JPH02108233A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH02108233A
JPH02108233A JP26050088A JP26050088A JPH02108233A JP H02108233 A JPH02108233 A JP H02108233A JP 26050088 A JP26050088 A JP 26050088A JP 26050088 A JP26050088 A JP 26050088A JP H02108233 A JPH02108233 A JP H02108233A
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JP
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magnetic
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parts
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JP26050088A
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English (en)
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Kazuaki Taga
多賀 一晃
Hiroo Inami
博男 稲波
Hiroshi Ogawa
博 小川
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、非磁性支持体と磁性層からなる磁気記録媒体
に関するもので1−層詳細には、少なくとも二層の磁性
層を有する磁気記録媒体に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、磁気記録の発展にともない、磁気記録テープには
よシ優れた電磁変換特性を要求されるようになった。そ
の要求を満たす技術の1つに重層化がある。これは、特
開昭62−42328号公報等でみられるように支持体
上に第一磁性層と第二磁性層をこの順に設は第二磁性層
に高Hcの磁性体を、第一磁性層に低Haの磁性体を存
在させることにより優れた電磁変換特性を得ることを可
能にした技術である。
また、現在の磁気記録媒体は優れた電磁変換特性を有す
ると共に良好な走行耐久性、また磁気記録媒体自体の耐
久性、すなわち種々の温度湿度での経時変化を改善する
ことが要求されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このよう表耐久性に関しては磁性層に含まれる結合剤の
役割が重要である。従って結合剤に関する検討も種々行
われている。3 例えば硬い結合剤を用いて磁性層の硬度を上げる方法が
行われている。しかし、磁性層の硬度を上げることに対
する悪影響として、磁性層が脆Xなシ、磁気ヘラPとの
接触によ!llPllプロップの増加などの走行耐久性
の劣化が問題となる。
また1、結合剤の化学構造を改良して加水分解しにくい
結合を導入して耐久性向上させる試みから例えばポリエ
ーテルジオールを分子中に含んだポリウレタン樹脂を結
合剤とする磁気記録媒体が特開昭61−255532号
公報に開示されている。このようなポリウレタン樹脂を
含む磁気記録媒体は優れた電磁変換特性を有し、対加水
分解性を有することから温度、湿度の変化に対しては優
れた耐久性を示す。しかし、走行による摩擦係数の増大
、出力の低下等走行耐久性に充分優れているとは言えな
い。
このように電磁変換特性が優れ、且つ走行による出力低
下が少ないなどの走行耐久性、およびいろいろな温湿度
の中で長期保存しても出力低下の少々いなど耐久性に優
れた磁気記録媒体は得られていない。
一方、耐久性を上げるためにはインシアネートなどの硬
化剤を用いる方法がある、従来重層構成の磁性層を有す
る磁気記録テープの場合、逐次塗布の方式がとられてい
た。すなわち、第一磁性層を塗布、乾燥後、第二磁性層
を塗布、乾燥する方式である。このような方式では第一
磁性層に硬化剤を多く用いることにより硬化後、その上
に第二磁性層を設けても、界面で不均一な膨潤などが生
じないようにできることが知られており、例えば特開昭
57−135434号では、磁性体100重量部に対し
て第一磁性層は6.75重量部、第二磁性層では1.2
5重量部の硬化剤(イン7アネート)を用いることが知
られている。しかし近年、第二磁性層の薄層化、第一磁
性層、第二磁性層の表面性の良化を目的として、又塗布
スビーPを向上し、コストダウンを図ることを目的とし
て同時重量塗布(wet on wet)の方式が開発
されてきた。
このような方式では第一磁性層が湿潤状態のうちに第二
磁性層を設けるため、第一磁性層に多くの硬化剤を用い
て硬化する必要はなくなり、例えば特開昭53−144
705号では第二磁性層により多くの硬化剤を用いるこ
とが知られている。
しかし、近年磁気記録媒体が種々の温湿度の条件の中で
使用され保存されるようになるとポリウレタン樹脂が加
水分解して低分子量成分が生じ、これが滲み出してブル
ーミングなどの現象を呈することがわかった。これを防
止するため、第二磁性層に多量の硬化剤を用いると、磁
性層が極めて硬くなυ、磁気へツrと磁気テープとのタ
ッチ、いわゆるヘッドタッチが十分なものは得られなか
った4、そのため良好な電磁変換特性が得られなかった
そこで本発明者らは同時重層塗布方式における第一磁性
層、第二磁性層に用いる硬化剤の量と、加水分解低分子
量成分の挙動との関係を綿密に検討した結果電磁変換特
性と走行耐久性、更に種々の温湿度条件下における耐久
性が同時に改良される磁気記録媒体が得られることがわ
かった。
従って本発明の目的は優れた電磁変換特性と耐久性を同
時に有する磁気記録媒体を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、非磁性支持体上に第 磁性層と第
二磁性層をこの順に設けてなυ、第二磁性層は第一磁性
層が湿潤状態にあるうちに塗設された磁気記録媒体にお
いて、前記第一磁性層の厚みが2.5μm以上5.0μ
m以下、前記第二磁性層の厚みが0.6μm以上1.5
μm以下であり、前記第一磁性層に含まれる。l IJ
イソシアネ−1・量が前記第一磁性層に含まれる磁性体
100重量部に対して6〜15重量部含まれ、前記第二
磁性層に含まれるポリイソシアネート量が前記第二磁性
層に含まれる磁性体100重量部に対し3=13重量部
含まれ、かつ前記第一磁性層に含まれるポリイソシアネ
ート量が前記第二磁性層に含まれるインシアネート量よ
り1重量部以上多いことを特徴とする磁気記録媒体によ
って達成される。
本発明にもちいるポリイソシアネートとしては、トリレ
ンジイソシアネート、4.4’−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシ
リレンジインシアネート、ナフチレン−1,5−ジイソ
シアネート、0−トルイジンジイソシアネート、インホ
ロンジインシアネート、トリフェニルメタントリイソシ
アネート、インホロンジイソシアネート等のイソシアネ
ート類、又当該インクアネート類とポリアルコールとの
生成物、又インシアネート類の縮合に依って生成した2
〜15量体のポリイソシアネート等を使用することがで
きる。これらポリイックアネート類の平均分子量は、1
00〜20000のものが好適である。これらポリイン
シアネートの市販されている商品名としては、コロネー
トL1コロネー)HL。
コロネート2060、コロネート2031 、ミリオネ
ートMR、ミリオネートMTL(日本ポリウレタン■製
)、タケネートD−102、タケネートD−11ON。
タケネートD−200、タケネートD−202、タケネ
ート300S、タケネート500(武田薬品■製)、ス
ミジュールT−80、スミジュール44S1スミジユー
ルPF、スミジュールL、スミジュールN%7’スモジ
ュールL1デスモジュールIL、7’スモジユールN1
デスモジユールHL、7’スモジユールT65、デスモ
ジュール15、デスモジュールR1デスモジュールFt
F、7’スモジュールSL、7’スモジユール2427
3  (住X)々イニル社製)等があシ、これらを単独
若しくは硬化反応性の差を利用して二つ若しくはそれ以
上の組み合わせによって使用することができる。又、硬
化反応を促進する目的で、水酸基(ブタンジオール、ヘ
キサンジオール、分子量が1000〜10000のぼり
ウレタン、水等)、アミノ基(モノメチルアミン、ジメ
チルアミン、トリメチルアミン等)を有する化合物や金
属酸化物の触媒を併用する事も出来る。
これらの水酸基やアミノ基を有する化合物は多官能であ
る事が望ましい。
上記のように、本発明によシ、第一磁性層、第二磁性層
の厚さを前記の如く規定し、各磁性層にそれぞれ前記し
た如き量の硬化剤を含有させ結合剤の架橋密度を適度に
高めることにより、例えば温湿度の変化により結合剤と
して使用されているポリウレタン樹脂が加水分解しても
イ加水分解してできた低分子量のものを硬化剤が形成す
る網目構造で包み込んでしまうために低分子量のウレタ
ンが磁性層表面に析出してヘッドが目詰まりをおこす様
な弊害などは防止できるうえに、硬化剤の編目構造自体
が適度な強度を示すために、結合剤の温湿度変化の影響
を極力最小に抑えることができる優れた耐久性を示す。
また、上記のように硬化剤の量を限定することによシ磁
性層が適度なかたさを持つことができ、Pロツプアクト
増加、出力低下などの起こらない優れた走行耐久性を示
す。
また、第一磁性層より第二磁性層の硬化剤の量が少い層
構造を有するためにテープ自体の強度がまして(第一磁
性層の厚みが第二磁性層よシ厚いために磁性層の強度は
第一磁性層が決定づける。)走行耐久性に優れる上に、
直接磁気ヘッドに接触する第二磁性層が柔らかいために
ヘッドへの当シが良好となり、電磁変換特性も良好であ
る。
このような構成をとることによシ優れた電磁変換特性を
持ち、且つ優れた耐久性を示す磁気記録媒体を作成する
ことができた。
使用される強磁性粉末に特に制限はない。強磁性合金微
粉末、1− Fe、O,コ・々ルト変成γ−FへOl、
Fe、OいCO被着酸化鉄の他、変性ノ々リクムフエラ
イトおよび変性ストロンチクムフエライトなどを挙げる
ことができる。本発明は、特に、鉄、コバルトあるいは
ニッケルを含む強磁性合金粉末であって、その比表面積
が35m”79以上の強磁性合金粉末を強磁性粉末とし
て使用する際にその効果が顕著に現れる。
この強磁性合金粉末の例としては、強磁性合金粉末中の
金属分が75重量%以上であシ、そして金属分の80重
量%以上が少カくとも1種類の強磁性金属あるいは合金
(例、Fe、 Go、 Ni、 Fe−Go 、 Fe
−Ni 、 Co −Ni 、 co−Ni−Fe )
テあり、該金属分の20重量%以下の範囲内で他の成分
(例、Al、 Si、 S、 Sc、 Ti、 V、 
Or、 Mn、 Cu。
Zn、 y、 Mo、 Rh、 Pd、 Ag、 Sn
、 sb、 ’re、 Ba。
Ta、W、Re、Au、Hg、Pb、Bi、La、Ge
、Pr。
Nd、B、P)を含むことのある合金や、窒化鉄等を挙
げることができる。また、上記強磁性金属が少量の水、
水酸化物または酸化物を含むものなどであってもよい。
本発明では磁性層を二層構成となし、その層構成につい
ては、各層の厚さと硬化剤の含有等を前記の如く規定す
る以外は特に制御はなく、上記強磁性粉末の種類や後記
する結合剤や添加剤の種類は同じでも異なっていてもよ
いが、強磁性粉末については、第一磁性層に低抗磁力の
強磁性粉末、第二磁性層に高抗磁力の強磁性粉末、例え
ば、第一磁性層に10000e以下の抗磁力の、第二磁
性層に60000e以上の抗磁力のコ/々ルト変成γ−
Fe、0.等の強磁性粉末を用いることが、特にビデオ
テープに好ましく、優れた電磁変換特性を得ることがで
きる。
本発明の磁性J@あるいは所望によシ設けられる292
2層に使用される・々インダーとしては従来公知の熱可
塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂やこれらの混合物
が使用される。
熱可塑性樹脂としては軟化温度が150℃以下、平均分
子量が10 、000〜300 、000、重合度が約
50〜2000程度のもので、例えば塩化ビニル酢酸ビ
ニル共重合体、塩化ビニル共重合体、塩化ビニル塩化ビ
ニリデン共重合体、塩化ビニルアクリロニトリル共重合
体、アクリル酸エステルアクリロニトリル共重合体、ア
クリル酸エステル塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸
エステルスチレン共重合体、メタクリル酸エステルアク
リロニトリル共重合体、メタクリル酸エステル塩化ビニ
リデン共重合体、メタクリル酸エステルスチレン共重合
体、ウレタンニジストマー、ナイロン−シリコン系樹脂
、ニトロセルロース−ポリアミド樹脂、ポリ弗化ビニル
、塩化ビニリデンアクリロニトリル共重合体、ブタジェ
ンアクリロニトリル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビ
ニルブチラール、セルロース誘導体(セルロースアセテ
ートブチレート、セルロースダイアセテート、セルロー
ストリアセテート、セルロースゾロビオネート、ニトロ
セルロース、エチルセルロース、メチルセルロース、プ
ロピルセルロース、メチルエチルセルロース、カルは?
キシメチルセルロース、アセチルセルロース等)、スチ
レンブタジェン共重合体、ポリエステルs−t 脂、ク
ロロビニルエーテルアクリル酸エステル共重合体、アミ
ン樹脂、各軸の合成ゴム系の熱可塑性樹脂及びこれらの
混合物等が使用される。
熱硬化性樹脂又は反応凰樹脂としては塗布液の状態では
200 、000以下の分子量であム塗布、乾燥後に加
熱することにより、縮合、付加等の反応により分子量は
無限大のものとなる。又、これらの樹脂のなかで、樹脂
が熱分解するまでの間に軟化又は溶融しないものが好ま
しい。具体的には例えばフェノール樹脂、フェノキシ樹
脂、エポキシ樹脂、ポリフレタン硬化型樹脂、尿素樹脂
、メラミン樹脂、アルキラP樹脂、シリコン樹脂、アク
リル系反応樹脂、エポキクーポリアミド樹脂、ニトロセ
ルロースメラミン樹脂、高分子量ポリエステル樹脂とイ
ンシアネートプレポリマーの混合物、メタクリル酸塩共
重合体とジイン/アネートプレポリマーの混合物、ポリ
エステルポリオールとポリイソンアネートとの混合物、
尿素ホルムアルデヒP樹脂、低分子量グリコール/高分
子量ジオール/トリフェニルメタントリイソ/アネート
の混合物、ポリアミン樹脂、ポリイミン樹脂及びこれら
の混合物等である。
これらの結合剤の単独又は組合わされたものが使われ、
ほかに添加剤が加えられる。磁性層の強磁性微粉末と結
合剤との混合割合は重量比で強磁性微粉末100重量部
に対して結合剤5〜600重量部の範囲で使用される。
これらの熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂は、
主たる官能基以外に官能基としてカルゼン酸、スルフィ
ン酸、スルフェン酸、スルホン酸、燐酸、硫酸、ホスホ
ン、ホスフィン、ホウ酸、硫酸エステル基、燐酸エステ
ル基、これらのアルキルエステル基等の酸性基(これら
の酸性基は、Na塩などの形でもよい)、アミノ酸類;
アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸または燐
酸エステル類、アルキルベタイン型等の両性類基、アミ
ノ基、イミノ基、イミド基、アミP基、エゼキシ基、等
また、水酸基、アルコキシル基、チオール基、ハロゲン
基、シリル基、ンロキサン基を通常1種以上6種以内含
み、各々の官能基は樹脂12あたり1X 1o−’eq
〜lX10−”eq含むことが好ましい。
添加剤としては、種々の界面活性剤、脂肪酸、脂肪酸塩
やアミr等の分散剤、カーゼンブラック等の潤滑剤、ア
ルミナ等の研磨剤等が用いられる。
また、本発明においては、支持体に7922層を設けて
もよく、ツクツク層としては従来と同様の構成のものを
用いることができる。
本発明の分散、混線、塗布の際に使用する有機溶媒とし
ては、任意の比率でアセトン、メチルエチルケトン、メ
チルインブチルケトン、シクロヘキサノン、イソホロン
、テトラヒドロフラン等のケトン系;メタノール、エタ
ノール、プロパツール、ブタノール、イソブチルアルコ
ール、イソプロピルアルコール、メチルシクロヘキサノ
ールなどのアルコール系;酢酸メチル、酢酸エチル、酢
酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸イソプロピル、゛乳酸
エチル、酢酸グリコールモノエチルエーテル等のエステ
ル系;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、グリコ
ールジメチルエーテル、グリコールモノエチルエーテル
、ジオキサンなどのエーテル系;ベンゼン、トルエン、
キシレン、クレゾール、クロルベンゼン、スチレンなど
のタール系(芳香族炭化水素);メチレンクロライド、
エチレンクロライド、四塩化炭素、クロロホルム、エチ
レンクロルヒPリン、ジクロルベンゼン等の塩素化炭化
水素、N、N−ジメチルホルムアルデヒド、ヘキサン等
のものが使用できる。
磁性層の形成は上記の組成などを任意に組合せて有機溶
媒に溶解し、塗布溶液として支持体上に塗布・乾燥する
。テープとして使用する場合には支持体の厚み285〜
100ミクロン程度、好ましくは3〜70ミクロン程度
が良い。ディスクもしくはカード状の場合は厚みが0.
06〜10+xx程度であり、Pラムの場合は円筒状で
用いる事も出来る。
素材としてはポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンナフタレート等のポリエステル類、ポリプロピレン、
ポリエチレン等ポリオレフィン類、セルローストリアセ
テート、セルロースダイアセテート等のセルロース誘導
体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のビニル系
樹脂類、ポリカー、1ネート、ぼりアミr1 ポリスル
ホン等のプラスチックのほかにアルミニウム、銅等の金
属、ガラス等のセラミックス等も使用出来る。これらの
支持体は塗布に先立って、コロナ放電処理、プラズマ処
理、下塗処理、熱処理、除塵埃処理、金属蒸着処理、ア
ルカリ処理をおこなってもよい。これら支持体に関して
は例えば西独特許333885 A。
特開昭59−11.!5926号、米国特許43883
68号;三石幸夫著、「繊維と工業」61巻p50〜5
5.1975年などに記載されている。
支持体上へ前記の磁性層ならびに7922層を塗布する
方法としてはエアーPクターコート、ブレードコート、
エアナイフコート、スクイズコート、含浸:r−ト、+
、tノ9−スロールコート、トランスファーロールコー
ト、グラビアコート、キスコート、キャストコート、ス
ジレイコート、ノ9−コート、等が利用出来、その他の
方法も可能であり、これらの具体的説明は朝食書店発行
の「コーティング工学」253頁〜277頁(昭和46
.3.20発行)に詳細に記載されている。
本発明の場合、下層用塗布液と上層用塗布液を湿潤状態
で重量して塗布するいわゆるウエットオンクエット塗布
方式が好ましい。クエットオンウエット方式としては特
開昭61−139929号公報に記載の塗布方法を用い
ることができる。
このような方法によυ、支持体上に塗布された磁性層は
必要により層中の磁性体を直ちに乾燥しながら所望の方
向へ配向させる処理を施したのち、形成した磁性層を乾
燥する。このときの支持体の搬送速度は、通常i Q 
m 、/分〜1000m/分でおこなわれ、乾燥温度が
20℃〜130℃で制御される。
又必要によシ表面平滑化加工を施したり、所望の形状に
裁断したりして、本発明の磁気記録体を製造する。これ
らの製造方法はフィラーの表面処理、混線・分散、塗布
、熱処理、カレンダー、EB処理、表面研磨処理、裁断
の工程を連続して行う事が好ましい。また必要に応じて
幾つかに工程を分ける童ができる。
これらの工程においては、温度、湿度が制御され、温度
は10℃〜160℃、湿間は空気中の水分量で表すと、
5 tny7tn 3〜20 my/m 3である。 
これらは、例えば、特公昭40−23625号公報、特
公昭39−28368号公報、米国特許第347396
0号明細書、等にしめされている。又、特公昭41−1
3181号公報にしめされる方法はこの分野における基
本的、且つ重要な技術と考えられている。
〔実施例〕
以下に本発明を実施例により更に具体的に説明する。こ
こに示す成分、割合、操作Ill序等は本発明の精神か
ら逸脱しない範囲において変更しうるものであることは
本業界に携わるものにとっては容易に理解されることで
ある。
従って、本発明は下記の実施例に制限されるべきではな
い。尚、実施例中の部は重量部をしめす。
(実施例1) 磁性塗料組成(第二磁性層) CO−γ−Fe、o。
(Hc : 7000e 、 S BET 40m/P
)塩化ビニル・酢酸ビニル・無水マレイン酸共重合体(
組成比;86二16:1、 重合度400) ポリエステルポリウレタン (平均分子量20000 ) カーゼンブラック (平均粒子サイズ20μm) α−Al、O。
(平均粒子サイズ0・5μm) オレイン酸 酢酸ブチル 磁性塗料組成(第一磁性層) CO−γ−Fe、O。
(Hc : 6500s、 S BET 25m”/l
 )100部 12部 9部 10部 40部 1部 200部 100部 重合v4UU) ポリエステルポリウレタン        9部(平均
分子量20000 ) カーゼンブランク             5部(平
均粒子サイズ30μm) オレイン酸                1部酢酸
ブチル              200部上記の2
つの塗料のそれぞれについて、各成分をサンPミルを用
いて混線分散させた。得られた分散液に第一磁性層にポ
リイソシアネート(量は別表通り)と酢酸ブチル40部
、第二磁性層にポリイソシアネート(量は別表通シ)、
酢酸ブチル40部を加え、1μmの平均孔径を有するフ
ィルターを用いて濾過し、第一磁性層形成用および第二
磁性層形成用の塗布液をそれぞれ調整した。
上記第−及び第二磁性層形成用塗布液の塗布は、第一磁
性層塗布用スロット及び第二磁性層塗布用スロットを有
する同時重量用押出コートを用いて以下のように行った
得られた第一磁性層用塗布液を、乾燥後の厚さが表1に
記載の厚さになるように、厚さ14μmのポリエチレン
テレフタレート支持体を60m/分の速度で走行させな
がら、支持体の表面に第一磁性層塗布用スロットを有す
る押出コートを用いて塗布し、その直後(第一磁性層が
湿潤状態のうちに)に第二磁性層用塗布液を乾燥後の厚
さが表1に記載の厚さになるように第二磁性層塗布用ス
ロットを有する押出コートを用いて塗布し、磁性層が湿
潤状態にあるうちに磁石によシ配向させ、乾燥後スーパ
ーカレンダー処理を行い、1部2インチ幅にスリットし
、ビデオテープを製造した。
測定方法 (1)  Y −S/N VH8ビデオf−プvコ−!(NV−820DC松下電
器産業■製〕)を用いて得られたビデオテープに4MH
zの輝度信号を記録し、参考例1で得られたテープを基
準テープとしてそのS/Nの差を求めた。
(2)  O−8/N 上記VHSビデオテープレコーダを用いて得うれたビデ
オテープに4MHzのカラー信号を記録し、参考例1で
得られたテープを基準テープとしてそのS/Nの差を求
めた。
(31DO増加 VHSビデオテーゾレコーダを用い、1分間に発生する
Pロツプアウト数を測定した。
(4)保存安定性 得られたテープを50℃、70%RHの雰囲気中にて1
0日日間−た後、26℃、50%RHにて上記V)(S
ビデオテープレコーダを用いて、120分長を走行させ
、その走行中の出力の変動を調べた。そして、その評価
を以下のように行なった。
OK=出力低下が無し Δ・×:急激な出力低下が有シ(×が最も悪い)以下余
白 〔発明の効果〕 上記表2から明らかなように各磁性層の厚みと各磁性層
の硬化剤の量を本発明のように規定した磁気配分媒体は
、Y、S/N、C−8/Nそして走行耐久性、保存安定
性全てに優れており、良好な電磁変換特性と耐久性を持
ち合わせていることがわかる。
一方、第一磁性層のイソシアネートの量を減らしたもの
は保存安定性に劣ることがわかり、第二磁性層の厚みの
薄いものは電磁変換特性が悪化し、第二磁性層の厚みの
厚いものは磁性層が硬くなっているため磁気ヘッドに接
触した時傷ついて出力低下力どがおこっている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 非磁性支持体上に第一磁性層と第二磁性層をこの順に設
    けてなり、第二磁性層は第一磁性層が湿潤状態にあるう
    ちに塗設された磁気記録媒体において、前記第一磁性層
    の厚みが2.5μm以上5.0μm以下、前記第二磁性
    層の厚みが0.3μm以上1.5μm以下であり、前記
    第一磁性層に含まれるポリイソシアネート量が前記第一
    磁性層に含まれる磁性体100重量部に対して6〜15
    重量部含まれ、前記第二磁性層に含まれるポリイソシア
    ネート量が前記第二磁性層に含まれる磁性体100重量
    部に対し6〜16重量部含まれ、かつ前記第一磁性層に
    含まれるポリイソシアネート量が前記第二磁性層に含ま
    れるイソシアネート量より1重量部以上多いことを特徴
    とする磁気記録媒体。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5870429A (ja) * 1981-10-21 1983-04-26 Sony Corp 磁気記録媒体

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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