JPH02113020A - 硬化性エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

硬化性エポキシ樹脂組成物

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JPH02113020A
JPH02113020A JP1213139A JP21313989A JPH02113020A JP H02113020 A JPH02113020 A JP H02113020A JP 1213139 A JP1213139 A JP 1213139A JP 21313989 A JP21313989 A JP 21313989A JP H02113020 A JPH02113020 A JP H02113020A
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Japan
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epoxy resin
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liquid
aromatic
liquid epoxy
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JP1213139A
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Jacqueline A Kershaw
ジヤクリーン・アン・カーシヨー
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、硬化性エポキシ樹脂組成物に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
連続複合体加工法に使用するためのブレプレグ形成性エ
ポキシ樹脂組成物につき需要がある。当業界では多数の
エポキシ樹脂組成物も使われているが、これらの組成物
は加熱金型内に入れた際に、たとえば僅かな捩りもしく
は傾斜を有す番僅かに異なる形状を形成しかつ次いで室
温にて急冷した際に固体を形成するのに充分な流動能力
を有する「ポスト成形」条件下で樹脂を引出ダイから排
出しうるようなプレー引出特性とポスト−引出特性との
両者に関し所望の組合せを持たない、したがって、多数
の硬化剤およびその他のエポキシ樹脂添加剤も知られて
いるが、個々の添加剤の性質はエポキシ樹脂組成物に各
種の有利な性質および不利な性質を付与し、これら添加
剤を組合せても上記の連続複合体加工法に適したエポキ
シ樹脂組成物の要求を満足させない。
〔発明の要点〕
本発明は、 (al  液体エポキシ樹脂と、 (b)  少なくとも2個の芳香族環を有する立体障害
された芳香族第一ジアミン硬化剤と、(c)  )+7
ヒドロカルビルスルホニウム塩アミン硬化促進剤と、 (d)  液体モノ芳香族第一アミン硬化剤と、(e)
1種の反応性モノマーと、 (f)  ペルオキシド重合開始剤と からなることを特徴とする硬化性エポキシ樹脂組成物に
関するものである。
本発明の組成物は好ましくは次の性質を有する;1、中
庸な温度における低含浸粘度(たとえば540℃におい
て、<3000cP)  :2、含浸温度における少な
くとも4時間の可使時間; 3、短時間の加熱(たとえば180℃には<900秒)
の後に室温にて非粘着性「プレプレグ」 (すなわち、
部分硬化した樹脂含浸複合体)を形成する能力; 4、好適な貯蔵条件(たとえば5℃にて貯蔵)の下で少
なくとも4週間のプレプレグ安定性(すなわちまだ熱組
成); 5.100%反応性(すなわち溶剤なし);6.150
℃より高い硬化加熱撓み温度()IDT) 。
液体である任意慣用のエポキシ樹脂を、組成物の成分(
a)として使用することができる。この樹脂の粘度は1
00〜5000セゾチストークス、好ましくは100〜
1000センチストークスである。
本発明による組成物の液体エポキシ樹脂成分は、1分子
当り平均して2個以上の隣位エポキシド基を有する任意
の硬化性液体エポキシ樹脂とすることができる。液体エ
ポキシ樹脂は飽和もしくは不飽和の脂肪族、脂環式、芳
香族もしくは複素環式とすることができ、かつ硬化反応
を実質的に阻害しない置換基を有することができる。こ
れらはモノマーもしくはポリマーとすることができる。
適する液体エポキシ樹脂は、アルカリ性反応条件下で行
なわれるエピクロルヒドリンと少なくとも1個のヒドロ
キシル基を有する化合物との反応により作成されたグリ
シジルエーテルを包含する。
好適なものは、二価フェノールのジグリシジルエーテル
である。ヒドロキシル基含有化合物がビスフェノール−
Aである場合に得られる液体エポキシ樹脂生成物は下式
: 〔式中、nは0または0より大きい数であり、−般にθ
〜10、好ましくはθ〜2の範囲である〕により示され
る。この種の樹脂が最も好適である。
他の適する液体エポキシ樹脂は、エビクロルヒドンと多
価フェノール、たとえばレゾルシノールおよびフロログ
ルシノールのような単核ジー及びトリーヒドロキシフェ
ノール化合物、たとえばビス(p−ヒドロキシフェニル
)メタンおよび4.4′−ジヒドロキシビフェニルのよ
うな選択された多核ポリヒドロキシフェノール化合物ま
たは脂肪族ポリオール(たとえば、1.4−ブタンジオ
ールおよびグリセリン)との反応により製造することが
できる。適する液体エポキシ樹脂は、米国特許第2.6
33.458号および第4.366.108号公報にも
開示され、その開示をここに参考のため引用する。
本発明の組成物に適する液体エポキシ樹脂は一般に10
0〜10.000、好ましくは200−1500の範囲
内の分子量を有する。市販の液体エポキシ樹脂エピコー
ト828 (エピコートは登録商標である)、すなわち
400の分子量と185〜192のエポキシド当量(A
STM D−1652)と約0.2の上記式におけるn
値とを有するエピクロルヒドリンと2.2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパンとの反応生成物、或いは
エピコート樹脂825、すなわちエピコート828より
も僅かに低い分子量を有するビスフェノールAの実質的
に純粋なジエボキシドが、現在好適な液体エポキシ樹脂
である。一般に、液体エポキシ樹脂は全組成物の重量に
対し60〜99重量%、好ましくは65〜80重量%の
世で組成物中に存在する。
本発明に有用なヒンダード芳香族第一ジアミンは2個の
第一アミン基と少なくとも2個の芳香族環とを有する立
体障害の芳香族ジアミンであり、障害基はアルキル基で
ある。ヒンダード第一芳香族ジアミン硬化剤は液体もし
くは低融点の固体であり、かつ従来の芳香族ポリアミン
よりもずっと容易にエポキシド樹脂中に混入される。2
個の第一アミン基は、芳香族核における非隣接炭素原子
に直接結合する。各アミン基に対しオルト位置の少なく
とも1つの位置は、1〜3個の炭素原子を持ったアルキ
ル置換基を有する。好適ヒンダードアミンは、各アミン
基に対し少なくとも1個のオルト位置が水素またはメチ
ル置換基を有するようなものである。特に好適なアルキ
ルヒンダードアミンは、アミン基に対するオルト位置の
少なくとも3個がアルキル置換基を有するものである。
これらのアルキルヒンダード芳香族ジアミンは単核また
は三核、三核もしくはそれ以上とすることができ、1個
の第一アミン基が各末端基芳香族核に結合したものであ
る。この種のアルキルヒンダード芳香族ジアミンの例は
メチレンビス(2,6−ジイツプロピルーアニリン)、
メチレンビス(2,6−ジニチルアニリン)、メチレン
ビス(2−メチル−6−ニチルーアニリン)などである
。好適アルキルヒンダード芳香族ジアミンはα、α′−
ビス(315−ジメチル−4−アミノフェニル)−p−
ジイソプロピルベンゼン(= HP T 1062)で
ある。
任意の液体モノ芳香族第一アミンを硬化剤(d)などと
して使用することができる。好ましくは液体芳香族アミ
ンはたとえばメチレンジアニリン2.4−ビス(p−ア
ミノベンジル)アニリンのようなジアミンであり、或い
はたとえばジエチルトルエンジアミン(l−メチル−3
,5−ジエチル2.4−ジアミノベンゼンと1−メチル
−3,5−ジエチル−2,6−ジアミノベンゼンとの混
合物)のような第2の液体ヒンダード芳香族アミンを単
独で或いは約20%の後記する反応性モノマー(たとえ
ばポリオールのアクリル酸もしくはメタクリル酸エステ
ル、トリメチロールプロパントリメタクリレート)と組
合せて使用され、この種の混合物はCA 9470とし
て入手できる。
アミン硬化剤(b)と(d)との合計量は組成物を硬化
させるのに充分な量とし、その際存在させる他の種類の
成分を考慮すると共に当業者により容易に決定すること
ができる。たとえば、この量はエポキシ樹脂に対し0.
5〜2.0化学当量のアミン(エポキシ基1個当り1個
のアミノ水素)とすることができる。芳香族ジアミン(
13)は、好適には全組成物の重量に対し5〜35重量
%の量で存在させる。
好適には、液体アミン(d)は全組成物に対し2〜25
重看%の量で存在させる。(bl対(d)の重量化は約
10:1〜約1:3の範囲で変化する。
任意慣用のアミン硬化促進剤を使用することができ、か
つエポキシ樹脂の硬化速度を増大させるのに有効な量で
存在させる。促進剤の使用は、加熱前に組成物を比較的
低い粘度にする。短時間加熱すると、促進剤は物質を室
温まで冷却した際に非粘着性固体を形成するのに充分な
架橋を促進する。架橋剤は比較的潜伏性であり、かつ全
樹脂系の固有粘度を増大させることによりプレプレグ形
成性を生ぜしめる。
適するトリー(ヒドロカルビル)スルホニウム塩は次の
一般式を有する: 〔式中、Rt、RzおよびR1はそれぞれ同一もしくは
異なる1〜18個の炭素原子を有するアルキルもしくは
アリール基を示し、かつXは基BP4゜PF6.AsF
h、5bFb+CF35Oa、2.4.6−トリニトロ
ベンゼンスルホネート、p−トルエンスルホネートなど
から選択される〕。
アルキルもしくはアリール基R,,R2およびR:lは
たとえば酸素、硫黄、ハロゲンなどの各種の置換基を有
することができる。
適するスルホニウム塩は特にトリエチルスルホニウムテ
トラフルオロボレート、メチルジフェニルスルホニウム
テトラフルオロボレート、エチルジフェニルスルホニウ
ムテトラフルオロボレート、アリルジメチルスルホニウ
ムテトラフルオロボレート、アリルビス(2−(アリル
オキシ)エチル)スルホニウムテトラフルオロボレート
、トリメチルスルホニウムへキサフルオロホスフェート
、エチル−(2−ヒドロキシエチル)(2−エチルチオ
)エチル)スルホニウムテトラフルオロボレートおよび
(2−エチルチオ)エチルスルホニウムテトラフルオロ
ボレー) (RSM 537として市販されている)を
包含する。
一般に、トリアルキル−スルホニウム塩の触媒量が使用
され、すなわちエポキシ樹脂に対しo、oot〜10重
量%、好ましくはエポキシ樹脂に対し0.03〜5重量
%である。
存在させるアミン硬化促進剤の量は変化しうるが、一般
にエポキシ樹脂に対し0.50〜2.0当量のアミン、
好ましくはエポキシ樹脂の各当量当り0.75〜1.2
5当量のアミンの範囲であり、これは硬化剤および硬化
条件に応じて変化することができる。
本発明の組成物は、さらに少なくとも1種の反応性モノ
マー(elをも含有する。ビニル芳香族モノマー、エチ
レン系不虞包和カルボン酸のエステル、エチレン系不飽
和カルボン酸のアミド、ポリオールのポリアクリル酸エ
ステル、ポリオールのポリメタクリル酸エステル、シア
ノ含有化合物、ビニルエステル、ビニルアミド、アリル
含有化合物、好ましくは325未満の分子量を有する低
分子量エチレン系不飽和モノマーを包含する任意慣用の
反応性モノマーを使用することができる。反応性子ツマ
−は一般に少なくとも1個のビニル不飽和部位を有する
脂肪族もしくは芳香族モノマーである。不飽和芳香族モ
ノマーの例はたとえばスチレン、α−メチルスチレン、
p−メチルスチレン、ハローおよびニトロ−置換スチレ
ン、たとえばビニルトルエン、クロルスチレン、ブロモ
スチレン、ニトロスチレン、ジビニルベンゼン、t−ブ
チルスチレン、2−ビニルピリジンおよびビニルナフタ
レンを包含する。スチレンが好適ビニル芳香族モノマー
である。
反応性子ツマ−はたとえばアクリル酸、メタクリル酸、
クロトン酸、α−フェニルアクリル酸、α−シクロヘキ
シルアクリル酸、マレイン酸、シアノアクリル酸および
メトキシアクリル酸のようなエチレン系不飽和カルボン
酸のエステルもしくはアミドとすることができる。これ
らエステルの例はメタクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、メタクリ
ル酸イソブチル、アクリル酸2,3−ジブロモプロピル
およびメタクリル酸ペンタクロルフェニルを包含する。
さらに反応性上ツマ−には、2個以上の末端アクリレー
トもしくはメタクリレート基を有するポリオールのポリ
アクリル酸およびポリメタクリル酸エステル、たとえば
アルキレングリコール、ポリオキシアルキレングリコー
ル、脂環式グリコールおよび高級グリコール、たとえば
エチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラ
メチレングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキ
サンジオール、トリメチロールエタン、トリメチロール
プロパンおよびペンタエリスリトールのアクリレートお
よびメタクリレートも包含される。
典型的には、この種の不飽和上ツマ−はトリメチロール
プロパントリアクリレート、トリメチロ−メタクリレー
ト、テトラメチレングリコールジメタクリレート、エチ
レングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコ
ールジメタクリレートおよび1.6−ヘキサンジオール
ジアクリレートを包含する。好適エステルはネオペンチ
ルグリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート、トリメチロールプロパントリア
クリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレートお
よび1,3−ブチレンジメタクリレートである。
不飽和カルボン酸アミドの例はアクリルアミド、N、N
’−ジメチルアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミ
ド、N−イソプロピルアクリルアミドおよびN、N’−
ジメチルメタクリルアミドを包含する。
反応性七ツマ−は、たとえばアクリロニトリル、メタク
リレートリルおよびハロゲン化アクリロニトリルのよう
なシアノ含有化合物とすることもできる。
反応性モノマーは、たとえば酢酸ビニル、安息香酸ビニ
ル、アジピン酸ジビニル、N−ビニルピロリドン、N−
ビニルアセタミドおよびN、Nジビニルアジパミドのよ
うなビニルエステルまたはアミドとすることもできる。
反応性モノマーは、たとえばジアリルフタレート、トリ
アリルイソシアヌレート、ジアリルイソフタレートおよ
びアリルジグリコールカーボネートのようなアリル含有
モノマーとすることもできる。
さらに、反応性モノマーは1種もしくはそれ以上の上記
七ツマ−の混合物とすることもできる。
たとえばスチレンのようなビニル芳香族モノマーと、た
とえばトリメチロールプロパントリメタクリレート(T
MPTMA)のような多官能性メタクリレートとの混合
物が好適である。成る場合には、アミン中)もしくは(
d)との混合物としてさらに反応性七ツマ−が追加され
る。
一般に、全反応性モノマーは、組成物の粘度を所望レベ
ルまで低下させるのに有効な量で組成物中に存在させる
。一般に、反応性モノマー稀釈剤を全組成物の重量に対
し0.5〜15重量%、好ましくは0.5〜IO重量%
の量で存在させる。
ペルオキシド遊離基重合開始剤(f)は、反応性七ツマ
−を架橋させるのに有効な量で存在させる。この種の開
始剤の例はベンゾイルペルオキシド、【−ブチルヒドロ
ペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシド、過酸化水
素、過硫酸カリウム、メチルシクロへキシルペルオキシ
ド、クメンヒドロペルオキシド、アセチルベンゾイルペ
ルオキシド、ジクミルペルオキシド、2.5−ビス(t
−ブチルペルオキシ) −2,5−ジメチルヘキサンな
どを包含する。ペルオキシドは好ましくは脂肪族ペルオ
キシド、特に2,5−ビス(t−ブチルペルオキシ) 
−2,5−ジメチルヘキサン(ルベルツルー101)で
ある。ペルオキシド遊離基開始剤の世は、存在させるビ
ニルモノマーの種類および量並びに開始剤の種類、さら
に所望の最終的性質に応じて広範囲に変化することがで
きる。一般的に、ペルオキシド遊離基開始剤の量は、大
抵の目的には、全組成物の重量に対し0.0001〜1
0重壇%、好ましくは0.0001〜5重量%の範囲内
である。
一般に七ツマ−は、このモノマーの尚早な重合を防止す
るのに有効な量の重合阻止剤を含有し、一般にその量は
モノマーの重量に対し0.5重量%未満、一般に0.2
重世%未満である。適する阻止剤の例は第三ブチルカテ
コール、ベンゾキノン、ハイドロキノン、フ、−ノチア
ジンなどを包含する。
本発明の組成物は、たとえば自動車部品、コーチングお
よび電気積層体のような構造用途にシート成形用組成物
として有用である。この組成物は、たとえば細断ガラス
、ガラス繊維、炭素繊維などの繊維強化剤をマット、布
もしくは連続繊維の形態でたとえばエポキシ樹脂系によ
り含浸させる繊維強化複合体の用途に適している。一般
に、含浸された繊維を比較的緩和な熱処理(rB−段階
」)にかけて、樹脂を可撓性の非粘着状態、すなわち「
プレプレグ」まで部分硬化させる。次いで、プレプレグ
を高められた温度および圧力で処理して、樹脂を硬質の
非可撓性状態まで完全硬化させる。
複数のプレプレグを積層しかつ硬化させて、回路板に用
途を有する積層体を形成することもできる。
この種の多くの方法は、この種の目的につき当業界にて
公知である。この種の電気用途には、難燃性および高い
Tgの性質が重要である。本発明の組成物はB−段階の
複合体を引出すための硬化・ト主二ポキシ樹脂系を提供
し、この複合体はたとえば僅かな傾斜もしくは捩りのよ
うな僅かに異なる形状を加熱金型内に入れた際に形成す
る流動能力を持ったポスト成形条件にて引出グイから排
出することができる。
〔実施例〕
以下、限定はしないが本発明を実施例によりさらに説明
する。
大止桝上 簡単な試験を用いて、プレプレグ形成性および得られる
安定性を決定した。この手順は、加熱された熱板表面に
対し密接状態に保つよう設計された枠にアルミニウム箔
を入れることである。0.5gの液体エポキシ樹脂(エ
ピコート825)を箔/熱板の上に載置し、かつ選択さ
れた時間にわたり加熱した。次いで、枠と箔と樹脂とを
熱板から外し、かつ直ちに冷金属板上に載置して急冷し
た。
急冷後に非粘着性固体を形成すれば、この材料はプレプ
レグ形成性であると考えられる。安定性は、次の手順に
より測定した二部分反応しかつ急冷された樹脂を室温で
熟成させた。熟成材料が熱板上に再び載置された後に流
動すれば、これは安定性試験を合格する。
下記第1表に示した樹脂100部当りの成分の部数(重
量基準)にて、エポキシ樹脂組成物を作成した。たとえ
ば組成物1は、100部のエビコ−)825を125℃
にて40部のα、α′−ビス(3,5−ジメチル−4−
アミノフェニル)−p−ジイソプロピルベンゼンおよび
示したその他の成分と混合し、かつこの混合物を125
℃で攪拌して極めて高粘度の配合物を得ることにより作
成した。80℃未満の温度で、この配合物は半固体を形
成した。
註(1)混合温度。エピコート825を125℃まで加
熱した;HPT 1062を添加する際120〜130
℃で攪拌しながら加熱を続けた。完全溶解するには30
分間を要した。他の成分は全て液体であり、かつ使用温
度まで冷却された系として添加した。溶液mlの場合、
CA9470を60℃にて添加し、次いでスチレンとR
SM 537とルベルツル101とを40℃で添加した
(2)  ブルックフィールド型コーンおよびプレート
粘度計を用い、一定温度の浴により測定した粘度。
(3)初期粘度が2倍となる時間として決定した可使時
間。25℃の可使時間はプル°ツクフィールド粘度計を
用い少試料のアダフ0夕と温度制御浴を用いて決定した
(4)ゲル化時間は2つの数値で示した:第1の数値は
初期のゲル形成に対する時間であり、第2の数値は完全
固化に対する時間である。
樹脂系が温度耐性の要求に合格するかどうかを評価し、
かつ他の数種の重要な物理特性を測定するため、第1表
に示した組成物を用いて注型物を加工した。これら特定
の組成物は、三変量平衡統計学的設計を用いて選択した
。2種の組成物の変量は肝T 1062の含有量(全H
PT 1062/CA 9470含有量に対する)およ
び促進剤R3M 537含有量とした。
(11且旦エユエエ:これらの特性は、促進剤含有量に
より最も顕著に影響を受けた。高促進剤/高肝T 10
62fi度にて、最高の数値が見られた。
(2)■玉鬼N:高促進剤含有量にて、この特性はHP
T 1062含有量に対し比較的鈍感であった。高HP
T 1062/低促進剤濃度にて、最高の数値が見られ
た。
(3)W張体グ率:低肝T 1062含有量にて、この
特性は促進剤含有量に対し比較的鈍感である。引張強さ
と同様に、高HBT /低促進剤濃度にて最高の引張率
の数値が見られた。
(4)圧植歪カニ高HPT 1062含有量にて、この
特性は促進剤含有量に対し比較的鈍感である。
ス新l汁l 数種の樹脂組成物(促進剤R5M 531?H度が相違
する)を作成した。第2表は、これら組成物に関する加
熱および熟成時間のプレプレグ安定性試験の結果を示し
ている。基本樹脂系はエピコート825  (100)
 /HPT1062 (28) /CA9470(14
2)/スチレン(2,9)/ルベルツル1O1(0,0
5)を含有し、ここで括弧内は重量部である。
熟成パネルのプレプレグ安定性に対し作用を示した主た
る変量は樹脂薄膜の厚さであった。樹脂薄膜が比較的厚
い個所において、この材料は箔表面上1;ゲル化した領
域を形成する大きい傾向を示す。
しかしながら、薄い樹脂領域は、長時間にわたり全体的
に熱可塑性を保つ傾向を有した。この相違は、樹脂の厚
い薄膜と薄い薄膜とにおける熱環境の差に起因すると思
われる。初期の加熱段階に際し、熱板の上方における空
気循環は薄膜をより低温に保ち(単位質量当り)、硬化
反応を遅くした。
しかしながら、厚い薄膜においては(同じ表面積と仮定
する)、空気循環による熱損失が低く (単位質量当り
)、かつ温度はゲル板温度に近づく(若干の発熱の可能
性さえ存在する)。
薄膜厚さの変化により生ずる不均一な観察を減少させる
べ(、熟成した薄膜を数日間毎に点検し、かつ7部評価
を用いた。評価システムは次の通りとした:F=180
℃の熱板上に載置した際に流動;P=部分ゲル化。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)液体エポキシ樹脂と、 (b)少なくとも2個の芳香族環を有するアルキルヒン
    ダード芳香族第一ジアミン硬 化剤と、 (c)トリヒドロカルビルスルホニウム塩と、(d)液
    体モノ芳香族第一アミン硬化剤と、(e)反応性モノマ
    ーと、 (f)ペルオキシド重合開始剤と からなることを特徴とする硬化性エポキシ樹脂組成物。
  2. (2)液体エポキシ樹脂が二価フェノールのジグリシジ
    ルエーテルである請求項1記載の組成物。
  3. (3)アルキルヒンダード芳香族第一ジアミンが少なく
    とも2個の芳香族環を有するものであり、2個の第一ア
    ミン基が末端基芳香族核における非隣接炭素原子に対し
    直接結合し、かつ各アミン基に対する各オルト位置が1
    〜3個の炭素原子を持ったアルキル置換基を有する請求
    項1記載の組成物。
  4. (4)ジアミンがα,α′−ビス(3,5−ジメチル−
    4−アミノフェニル)−p−ジイソプロピルベンゼンで
    ある請求項3記載の組成物。
  5. (5)液体モノ芳香族第一アミンが2,4−トルエンジ
    アミン、ジエチルトルエンジアミンまたはメチレンジア
    ニリンである請求項1記載の組成物。
  6. (6)反応性モノマーがスチレンまたはトリメチロール
    プロパントリメタクリレートである請求項1〜5のいず
    れか一項に記載の組成物。
JP1213139A 1988-08-22 1989-08-21 硬化性エポキシ樹脂組成物 Pending JPH02113020A (ja)

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