける。
(ホ)作 用 容器内に所定量の材料を入れ、攪拌体を回転すると、材
料は攪拌体の攪拌力により対流しながら攪拌体の回転方
向により回転する攪拌流を発生し、空気を混入して徐々
に泡立つ。一方、補助攪拌体は、攪拌体による材料の攪
拌流によって回転する。
材料の泡立てが進行すると、材料の粘度が増大し、材料
の攪拌流が小さくなる。特に、攪拌体の攪拌力が容器内
側壁近傍にまで達しにくくなり、容器内側壁近傍での材
料の攪拌流が小さくなるが、補助攪拌体が攪拌体近傍の
材料の攪拌流により回転し、容器内側壁近傍の材料を攪
拌するので、材料は補助攪拌体により泡立てを促進され
る。
更に泡立てが進行すると、材料の粘度が更に増大し、攪
拌体の攪拌力では材料を攪拌することができなくなって
攪拌体が空転し、補助攪拌体の回転も停止する。この状
態が泡立て完了の状態で、メレンゲ生地の出来上がりの
状態である。
以上により出来上がったメレンゲ生地を用いて菓子生地
を生成する際には、メレンゲ生地に追加材料を混入する
のであるが、追加材料を容器内に入れると、追加材料は
メレンゲ生地を破ってメレンゲ生地より下方に溜り、攪
拌体によって攪拌される。この攪拌により補助攪拌体も
回転し、追加材料の攪拌と補助攪拌体の回転との相乗効
果によりメレンゲ生地と追加材料を効率良く混ぜ合わせ
る。
(へ)実施例 本発明の一実施例を第1図乃至第4図に基づき以下に詳
述する。
(1)は電動機(2)を内蔵する合成樹脂製の本体で前
記電動機(2)の出力軸(3)が本体(1)上面略中央
部の開口(1a)を貫通して本体(1)上方に延設され
ており、前記出力軸(3)上部にはカップリング(4)
が設けられている。
(5)は前記本体(1)上に着脱自在に載置される合成
樹脂製の容器で、底面略中央部に筒部(5a)を一体に
下方に向って垂設している。(6)は前記筒部(5a)
に軸受(7)及びオイルシール(8)を介して回転自在
に水密的に枢支された回転軸で、下部に前記カップリン
グ(4)に係脱自在に係合するカップリング(9)を形
成している。
(10)は前記容器(5)内の回転軸(6)上部に固着
された合成樹脂製の攪拌体で、前記容器(5)内底面に
近接して回転する円盤(10a)と、該円盤の回転中心
から上方に突設する表示杆(10b)とから構成されて
おり、前記表示杆(IQb)は容器(5)内に入れられ
た卵白、砂糖等からなる所定量の材料を泡立てて生成し
たメレンゲ生地に、ヨーグルト、果物のペースト等の味
付材料及びゼラチン等の固形材料からなる所定量の追加
材料を入れて攪拌する場合、メレンゲ生地と追加材料が
ほぼ完全に混り合った際、混り合った生地によって表示
杆(10b)上端が覆われる高さに形成されている。尚
、追加材料によっては、メレンゲ生地の泡が消されてし
まい、はぼ完全に混り合っても表示杆(10b)上端が
覆われない場合もある。
(11〉は前記容器(5)上面開口部を開閉自在に施蓋
する透明な合成樹脂製の蓋体で、外周部に追加材料を収
納する収納部(12〉を凹設している。前記2)内の追
加材料を容器(5)の内側壁近傍に注ぐ投入口(13)
を形成している。(14)は前記蓋体(11)から攪拌
体(10)と同軸上に下方に向かって一体に形成された
軸部で、複数の円弧状片を円筒状に配設して形成され、
隣り合う円弧状片間に間隔を形成して、円弧状片が径方
向に撓むようなしている。
また、円弧状片下端には爪部(14a)が形成され、こ
の爪部(14a)により後述する補助攪拌体(15)の
リング部(15a)を係止して補助攪拌体(15)を抜
止めしている。
(15)は前記軸部(14)に着脱自在に装着される合
成樹脂製の補助攪拌体で、前記軸部(14)外周に遊嵌
されて回転自在に枢支されたリング部(15a)と、該
リング部から下方に一体に垂設された複数の内羽根(1
5b)と、該内羽根の上部から略水平方向に、且つ外周
側が中心側よりも回転方向に対し遅れるように湾曲して
一体に形成された水平片(ISc)と、該水平片の外周
端から下方に向って、且前記容器(5)内側壁から少許
の間隔を有して一体に垂設された円柱状の外羽根(15
d)とから構成されている。前記内羽根(15b)は、
下部が攪拌体(10)の円盤(10a)上面に近接する
長さに形成されており、その下部外周部分には円盤(1
5a)外周に近接して円盤下面より下方まで延設された
延長部く15e)を一体形成しており、該延長部は円盤
(LOa)の接線と略垂直な方向に折曲している。前記
外羽根(15d)は、容器(5)内に入れられた卵白、
砂糖等からなる所定量の材料の攪拌初期状態では、材料
が外羽根(15d)下端に接触しないような長さに形成
されている。
次に動作を説明する。容器(5)内に卵白、砂糖等から
なる所定量の材料を入れて、この容器(5)を本体(1
)上に載置し、補助攪拌体(15)を装着した蓋体(1
1)にて容器(5)上面開口部を施蓋する。
そして、本体(1)に設けられた図示しないスイッチを
操作して電動機(2)を駆動し、攪拌体(10)を12
.00Orpm〜17.00Orpm程度の高速で第2
図中矢印方向に回転させると、材料は攪拌体(10)の
円盤(10a)の攪拌力により外周方向へ飛ばされ、対
流しながら円盤(10a)の回転方向に回転する攪拌流
を発生し、空気を混入して徐々に泡立つ(第3図中イ参
照)。この材料は補助攪拌体(15)の内羽根(15b
)、特に延長部(15e)に衝突し、補助攪拌体(15
)は材料の衝突によって材料と同方向に回転する。
この材料は比較的粘度が高いため、攪拌体(10)近傍
の材料の攪拌流は早いが、容器(5)内側壁近傍での材
料の攪拌流は比較的遅い。よって、補助攪拌体(15)
の外羽根(15d)が材料に接触していると、補助攪拌
羽根(15)の回転は、外羽根(15d)が材料から受
ける抵抗のために遅くなり、内羽根(1sb)が材料の
スムースな攪拌を妨げ、泡立て時間が長くなる欠点があ
る。従って、運転初期は、第3図中イに示す如く、材料
が外羽根(15d)に接触しないほうが望ましい。
泡立てが進行すると、材料の粘度が増大するため、材料
の攪拌流が遅くなる。特に、材料の粘度の増大により、
円盤(10a)の攪拌力が容器(5)内側壁近傍にまで
達しにくくなり、容器(5)内側壁近傍での材料の攪拌
流が遅くなる。しかしながら、この状態では、材料の体
積が増大しており、材料が補助攪拌体(15)の外羽根
(15d)下端まで達しているため、延長部(15e)
に衝突する材料の勢いによって回転する補助攪拌体(1
5)の外羽根(15d)が容器(5)内側壁近傍の材料
を攪拌し、材料の攪拌を促して泡立てを促進する。
尚、泡立った材料の中でも、上部よりも下部になるに従
って密度が高くなるため、攪拌体(10)の円盤(10
g)下面部分で攪拌された材料の攪拌流が最も速い。従
って、補助攪拌体(15)の内羽根(15b)の延長部
(15e)を円盤(10a)下面より下方まで延設して
おけば、補助攪拌体(15)の回転力を増し、外羽根(
ISd)による容器(5)内側壁近傍の材料の攪拌効率
を向上することができる。しかも、内羽根(15b)の
延長部(ISe)は円盤(10a)の接線方向と略直角
に形成しているので、材料の攪拌流を一層効率よく受け
ることができ、補助攪拌体(15)の回転力を増し、外
羽根(15d)による材料の攪拌効率をより一層向上す
ることができる。
更に泡立てが進行すると、材料の粘度が更に増大し、攪
拌体(10)の回転力に材料が追従できで、換言すれば
、攪拌体(10)の攪拌力では材料を攪拌することがで
きなくなり、攪拌体(10)が空転L、補助攪拌体(1
5)の回転も停止゛する。この状(’Q3d: 、、s
□レンゲ生地の出来上がりの状態であり、この状態は補
助攪拌体(15)の停止を蓋体(11)を通して見るこ
とにより容易に確認することができる(第3図中口参照
)。
上述により生成したメレンゲ生地を用いてムース等の菓
子生地を生成する際には、例えばヨーグルト、果物のペ
ースト等の味付材料とゼラチン等の固形材料とを混ぜ合
せてあらかじめ作っておいた追加材料を蓋体(11)の
収納部(12)に入れ、電動機(2)を駆動したまま、
投入口(13)から容器(5)内に注ぐ、この追加材料
はメレンゲ生地より重いため、メレンゲ生地を破ってメ
レンゲ生地より下方に溜る。すると、追加材料は、攪拌
体(10〉の回転によって対流しながら回転する攪拌流
を発生し始め、追加材料上に浮いた状態のメレンゲ生地
も追加材料の回転に伴なって回転し、投入口(13)か
ら注がれる追加材料によってメレンゲ生地が破られる。
また、補助攪拌体(15)も追加材料の攪拌流により回
転して外羽根(15d)がメレンゲ生地を攪拌し、追加
材料の攪拌流との相乗効果によりメレンゲ生、地と追加
材料を効率良く混ぜ合せる。
この時、投入口(13)は容器(5)内側壁近傍に形成
されているため、投入口(13)から注がれた追加材料
は、外羽根(15d)の回転軌跡上、或いは回転軌跡近
傍のメレンゲ生地を破り、従って、外羽根(15d)が
回転しやすくなってメレンゲ生地と追加材料を短時間で
混ぜ合すことができる。
追加材料にもよるが、メレンゲ生地と追加材料とを混ぜ
合した生地が、攪拌体(10)の表示杆(10b)を覆
うと、メレンゲ生地と追加材料がほぼ完全に混り合った
状態である(第3図中ハ参照)。
この生地に投入口(13)から生クリームを入れて短時
間だけ攪拌し、ムース等の菓子生地が出来上がる。生ク
リームは生地の泡を消すため、最後に短時間だけ軽く混
ぜ合す程度に攪拌しなければならない。
ムース等の菓子生地が出来上がると、図示しないスイッ
チを操作して電動機(2)を停止し、蓋体(11)を装
着した状態で容器(5)を本体(1)から取外し、第4
図に示す如く、手で蓋体(11)を容器(5)に押さえ
つけた状態で蓋体(11)の投入口(13)からムース
等の菓子生地を別の客器(16)に移し、この別の容器
(16)を冷やしてムース等の菓子が出来上る。
この時、菓子生地には、大きな泡が上部に浮いている場
合があるが、菓子生地は投入口(13)から別の容器(
16)に移されるので、菓子生地の下部から移されるこ
とになり、大きな泡の浮いた上部は容器(5)内に残す
ことができ、出来上がった菓子の見栄え、風味を良好な
ものにすることができる。また、菓子生地を別の容器(
16)に移しかえる際、蓋体(11)を取外さなくても
よいので、蓋体(11)の置き場所に困ることはなく、
蓋体(11)を置いた場所を菓子生地で汚すこともない
菓子生地を移し終ると、蓋体(11)を容器(5)から
取外し、軸部(14)を変形させて軸部(14)から補
助攪拌体(15)を取外し、容器(5)、蓋体(11)
及び補助攪拌体(15)を洗浄する。
また、比較的粘度の低い材料を泡立てる場合、例えば、
生クリーム、牛乳、卵黄、砂糖等からなる材料を泡立て
てアイスクリーム生地を生成する場合には、補助攪拌体
(15)を取外した蓋体(11)を容器(5)に装着し
て泡立てを行なう。このアイスクリーム生地を生成する
際、容器(5)内に入れられた所定量の前記材料が攪拌
体(10)の表示杆(10b)上端を覆った時がアイス
クリーム生地の出来上りである。
尚、本実施例では、補助攪拌体(15)の内羽根(15
b)下部と外羽根(15d)下部が遊端になっているが
、第5図の如く、内羽根(15b)下部と外羽根(15
d)下部とを連結部(15f)で連結し、内羽根(15
b)と外羽根(15d)の強度を増大するようにしても
よることか望ましい。
(ト)発明の効果 以上の如く本発明に依れば、卵白等の粘度の大きい材料
を、高速回転で、従来装置よりも一層良好な泡立て状態
に泡立てることができる。また、泡立てた生地に、他の
材料を混ぜ合せる場合にも良好に混ぜ合せることができ
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の一実施例を示し、第1図は断面
図、第2図は第1図のI−IF断面図、第3図は動作を
説明する要部断面図、第4図は菓子生地の移しかえを説
明する断面図、第5図は補助攪拌体の他の実施例を示す
正面図である。 (5)・・・容器、(10)・・・攪拌体、(10a)
・・・円盤、(11)・・・蓋体、<15)・・・補助
攪拌体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)材料を収納する容器と、駆動機構により駆動され
    、前記容器内底部に近接して回転する円盤を有する攪拌
    体と、前記容器の上面開口部を施蓋する蓋体と、前記蓋
    体に回転自在に枢支され、前記攪拌体近傍の材料の攪拌
    流により回転して前記容器内側壁近傍の材料を攪拌する
    補助攪拌体とを備えたことを特徴とする調理器。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022023788A (ja) * 2020-07-27 2022-02-08 シャークニンジャ オペレーティング エルエルシー 食品加工システム用容器
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USD984210S1 (en) 2020-10-22 2023-04-25 Sharkninja Operating Llc Blender container
USD985330S1 (en) 2020-10-22 2023-05-09 Sharkninja Operating Llc Blender base
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USD985330S1 (en) 2020-10-22 2023-05-09 Sharkninja Operating Llc Blender base
USD992338S1 (en) 2020-10-22 2023-07-18 Sharkninja Operating Llc Blender and blender base
USD999020S1 (en) 2020-10-22 2023-09-19 Sharkninja Operating Llc Blender container
USD999589S1 (en) 2020-10-22 2023-09-26 Sharkninja Operating Llc Blender base
USD1012613S1 (en) 2020-10-22 2024-01-30 Sharkninja Operating Llc Blade holder
USD1045504S1 (en) 2020-10-22 2024-10-08 Sharkninja Operating Llc Blender container
US12082746B2 (en) 2021-02-18 2024-09-10 Sharkninja Operating Llc Container for food processing system

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