JPH02110463A - 電子ビーム用ネガ型レジストを用いたパターン形成法 - Google Patents

電子ビーム用ネガ型レジストを用いたパターン形成法

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JPH02110463A
JPH02110463A JP26465088A JP26465088A JPH02110463A JP H02110463 A JPH02110463 A JP H02110463A JP 26465088 A JP26465088 A JP 26465088A JP 26465088 A JP26465088 A JP 26465088A JP H02110463 A JPH02110463 A JP H02110463A
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JP
Japan
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poly
resist
electron beam
electron beams
alkali
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Application number
JP26465088A
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English (en)
Inventor
Hideo Horibe
英夫 堀邊
Shigeru Kubota
繁 久保田
Norimoto Moriwaki
森脇 紀元
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はパターン形成法、より詳しくは、アルカリ現
像できる電子ビーム用ネガ型レジストを用いてパターン
を形成する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
1965年に電子線レジストが最初に発表されたが、こ
れはフォトレジストの転用であった。以来、市販のフォ
トレジストに電子線を照射し、現像してつくったレジス
ト像の結果や、各種フォトレジストの電子線ζこ対する
感度を測定した結果などが報告されている。
へ 1968年にはフォトレジストであるF’MMAが、電
子線レジストとしても高解像度をもつことが報告された
。PMMAは非常に高い解像度をもつものの感度が悪く
、そのtコめに共重合、フッ素化等により感度向上を試
みているがいまだ満足いくものではない。また最近では
ウェット現像1こ変わりドライ現像が主流になってきて
おり、耐ドライエツチング性が悪才され、その点でもP
MMAは劣る。感度、耐ドライエツチング性を改善した
ものとして、次に登場したのが、ポリブデンスルホン系
である。
しかしながらこのレジストは、高感度、高解像度である
が、ドライエツチング耐性はそれほど良くなく、一番の
欠点はプロセス安定性に欠けることである。これまでは
ポジ型レジストを中心にみてきたが、大部分ドライエツ
チング耐性に劣る。そこで最近注目されるようになって
きたのが、ネガ型レジストであり反応の性質上膨潤が起
こるため解像度が落ちるが、ドライエツチング耐性には
優れたものが多い。
電子線用ネガ型レジストについてもポジ型と同様、ネガ
型フォトレジストの転用から始まった。
例えば、グリシジルメタクリレート等のエポキシ基を有
する材料、ヨウ素化ポリスチレン等のハロゲン化ポリス
チレンである。この中でも、耐ドライエツチング性、感
度、解像度において実用的なものはクロロメチル化ポリ
スチレン系である。しかしながら、溶媒現像のため現像
時に膨潤が起こり、さら(こ分子量分布の影響によりス
カム(現像残りかす)が生じやすく解像度の点で今−歩
劣る。
そこで、膨潤しないネガ型レジストとして登場したのが
、Deep UV用のポリ−P−ヒドロキシスチレンと
3.3′−ジアジドジフェニルスルホンブレンド物を用
いたものであり、例えば特開昭60−45240号公報
に示されている。ここではアジド化合物を感光剤にする
ため、それぞれの波長に応じたアジド感光剤が用いられ
ている。例えば、感光剤の極大吸収がi線(365nm
 )近辺にある4−アジドカルコン、アジドベンジリデ
ン、インデン、アジドベンザルメトキシアセトフェノン
などやさらに長波長のg線(436nm )に感光する
アジドフェニルブタジェニルジメチルシクロヘキサノン
が知られており、上記ネガ型レジストは今までの流れで
あるフォトレジストの電子線レジストへの転用を図った
昏こ過ぎないと思われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記Deep LJ V用のポリ−P−ヒドロキシスチ
レンと3.3′−ジアジドジフェニルスルホンブレンド
物は、レジスト層の形成において、ポリ−P−ヒドロキ
シスチレンと3.3′−ジアジドジフェニルスルホンと
の相溶性を考慮して、溶媒を選択する必要がある。又、
アジド化合物はアルカリ溶液(こ溶けず、ポリ−P−ヒ
ドロキシスチレンはアルカリ可溶である。おって、ポリ
−P−ヒドロキシスチレンとアジド化合物のブレンド物
を、ポリ−P−ヒドロキシスチレン単体と比較した場合
、現像時の露光部と未露光部の溶解度差が前者の方が後
者よりも小さいことになる。従って、コントラストが前
者の方が悪くなり、それは当然解像度にも悪い影響を与
える。また、未露光部でのアジド化合物は不溶部となり
、現像後スカムとなって残る。
従ってアジド化合物は、UVレジストとして用いるとき
は感光剤としてなくてはならないものだが、電子線レジ
ストとして用いるときには不用の長物ということになる
この発明はかかる課題を解決するためになされたもので
、高感度性、耐ドライエツチング性を損なうことなく高
解像度で微細パターン形成が可能な電子ビーム用ネガ型
レジストを用いたパターン形成法を得ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の電子ビーム用ネガ型レジストを用いたパター
ン形成法は、ポリ−P−ヒドロキシスチレンで形成され
たレジスト層を、電子線により露光し、未露光部をアル
カ1月こより除去して現象するものである。
〔作用〕
この発明におけるアルカリ現像により、現像時のレジス
ト膨潤がなくなる。これは、ポリ−P−ヒドロキシスチ
レンが酸性−〇H基を有するため未露光部はアルカリ水
溶液により溶解除去される。
一方、露光部は電子ビーム照射昏こより、フェノール水
酸基の水素が脱離しラジカルが発生しその部分で架橋す
るため水酸基濃度が低下し、現像液をこよる膨潤がおさ
えられる。また、電子ビームはα位の水素をも引き抜き
、この部分にもラジカルシカ5発生し架橋反応が起こる
。このよう昏こ、露光部では水酸基濃度の低下と分子間
架橋により、未露光部とは大きく極性が変わりかつ分子
量の違−)(こより、両者の間に溶解差が生じ、膨潤の
ない高解像度のネガ型パターンが得られる。
また、この発明は感光剤としてのアジド化合物を含まな
いため、未露光部においてアジド化合物がスカムとして
残らず、その結果、電子線用ネガ型レジストとして従来
に比べ高解像度をもつようになった。
〔実施例〕
この発明は、これまでの歴史的流れであるフォトレジス
トから電子線レジストへの転用をはかつたものではない
すなわち、ポリ−P−ヒドロキシスチレンそのものが電
子線に感光し、これ単独で電子線レジストになることを
詳細な実験より見い出した。また、UVレジストとして
は必要不可欠なアジド化合物も電子線レジストとしては
むしろ存在することによって解像度が悪くなる。すなわ
ち、フォトレジストの電子線レジストへの転用という流
れにしたがって加わえていたアジド化合物が、実は電子
線レジストとしてみた場合には整置以外のなにものでも
ないということを我々は見い出した。
実施例1 ポリ−P−ヒドロキシスチレン(重量平均分子ffiM
W= 5700 、 数平均分子1Mn= 30oO)
t / チルセロソルブに約10wt%溶解させ、シリ
コン酸化膜つきシリコンウェハー上(2インチ)に10
0Or −p −mの回転数で(資)秒間スピンコード
して膜厚的0.5μmのレジスト層を形成した。次に、
これを加°Cのオーブンにて15分間プリベークを施し
、しかる後に加速電圧20 KVの電子線を用いて露光
した。パターンは感度、γ値を求めるためのベタ露光と
し、解像度を求めるためのラインアンドスペースの2種
類を作成した。その後、レジストの現像を温度23℃に
てテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド(TMA
H)o、6%水溶液にて2分間行ない純水にてリンスす
ることにより、この発明の一実施例によるパターンを形
成した。
このとき、レジスト感度は残膜率50%(Dg”)で6
μC/dでコントラスト(γ値)は0,8であった。
また、0.3μmのラインアンドスペースの解像性であ
った。この分子量(MW=57009Mn=3000)
のレジストは、感度は市販品とほぼ同じ位だが超高密度
集積回路(VLSI)パターン作製を考えると解像度的
には非常に優れているといえる。また、このとき、未露
光部においてスカムは生じなかった。
実施例2 実施例1におけるポリ−P−ヒドロキシスチレンの分子
量、分散度を変えたポリ−P−ヒドロキシスチL/ :
/ (Mw = 90000 s Mn = 3780
0 )を用いる他は実施例1と同じようにレジスト層を
形成し、プリベークし、電子ビーム露光し、かつアルカ
リ現像した。但し、アルカリ現像はTMAH1,0%水
溶液、2分間現像である。
上記のよう憂こして、この発明の他の実施例によるパタ
ーンを形成した。図面は、この発明の他の実施例に係わ
るレジスト層の電子線感度を示す特性図であり、縦軸は
正規化残存膜厚を示す残膜率←)、横軸は電子線露光量
(μc7cm)を示す。それζこよると、上記この発明
の他の実施例に係わるレジスト感度(Dg” )は17
.5μC/c1.γ値は1.70であり、1.0μmの
ラインアンドスペースの解像性があった。また、未露光
部において、スカムの発生は全く見られなかった。
このようにして得られたアガ型レジストパターンをポス
トベーク(1[X)’Oにて荀分間)してから、ドライ
エツチング処理(リアクティブイオンエツチング)を行
なった。その結果、CF4ガスプラズマに対してポリ−
P−ヒドロキシスチレンは、ポリメチルメタクリレート
系の約10倍、環化ゴムベースのネガ型レジストおよび
ノボラックベースのポジ型レジストに対して約2倍の耐
性があった。
比較例 ポリ−P−ヒドロキシスチレン(MW= 57001M
n = 3000 ) 95wt%と2,6−ビス(4
’−−アジドベンザル)4−メチルシクロへキサノン5
wt%の混合物をメチルセロソルブに溶解し、10wt
%濃度のレジスト液を調製した。実施例1と同じように
レジスト層を形成し、プリベークし、電子ビーム露光し
、かつアルカリ現像した。但し、アルカリ現像はTMA
HO,6チ水溶液にて2分間である。
得られたレジストパターンは、未露光部にスカムが発生
する。これは、特に微細パターン(サブミクロン領域)
において顕著であり、溶媒濃度・時間を変えても取り除
(ことは不可能であった。
よって、ポリ−P−ヒドロキシスチレンこと2゜6−ビ
ス(4′−アジドベンザル)4−メチルシクロヘキサノ
ン混合物は、レジストとして不適当である。
表に、実施例1,2および比較例の結果をまとめて示す
それによると、実施例1によるパターンは、・解像度が
良く、実施例2によるパターンは、従来程度に感度が良
く、スカムの発生が見られず解像度が大であるのがわか
る。
なお、この発明に係わるアルカリとしては、上記実施例
に用いたもの以外に、NaOH,KOH,コリン、第3
リン酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、炭酸ナトリウム
、メタケイ酸ナトリウムなどが用いられる。
この発明に係わるレジスト層は、上記実施例に示すよう
に、例えばポリ−P−ヒドロキシスチレンを溶媒に溶解
させたものを、シリコンウェハー上に塗布して得られる
が、上記溶媒としては、酢酸ブチル、酢酸エチル等のエ
ステル類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキ
サノン等のケトン類、メチルセロソルブ、エチルセロソ
ルブ、エチルセロソルブアセテート等のセロソルブ類が
用いられる。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、この発明はポリ−P−ヒドロキシ
スチレンで形成されたレジスト層を、電子線により露光
し、未露光部をアルカリにより除去して現象することに
より、高感度性、耐ドライエツチング性を損なうことな
く、高解像度で微細パターン形成が可能な電子ビーム用
ネガ型レジストを用いたパターン形成法を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の他の実施例に係わるレジスト層の電
子線感度を示す特性図であり、縦軸は正規化残存膜厚を
示す残膜率←)、横軸は電子線露光量(μC/c!d)
を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリ−P−ヒドロキシスチレンで形成されたレジスト層
    を、電子線により露光し、未露光部をアルカリにより除
    去して現象する電子ビーム用ネガ型レジストを用いたパ
    ターン形成法。
JP26465088A 1988-10-19 1988-10-19 電子ビーム用ネガ型レジストを用いたパターン形成法 Pending JPH02110463A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010134240A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Jsr Corp レジストパターン形成方法及びレジストパターン形成用現像液
JP2013044808A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Fujifilm Corp レジストパターン形成方法、レジストパターン、架橋性ネガ型レジスト組成物、ナノインプリント用モールド、及びフォトマスク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010134240A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Jsr Corp レジストパターン形成方法及びレジストパターン形成用現像液
JP2013044808A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Fujifilm Corp レジストパターン形成方法、レジストパターン、架橋性ネガ型レジスト組成物、ナノインプリント用モールド、及びフォトマスク

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