JPH0211143A

JPH0211143A - 寝台装置

Info

Publication number: JPH0211143A
Application number: JP63160400A
Authority: JP
Inventors: Keiko Mitsumoto; 光本　惠子
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-06-28
Filing date: 1988-06-28
Publication date: 1990-01-16
Also published as: JPH0358735B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、病臥者が敷いている布団等敷物の交換を病臥
者および＠漢音の肉体的、精神的苦痛を軽減して容易に
行える寝台装置に関する。

（従来の技術）老齢、重症あるいは身体上の不自由のため寝たきりの患
者の敷布団等敷物を交換する場合、通常看護者が患者を
抱き上げて一旦他に移すなどをして交換することが一般
的である。そこで、このような場合に生じる問題点に対
する解決方法について、特公告昭６２−５５４２１や特
公關昭６２−２５８０５７にて提案されている。

しかしながら、前記提案等の方法は看護者や介助者の肉
体的負担を軽減することはできるが、患者にとっては身
体をなかば回転させたり、感触性に劣りあるいは不安定
な器材上に自助努力も交えて移すなど患者の肉体的、精
神的苦痛は軽減されずむしろ増加する問題があった。

（発明が解決しようとする問題点）本発明は、前記のような問題を解決するためのものであ
り、看護者や介助者にも患者にも肉体的、精神的苦痛を
伴わずに前記患者の敷布団等の敷物を交換することがで
きる寝台装置を提供することを目的としている。

（問題点を解決するための手段）本発明寝台装置の実施例を図面にもとづいて説明すると
、第１図において、床部分は間隙８のところで分割され
、上下方向のみに可曲性を持つ部材で構成した前方床１
と後方床２にしてあり、ｎ方法１の一端は前方フレーム
７に前方固着部７１で固着され、他端は前方受けローラ
ー１１を周回して前方巻きローラー５に局着されており
、後方床２の一端は後方フレーム８に後方固着部８１で
固着され、他端は前記間隙８を挾んで前方受４ナローラ
ー１１と対向する後方受けローラー２１を周回して後方
巻きローラー６に局着されている。また、前方受けロー
ラー１１と後方受けローラー２１は間隙８の幅を一定に
保つため受けローラー連結具８１で連結されている。な
詔、前記前方受けローラー１１および後方受けローラー
２１はともに荷重により下方へ下がらないようサイドフ
レーム９で支持され、前方床１右よび後方床２は。

それぞれ前方巻きローラー６詔よび後方巻きローラー６
で常に巻張される機構（図示せず）を備えている。

（作用）第１図において、前方巻きローラー５を（反時計方向に
）回転して前記前方床１の他端から巻きつけていくと、
前方受けローラー１１が連動して引き寄せられ前方床１
が縮むこととなるととも１乙受けローラ一連結具８１に
より一定の幅の間隙８を保有して後方受けローラー２１
も引き寄せられて後方巻きローラーから後方床２が繰り
出されて伸びることとなり、同時に間隙８の位置も前方
（フレーム７）側へ移動する。

な諸、これら一連の動き、作用は可逆的に行えるもので
ある。

（実施例）第３図は本発明の特許請求の範囲第２項に記載の寝台装
置の実施ＦＪ様の例を示すもので、前方巻きローラー５
を（反時計方向に）回転して前方床１を、前記前方巻き
ローラー５に局着した鳩から巻きつけていき、間隙３が
、病臥者Ｍが敷いている敷物ムの（後方側）′４部Ａ′
の下へさしかかったとき、この端部Ａ′を前記前方床１
に添って前記間隙８から下方へ差し込み、同時に別の敷
物Ｂの（後方側）端部Ｂ′を後方床２に添って前記間隙
８から上方へ差し込み、ひきつづき前記前方巻きローラ
ー５を（反時計方向に）回転して前記前方床１を巻きつ
けて前記間隙ａの位置を前方（フレーム７）側へ移動さ
せ、前記敷物ム全体を前記後方床２の下方へ取り除き、
同時に前記敷物Ｂ全体を前記後方床２の上に敷き込むこ
とが完了するまで行うことにより、前記敷物ムは敷物Ｂ
と交換される。このとき敷物人および敷物Ｂの厚さに応
じて、ラ一連結具８１を用いて間隙８の幅を適切に保て
ば、敷物Ａが端部Ａ′から下方へ移行した直後にその個
所に相当する敷物Ｂの個所が上方へ移行して病臥者の下
に順次連続的に敷かれ、病臥者は何らの自助努力の必要
がなく、臥寝したままで敷物の交換が行われる。なあ、
これら一連の作動をするための駆動動力源セよび交換作
業を補助する装置（図示せず）を備え、より簡易に前記
敷物の交換が行える。

（発明の効果）本発明は以上説明したように寝台の床に間隙を設け、床
をキャタピラ−状部材で構成して可動としたという簡単
な構造で、看護者にも病臥者にもともに肉体的、精神的
苦痛を軽減して病臥者の敷布団等を交換できるだけでな
く、簡便に敷物を交換できることにより従来不衛生にな
りがちであった病臥者の敷物を頻繁に交換して衛生を向
上し、力Ｃ上布団等の端部寺間隙への落ち込みが生じないように注
意して行えば上布間等を着たままでも敷物の交換ができ
、病臥者の風邪にかかることを予防したり寝間着姿を他
人に見せず１こすむ等の効果もある。また、敷物の交換
を行わず車番こ間隙の移動だけを適切に行えば病臥者の
床擦れ防止にも役立つ。さらに、敷物を単に除き着衣も
除いて第１図に示す受けローラ一連結具を用いずに前方
巻きローラーを巻いて間隙を病臥者の足もとから次第に
拡げて、予め前方床の下に用意をした浴槽に病臥者を足
から下して入浴させ、逆の操作で浴槽から上げてバスタ
オルを敷いた後部床に移す等看護の高度化にも有効であ
る。

なお、従来のようｌこ病臥者の移動に用いる装置や病臥
者を一時移すための、余分なスペースを必要とせず、多
数の患者を看護する病院等では床面（よ積の有効率を高め、一般家庭で傘家族の看護を容易にす
るなど、経済効果も大きい。

【図面の簡単な説明】

置所面図、第４ｍｅ百図である。１・・・前方床、　　　　　１１・・・前方受けローラ
ー２・・・後方床、　　　　　２１・・・後方受けロー
ラー８・・・間隙、３１・・・受けローラ一連結具、５・・・前方巻きローラー６・・・後方巻きローラー７・・・前方フレーム、　７１・・・前方固着部。８・・・後方フレーム、　８１・・・後方固着部。９・・・サイドフレーム、Ａ・・・既設の敷物、Ａ′・
・・人の端部、Ｂ・・・交換しようとする敷物、Ｂ′・・・Ｂの端部、　　　Ｍ・・・患者。

Claims

【特許請求の範囲】１　床部分を分割して前方床（１）と後方床（２）とし
、一定方向に可曲性をもつ（キャタピラー状）または可
撓性の部材で構成して、分割線を挾んで対向して設けた
前方受けローラー（１１）に前記前方床（１）を、後方
受けローラー（２１）に前記後方床（２）を周回させて
配設し、これら二本の受けローラー（１１）（１２）の
前後方向への移動により、前記双方の床（１）（２）が
繰り出されあるいは戻されて伸縮するとともに、前記分
割線部に幅および前後方向の位置が変更自在の間隙（８
）を保有する構成としたことを特徴とする寝台装置。２　前記前方床（１）と後方床（２）を構成する部材が
一連（個）の態様をしている請求項１に記載の寝台装置
。３　前記前方受けローラー（１１）と後方受けローラー
（２１）が、一定の幅の間隙（８）を持った状態を保つ
ための、受けローラー連結具（３１）を配設した請求項
１または２に記載の寝台装置。４　前記床部分を左右に分割して左方床と右方床として
なる請求項１または２または３に記載の寝台装置。