JPH02110503A - レンズ保持装置 - Google Patents
レンズ保持装置Info
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- JPH02110503A JPH02110503A JP26507888A JP26507888A JPH02110503A JP H02110503 A JPH02110503 A JP H02110503A JP 26507888 A JP26507888 A JP 26507888A JP 26507888 A JP26507888 A JP 26507888A JP H02110503 A JPH02110503 A JP H02110503A
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- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、レンズ保持装置に係り、特に、接着剤を介し
てレンズを鏡枠内に固定保持するレンズ保持装置に関す
る。
てレンズを鏡枠内に固定保持するレンズ保持装置に関す
る。
従来、接着剤を介してレンズを鏡枠内に固定保持させる
レンズ保持装置としては、例えば、特開昭61−107
307号公報及び特開昭59135406号公報に開示
されたものが知られている。
レンズ保持装置としては、例えば、特開昭61−107
307号公報及び特開昭59135406号公報に開示
されたものが知られている。
特開昭61−107307号公報に開示されたレンズ保
持装置は、第5図二二示すように、鏡枠1内に設けたレ
ンズ保持部2の当付面3に環状の溝7が凹設され、この
溝4,7により鏡枠内周面1aとレンズ外周面5a間に
介在させた接着剤8をレンズ5の有効径内に流れ込むの
を防止しつつ接着剤8によりレンズ5を鏡枠1内に固定
保持されるようになっている。
持装置は、第5図二二示すように、鏡枠1内に設けたレ
ンズ保持部2の当付面3に環状の溝7が凹設され、この
溝4,7により鏡枠内周面1aとレンズ外周面5a間に
介在させた接着剤8をレンズ5の有効径内に流れ込むの
を防止しつつ接着剤8によりレンズ5を鏡枠1内に固定
保持されるようになっている。
特開昭59−135406号公報に開示されたレンズ保
持装置は、レンズの外周面と鏡枠の内周面の一部に相互
に、又は互いに−をずらして切欠部を形成し、この切欠
部に接着剤を注入固化してレンズを鏡枠内に固定するよ
うになっている。
持装置は、レンズの外周面と鏡枠の内周面の一部に相互
に、又は互いに−をずらして切欠部を形成し、この切欠
部に接着剤を注入固化してレンズを鏡枠内に固定するよ
うになっている。
しかしながら、上記従来のレンズ保持装置にあっては次
のような問題点があった。
のような問題点があった。
特開昭61−107307号のレンズ保持装置では、レ
ンズ5を鏡枠1内に固定保持させる際、レンズ外周面5
a又は鏡枠内周面1aに接着剤8を塗布した後、レンズ
5を鏡枠1内の当付面3に当接するように落とし込む場
合、あるいは、レンズ5を鏡枠1内に落とし込んで当付
面3に支持させた後、鏡枠内側面1aとレンズ外周面5
a間に形成される空隙に接着剤8を充填する場合がある
。
ンズ5を鏡枠1内に固定保持させる際、レンズ外周面5
a又は鏡枠内周面1aに接着剤8を塗布した後、レンズ
5を鏡枠1内の当付面3に当接するように落とし込む場
合、あるいは、レンズ5を鏡枠1内に落とし込んで当付
面3に支持させた後、鏡枠内側面1aとレンズ外周面5
a間に形成される空隙に接着剤8を充填する場合がある
。
しかして、予め接着剤8を塗布した後、レンズ5を鏡枠
1内に落とし込んで固定保持する場合、レンズ5を鏡枠
l内に落とし込む際、鏡枠1とレンズ5との心が一敗し
ない状態でレンズ5が当付面3まで落とし込まれるとレ
ンズ外周面5aと鏡枠内周面18間に形成される間隙に
広狭が生じる場合がある。かかる場合、接着剤8が均一
な厚さで塗布されていたとしても間隙の狭い部分におい
て接着剤8がレンズ5の上下面にはみ出され、溝47の
設けられていないレンズ面側のレンズ有効形内に流出す
るという問題点があった。かかる問題点は、レンズ5を
鏡枠l内に落とし込んで当付面3に支持させた後、接着
剤8を充填する場合にも同様に生ずる問題点があった。
1内に落とし込んで固定保持する場合、レンズ5を鏡枠
l内に落とし込む際、鏡枠1とレンズ5との心が一敗し
ない状態でレンズ5が当付面3まで落とし込まれるとレ
ンズ外周面5aと鏡枠内周面18間に形成される間隙に
広狭が生じる場合がある。かかる場合、接着剤8が均一
な厚さで塗布されていたとしても間隙の狭い部分におい
て接着剤8がレンズ5の上下面にはみ出され、溝47の
設けられていないレンズ面側のレンズ有効形内に流出す
るという問題点があった。かかる問題点は、レンズ5を
鏡枠l内に落とし込んで当付面3に支持させた後、接着
剤8を充填する場合にも同様に生ずる問題点があった。
さらに、使用される鏡枠1及びレンズ5によっては接着
剤8がレンズ有効径にはみ出すのを防止するための溝4
.7を形設するスペースを十分に確保できない場合ある
いは溝4.7を形設できない場合があった。かかる問題
点は、特開昭59−135406号公報のレンズ素材に
おいて糊溜部である切欠部を形設する場合に生していた
。又、接着剤8の塗布量は塗布箇所によってバラツキが
生じる場合があり、かかる場合、鏡枠1とレンズ5の心
を合わせて鏡枠1内に落とし込んだとしてもレンズ5の
有効径内に接着剤8がはみ出す現象が生ずるという間野
があった。
剤8がレンズ有効径にはみ出すのを防止するための溝4
.7を形設するスペースを十分に確保できない場合ある
いは溝4.7を形設できない場合があった。かかる問題
点は、特開昭59−135406号公報のレンズ素材に
おいて糊溜部である切欠部を形設する場合に生していた
。又、接着剤8の塗布量は塗布箇所によってバラツキが
生じる場合があり、かかる場合、鏡枠1とレンズ5の心
を合わせて鏡枠1内に落とし込んだとしてもレンズ5の
有効径内に接着剤8がはみ出す現象が生ずるという間野
があった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもの
であって、レンズを接着剤を介して鏡枠内に組み込み固
定保持する際に、接着剤がレンズの有効径内にはみ出す
のを確実に防止し得るレンズ保持装置を提供することを
目的とする。
であって、レンズを接着剤を介して鏡枠内に組み込み固
定保持する際に、接着剤がレンズの有効径内にはみ出す
のを確実に防止し得るレンズ保持装置を提供することを
目的とする。
上記目的を解決するために、本発明のレンズ保持装置に
あっては、レンズを、レンズ外周面と鏡枠内周面との間
に介装した接着剤を介して鏡枠内に固定保持するレンズ
保持装置において、上記レンズ外周面又は鏡枠内周面に
複数個の突設部を突設し、上記突設部と鏡枠内周面又は
レンズ外周面とを嵌合するとともに、上記レンズ外周面
と鏡枠内周面間に形成される間隙に接着剤を介装して上
記レンズを鏡枠内に固定保持し得るように構成されてい
る。
あっては、レンズを、レンズ外周面と鏡枠内周面との間
に介装した接着剤を介して鏡枠内に固定保持するレンズ
保持装置において、上記レンズ外周面又は鏡枠内周面に
複数個の突設部を突設し、上記突設部と鏡枠内周面又は
レンズ外周面とを嵌合するとともに、上記レンズ外周面
と鏡枠内周面間に形成される間隙に接着剤を介装して上
記レンズを鏡枠内に固定保持し得るように構成されてい
る。
〔作 用]
上記構成のレンズ保持装置にあっては、レンズ外周面と
鏡枠間に形成される間隙を突設部により常に一定に保持
した状態で間隙に接着剤が硬化するまで滞留され、レン
ズの上下面へのはみ出しが防止される。
鏡枠間に形成される間隙を突設部により常に一定に保持
した状態で間隙に接着剤が硬化するまで滞留され、レン
ズの上下面へのはみ出しが防止される。
[実施例]
以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
(第1実施例)
第1図は、本発明に係るレンズ保持装置10の第1実施
例を示し、第1図aはレンズ保持装置lOの中央縦断面
図、第1図すはレンズ保持装置10に保持されるレンズ
11の平面図である。
例を示し、第1図aはレンズ保持装置lOの中央縦断面
図、第1図すはレンズ保持装置10に保持されるレンズ
11の平面図である。
鏡枠12は、その内周面12aにレンズ11を当接保持
するための当付面13を有するレンズ保持部14が半径
方向に突設されている。
するための当付面13を有するレンズ保持部14が半径
方向に突設されている。
レンズ11は、レンズ有効径15の外周に鏡枠12の内
周面12aの径より小径のレンズ外周面16aを有する
レンズ外縁部16が形成されている。レンズ外周面16
aには、4個の突設部17が等間隔に突出形設されると
ともに、当付面13と当接する当接面16b側にテーバ
18が形成されている。なお、レンズ11は、突設部1
7を容易に一体成形する上で、アクリル、ポリカーボネ
ート、スチレン等のプラスチングにより形成するのが望
ましい。
周面12aの径より小径のレンズ外周面16aを有する
レンズ外縁部16が形成されている。レンズ外周面16
aには、4個の突設部17が等間隔に突出形設されると
ともに、当付面13と当接する当接面16b側にテーバ
18が形成されている。なお、レンズ11は、突設部1
7を容易に一体成形する上で、アクリル、ポリカーボネ
ート、スチレン等のプラスチングにより形成するのが望
ましい。
突設部17は、そのスラスト方向(光軸方向)の長さが
レンズ外周面16aの肉厚と同一に形成されている。一
方、ラジアル方@(半径方向)の長さは、鏡枠内周面1
2aとレンズ外周面16a外周面16a間に形成される
間隙19巾以下に形成されて鏡枠12内に落とし込まれ
るとともに、当付面13で当接保持する部分においてレ
ンズ11をガタなく内周面12aと嵌合し得るように設
定されている。なお、突設部7は、その鏡枠12内に落
とし込む側に、スラスト方向の傾斜を設けることにより
レンズ11の鏡枠12内への落とし込みを容易にするこ
とができる。
レンズ外周面16aの肉厚と同一に形成されている。一
方、ラジアル方@(半径方向)の長さは、鏡枠内周面1
2aとレンズ外周面16a外周面16a間に形成される
間隙19巾以下に形成されて鏡枠12内に落とし込まれ
るとともに、当付面13で当接保持する部分においてレ
ンズ11をガタなく内周面12aと嵌合し得るように設
定されている。なお、突設部7は、その鏡枠12内に落
とし込む側に、スラスト方向の傾斜を設けることにより
レンズ11の鏡枠12内への落とし込みを容易にするこ
とができる。
上記構成において、レンズ11は、突設部17間のレン
ズ外周面16aに接着剤20が塗布された後、鏡枠12
内に落とし込まれて当付面13と当接してスラスト方向
の位置決めがなされた状態で、接着剤20を加熱、ある
いは接着剤20に紫外線を照射して硬化させ鏡枠12内
に固定保持される。又、レンズ11を鏡枠12内に落と
し込んで当付面13と当接させた後、間隙19に接着剤
20を充填して硬化させ鏡枠12内にレンズ11が固定
保持される。なお、上記構成においては、突設部17を
4個設けた例を示したが、2個以上突設して構成して実
施することができる。
ズ外周面16aに接着剤20が塗布された後、鏡枠12
内に落とし込まれて当付面13と当接してスラスト方向
の位置決めがなされた状態で、接着剤20を加熱、ある
いは接着剤20に紫外線を照射して硬化させ鏡枠12内
に固定保持される。又、レンズ11を鏡枠12内に落と
し込んで当付面13と当接させた後、間隙19に接着剤
20を充填して硬化させ鏡枠12内にレンズ11が固定
保持される。なお、上記構成においては、突設部17を
4個設けた例を示したが、2個以上突設して構成して実
施することができる。
本実施例によれば、レンズ外周面16aに接着剤20を
塗布したレンズ11が鏡枠12内に落とし込んで保持さ
せる場合、各突設部17が鏡枠内周面12aに当たりな
がら落とし込まれ、レンズ外周面16aと鏡枠内周面1
2a間に形成される間隙19が一定に保たれるので、接
着剤20がスラスト方向(図において上下方向)に押し
出されることなく、間隙19に滞留する。即ち、接着剤
20はレンズ11の上下面へのはみ出しが防止され、レ
ンズ有効径15内の接着剤20の付着が防止される。ま
た、突設部17によりレンズ11が鏡枠12内でラジア
ル方向の位置決めがなされるので心出し可能となるとと
もに、塗布された接着剤20がレンズ外周面16aと内
周面12aに均一に付着されるので、接着剤20の硬化
によって発生する応力が均一となり、レンズ面のアスを
防止することができる。なお、塗布された接着剤20が
間隙19に不均一に介在された場合、レンズ11が当付
面13と当接した状態でレンズ11を細く回動させるこ
とにより、接着剤20の流動性により間隙19に接着剤
20を均一に介在させることができる。一方、レンズ1
1を鏡枠12内に落とし込んだ後、間隙19に接着剤2
0を充填する場合にあっても、接着剤20のはみ出しを
テーパ18により防止でき、レンズ有効径15内への接
着剤20の付着を防止できるとともに、接着剤20が間
隙19に充填される際にレンズ11のラジアル方向への
移動が防止される。
塗布したレンズ11が鏡枠12内に落とし込んで保持さ
せる場合、各突設部17が鏡枠内周面12aに当たりな
がら落とし込まれ、レンズ外周面16aと鏡枠内周面1
2a間に形成される間隙19が一定に保たれるので、接
着剤20がスラスト方向(図において上下方向)に押し
出されることなく、間隙19に滞留する。即ち、接着剤
20はレンズ11の上下面へのはみ出しが防止され、レ
ンズ有効径15内の接着剤20の付着が防止される。ま
た、突設部17によりレンズ11が鏡枠12内でラジア
ル方向の位置決めがなされるので心出し可能となるとと
もに、塗布された接着剤20がレンズ外周面16aと内
周面12aに均一に付着されるので、接着剤20の硬化
によって発生する応力が均一となり、レンズ面のアスを
防止することができる。なお、塗布された接着剤20が
間隙19に不均一に介在された場合、レンズ11が当付
面13と当接した状態でレンズ11を細く回動させるこ
とにより、接着剤20の流動性により間隙19に接着剤
20を均一に介在させることができる。一方、レンズ1
1を鏡枠12内に落とし込んだ後、間隙19に接着剤2
0を充填する場合にあっても、接着剤20のはみ出しを
テーパ18により防止でき、レンズ有効径15内への接
着剤20の付着を防止できるとともに、接着剤20が間
隙19に充填される際にレンズ11のラジアル方向への
移動が防止される。
(第2実施例)
第2図は、本発明に係るレンズ保持装置25の第2実施
例を示す中央縦断面図である。
例を示す中央縦断面図である。
本実施例のレンズ保持装置25の特徴は、レンズ外周面
16aに突設した突設部26の形状と、レンズ保持部1
4に突設部26の先端部26aを保持する溝27を形設
して構成した点である。その他の構成は上記第1実施例
と同様であるので、同一構成には同一符号を付してその
説明を省略する。
16aに突設した突設部26の形状と、レンズ保持部1
4に突設部26の先端部26aを保持する溝27を形設
して構成した点である。その他の構成は上記第1実施例
と同様であるので、同一構成には同一符号を付してその
説明を省略する。
即ち、突設部26は、そのスラスト方向の長さがレンズ
外縁部16の肉厚より大きく形成され、先端部26aが
レンズ11の当接面16bより光軸と平行に突出形成さ
れている。
外縁部16の肉厚より大きく形成され、先端部26aが
レンズ11の当接面16bより光軸と平行に突出形成さ
れている。
一方、溝27は、突設部26の先端部26aを収納する
ためのレンズ保持部14に突設部26と同数個設けられ
ており、レンズ11の当接面16bと当付面13が確実
に当接し得るように、溝27の幅と深さが先端部26a
より大きく形成されている。なお、突設部26の先端部
26aの鏡枠内周面12側に、スラスト方向の傾斜を設
けて実施することによりレンズ11の鏡枠12 内への
落とし込みを容易に行うことができる。
ためのレンズ保持部14に突設部26と同数個設けられ
ており、レンズ11の当接面16bと当付面13が確実
に当接し得るように、溝27の幅と深さが先端部26a
より大きく形成されている。なお、突設部26の先端部
26aの鏡枠内周面12側に、スラスト方向の傾斜を設
けて実施することによりレンズ11の鏡枠12 内への
落とし込みを容易に行うことができる。
上記構成によれば、上記第1実施例の作用、効果に加え
て、レンズ11を鏡枠12内に落とし込む際、鏡枠内周
面12aにまず突設部26の先端部26aが挿入されて
レンズ11のラジアル方向の位置決めがなされるととも
に、接着剤2oをレンズ外周面16aに塗布した後レン
ズ11を鏡枠12内に落とし込む途中で、鏡枠内周面1
2aに接着剤20が付着するのをより効果的に防止でき
る。更に、レンズ11が鏡枠12内に保持される際に、
突設部26の先端部26aが溝27に収納されるので、
レンズ11のラジアル方向の位置決めが効果的に行われ
る。
て、レンズ11を鏡枠12内に落とし込む際、鏡枠内周
面12aにまず突設部26の先端部26aが挿入されて
レンズ11のラジアル方向の位置決めがなされるととも
に、接着剤2oをレンズ外周面16aに塗布した後レン
ズ11を鏡枠12内に落とし込む途中で、鏡枠内周面1
2aに接着剤20が付着するのをより効果的に防止でき
る。更に、レンズ11が鏡枠12内に保持される際に、
突設部26の先端部26aが溝27に収納されるので、
レンズ11のラジアル方向の位置決めが効果的に行われ
る。
(第3実施例)
第3図は、本発明に係るレンズ保持装置30の第3実施
例を示す中央縦断面図である。
例を示す中央縦断面図である。
本実施例のレンズ保持装置30の特徴は、レンズ外周面
16aに、例えばシリコンゴム等の弾性材にて突設部3
1が設けられるとともに、突設部31の先端部31aが
上記第2実施例と同様にレンズ11の当接面16bより
突出されて形成されている。又、鏡枠12の内周面12
aは、当付面】3に近づくにつれて内径が小さくなるよ
うにテーバ状に形成されている。その他の構成は上記第
2実施例と同様であるので、同一構成には同一符号を付
してその説明を省略する。
16aに、例えばシリコンゴム等の弾性材にて突設部3
1が設けられるとともに、突設部31の先端部31aが
上記第2実施例と同様にレンズ11の当接面16bより
突出されて形成されている。又、鏡枠12の内周面12
aは、当付面】3に近づくにつれて内径が小さくなるよ
うにテーバ状に形成されている。その他の構成は上記第
2実施例と同様であるので、同一構成には同一符号を付
してその説明を省略する。
上記構成によれば、上記第2実施例の作用5効果に加え
て、レンズ11が落とし込まれて当付面I3に保持され
た際、突設部31の先端部31aが鏡枠内周面12aに
強めに当接されるが、突設部31がレンズIli、Q枠
12に比べ弾性を有する弾性体で形成されているため、
突設部31が簡単に鏡枠内周面12aに沿った形に変形
される七ともに、レンズ11に作用する応力を吸収する
ことができる。更に、レンズIIが接着剤20の硬化前
にあっても突設部31の弾性作用により鏡枠12内に所
定位置に仮止めされるものである。
て、レンズ11が落とし込まれて当付面I3に保持され
た際、突設部31の先端部31aが鏡枠内周面12aに
強めに当接されるが、突設部31がレンズIli、Q枠
12に比べ弾性を有する弾性体で形成されているため、
突設部31が簡単に鏡枠内周面12aに沿った形に変形
される七ともに、レンズ11に作用する応力を吸収する
ことができる。更に、レンズIIが接着剤20の硬化前
にあっても突設部31の弾性作用により鏡枠12内に所
定位置に仮止めされるものである。
(第4実施例)
第4図は、本発明に係るレンズ保持装置35の第4実旅
例を示し、第4図aはレンズ保持装置35の中央可断面
図、第4図すは鏡枠36の平面図である。
例を示し、第4図aはレンズ保持装置35の中央可断面
図、第4図すは鏡枠36の平面図である。
本実施例のレンズ保持装置35の特徴は、鏡枠内周面3
6aに突設部37を形成し、この突設部37により鏡枠
内周面36aとレンズ外周面16a間に間隙19が確保
されるように構成されている。なお、突設部37は、上
記第3実施例のように弾性を有する材質を鏡枠内周面3
6aに設けて実施することができる。
6aに突設部37を形成し、この突設部37により鏡枠
内周面36aとレンズ外周面16a間に間隙19が確保
されるように構成されている。なお、突設部37は、上
記第3実施例のように弾性を有する材質を鏡枠内周面3
6aに設けて実施することができる。
上記構成においては、レンズ11を鏡枠36内に落とし
込んで固定保持する際、鏡枠内周面36aの突設部37
間に接着剤20を塗布した後、レンズ11を鏡枠35内
に落とし込んで固定保持し得るとともに、又、レンズ1
1を当付面13に当接保持した後、間隙19内に接着剤
20を充填することにより鏡枠36内に固定保持するこ
とができる。
込んで固定保持する際、鏡枠内周面36aの突設部37
間に接着剤20を塗布した後、レンズ11を鏡枠35内
に落とし込んで固定保持し得るとともに、又、レンズ1
1を当付面13に当接保持した後、間隙19内に接着剤
20を充填することにより鏡枠36内に固定保持するこ
とができる。
上記構成によれば、上記第1実施例と同様な作用、効果
を得ることができる。
を得ることができる。
〔発明の効果]
以上のように、本発明によれば、レンズを接着剤を介し
て固定保持する際に、接着剤がレンズ有効形内にはみ出
すのを確実に防止できるとともに、突設部によりレンズ
のラジアル方向の位置決め、レンズと鏡枠の心を一致さ
せることができ、レンズ形の品質の向上と信頼性の向上
を図ることができる。
て固定保持する際に、接着剤がレンズ有効形内にはみ出
すのを確実に防止できるとともに、突設部によりレンズ
のラジアル方向の位置決め、レンズと鏡枠の心を一致さ
せることができ、レンズ形の品質の向上と信頼性の向上
を図ることができる。
第1図は、本発明に係るレンズ保持装置の第1実施例を
示し、第1図aはレンズ保持装置の中央縦断面図、第1
図すはレンズの平面V、第2図は本発明に係るレンズ保
持装置の第2実施例を示す中央縦断面図、第3図は本発
明に係るレンズ保持装置の第3実施例を示す中央縦断面
図、第4図は本発明に係るレンズ保持装置の第4実施例
を示し、第4図aはレンズ保持袋■の中央縦断面図、第
4図すは鏡枠36の平面図、第5図は従来のレンズ保持
装置の断面図である。 10・・・レンズ保持装置 11・・レンズ 12・・・鏡枠 12a・・・鏡枠内周面 13・・・当付面 16a・・・レンズ外周面 17・・突設部 19・・・間隙 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社Azア腎\ エ 図 (b) q レンズ保持装置 ; レンズ 2・・鏡枠 2a 鏡枠内周面 3・当行面 6a・・・し/ズ外周面 7・・突設部 9・・・間隙
示し、第1図aはレンズ保持装置の中央縦断面図、第1
図すはレンズの平面V、第2図は本発明に係るレンズ保
持装置の第2実施例を示す中央縦断面図、第3図は本発
明に係るレンズ保持装置の第3実施例を示す中央縦断面
図、第4図は本発明に係るレンズ保持装置の第4実施例
を示し、第4図aはレンズ保持袋■の中央縦断面図、第
4図すは鏡枠36の平面図、第5図は従来のレンズ保持
装置の断面図である。 10・・・レンズ保持装置 11・・レンズ 12・・・鏡枠 12a・・・鏡枠内周面 13・・・当付面 16a・・・レンズ外周面 17・・突設部 19・・・間隙 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社Azア腎\ エ 図 (b) q レンズ保持装置 ; レンズ 2・・鏡枠 2a 鏡枠内周面 3・当行面 6a・・・し/ズ外周面 7・・突設部 9・・・間隙
Claims (1)
- (1)レンズを、レンズ外周面と鏡枠内周面との間に介
装した接着剤を介して鏡枠内に固定保持するレンズ保持
装置において、上記レンズ外周面又は鏡枠内周面に複数
個の突設部を突設し、上記突設部と鏡枠内周面又はレン
ズ外周面とを嵌合するとともに、上記レンズ外周面と鏡
枠内周面間に形成される間隙に接着剤を介装して上記レ
ンズを鏡枠内に固定保持してなるレンズ保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63265078A JP2768363B2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | レンズ保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63265078A JP2768363B2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | レンズ保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02110503A true JPH02110503A (ja) | 1990-04-23 |
JP2768363B2 JP2768363B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=17412292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63265078A Expired - Lifetime JP2768363B2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | レンズ保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2768363B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0437708A (ja) * | 1990-06-01 | 1992-02-07 | Nec Corp | レンズの固定構造 |
US5493452A (en) * | 1990-10-31 | 1996-02-20 | Olympus Optical Company Limited | Lens retaining barrel |
JP2006064929A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Sony Corp | レンズ鏡筒および撮像装置 |
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JP2016191862A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 富士フイルム株式会社 | 光学装置及びその組立方法 |
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JPS62181910U (ja) * | 1986-05-07 | 1987-11-18 |
-
1988
- 1988-10-20 JP JP63265078A patent/JP2768363B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
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JP2016191862A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 富士フイルム株式会社 | 光学装置及びその組立方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2768363B2 (ja) | 1998-06-25 |
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