JPH0211009A - 圧電共振子 - Google Patents
圧電共振子Info
- Publication number
- JPH0211009A JPH0211009A JP15925288A JP15925288A JPH0211009A JP H0211009 A JPH0211009 A JP H0211009A JP 15925288 A JP15925288 A JP 15925288A JP 15925288 A JP15925288 A JP 15925288A JP H0211009 A JPH0211009 A JP H0211009A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polarization
- electrode
- independent
- main electrode
- piezoelectric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 23
- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims abstract description 23
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 19
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 7
- 238000003754 machining Methods 0.000 abstract description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 abstract description 4
- 238000007639 printing Methods 0.000 abstract description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract 1
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000011068 loading method Methods 0.000 description 2
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- NKZSPGSOXYXWQA-UHFFFAOYSA-N dioxido(oxo)titanium;lead(2+) Chemical compound [Pb+2].[O-][Ti]([O-])=O NKZSPGSOXYXWQA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、発振子、フィルターその他に用いる圧電共振
子に関し、特に輪郭振動モードの低周波帯セラミック角
型圧電共振子に関するものである。
子に関し、特に輪郭振動モードの低周波帯セラミック角
型圧電共振子に関するものである。
集積回路の発達に供い、安価な圧電磁器共振子が広く利
用されてきた０通常、共振周波数が１００ｋｌｌｚから
Ｉ Ｍ）ｌｚまでの低周波帯においては、角型の圧電共
振子を用い、その輪郭振！１）モードを利用している。
用されてきた０通常、共振周波数が１００ｋｌｌｚから
Ｉ Ｍ）ｌｚまでの低周波帯においては、角型の圧電共
振子を用い、その輪郭振！１）モードを利用している。
このとき厚み縦振動の高調波が発生し、大きなスプリア
スレスポンスを生じ、これを回避するために圧電磁器基
板の四辺中央部を機械加工したり、圧電共振子に質量を
負荷する質量負荷法を用いたり、圧ｉｔ磁器基板の一方
の面に設けた電極を分割して配備し、分割された電極の
一つに対して逆方向に分極をしない方法をとることによ
り、高調波の厚み縦振動によるスプリアスを抑圧してい
た。
スレスポンスを生じ、これを回避するために圧電磁器基
板の四辺中央部を機械加工したり、圧電共振子に質量を
負荷する質量負荷法を用いたり、圧ｉｔ磁器基板の一方
の面に設けた電極を分割して配備し、分割された電極の
一つに対して逆方向に分極をしない方法をとることによ
り、高調波の厚み縦振動によるスプリアスを抑圧してい
た。
ところが従来のように、圧電磁器基板を機械加工する場
合、磁器基板として脆性破壊しやすいセラミックを用い
ているので、容易に磁器基板を破壊してしまったり、破
壊防止のための特殊工具が必要となったり、多大な時間
を費やして製作作業工程が複雑となって、コストアンプ
を導くこととなっていた。
合、磁器基板として脆性破壊しやすいセラミックを用い
ているので、容易に磁器基板を破壊してしまったり、破
壊防止のための特殊工具が必要となったり、多大な時間
を費やして製作作業工程が複雑となって、コストアンプ
を導くこととなっていた。
また、質量負荷法の場合は、所望帯域外の高調波の厚み
縦振動によるスプリアスばかりでなく、輪郭振動をも抑
圧してしまうおそれがあるし、制御方法も困難となって
いた。さらに、逆分極をしない電極分割法では、所望帯
域外の高調波の厚み縦振動による大きなスプリアスレス
ポンスを低減させるのに十分ではなく、間接的に発振回
路においてコンデンサ容量を大きくしてスプリアスレス
ポンスを低減させる必要があった。
縦振動によるスプリアスばかりでなく、輪郭振動をも抑
圧してしまうおそれがあるし、制御方法も困難となって
いた。さらに、逆分極をしない電極分割法では、所望帯
域外の高調波の厚み縦振動による大きなスプリアスレス
ポンスを低減させるのに十分ではなく、間接的に発振回
路においてコンデンサ容量を大きくしてスプリアスレス
ポンスを低減させる必要があった。
本発明は、以上のような従来の欠点を解消すべくなされ
たものであって、高調波の厚み縦振動によるスプリアス
の抑圧を可能とすると共に製作容易な圧電振動子を提供
することを目的とする。
たものであって、高調波の厚み縦振動によるスプリアス
の抑圧を可能とすると共に製作容易な圧電振動子を提供
することを目的とする。
本発明は、輪郭振動モードの低周波帯セラミック角型圧
電共振子において、圧電磁器基板の一方の面に、主電極
と前記主電極と独立して前記圧電磁器基板の辺縁中央部
に独立電極とを設け、他方の全面に共通電極を設けて、
前記独立電極部の分権を前記主電極部の分極と逆方向に
したことを特徴とする圧電共振子である。
電共振子において、圧電磁器基板の一方の面に、主電極
と前記主電極と独立して前記圧電磁器基板の辺縁中央部
に独立電極とを設け、他方の全面に共通電極を設けて、
前記独立電極部の分権を前記主電極部の分極と逆方向に
したことを特徴とする圧電共振子である。
上記構成をした圧電共振子を用いた場合、高調波の厚み
縦振動によるスプリアスは、独立電極部の分極を主電極
部の分極と逆方向にしであるため、高調波の厚み縦振動
時に共通電極側に正負の逆の電荷が発生し、振動をおさ
える力となり抑圧され、スプリアスレスポンスが低減す
る。
縦振動によるスプリアスは、独立電極部の分極を主電極
部の分極と逆方向にしであるため、高調波の厚み縦振動
時に共通電極側に正負の逆の電荷が発生し、振動をおさ
える力となり抑圧され、スプリアスレスポンスが低減す
る。
本発明を第１図を参照して説明すると、輪郭振動モード
の低周波帯セラミック角型圧電共振子１は、圧電磁器基
板２の一方の面に主電極ａと、前記主電極ａと独立して
前記圧電磁器基板２の四辺縁中央部に４つの独立電極す
とを設け、他方の全面に共通電極Ｃを設けて、前記独立
電極す部の分極を前記主電極ａ部の分極と逆方向にした
圧電共振子ｌとしである。
の低周波帯セラミック角型圧電共振子１は、圧電磁器基
板２の一方の面に主電極ａと、前記主電極ａと独立して
前記圧電磁器基板２の四辺縁中央部に４つの独立電極す
とを設け、他方の全面に共通電極Ｃを設けて、前記独立
電極す部の分極を前記主電極ａ部の分極と逆方向にした
圧電共振子ｌとしである。
なお、前記圧電磁器基板２は、チタン酸鉛等からなる圧
電セラミック材料を四角形の板片で焼成加工したもので
ある。
電セラミック材料を四角形の板片で焼成加工したもので
ある。
次に第２図から第４図に従って分極方法を説明すると、
第１段階として第２図に示すように、主電極ａと独立電
極すとを短絡して共通電極Ｃに向かった方向Ａで直流の
高電圧を印加してａ−ｃ間及びｂ−ｃ間を分極し、つい
で第２段階として第３図に示すように主電極ａと共通電
極Ｃとを短絡して共通電極Ｃから独立電極すに向う方向
に直流の高電圧を印加してｃ−ｂ間を分極する。
第１段階として第２図に示すように、主電極ａと独立電
極すとを短絡して共通電極Ｃに向かった方向Ａで直流の
高電圧を印加してａ−ｃ間及びｂ−ｃ間を分極し、つい
で第２段階として第３図に示すように主電極ａと共通電
極Ｃとを短絡して共通電極Ｃから独立電極すに向う方向
に直流の高電圧を印加してｃ−ｂ間を分極する。
結果として、第４図に示すように主電極ａ部の分極方向
と独立型Ｊｉｂ部の分極方向とが逆方向にされている。
と独立型Ｊｉｂ部の分極方向とが逆方向にされている。
このように分極された圧電共振子ｌは、主電極ａを引出
しリードに接続し、共通型ｌｉｃを引出しリードに接続
して２端子型共振子として例えば第５図に示す発振回路
に用いられる。この発振回路におけるコンデンサＣ＋、
Ｃｚは、所望帯域外の高調波の厚み縦振動によるスプリ
アスを間接的に抑圧するものであって、圧電共振子ｌ自
体が前記スプリアスを直接的に抑圧しているものである
ため、その静電容量を従来の５１０ ＰＦから１００
ＰＦ以下への低容量としても安定な発振が可能である。
しリードに接続し、共通型ｌｉｃを引出しリードに接続
して２端子型共振子として例えば第５図に示す発振回路
に用いられる。この発振回路におけるコンデンサＣ＋、
Ｃｚは、所望帯域外の高調波の厚み縦振動によるスプリ
アスを間接的に抑圧するものであって、圧電共振子ｌ自
体が前記スプリアスを直接的に抑圧しているものである
ため、その静電容量を従来の５１０ ＰＦから１００
ＰＦ以下への低容量としても安定な発振が可能である。
なお、第６図（＾）、（Ｂ）は、本発明の共振特性を表
わすインピーダンス周波数特性図であって、第６図（八
）は、振動による基本モードの共振特性を示し、第６図
（Ｂ）は、厚み縦振動によるスプリアスモードの共振特
性を示している。
わすインピーダンス周波数特性図であって、第６図（八
）は、振動による基本モードの共振特性を示し、第６図
（Ｂ）は、厚み縦振動によるスプリアスモードの共振特
性を示している。
また、第７図（Ａ） 、 （Ｂ）は、機械加工による辺
縁延長を図っていない従来の圧電共振子についての第６
図（Ａ） 、 （［１）との比較を示したものである。
縁延長を図っていない従来の圧電共振子についての第６
図（Ａ） 、 （［１）との比較を示したものである。
本実施例によれば、厚み縦振動モードに於いて、インピ
ーダンス山谷比Ｚａ／Ｒｅ （１）１）７共振周波数で
の共振インピーダンス、Ｚａ：反共振周波数でのインピ
ーダンス）が７５ｄＢより４２ｄＢへと大幅に小さくで
き、スプリアス抑圧を可能としている。
ーダンス山谷比Ｚａ／Ｒｅ （１）１）７共振周波数で
の共振インピーダンス、Ｚａ：反共振周波数でのインピ
ーダンス）が７５ｄＢより４２ｄＢへと大幅に小さくで
き、スプリアス抑圧を可能としている。
本発明は、圧電磁器基板の一方の面に、主電極と前記主
電極と独立して前記圧電磁器基板の辺縁中央部に独立電
極とを設け、他方の全面に共通電極を設けて、前記独立
電極部の分極を前記主電極部の分極と逆方向にした圧電
共振子とすることにより、圧電磁器基板を機械加工する
ことなく電極印刷を分極パターンで形成し、その後分極
工程のみで所望帯域外の高調波の厚み縦振動によるスプ
リアス抑圧が可能となり、製作が容品安価となると共に
所望帯域外の厚み縦振動によるスプリアスを抑制するコ
ンデンサ容量の低容量化も図れるという効果がある。
電極と独立して前記圧電磁器基板の辺縁中央部に独立電
極とを設け、他方の全面に共通電極を設けて、前記独立
電極部の分極を前記主電極部の分極と逆方向にした圧電
共振子とすることにより、圧電磁器基板を機械加工する
ことなく電極印刷を分極パターンで形成し、その後分極
工程のみで所望帯域外の高調波の厚み縦振動によるスプ
リアス抑圧が可能となり、製作が容品安価となると共に
所望帯域外の厚み縦振動によるスプリアスを抑制するコ
ンデンサ容量の低容量化も図れるという効果がある。
第１図は本発明の圧電共振子の斜視図、第２図。
第３図は分極方法の説明図、第４図は分極後の状態説明
図、第５図は本発明の圧電共振子を発振回路に用いた説
明図、第６図（Ａ）は本発明の圧電共振子の基本モード
の特性図、第６図（Ｂ）は本発明の圧電共振子のスプリ
アスモード特性図、第７図（Ａ）は従来の圧電共振子の
基本モード特性図、第７図（Ｂ）は従来の圧電共振子の
スプリアスモード特性図である。 ｌ・・・圧電共振子、２・・・圧電磁器基板、ａ・・・
主電極、ｂ・・・独立電極、Ｃ・・・共通電極。 特許出願人 ティーデイ−ケイ株式会社代理人
弁理士 薬 師 稔第６図（Ａ） 第６図（Ｂ） 第１ 図 基本モード （輪郭振動） 第７図（Ｂ） スプリアスモード （厚み縦振動） 周波数（ＭＨｚ）
図、第５図は本発明の圧電共振子を発振回路に用いた説
明図、第６図（Ａ）は本発明の圧電共振子の基本モード
の特性図、第６図（Ｂ）は本発明の圧電共振子のスプリ
アスモード特性図、第７図（Ａ）は従来の圧電共振子の
基本モード特性図、第７図（Ｂ）は従来の圧電共振子の
スプリアスモード特性図である。 ｌ・・・圧電共振子、２・・・圧電磁器基板、ａ・・・
主電極、ｂ・・・独立電極、Ｃ・・・共通電極。 特許出願人 ティーデイ−ケイ株式会社代理人
弁理士 薬 師 稔第６図（Ａ） 第６図（Ｂ） 第１ 図 基本モード （輪郭振動） 第７図（Ｂ） スプリアスモード （厚み縦振動） 周波数（ＭＨｚ）
Claims (1)
- （１）輪郭振動モードの低周波帯セラミック角型圧電共
振子において、圧電磁器基板の一方の面に、主電極と前
記主電極と独立して前記圧電磁器基板の辺縁中央部に独
立電極とを設け、他方の全面に共通電極を設けて、前記
独立電極部の分極を前記主電極部の分極と逆方向にした
ことを特徴とする圧電共振子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15925288A JPH0211009A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 圧電共振子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15925288A JPH0211009A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 圧電共振子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0211009A true JPH0211009A (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=15689687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15925288A Pending JPH0211009A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 圧電共振子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0211009A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112729595A (zh) * | 2021-02-02 | 2021-04-30 | 上海航天电子有限公司 | 延迟线型声表面波传感器及其制作方法 |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP15925288A patent/JPH0211009A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112729595A (zh) * | 2021-02-02 | 2021-04-30 | 上海航天电子有限公司 | 延迟线型声表面波传感器及其制作方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7245060B2 (en) | Piezoelectric resonator, method for manufacturing the same, piezoelectric filter, and duplexer | |
| US5084647A (en) | Piezoelectric filter | |
| US4716332A (en) | Piezoelectric vibrator | |
| US4348609A (en) | Piezoelectric vibrator with spurious mode suppression | |
| JPH02235422A (ja) | 厚み縦共振子 | |
| JPH0211009A (ja) | 圧電共振子 | |
| JP3102869B2 (ja) | 超薄板圧電共振子の構造 | |
| JPH04127709A (ja) | Ａｔカット水晶振動子 | |
| JPS581563B2 (ja) | セラミツクキヨウシンシ | |
| US5274293A (en) | Piezoelectric filter | |
| JPS6216611A (ja) | 平板状厚みすべり水晶振動子 | |
| JP2855208B2 (ja) | ＬｉＴａＯ▲下３▼圧電共振子 | |
| JPS6098711A (ja) | 厚みすべり振動子 | |
| JPH03139009A (ja) | 小型圧電共振子 | |
| JPH0321070Y2 (ja) | ||
| JPH0321069Y2 (ja) | ||
| JPS59127413A (ja) | タンタル酸リチウム振動子 | |
| JP2881251B2 (ja) | 圧電共振子 | |
| JPH0141222Y2 (ja) | ||
| JPH0637567A (ja) | 厚み系水晶振動子の電極形成方法 | |
| KR830001897B1 (ko) | 압전 공진자 | |
| JPS6189706A (ja) | 共振子構造 | |
| JPH0435515A (ja) | 表面弾性波装置 | |
| JP3102872B2 (ja) | 超薄肉圧電振動子 | |
| JPS5925831U (ja) | 水晶振動子 |