JPH02114180A - 分析試薬、要素及び方法用のラテックス粒子 - Google Patents

分析試薬、要素及び方法用のラテックス粒子

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JPH02114180A
JPH02114180A JP22845189A JP22845189A JPH02114180A JP H02114180 A JPH02114180 A JP H02114180A JP 22845189 A JP22845189 A JP 22845189A JP 22845189 A JP22845189 A JP 22845189A JP H02114180 A JPH02114180 A JP H02114180A
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immune
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reagent
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JP22845189A
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Abraham Warshawsky
アブラハム ワルシャウスキ
Marsha Denise Bale
マーシャ デニス ベイル
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Eastman Kodak Co
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/26Removing halogen atoms or halogen-containing groups from the molecule
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54313Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals the carrier being characterised by its particulate form

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、ポリマーラテックス;ラテックスのポリマー
粒子を含んでなる水不溶性試薬;並びにその試薬を使用
する分析要素及び方法に関する。
〔従来の技術〕
イムノアッセイは臨床化学において広く用いられている
。このようなアッセイは、極めて低濃度で存在して、化
学的方法では充分に定量できない生物学的分析物質を定
量するのに特に有利である。
このような分析物質(以下、リガンドと称する)として
は、治療薬、麻薬、抗生物質、ホルモン、蛋白質及び公
知の他の物質が挙げられる。極めて低濃度のリガンドを
測定するためにいくつかの方法が考案されてきた。たと
えば、リガンドを種々の手段で標識して検出し易くする
ことができる。
競合的結合アッセイにおいては、標識したりガンド類似
体(以下、リガンド類似体と相称する)が一定量の適当
な結合材料(レセプターとも称する)と反応するために
未標識のりガントと競合して存在させられる。結合した
または結合していないリガンド類似体の測定されるシグ
ナルから未知濃度のリガンドが定量できる。
アルデヒドを介して不溶性ポリマー粒子に結合した生物
活性ポリペプチドまたは蛋白質がイムノアッセイにおい
て種々の方法で用いられてきた。
たとえば、人間または動物における病的または他の状態
の診断はしばしば、咄乳動物の体液中の免疫反応性物質
(抗体または抗原)の検出のために免疫学的原理を用い
て実施する。酵素のような他の蛋白質は、アフィニティ
ークロマトグラフィー酵素反応、特異的結合反応及びイ
ムノアッセイに使用するためにこのような粒子に共有結
合されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
米国特許第4,563,431号はポリスチレンビーズ
上にメチルアミドアセトアルデヒドをグラフトさせる。
ビーズはイムノアッセイ用に設計されている。本発明者
らは、ポリスチレンのビーズ表面にアクロレイン(C1
1□・CI−CHzCHO)が重合したポリスチレンの
ビーズを作った。得られたビーズは表面に相当量のアル
デヒド基を含んでいた。しかしながら、ビーズはその表
面に蛋白質が固定する間に激しく凝集した。本発明者ら
は、これはポリアクロレインがビーズ表面から伸長して
蛋白質の添加時に容易に架橋するためであると考える。
従って、当業者ならば、米国特許第4,563,431
号のビーズによって同様なことを予期するであろう。ま
た、この特許はビーズに界面活性剤ドデシル硫酸ナトリ
ウムを加えることを教示している。このような界面活性
剤はイムノアッセイにおいて凝固を妨げる。さらに、こ
の特許の合成プロセスは、(1)重合の間じゅう、アル
デヒド基をアセクールでブロックしてアルデヒド基とモ
ノマーとの反応を防止し、次いで(2)脱ブロックして
アルデヒド基をもとにもどすことが必要である。
界面活性剤を含まず、蛋白質固定の間に凝集せず且つ前
に引用した先行技術に開示された粒子を製造するのがよ
り容易な、アルデヒド表面基を有するポリマー粒子がイ
ムノアッセイ用に必要とされている。
〔課題を解決するための手段〕
前述の従来の問題は、表面にアルデヒド基を有し且つ5
〜100重量%のベンズアルデヒド反復単位を含む非孔
質、単分散、界面活性剤非含有ポリマー粒子が分散した
水性連続相を含んでなるラテックス組成物によって克服
される。
このラテックス組成物は、対応するレセプターとの免疫
反応に関与できる免疫物質に、ラテックス粒子がベンズ
アルデヒド基を介して共有結合する試薬を可能にする。
ラテックス組成物は、ビニルベンジルハライド反復単位
を有するポリマーとアルカリニトロアルカンニトロネー
ト及びアルコキシドとを水及び水混和性有機溶媒の存在
下において反応させることによって製造される。このラ
テックス組成物は先行技術の方法では製造できない。
本発明はまた、(a)表面にアルデヒド基を有し且つ5
〜100重量%のベンズアルデヒド反復単位を含む非孔
質、界面活性剤非含有ポリマー粒子:及・び(b)対応
するレセプターとの免疫反応に関与でき且つ該ポリマー
粒子がアルデヒド基を介して共有結合した免疫物質を含
んでなる分析要素を提供する。
本発明は、更に、 (1)水性液体中の免疫リガンドの分析方法であって、
(A)該リガンドの類似体の存在下において該液体のサ
ンプルと、(i)表面にアルデヒド基を有し且つ5〜1
00重■%のベンズアルデヒド反復単位を含む非孔質、
界面活性剤非含有ポリマー粒子;及び(ii)該免疫リ
ガンドとの免疫反応に関与でき且つ該ポリマー粒子がア
ルデヒド基を介して共有結合した免疫物質を含んでなる
試薬とを接触させて該免疫物質と該免疫リガンド及びリ
ガンド類似体の両方との免疫複合体を形成し、そして(
B)該免疫複合体の存在または量を測定することを含ん
でなる分析方法、ならびに(2)水性液体中のリガンド
の分析のための凝集方法であって、(A)該液体と、(
1)表面にアルデヒド基を有し且つ5〜100重量%の
ベンズアルデヒド反復単位を含む非孔質、界面活性剤非
含有ポリマー粒子;及び(ii)該リガンドとの免疫反
応に関与でき且つ該ポリマー粒子がアルデヒド基を介し
て共有結合した免疫物質を含んでなる試薬とを接触させ
て、該リガンドと該免疫物質との反応生成物の凝集物を
形成し、(B)未凝集材料から該凝集物を分離し、そし
て(C)該凝集物の存在または量を測定することを含ん
でなる凝集方法を提供する。
〔作 用〕
本発明のラテックスのポリマー粒子及びそれから調製し
た試薬は、分析物質(リガンド)が試薬の免疫物質に対
して特異的結合親和性を有する免疫反応性物質である多
くの種々のイムノアッセイに使用できる。
この試薬はポリマー粒子に結合した免疫物質を含む。こ
の物質は生理的液体、細胞及び組織抽出物の成分、また
は(a)少なくとも1個の反応性アミン基を有し且つ(
b)免疫物質との免疫反応に対する反応性部位を有する
化学的または生物学的化合物である対応するレセプター
化合物(天然または合成)との免疫反応に関与できる化
合物である。免疫物質とは: (1)免疫能力のある宿
主に与えられた時にその物質と結合できる特異抗体の産
生をひき起こす任意の物質、または(2)こうして産生
された抗体を意味し、免疫物質はその使用によって抗原
抗体反応に関与する。
無水有a溶媒の存在下におけるベンジルハライド側基を
有するポリマーとナトリウム2−二トロプロパンニトロ
ネート及びナトリウムアルコキシドとの先行技術の反応
(Fieser及びFieser。
Organic Reagents、 Vol、1+ 
1101ページ(1967年);Organic 5y
nthesis、 Vol、t+ 932ページ(19
63年)及び特開昭49−95930号公報〕は、未架
橋粒子が溶媒中に熔解するので表面アルデヒド基を有す
るポリマー粒子を生成するのに使用できない。架橋粒子
は凝固して、再分散できない。本発明者らが知っている
全ての先行技術の方法は、無水溶液中で、時にはポリマ
ー粒子の融点より高い温度で、ベンジルハライド基をベ
ンズアルデヒド基に変換することを教示している。
本発明までは、ポリマービーズ上にベンズアルデヒド表
面基を有する単分散、界面活性剤非含有ポリマー粒子の
ラテックス組成物を製造することは不可能であった。
本発明者らは、任意のニトロアルカンニトロネート塩及
び1種のアルコキシド塩を用いる反応を水及び混和性有
a溶媒を含む媒体中で使用して、粒状ポリマー中のベン
ジルハライド反復単位を凝固または溶解せずに本発明に
よって提供されるラテックス組成物中のベンズアルデヒ
ド単位に変換できることを見い出した。こうして製造さ
れるポリマー粒子は清浄で、使用前にさらに精製する必
要がない。
本発明のラテックスの製造方法は以下の反応を含む: 〔式中、  0 ↑ Aは R=N−OQN、’ を表わL、XはC1,Br
を表わし、 Tは0〜100°Cを表わし、 Rは炭素数約1〜6のアルキリデン基(たとえば、イソ
プロピリデン)を表わす〕。
水の量は、ポリマー粒子を有機溶媒による溶媒和を防止
するのに充分な量でなければならない。
その厳密な量は使用される有i溶媒によるが、般に約5
〜95%、好ましくは50%未満で充分である。はとん
ど全ての水混和性有機溶媒が使用できる。その例として
はアルコール(エタノール、メタノールなど)、エーテ
ル(テトラヒドロフラン及びジオキサン)、2−ニトロ
プロパン、ジメチルスルホキシドなどが挙げられる。
〔実施例] 以下の実施例は方法をいかして実施するかを説明するも
のである。
例−1− 0、5M  Na0CII:+ 250m1.2−ニト
ロプロバフ12.5ml及ヒ3.5%ポリ(スチレンー
コービニルベンジルクロリド)粒子の水性懸濁液50d
を2時間還流し、次いで230ホワツトマン リーブ 
エンジェル(Whatman Reeve Angel
)(RA230)濾紙の中心に満願することによって濾
過した。本実施例において、2−ニトロプロパンは少な
くとも一部分は2−ニトロプロパンニトロネート塩に変
換される。
これらの粒子表面はアルデヒド基と反応する活性アミン
基を有するダンジルカダベリンに対して化学反応性を示
した。
本発明の水不溶性試薬は、本発明に従って水不溶性ポリ
マー粒子に前述の免疫物質を結合させることによって調
製する。
ポリマー粒子は約0.01ミクロメーターより大きい、
好ましくは約0.O1〜約3.0ミクロメーターの粒度
を有する水不溶性ラテックス粒子である。
ポリマー粒子はベンズアルデヒド側基を有する少なくと
も1種のα、β−エチレン列不列用飽和重合性モノマー
誘導されたポリマーから成る。必要な側基を有する多数
の代表的モノマーが公知である。
特に有用なポリマーは式: %式% 〔式中、Aは1種またはそれ以上の疎水性エチレン列不
飽和モノマーから誘導された反復単位を表わし、 を有するエチレン列不飽和モノマーからAMKされた反
復単位を表わし、 CはAまたはBで表わされる以外の1種またはそれ以上
のエチレン列不飽和モノマーから誘導される反復単位を
表わし、そして Xは0〜約95重量%であり、yは5〜約100重量%
であり、2は0〜約20重量%である〕で表わされるも
のである。
Aの代表的な疎水性千ツマ−としては、スチレン及びス
チレン誘導体(たとえば、ビニルトルエン、2.5−ジ
メチルスチレン、4−t−プチルスヂレン及び2−クロ
ロスチレン)、アクリル酸及びメタクリル酸エステル(
たとえば、アクリル酸n−ブチル、メタクリル酸プロピ
ル、アクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリ
ル酸2エチルヘキシル及びメタクリル酸メチル)ならび
に酢酸ビニルが挙げられるが、これらに限定はされない
Aが誘導される特に有用なモノマーはスチレン、ビニル
トルエン、エチレンジメタクリレート、アクリル酸ブチ
ル、ジビニルベンゼン、メタクリル酸2−エチルヘキシ
ル及びメタクリル酸メチルである。
−aにCモノマーは、水溶液中において得られる粒子に
分散安定性を加えるイオン性または他の親水性基を有す
る。有用なイオン性モノマーとしては、ナトリウム2−
アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホネート、ナ
トリウム3−アクリロイルオキシプロパンスルホネート
、アクリル酸ナトリウム、メタクリル酸ナトリウム及び
スチレンスルホン酸ナトリウムならびに他の公知のスル
ホンネート、サルフェート、カルボキシレート、それら
の塩または無水物が挙げられるが、これらに限定はされ
ず、有用な非イオン性極性モノマーとしては、アクリル
酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2.3−ジヒドロ
キシプロピル、アクリルアミド、メタクリル酸2−ヒド
ロキシエチル、N−イソプロピルアクリルアミド、メタ
クリル酸2−ヒドロキシプロピル、アクリロニトリル及
びN−イソブトキシメチルアクリルアミドが挙げられる
。好ましいモノマーはナトリウム2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホネート、アクリル酸ナトリウ
ム、ナトリウム3−アクリロイルオキシプロパンスルホ
ネート、メタクリル酸ナトリウム、アクリル酸2−ヒド
ロキシエチル、アクリル酸2.3−ジヒドロキシプロピ
ル、アクリルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド
及びアクリロニトリルである。
粒子を構成する代表的なポリマーとしは、ポリ(ビニル
ベンズアルデヒド)、ポリ(ビニルベンズアルデヒドー
コービニルベンジルクロリド)、ポリ(スチレンーコー
ビニルベンズアルデヒド)及びポリ(スチレンーコービ
ニルベンズアルデヒドーコービニルベンジルクロリド)
が挙げられる。
本発明の試薬は、次のようにして免疫物質を粒子に共有
結合させることによって調製する。緩衝水溶液(pHは
一般に約7〜約10)中でポリマー粒子を免疫物質と混
合し、ポリマー粒子の濃度を約0.01〜約40重量%
(好ましくは約0.01〜約10重量%)とする。免疫
物質の量は、免疫物質のポリマーに対する重量比が約0
.1 ? 1000〜約1:10、好ましくは約1:1
00〜約1:10である。混合は約5〜約50°C1好
ましくは約5〜約25°Cの範囲の温度において、約0
.5〜約48時間実施する。任意の適当な緩衝剤を使用
できるが、第三アミンが好ましい。この手法の詳細は以
下の実施例2に示す。
本発明の試薬は水性液体中の分析物質の定性または定量
分析に使用できる。分析物質を免疫学的方法によって測
定可能な場合には、ここではりガントとして確認できる
。特に、本発明は動物、ヒトまたは植物の、しかし好ま
しくはヒトの生物学的液体をアッセイするのに使用でき
る。このような液体としては、全血、血漿、血清、リン
パ、胆汁、尿、髄液、痰、汗など及び糞便分泌物が挙げ
られるが、これらに限定はされない。骨格筋、心臓、腎
臓、肺、脳、骨髄、皮膚などのようなヒトまたは動物の
組織の液体標本のアッセイも可能である。
本発明によって提供される試薬は、本発明の試薬上の免
疫物質と反応性の種々のリガンドのいずれかを検出及び
定量するのに使用できる。
本発明によって提供される試薬は競合的結合イムノアッ
セイにおいて溶液アッセイ法で使用できる。
アッセイは一般に、適当な容器中で試薬、標識したリガ
ンド類似体及び被験サンプルを物理的接触及び混合する
ことによって実施する。所望ならば、複合体形成及び他
の反応を促進するために、得られる懸濁液をインキュベ
ートできる。次いで、適当な検出装置及び方法を用いて
サンプルを評価する。
別の実施態様において、本発明によって提供される試薬
は、免疫測定アッゼイ(immunometricas
says) 、たとえば、′サンドイッチ°′アッセイ
のような公知のものに使用できる。このようなアッセイ
の詳細は米国特許第4,486,530号に示されてい
る。本発明によって提供される試薬は、測定すべきリガ
ンドが2個またはそれ以上のレセプター分子との免疫反
応に対する2個またはそれ以上のエピトープ部位を有す
るそのようなアッセイに有用である。
本発明のさらに別の実施態様において、本発明によって
提供される試薬は抗原から成り、測定すべきリガンドは
抗体である。アッセイにおいて使用される第二の免疫物
質は第一の抗体に対する第二の抗体である。第二の免疫
物質は標識されていてもされていなくてもよい。第二の
抗体が標識されていない場合には第二の抗体に対する標
識した第三の抗体または第二の抗体と反応性の標識した
第二の抗原分子を使用できる。
本発明によって提供される試薬を用いる方法はまた、米
国特許第4,670.381号に開示されているような
乾燥分析要素によって実施できる。最も簡易な要素は、
1つまたはそれ以上の帯域を有し、その少なくとも1つ
の帯域が本発明の試薬を含む吸収キャリアー材料、たと
えば、自立吸収または吸水材料の薄いシート、たとえば
、濾紙またはストリップから成ることができる。他の帯
域を、他の有用な試薬を含ませるために使用できる。こ
のような要素は試験ストリップ、診断要素、浸漬スティ
ックまたは診断物質として公知である。
適当な要素成分はまた、たとえば、米国特許第4.04
2.’335号;第4,132,528号及び第4.1
44,306号に記載されている。
本発明によって提供される試薬が要素中に位置する場合
には、競合的結合アッセイにおいてはりガントl(身体
も要素中に位置することは決定的ではない。アッセイ時
に要素にリガンド類似体を加えることが可能である。し
かしながら、リガンド類似体及び本発明の試薬は共に要
素中にあり、しかもアッセイ前にそれらが相互作用しな
いように互いに分離しているのが好ましい。
競合的結合アッセイの一実施態様において、医薬または
ホルモンの免疫学的測定のための分析要素は、非孔質支
持体上に、 測定において検出可能なシグナルを生ずる1種または複
数の試薬を含む試薬層、 医薬またはホルモンの酵素標識した類似体を含む水溶性
層、及び 本発明によって提供される試薬を含む多孔質塗布層 を順に液体接触して含んでなる。
アッセイ方法に応じて、種々の異なる要素が本発明に従
って調製できる。要素は、任意の所望の幅の細長いテー
プ、シート、スライドまたはチップを含む種々の形態に
することができる。
分析方法は手動であっても自動であってもよい。
サンプル適用後、任意の試験結果を速くまたは容易に得
るために要素を望ましい状態調節、たとえば、インキュ
ベーション、加熱などに8露することができる。
さらに別の実施態様において、本発明によって提供され
る試薬は米国特許第4,419,453号に記載された
凝集アッセイに使用できる。
以下の実施例は、本発明のラテックスのポリマー粒子の
、蛋白質及び活性抗体の結合における有用性を説明する
例Iにおいて調製した表面ベンズアルデヒド基を有する
ポリマー粒子のサンプル(l xlo−’g )及び表
面アルデヒド基を存する粒子を調製する原料の対照粒子
を、共有結合反応を駆動するようにシアノ硼水素化ナト
リウム(NaCNBH)をOまたは101含む緩衝液1
 ml中、0.1%の+′I標識ウシガンマグロブリン
を含むウシガンマグロブリン0.05■と共にインキュ
ベートした。
緩衝液ならびにインキュベーションの時間及び温度は、
蛋白質の第一アミンとアルデヒドとの反応のみ(条件A
)またはアルデヒド及びベンジルハライドの両方との反
応(条件B)を導くように選択した。条件は次の通りで
あった: 条件A : 0.01M l−リス(ヒドロキシメチル
)アミノメタン(Tris)、0.15M NaCj!
 、 pl+7.4;4時間;22℃; 条件B : 0.05M硼酸ナトリウム、0.15M 
NaCj2pH8,5i 24時間;37°C0 インキヱベーシヨン後、粒子及び結合蛋白を遠心分離に
よって未反応の蛋白質から分離した。
上清のサンプルの放射能を分析し、最初の反応混合物の
放射能と比較して結合蛋白質の総量を求めた。粒子を反
応緩衝液で1回洗浄し、遠心分離し、そして0.2 M
リン酸ナトリウム緩衝液中1%ドデシル硫酸ナトリウム
1 ml (pi! 7.4 )中に再懸濁させた。こ
の界面活性剤は共有結合していない蛋白質を全て粒子表
面から除去する。粒子は遠心分離前に22゛Cにおいて
24時間インキュベートした。
粒子を界面活性剤溶液で2回洗浄して非共有結合した蛋
白質を除去し、放射能を分析した。この測定放射能を最
初の混合物の放射能と比較して共有結合によって固定さ
れた蛋白質の量を求めた。結果を表1に示す。
これらの結果は、粒子表面上の活性ベンズアルデヒドの
存在によって優れた固定が可能になることを証明する。
これらの粒子上の共有結合は両条件下において対照粒子
上の共有結合よりも優れている。
例」− 例1のベンズアルデヒド表面基を有する粒子の各々のサ
ンプル(30■)を緩衝液10m1中においてフェノバ
ルビクールに対するモノクローナル抗体(Phe 1.
9 ) 0.3または1.5■と共にインキュベートし
た。緩衝液は0.01?lリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン(Tr is)、0.15M NaC1、p
H7,4であった。インキュベーションは室温において
2時間行なった。インキュベーションの最後に30mg
/−ウシ血清アルブミン1 mllを加えて未反応のビ
ーズ表面をキャップすることによって、本実施例で次に
用いる酵素−抗体接合体との非特異的反応を回避する。
インキュベーションは4時間続けた。粒子を50m1遠
心管に移し、リン酸塩緩衝化食塩水(PIIS)で稀釈
し、遠心分離した。上滑を廃棄し、粒子をPBS中に再
懸濁させた。粒子をこのようにしてさらに2回洗浄し、
最後に0.2%NaN3を含むP B 34.6 d中
に再懸濁させ、使用するまで4°Cにおいて貯蔵した。
Phel、9の代わりに3H−ウシガンマグロブリンを
用いた前記と同一の実験を行ない、これらの条件下でビ
ーズ表面に結合した蛋白質の質量を測定した。この場合
には、最終反応混合物の0.5 mlのアリコートを放
射能について監視した。1−のアリコートを取り、沈降
させ;上清の0.5 mlのサンプルを得て放射能を監
視した。ペレットをPBSで洗浄し、0.5 d P 
B S中に再懸濁させ、放射能を監視した。反応混合物
の残りの8 mlに10%ドル デン誼酸ナトリウム0.8 urnを加え、混合物を3
7°Cにおいて24時間インキュベートして、非共有結
合した蛋白質を表面から取り除いた。反応混合物、上清
及び洗浄したペレットのサンプルを得、前述のようにし
て放射能を監視した。粒子に結合したウシガンマグロブ
リンの量(総量及び共有結合した量)を計算した0本発
明者らは粒子表面上の全Phe1.9と共有結合したP
hel、9が同量であると仮定した。
各結合抗体が2個の結合部位を有すると仮定して、ビー
ズ表面に結合した3H−ウシガンマグロブリンの総rR
量に基づき4. OXl0−’Mの抗体結合部位を生ず
るように、Phel、9を含む粒子をPBSで稀釈した
。0.063〜100nHの理論的抗体結合部位を生ず
るようにこの溶液を稀釈した。稀釈したビーズの100
μlのサンプルを1%BSA(ウシ血清アルブミン)を
含むPBS中でI Xl0−’Mにおいて100III
のグルコースオキシダーゼーフェノバルビクール接合体
と混合した。3.5時間後、粒子を遠心分離し、上清1
00ulをミクロクイタープレートに移した。上清をグ
ルコースオキシダーゼ活性についてアッセイした。結果
は、抗体含有粒子との反応後に反応における抗体粒子の
作用として残っているグルコースオキシダーゼーフェノ
バルビクール活性の量として測定した。最初の酵素−医
薬接合体の50%を除去するのに必要な理論的抗体結合
部位の濃度を、結合抗体の活性の尺度として用いる。5
0%の結合に関する少数の理論的結合部位は固定された
抗体の比較的大きい活性を示す。
結果は、粒子上に固定されたPhel、9はイムノアッ
セイに用いるのに充分な活性以上の活性を示すことを示
している。グルコースオキシダーゼフェノバルビクール
接合体の50%を結合するために必要な結合部位はわず
か6.0〜11.OnMであった。
さらに、粒子上に固定されたPhel、9は固定が低蛋
白質濃度または高蛋白質濃度のいずれで起こっても同様
な活性を示すが、基体のビーズ上のPhel、9の活性
は高蛋白質濃度で固定された場合により大きい。
〔発明の効果〕
本発明は種々の免疫学的方法に使用できる感度の高い試
薬を提供する。ポリマー粒子表面上のベンズアルデヒド
基は遊離反応性アミン基を有する蛋白質及び他の生物学
的化合物と容易に反応する。
反応は緩和なpif条件下、低温において迅速に実施で
きる。既知の試薬の場合に起こる凝集、脱感作及び不安
定性は回避される。結合の条件は決定的なものではない
。感度を犠牲にすることなく、低い温度、短かい時間及
び融通性のある混合条件を使用できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、表面にアルデヒド基を有し且つ5〜100重量%の
    ベンズアルデヒド反復単位を含む非孔質、単分散、界面
    活性剤非含有ポリマー粒子を含んでなるラテックス組成
    物。 2、(a)表面にベンズアルデヒド基を有し且つ5〜1
    00重量%のベンズアルデヒド反復単位を含む非孔質、
    界面活性剤非含有ポリマー粒子;及び(b)対応するレ
    セプターとの免疫反応に関与でき且つ該ポリマー粒子が
    アルデヒド基を介して共有結合した免疫物質を含んでな
    る試薬。 3、1つまたは複数の帯域を有し且つ該帯域の1つまた
    は複数に (a)表面にアルデヒド基を有し且つ5〜100重量%
    のベンズアルデヒド反復単位を含む非孔質、界面活性剤
    非含有ポリマー粒子;及び (b)対応するレセプターとの免疫反応に関与でき且つ
    該ポリマー粒子がアルデヒド基を介して共有結合した免
    疫物質を含んでなる分析要素。
JP22845189A 1988-09-06 1989-09-05 分析試薬、要素及び方法用のラテックス粒子 Pending JPH02114180A (ja)

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