JP3291778B2 - メモリ装置 - Google Patents

メモリ装置

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JP3291778B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル画像情報や
音声情報などの一塊のディジタルデータを書き込み,消
去するためのメモリ装置であって、特にディジタルスチ
ルカメラ等に好適なメモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のカメラ一体形ビデオテープレコー
ダ(以下、カメラ一体形VTRと記す)は、小形化,軽
量化と共に高画質化や操作性の簡便化が図られ、手軽に
誰でも楽しめるようになってきている。そのため、子供
の成長記録,旅行,運動会,スキーなど様々な用途の記
録に大いに利用されている。
【0003】しかしながら、VTRの高画質化が図られ
たと言っても動画を見る用途に対しては十分な性能を有
している程度であり、家庭用VTRの静止画は輝度信
号,色信号各々の解像度,再現性など種々の点でスチル
写真に対応できる画質にまだ到達していないのが現状で
ある。その結果、動画記録はカメラ一体形VTRに任
せ、静止画として残したい場面はスチルカメラを使用し
てスチル写真の形で記録する状況である。
【0004】一方、スチル写真では、現像や焼き付けな
どの処理を行なわなければならないため、VTRの有す
る即時性−その場ですぐに記録内容を再生できる−やタ
イトル挿入などの画像加工性などの点でVTRに比べ大
きく劣っている。
【0005】これらの点を改善したものとして、静止画
像をディジタルデータに変換してメモリに記憶するシス
テムがある。(以下、ディジタルスチルカメラと呼
ぶ。)西ほか;「ディジタル スチルカメラ システ
ム」;テレビジョン学会技術報告ITEJ Technical Repor
t Vol.14,No.5,pp.13 〜 18,CE'90-3(Jan. 1990)(以
下、公知文献1という。)は、その一例である。
【0006】ディジタルスチルカメラの製品例として
は、1991年9月に発表された富士写真フイルム株式
会社製FUJIXメモリカードカメラDS−100(以
下、公知文献2という。)がある。
【0007】ディジタルスチルカメラでは、システム上
メモリが大きな役割を担っている。公知文献2のディジ
タルスチルカメラでは、メモリとして8メガビット(8
Mb)のSRAM(スタティック型ランダムアクセスメ
モリ)を使用している。また、1つの静止画像は、選択
した圧縮モードに応じて 48キロバイト(48kB=
48k × 8bits), 96kB , 192kB
の3つのデータ量にてメモリ上に記憶される。従っ
て、最大で24枚の静止画像が記憶できる。メモリとし
てSRAMを使用しているので、記憶データを保持する
ために保持動作用の電池が必要となり、長期保存には定
期的な電池交換を行なわなければならない。
【0008】なお、最近、大容量であり、電気的に書き
込み,消去が出来、かつ保持動作用の電源が必要ないメ
モリとして、フラッシュ形のEEPROMが製品化され
始めている。この製品例としては、株式会社東芝製フラ
ッシュ形EEPROM「TC584000」(以下、公知
文献3という。)があり、メモリ容量:4Mbである。
【0009】また、このフラッシュメモリは、単位面積
当りのメモリ容量を大きくできることから、低コスト化
にも適している。公知文献3によれば、上記4Mbのフ
ラッシュメモリは、同じメモリ容量のDRAM(ダイナ
ミック ランダム アクセスメモリ)に対して約7割の
チップ面積で実現していることが記載されている。しか
し、フラッシュメモリは、一般的に書き込み及び消去速
度が遅いと言われている。加えて、データの重ね書きが
行なえず、必ずデータを消去した後でないとデータ書き
込みが行なえないという特徴がある。
【0010】公知文献3のフラッシュメモリでは、書き
込み速度を向上させるために、512バイトを一度の書
き込みブロック単位として書き込みを行なっている。こ
れにより、4Mbのメモリ容量全体を約0.2秒で書き
込みが出来ると記載されている。また、消去に関しては
全メモリビットを消去しても、データ1ビットを消去し
ても同じ消去時間がかかることから、公知文献3のフラ
ッシュメモリでは2つの消去モードを有しており、一度
の消去動作で全ビット同時消去または4キロバイト単位
での消去が出来るように構成されている。公知文献3の
フラッシュメモリでは、一度の消去動作に必要な時間は
約10msであり、これが最少の消去時間となる。
【0011】また、消去時間を短縮する他の方法とし
て、上記のごとく固定されたブロック単位でなく、任意
の複数ブロックを一度に消去するものが特開平2−29
2798号公報に記載されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】そこで、このフラッシ
ュメモリをディジタルスチルカメラに使用することを考
えてみる。
【0013】ディジタルスチルカメラにおいてもスチル
カメラと同様に高速連続撮影−いわゆる、連写に対応す
る事が必要であるため、高速度な書き込みが必要とな
り、上記のようにブロック単位の書き込みを行なうこと
になる。例えば、上記公知文献2のディジタルスチルカ
メラのごとく、一枚の静止画像データ量が48キロバイ
トであり、上記公知文献3のフラッシュメモリと同じ5
12バイト単位での書き込みとすると、静止画像データ
は512バイトずつ94回の書き込み動作で94のブロ
ックに記憶されることになる。よって、公知文献3のフ
ラッシュメモリでは約0.02秒の書き込み時間が必要
となる。
【0014】また、48キロバイトの静止画像データを
消去するには、上記公知文献3のフラッシュメモリと同
じく一度に4キロバイト単位の消去が出来るとすると、
4キロバイトずつ12回の消去動作が必要となり、公知
文献3のフラッシュメモリでは約0.12秒の時間が必
要になる。なお、記憶してある静止画データを新しい静
止画データに書換る場合にもフラッシュメモリでは必ず
消去した後でなければ書換が出来ないので、少なくとも
上記のごとく約0.12秒の消去時間が必要となる。
【0015】但し、上記特開平2−292798号公報
に記載されている方法を用いれば、一度の消去動作で4
キロバイトずつ12ブロックを指定することで48キロ
バイトの静止画像データを消去できるように構成するこ
とも可能となる。
【0016】しかしながら、消去として上記どちらの方
法を行なうにしてもフラッシュメモリでは、データ書き
込み前に古いデータの消去が常に必要であり、従来のS
RAMやDRAMなどのメモリに比べてデータ書換に大
幅な時間がかかるため、ディジタルスチルカメラ使用時
にシャッタチャンスを逃す恐れが発生する。そこで、フ
ラッシュメモリを使用する際には、常にデータ書き込み
可能となるように前もって古いデータを消去しておき、
できるだけ書き込み時間を小さくすることが必要となっ
てくる。
【0017】ところで、ディジタルスチルカメラには、
上述したようにメモリ内に複数の静止画像を記憶する。
また、画像データであるため、データ消去に当たってデ
ータ名や記録日時の情報だけでは消去して良いデータか
どうかの判断がしにくい。そこで、ディジタルスチルカ
メラで記憶した画像データを消去する場合には、一旦画
像データを読み出し、元の画像に戻して目で確認したの
ち、消去するかどうかの判断を行なうのが一般的であ
る。そのため、消去画像データ確認のための読み出し動
作の後、再度同じアドレスを入力して消去ブロックを指
定してから消去動作を行なう事になり、使い勝手が悪い
という問題があった。
【0018】本発明の目的は、かかる問題点を改善し、
常に最少の時間で任意の記憶データ量の消去が可能で、
画像データや音声データの記憶に適したメモリ装置を提
供するにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、上記したように画像データの消去を行な
うために一旦メモリより読み出すことに着目し、第1の
方法として、1組のデータ−例えば1枚の静止画データ
−を読み出す際に読み出したブロック範囲をマークする
手段と、このマーク手段の出力信号に基づいて消去ブロ
ックを指定する手段と、一度の消去動作で指定した消去
ブロックを消去する手段とを設けている。
【0020】第2の方法として、1組のデータ−例えば
1枚の静止画データ−が記憶されているブロック範囲を
自動的に読み出す手段と、上記読み出しブロック範囲を
読み出し動作時にマーキングする手段と、上記マーキン
グ手段の出力信号に基づいて消去ブロックを指定する手
段と、上記指定手段にて指定されたブロックを消去する
手段その検出結果に基づいてそのブロック範囲を一度の
消去動作で消去する手段とを設けている。
【0021】
【作用】このように構成することで、記憶した画像デー
タを消去する場合には、一旦画像データを読み出し、元
の画像に戻して目で確認したのち、消去するかどうかの
判断を行なう場合には、再度同じアドレスを入力して消
去ブロックを指定しなくてもよいことになり、使い勝手
が向上する。また、常にデータ書き込み可能となるよう
に前もって古いデータを消去して、できるだけ書き込み
時間を小さくすることが簡単にかつ簡便にできるため、
フラッシュメモリを使用する際にシャッタチャンスを逃
す恐れが無くなる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0023】図1は、本発明を適用した画像データの記
憶用4Mb(512キロワード×8ビット)のフラッシ
ュメモリ装置のブロック図の一実施例である。
【0024】同図において、1はデータを記憶するメモ
リアレイでコラム512、ロウ1000のメモリ構成、
2はデータ入出力のためのI/Oバッファ、3は入力デ
ータを指定されたコラムアドレスのブロックメモリに格
納するためのコラムゲート、4は書き込み速度向上のた
めの512バイトのブロックメモリ、5はアドレスバッ
ファ、6は入力されたアドレスよりコラムアドレスをデ
コードするコラムデコーダ、7は入力されたアドレスよ
りロウアドレスをデコードするロウデコーダ、8はロウ
デコーダ7の出力を使用して任意のブロックを指定する
ためのマルチブロックデコーダ、9は書き込み,読み出
し,消去などのコントロールを行なうコントローラ、1
0はチップセレクトバー(CS)入力端子、11はライ
トイネーブルバー(WE)、12はアウトプットイネー
ブルバー(OE)、13と14と15と16はアドレス
(A0,…,A16,A17,A18)入力端子、17
と18と19と20はデータ(D0,D1,…,D6,
D7)入出力端子、21はこれら機能ブロックで構成す
るメモリLSIである。図1のメモリ装置では、書き込
み速度を向上させるために1回の書き込み動作が512
バイト(8ビット×512ワード)のブロック単位で行
なわれる。従って、上記公知文献2のディジタルスチル
カメラのごとく、一枚の静止画像データが48キロバイ
トとすると、静止画像データは94ブロックに渡って記
憶されることになる。このように、数ブロックに渡って
記憶する画像データは、一組のデータとして扱う方が便
利である。
【0025】そこで、1組の静止画像データを読み出す
場合には、読み出し範囲をブロック単位で指定すること
で処理できるように構成している。
【0026】図1のメモリ装置の動作について図2のタ
イムチャートを用いて説明する。
【0027】データを読み出すメモリは、CEをLow
レベルとして指定する。まず、OEをHighレベルと
してデータ入出力端子を入力端子となるように設定す
る。次に、ブロック単位の読み出し命令(ブロックリー
ド命令)をデータ入出力端子から入力すると、WEの立
上り点でコントローラ9に読み込まれる。読み込まれた
命令にしたがって、コントローラ9はブロック単位の読
み出し動作状態に設定され、メモリアレイ1からデータ
読み出し可能となるように各種制御信号やタイミング信
号などの指令を発する。ここで、コントローラ9により
マルチブロックデコーダ8はマーキングしていたブロッ
ク情報をリセットされる。ブロックリード命令に続い
て、読み出しブロックアドレス(ロウアドレスに等し
い)を読みだすデータブロック数だけ順次アドレス入力
端子に入力する。
【0028】なお、読みだすブロック数だけのアドレス
を入力し終わるとともに、OEをLowレベルとしてデ
ータ入出力端子を出力端子に設定する。入力されたブロ
ックアドレスは、WEの立ち下がり点でアドレスバッフ
ァ5に順次読み込まれ、アドレスバッファ5内に格納さ
れる。OEがLowレベルになると、アドレスバッファ
5内に格納されたブロックアドレスがロウデコーダ7に
出力されてデコードされる。このロウデコーダ7の出力
信号に基づき、マルチブロックデコーダ8がデータを読
み出すブロックをマーキングすると共にメモリアレイ1
に読み出すブロックの指定を行なう。
【0029】読み出すブロックの指定が行なわれると、
ブロック内のデータ512個が順次読み出される。ブロ
ック内のデータ512個が全て読み出されると、次のブ
ロックアドレスがロウデコーダ7に出力されて、上記デ
ータ読み出し動作が繰り返される。このようにして、全
ての入力ブロックアドレスに対してデータ読み出し動作
が繰り返されて、1組の静止画像データ読み出される。
【0030】ここで、全ての入力ブロックアドレスに対
してデータ読み出し動作が終了すると、マルチブロック
デコーダ8も全てのデータ読み出しブロックのマーキン
グが終了している。
【0031】なお、読み出されたディジタルデータに基
づいて一般的な画像処理回路(図示せず)により元の静
止画像を復元した後、その画像データが必要かどうかを
人の目で確認して判断する。
【0032】読み出されたデータが不要の場合の消去に
ついて次に説明する。
【0033】ブロックリード命令によりデータを読み出
したブロック全体を消去する読み出しブロック消去命令
(オートイレーズ命令)について説明する。
【0034】ブロックリード命令によるデータ読み出し
が終了したのち、OEをHighレベルにしてデータ入
出力端子を入力端子に設定する。オートイレーズ命令を
データ入力端子より入力すると、WEの立上り点でコン
トローラ9に読み込まれる。読み込まれた命令にしたが
って、コントローラ9はブロックリード命令によりデー
タを読み出したブロック全体を消去するオートイレーズ
動作状態に設定され、メモリアレイ1が消去可能となる
ように高電圧発生や各種制御信号,タイミング信号など
の指令を発する。
【0035】ブロックリード命令に基づいてマルチブロ
ックデコーダ8にて自動的にマーキングされた全ての読
み出しブロックが、オートイレーズ命令によりマルチブ
ロックデコーダ8の出力信号で消去ブロックに指定され
る。これら消去指定されたブロックが、一度の消去動作
にて消去される。
【0036】このように本発明では、一旦画像データを
読み出し、元の画像に戻して目で確認したのち、消去す
るかどうかの判断を行ない、その結果読み出したデータ
を消去する場合に再度同じアドレスを入力しないでよ
い。
【0037】マルチブロックデコーダ8の具体的一構成
例を図4に示す。22,23,24のロウデコーダ7の
入力端子と25,26,27のアンド回路と28,2
9,30のD形フリップフロップ回路と32,33,3
4の出力切り換えスイッチと38のWE入力端子と31
の出力切り換えスイッチ制御信号の入力端子と35,3
6,37のマルチブロックデコーダ8の出力端子で構成
されている。ロウデコーダ7は1000のブロックに対
応する出力端子を有しており、デコードされると対応す
る出力端子がHighレベルとなる。WEをアンド回路
25や26や27を通してクロックとなして、D形フリ
ップフロップ回路28や29や30を動作することで、
このHighレベルを順次保持していく。そして、ブロ
ックリード命令に引き続きオートイレーズ命令がデータ
入力端子よりWEの立上りで読み込まれると、出力切り
換えスイッチ32や33や34がこれらD形フリップフ
ロップ回路28や29や30の出力側(白丸側)に切り
換わり、消去ブロックが指定される。さらに、このブロ
ック指定と共に消去のための高電圧が指定されたブロッ
クに印加されて消去が行なわれる。
【0038】ここで、消去動作に要する時間は、この高
電圧を印加している時間がほとんどの部分を占めてい
る。
【0039】これにより、一旦画像データを読み出し、
元の画像に戻して目で確認したのち、消去するかどうか
の判断を行ない、その結果読み出したデータを消去する
場合に再度同じアドレスを入力しないで消去が行え、か
つ一度の消去動作にて消去したい複数のブロックを消去
できることになる。また、この消去に必要な時間は、メ
モリ装置として消去に必要な最少時間で行なえることに
なる。
【0040】次に、書き込み動作について図4のタイミ
ングチャートを用いて説明する。
【0041】上記した消去動作により予めデータが消去
されたメモリ装置において、CEをLowレベルとして
書き込みメモリを指定し、かつ、OEをHighレベル
としてデータ入出力端子を入力端子に設定する。
【0042】書き込み命令(リード命令)をデータ入出
力端子から入力すると、WEの立上り点でコントローラ
9に読み込まれる。読み込まれた書き込み命令に従っ
て、コントローラ9は書き込み動作状態に設定され、メ
モリアレイ1が書き込み可能となるように高電圧発生や
各種制御信号,タイミング信号などの指令を発する。書
き込み命令に続いて、書き込みアドレス及び書き込みデ
ータをアドレス入力端子及びデータ入力端子に入力す
る。ここで、書き込みデータは、取り込まれた静止画像
を一般的な画像処理回路(図示せず)によりディジタル
画像データに変換して得られる。例えば、光学レンズを
通してCCDイメージセンサ上に結像した画像をCCD
イメージセンサにて電気信号に変換し、その信号をディ
ジタル信号に変換処理することにより得られる。
【0043】1回の書き込み動作が512バイトのブロ
ック単位で行なわれることから、メモリアレイはコラム
アドレスとして512、ロウアドレスとして1000で
構成している。よって、1回の書き込み動作中ロウアド
レス(A9,…,A18)は固定となり、コラムアドレ
ス(A0,…,A8)のみが順次0から511まで入力
データと共に更新されていく。ロウアドレス及びコラム
アドレスは、WEの立ち下がり点で読み込まれ、コラム
デコーダ6およびロウデコーダ7にて書き込みコラムア
ダレスと書き込みロウアドレス(書き込みブロック)が
デコードされる。ここで、コントローラ9は、読み込ま
れたロウアドレスのブロックにデータが書き込み済か否
かを判定する。書き込み済であれば、まず消去を行なっ
た後、書き込みを行なうようにコントロールし、未書き
込みならばそのまま書き込み動作を行なうようにコント
ロールする。消去動作については上述の説明通りであ
る。
【0044】入力データは、WEの立上り点で読み込ま
れ、コラムデコーダ6の出力で制御されるコラムゲート
3を通ってブロックメモリ4に一旦書き込まれる。
【0045】ブロックメモリ4が512個のデータで満
たされると、ロウアドレスで指定されたメモリアレイ1
上のブロックにブロックメモリ4から512個データが
一斉に書き込まれる。このブロック単位の書き込みが順
次行なわれて、1組の静止画像データ全体が記憶されて
いくことになる。
【0046】つぎに、本発明の他の一実施例について図
1及び図5のタイムチャートを用いて説明する。
【0047】データを読み出すメモリは、CEをLow
レベルとして指定する。まず、OEをHighレベルと
してデータ入出力端子を入力端子となるように設定す
る。次に、読み出し命令(リード命令)をデータ入出力
端子から入力すると、WEの立上り点でコントローラ9
に読み込まれる。読み込まれた命令にしたがって、コン
トローラ9は読み出し動作状態に設定され、メモリアレ
イ1からデータ読み出し可能となるように各種制御信号
やタイミング信号などの指令を発する。ここで、コント
ローラ9によりマルチブロックデコーダ8はマーキング
していたブロック情報をリセットされる。
【0048】リード命令がコントローラ9に読み込まれ
たのち、OEをLowレベルとしてデータ入出力端子を
出力端子となるように設定する。
【0049】リード命令に続いて、読み出しアドレス
(ロウアドレス及びコラムアドレス)をアドレス入力端
子に入力する。
【0050】入力されたアドレスは、WEの立ち下がり
点でアドレスバッファ5に読み込まれ、アドレスバッフ
ァ5内に格納される。アドレスバッファ5内に格納され
たアドレスがロウデコーダ7およびコラムデコーダ6に
出力されてデコードされる。このうちロウデコーダ7の
出力信号に基づき、マルチブロックデコーダ8がデータ
を読み出すブロックをマーキングすると共にメモリアレ
イ1に読み出すブロックの指定を行なう。
【0051】読み出すブロックの指定が行なわれると、
ブロック内のデータ512個が順次読み出されブロック
メモリ4に格納される。コラムデコーダ6の出力信号に
基づき、コラムゲート3を通してブロックメモリ4に格
納されたデータから読み出し指定されたアドレスのデー
タがI/Oバッファ2を通ってデータ出力端子より出力
される。
【0052】指定されたアドレスのデータが読み出され
ると、次のアドレスがアドレス入力端子に入力され、W
Eの立ち下がり点でアドレスバッファ5に読み込まれて
アドレスバッファ5内に格納される。アドレスバッファ
5内に格納されたアドレスがロウデコーダ7およびコラ
ムデコーダ6に出力されてデコードされる。このうちロ
ウデコーダ7の出力信号に基づき、マルチブロックデコ
ーダ8がデータを読み出す次のブロックをマーキングす
ると共にメモリアレイ1に読み出す次のブロックの指定
を行なう。
【0053】読み出すブロックの指定が行なわれると、
ブロック内のデータ512個が順次読み出されブロック
メモリ4に格納される。コラムデコーダ6の出力信号に
基づき、コラムゲート3を通してブロックメモリ4に格
納されたデータから読み出し指定されたアドレスのデー
タがI/Oバッファ2を通ってデータ出力端子より出力
される。このようにして、入力されるアドレスに基づい
て順次データが読みだされると共に読みだしたブロック
がマルチブロックデコーダ8にてマーキングされてい
く。
【0054】ここで、全ての入力アドレスに対してデー
タ読み出し動作が終了すると、マルチブロックデコーダ
8も全てのデータ読み出しブロックのマーキングが終了
している。
【0055】なお、読み出されたデータより元の画像に
復元した後、そのデータが必要かどうかを人の目で確認
して判断する。
【0056】読み出されたデータが不要の場合の消去に
ついて次に説明する。
【0057】リード命令によりデータを読み出したブロ
ック全体を消去する読み出しブロック消去命令(オート
イレーズ命令)について説明する。
【0058】リード命令によるデータ読み出しが終了し
たのち、OEをHighレベルにしてデータ入出力端子
を入力端子に設定する。オートイレーズ命令をデータ入
力端子より入力すると、WEの立上り点でコントローラ
9に読み込まれる。読み込まれた命令にしたがって、コ
ントローラ9はリード命令によりデータを読み出したブ
ロック全体を消去するオートイレーズ動作状態に設定さ
れ、メモリアレイ1が消去可能となるように高電圧発生
や各種制御信号,タイミング信号などの指令を発する。
【0059】リード命令に基づいてマルチブロックデコ
ーダ8にて自動的にマーキングされた全ての読み出しブ
ロックが、オートイレーズ命令によりマルチブロックデ
コーダ8の出力信号で消去ブロックに指定される。その
後、これら消去指定されたブロックが、一度の消去動作
にて消去される。
【0060】このように本発明では、一旦画像データを
読み出し、元の画像に戻して目で確認したのち、消去す
るかどうかの判断を行ない、その結果読み出したデータ
を消去する場合に再度同じアドレスを入力しないでよ
い。
【0061】つぎに、本発明の他の一実施例について図
6のメモリ装置ブロック図を用いて説明する。ここで、
図1と同じ機能を有するブロックには同一の番号を付
し、説明を省略する。
【0062】図8のメモリ装置では、記憶したデータに
関する情報−例えば、一組のデータ(一枚の静止画像デ
ータなど一組のデータとして取り扱うべきデータ)とし
て扱うべきデータの記憶しているブロック数やそのデー
タの記憶開始アドレスなど−いわゆるディレクトリ情報
を使って一組のデータを全て自動的に読みだす(オート
ブロックリードと呼ぶ)と共に、読みだしたブロックに
対してマーキングを行ない、オートブロックリード命令
に続いてオートイレーズ命令を発した場合にマーキング
されたブロックの消去動作を最少時間にて行なうもので
ある。
【0063】50は記憶したデータに関する記憶エリア
やデータ量などのディレクトリ情報記憶エリア、52は
読みだしたブロックをマーキングするためのイレーズブ
ロックポインタ、53はディレクトリ情報を使って一組
のデータを全て自動的に読みだすと共に、読みだしたブ
ロックに対してマーキングを行ない、読み出し命令に続
いて消去命令を発した場合に消去動作を最少時間にて行
なうためのコントローラ、39はこれら機能ブロックで
構成するメモリLSIである。まず、図6のメモリ装置
のオートブロック読み出し動作について図7のタイミン
グチャートを用いて説明する。
【0064】読み出し動作中は、CEをLowレベルと
して読み出しメモリを指定する。
【0065】OEをHighレベルとしてデータ入出力
端子を入力端子に設定し、オートブロック読み出し命令
をデータ入出力端子から入力する。WEの立上り点でコ
ントローラ53にオートブロック読み出し命令が読み込
まれる。読み込まれたオートブロックリード命令に従っ
て、コントローラ53はオートブロックリード動作状態
に設定され、メモリアレイ1からデータ読み出しが可能
となるように各種制御信号やタイミング信号などの指令
を発する。オートブロックリード命令が読み込まれる
と、コントローラ53は読み出すデータのアドレス情報
を読み込む状態となる。そこで、オートブロックリード
命令に続いて、読み出すデータを示すアドレスをアドレ
ス入力端子から入力する。また、OEをLowレベルと
する。そうすると、WEの立ち下がり点で読み出すデー
タを示すアドレスがコントローラ53に読み込まれると
共に、この入力アドレスに相当するディレクトリ情報5
0を読みだし、このアドレスに記憶されているデータが
一組のデータの最初(先頭)のデータであるかどうかを
識別する。一組のデータの最初(先頭)のデータである
場合には、コントローラ53はこの一組のデータ全てを
順次読み出し出力すると共に記憶されているロウアドレ
ス−つまり記憶されているブロック範囲−を示す情報を
ディレクトリ情報50から解読し、その解読結果をシリ
アルデータにてイレーズブロックポインタ52に出力す
る。
【0066】ここで、コントローラ53がシリアルデー
タをイレーズブロックポインタ52に出力すると共にロ
ウデコーダ7にロウデコーダリセット信号を出力し、ロ
ウデコーダ7をリセットする。
【0067】なお、OEをHighレベルにすることで
読み出しを停止することができる。
【0068】このシリアル出力信号に基づき、イレーズ
ブロックポインタ52では、読み出したブロックをマー
キングしていく。ここで、上記識別結果で先頭データで
ない場合には、その入力アドレスのデータのみ読み出す
ように動作する。
【0069】ここで、読み出したデータが不要であり、
全データを消去したい場合は、OEをHighレベルと
し、かつWEの立上りでオートイレーズ命令をデータ入
力端子からコントローラ53に入力することによって、
上記マーキングしたブロック全てを一度に消去するよう
に動作する。これは、特に静止画像データにおいて有効
であり、記憶された静止画像を確認すると共になんら動
作をともなわずに不要データは即座に消去可能となる。
【0070】読み込まれたオートイレーズ命令に従っ
て、コントローラ53はブロック消去動作状態に設定さ
れ、イレーズブロックポインタ52でマーキングされた
メモリブロックが消去可能となるように高電圧発生や各
種制御信号,タイミング信号などの指令を発する。
【0071】イレーズブロックポインタ52の具体的一
構成例を図8に示す。ここで、このイレーズブロックポ
インタ52は図3のマルチブロックデコーダ8の機能も
有しており、同一の機能には同一の番号を付し、説明を
省略する。41のシリアルデータパラレルデータに変換
するシリアル−パラレル変換回路と42,43,44の
オア回路と48のコントローラ49からのシリアルデー
タ信号の入力端子と54,55,56のイレーズブロッ
クポインタ52の出力端子で構成されている。コントロ
ーラ53で解読された消去ブロック範囲を示すシリアル
データをシリアル−パラレル変換回路41にてパラレル
データに変換し、その信号をオア回路42や43や44
を通して出力切り換えスイッチに入力する。ここで、パ
ラレルデータは消去ブロックがHighレベルにて出力
される。そして、消去命令がデータ入力端子よりWEの
立上りで読み込まれると、出力切り換えスイッチ32や
33や34がこれらオア回路42や43や44の出力側
(白丸側)に切り換わり、消去ブロックが指定される。
さらに、このブロック指定と共に消去のための高電圧が
指定されたブロックに印加されて消去が行なわれる。こ
こで、消去動作に要する時間は、この高電圧を印加して
いる時間がほとんどの部分を占めている。
【0072】これにより、一組のデータ(例えば、一枚
の静止画像データなど)が記憶のために占有しているブ
ロックを一つずつ指定すること無く、一度の消去動作に
て消去したい複数のブロックを消去できることになる。
また、この消去に必要な時間は、メモリ装置として消去
に必要な最少時間で行なえることになる。
【0073】では、次に本発明のメモリ装置を応用した
一実施例としてディジタルスチルカメラについて図9を
用いて説明する。
【0074】同図において、75はカメラブロックを示
しており、レンズ58、CCD撮像素子59、CDS
(相関二重サンプリング)/AGC(自動利得調整)回
路60、アナログ−ディジタル変換回路(ADC)61、
カメラ信号処理回路62で構成されている。63はディ
ジタル静止画データをデータ圧縮や伸長処理する間だけ
一時的に記憶するビデオフレームメモリ、39は撮影し
た静止画データを圧縮処理した後記憶するための実施例
の図6にて説明した4Mbのメモリ装置、65はディジ
タル画像データの圧縮/伸長回路、64はディジタル画
像データをメモリに記憶したり読み出したりするための
メモリコントローラ、66はディジタル画像データをN
TSC方式のテレビ信号やビデオプリンタ用に広帯域の
映像信号に変換するエンコーダ回路、67は撮影しよう
とする映像や記憶した静止画を確認するための電子ビュ
ーファ、68はテレビ信号出力端子、69はビデオプリ
ンタ用広帯域映像信号出力端子、70は静止画シャッタ
入力端子、71は再生モード入力端子、72は記憶した
静止画を検索する為の検索モード入力端子、73は記憶
した静止画データを消去するための消去モード入力端
子、74はディジタルスチルカメラの撮影モードや記憶
した静止画の検索,消去などを制御するためのシステム
コントローラ、76は連写モード(圧縮モード)入力端
子である。
【0075】レンズ58から入力された画像は、CCD
撮像素子59にて電気信号に変換され、CDS/AGC
回路60で低域ノイズ処理、信号振幅の調整などが行な
われた後、ADC61でディジタル信号に変換される。
ディジタル信号に変換された画像信号は、カメラ信号処
理回路62でマトリクス処理、ガンマ処理などが行なわ
れた後、輝度信号(Y信号)と色差信号(R−Y信号と
B−Y信号)とがディジタル画像データ(例えば、4f
scサンプリング(fscはカラーサブキャリアの周波数で
あり、NTSC方式で約3.58MHzである。),8bit
s,4:2:2フォーマットのデータ)としてメモリコ
ントローラ64を通してビデオメモリ63に出力され
る。ビデオメモリ63にはディジタル輝度信号とディジ
タル色差信号は、入力端70からの静止画シャッタ信号
に応じて1フィールドまたは1フレーム単位(例えば、
1フレームの情報量は768画素×484ライン)で一旦格納
される。そののち、ビデオメモリ63に記憶されている
画像データに対して、入力端76で設定されているモー
ド(連写モードまたは高画質モード)に応じたデータ圧
縮処理が、圧縮/伸長回路65で行なわれる。つまり、
連写モードでは、デイジタル画像データのデータ圧縮が
行なわれ、高画質モードでは、デイジタル画像の圧縮処
理が行なわれない。
【0076】ここで、圧縮/伸長回路65では、ビデオ
メモリ63に格納された768画素×484ラインのデ
ィジタル画像データがサブサンプリング処理され、4画
素×4ラインの16画素ずつ11,616ブロックに分
割されて、さらに、輝度信号は8ビットから3ビットに
データ圧縮され、クロマ信号は8ビットから2ビットに
データ圧縮される。
【0077】圧縮された画像データは、メモリコントロ
ーラ64を通して記憶用のメモリ39に記憶される。
【0078】一方、メモリコントローラ64は画像デー
タを記憶処理すると共にカメラ信号処理回路62からの
輝度信号(Y信号)と色差信号(R−Y信号とB−Y信
号)のディジタル画像データをエンコーダ66に出力し
て、電子ビュファインダ67にて撮影画像を確認できる
ように動作する。
【0079】なお、静止画像を撮影する前に、ディジタ
ルスチルカメラを入力端子71からの再生モード信号に
より再生モードとなして記憶用メモリ39が書き込み可
能となるように記憶用メモリ39の不要データを消去す
る。ここで、ディジタルスチルカメラを再生モードとす
るのは、記憶用メモリ39内の不要データを消去するに
当たって、まず、データ内容つまり記憶されている静止
画像を実際に目で確認する必要があるからである。
【0080】記憶用メモリ内のデータ検索は、入力端子
72からの検索モード信号にて記憶画像データの先頭ア
ドレスのみ指定すれば前図6で説明したように記憶メモ
リ39から1組の静止画像データが出力される。出力さ
れた1組の静止画像データは、圧縮/伸長回路65で元
のデータに伸長された後、エンコーダ66でアナログ画
像信号に変換される。データ検索により電子ビューファ
67上に出画された静止画像が不要である場合には、入
力端子73からの消去モード信号の入力のみにより前図
6で説明したように読み出された画像データが再度消去
すべきデータのアドレスを設定することなく、直ちに消
去される。
【0081】以上実施例を用いて説明してきたが、その
ほかの方法でも一度の消去動作で複数のブロックを消去
することができるものであれば良いことは明らかであ
る。さらにフラッシュメモリに限らず、消去動作の遅い
ものに対して本発明は有効となる。
【0082】また、本実施例は画像データについて説明
したが、1組のデータとして音声データであっても良い
ことは明らかである。その応用例としては、留守番電話
の音声データメモリ用としての使用やコンパクトディス
クやカセットテープレコーダに代わる音声信号記録用の
メモリとして使用しても良い。
【0083】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、記
憶した画像データを消去する場合に、一旦画像データを
読み出し、元の画像に戻して目で確認したのち、消去す
るかどうかの判断を行なう時には、再度同じアドレスを
入力して消去ブロックを指定しなくてもよいことにな
り、使い勝手が向上する。また、常にデータ書き込み可
能となるように前もって古いデータを消去して、できる
だけ書き込み時間を小さくすることが簡単にかつ簡便に
できるため、フラッシュメモリを使用する際にシャッタ
チャンスを逃す恐れが無くなる。
【0084】1組のデータを読み出す場合に、先頭のア
ドレスさえ入力してやれば後は自動的に読み出し動作が
行えるという利点もある。
【0085】このように本発明では、消去データを確認
しながら最小の手間と時間でデータ消去が可能となり、
かつ1組のデータであれば自動的に読み出しが行えるな
ど、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したメモリ装置の一例を示すブロ
ック図。
【図2】図1のメモリ装置の読み出し及び消去動作の一
例を説明するためのタイミングチャート図。
【図3】図1のメモリ装置の消去動作を行なうためのブ
ロックの具体的な一構成例を示す回路図。
【図4】図1のメモリ装置の書き込み動作の一例を説明
するためのタイミングチャート図。
【図5】本発明を適用したメモリ装置の他の動作の一例
を説明するためのタイミングチャート図。
【図6】本発明を適用したメモリ装置の他の一例を示す
ブロック図。
【図7】図5のメモリ装置の読み出し及び消去動作の一
例を説明するためのタイミングチャート図。
【図8】図5のメモリ装置の消去動作を行なうためのブ
ロックの具体的な一構成を示す回路図。
【図9】本発明をディジタルスチカメラに応用した1例
を説明するためのブロック図。
【符号の説明】
8…マルチブロックデコーダ、9,53…コントロー
ラ、50…ディレクトリ情報、52…イレーズブロック
ポインタ、21,39…メモリLSI。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 16/06 G06F 12/06 530 H04N 5/907

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気的に書き込み,消去が出来、かつ保持
    動作用の電源が必要ないメモリ装置において、 M個のデータを一つのブロック単位とし、N個のブロッ
    クにて構成されるメモリアレイと、読み出し命令及び消去命令が入力され、データの入出力
    を行うデータ入出力手段と、 上記データ入出力手段から入力した読み出し命令に従っ
    て、上記メモリアレイからデータを ブロック単位で読み
    出しを行ない、上記データ入出力手段から読み出したデ
    ータを出力させる手段と、上記読み出し命令に従って上記メモリアレイからデータ
    を読み出した際に 、読み出しブロックをマーキングする
    マーキング手段と、上記データ入出力手段から消去命令が入力された際に、
    上記マーキング手段により予めマーキングされた読み出
    しブロック消去ブロックとして指定する指定手段と、 上記指定手段にて指定されたブロックを消去する手段と
    を有することを特徴とするメモリ装置。
  2. 【請求項2】電気的に書き込み,消去が出来、かつ保持
    動作用の電源が必要ないメモリ装置において、 M個のデータを一つのブロック単位とし、N個のブロッ
    クにて構成されるメモリアレイと、読み出し命令及び消去命令が入力され、データの入出力
    を行うデータ入出力手段と、 ブロック単位で書き込みを行なう手段と、上記データ入出力手段から入力した読み出し命令に従っ
    て、上記メモリアレイから 一纏めのデータが記憶されて
    いるブロック範囲を自動的に読み出しを行ない、上記デ
    ータ入出力手段から読み出したデータを出力させる手段
    と、上記読み出し命令に従って上記メモリアレイからデータ
    を読み出した際に 、上記読み出しブロック範囲をマーキ
    ングするマーキング手段と、上記データ入出力手段から消去命令が入力された際に、
    予め読み出しブロック範囲をマーキングしている 上記マ
    ーキング手段の出力信号に基づいて消去ブロックを指定
    する指定手段と、 上記指定手段にて指定されたブロックを消去する手段と
    を有することを特徴とするメモリ装置。
  3. 【請求項3】電気的に書き込み,消去が出来、かつ保持
    動作用の電源が必要ないメモリ装置において、 M個のデータを一つのブロック単位とし、N個のブロッ
    クにて構成されるメモリアレイと、読み出し命令及び消去命令が入力され、データの入出力
    を行うデータ入出力手段と、 上記データ入出力手段から入力した読み出し命令に従っ
    て、上記メモリアレイからデータを 読み出し、上記デー
    タ入出力手段から読み出したデータの出力を行なわせる
    手段と、上記読み出し命令に従って上記メモリアレイからデータ
    を読み出した際に 、上記読み出したデータが記憶されて
    いるブロックをマーキングするマーキング手段と、上記データ入出力手段から消去命令が入力された際に、
    予め読み出したブロックをマーキングしている 上記マー
    キング手段の出力信号に基づいて消去ブロックを指定す
    指定手段と、 上記指定手段にて指定されたブロックを消去する手段と
    を有することを特徴とするメモリ装置。
  4. 【請求項4】静止画像をディジタルデータに変換する手
    段と、 M個のデータを一つのブロック単位とし、N個のブロッ
    クにて構成されるメモリアレイと、読み出し命令、書き込み命令及び消去命令が入力され、
    データの入出力を行うデータ入出力手段と、 上記データ入出力手段から入力された書き込み命令に従
    って、 上記静止画像データを上記ブロック単位で書き込
    みを行なう手段と、上記データ入出力手段から入力された読み出し命令に従
    って、 上記静止画像データをブロック単位で読み出し、
    上記データ入出力手段から読み出したデータの出力を
    なわせる手段と、上記読み出し命令に従って上記メモリアレイからデータ
    を読み出した際に 、上記読み出しブロックをマーキング
    するマーキング手段と、上記データ入出力手段から消去命令が入力された際に、
    予め読み出したブロックをマーキングしている 上記マー
    キング手段の出力信号に基づいて消去ブロックを指定す
    指定手段と、 上記指定手段にて指定されたブロックを消去する手段と
    を有することを特徴とするメモリ装置。
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