JPH02116081A - 半導体記憶装置およびそれを用いる電子スチルカメラならびに録音装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、半導体記憶装置およびそれを記録媒体とする
電子スチルカメラならびに録音装置に関し、特に、リフ
レッシュ動作を必要とするダイナミックＲＡＭを記録媒
体として用いた半導体装置装置およびそれを記憶媒体と
する電子スチルカメラならびに録音装置に関するもので
ある。

（従来の技術） 近年、ダイナミックＲＡＭが大容量になるにつれて、従
来の記録媒体に代わって利用され始めた。

例えば、フィルムの代わりに用いると電子スチルカメラ
が、また、磁気テープの代わりに用いると電子録音がそ
れぞれ可能となる。１個の１６Ｍビットのダイナミック
ＲＡＭは、電子スチルカメラに用いて解像度が現在市販
されている３５ミリフイルムと同等と仮定すれば、敵駒
の撮影が可能であり。

また、音声を録音すれば、約１３分間の録音が可能であ
る。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、これらの半導体記憶装置は、処理速度が
速く、データの加工が自由自在であるという利点がある
反面、従来のフィルムや磁気テープと異なって、データ
保持のために電源を必要とするという問題があった。ま
た、従来の汎用形のダイナミックＲＡＭは、データ保持
のためにメモリセルに蓄わえた情報を一定期間内にリフ
レッシュする必要があり、データ保持時間に限界がある
という問題があった。さらに、全てのメモリセルを順次
リフレッシュするため、写真撮影、録音もしくは再生と
いう実際必要とする動作時間以外にも、リフレッシュの
ための動作時間とその電源を必要とするという問題もあ
った。

本発明は上記の問題を解決するもので、リフレッシュ動
作が少なく、短時間に待機状態となる低消費電力のダイ
ナミックＲＡＭと、これを記録媒体として用いた電子ス
チルカメラおよび録音装置を提供するものである。

（課題を解決するための手段） 上記の問題を解決するため１本発明は、メモリアレイを
複数のブロックに分割し、この分割したブロックのうち
データを記憶したブロックのみにリフレッシュ動作をさ
せ、データを格納していない他のメモリアレイブロック
は待機状態におき、メモリ全体としてのリフレッシュ時
の消費電流を減少させるものである。

（作　用） 上記の構成のダイナミックＲＡＭを記録媒体として使用
すれば、データ保持電流が減少するので。

電子スチルカメラまたは録音装置に適用した際に、電源
として電池の使用が可能となる。

（実施例） 本発明による第１の実施例を、電子スチルカメラを例と
して添付のブロック図により説明する。

同図において、ダイナミックＲＡＭのメモリアレイ１は
、第１から第４までの４つのブロックに分割しである。

コラムデコーダ２およびローデコーダ３は、それぞれア
ドレス信号により上記のメモリアレイ１のメモリセルを
選択して、これにデータの書込みおよび読出しを行う、
入出力回路４は、メモリアレイ１と外部との信号の入出
力を行う、走査カウンタ５は、撮影した写真の駒数を数
える。なお、メモリアレイ１の分割された各ブロックは
、写真の一駒に対応しており、１枚の静止画像がメモリ
アレイ１の１つのブロックに格納される。従って、本実
施例は、４枚の写真が撮影できるフィルムに相当する。

このような構成の電子スチルカメラの動作について説明
する。電子スチルカメラのシャッタを押すと、これに連
動して撮影し−た駒数の情報が走査カウンタ５で数えら
れる。−駒だけ撮影した場合には１画像データはメモリ
アレイ１の第１ブロツクだけに格納されて、他のブロッ
クはデータが無い、従って、その時は走査カウンタ５か
らの情報によってローデコーダ３を介し、第１ブロツク
だけがリフレッシュ必要状態に、他の３つのブロックは
待機状態になる。この状態でリフレッシュを指示すると
、第１ブロツクのみがリフレッシュされる。撮影が進む
につれて画像データが他のブロックに順次書込まれ、リ
フレッシュを必要とするブロックが増加する。メモリア
レイ１の全てのブロックに書込みがなされた後は、全て
のメモリアレイのリフレッシュが行われる。

次に、本発明の第２の実施例を、録音装置を例としてや
はり図面を用いて説明する。

録音装置に適用した場合も、メモリアレイ１゜コラムデ
コーダ２．ローデコーダ３．入出力回路４および走査カ
ウンタ５による構成は同じである。

走査カウンタ５は、録音した時間によって順次カウンタ
が進むように構成される。録音時間によって第１ブロツ
クから音声データが順次書込まれ。

音声データが書込まれるブロックが移っていくのに対応
して走査カウンタ５が進む、こうすることにより、電子
スチルカメラの場合と同様に、走査カウンタ５からの制
御信号によって、録音によって音声データが書込まれた
ブロックのみリフレッシュすることが可能となる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、データの書込ま
れているブロックのみリフレッシュすることによって、
リフレッシュ時の動作電流を大幅に減少することが可能
となり、記録媒体として用いた、電池を電源とする電子
スチルカメラおよび録音装置が可能となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による半導体記憶装置の回路ブロック図で
ある。 １・・・メモリアレイ、 ３・・・ローデコーダ、 ５・・・走査カウンタ。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）メモリアレイを複数のブロックに分割し、上記の
   分割されたブロックのうち、データを記憶したブロック
   のみに対してリフレッシュ動作を行うことを特徴とする
   半導体記憶装置。
2. （２）メモリアレイのアドレスを指示するローデコーダ
   、コラムデコーダおよびこれらの両デコーダにブロック
   選択信号を送るカウンタにより、上記の分割されたブロ
   ックのうちからデータを記憶させるブロックの選択を行
   うことを特徴とする請求項（１）記載の半導体記憶装置
   。
3. （３）撮影すべき静止画像の駒数に対応して、メモリア
   レイを複数ブロックに分割し、撮影した駒数を数えるカ
   ウンタを設け、上記のカウンタからの信号によりローデ
   コーダおよびコラムデコーダを介して、ブロックのうち
   画像データが格納されたブロックのみをリフレッシュ動
   作させることを特徴とする請求項（１）記載の半導体記
   憶装置を記録媒体として用いた電子スチルカメラ。
4. （４）メモリアレイを複数のブロックに分割し、上記の
   ブロックを走査して音声データを順次記録する一方、単
   位録音時間に対応して上記のブロックのうちから走査中
   のブロックの順番を計数するカウンタを設け、上記のカ
   ウンタからの制御信号によりローデコーダおよびコラム
   デコーダを介して、上記のブロックのうち音声データが
   格納されたブロックのみをリフレッシュ動作させること
   を特徴とする請求項（１）記載の半導体記憶装置を記録
   媒体として用いた録音装置。