JPH0141222Y2 - - Google Patents

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JPH0141222Y2
JPH0141222Y2 JP1983005748U JP574883U JPH0141222Y2 JP H0141222 Y2 JPH0141222 Y2 JP H0141222Y2 JP 1983005748 U JP1983005748 U JP 1983005748U JP 574883 U JP574883 U JP 574883U JP H0141222 Y2 JPH0141222 Y2 JP H0141222Y2
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terminal
piezoelectric
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oscillator
output
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JP1983005748U
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JPS59111306U (ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は短冊状の圧電板の長さ振動モードの高
調波を利用した3端子形圧電発振子に関する。
従来技術 近年、集積回路(IC)や大規模集積回路
(LSI)の発展に伴つて、マイクロコンピユータ
が巾広い分野で使用されているが、マイクロコン
ピユータのクロツク源としては、たとえば第1図
に示すように、C−MOSのインバータ1の入出
力端子間に抵抗Rおよび圧電発振子2を接続する
とともに、上記C−MOSのインバータ1の入力
端子とアースとの間および出力端子とアースとの
間に夫々負荷容量CAおよびCBを接続してなるコ
ルピツツ発振回路が一般に使用されている。
ところで、上記圧電発振子2としては、従来よ
り、100KHzないし1MHz程度のものでは、第2図
に示すように、正方形状の圧電板3の上下両主面
に夫々電極4および5を形成してなるものが一般
に使用されている。
コルピツツ型の発振回路に第2図の如き圧電発
振子2を使用すると、負荷容量CAおよびCBが必
要であり、また、負荷容量CAおよびCBの温度特
性と圧電発振子2の温度特性を考慮しないと、発
振周波数の温度安定性が悪化する欠点があつた。
考案の目的 本考案は上記欠点を解消すべくなされものであ
つて、その目的は、コルピツツ発振回路の部品点
数の削減と外部負荷容量を付加することによる温
度特性の影響をなくすることである。
実施例 以下、添付図面とともに本考案の実施例を説明
する。
第3図において、11は圧電磁器板、12,1
3は分割電極、14は全面電極、15は入力端
子、16は出力端子、17は共通電極端子であ
る。
上記圧電磁器板11は、チタン酸バリウム等の
圧電材料をほゞ一定巾を有する短冊状に形成し、
焼成してなるものであり、その一方の主面11a
には分割電極12,13を形成し、他方の主面1
1bには全面電極14を形成している。
上記圧電磁器板11は、その厚み方向に一様に
分極させて長さ振動モードで動作させ、該長さ振
動モードの2次高調波を利用する。
上記分割電極12,13は圧電磁器板11の主
面11aのほゞ中央部で相互に分割されており、
分割電極12は入力端子15に、また、分割電極
13は出力端子16に夫々導通する。また、圧電
磁器板11の主面11bの全面電極14は共通電
極端子17に導通する。
第3図の3端子形圧電磁器発振子18は、第4
図に示すように、その上記入力端子15および出
力端子16を夫々C−MOSのインバータ1の出
力端子および入力端子に接続し、共通電極端子1
7をアースに接続すれば、C−MOSのインバー
タ1、およびその入出力端子間に接続された抵抗
Rとともに、第1図と同様のコルピツツ発振回路
を構成する。
第4図の発振回路では、分割電極13と全面電
極14との間に形成される静電容量および分割電
極12と全面電極14との間に形成される静電容
量が夫々第1図の負荷容量CAおよびCBに対応す
る。また高調波を利用するので発振条件をみたす
入・出力位相関係が得られる。
従つて、第4図の発振回路では、負荷容量が3
端子形圧電磁器発振子18内に包含されることに
なり、第1図のような外付けの負荷容量CAおよ
びCBは不要となる。
2次高調波に対する圧電磁器板11の電荷分布
は第5図に曲線h1で示すようになる。
一般に、圧電磁器基板11の長さ振動モードの
n次の高調波を利用する場合は、第6図に示すよ
うに、圧電磁器板11の一つの主面11aに等し
い長さを有するn個の電極N1,N2,…,Noを形
成し、上記圧電磁器基板11の一端から偶数番目
の電極N2,N4,…を夫々入力端子15に導通さ
せ、奇数番目の電極N1,N3…を夫々出力電極1
6に導通させ、上記圧電磁器基板11のいま一つ
の主面11bに形成された電極14を共通電極端
子17に導通させればよい。
n次の高調波に対する圧電磁器板11の電荷分
布は第7図に曲線h2で示すようになる。
考案の効果 以上、詳述したことからも明らかなように、本
考案は、入力端子、出力端子および共通電極端子
を有する3端子形圧電発振子において、ほゞ一定
巾を有する短冊状の圧電板の一つの主面にその長
さ方向に配列される少くとも2つの分割電極を形
成する一方、上記圧電板のいま一つの主面全体に
全面電極を形成し、上記分割電極を一つおきに
夫々上記入力端子に導通させるとともに、残る分
割電極を夫々上記出力端子に導通させ、全面電極
を上記共通電極端子に導通させ、高調波を利用す
るようにしたから、圧電発振子とは別に負荷容量
を接続する必要がなく、部品点数が削減されると
ともに、負荷容量の温度特性に気をくばる必要が
なくなる。
また、本考案においては、圧電磁器板の長さ振
動モードの高調波を利用するものであるため、圧
電磁器板の巾および厚みのスプリアスも小さくな
る利点がある。さらに、本考案によれば、厚み方
向に一様に分極された圧電板の長さ振動モードの
高調波を利用するので、発振周波数が高い発振回
路を構成する場合にも、圧電板の長さ振動モード
の基本波を使用するものに比較して、圧電板の寸
法が極端に小さくなることがなく、取り扱いが容
易になり、そのうえ、圧電板も一方向に分極させ
ればよく、分極も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はコルピツツ発振回路の回路図、第2図
は従来の圧電発振子の斜視図、第3図は本考案に
係る3端子形圧電発振子の一実施例の斜視図、第
4図は第3図の3端子形圧電磁器発振子を使用し
たコルピツツ発振回路の回路図、第5図は第3図
の3端子形圧電磁器発振子の圧電磁器板の電荷分
布図、第6図は本考案に係る3端子形圧電磁器発
振子のn次高調波を利用する実施例の斜視図、第
7図は第6図の3端子形圧電磁器発振子の圧電磁
器板の電荷分布図である。 1……インバータ、11……圧電磁器板、1
2,13……分割電極、14……全面電極、15
……入力端子、16……出力電極、17……共通
電極端子、18……3端子形圧電磁器共振子、
N1,N2,…,No……分割電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力端子、出力端子および共通電極端子を有
    し、これら入力端子、出力端子および共通電極端
    子がC−MOSインバータの出力端子、入力端子
    およびアースに夫々接続されて発振回路を構成す
    る3端子型圧電発振子において、ほぼ一定幅を有
    する短柵状の圧電板を有し、この圧電板はその厚
    み方向に一様に分極され、この圧電板の主面にそ
    の長さ方向に配列される少なくとも2つの分割電
    極を形成する一方、上記圧電板のいま一つの主面
    全体に全面電極を形成し、上記分割電極を一つお
    きに夫々上記入力端子に導通させるとともに、残
    る分割電極を夫々上記出力端子に導通させ、全面
    電極を上記共通電極端子に導通させ、上記圧電板
    を長さ振動モードで作動させてその高調波振動の
    発振出力を上記C−MOSインバータの出力端子
    から取り出すようにしたことを特徴とする3端子
    形圧電発振子。
JP574883U 1983-01-18 1983-01-18 3端子形圧電発振子 Granted JPS59111306U (ja)

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JPS59111306U JPS59111306U (ja) 1984-07-27
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JPS4991593A (ja) * 1972-12-30 1974-09-02
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JPS5595417A (en) * 1979-01-11 1980-07-19 Noto Denshi Kogyo Kk Piezoelectric oscillating element and piezoelectric oscillator using it

Family Cites Families (1)

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JPS59111306U (ja) 1984-07-27

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