JPH02111598A - 静電複写画像修正用消しゴム - Google Patents

静電複写画像修正用消しゴム

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JPH02111598A
JPH02111598A JP26484588A JP26484588A JPH02111598A JP H02111598 A JPH02111598 A JP H02111598A JP 26484588 A JP26484588 A JP 26484588A JP 26484588 A JP26484588 A JP 26484588A JP H02111598 A JPH02111598 A JP H02111598A
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eraser
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thermoplastic elastomer
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好人 今泉
Yasuhiro Takahashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,静電複写法により形成された画像を修正する
ための消しゴムに関し、特に普通紙上に形成された静電
複写画像を修正するのに用いて好適な消しゴムに関する
ものである。
(従来の技術とその課題) 一般に紙の表面は紙繊維が折り重なることによって凹凸
を有しており、静電複写法による画″像はトナーと称さ
れる着色合成樹脂粉末の溶解固着したもので構成されて
いるため、トナーは紙繊維自体には浸透せずも。
この紙繊維の凹部にまで入りこんで固着しているために
通常の鉛筆用の消しゴムではこれを完全に消去できない
ものであった。
そこで従来は、これら画像を消去するために、主にカッ
ターナイフの刃先で消去したい部分を削り取る方法や、
砂消しゴムと称される研磨材入り消しゴムで該箇所を擦
過消去する方法が採用されていたが、これらによると、
手間がかかることや、力をいれて素早く紙面を摩擦しな
ければならず、作業性が悪いものであった.さらには紙
表面の繊維を剥ぎ取ることによって紙面を傷め,外観上
見栄えを悪くしたり、再筆記が不可能になったりするな
ど別の問題が生ずるものであった。
また、近年では、作業性、及び紙面をこする速度を早ぐ
し,消去能力を向上させるため、モーターの回転軸の延
長上に消しゴムを固定゛シ,モーターの回転で消しゴム
を回転させ、その回転する消しゴムを紙に接触させて消
去を行なう電動字消し器が登場してきている。
しかし、この字消し器を用いても、鉛筆用消しゴムでは
消去できないのはもちろん.砂消しゴムを使用した場合
には紙の傷みが激しく、紙を破、いてしまったりすると
いう問題があった。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は上記課題に鑑み、鋭意研究の結果、遂に本
発明を完成したものであり、すなわち、その要旨を硬度
(Hs、J IS  K6301)が70以上95以下
、引張り強度(JIS  K6301)が250kg/
ci以上500 kg/1ffl以下である熱可塑性エ
ラストマー樹脂を少なくとも含有してなることを特徴と
する静電複写画像修正用消しゴムとするものである。
以下、本発明を詳述する。
熱可塑性エラストマーとは、常温では加硫ゴムの性質を
示すが高温では可塑化されて通常のプラスチック加工機
で成形できる高分子材料であり、分子量に弾性を有する
ゴム成分(ソフトセグメント)と、塑性変形を防止する
分子拘束成分(ハードセグメント)の両方を有する。熱
可塑性エラストマーは大別してスチレン系、オレフィン
系、エステル系、ウレタン系、などがあるが、静電複写
画像を消去できる消しゴムを得るためには紙面に溶融固
着しているトナーを紙面から剥ぎ取るのに十分な強さを
持っている樹脂でなければならない。そのため、硬度が
70 (Hs、JIS  K6301)未満の樹脂では
軟らかすぎ、静電複写画像を形成しているトナーを削り
取ることができない6逆に硬度が95より大きい樹脂に
なると硬すぎてしまい、トナーを削り取ることはできる
ものの1紙Jl!維をも削ってしまい、紙を傷めてしま
う。
また、硬度が70以上、95以下の樹脂であっても、り
1張り強度(JIS  K6301)が250kg/f
f1未満のものは、こする力が消去すべきトナーに十分
に伝わる以前に消しゴム自体が摩耗してしまい、画像を
消去することができない、また、500kg/aJより
大きいものになると、消しゴムが強くなりすぎ、紙を傷
めたり、消し屑が出なくなってしまう。従って、静電複
写画像を消去するためには硬度が70以上95以下。
引張り強度が250kg/−以上500kg/cd以下
テある熱可塑性エラストマーを使用しなければならない
このような熱可塑性エラストマーの具体例をあげると。
クレイトンG1650 (硬度75.引張り強度352
kg/aJ)、G1652 (硬度75、引張り強度3
16kg/ff1)  (以上、シェル化学■製)、タ
フプレンT−414(硬度90.引張り強度300kg
/aJ)(旭化成工業■製)、エラストランE180 
(硬度80.引張り強度380kg/aJ)、E190
 (硬度90.引張り強度400kg/cd)、E98
0 (硬度80、引張り強度450kg/aJ)、ロイ
ヤルセンR380(硬度83、引張り強度300kg/
J)(以上、日本エラストラン■製)などがある、尚、
その性能をより発揮させるためには、消去したい部分に
て消しゴムを回転させその回転力で消去する方法が好ま
しく、具体的には前述の電動字消し器がある。
また1本発明において、必要に応じて各種充填材、安定
材1着色剤、研磨材等を添加しうる事はもちろんである
(実施例) 以下、本発明を実施例に基づき詳述する。
大庭涯上 スチレン系熱可塑性エラストマー   80重量部(ク
レイトン G1650、シェル化学−胃、#1度75、
引張り1度352i(/j)重質炭酸カルシウム   
      20重量部上記クレイトン01650を1
20℃に加熱した2本ロールで練る。十分に練りを行っ
た後、これに重質炭酸カルシウムを少量ずつ加えながら
2本ロールで混練りを行う0重質炭酸カルシウムを加え
終わったら、金型につめて120℃で10分間加熱成形
した後、この物を冷却して金型より取出して消しゴムを
得た。
去mλ ポリウレタン系熱可塑性ニジストマー100重量部(1
5X)5ンE190  MNAT、Bb5Xト5ン11
.硬度90.al!1lf400i(/j)上記エラス
トランE190  MNATを180℃に加熱した2本
ロールで練る。十分に練りを行ない、この後、上記エラ
ストランE190  MNATを金型につめて180℃
で10分間加熱成形した後、冷却して金型より取出して
消しゴムを得た。
濾較M上 スチレン系熱可塑性エラストマー   80重量部(カ
リフレックXTR−1102/KX−65,シJt’J
’14L 11度62.引張り11324に/d)重質
炭酸カルシウム         20重量部上記カリ
フレックスTR−1102/KX−65を120℃に加
熱した2本口゛−ルで練る。十分に練りを行った後、こ
れに重質炭酸カルシウムを少量ずつ加えながら2本ロー
ルで混練りを行う6重質炭酸カルシウムを加え終わった
ら、この物を金型につめて120”Cで10分間加熱成
形した後、冷却して金型より取出して消しゴムを得た。
皮絞涯l 熱可塑性エラストマー        80重LJ(エ
ラスター ES−1003、日本ゼオン■璽、硬度86
.引張り1度2101t#)重質炭酸カルシウム   
      20重量部上記エラスター ES−100
3を120℃に加熱した2本ロールで練る。十分に練り
を行った後、これに重質炭酸カルシウムを少量ずつ加え
ながら2本ロールで混練りを行う0重質炭酸カルシウム
を加え終わったら、この物を金型につめて120℃で1
0分間加熱成形した後、冷却して金型より取出して消し
ゴムを得た。
ル遣u1去 ポリエステル系エラストマー     80重量部(ペ
ルブレンS−2000,!洋1111.I!度97.引
張り強度390に/j)重質炭酸カルシウム     
    20重量部上記ペルプレンS−2000を20
0℃に加熱した2本ロールで練る。十分に練りを行った
後、これに重質炭酸カルシウムを少量ずつ加えながら2
本ロールで混練りを行う6重質炭酸カルシウムを加え終
わったら。
この物を金型につめて200℃で10分間加熱成形した
後、冷却して金型より取出して消しゴムを得た。
ル較釘↓ ポリウレタン系エラストマー     80重量部(バ
ラブレンP25M、日本エラストランII1.1度91
.引張り1度6001t#)重質炭酸カルシウム   
      20重量部上記パラプレンP25Mを23
0’Cに加熱した2本ロールで練る。十分に練りを行っ
た後、これに重質炭酸カルシウムを少量ずつ加えながら
2本ロールで混練りを行う1重質炭酸カルシウムを加え
終わったら、この物を金型につめて230℃で10分間
加熱成形した後、冷却して金型より取出して消しゴムを
得た。
(効 果) 上記実施例1,2、比較例1〜4により得られた消しゴ
ムをQE・11(を勧学消し器、スカイライトエ業■製
)に組入れ、ゼロックス5730 (富士ゼロックス@
製)を用い、ゼロックス用紙り紙(富士ゼロックス■製
)に形成した静電複写画像の消去を行ったところ、実施
例1,2では紙面をほとんど傷めることなく画像を簡単
に消去できたが、比較例1,2では十分に消去すること
ができず、また、比較例3,4では画像は消去できるも
のの1紙面を傷めてしまった。
この様にして1本発明による静電複写画像修正用消しゴ
ムは、簡単かつ確実に画像を消去することができるとい
う優れた効果を奏するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 硬度(Hs、JISK6301)が70以上95以下、
    引張り強度(JISK6301)が250kg/cm^
    2以上500kg/cm^2以下である熱可塑性エラス
    トマー樹脂を少なくとも含有してなることを特徴とする
    静電複写画像修正用消しゴム。
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