JPH02107724A - 焼結原料の事前処理方法 - Google Patents

焼結原料の事前処理方法

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JPH02107724A
JPH02107724A JP26250888A JP26250888A JPH02107724A JP H02107724 A JPH02107724 A JP H02107724A JP 26250888 A JP26250888 A JP 26250888A JP 26250888 A JP26250888 A JP 26250888A JP H02107724 A JPH02107724 A JP H02107724A
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JP
Japan
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slurry
fine
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limestone
grain
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Pending
Application number
JP26250888A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Shibuta
渋田 勝彦
Ryoji Ito
伊藤 良二
Junichi Matsumoto
順一 松本
Hitoaki Yamagata
山形 仁朗
Koji Ano
浩二 阿野
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、焼結鉱の生産性、歩留並びに品質(強度)を
向上させるだめの焼結原料の事前処理方法に関する。
(従来の技術) 高炉製鉄用の鉄源として使用される鉄鉱石は、高炉操業
効率を高め且つ安定化させる上で重要な通風性を改善す
る為塊状化する必要があり、その代表的な方法として焼
結法がある。
この焼結法は、一般には全体が8m―以下で!25μ−
以下のものは10%以下であることが望ましいとされて
いる微粉粒状態の鉄鉱石を焼き固めて塊状化する方法で
あり、該焼結の前に行われる造粒工程は、焼結鉱の品質
を決定づける重要な工程とされ°ζいる。
そして、この造粒工程では、微粉粒状態の鉄鉱石にバイ
ンダー(粘結剤)やその他の添加剤(石灰石、珪石、コ
ークス粉、返鉱等)を加え、1′ラムミキサーやパンペ
レクィザー等によってmW・造粒を行い、所定の粒径に
m整した後焼結工程に送られるのであるが、この時造粒
効率及び造粒物の物性、特に、焼結時における粉化の程
度(これは造粒物の物性に密接な関係がある。)は、原
料鉱石の銘柄やバインダーの添加型等の造粒条件あるい
は造粒操作条件等により著しく変わってくるその為希望
の物性を備えた造粒物を効率よく得るためには原料鉱石
の造粒性の把握、バインダーの添加配合率或いは造粒操
作条件等につい一ζ適正にコントロールする必要がある
が、その一つの見極め方法として、造粒物の擬似粒化指
数CIが知られており(鉄鋼便覧 第3版 ロ製銑 製
鋼P84〜P8(i等に掲載されている。)、また、こ
の擬似粒化指数G1は、焼結層の通気性との間に極めて
密接な関係を有し、粒化状態の管理値として用いられて
いることもよく知られている。
即ち、この凝は粒化は上述の如く、微粉粒状態の鉄鉱石
にバインダーやその他の添加剤(石灰石、生石灰、コー
クス粉、返鉱等)を加え、ドラムミキサーやパンペレタ
イザー等によって?A?Q・造粒転勤を行い、原料の構
成粒子を1夏似粒化した「擬似粒子」とするものであっ
て、これによって焼結?8融反応の均−且つ充分な進行
を行い、以て、焼結鉱の歩留、品質を向上させる等、成
品性状及び生産性の向上を図るために必要な処理で、焼
結機に送られる以前、即ち、焼結原料の事11:I処理
として行われている。
即ち、この擬似粒化は、粗粒原料である核粒子の周囲に
taわ)原t゛1を付着さ−Uた構成にしたものであっ
て、焼結過程、1.+Fに乾燥過程において重要な役割
を果たし、焼結溶融反応においては、焼結)容融反応に
寄与する配合原料−1一部分の塩基度(Cao/SiO
□)を高めるごとにより低融点化を図り、溶融部の着地
組織のカルシュラムフェライト相を発達させ、焼結鉱の
結合組織を高め、機械的強度の向上及び原料層の通気性
を良好にするが、この際、従来法ではCao源としては
粘結剤としての生石灰、111石灰添加剤としての石灰
石を使用しているが、この石灰石を細粒化して使用する
と、この石灰石は難造粒化性であるために、主原料の鉱
石との付着性が悪く、焼結原料としての通気性に悪影♂
を与え、焼結鉱の生産性、歩留、品質(強度)に影口を
及ぼす。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如く焼結原料の事前処理は、粉鉱石、コークス、
石灰石等の原料を予めミキサ(混合造粒機)内で水の添
加と原料の転勤により原料の構成粒子を1疑似粒化した
「擬似粒子」として焼結機へ送給するが、この時石灰石
は配合原料に添加物として添加し、焼結I8融反応を良
好にするためにl+ui程度に細粒化する。ところが、
この石灰石は)8融剤として、また、配合原料の一1m
5部分での塩基度(Cab/5it)を高めて焼結原料
の低融点化を図り、その溶融部の基地組織のカルシュラ
ムフェライト相を発達さ・U、焼結鉱の結合組織を強固
にし、焼結溶融反応に好結果を与える反面、該石灰石は
if造粒性の性質を持っているので、11似粒化の際に
鉱石との付着性が極めて悪く、遊離石灰粉として残存し
、vl詰原料の通気性を悪化させる。
また、細粒化された石灰石は鉱石に対して粒径が小さく
、且・つ比重が小さいので焼結ベツド内では焼結原料層
の上層部に濃度偏析が生し、石灰石の分解熱量が高くな
って、上筋部の熱不足が生じ、結果的には焼結鉱の歩留
、品質(強度)及び生産性の低下を来していた。
従って、この種焼結原料の事前処理における「擬似粒化
」処理の重要な問題点としては、細粒化した石灰石を添
加して配合原料とする場合にあって、このtli1粒化
石灰石の鉱石への付着量を多(し、遁シ(石灰粉の残存
を極力少なくする必要があるが、従来の処理法ではこれ
を満足するものではなかった。
本発明は、上述の諸点に鑑み発明されたものであっ′ζ
、配合原才4中の細粒石灰石の鉱石への付着性を高める
と共にW月1石灰紛の残存■を少量にし、焼X1−鉱の
歩留の向上と高強度の品質が得られる焼結原料の事前処
理方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前頭の目的を達成するだめの手段として本発明は、ta
粒石灰粉と一次シンクナーで分離・沈澱さ・Uた微粒鉄
鉱石中の排泥スラリーとを?H合・11フ1′トして得
られた高粘性スラリーを二次シックナーへ送給し、この
二次シックナーで高粘性スラリーを所定濃度に濃縮し、
その後、θ′:4縮された高粘性スラリーと粉鉱石を混
合・転勤さゼて擬似粒子化することを特徴とする焼結原
料の事前処理方法を採用した。
(作用) 本発明によれば、細粒石灰石と一層シックナーで分類・
沈澱さセた微粒鉄鉱石中の排泥スラリーとを混合・攪1
字するようにしたので、細粒石灰石の鉱石への付着力が
高まり、配合原tl中での遊離石灰粉の残存が減少し、
更に、二次シックナーでbπ縮した高粘性スラリーと粉
鉱石を混合・転勤させるようにしたので、良好な擬似粒
子が形成できる。従って、焼結原料の通気性を向上さセ
ることができ、また、配合原料の細粒石灰石と鉱石との
付着部分の塩基度も高まり、焼結鉱の結合強度を向上さ
ゼることができる。
この結果、第2図乃至第4図のグラフにある通り、配合
原料−1m一部分での塩基度(Cab/5ift)と生
産性、歩留及び冷間強度の何れの値も高くなっている。
即ち、第2図のグラフは塩基度(CaO/S10□)と
生産性(↑へ/ m”)との関係が示されているが、こ
れによれば、本発明方法では高数値となっており、また
、第3図のグラフは塩基度(CaO/SiOりと歩tg
!(%)との関係が示されているが、本発明の方法では
他に較べて極めて高い歩留となっており、更に、第4図
のグラフは塩基度(CaO/S10□)と冷間強度との
関係が示されているが、この冷間強度も本発明の方法で
は他に較べて極めて高い数値となっている。
以りの如く、本発明方法によれば、焼結鉱の歩Wlの向
上による生産性及び成品性状(強度)の向上が図れる。
(実施例) 以下、本発明の焼結原料の事前処理方法に係る実施例を
第1図に基づいて説明する。
図において、l@電の粒径に細粒化された石灰わ1を収
容した石灰石貯蔵槽(1)から所定■切り出された細粒
石灰粉Cと一層シックナー(3)内で分刈・沈降させた
微粉鉄鉱石Fの排泥スラリーSを攪t’p槽(2)に投
入した後、撹拌機(4)で撹拌・混合して高粘性スラリ
ーSlを生成し、その高粘性スラリーS−を二次シック
ナー(5)へスラリー輸送し、細粒石灰粉Cの保水性を
高めると共にスラリーの粘性により付着性を向上・11
.め、該高粘性スラリーの濃縮を1jい濃縮スラリー5
2を生成する。
そして、粒度2Iの$5] tJL石Cを収容したブレ
ンディング槽(6)から粉鉱石Gを定量切り出して複数
段に構成した1段目のコンベヤベルト(71)上を移行
さ・11併してそのコンベヤベルト(710−に二次シ
ック・J“−(5)から濃縮スラリー38を供給しつ\
両者を混合し、2段目のコンベヤベルL (72)との
ベルト乗り継ぎ部(7)及び3段目のコンベヤベル)(
73)とのベルト乗り継ぎ8+((7)において転勤・
混合し、この過程にあって細粒石灰粉Cを粉鉱石Gに充
分に付着さ−1、残存細粒石灰粉Cの短を減少さセる。
上述の如く、細粒石灰粉Cと$5) ili、石Gとを
混合したスラリー状の配合原料がスタッカー(8)を経
て多層積付され、粉ブレンドパイル(9)を形成する。
粉ブレンドパイル(9)の形成過程において、混合され
た細粒石灰粉Cと粉鉱石Gとのスラリーは転がり転勤す
るので、粉鉱石Gの表面に細粒石灰粉Cスラリーが付着
し、擬似粒子が形成される。
この場合の配合原料−!鋼一部分の塩基度(CaO/S
10□)は2.5〜4,0となっている。
以上のようにして、擬似粒化された配合原料は、図示は
省略するが、焼結工場のドラム・ミキ4」−で水分(原
f1条件、通気性を上点して最適な水分が決定されるが
、通常は5〜7%が良いとされている。)を添加造粒す
ることによって擬似粒化の促進を行い、これにより一層
のNH石灰粉の残存量を減少させ、高品質な焼結原料を
得る。
(発明の効果) 本発明の焼結原料の事前処理方法は前掲の通りであるか
ら、粉鉱石の表面に細粒石灰石の付着を充分にすること
が可能となり、その結果、配合原料中の遊顛石灰粉量の
残存■が減少し、従来法にあった細粒石灰石が焼結ベア
1゛内で焼結原料上層部に濃度偏析し、石灰石の分解熱
■の高くなるこによる上層部の熱不足等の現象がなくな
り、焼結原料の通気性が向上する。
更に、本発明は、配合原料の付着部分の塩基度(Cab
/5ift)が従来法に基づく場合に較べて格段に高く
なったので、焼結鉱の結合強度が向上し、生産性、歩留
及び強度(品質)の向上が図れたとの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の焼結原料の事前処理方法に係る実施例
を示す模式1程図、第2図は塩基度(CaO/SiOり
と生産性との関係を示すグラフ、第3図は塩基度(Ca
O/SiOア)と歩留との関係を示すグラフ、第4図は
塩基度(CaO/5iOz )と強度との関係を示すグ
ラフである。 符号の名称は以下の通りである。 (+)−tJII粒石仄扮貯藏槽、(2)−攪拌槽、(
3)−一層シックナー、(4)・−撹拌機、(5)・−
二次シックナー、(6)・プレディング槽、(7)−・
ベルトコンベヤ乗り継ぎ部、(8)−スフツカ−、(9
)−扮ブレンドパイル、(71) (72) (73)
−−ベルトコンベヤ、C−細粒石仄扮、F・微わ)鉄鉱
石、G −わ)鉱石、SS、S□−スラリ特許出願人 
 株式会社 神戸製鋼所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 細粒石灰石と一次シックナーで分離・沈澱させた微粒鉄
    鉱石中の排泥スラリーとを混合・撹拌して得られた高粘
    性スラリーを二次シックナーへ送給し、この二次シック
    ナーで高粘性スラリーを所定濃度に濃縮処理した後、該
    高粘性スラリーと粉鉱石を混合・転動させて擬似粒子化
    することを特徴とする焼結原料の事前処理方法。
JP26250888A 1988-10-17 1988-10-17 焼結原料の事前処理方法 Pending JPH02107724A (ja)

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Cited By (4)

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