JPH02111805A - ステーブ式高炉の補修方法 - Google Patents

ステーブ式高炉の補修方法

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JPH02111805A
JPH02111805A JP26368488A JP26368488A JPH02111805A JP H02111805 A JPH02111805 A JP H02111805A JP 26368488 A JP26368488 A JP 26368488A JP 26368488 A JP26368488 A JP 26368488A JP H02111805 A JPH02111805 A JP H02111805A
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stave
cooling
furnace
staves
cooling metal
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JP26368488A
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Yoshichika Yanagibashi
柳橋 良親
Saburo Hara
三郎 原
Yasunori Tanizawa
谷澤 安則
Takahide Kuroki
黒木 隆秀
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ステーブ式高炉の補修方法に関する。
〔従来の技術〕
この種のステーブ式高炉において、炉の寿命末期になり
、炉内煉瓦が損耗し、また脱落し、ステーブが9出する
と、やがてステーブが炉内の高温ガスや装入物<VF、
結鉱、鉱石、コークスなど)と直接接触し、摩耗を受け
る。その結果、冷却が十分になされないステーブのコー
ナ一部や上下の接続部の鋳物部分が欠落損傷する。また
、ステーブの冷却パイプが何らかの原因で破れた場合に
おいても、冷却が十分なされない破断部近くの鋳物は損
傷が激しい。
このような状態になると、鉄皮が直接炉内に露出するた
め、鉄皮に熱クリープによる亀裂が発生し、ガス吹出し
事故を招く。
そこで、従来、この種のステーブの損耗が生じた場合、
たとえば特公昭61−16402号のように、装入物の
ストックレベルを当該損耗部以下に下げて、その損耗部
に対して、炉内より不定形耐火物を吹付けて簡易補修し
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この種の簡易補修では、冷却が十分になされな
い、高温での摩耗強度および壁への接着強度が十分でな
いことから、寿命は3〜6力月程度できわめて短い。
したがって、最終的にはステーブを取替えなければなら
ないが、工事費および工期が著しく嵩む。
このように、ステーブ式高炉におけるステーブの損耗に
対しては、未だ十分な対応ができないでいた。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、ステーブ式高炉において、ステーブ間の損
耗部にその形状に実質的に合わせた形状の冷却金物を、
その炉内面が健全ステーブとほぼ同一レベルとなるよう
に炉内より取付けるとともに、冷却金物の周囲に不定形
耐火物を設けることで解決できる。
〔作用〕
本発明では、ステーブの損耗は、冷却が十分になされな
いステーブ間においてまず生しることに漏み、そのステ
ーブ間に冷却金物を炉内より取付ける。これによって、
その冷却金物に冷却水を流通させれば、冷却金物が十分
に冷却され、長期間にわたってそれ自体の損耗が防止さ
れる。さらに、冷却金物の周囲には不定形耐火物を設け
るものであるため、鉄皮が炉内の高温ガスに曝されるこ
とがなく、鉄皮の亀裂などのトラブルを十分に防止でき
る。また、冷却金物は、ステーブ間に設けられるため、
装入物による摩耗がほとんどなく、たとえ一部健全なス
テーブより突出したとしても、冷却金物の冷却パイプが
ステーブ間にある限り、冷却パイプが破損することはな
く、かつ消耗が突出部のみに抑えることができる。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明をさらに詳説する。
いま、第2図のように、長期にわたるステーブ式高炉の
操業の結果、建設時の煉瓦面S0から煉瓦1が脱落した
り損耗し、一部のみが残存し、さらに、ステーブ2が建
設時のステーブ面S1より損耗したときにおいて、次の
ような補修がなされる。
すなわち、第4図のように、煉瓦が脱落し、冷却パイプ
2aを有するステーブ2A、2B間において、それらの
部分Pa、Pbが損耗し、鉄皮3が直接炉内の高温ガス
に曝されるようになったとき、冷却金物4をステーブ2
A、2B間に取付ける。
冷却金物4は、第7図および第8図に示すように、ステ
ーブ2A、2Bの損耗によって生じた損耗空間形状に実
質的に合わせた横断面形状、たとえば横断面台形状の鋳
鉄4A部分に冷却パイプ4Bを鋳包んだものである。
この冷却金物4は、第5図のように、補修前に、装入物
5のストックレベルを当該補修対象部より下げ、高炉炉
頂部のマンホール等から冷却金物4を補修対象部まで吊
り下げ、冷却パイプ4B端を予め鉄皮3に穿孔した引出
孔3aから炉外に引き出し、その端部を取付フランジ6
などを介して鉄皮3に固定することにより取付ける。次
いで、鉄皮3に穿孔した圧入孔3bから不定形耐火物7
を炉外から圧入し、その鉄皮3と冷却金物4との間、お
よび冷却金物4と残存ステーブ2A、2Bとの間に充填
する。必要により、炉内から残存ステーブ2A、2Bと
冷却金物4との間隙または圧入不定形耐火物表面、なら
びに冷却金物4の炉内面に対して不定形耐火物を吹付け
てもよい。
上記例において、冷却金物4の炉内面は残存(健全)ス
テーブ2A、2Bの炉内面と実質的同一とすればよく、
若干突出していても、引っ込んでいてもよい。しかしな
がら、冷却パイプ4Bは残存ステーブ2A、2Bの炉内
面より引っ込んでいることが好ましい。また、冷却金物
4の横断面は、当初のステーブ2,2の損耗に基く間隙
にほぼ対応していればよく、必らずしも前述のように台
形であることに限定されない。さらに、冷却金物4は、
その間隙の長手方向全長にわたることなく、その間隙に
長平方向に沿って複数個設けてもよい。しかも、縦方向
の間隙についても、本発明に係る冷却金物を取り付ける
ことができる。なお、損耗に基く、上記間隙形状は、た
とえば、装入物5のレベルを下げたときにおけるその損
耗部の写真撮影結果と建設時のステーブの製作図面とに
基いて判断できる。
〔実施例〕 次に実施例を示す。
第9図(a)のように、ステーブ21,21間を覆うよ
うに不定形耐火物Mを吹付けるとともに、ステーブ21
の表面より突出して耐火物M中と、ステープ21.21
間の耐火物M中とに、それぞれ熱電対を埋込んだ場合と
、第10図(alのように、ステープ21,21の端部
を切除し、そこに冷却金物4を設け、冷却金物4の長手
方向端と鉄皮がわ表面とに熱電対を取付け、それぞれ高
炉内に曝して温度の経時的変化を調べたところ、それぞ
れ第9図(blおよび第10図(b)のような結果を得
た。
したがって、従来例では2〜3力月後には、補修効果が
消失してしまうのに対して、本発明法によると、7力月
後であっても十分な耐久性を有することが判る。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、工費が低く、かつ短い時
間での補修が可能となるとともに、補修効果が高くかつ
長期にわたって持続するなどの利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の補修部分の要部縦断面図、第2図は補
修前の高炉の縦断面図、第3図は補修後の高炉の縦断面
図、第4図は補修前の要部縦断面図、第5図は冷却金物
の吊下し取付状態図、第6図は第1図の位置を異にする
縦断面図、第7図は冷却金物の斜視図、第8図はその取
付状態の水平断面図、第9図および第10図は従来法と
本発明法との比較を示すもので、それぞれ(a)は補修
態様縦断面図、(blは温度の経時変化グラフである。 l・・・残存煉瓦、2.2A、2B・・・ステーブ、3
・・・鉄皮、4・・・冷却金物、4A・・・鋳物、4B
・・・冷却パイプ、7・・・不定形耐火物。 第1図 第2図 第3 第 図 2Δ 〕 第 第 図 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステーブ式高炉において、ステーブ間の損耗部に
    その形状に実質的に合わせた形状の冷却金物を、その炉
    内面が健全ステーブとほぼ同一レベルとなるように炉内
    より取付けるとともに、冷却金物の周囲に不定形耐火物
    を設けることを特徴とするステーブ式高炉の補修方法。
JP63263684A 1988-10-19 1988-10-19 ステーブ式高炉の補修方法 Expired - Fee Related JPH0663013B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101585811B1 (ko) * 2014-12-22 2016-01-15 주식회사 포스코 노와 이의 마모 지연 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54131508A (en) * 1978-04-05 1979-10-12 Kawasaki Steel Co Repairing blast furnace body
JPS602607A (ja) * 1983-06-20 1985-01-08 Nippon Steel Corp 高炉炉壁補修方法
JPS6050106A (ja) * 1983-08-29 1985-03-19 Nippon Steel Corp 高炉炉壁補修方法
JPS60184608A (ja) * 1984-02-29 1985-09-20 Sumitomo Metal Ind Ltd 高炉炉壁補修方法

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