JPH03103446A - プリプレグ - Google Patents

プリプレグ

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JPH03103446A
JPH03103446A JP23959589A JP23959589A JPH03103446A JP H03103446 A JPH03103446 A JP H03103446A JP 23959589 A JP23959589 A JP 23959589A JP 23959589 A JP23959589 A JP 23959589A JP H03103446 A JPH03103446 A JP H03103446A
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Kenji Kurimoto
栗本 健二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はブリブレグに関し、更に詳しくは機械的性質、
耐衝撃性、耐熱性及び耐湿熱性に(Iれたプリブレグに
関するものである。
本発明のブリブレグから得られる複合材料は航空機を始
め電気、電子、自動車、一般工業用途に使用しうるもの
である。
〔従来の技術〕
従来、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維等を用いて
複合材料を製造する場合、複合材料用マトリックス樹脂
としてはエポキシ樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹
脂を用いてブリプレグを作製し、その後、該プリブレグ
を積層し、熱硬化する方法が広く用いられている。
しかし乍ら、エポキシ樹脂、フェノール樹脂の大きな欠
点として、比較的耐熱性が高いものの、マトリックス樹
脂としては伸びが小さいために炭素繊維、ガラス繊維、
アラミド繊維等に追従できず、充分に強化繊維の性能を
引き出せないことが多い。また、比較的耐熱性が高いも
ののの高粘度、固体状のものが多いため、溶剤を用いな
ければならない。この場合、溶剤成分の除去が充分にで
きないために、ブリプレグから得られる複合材料は気泡
の混入、残存溶剤等によるa械的強度の低下等を招くこ
とが多い。更に、溶剤を用いるためにコストの増大を招
く。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、エポキシ化合物の優れた性質を生かし
ながら、前述のような欠点を改良して、更に低粘度で作
業性に優れ、優れた機械的性質、耐衝撃性、耐熱性及び
耐湿熱性を有するブリブレグを提供することにある. 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは前記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結
果、本発明に到達したものである。
即ち、本発明の第1は、下記の威分(A)〜(F)から
なり、(A)と(B)の合計量中(A)が5〜90重量
%、(B)が95〜10重κ%であり、かつ(C)が(
A)と(B)の合計量100重量部当たり1〜100重
量部であることを特徴とするプリプレグである。
(A)1分子当たり平均して1個より多くのエポキシ基
を有するエポキシ樹脂、 (B)1分子中に少なくとも1つのエポキシ基と少なく
とも1つのビニル基とを有する化合物、 (C)1分子当たり平均して1個より多くのビニル基を
有する化合物、 (D)硬化剤、 (E)ラジカル重合開始剤、 (F)強化繊維。
本発明の第2は、上記成分(A)〜(F)からなる混合
物において、戒分(B)及び/又は戒分(C)のビニル
基のラジカル重合反応と成分(A)及び/又は成分(B
)のエポキシ基と硬化剤の反応のいずれかを先行して反
応させてBステージ化させたことを特徴とするブリプレ
グをそれぞれ内容とするものである。
以下、本発明を詳しく説明する。
本発明に用いられる1分子当たり平均してl個より多く
のエポキシ基を有するエポキシ樹脂〔成分(A)〕とし
ては、1分子当たり平均して1個より多くのユボキシ基
を分子未端に有するものであればよい。なかでもビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキ
シ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、グリシジル
アミン型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ
樹脂、環式脂肪族エポキシ樹脂の群から選ばれるエポキ
シ樹脂が適度な架橋密度と伸び、耐熱性、粘度に見られ
る扱い易さ等の点で好ましい。このようなエポキシ化合
物としては、例えば、ビスフェノールAジグリシジルエ
ーテル、ビスフェノールFジグリシジルエーテル、ビス
フェノールSジグリシジルエーテル、N,N,N’ N
’ −テトラグリソジルジアミノジフェニルメタン、p
−アミノフェノール又はm−アミノフェノールのトリグ
リシジル化合物、m−キシレンジアミンのテトラグリシ
ジル化合物、テトラヒドロフタル酸ジグリシジルエステ
ル、p−オキシ安息香酸ジグリシジルエステル、ダイマ
ー酸グリンジルエステル、アリサイクリノクアジペート
ジグリンジルエーテル、アリサイクリノクカルボキシレ
ートジグリンジルエーテル1gが挙げられる6これらの
成分(A)4i単独で用いてもよく、2種以上併用して
もよい。
本発明に用いられる1分子中に少なくとも1つのエポキ
シ基と少なくとも1つのビニル基とを有する化合物〔成
分(B)〕としては、1分子中に少なくとも1つのエポ
キシ基と少なくとも1つのビニル基とを有していれば用
いることができる.jffi分(B)は、エポキシ基と
ビニル基とを有しているため、エポキシ樹脂〔戒分(A
)〕と硬化剤〔成分(D)〕との反応によってできる重
合網目と、1分子当たり平均して1個より多くのビニル
基を有する化合物〔戒分(C〉〕のビニル基のラジカル
重合反応によってできる重合網目との橋かけ刑として作
用するために、エポキシ化合物〔成分(A)〕と硬化剤
〔成分(D)〕との反応と、1分子当たり平均してl個
より多くのビニル基を有する化合物〔成分(C)〕のラ
ジカル重合反応のいずれかを先行させても相溶性の向上
を助長し、その結果、該2つの網目間の相互侵入高分子
網目の形或を助長し、機械的性質、耐熱性、耐衝撃性な
どにおける物理的相互作用を発現させる.前記威分(B
)のうちの好ましいものとしては、たとえば構造式(1
)、(2)または(3)で表わされる化合物やグリシジ
ルメタクリレート等があげられる、成分(B)は単独で
用いてもよく、2種以上を併用してもよい, (式中、R,は水素原子またはメチル基である。)(式
中、R2は水素原子またはメチル基であり、nは1また
は2である。) (式中、R.,R,はそれぞれ独立に水素原子またはメ
チル基であり、n, mは0または1〜2の(3) 整数であり、n,mの少なくとも1つは1以上である.
) 構造式(1)、(2)または(3)で表わされるエポキ
シ化合物は、たとえばフェノール性水酸基を少なくとも
1個有する芳香族炭化水素化合物とN−メチロールアク
リルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N−メ
チロールアクリルアミドのアルキルエーテルまたはN−
メチロールメタクリルアミドのアルキルエーテルを酸触
媒の存在下で縮合させ、さらにこの縮合反応生底物にエ
ビクロルヒドリンを相間移動触媒の存在下に反応させる
ことによって得られる。
上記のフェノール性水酸基含有芳香族炭化水素化合物と
して2,6−キシレノールを用い、N−メチロールアク
リルアミドまたはN−メチロールメタアクリルア弓ドと
反応させた場合には構造式(1)で表わされるエポキシ
化合物を得ることができる。また同しくフェノール性水
酸基含有芳香族炭化水素化合物としてオルトクレゾール
を用い、N−メチロールアクリルアミドまたはN−メチ
ロ一ルメタアクリルア逅ドと反応させた場合には構造式
(2〉で表わされるエポキシ化合物を得ることができる
。また、同じくフェノール性水酸基含有芳香族炭化水素
化合物としてビスフェノールAを用い同様に反応させた
場合には構造式(3)で表わされるエポキシ化合物を得
ることができる.グリシジルメタクリレートとしては、
例えば市販品の日本油脂■製のブレンマーGなどが用い
られ得る。
本発明のプリプレグにおいて、成分(A)と戒分( B
 )の使用量は、成分(A)と成分(B)の合計量中、
成分(A)が5〜90重量%、成分(B)が95〜IO
重量%である.7i!分(A)が5重量%より少ないと
硬化時の収縮が大きくなり機械的性質が損なわれる。威
分(A)が90重量%より多いと短時間のうちに適正な
ブリプレグシ一トが得られない、高温でエポキシ化合物
と硬化剤の反応を起こさせ生産性ヲ1;I1上させよう
とすると、戒分(A)〜(E)の混合物の全体の反応率
も同時に向上し、2次加工するとき適正な流動性を有す
るブリプレグシ一トが得られない、などの問題点を招く
本発明に用いられる1分子当たり平均して1個より多く
のビニル基を有する化合物〔戊分(C)〕としては、1
分子当たり平均してl個より多くのビニル基を有する化
合物であれば用いることができる。該成分(C)がもっ
ているビニル基のラジカル重合反応によってできる重合
網目は、成分(B)の効果により機械的性質、耐衝撃性
を向上させる。また、ビニル基のラジカル重合反応が先
行した場合、ビニル基のラジカル重合反応によってでき
る重合網目が連続相を形成しやすくなり、該重合網目の
性質が発現しやすくなるため、機械的性質、耐衝撃性、
更には耐熱性の点でバランスがとれていることが必要で
ある。更に、エポキシ化合物〔戊分(A)〕と硬化剤(
成分(D)〕との反応が先行して重合網目を形威した場
合、化合物[成分(C)]との相溶性を有するため、エ
ポキシ化合物〔戒分(A)〕と硬化剤〔成分(D)]と
の反応によってできる重合網目中に保持された状態でビ
ニル基のラジカル重合反応が進行し、その結果、ja砧
的性質、耐衝撃性などにおける物理的相互作用を発現さ
せる。前記威分(C)のうち好ましいものとしては、例
えば、構造式(4)、(5)、(6)、(7)、(8)
、(9)及び(10)で表わされる化合物が挙げられる
OH         O}1         ( 
4 )(式中、R,,Rhはそれぞれ独立に水素原子ま
たはメチル基であり、R,は2価の有機基を表わす。) Re        Rs I −O−{− Cll−Ctlz−0→−F−Cll−C
Hz−0    ( 6 )(式中、R,は水素原子ま
たはメチル基、Xはアルキル基、アルコキシ基またはハ
ロゲン基、nは0または19以下の整数、mは0または
9以下の整数を表わす。) (式中、R9,Rl。はそれぞれ独立に水素原子または
メヂル基である。) ?式中、R,,,R.■はそれぞれ独立に水素原子また
はメチル基である。) (式中、R13+  R14はそれぞれ独立に水素原子
またはメチル基であり、nは1〜10の整数である.) 構造式(4)、(5)、(6)及び(7)で表わされる
化合物は、グリシジルエーテルタイプのエポキシ樹脂と
アクリル酸またはメタクリル酸とを用い、付加反応させ
ることで容易に得ることができる。このような化合物の
市販品としては、例えば共栄社油脂化学工業■製のエポ
キシエステル70PA,同200PA,同4 0 0 
PAなどがある。構造式(8)で表わされる化合物は、
構造式(1)で表わされる化合物とアクリル酸またはメ
タクリル酸とを用い、付加反応をさせることで容易に得
ることができる。構造式(9)で表わされる化合物は、
N−メチロールアクリルア案トまたはN−メチロールメ
タアクリルアミドとアルキルフェノールとを用い酸触媒
の存在下で縮合し、ついでエピハロヒドリンと脱ハロゲ
ン化水素反応を行なう。そして多価フェノールと混合し
トリフヱニルホスフィン等を触媒として加熱、撹ノ↑す
ることで得られる。構造式(lO)で表わされる化合物
は、無水フタル酸とジエチレングリコールとを用い、エ
ステル化反応を行なわせることで容易に得ることができ
る.このような化合物の市販品としては、例えば東亜合
戒化学工業■製のアロニックスM6100などがある。
これらの戒分(C)は単独で用いてもよく、2種以上を
併用してもよい。
本発明のブリブレグにおいて、成分(C)の使用置は威
分(A)と成分(13)の合計量100重量部当たり1
〜100重量部である。1重量部より少ないと目的とす
る特性が得られず、100重量部より多いと硬化収縮が
大きくなり、機械的性質の低下を招く。
本発明に用いられる硬化剤〔成分(D)〕は成分(A)
と成分(B)に作用してエポキシ重合網目の形戒を助長
するものであり、反応速度、硬化物の物性について所望
する目的に応じて、ポリアミン、ポリアミド、二塩基酸
、二塩基酸無水物、イごダゾール類、アミン錯体などの
中から選ぶことができる。耐熱性の向上のためには、た
とえば無水メチルテトラヒドロフタル酸、無水メチルナ
ジック酸、無水メチルへキサヒドロフタル酸なとの二塩
基酸無水物、2−メチルイξダゾール、2一エチル−4
−メチルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾールな
どのイ藁ダゾール、4.4’ージアミノフェニルメタン
、4,4′−ジアミノジフェニルスルホン、メタフェニ
レンジアミンなどの芳香族ジアミン、三フフ化ホウ素一
モノエチルアミン錯体、三フフ化ホウ素一ジェチルアミ
ン諸体などの潜在性硬化剤などが好ましい。反応速度の
向上のためには、ジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラξン、イソホロンジアもンなどの脂肪族ポリアミ
ンが好ましい。これらの戒分(D)は単独で用いてもよ
く、2種以上を併用してもよい。使用量は特に制限はな
いが、酸無水物系硬化剤、芳香族ジアミン系硬化剤及び
脂肪族系硬化剤などの場合、威分(A)と成分(B)を
合わせたものの1エポキシ当量に対し0.5〜1.2当
量用いるのが好ましく、特性上、バランスのとれた硬化
物を与えるためには0. 6〜1.0当量が更に好まし
い。イミダゾール類及び潜在性硬化剤などの場合、戒分
(A)と戊分(B)との合計量100重量部に対し0.
 1〜30重量部用いるのが好ましく、特性上、バラン
スのとれた硬化物を与えるためには、1〜15重量部が
更に好ましい。本発明においては、必要に応じてエポキ
シ化合物〔成分(A)〕と硬化剤〔成分(D)〕の反応
を促進させる硬化促進剤を添加してもよい。硬化促進剤
としては、一般に知られているものが任意に使用できる
。たとえば尿素類、ホスフィン類などが挙げられる。
本発明に用いられるラジカル重合開始剤[成分(E)]
は加熱、紫外線照射などによりラジカルを発生し、成分
(B)や成分(C)のラジカルfハ合開始剤として作用
する。該ラジカル重合開始剤は特に制限はなく、ラジカ
ル開始剤として一般に知られているものが使用でき、例
えばt−プチルパーオキシベンゾエート、ジー仁一プチ
ルパーオキサイド、L−プチルハイドロパーオキサイド
、1,l−ビス(L−プチルパーオキシ)シクロヘキサ
ン、アセトフエノン、ペンゾフェノンなどが挙げられる
.これら戒分(E)は単独で用いてもよく、2種以上を
併用してもよい.戒分(E)の使用量に特に制限はない
が、少なすぎるとラジカル重合反応を行なわせる効果が
充分得られず、多すぎると急激な反応による焼け、気泡
の発生などが起こりやすくなるなどの点から、本発明の
威分(A)、(B)及び(C)の合計量100重量部に
対し0.1〜10重量部が好ましく、0.3〜5重量部
が更に好ましい。
本発明に用いられる強化繊維(F)は特に制限はなく、
一般に知られているものが用途などに応して用いること
ができ、例えばガラス繊維、力一ボン繊維、アラミド繊
維、ナイロン繊維、ビニロン繊維、ポリエステル繊維、
ポリアリレート繊維、超高分子量ポリエチレン繊維、ア
ルミナ繊維、炭化ケイ素繊維、ボロン繊維、チラノ繊維
、チタン酸カリウムのウイスカ一などが挙げられる。
本発明のブリプレグを得るに際して、強化繊維(F)の
使用量は特に制限はないが、容積比率は初期の段階で成
分(A)〜(F)の合計量を100 volXとした場
合に30〜75voHの範囲が適当である。
本発明の成分(A)〜(F)以外に、用途などに応じて
さらに水酸化アルミニウムなどの充填材、ハロゲン化合
物、三酸化アンチモンなどの難燃剤、カップリング剤類
、着色剤類、モノエポキシ化合物、スチレンモノマーな
どの反応性希釈剤、アセトン、塩化メチレンなどの溶剤
などを添加してもよい。
本発明のブリプレグを得るには、室温またはそれよりも
高い温度で強化繊維〔成分(F)〕に成分(A)、(B
)、(C)、(D)及び(E)の混合物を含浸させてシ
ート状にしたものを、離型用シートではさんでサンドイ
ンチ状にし、室温またはそれよりも高い温度で熟成する
。そして、90〜150゜Cの温度範囲で加熱しBステ
ージ化させる方法、または280〜400nmの波長を
発生するランプ、例えば高圧水銀灯、メタルハライドラ
ンプなどを用いてBステージ化させる方法によるのがよ
い。
かかる手法で得られた本発明のブリプレグは、加熱圧縮
成形により所望の戊形吻を与える。この際、必要に応し
、成形金型から取り出した後、さらに後硬化させること
もできる. 〔実施例〕 以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが
、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例l 第1表に示す化合物を表中に示す割合で用い、成分(C
)と成分(D)を室温で混合したのち、さらに成分(A
)、成分(B)を加え混合した。
次いで、ペンジノレメチノレイごダゾーノレ(冫由化シ
ヱルエポキシ■製、BMI−12)を成分(A)、(B
)、(C)及び(D)の合計i100ffifi!部に
対し2.0重量部加え、さらに成分(E)を加え均一に
溶解混合して混合物を調製した。ロービング状のカーボ
ン繊維基材である成分(F)に、上記の如く調製した混
合物を含浸させシート状としたのち、室温でl時間P威
した。そして120℃の温度で20分間加熱しブリプレ
グシ一トを得た.得られたブリプレグシ一トをS−■と
する。
実施例2 ロービング状のカーボン繊維基材をロービング状のガラ
ス繊維基材に変えた他は、実施例lと同様にしてブリプ
レグシ一トを得た.得られたブリブレグシ一トをS−2
とする。
実施例3 ロービング状のカーボン繊維基材をロービング状のアル
ミナ繊維基材に変えた他は、実施例lと同様にしてブリ
ブレグシ一トを得た。得られたブリプレグシ一トをS−
3とする。
実施例4 第1表に示す化合物を表中に示す割合で用い、成分(A
)と戒分(C)を室温でl昆合したのち、100゜Cで
溶融させた戒分(B)に成分(D)を加え70゜Cで均
一に溶解させた混合液に加えて均一に溶解させた。次い
で、ペンジルメチルイミダプール(油化シエルエポキシ
■製、BMI−12)を成分(A)、(B)、(C)及
び(D)の合計量100重量部に対し2.0重量部加え
均一に混合させたのち、成分(E)を加えて均一に溶解
させて混合液を調製した。得られた混合液をロービング
状のカーボン繊維基材である成分(F)に含浸させシー
ト状としたのち、室温で1時間熟成させた.そして、1
20゜Cの温度で20分間加熱しブリプレグシ一トを得
た。得られたブリプレグシ一トをS−4とする。
比較例 第1表に示す化合物を表中に示す割合で用い、成分(A
)と成分(D)及びヘンジルメチルイミダゾール(油化
シェルエボキン味製、BMI−12)を戒分(A)と成
分(D)の合計星100重量部に対し2.0重世部加え
、均一に溶解させて混合7夜を調製した。該混合物をロ
ービング状のカーボン繊維基材に含侵させたのち、室温
で1時間朝或させた。そして、実施例4と同様の方法で
ブリプレグシ一トを得た。得られたブリプレグシ一トを
K−1とする。
試験例 実施例1〜4で得られたブリプレグシ一トS1、S−2
、S−3及びS−4について表面乾燥性、貯蔵安定性、
樹脂含有量を調べたところいずれも良好であった。K−
Iのブリプレグシ一トは表面がべとつき、良好な表面乾
燥性が得られなかった。
更に、前記ブリプレグシ一トを積層し、圧力50 kg
/cd,温度140゜Cでl時間プレスし、積層板(厚
み約1.8(1))を得た。それぞれについて、曲げ特
性(強度と弾性率)をJIS K 7074に従い、室
温で測定した。これらの結果を第2表に示す。
(注) エビコート828二油化シェルエポキシ■製のビスフエ
ノールAジグリシジルエーテル AXE :アクリルアごドエポキシ GMA :ブレンマーG1日本油脂■製のグリシジルメ
タクリレート 7 0 PA :エポキシエステル70PA,共栄社油
脂化学工業■製のブロビレングリコールジグリシジルエ
ーテルジアクリレート NMA :日立化或工業■製の無水メチルハイくツク酸
(無水メチルナジック酸) バーブチルZ:日本油脂■製のt−プチルパーオキシベ
ンゾエート パーブチルH:日本油脂■製のt−プチルハイドロパー
オキサイド BMI−12:油化シエルエポキシ■製のペンジルメチ
ルイミダゾール カーボン繊維:東邦レーヨン■製のベスファイトHTA ガラス繊維:日本板硝子■製のマイクログラスロービン
グRER5B−RD2 アルミナ繊維:住友化学工業■製の住友アルミナ繊維、
SX−11−0.5K 第    2    表 率サンプルが得られず測定できなかった.〔発明の効果
〕 本発明のプリプレグは作業性が良好で容易に製造できる
という利点を有し、しかも戒形して得られた積層板は、
第2表に示す結果からも明らかなように、機械的性質に
優れている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の成分(A)〜(F)からなり、(A)と(B
    )の合計量中(A)が5〜90重量%、(B)が95〜
    10重量%であり、かつ(C)が(A)と(B)の合計
    量100重量部当たり1〜100重量部であることを特
    徴とするプリプレグ; (A)1分子当たり平均して1個より多くのエポキシ基
    を有するエポキシ樹脂、 (B)1分子中に少なくとも1つのエポキシ基と少なく
    とも1つのビニル基とを有する化合物、 (C)1分子当たり平均して1個より多くのビニル基を
    有する化合物、 (D)硬化剤、 (E)ラジカル重合開始剤、 (F)強化繊維。 2、成分(A)がビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビ
    スフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エ
    ポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、グリシ
    ジルエステル型エポキシ樹脂、環式脂肪族エポキシ樹脂
    の群から選ばれる少なくとも1種である請求項1記載の
    プリプレグ。 3、成分(B)が次の構造式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、R_1は水素原子またはメチル基である。)で
    表わされる化合物である請求項1記載のプリプレグ。 4、成分(B)が次の構造式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (式中、R_2は水素原子またはメチル基であり、nは
    1または2である。) で表わされる化合物である請求項1記載のプリプレグ。 5、成分(B)が次の構造式(3) ▲数式、化学式、表等があります▼(3) (式中、R_3、R_4はそれぞれ独立に水素原子また
    はメチル基であり、n、mは0または1〜2の整数であ
    り、n、mの少なくとも1つは1以上である。) で表わされる化合物である請求項1記載のプリプレグ。 6、成分(B)がグリシジルメタクリレートである請求
    項1記載のプリプレグ。 7、成分(C)が次の構造式(4) ▲数式、化学式、表等があります▼(4) (式中、R_5、R_6はそれぞれ独立に水素原子また
    はメチル基であり、R_7は2価の有機基を表わす。) で表わされる化合物である請求項1記載のプリプレグ。 8、構造式(4)で表わされる成分(C)の有機基R_
    2が次の一般式(5)、(6)及び(7)から選ばれる
    1種である請求項7記載のプリプレグ。 ▲数式、化学式、表等があります▼(5) ▲数式、化学式、表等があります▼(6) ▲数式、化学式、表等があります▼(7) (式中、R_8は水素原子またはメチル基、Xはアルキ
    ル基、アルコキシ基またはハロゲン基、nは0または1
    9以下の整数、mは0または9以下の整数を表わす。) 9、成分(C)が次の構造式(8) ▲数式、化学式、表等があります▼(8) (式中、R_9、R_1_0はそれぞれ独立に水素原子
    またはメチル基である。) で表わされる化合物である請求項1記載のプリプレグ。 10、成分(C)が次の構造式(9) ▲数式、化学式、表等があります▼(9) (式中、R_1_1、R_1_2はそれぞれ独立に水素
    原子またはメチル基である。) で表わされる化合物である請求項1記載のプリプレグ。 11、成分(C)が次の構造式(10) ▲数式、化学式、表等があります▼(10) (式中、R_1_3、R_1_4はそれぞれ独立に水素
    原子またはメチル基であり、nは1〜10の整数である
    。 で表わされる化合物である請求項1記載のプリプレグ。 12、成分(D)が酸無水物系硬化剤、芳香族ジアミン
    系硬化剤、脂肪族ポリアミン系硬化剤、イミダゾール類
    硬化剤、潜在性硬化剤の群から選ばれる少なくとも1種
    である請求項1記載のプリプレグ。 13、成分(A)〜(F)からなる混合物において、成
    分(B)及び/又は成分(C)のビニル基のラジカル重
    合反応と成分(A)及び/又は成分(B)のエポキシ基
    と硬化剤の反応のいずれかを先行して反応させてBステ
    ージ化させたことを特徴とするプリプレグ。
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