JPH02113126A - クラッチ装置 - Google Patents

クラッチ装置

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Publication number
JPH02113126A
JPH02113126A JP26418188A JP26418188A JPH02113126A JP H02113126 A JPH02113126 A JP H02113126A JP 26418188 A JP26418188 A JP 26418188A JP 26418188 A JP26418188 A JP 26418188A JP H02113126 A JPH02113126 A JP H02113126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
rotating body
sleeve
magnet
shaft member
Prior art date
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Pending
Application number
JP26418188A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimichika Yamada
山田 公親
Shinichiro Terada
寺田 信一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP26418188A priority Critical patent/JPH02113126A/ja
Publication of JPH02113126A publication Critical patent/JPH02113126A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、テーププレーヤの巻取装置に設けられるクラ
ッチ装置に関するものである。
[従来の技術] テーププレーヤなどでは、通常ブし一時にキャプスタン
とピンチローラによってテープか等速で送り出されるた
め、巻取リールは必然的に回転数が変化する。
一方、リールに巻かれるテープ張力は巻芯側を強くし、
外径に行くに従って弱くなるほうが良い。
したがって、一般的に、テーププレーヤの巻取装置はス
リップ機能と定トルク機能を有している。
このようなスリップ機能と定トルク機能を有するスリッ
プクラッチ装置としては、従来より、リール軸とモータ
を直結して電気的制御を加える方式、一定荷重を与えて
フェルトをはさみ込み、摩擦を利用する方式、さらには
、ヒス材とマグネットを回動自在に対向させ、ヒス材の
ヒステリシスロスによってトルクを伝達するマクネジ1
〜クラツチ方式が知られている。
中でも、マグネッ1−クラッチ方式は、磁気特性におい
てヒステリシスループの面積が大きいヒス材とマグネッ
トを所定のギャップを設定して互いに回転可能に対向さ
せ、ヒス材のヒステリシスロスによって、はとんど無接
触でトルクを伝達することが可能である。したがって、
部材が磨耗しないため、長寿命であり、且つ、電気的な
制御手段を用いることや、一定荷重を与えるフェルトを
はさみ込むことを要さないため、小型薄形化に適してい
る。しかも、摩擦を利用していないため、伝達トルクが
摩擦係数のような不安定な要因を含まずに決定されるた
め、温度、湿度の変化に対しての特性に優れている。
しかしながら、マグネットクラッチ方式の場合。
以下のような課題があった。
すなわち、マグネットクラッチ方式の場合、ヒス材とマ
グネットとの間に働く吸着力によって。
二つの回転体間で摩擦ロスが発生してしまう。
このような課題を解決するための従来例として、実開昭
54−127507号や実開昭54−’:)8108号
に記載された考案などが提案されているが、上記の課題
を完全に解決したとは言い難がった。
例えば、実開昭54−1.27507号記載の考案の場
合、摩擦ロスを抑える膜状スペーサは、マグネット及び
ヒス材に密着している。そのため、たとえ、膜状スペー
サがナイロンやテフロンを主材料としているとしても、
摩擦係数や密着の影響から逃れることは難しく、耐久性
及び温湿度特性が低下していた。
しかも、従来技術においては、ヒス材は時効処理条件の
ばらつきなどによって、ヒステリシスループが変化し、
所望のトルク値が得られない結果につながっていた。一
方、マグネッ(・に於ても着磁条件のばらつきなどによ
り、ヒステリシスループが変化しやすかった。そのなめ
、T−ルク値を制御することは非常に困難であった。
また、一般的に、上記のようなマグネットクラッチ方式
に使用されるマグネットは、フェライトや、フェライト
とナイロンの混合からなるプラスチックマグネットなど
によって構成されているが、これらの祠質は摺動特性が
低く、ヒス材を備えた回転体と摺動する際、互いの摺動
面が荒れてしまい、焼付く危険性もあり、故障の原因と
なっていた。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように、従来技術によれば、トルク値の制御が難
しく、耐久性及び温湿J変性性が低かった。
本発明のクラッチ装置は、このような課題を解決するた
めに提案されたものであり、その目的は、1〜ルク制御
が容易であり、温湿度特性が高く、長寿命で、小型薄形
化に適した優れたクラッチ装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 以上のような課題を解決するために、本発明のクラッチ
装置においては、一方の回転体の、他方回転体対向面軸
部分に凹部を形成し、この凹部に対して、着脱可能に収
納されるスリーブを備え、前記スリーブの中央部に軸木
貫通穴を形成すると共に、他方の回転体の対向面に当接
する当接面を備えていることを構成上の特徴とする。
し作用] 以」二のような構成を有する本発明の作用は以下の通り
である。
すなわち、マグネットクラッチ方式の場合のヒステリシ
スループの値はロット間のばらつきとなって現れるが、
本発明においては、一方の回転体の、他方回転体対向面
軸部分に形成される凹部に、スリーブが着脱可能に収納
されているため、スリーブの端面摺動部がら平面当接部
までの距離を調整することができ、そのため、I〜ルク
値を容易に制(卸することができる。しかも、このよう
な17ツト管理によるトルク値$制御は、高精度にコン
トロールすることができると同時に、形状がシンプルで
あるため、簡単な金型によって成形することができる。
また、スリーブの端面摺動部を調整して必要最小限に半
径を小さくできるなめ、ロストルク及び摩擦係数を最小
限に抑え込むことが可能であり、クラッチ装置としての
性能が向上する。
さらに−スリーブを備えているため、摺動特性の低いマ
グネットとヒス材を摺動させる必要がなく、スリーブの
材質に摺動特性の良い材質を使用することによって、円
滑な摺動を得ることができる。
[実施例] 以上説明したような本発明の一実施例を図面に基いて具
体的に説明する。
すなわち、第1図に示すように、駆動側の第一の回転体
1は、マグネット樹脂によって構成され、中央部に凹部
2を備え、底面部にドーナツ状の薄いヨーク板3を埋設
している。さらに、第一の回転体1は、上部の周囲にテ
ーバ部1. bを有し、下部の周囲にギヤ1aを形成し
ており、このギヤ1aは駆動ギヤ(図示せず)と噛み合
っている。
また、凹部2は、底面側が小径となる断面クランク状と
なっており、第2図に示すように、上端部の相対する左
右両端が、弦2aとなって構成されている。
一方、t、で動側の第二の回転体4は、第一の回転体1
と同軸に、所定のギャップgをもって配置されている。
この第二の回転体4は、上部に伝達ギャラを熱溶着によ
って一体化して固定している。
この伝達ギャラは、図示していない中間ギヤに噛み合っ
ており、最終的にリール軸(図示せず)に回転力を伝達
するようになっている。また、第二の回転体4は、下部
に金属製でドーナツ状のヒス板6をインザート成形して
備えている。さらに、下部の周囲に、ギヤ4aを形成し
ており、このギヤ4aは歯数及びモジュールが第一の回
転体1のギヤ1aと同一となっている。また、第二の回
転体4は、中央部に貫通穴4bを形成しており、この貫
通穴4bに円筒形の軸部材4cを下方に突出して備えて
いる。
さらに、本実施例のクラ・ソチ装置は、前記軸部材4c
を内1flJに嵌着するよう貫通穴7aを形成し、凹部
2に着脱可能に収納されるスリーブ7を備えている。こ
のスリーブ7は円筒形をしており、第3図に示すように
、上方に凹部2に嵌合する係合部7bを周囲に突出して
備え、この係合部7が凹部2に係合するようになってい
る。この時、スリーブ7の上端部7cは、第一の回転体
1から僅かに突出し、ヒス板6に当接してギャップgを
形成するようになっている。
さらに、本実施例のスリーブ7及び第二の回転体4の軸
部材4cは、互いに摺動特性を高くするため、両者の材
質をポリアセタールなどから作られている。
以上のような構成を有する本実施例の作用は次の通りで
ある。
すなわち、プレイモード時では、駆動ギヤ(図示せず)
からの回転力が第一の回転体1のギヤ1aに伝達される
と、第一の回転体1が回転し、ヒステリシスロスを利用
したいわゆるマグネットヒステリシスクラッチの原理に
基づく1−ルク伝達によって第二の回転体4が回転する
。そして、第二の回転体4の回転に伴い、伝達ギヤ5が
回転し、回転力を中間ギヤ(図示せず)に伝え、最終的
にリール軸(図示せず)へと1云達する。
なお、早送り及び巻戻しモード時は、第一の回転体1の
ギヤ1a及び第二の回転体4のギヤ4aが同時に噛み合
う図示していないギヤによって、回転力が伝達され、上
記のマグネットクラッチによるスリップを発生させない
ようにしている。
さらに、本実施例においては、スリーブ7の上端部7c
のみがヒス板6に当接していると同時に、スリーブ7と
第二の回転体4の軸部材4 cの材質が摺動性の高いポ
リアセタールなどによって構成されているため、円滑な
摺動を144ることかでき、ロストルク及び摩擦係数を
最小限に抑え込むことができる。
なお、本発明は以上の実施例に限定されるものではなく
、例えば、第一、第二の回転体は、いずれが駆動側及び
従動側であってもかまわない。
また、池の実施例として、第4図に示すように、スリー
ブ71の上端部7tcを上方に長く設定し、ヒス板6で
はなく、第二の回転体4の底面部に直に当接させてもよ
い。さらに、第5し1に示すように、第二の回転体4の
底面部にヒス板6を装着し、スリーブ72の上端部72
cをこの底面部に当接させる。
以上のような二つの実施例によれば、ヒス板6とスリー
ブ71 (72)が直接に接触しないため、ヒス板6の
摺動面が荒れることがなく、装置の耐人件が向上する。
また、第6図に示すように、スリーブ73は、中心のボ
ルト部73aと周囲のナツト部73bがら構成されてい
る。このボルト部73aとナツト部73bは螺着してお
り、回動してギャップgを調整するようになっている。
さらに、第7図に示すように、スリーブ74の外周にね
じ山74aを設け、このねじ山74aに対応するねじ山
21aを凹部に21に形成する。
以上のような二つの実施例によれば、凹部2に着脱自在
に装着されているスリーブ7の長さを容易に調整して、
マグネット樹脂製の第一の回転体1とヒス板6の距離を
変更することができ、このようなスリーブ7のロット管
If■によるトルク値の制御は、ねじを調整するだけで
無段階の1〜ルク調整が高精度、11つ、容易に行うこ
とができる。そのため、形状がシンプルとなり、簡単な
金型によって成形することができると同時に、小型薄形
化が可能である。
[発明の効果] 以−ヒ述べたように、本発明のクラッチ装置によれば、
一方の回転体の、他方回転体対向面軸部分に凹部を形成
し、この凹部に対して、着脱可能に収納されるスリーブ
を備え、前記スリーブの中央部に軸体貫通穴を形成する
と共に、他方の回転体の対向面に当接する当接面を設け
るという簡単な構成によって、トルク制御が容易であり
、温湿度特性が高く、長寿命であると共に、シンプルな
形状によって、生産コストを削減することができ、小型
薄形化に適した優れたクラッチ装置を提供するができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の断面図、第2図及び第3図は本実施
例の要部拡大平面図、第4図乃至第7図は池の実施例の
要部断面図である。 1・・・第一の回転体、2・・・凹部、3・・・ヨーク
板、4・・・第二の回転体、5・・・伝達ギヤ、6・・
・ヒス板、7・・・スリーブ。 第2図 第 図 第3図 第 図 第 図 第 図 /40

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 駆動側の回転体および該回転体と同軸に、所定の間隔を
    もって配置される従動側の回転体を備え、一方の回転体
    にヒス板、他方の回転体にマグネットを設けるクラッチ
    装置において、 回転体の対向する面の一方の軸部分に凹部を形成し、 この凹部に対して、着脱可能に収納されるスリーブを備
    え、 前記スリーブが、その中央部に軸体貫通穴を形成すると
    共に、他方の回転体の対向面に当接する当接面を有する
    ことを特徴とするクラッチ装置。
JP26418188A 1988-10-21 1988-10-21 クラッチ装置 Pending JPH02113126A (ja)

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JP26418188A JPH02113126A (ja) 1988-10-21 1988-10-21 クラッチ装置

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JP26418188A JPH02113126A (ja) 1988-10-21 1988-10-21 クラッチ装置

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JPH02113126A true JPH02113126A (ja) 1990-04-25

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ID=17399591

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JP26418188A Pending JPH02113126A (ja) 1988-10-21 1988-10-21 クラッチ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006291998A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Tok Bearing Co Ltd トルクリミッター
WO2006132062A1 (ja) * 2005-06-08 2006-12-14 Yamauchi Corporation トルクリミッタ

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