JPH02108506A - 石材板の切出し方法 - Google Patents

石材板の切出し方法

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Publication number
JPH02108506A
JPH02108506A JP26328688A JP26328688A JPH02108506A JP H02108506 A JPH02108506 A JP H02108506A JP 26328688 A JP26328688 A JP 26328688A JP 26328688 A JP26328688 A JP 26328688A JP H02108506 A JPH02108506 A JP H02108506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stone
circular saw
stone material
rotating
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26328688A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kawai
淳 河合
Toshiaki Hodate
甫立 敏昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP26328688A priority Critical patent/JPH02108506A/ja
Publication of JPH02108506A publication Critical patent/JPH02108506A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、表層材として使用される大理石等の石材板を
石材ブロックから切り出す方法に関する。
〔従来の技術〕
大理石等の天然石材を板状に切り出し、鋼板等の裏材に
貼り付けた表装材が使用されるようになってきている。
この表装材は、天然石材がもつ硬度、耐久性1表面の色
調や光沢等を活かしたちのとして重宝されている。
天然石材を板状にするとき、帯鋸や丸鋸等によって石材
を必要厚さに切り出している。また、特開昭56−82
17号公報では、両面に裏材を貼り付けた石材をクラン
プし、石材の一方の縁から丸鋸で表面と平行な方向にス
ライスし、裏材のそれぞれに石材薄層が貼り付いた二枚
の積層体を製造している。このとき、丸鋸の回転中心が
石材の縁に近接すると、石材を反転させて、反対方向の
縁から石材を切断する。そして、両側からの切断線が合
わさったとき、石材が切り離されて二枚の板材になる。
この方法によるとき、丸鋸の回転軸に支障されることな
(、丸鋸のほぼ直径に等しい縦及び横方向長さをもつ数
−程度の板材を、石材から切り出すことができるとされ
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、石材の両側から切断を行う場合、欠は落ちが発
生し易い。第3図は、この欠は落ち発生のメカニズムを
説明するための図である。すなわち、同図(a)に示す
ように石材51の一側から丸鋸52によって石材51を
切断するとき、斜線で示すように未切断153が生じる
。そして、九[i52が切断方向Aに沿って移動し石材
51の端部に近づくとき、未切断部53に鋭角状の角部
54が生じる。また、石材51を反転させ、或いは丸鋸
52を移動させて他側から石材51を切断するとき、同
図(ハ)に示すように未切断部53の角部55に丸鋸5
2が当たる。これら鋭角状の角部54.55は、剛性が
小さく、丸鋸52の衝撃により欠は落ち易い。このため
、石材51から切り出された板材に欠け9割れ等の欠陥
が発生し、歩留りの低下を招く。
また、石材51の両側から切断を行うため、切り口の不
揃いが生じ易い。この不揃いは切り出された石材板の表
面に段差となって表れるため、平滑な表面に仕上げるた
めの研磨に多大の時間及び労力が必要となる。
そこで、本発明は、石材と丸鋸を相対的に回転させて石
材の周囲から中心に向かって切断することによって、鋭
角状の角部が切断面に現れることを防ぎ、段差のない切
断面をもつ石材板を歩留り良く切り出すことを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の石材板切出し方法は、その目的を達成するため
に、外周に切断刃を備えた丸鋸を回転させながら石材か
ら板を切り出す際、前記丸鋸の回転軸に平行な方向を回
転中心として前記石材を回転させるか、または、前記丸
鋸を前記石材の回りを公転させることを特徴とする。
〔作用〕
第1図は、本発明の詳細な説明するための図である。本
発明では、外周に切断刃を備えた丸鋸1が使用される。
この丸鋸1は、回転軸2を中心として矢印Xで示した方
向に回転する。丸鋸lで切断される石材3も、回転軸2
と平行な方向(紙面に対して垂直な方向)を回転中心4
として矢印Yで示した方向に回転する。なお、第1図の
場合には、石材3の回転方向Yを丸鋸10回転方向Xと
同一方向にしているが、石材3を逆方向に回転させても
良い。
このように石材3を回転させながら切断を行うため、切
断中で石材3に生じる未切断部5は、円形状になる。そ
して、丸鋸1及び石材3を相対的に近接させることによ
って、−円形状の未切断部5゜は順次その半径を小さく
し、最終的に石材3から板が切り出される。この未切断
115を、第3図で示した未切断部53と比較するとき
、鋭角状の角部54、55が発生しない。そのため、丸
鋸lの衝撃に対し強度的に不足する部分が生じることな
く、石材3の断面に均等に力が加わる。その結果、欠け
割れ等の欠陥が発生することなく、石材3から板が切り
出される。また、第3図の場合と異なり、連続した一つ
の工程で石材3が切1されるため、段部等が生じること
なく、切断面は平滑性に優れたものとなる。
なお、丸鋸lの外周に設ける切断刃の間に、所定の間隔
をもって放電電極を設けたものを使用することができる
。この場合、切断部に加工液を注入しながら、石材3の
切断を行う。放電電極が石材3から離れるとき放電が生
じ、石材3は、切断刃による機械的な切断に加えて、放
電加工を受ける。そのため、切断速度が向上する。
本発明の石材板の切出し方法は、大きな石材ブロックか
ら複数枚の石材板を切り出すこと、あるいは、前掲の特
開昭56−8217号公報に記載されている石材を2枚
の薄板にスライスすることの何れにも適用することがで
きる。
また、九mlの周辺にスペースが充分にとれる場合など
では、第1図に示した方法の場合と同様な考え方から、
丸Ii1を石材3の回りに公転させながら切断すること
もできる。
〔実施例〕 断面が300++nX300mmの大理石角柱から、厚
さ5−の薄板を切り出した。このとき、丸鋸lとしては
、板厚5 nで半径500 mの鋼製円板の周囲に厚さ
8閣のダイヤモンドチップを切断刃として取り付けたも
のを使用して、400回/分の回転速度で回転させた。
他方、石材3を逆方向に120回/分の回転速度で回転
させながら、丸鋸1に180a/分の速度で接近させた
切り出された石材板を検査したところ、第2図に示すよ
うに、従来見られたような欠は落ち1割れ等の欠陥が極
めて減少していた。な右、第2図における欠は落ち発生
頻度は、大理石角柱から石材板を50枚切り出した場合
の、欠け1割れの切断不良が発生した枚数を%で表した
ものである。また、比較例としては、第3図で説明した
方法により石材を切断した場合を示している。
また、第3図のように石材の両側から切断を2工程で行
うものでなく、連続した工程で石材3が切断される。そ
のため、切断面は段差のない平滑度に優れ、短時間の研
磨によって光沢のある表面に仕上げることができた。こ
のとき、大理石角柱から石材板となる歩留りは、45%
であった。これに対し、第3図の場合には、それぞれの
側から切り込まれた石材3の切断面に、最大1mの段差
が生じていた。そして、この段差を解消すべく、後続す
る研磨工程で石材板の表面を1.5n程度削り込む長時
間の研磨が必要であった。そのため、切り代が91sと
大きく、大理石角柱から石材板として切り出される割合
も、35%と低いものであった。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明においては、スライスさ
せる石材を回転させながら、または、丸鋸を前記石材の
回りを公転させながら切断を行うことにより、石材の中
央部に向かって径が小さくなる未切断部を形成しながら
、最後に石材板を分離している。このため、欠は落ち1
割れ等の欠陥発生原因となる強度の弱い鋭角状の角部を
もつ未切断部が形成されず、高い歩留りで石材板を切り
出すことが可能となる。また、石材板の切断面も平坦性
に優れたものであるため、後続する研磨工程における負
担も軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明するための図であり、第2
図は本発明の効果を具体的に表したグラフである。他方
、第3図は、従来の切断方法及びその欠点を説明するた
めの図である。 1.52:丸鋸      2:回転軸3.51:石材
      4:回転中心5.53:未切断部    
54.55:鋭角状の角部第1図 第3図 第2図 (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外周に切断刃を備えた丸鋸を回転させながら石材か
    ら板を切り出す際、前記丸鋸の回転軸に平行な方向を回
    転中心として前記石材を回転させることを特徴とする石
    材板の切出し方法。 2、外周に切断刃を備えた丸鋸を回転させながら石材か
    ら板を切り出す際、前記丸鋸を前記石材の回りを公転さ
    せることを特徴とする石材板の切出し方法。
JP26328688A 1988-10-18 1988-10-18 石材板の切出し方法 Pending JPH02108506A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26328688A JPH02108506A (ja) 1988-10-18 1988-10-18 石材板の切出し方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP26328688A JPH02108506A (ja) 1988-10-18 1988-10-18 石材板の切出し方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02108506A true JPH02108506A (ja) 1990-04-20

Family

ID=17387359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26328688A Pending JPH02108506A (ja) 1988-10-18 1988-10-18 石材板の切出し方法

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JP (1) JPH02108506A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106881768A (zh) * 2017-01-24 2017-06-23 泉州华中科技大学智能制造研究院 一种圆锯片在石材上加工凹圆弧的方法

Cited By (1)

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