JPH02115181A - ピリドンカルボン酸化合物 - Google Patents

ピリドンカルボン酸化合物

Info

Publication number
JPH02115181A
JPH02115181A JP63266879A JP26687988A JPH02115181A JP H02115181 A JPH02115181 A JP H02115181A JP 63266879 A JP63266879 A JP 63266879A JP 26687988 A JP26687988 A JP 26687988A JP H02115181 A JPH02115181 A JP H02115181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
carboxylic acid
hexahydro
compound
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63266879A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Araki
和彦 荒木
Takeshi Kuroda
毅 黒田
Satoru Uemori
悟 上森
Akihiko Moriguchi
森口 明彦
Takashi Ikeda
池田 敬史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Welfide Corp
Original Assignee
Welfide Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Welfide Corp filed Critical Welfide Corp
Priority to JP63266879A priority Critical patent/JPH02115181A/ja
Publication of JPH02115181A publication Critical patent/JPH02115181A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は抗菌剤として極めてすぐれた新規なピリドンカ
ルボン酸化合物およびその塩に関する。
〔従来の技術〕
フッ素により置換されたピリドンカルボン酸化合物とし
ては、ノルフロキサシン、オフロキサシン、シプロフロ
キサシンなどが知られている。また、特開昭62−27
7362号公報には、5−アミノー7−モルホリノピリ
ドンカルボン酸化合物が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、ダラム陰性菌に対し強い抗菌作用を維持し、
かつ、ダラム陽性菌に対しても臨床上満足しうる抗菌力
を有する新規なピリドンカルボン酸化合物およびその塩
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため鋭意検討を行ったところ、本発
明者らは7位置換基として2−モノもしくはジ低級アル
キルアミノ低級アルキル置換へキサヒドロ−1,4−オ
キセピンを有した新規なピリドンカルボン酸化合物がす
ぐれた抗菌活性を有することを見出して本発明を完成す
るに至った。
本発明は一般式 〔式中、R1はアルキル、シクロアルキル、ハロアルキ
ル、アルケニル、モノまたはジアルキルアミノ、フェニ
ルまたは置換基としてハロゲン、アルキル、アルコキシ
、水酸基、ニトロ、アミノの1〜3個を有したフェニル
基を示し、Yは窒素または=CX−(ここで、Xは水素
、ハロゲンまたはアルキルあるいはR’ とともに5〜
7員環を形成する基を示す。)を示し、R1は水素、ア
ルキル、シクロアルキル、アシルまたはアルコキシカル
ボニル基を、R3は水素、アルキルまたはアラルキル基
を示すか、あるいはR1,Rffが互いに結合して隣接
する窒素原子とともに複素環を形成する基を示し、R4
は水素またはアミノ基を示し、R5は水素、アルキル、
アラルキルまたは生体内で加水分解されうるエステル残
基を示す。〕で表わされるピリドンカルボン酸化合物お
よびその塩に関する。
本明細書中、ハロゲンとは塩素、臭素、フッ素、ヨウ素
を、アルキルとはメチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、第三級ブチル、ペンチル、
ヘキシル、ヘプチル、オクチル、デシル、ドデシル、オ
クタデシルなどを、アルコキシとはメトキシ、エトキシ
、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキ
シ、第三級ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ
、オクチルオキシ、デシルオキシ、ドデシルオキシ、オ
クタデシルオキシなどを、アルケニルとはビニル、アリ
ル、フチニル、ペンテニル、ヘキセニル、オクテニルな
どを、ハロアルキルとはアルキルに少なくとも1個のハ
ロゲンが置換したものであって、ジフルオロメチル、ト
リフルオロメチル、フルオロエチル、トリフルオロエチ
ルなどを、モノまたはジアルキルアミノとはメチルアミ
ノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミ
ノ、ブチルアミノ、第三級ブチルアミノ、ヘキシルアミ
ノ、オクチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ
、ジプロピルアミノ、ジイソプロピルアミノ、ジブチル
アミノ、ジアキルアミノ、ジオクチルアミノなどを、シ
クロアルキルとはシクロプロピル、シクロブチル、シク
ロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルなどを、
アシルとはホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリ
ル、バレリル、ピバロイルなどを、アルコキシカルボニ
ルとは炭素fi1〜4個のアルコキシ部を有するもので
あって、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プ
ロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブト
キシカルボニル、イソブトキシカルボニル、第三級ブト
キシカルボニルなどを、アラルキルとは芳香環上にハロ
ゲン、アルキル、アルコキシ、トリフルオロメチル、水
酸基、ニトロ、アミノから選ばれる置換基の1〜3個を
存していてもよいベンジル、0−lm−またはp−クロ
ロベンジル、o−lm−またはp−メチルベンジル、0
−lm−またはp−メトキシベンジル、0−lm−また
はp−)リフルオロメチルベンジル、0−lm−または
p−ヒドロキシベンジル、0−lm−またはp−ニトロ
ベンジル、0−1m−またはp−アミノベンジル、フェ
ニルエチル、フェニルプロピル、フェニルブチル、ナフ
チルメチルなどを、XとR1とが結合して形成される5
〜7員環とは2−メチルモルホリン環、2−メチルピロ
リジン環、2−メチルピペリジン環などを、R8とR3
とが結合して隣接する窒素原子とともに形成する複素環
とはピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホ
リン、ピペラジン、4−メチルピペラジンなどを、生体
内で加水分解されうるエステル残基とは、生体内で容易
に分解して遊離のカルボン酸またはその塩としうるちの
であって、アセトキシメチル、ピバロイルオキシメチル
、■−アセトキシエチル、1−ピバロイルオキシエチル
などのアルカノイルオキシアルキルエステル、エトキシ
カルボニルオキシメチル、1−エトキシカルボニルオキ
シエチルなどのアルコキシカルボニルオキシアルキルエ
ステル、フタリジル、ジメトキシフタリジルなどのエス
テル、カルバモイルメチル、カルバモイルエチル、N−
メチルカルバモイルメチル、N、N−ジメチルカルバモ
イルメチル、N、N−ジエチルカルバモイルメチルなど
のカルバモイルアルキルエステル、メトキシメチル、メ
トキシエチルなどのアルコキシアルキルエステルまたは
5−メチル−1,3−ジオキソレン−2−オン−4−イ
ルメチルエステルをあげることができる。
一般式(1)の化合物の塩としては酸付加塩、金属塩な
どであり、酸付加塩としては塩酸、硫酸、燐酸などの無
機酸との塩、メタンスルホン酸、パラトルエンスルホン
酸、乳酸、酢酸、クエン酸、酒石酸などの有機酸との塩
などがあげられ、金属塩としてはアルカリ金属またはア
ルカリ土類金属塩(ナトリウム、カリウム、カルシウム
、マグネシウムなどの塩)、あるいは重金属塩として銅
、亜鉛、鉄、金、銀、白金、マンガンなどの塩があげら
れる。
本発明の化合物はその対応する水和物または他の溶媒和
物としても存在しうる。
−i式(1)の化合物においては、7位置換基のへキサ
ヒドロ−1,4−オキサゼピン環上に不斉炭素が存在す
るので、それに基づく光学異性体および立体異性体が存
在するが、これら異性体およびそれらの混合物は本発明
にすべて包含されるものである。
本発明によれば一般式(I)の化合物は、以下の方法で
製造される。
(方法1) 一般式 (式中、X+はハロゲンを示し、他の記号は前記と同義
である。) により表わされる化合物〔特開昭59−212474号
、Chew、 Pharw、 Bull、  第32S
、第4907頁(1984) 、J、 Med、 Ch
ew、第30巻、第504頁(1987) 、J、 M
ed、 Chew、第31巻、第503頁(1988)
  )と−最大 (式中、各記号は前記と同義である。)により表わされ
る化合物と縮合される方法。
この縮合反応は、化合物(n)に対し化合物(I[l)
を1〜8倍モル使用し、無溶媒あるいは適当な溶媒の存
在下、0〜200°C1好ましくは30〜150°Cで
1〜48時間かけて行う。適当な溶媒としては水、アル
コール類(メタノール、エタノール、プロパツールなど
)、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホリックア
ミド、1−メチル−2−ピロリドンなどが使用できる。
この際、脱酸剤として1.8−ジアザビシクロ〔5゜4
.0〕ウンデカ−7−エン、トリエチルアミノなどの有
機塩基または炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素
カリウム、炭酸水素ナトリウムなどの無機塩基を使用し
てもよい。
なお、本発明の出発原料として用いた一般式(II+)
の化合物は新規化合物であり、以下の方法で製造するこ
とができる。
3−ベンジルアミノ−1−プロパツール(Chew。
Pharm、 Bull、  第13巻(10)、第1
151〜9頁(1965) )に−最大 (式中、Rは活性エステルの酸残基を示す、)により表
わされる化合物を1〜15倍モル使用し、無溶媒あるい
はトルエン、ベンゼンなどの適当な溶媒の存在下、0−
i00°C2好ましくは0〜50℃で2〜lO時間付加
反応させ、つづいて硫酸またはポリリン酸などの存在下
、50〜200 ’C1好ましくは100〜150’(
jl′0.5〜7時間反応させて一般式 (式中、Rは前記と同義である。) により表わされるヘキサヒドロ−1,4−オキサゼピン
誘導体とし、次いで一般式 (式中、Rj、R3は前記と同義である。)により表わ
される化合物を1〜8倍モル使用し、無溶媒あるいは適
当な溶媒中で室温から150°Cで1〜48時間、常圧
〜50気圧で反応させる。
適当な溶媒としては、水、アルコール類(メタノール、
エタノール、プロパツール、ブクノールなど)、ケトン
類(アセトン、メチルエチルケトンなど)、芳香族炭化
水素(ベンゼン、トルエン、キシレンなど)、ハロゲン
化炭化水素類(クロロホルム、ジクロロメタン、ジクロ
ロエタンなど)、エーテル類(テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、ジエチルエーテルなど)、アセトニトリル、
ピリジン、ジメチルホルムアミド、ジメヂルスルホキシ
ド、ヘキサメチルホスホリックアミド、1−メチル−2
−ピロリドンなどが使用できる。反応に際し脱酸剤とし
て1.8−ジアザビシクロ〔5゜4.01ウンデカ−7
−エン、トリエチルアミンなどの有機塩基または炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水
素カリウムなどの無機塩基を使用してもよい、また、所
望により反応を促進させるための触媒としてヨウ化ナト
リウム、ヨウ化カリウムを使用してもよい。
次いで得られた一般式 (式中、R” 、R″は前記と同義である。)により表
わされる化合物を水、アルコール類(メタノール、エタ
ノール、インプロパツールなど)、酢酸ないしはこれら
の混合溶媒などの適当な溶媒の存在下、室温から150
°C1常圧から100気圧、触媒としてはパラジウム炭
素、酸化白金、ラネーニッケルなどの存在下に水素源と
して水素またはヒドラジン水和物を用いて接触還元によ
り脱ベンジル化して一般式(I[I)により表わされる
化合物を得る。
また、−最大(II[)においてR2およびR3が水素
の化合物は一般式(■)の化合物を好ましくはジメチル
ホルムアミド中、フタルイミドカリウムと反応させ、次
いで、好ましくはエタノール中、ヒドラジン水和物と反
応させることによっても製造することができる。
(方法2) 一般式(1)の化合物のうちR5がアルキル、アラルキ
ルである化合物は、常法に従って脱保護することにより
一般式 (式中、各記号は前記と同義である。)により表わされ
るカルボン酸化合物に変換することができる。
この反応は酸またはアルカリを用いた加水分解、あるい
は接触還元などを用いて行うことができる。
また、−最大(1)の化合物のうち、R” 、R’がア
シル、アラルキル、または第三級ブトキシカルボニル、
ベンジルオキシカルボニルである化合物を常法に従って
脱保護することにより一般式(式中、Rloは水素、R
”は水素、低級アルキルを示し、他の記号は前記と同義
である。)により表わされる化合物に変換することがで
きる。
この反応は酸またはアルカリを用いた加水分解、あるい
は接触還元などを用いて行うことができる。
化合物(1)が生体内で容易に加水分解を受けうるエス
テルである場合は、化合物(■゛)に−最大 %式%() 1式中、BS’は生体内で容易に加水分解を受けうるエ
ステル残基を、Xlはハロゲンを示す、)により表わさ
れる化合物を作用させることにより、−最大 (式中、各記号は前記と同義である。)により表わされ
る化合物を得ることができる。
また、化合物(1)の酸付加塩、金属塩も常法により製
造することができる。
〔作用および発明の効果〕
本発明化合物のin vitro抗菌力を、日本化学療
法学会標準法(Chen+otherapy、第23巻
、第1126頁、1974年)に従って測定した。試験
化合物としては、1−シクロプロピル−6,8−ジフル
オロ1.4−ジヒドロ−7−(2−(N−メチルアミノ
メチル)へキサヒドロ−1,4−オキサゼピン−4−イ
ル〕−4−オキソキノリンー3−カルボン酸(化合物A
)を、対象化合物として、9フルオロ−3−メチル−1
0−(4−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−
2,3−ジヒド1:l−7H−ピリド〔1,2,3−d
e)(1,4)ベンズオキサジン−6−カルボン酸(オ
フロキサシン)、1−シクロプロピル−6−フルオロ−
1,4−ジヒドロ−7−(1−ピペラジニル)−4−オ
キソキノリン−3−カルボン酸(シプロフロキサシン)
を用いた°。結果は第1表にまとめた通りである。
(以下余白) 本発明の一般式(1)の化合物は、従来のピリドンカル
ボン酸系抗菌剤のダラム陰性菌に対する強い抗石カを維
持しつつ、ダラム陽性菌に対してin vitroおよ
びin vivoで増強された効力と広い抗菌作用を有
する。さらに、実験動物への経口投与によってよりすぐ
れた吸収を示し、問題となる副作用がほとんどなく、低
毒性を示すことから、抗菌剤として臨床的によりすぐれ
た存用性が期待される。
本発明の化合物を治療の目的で投与するにあたっては、
上記化合物を有効成分として含み、これに製薬的に許容
される担体、たとえば経口、非経口または外用に通した
有機または無機、固体または液体の賦形薬を加えた慣用
製剤の形で投与することができる。
この様な製剤としては錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤
などの固体および液剤、懸濁剤、シロップ、乳剤、レモ
ネードなどの液剤が含まれる。さらに、必要に応じて上
記製剤中に補助剤、安定剤、湿潤剤、その他乳糖、ステ
アリン酸マグネシウム、白土、ショ糖、コーンスターチ
、タルク、ステアリン酸、ゼラチン、寒天、ペクチン、
ピーナツ油、オリーブ油、カカオ脂、エチレングリコー
ルなどの繁用される添加剤を含有させることができる。
本発明の化合物の投与量は患者の年令、症状によって、
あるいは疾病の種類および投与化合物の種類により異な
るが、一般に1日当たり1■ないし約4000■または
それ以上の量を患者に投与することができる。1回の平
均投与量としては本発明の化合物を約50■、100■
、250■、500■、1000■、2000■使用し
、病原微生物による疾病の治療に用いることができる。
〔実施例〕
次に、参考例および実施例により本発明を一層具体的に
詳細に説明するが、本発明はこれらによて何ら限定され
るものではない。
参考例工 (1)3−ベンジルアミノ−1−プロパツール165g
およびエビクロロヒドリン92gの混合物を40°Cで
2.5時間撹拌した後、エビクロロヒドリンを減圧留去
する。得られた残香に濃硫酸300−を加え150°C
で30分間撹拌する0反応液を氷水にあけ水酸化ナトリ
ウム水Rt&でアルカリ性にし、トルエンで2回抽出し
、水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を減
圧留去し、残香を減圧蒸留して4−ベンジル−2−クロ
ロメチルへキサヒドロ−1,4−オキサゼピン110g
を得る。沸点125〜129°C/ 0.4 mml1
mm1l  4−ベンジル−2−クロロメチルへキサヒ
ドロ−1,4−オキサゼピン71.9g5N−ベンジル
−N−メチルアミン43.6 g、炭酸カリウム41.
4gおよびヨウ化ナトリウム45.0gをジメチルホル
ムアミド300m1!中、2時間撹拌還流する。
反応終了後、水1.!M!を加えてトルエンで2回抽出
する。水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を減
圧留去する。残香を減圧蒸留して4−ベンジル−2−(
N−ベンジル−N−メチルアミノメチル)へキサヒドロ
−14−オキサゼピン74.7gを得る。沸点175〜
188°C/ 0.5 MHz(3)4−ベンジル−2
−(N−ベンジル−N−メチルアミノメチル)へキサヒ
ドロ−1,4−オキサゼピン74.7gをエタノール6
00mに熔解し、5%パラジウム炭素(水分53.8%
)30.0gおよびヒドラジン水和物a o、 o g
を加え6時間還流する1反応終了後、パラジウム炭素を
濾去し、濾液を減圧amする。残香を減圧蒸留して2−
(Nメチルアミノメチル)へキサヒドロ−1,4−オキ
サゼピン24.9 gを得る。沸点82〜87°C/ 
10 m1g 参考例2 (1)4−ベンジル−2−クロロメチルへキサヒドロ−
1,4−オキサゼピン48.0 g、40%ジメチルア
ミン水溶液120gおよびエタノール500戚をオート
クレーブ中150“Cで4時間撹拌する0反応終了後、
エタノールを減圧留去し残香に水を加えてトルエンで3
回抽出する。水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し溶
媒を残圧留去する。
残香を減圧蒸留して4−ベンジル−2−(N、Nジメチ
ルアミノメチル)へキサヒドロ−1,4−オキサゼピン
37.6 gを得る。沸点108〜114 ”C/ 0
.5 waHg (2)参考例1−(3)と同様にして4−ベンジル−2
(N、N−ジメチルアミノメチル)へキサヒドロ−1,
4−オキサゼピンから1−(N、N−ジメチルアミノメ
チル)へキサヒドロ−1,4−オキサゼピンを得る。沸
点80〜85°C/ 9 mmHg参考例3 (+)  4−ベンジル−2−クロロメチルへキサヒド
ロ−1,4−オキサゼピン47.9 gおよびフタルイ
ミドカリウム44.5 gをジメチルホルムアミド30
0IIdlで3時間還流する0反応液を水にあけ酢酸エ
チルエステルで2回抽出し、水洗後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し減圧濃縮する。残香にイソプロピルエーテ
ルを加え、得られた結晶を濾取し、乾燥して4−ベンジ
ル−2−フタルイミドメチルへキサヒドロ−1,4−オ
キサゼピン54.1gを得る。融点83〜87°C9こ
の化合物54.0gをエタノール540m1に溶解し、
還流下、ヒドラジン水和物16.2 gをエタノール1
00m1に溶解した液を滴下する。さらに1時間還流し
た後、冷却し、不溶物を濾去し、濾液を減圧濃縮し、水
を加えトルエンで3回抽出する。水洗後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し溶媒を減圧留去する。残香を減圧蒸留
して2−アミノメチル−4−ベンジルヘキサヒドロ−1
,4−オキサゼピン27.3 gを得る。沸点157〜
160°C/ 9 mml1mm1l参考例1−(3)
と同様にして2−アミノメチル−4−ベンジルヘキサヒ
ドロ−1,4−オキサゼピンから2−アミノメチルへキ
サヒドロ−1,4オキサゼピンを得る。沸点88〜89
°C/10m)Ig 実施例1 1−エチル−6,7,8−トリフルオロ−1゜4−ジヒ
ドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸2.71 
g、 2− (N−メチルアミノメチル)ヘキサヒドロ
−1,4−オキサゼピン1.73 gおよび1. 8−
ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデカ−7−ニン1.
52 gのアセトニトリル30Ini溶液を6時間還流
し、次に室温で一夜放置する。
析出した結晶を濾過し、アセトニトリル、エタノ−ル、
次いでアセトンで洗浄すると、1−エチル−6,8−ジ
フルオロ−1,4−ジヒドo−7−(2−(N−メチル
アミノメチル)へキサヒドロ−1,4−オキサゼピン−
4−イルツー4−オキソキノリン−3−カルボン酸を得
る。融点203〜206’C(ジメチルホルムアミドか
ら再結晶)実施例2 l−(2−フルオロエチル)−6,7,8−トリフルオ
ロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カル
ボン酸と2−(N−メチルアミノメチル)へキサヒドロ
−1,4−オキサゼピンより実施例1と同様の操作で1
−(2−フルオロエチル)−6,8−ジフルオロ−1,
4−ジヒドロ−7−(2−(N−メチルアミノメチル)
ヘキサヒドロ−1,4−オキサゼピン−4−イル〕−4
オキソキノリンー3−カルボン酸を得る。融点199〜
201’C(ジメチルホルムアミドから再結晶) 実施例3 1−シクロプロピル−6,7,8−トリフルオロ−1,
4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸と
2−(N−メチルアミノメチル)へキサヒドロ−1,4
−オキサゼピンより実施例1と同様の操作で1−シクロ
プロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−7
−(2−(N−メチルアミノメチル)へキサヒドロ−1
,4−オキサゼピン−4−イルツー4−オキソキノリン
−3−カルボン酸を得る。融点225〜229”C(ジ
メチルホルムアミドから再結晶) 実施例4 1−シクロプロピル−6,7,8−)リフルオロ−1,
4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3カルボン酸と2
−アミノメチルへキサヒドロ1.4−オキサゼピンより
実施例1.!:同様の操作で7−(2−アミノメチルへ
キサヒドロ−1,4−オキサゼピン−4−イル)−1−
シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒド
ロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸を得る。融点
207〜210゛C(ジメチルホルムアミドから再結晶
) 実施例5 1−シクロプロピル−6,7,8−)リフルオロ−1,
4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸と
2−(N、N−ジメチルアミノメチル)へキサヒドロ−
1,4−オキサゼピンより実施例1と同様の操作で1−
シクロプロピル−6゜8−ジフルオロ−1,4−ジヒド
ロ−7−(2−(N、 N−ジメチルアミノメチル)へ
キサヒドロ1.4−オキサゼピン−4−イルツー4−オ
キソキノリン−3−カルボン酸・塩酸塩を得る。融点2
35〜239°C 次に挙げる化合物は上述のいずれかの方法と同様にして
製造することができる。
◎ 5−アミノ−1−シクロプロピル−6,8−ジフル
オロ−1,4−ジヒドロ−7−[2−(N−メチルアミ
ノメチル)へキサヒドロ−14−オキサゼピン−4−イ
ルツー4−オキソキノリン3−カルボン酸 ◎ l−シクロプロピル−6−フルオロ−14−ジヒド
ロ−1−(2−(N−メチルアミノメチル)ヘキサヒド
ロ−1,4−オキサゼピン−4−イルツー4−オキソキ
ノリン−3−カルボン酸◎ 8−クロロ−1−シクロプ
ロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−7−(2−
(N−メチルアミノメチル)ヘキサヒドロ−14−オキ
サゼピン−4−イル)−4−オキソキノリン−3−カル
ボン酸 C11l−シクロプロピル−6−フルオロ−14=ジヒ
ドロ−8−メチル−7−(2−(N−メチルアミノメチ
ル)へキサヒドロ−1,4−オキサゼピン−4−イルツ
ー4−オキソキノリン−3−カルボン酸 09〜フルオロ−2,3−ジヒドロ−3−メチル−10
−(2−(N−メチルアミノメチル)へキサヒドロ−1
,4−オキサゼピン−4−イル〕−7−オキソー7H−
ピリド(1,2,3−de)(1,4]ベンゾオキサジ
ン−6−カルボン酸◎ 6.8−ジフルオロ−1−(2
,4−ジフルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−7−
(2−(N−メチルアミノメチル)へキサヒドロ−1゜
4−オキサゼピン−4−イル〕−4−オキソキノリンー
3−カルボン酸 ◎ 1−シクロプロピル−7−[2−(N、N−ジエチ
ルアミノメチル)へキサヒドロ−14オキサゼピン−4
−イル)−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−4
−オキソキノリン−3−カルボン酸 ◎ 7− (2−(アセチルアミノメチル)へキサヒド
ロ−1,4−オキサゼピン−4−イル〕−1シクロプロ
ピル−68−ジフルオロ−14ジヒドロ−4−オキソキ
ノリン−3−カルボン酸 ◎ 1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ7− (
2−(ホルミルアミノメチル)へキサヒドロ−1,4−
オキサゼピン−4−イル)−1,4ジヒドロ−4−オキ
ソキノリン−3−カルボン酸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1はアルキル、シクロアルキル、ハロアル
    キル、アルケニル、モノまたはジアルキルアミノ、フェ
    ニルまたは置換基としてハロゲン、アルキル、アルコキ
    シ、水酸基、ニトロ、アミノの1〜3個を有したフェニ
    ル基を示し、Yは窒素または=CX−(ここで、Xは水
    素、ハロゲンまたはアルキルあるいはR^1とともに5
    〜7員環を形成する基を示す。)を示し、R^2は水素
    、アルキル、シクロアルキル、アシルまたはアルコキシ
    カルボニル基を、R^3は水素、アルキルまたはアラル
    キル基を示すか、あるいはR^2、R^3が互いに結合
    して隣接する窒素原子とともに複素環を形成する基を示
    し、R^4は水素またはアミノ基を示し、R^5は水素
    、アルキル、アラルキルまたは生体内で加水分解されう
    るエステル残基を示す。〕で表わされるピリドンカルボ
    ン酸化合物およびその塩。
JP63266879A 1988-10-21 1988-10-21 ピリドンカルボン酸化合物 Pending JPH02115181A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63266879A JPH02115181A (ja) 1988-10-21 1988-10-21 ピリドンカルボン酸化合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63266879A JPH02115181A (ja) 1988-10-21 1988-10-21 ピリドンカルボン酸化合物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02115181A true JPH02115181A (ja) 1990-04-27

Family

ID=17436926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63266879A Pending JPH02115181A (ja) 1988-10-21 1988-10-21 ピリドンカルボン酸化合物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02115181A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992001676A1 (en) * 1990-07-19 1992-02-06 Ss Pharmaceutical Co., Ltd. Quinolonecarboxylic acid derivative

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992001676A1 (en) * 1990-07-19 1992-02-06 Ss Pharmaceutical Co., Ltd. Quinolonecarboxylic acid derivative
US5385900A (en) * 1990-07-19 1995-01-31 Ss Pharmaceutical Co., Ltd. Quinoline carboxylic acid derivatives
US5447926A (en) * 1990-07-19 1995-09-05 Ss Pharmaceutical Co., Ltd. Quinolone carboxylic acid derivatives

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4880806A (en) 1-Cyclopropyl-6-fluoro-7-piperazinyl-1,4-Dihydro-4-oxo-quinoline-3-carboxylic acid derivatives
KR880002353B1 (ko) 퀴놀린 화합물 및 그의 제조방법
JPH0543551A (ja) 新規5−置換キノロン誘導体、そのエステルおよびその塩
JPH05508868A (ja) キノリン、ナフチリジンおよびピリドベンゾキサジン誘導体
JP2003502419A (ja) 抗菌剤としてのキノリン誘導体
EP0208210A1 (en) Pyridonecarboxylic acid derivatives and process for their preparation
US3300499A (en) 4-alkyl (or alkenyl)-1, 4-dihydro-1-oxobenzo [f] [1, 7] naphthyridine 2-carboxylic acid derivatives
EP0090424B1 (en) New quinolone compounds and preparation thereof
JPH02115181A (ja) ピリドンカルボン酸化合物
KR900009024B1 (ko) 퀴놀론카르복실산 화합물 및 이의 약학적 용도
JPH06199835A (ja) 8−ジフルオロメトキシキノリン−3−カルボン酸誘導体
US3567716A (en) 1,8-naphthyridine derivatives and intermediates thereof
JPH05345777A (ja) 7−(4,4−ジアルキル−3−アミノ置換ピロリジニル)キノロン−3−カルボン酸誘導体
JPS6270370A (ja) キノロンカルボン酸誘導体およびその製造方法
JP2989871B2 (ja) 三環式化合物
JP2761566B2 (ja) ピリドンカルボン酸化合物
JPS63196580A (ja) キノリン−3−カルボン酸誘導体
JP2621292B2 (ja) 抗菌化合物
JPH0348682A (ja) ピリドンカルボン酸化合物
JPH06145167A (ja) 8−メトキシ−5−メチルキノリン−3−カルボン酸誘導体
JPH02138278A (ja) キノロンカルボン酸化合物
JPH0366688A (ja) 1,4―ジヒドロ―4―オキソナフチリジン化合物
JPS63196579A (ja) キノリン−3−カルボン酸誘導体
JPS63284171A (ja) キノリン−3−カルボン酸誘導体
AU603352B2 (en) Benzoheterocyclic compounds