JP2004220020A - クリーニングブレード部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 付着したトナーを除去するクリーニング部に用いるクリーニングブレード部材において、ノナンジオール及びメチルオクタンジオールから選択される少なくとも一種をベースジオールとするポリカーボネートジオールと、ポリイソシアネートと、短鎖ジオールと短鎖トリオールとを含む架橋剤とを用いて形成されるポリウレタンからなり、当該ポリウレタンが、100%永久伸びが3%以下、200%モジュラスが90kg/cm2以上、引裂強さが60kg/cm以上、25℃での反発弾性RbT25が30%以下、10℃及び50℃の反発弾性RbをそれぞれRbT10及びRbT50としたときの下記式で表されるΔRbが40%以下であることを特徴とするクリーニングブレード部材。
[数1]
ΔRb(%)=RbT50−RbT10
【選択図】 なし
Description
ΔRb(%)=RbT50−RbT10
ベースジオールとして、1,9−ノナンジオールと2−メチル−1,8−オクタンジオールとを65:35でブレンドしたものを使用したポリカーボネートジオールと、MDIおよび架橋剤としての1,3−プロパンジオール/トリメチロールプロパン混合液とを硬度75°を狙って配合し、反応させてポリウレタンとし、テストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。なお、ポリウレタン中のポリカーボネートジオールは約60重量%とした。
架橋剤として1,4−ブタンジオール/トリメチロールプロパン混合液を用いた以外は、実施例1と同様にして、テストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。
硬度70°を狙って配合した以外は、実施例1と同様にして、テストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。
硬度70°を狙って配合した以外は、実施例2と同様にして、テストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。
ベースジオールとして、1,9−ノナンジオールと2−メチル−1,8−オクタンジオールとを15:85でブレンドしたものを使用した以外は、実施例1と同様にして、テストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。
ベースジオールとして、1,9−ノナンジオールと2−メチル−1,8−オクタンジオールとを15:85でブレンドしたものを使用した以外は、実施例3と同様にして、テストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。
ε−カプロラクトン系のポリエステルジオールと、MDIおよび架橋剤としての1,4−ブタンジオール/トリメチロールプロパン混合液とを反応させてポリウレタンとし、テストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。なお、ポリウレタン中のポリエステルジオールは約60重量%とした。
2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオールとアジピン酸とからポリエステルジオールを得、このポリエステルジオールと、MDIおよび架橋剤としての1,4−ブタンジオール/トリメチロールプロパン混合液とを反応させてポリウレタンとし、テストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。なお、ポリウレタン中のポリエステルジオールは約60重量%とした。
ベースジオールとして1,6−ヘキサンジオールを使用したポリカーボネートジオールと、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)および架橋剤として1,4−ブタンジオール/トリメチロールプロパン混合液とを反応させてポリウレタンとし、テストサンプル及びクリーニングブレードを製造した。なお、ポリウレタン中のポリカーボネートジオールは約60重量%とした。
各実施例及び各比較例のテストサンプルについて、23℃において、ヤング率をJIS K6254で25%伸長により、100%伸張時の引張強さ(100%Modulus)、200%伸張時の引張強さ(200%Modulus)、引張強さ及び切断時の伸びをJIS K6251に準じて、引裂強さをJIS K6252、100%永久伸びをJIS K6262に準じて測定した。また、反発弾性(Rb)をJIS K6255に準拠したリュプケ式反発弾性試験装置により、ゴム硬度(Hs)をJIS K6253に準拠して、10℃〜50℃で測定して、温度依存性についても評価した。結果を、表1−1、表1−2、図1及び図2に示す。
実施例1〜6及び比較例1〜3のクリーニングブレードをレーザービームプリンタ(LBP)に取り付け、LL(10℃×30%RH)、NN(23℃×55%RH)、HH(30℃×80%RH)の各環境下にて24時間放置(シーズニング)した後、各環境下にて普通紙A4タテ(外枠のみのプリント出力)を10000枚通紙して画出した紙を観察し、○:汚れがなかった、△:時折白スジや黒点の汚れがみられた、×:頻繁に白スジや黒点の汚れがみられた、としてクリーニング性を評価した。また、通紙前後のクリーニングブレードの長さの変化量(摩耗幅)も求めた。結果を表2−1及び表2−2に示す。
Claims (4)
- 付着したトナーを除去するクリーニング部に用いるクリーニングブレード部材において、ノナンジオール及びメチルオクタンジオールから選択される少なくとも一種をベースジオールとするポリカーボネートジオールと、ポリイソシアネートと、短鎖ジオールと短鎖トリオールとを含む架橋剤とを用いて形成されるポリウレタンからなり、当該ポリウレタンが、100%永久伸びが3%以下、200%モジュラスが90kg/cm2以上、引裂強さが60kg/cm以上、25℃での反発弾性RbT25が30%以下、10℃及び50℃の反発弾性RbをそれぞれRbT10及びRbT50としたときの下記式で表されるΔRbが40%以下であることを特徴とするクリーニングブレード部材。
[数1]
ΔRb(%)=RbT50−RbT10 - 請求項1において、前記架橋剤が、プロパンジオール及びブタンジオールの少なくとも一方の短鎖ジオールとトリメチロールエタン及びトリメチロールプロパンの少なくとも一方の短鎖トリオールとを主成分とすることを特徴とするクリーニングブレード部材。
- 請求項1又は2において、前記ポリカーボネートジオールが、ノナンジオール:メチルオクタンジオール=65:35〜15:85(重量比)で配合したものをベースジオールとすることを特徴とするクリーニングブレード部材。
- 請求項1〜3の何れかにおいて、前記ポリカーボネートジオールが、1,9−ノナンジオール及び2−メチル−1,8−オクタンジオールをベースジオールとすることを特徴とするクリーニングブレード部材。
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