JP2007029675A - 介護用オムツ交換補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】重病患者の介護者のオムツを交換するときに、臀部を簡単に持ち上げることができる介護用オムツ補助具を提供する。
【解決手段】一端に設けられたハンドルによって、仰向け状態で膝を架けて吊り上げるための膝上げ棒を備えた吊り上げ紐を巻き上げるための巻き上げ棒と、当該巻き上げ棒を支えるために、上部に溝を形成し、かつ横倒れ防止手段を備えた左右の脚とからなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、重病患者の介護者がオムツを交換するときに、臀部を簡単に持ち上げることができる介護用オムツ補助具に関するものである。
従来、介護者は意識のない重病患者のオムツ交換は全部手作業のため、大変な重労働であった。そしてその度に患者の臀部にオムツを敷き込み、交換しなければならなかった。このため、一人で大人の臀部を持ち上げ、オムツを交換することは到底できず、やむをえず仰向けに寝ている患者を横向きに転がして移動し、臀部の位置にオムツを敷き元の位置に再び体を転がしてもどし、オムツの交換作業を行なっていた。
そのために次のような問題点があった。
意識のない重病患者の中で、体重が70〜80kg以上の被介護者はずっしりと重く、女性看護師では少なくとも3人以上の人員がいないと交換が困難であった。また、意識はあるが衰弱してやせ衰え身体が硬くなった患者は、動かされるたびに痛みをうったえるために、更に慎重な取り扱いが必要で介護者には大変な仕事であった。
本発明は、以上の問題点を解決するためのものである。
一端に設けられたハンドルの回転によって、仰向け状態で架けられた膝を吊り上げるための膝上げ棒を備えた吊り上げ紐を巻き上げるための巻き上げ棒と、当該巻き上げ棒を枢支する溝を上部に形成した左右に配置された対向する脚と、当該左右の脚の横倒れ防止手段と、前記ハンドルの回転防止手段を備える。以上を特徴とする介護用オムツ交換補助具である。
本発明を使用すれば、大人の重い臀部でも楽々持ち上げることができ、介護者の負担は大幅に軽減される。特に病院等で力が弱い女性看護師が一人でも簡単にできるため、看護師不足の病院では人手不足が解消できる。
また、横に身体を転がされ、苦痛を訴える患者でも仰向けに寝たまま膝から静かに太もも、臀部と順次に持ち上げることができ、痛みも少なく患者自身も苦痛から解放される。
また、組み立て式のため、使用時以外は分解してベッドの下や部屋の片隅でも場所を取らずに収納できる。
以下、本発明の実施の形態について図1、図2を参照しながら説明する。
(イ) 上部に巻き上げ棒(7)を枢支する溝(4)(4a)を形成し、金属パイプ(11)の両端を直角に折り曲げ、コの字形状に形成した差し込みパイプ(12)(12a)を挿入する縦穴(2)(2a)を一体成型した三角形状の脚(1)(1A)を左右対称に対向して配置する。金属パイプ(11)と脚(1)(1A)は、100kg以上の加重にも耐え得る強度を有し、差し込みパイプ(12)(12a)によって、左右の脚(1)(1A)の横倒れを防止するものである。
(ロ) 縦穴(2)(2a)に挿入した差し込みパイプ(12)(12a)を止めネジ(3)(3a)(3b)(3c)によって締め付け固定するためのネジ孔(18)(18a)(18b)(18c)を設け、脚(1)(1A)の外面上部に、ハンドル(8)の回転止めの鉤(5)を一端に取り付けた鎖(6)の他端を固定する。
(ハ) 巻き上げ棒(7)は、100kg以上の加重に耐え得る強度を有した金属パイプの片側を直角に折り曲げ、その先端部に細い金属棒を直角に取り付けハンドル(8)を形成し、更に吊り上げ紐(10)(10a)を固定し、溝(4)(4a)にはめ込んで回転しても左右にズレ落ちないためのストッパー(9)(9a)を備えている。吊り上げ紐(10)(10a)は100kg以上の重量に耐え得る強度を有し、一端に輪(17)(17a)を設け、同じ長さにして他端を巻き上げ棒(7)に固定し、膝上げ棒(13)を輪(17)(17a)に引っ掛ける。
(ニ) 膝上げ棒(13)は、両端が吊り上げ紐(10)(10a)を吊り上げて、100kg以上の加重にも耐え得る強度を有し、使用時の患者の足の痛み、冷たさの苦痛を防ぐようゴム、綿等の柔軟素材(14)を厚く膝上げ棒(13)に巻きつけ、更に使用中吊り上げ紐(10)(10a)の輪(17)(17a)が外れないように、止め具(15)(15a)を備えている。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときは、差し込みパイプ(12)を脚(1)の縦穴(2)に差し込み、次に差し込みパイプ(12a)を脚(1A)の縦穴(2a)に差し込み組み立てる。そして巻き上げ棒(7)のハンドル(8)を鉤(5)と同じ向きにして溝(4)(4a)の上に置き、ネジ孔(18)(18a)(18b)(18c)に止めネジ(3)(3a)(3b)(3c)をしっかりと締め付け固定する。
次に、ハンドル(8)を手前にして、寝ている患者の足の方から身体を跨いで腰の位置に設置する。この場合、介護用オムツ交換補助具は軽量で介護者が楽々と持ち上げることができ、ベッド及び布団の上でも底を滑る構造にしているため、患者の身体に合わせ、簡単に移動できる。
患者の膝を片手で少し上げ、足と布団の間から膝上げ棒(13)をそっと差し込み、両膝(16)(16a)を乗せた状態にして吊り上げ紐(10)(10a)の輪(17)(17a)に両端の止め具(15)(15a)を通す。そしてハンドル(8)を回せば少しの力でも膝上げ棒(13)が上昇し、患者の膝から臀部まで簡単に持ち上げることができる。
臀部が上がったところで、回転止めの鉤(5)をハンドル(8)に引っ掛ければ、手を離しても巻き上げ棒(7)の回転が止まり、ゆっくりとおむつ交換ができる。しかも患者の両膝は膝上げ棒(13)を厚いゴム又は綿を入れた布等の柔軟素材(14)で包んでいるため、痛みも冷たさもなく柔らかく暖かい感触で安心して使用できる。
最後にオムツを臀部の下に敷き込んでから鉤(5)をはずし、ゆっくりとハンドル(8)を逆回転させて、臀部を下ろしてからオムツを完全に取り付け完了する。最後に介護用オムツ交換補助具をベッドから下ろし、分解して収納する。
図3の巻き上げ棒(19)、巻き上げ紐(21)(21a)、膝上げ鉤(22)(22a)について説明すると、膝上げ鉤(22)(22a)は釣り針形状で大人の太ももが楽に入る大きさに曲げた金属棒からなり、100kg以上の加重に耐え、全体をゴム、又は綿を入れた布等の柔軟素材(23)(23a)で厚く包んだ構造である。また、巻き上げ棒(19)から吊り下げた同じ長さの紐(21)(21a)の一端に取り付ける構成である。その他の構成は上記の本発明の実施の形態と同様である。
実施例1は、以上の構成よりなっている。
これを使用するときは、寝ている患者の片膝をそっと持ち上げ布団と足の間から膝上げ鉤(22)を膝(16)に掛け、更にもう一方の膝(16a)を同様に持ち上げ膝上げ鉤(22a)を掛ける。そのままハンドル(8)を回せば患者の膝(16)(16a)から臀部まで楽々持ち上がる。
本発明の使用状態を示す斜視図 本発明の分解斜視図 本発明のその他の実施例の斜視図
符号の説明
1、1A 脚
2、2a 縦穴
3、3a、3b、3c 止めネジ
4、4a 溝
5 鉤
6 鎖
7 巻き上げ棒
8 ハンドル
9、9a ストッパー
10、10a 巻き上げ紐
11 パイプ
12、12a 差し込みパイプ
13 膝上げ棒
14 柔軟素材
15、15a 止め具
16、16a 膝
17、17a 輪
18、18a、18b、18c ネジ孔
19、巻き上げ棒
20、ハンドル
21、21a 巻き上げ紐
22、22a 膝上げ鉤
23、23a 柔軟素材
24、24a ストッパー

Claims (1)

  1. 一端に設けられたハンドルの回転によって、仰向け状態で架けられた膝を吊り上げるための膝上げ棒を備えた吊り上げ紐を巻き上げるための巻き上げ棒と、当該巻き上げ棒を枢支する溝を上部に形成した左右に配置された対向する脚と、当該左右の脚の横倒れ防止手段と、前記ハンドルの回転防止手段を備えたことを特徴とする介護用オムツ交換補助具。
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