JPH02106507A - 物品保持装置 - Google Patents

物品保持装置

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JPH02106507A
JPH02106507A JP25775888A JP25775888A JPH02106507A JP H02106507 A JPH02106507 A JP H02106507A JP 25775888 A JP25775888 A JP 25775888A JP 25775888 A JP25775888 A JP 25775888A JP H02106507 A JPH02106507 A JP H02106507A
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support arm
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Takeji Ogawa
小川 竹司
Toshio Kurahashi
倉橋 俊男
Takashi Kawamura
川村 隆
Kazuyoshi Takeuchi
一喜 竹内
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KAWAMURA KOGYO KK
Nippon Steel Corp
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KAWAMURA KOGYO KK
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野] 本発明は棒状、板状、帯状等の各種金属材料その他の物
品にして例えばロープ等を下から掛けて吊り上げる所謂
玉掛は処理を行える物品を保管、i軍搬等のために保持
するための物品保持装置に関する。
〔従来の技術] 従来この種の物品を保管、運搬等に適する状態に保持す
るには、左右のフレーム間にりん木とか、りん金とか通
称されている支持棒を渡し、その上にロープ、ワイヤ等
による玉掛は作業にて所定量の物品を吊り降ろし載置し
、そのように載置された物品の上に更に支持棒を配置し
、またその上に次の物品を載置するというようにして次
々と物品を左右フレーム間に積み重ねていた。
また、このように積み重ねた物品を取り出す場合、支持
棒上の物品を取り出す毎に、そのあとに残った支持棒を
除去していた。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、このような支持棒の配置、除去は一々人手に頬
らなければならなかったので、かかる物品の保管、運搬
等の作業は手数のかかるものであった。特に最近は玉掛
は装置の自動化が進んでいるにもかかわらず、一方でこ
のように人手作業を要するので、自動玉掛は装置の利点
を十分に活用できないという問題があった。
また、物品保持用の前記左右フレームの外側には、前記
支持棒を取り汲う作業者の体の全部又は一部が入り込め
るスペースが必要であり、そのためかかる物品保持には
それだけ広いスペースを要し、かかる物品を船舶、車両
等にて運搬する場合或いは倉庫に保管する場合にはf3
9舶、車両等の積み前用スペース、倉庫の保管スペース
を十分活用できないという問題があった。
そこで本発明は、棒状、板状、帯状等の各種金属材料そ
の他の物品を保管、運搬等のために保持するための物品
保持装置にして、例えば玉掛は作業にて吊り上げ処理さ
れるかかる物品を、従来の支持棒を用いず、人手に頼ら
ずに左右フレーム間に順次能率よく積み上げ保持でき、
このように保持した物品を上から順次能率よく取り出す
こともでき、また、このような物品の積み上げ、取り出
しにあたって物品保持装置の外側に支持棒取扱い作業者
の入る余地を設ける必要がなく、船舶、車両、倉庫等に
設置して積み荷スペース、倉庫の保管スペース等の空間
を有効に利用できる物品保持装置を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は前記目的に従い、 左右フレームと、 物品を該左右フレーム間に支承するための複数段に配置
された支持アームと、 前記支持アームのうち最下段の各支持アームを前記左右
フレームの少なくとも一方に連結する第1連結装置と、 前記最下段の支持アームより上の各支持アームをその一
端部で前記左右フレームのいずれかに連結する第2連結
装置と、 前記各支持アームに対し設けられた弾力的持上げ装置と
、 上下に隣合う前記支持アーム同士を互いに連結する連結
部材を備え、 前記各第1連結装置は対応する前記最下段の支持アーム
をそれが物品を受取るために前記左右フレーム間へ突出
した物品受取待機位置とその位置より下方の物品支持位
置との間を昇降できるように前記フレームへ連結してお
り、 前記最下段の支持アームに対し設けられた前記弾力的持
上げ装置は、該最下段の支持アーム上に物品が載置され
ていないときは該アームを前記物品受取待機位置へ上昇
せしめ、所定量物品が載置されると該アームの前記物品
支持位置−1の下降を許すように構成されており、 前記各第2連結装置は、対応する前記支持アームを、そ
れが前記左右フレーム間への物品の出入を妨げない初期
待機位置と物品を受取るために前記左右フレーム間へ突
出する物品受取待機位置との間を往復回動昇降できるよ
うに、そして該物品受取待機位置とそれより下方の物品
支持位置との間を昇降できるように前記フレームへ連結
しており、 前記最下段より上の各支持アームに対し設けられた前記
弾力的持上げ装置は、対応する前記支持アームより一段
下の支持アームが物品受取位置以上の位置にあるときに
は該対応アームを前記初期待機位置へ上昇後退せしめ、
該−殿下の支持アームが物品支持位置へ下降せしめられ
ると該対応アームが前記連結部材を介して引き下げられ
て物品受取待機位置へ回動下降することを許し、さらに
該対応アームに所定量物品が載置されると該アームの物
品受取待機位置かり物品支持位置へ、の下降を許すよう
に構成されている物品保持装置を提供するものである。
前記第1連結装置及び第2連結装置♂゛しては様々の態
様のものが考えられるが、例えば、第1連結装置として
、前記最下段支持アームの端部に設けた縦軸と、前記フ
レームに設けた軸受は部と4含み、該縦軸を該軸受は部
にて支承し7て、該線軸が、従ってそれに接続された最
下段支持アー1、か該軸受は部に沿って物品受取待機位
置と物品支持位置との間を昇降できるようになっている
ものを挙げることができる。
また第2連結装置としては、こねによってスヌは右のフ
レームへ連結される支持アームが下方から押し上げられ
るなどしたときに、該アーノ、他4:チ部がアーム一端
部を支点にして上方へ逃げ回動できるように該支持アー
ムを前記左又は右フレームへ連結するものであることが
望ましい。
第2連結装置の具体的態様例としては、支持アームの一
端部を支持する縦軸と、左右フレームのいずれかに固定
されて該縦軸を昇降可能且つ回動可能に支持する軸受は
部と、Hfj HM軸に支持された支持アームが前記左
右フレーム間への物品の出入を妨げない初期待機位置と
物品を受取るために前記左右フレーム間へ突出する物品
受取待機位置との間を往復回動昇降できるように、そし
て該物品受取待機位置とそれより下方の物品支持位置と
の間を昇降できるように該縦軸の動作を規制する案内装
置とを備えたものを考えることができる。
該案内装置としては、例えば該縦軸及び軸受は部の一方
に設けたピンと他方に設けたピン案内面(又はビン案内
溝)を含むものを例示することができる。
このように支持アームの一端部を縦軸に連結する場合に
は、前述の如き支持アームの上方への逃げ回動を許す構
造として、該支持アームの一端部を該アーム他端部が上
方へ逃げ回動できるように該縦軸に回動自在に連結する
ことが考えられる。
また、このように支持アームを縦軸で支持して該縦軸を
軸受は部によりフレームに支持するタイプの第2連結装
置の場合、前記軸受は部としては、縦軸の上下端部が昇
降及び回動可能に遊嵌する上下の軸受を備え、各軸受が
前記支持アームから縦軸に加わるモーメントを支える回
転自在のコロを備えているものを例示できる。
前記弾力的持ち上げ装置も種々考えることができ、例え
ば■支持アームを直接又は間接に(例えば前記連結装置
中の可動部分を介して)バネ力にて弾力的に持ち上げる
ように作用するもの、■支持アームに直接又は間接に(
例えば前記連結装置中の可動部分を介して)重りを連結
して該支持アームに持ち上げ力を付与するよう6ごなっ
ているもの、■前記■と■の組み合わせによるものを挙
げることができる。
バネと重りの組み合わせによる弾力的持上げ装置の例と
して、前記第2連結装置が支持アームを縦軸で支承して
該縦軸を軸受は部にてフレームへ支承するタイプの装置
である場合には、該弾力的持上げ装置を、対応する支持
アームに持ち上げ力を付与するように連結された重りと
、少なくとも該対応アームがその物品受取待機位置から
物品支持位置へ下降するときには該対応アームに対する
前記第2連結装置中の縦軸に上昇力を付与できる復元エ
ネルギを蓄積する補助バネとを含んだものとすることが
できる。
前記最下段の支持アームより上の各アームについては、
該アームが前記物品支持位置に置かれたときに該アーム
の自由他端部が臨む左又は右フレームに該自由他端部を
支持する支持部材を設け、該支持部材には該アームが前
記物品受取待機位置から物品支持位置へ下降する際の横
振れを支えつつ該アームを物品支持位置へ導くことがで
きる下り傾斜内側面を設けることができる。
さらに、前記連結部材も紐、チェーン、ワイヤ、ロッド
等さまざまなものが考えられる。また、これら連結部材
は必要に応じ、支持アームに直接連結されても、例えば
前記連結装置中の可動部分を介して連結されてもよい。
ロッドタイプの連結部材を採用するときには、上下に隣
合う前記支持アーム連結装置中の可動部分(例えば縦軸
)の少なくとも一方に該ロッドの一部を出没自在に嵌め
て、上下可動部分間距離を可変とすることが考えられる
〔作 用〕
本発明物品保持装置によると、当初は、最下段の各支持
アームがそれに連結された弾力的持上げ装置の作用で物
品受取待機位置まで上昇せしめられているとともに該最
下段の支持アームより上の各支持アームが、それに連結
された弾力的持上げ装置にて、左右フレーム間の物品出
入を妨げない初期待機位置まで上昇後退せしめられてい
る。
最初の物品が例えば適当な玉掛は装置にて吊り上げられ
、本発明装置の左右フレーム間へ降ろされ、最下段の支
持アーム上に載置されると、該支持アームが物品重量に
より弾力的持上げ装置に抗して物品支持位置まで下降せ
しめられ、その位置で該物品を支持する。
該最下段支持アームの下降とともに該支持アームとその
1段上の(下から2段目の)支持アームとを連結してい
た連結部材が引き下げられ、該下から2段目の支持アー
ムが初期待機位置から左右フレーム間へ突出するように
回動しつつ下降して物品受取待機位置に至る。
このように下から2段目の支持アームが物品受取待機位
置まで下降することにより、該支持アームと更に1段上
の(下から3段目の)支持アームとを結ぶ連結部材が下
方へ引っ張られるが、その段階では未だその下から3段
目の支持アームは初期待機位置にある。前記物品受取待
機位置に置かれた下から2段目の支持アーム上に次の物
品が載置されて該支持アームがその物品支持位置まで下
降すると、下から3段目の支持アームはその初期待機位
置から物品受取待機位置まで回動下降し、その上に次の
物品が載置されるのを待つ。かくして次々と支持アーム
が自動的に物品受取待機位置へ回動下降せしめられ、そ
の上に物品が載置され、最終的に所定の物品積み上げ状
態を得る。
物品の積み上げ状態から物品を取り出すときの要領は前
記物品積み上げ時の逆の作用となる。
最上段に積み込まれた物品を吊り上げるときは、特に問
題なくこれを実行できる。
最上段の物品を吊り上げると、該物品を支持していた最
上段の支持アームがそれに連結された弾力的持上げ装置
の働きにて物品受取待機位置まで上昇し、ここで該支持
アームとその下の段(上から2段目)の支持アームとを
連結する連結部材の抵抗を受けて停止する。
次に上から2段目の物品を吊り上げると、該物品を支持
していた上から2段目の支持アームが物品受取待機位置
まで上昇する。これと同時に該2段目支持アームと最上
段支持アームとを連結していた連結部材が緩み、最上段
支持アームは当初の初期待機位置まで回動上昇する。
同様にして各段の物品を上の段から順に全て吊り上げ除
去することができ、それに伴って各支持アームが上から
順に元の初期待機位置まで後退する。
最上段より下段の支持アーム上の物品を吊り上げるとき
、その吊り上げを急速に行うと、未だ十分に初期待機位
置まで後退していない一つ上段の支持アームに該物品が
衝突することも起こり得るが、前記第2連結装置におい
て、対応する支持アームをその他端部が一端部を支点に
して上方へ逃げ回動できるように前記フレームへ連結し
ているのであれば、該上段のアームは下段物品による下
方からの力にて上方へ逃げ回動できる。
前記各第2連結装置が、支持アームの一端部を支持する
縦軸と、該縦軸を昇降可能且つ回動可能支持する軸受は
部と、該縦軸に支持された支持アームがその初期待機位
置と物品受取待機位置との間に往復回動昇降できるよう
に、そして該物品受取待機位置とそれより下方の物品支
持位置との間を昇降できるように該縦軸動作を規制する
案内装置とを備え、該軸受は部が前記縦軸上下端部を昇
降及び回動可能に遊嵌させる上下の軸受を含み、各軸受
には支持アームから該縦軸に加わるモーメントを支える
回転自在のコロが設けられている場合には、最下段より
上の各支持アームは、これを支持する縦軸が前記軸受内
を昇降回動できることによって前記各位置へ移動するこ
とができ、また、物品受取待機位置から物品支持位置に
おいて支持アームに荷重が加わり、これによって縦軸に
モーメントが加わったときには、このモーメントは軸受
に設けたコロによって支えられる。
また、最下段より上の各支持アームに対し設けられてい
る弾力的持ち上げ装置が、前述の如き第2連結装置中の
縦軸に上昇力を付与する復元エネルギを蓄積する補助バ
ネを備えているときには、物品支持位置におかれた支持
アーム上の物品が吊り上げ除去されたとき、この補助バ
ネの弾性復元力が縦軸の復帰上昇の立ち上がり動作を助
け、それによって支持アームは物品支持位置から物品受
取待機位置へ速やかに復帰上昇する。
また、最下段より上の支持アームの自由端部をアームの
物品支持位置において支持する支持部材がフレームに設
けられていて、該支持部材にはアームが物品受取待機位
置から物品支持位置へ下降する際の横振れを支えつつ該
アームを物品支持位置へ導くことができる下り傾斜内側
面が設けられているときには、物品受取待機位置にある
支持アーム上に上方から物品が載置されて該アームが物
品支持位置へ下降するとき、しかも該アームが一端部を
中心にして水平面内で回動する如く力を受けて横振れす
るような場合、該横振れは前記支持部材の傾斜内側面に
よって支えられ且つ該内側面によって支持アーム他端部
が案内されつつアーム全体が物品支持位置へ下降する。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する
まず、第1図から第3図に概略を、第4図から第7図に
詳細を示す第1実施例につき説明する。
なお、第1図から第3図は後述する第2実施例の概略図
も兼ねている。
第1実施例の物品保持装置は、第1図から第3図を見る
と分かるように、右及び左のフレームl及び2を備えて
いる。
一方のフレームlは前側の柱11及び後側の柱12を備
え、これら柱の下端部は渡し部材13にて、上端部は渡
し部材14にてそれぞれ連結されている。
他方のフレーム2は前側の柱21及び後側の柱22を備
え、これら柱の下端部は渡し部材23にて、上端部は渡
し部材24にてそれぞれ連結されている。
両フレーム1及び2の柱11及び21の下端部は横渡し
部材lOにて、柱12及び22の下端部は横渡し部材2
0にてそれぞれ連結されている。
一方のフレームlの前柱11には支持アーム311.3
12・・・・・319が等間隔で複数段に実質上水平に
配置されており、後柱12にも同数の支持アーム321
.322・・・・・329が等間隔で複数段に実質上水
平に配置されている。
同−段の前柱支持アームと後柱支持アームは同一高さに
ある。
最下段の支持アーム311.321は当初から両フレー
ムl及び2間に略水平に延びている。
第4図に示すように、最下段アーム311は距離りを昇
降できるように一端部が第1連結装置4にてフレーム1
の柱11に連結されている。アーム321も図示されて
いない同構造の第1連結装置にて距離り、を昇降できる
ように柱12に連結されている。
両第1連結装置を代表してアーム311についての連結
装W4を説明する。
第1連結装置4は、第4図から分かるように、支持アー
ム311の一端部に固着した縦軸41と、該縦軸を昇降
可能に支承する柱11上の軸受け42.43とを備えて
いる。上昇限度は下側の軸受け411に樅軸上のフラン
ジ411が当接する位置であり、下降限度は縦軸下端が
後述するハネ嵌合用突起44に当接する位置である。
該支持アーム311に対してはバネ型の弾力的持上げ装
置5が設けられている。
該持上げ装置5は縦軸41のフランジ部411と下方の
バネ嵌合用突起44との間に圧縮バネ51を装着して構
成されている。該バネの強さは次のように選択決定され
でいる。すなわち、該バネの作用にて縦軸41が常時弾
力的に持ち上げ力を付与され、従って物品が載置されて
いないときの支持アーム311は縦軸41の上昇限度ま
で、換言すれば支持アーム311の物品受取待機位置A
(第4図に実線で示す位置)まで上昇せしめられ、該支
持アーム311上に所定量の物品が載置されると、その
重みで該支持アームがバネ51の弾力に抗して縦軸41
の下降限度まで、換言すれば支持アーム311の物品支
持位置B(第4図に仮想線にて示す位置)まで距離りを
下降せしめられ、そこで物品を静止支持するようになっ
ている。
後側の最下段支持アーム321についても、持上げ装置
5と同様なバネ型弾力的持上げ装置(図示せず)が設け
られており、アーム321は前記第1連結装置と該持上
げ装置とによって、物品受取待機位置Aと物品支持位置
Bとの間を昇降できる。
なお、最下段支持アーム311.321のそれぞれの他
方の端部はフレーム2の柱21.22に沿って案内され
て昇降できるようになっている。
また、これらアームの両端下面は該アームが物品支持位
置Bまで下降したとき、柱に設けられた支持ストッパ3
0に支持される。(第5図参照)。
なお、支持ストッパ30は、柱1112.24゜22の
それぞれにアーム段数9に対応させて9個設けられてい
る。各アームの両端下面には、ストッパ30に係合する
凹所■を設けてもよい。
前側の下から2段目以上の支持アーム312.313・
・・・319は第2連結装置6(第4図から第6図参照
)にて前柱11に、後側の下から2段目以上の支持アー
ム322.323・・・・329は図示していない同様
な第2連結装置にて柱12にそれぞれ連結されている。
柱11におけるアームのための第2連結装置6と柱12
におけるアームのための第2連結装置とは、第3図から
分かるように、これら両アームが互いに反対方向に回動
するように配置の仕方が対象的である点を除いて、構造
は同じである。従って構造の詳細はここでは装置6につ
いて行い、他方については省略する。
第2連結装置6は、第4図から第6図に示されるように
(下から2段目の支持アーム312に対応するものを代
表例にとって説明すると)、アーム312の一端部に回
動連結機構9を介して連結した縦軸61と、該縦軸を回
動及び昇降可能に支承する柱11上の軸受け62.63
を備えている。
回動連結機構9は、縦軸61に固着した一対のブラケッ
ト91.91間にアーム一端部312aを挿入し、これ
ら一対のブラケット及びアーム端部にピン92をさし込
み、アームが下方から外力を受けるとアーム他端部31
2bが上方へ回動できるように構成したものである。ア
ーム312が下降しているときには、アーム端部312
aが塩軸61に設けた水平位置ストッパ93に当接し、
アームは水平姿勢をとる。
第2連結装置6は更に該縦軸の回動昇降動作を一定経路
に沿って行わせるための案内装置60を備えている。案
内装置60は、縦軸61から突出する遊転ローラ601
付きのビン602と、下側軸受け63に固着乃至一体的
に形成されたピン案内部材603を備えている。案内部
材603は上から見ると中心角約90度の円弧を呈する
上端案内斜面604及び該斜面に連続する上下方向の案
内溝605を有する。斜面604の上端には上限ストッ
パ606が立ち上がっており、溝605はその底607
が下限ストッパを兼ねている。
ピン602が案内斜面604の上端にあって上限ストッ
パ606に当接しているとき、支持アーム312は柱1
1と12の間の初期待機位置Cに配置され(第41図参
照)、フレーム1及び2間に対する物品の出入を妨げな
い。またピン602が斜面604に沿って上下距5Lを
回動下降し、溝605に臨む位置に達したときには、支
持アーム312はフレーム1及び2間へ延び、物品を受
は取ることができる物品受取待機位置りに置かれる(第
7図及び第3図の一点鎖線位置参照)。更にピン602
が上下距離りを下降して溝605の底607に当接した
ときには、支持アーム312は位置りより更に下方の物
品支持位置E(第7図及び第3図の一点鎖線位置参照)
に配置される。
なお下から2段目以上の各支持アームの両端下面は、該
アームが物品支持位置Eまで下降したとき、柱に設けら
れた支持ストッパ30に当接し、物品荷重は主として該
ストッパ30に支えられ、連結ピン92の負担は軽減さ
れる。
(以下、この頁余白) 第4図から第6図に示されるように、下から2段目以上
の各支持アームに対しては、それぞれ同構造の重り式弾
力的持上げ装置7が設けられている。これを支持アーム
312に対するものを代表例にとって説明すと、該装置
7はアーム312端部の縦軸61上のピン602に滑車
71を介してワイヤ72にて重り73を吊り下げて構成
されている。滑車71は柱11に架設されており、縦軸
61の回動によるピン602の揺動に伴って縦軸線Xの
まわりに揺動できるようになっている。該重り73の重
量は次のように選択決定されている。
すなわち、支持アーム312及び縦軸61に未だ下方向
の力が加えられていない初期状態のときには、ピン60
2を前記案内斜面上端の上限ストッパ606まで引っ張
って、支持アーム312を初期待機位置Cに配置できる
ようになっている。
第4図から分かるように、最下段の支持アームを含め、
各上下に隣合う支持アームは該アーム端部の前記縦軸を
介して互いに連結部材にて連結されている。最下段の支
持アーム311とその上の支持アーム312とはアーム
311端部の縦軸41とアーム312端部の縦軸61と
を介して連結されている。即ち、縦軸41と61とが真
っ直ぐに張ったワイヤ81にて連結されている。図示さ
れていないが、最下段の支持アーム321とその上のア
ーム322についても同様にワイヤ連結されている。
また下から2段目以上の各上下に隣合う支持アームにつ
いては該アーム端部の縦軸61,61が長さしだけ弛ま
せた状態のワイヤ82にて連結されている。柱12にお
ける支持アーム322.323・・・・についても同様
である。
前記重り式持上げ装置7の重り73の重量はさらに次の
ような動作を可能とするように選択決定されている。
すなわち、最下段支持アーム311(321)がその上
に所定量の物品を載置されて物品受取待機位置Aから物
品支持位置Bまで下降すると、連結ワイヤ81が引っ張
られて上の縦軸61が、従ってその縦軸に接続された支
持アーム312(322)がその初期待機位置Cから9
0度回動しつつ下降して物品受取待機位置りに達する。
また、位IDにある該支持アーム312(322)がそ
の上に所定量の物品を載置されて物品支持位置Eまで下
降するときには、連結ワイヤ82がさらに上側の縦軸6
1を引っ張り、該縦軸に接続されたアーム313(32
3)をその初期待機位置Cから物品受取待機位置りまで
回動下降させる。
本実施例物品保持装置によると、当初は、最下段の支持
アーム311.321がそれぞれバネ式持上げ装置5の
作用で物品受取待機位置Aまで上昇せしめられていると
ともに該最下段の支持アームより上の各支持アームが、
それに連結された弾力的持上げ装置7にて、左右フレー
ム1.2間の物品出入を妨げない初期待機位置Cまで上
昇後退せしめられている。
最初の物品W(第3図参照)が、例えば適当な図示しな
いクレーンにより物品Wの両端に掛けたワイヤを介して
吊り上げられ、左右フレーム1.2間へ降ろされ、最下
段の支持アーム311.321上に載置されると、該支
持アームが物品重量によりバネ51に抗して物品支持位
置Bまで下降し、その位置で該物品Wを支持する。該最
下段支持アームの下降とともに該支持アームとその1段
上の(下から2段目の)支持アーム312.322とを
連結していた連結ワイヤ81が引き下げられ、核上から
2段目の支持アームが初期待機位置Cから左右フレーム
1.2間へ突出するように回動しつつ下降して物品受取
待機位置りに至る。
このように下から2段目の支持アーム312.322が
物品受取待機位置りまで下降することにより、該支持ア
ームと更に1段上の(下から3段目の)支持アーム31
3.323とを結ぶ連結ワイヤ82が下方へ引っ張られ
るが、その段階では未だその下から3段目の支持アーム
は初期待機位置Cにある。この段階ではワイヤ82は弛
んだ状態から真っ直ぐ張られた状態となる。
前記物品受取待機位置りに置かれた下から2段目の支持
アーム312.322上に次の物品が載置されて該支持
アームがその物品支持位置Eまで下降すると、下から3
段目の支持アーム313.323はその初期待機位置C
から物品受取待機位置りまで回動下降し、その上に次の
物品Wが載置されるのを待つ。かくして次々と支持アー
ムが自動的に能率良く物品受取待機位置りへ回動下降せ
しめられ、その上に物品Wが載置され、最終的に所定の
物品積み上げ状態を得ることができる。
このように積み上げた物品をクレーン等で取り出すとき
の要領は物品積み上げ時と逆となる。
取り出しにあたっては、ワイヤ等が柱11S 12間及
び柱21.22間からはみ出した物品端部に掛けられる
とともにクレーンフック等に吊るされる。
まず、最上段の物品Wを吊り上げると、該物品を支持し
ていた最上段支持アーム319.329が、これらにそ
れぞれ連結された弾力的持上げ装置7の動きにて物品受
取待機位置りまで上昇し、ここでアーム319.329
とその下段(上から2段目)の支持アーム31B、32
8とをそれぞれ連結する連結部材82が伸張されて停止
する。
次に上から2段目の物品Wを吊り上げると、これを支持
していた支持アーム318.328がこれらにそれぞれ
連結された持上げ装置7の働きにて物品受取待機位置り
まで上昇する。これと同時にアーム318.328とそ
の上段のアーム319.329とを連結していた部材8
2がゆるみ、アーム319.329は持上げ装置7の働
きで当初の初期待機位置Cまで回動上界する。
同様にして各段の物品Wを順次吊り上げて取り出すこと
ができ、それにともなって各支持アームは上から順次そ
の初期待機位置Cへ後退する。
最上段アームより下段のアーム318.317・・・、
328.327・・・上の物品Wを吊り上げる場合にお
いて、一つ上段のアームが未だ十分に初期待機位置Cま
で後退していないときに該上段の支持アームに吊り上げ
た物品Wが衝突するようなことがあると、第7図に破線
で示すように該上段アームはその端部の回動連結機構9
の働きで上方へ逃げ回動し、物品及び該アームの…傷は
まぬがれる。
ところで、一つの段の支持アーム上に物品Wを置いた場
合、該物品上面と一つ上段の支持アームとのギャップは
小さい方が置場効率(高さ方向の)が良いが、もし、前
記実施例において最下段より上の段の支持アーム312
・・・、322・・・が回動連結機構9にて上方へ逃げ
回動できるように構成されていないとすると、前記ギャ
ップは安全のため十分大きいものにしなければならない
。しかし前記実施例では、各支持アーム312・・・、
322・・・が物品Wとの衝突に備えて上方へ逃げ回動
できるようになっているので、前記ギャップをそれだけ
小さくすることができ、それだけ置場効率が良いと言え
る。
例えば第8図に示すように、支持アーム(高さ100m
m)を4段(Al、A2、A3及びA4)設け、六角成
形結束したパイプP(高さ300mm)を天井走行うレ
ーンによって汲った場合、パイプPの上面と一つ上段の
支持アームとの必要安全ギャップG及び装置全体の高さ
Hは次表のようになり、支持アームが上方へ逃げ回動で
きない場合より、できる方が高さ方向に450mm (
19%)の節約となり置場効率が向上した。
(本頁、以下余白) ギャップGについては、支持アームが回動不能のときに
は150mm以下では物品とアームとの衝突が発生した
。支持アームが逃げ回動可能のときには、基本的には物
品とアームが接触しないだけのギャップでよい。
次に第1図から第3図に概略を、第9図から第15図に
詳細を示す第2実施例につき説明する。
この実施例装置も第1図から第3図に示す右及び左のフ
レーム1及び2、該フレームに連結支持された多数の支
持フレームを備えている。
一方のフレーム1は前側の柱11及び後側の柱12を備
え、これら柱の下端部は渡し部材13にて、上端部は渡
し部材14にてそれぞれ連結されている。
他方のフレーム2は前側の柱21及び後側の柱22を備
え、これら柱の下端部は渡し部材23にて、上端部は渡
し部材24にてそれぞれ連結されている。
両フレーム1及び2の柱11及び21の下端部は横渡し
部材10にて、柱12及び22の下端部は横渡し部材2
0にてそれぞれ連結されている。
一方のフレーム1の前柱11には支持アーム311.3
12・・・・・319が等間隔で複数段に実質上水平に
配置されており、後柱12に、も同数の支持アーム32
1.322・・・・・329が等間隔で複数段に実質上
水平に配置されている。
同−段の前柱支持アームと後柱支持アームは同一高さに
ある。
これら各支持アームは、第9図及び第10図に示すよう
に、物品を受ける上面に弾力性ある緩衝部材RAを備え
ている。
最下段の支持アーム311.321は当初から両フレー
ム1及び2間に略水平に延びている。
第9図に示すように、最下段のアーム311は距離りを
昇降できるように一端部が第1連結装置4′にてフレー
ム1の柱11に連結されている。
アーム321も図示されていない同構造の第1連結装置
にて距離りを昇降できるように柱12に連結されている
画策1連結装置を代表してアーム311についての連結
装置4′を説明する。
第1連結装置4′は第9図から分かるように、支持アー
ム311の一端部に固着した縦軸41′と、該縦軸を昇
降可能に支承する柱11上の上下軸受42′ 43゛と
を備えている。縦軸の、従ってアーム311の上昇限度
は、後述する重り55′が渡し部材13に支持される状
態で得られ、下降限度は縦軸下端が後述するハネ56′
の嵌合用突起44′に°当接する位置である。
軸受42′は第1I図に示す構造であり、縦軸41′が
昇降及び回動可能に余裕をもって遊嵌でき、また、軸受
け43゛は第12図に示す構造であり、縦軸41’が昇
降及び回動可能に余裕をもって遊嵌できる。支持アーム
311から縦軸41′に加わるモーメントを支えるため
に、軸受42′には回転自在のコロ421.422が、
軸受け43′には回転自在のコロ431.432が設け
られている。このように縦軸41’の昇降回動に対して
抵抗が少なく、しかもモーメントが加わる部分にはコロ
を設けた構造は第1連結装置4′の耐久性向上に寄与す
る。
支持アーム311に対しては重りとバネの組み合わせに
よる弾力的持上げ装置5′が設けられている。
該持上げ装置5′は縦軸41′の下端部とその下方のバ
ネ嵌合用突起44′との間に装着された補助バネ56′
と、縦軸41′に設けたビン51′にワイヤ53′を介
して連結した重り55゛を備えている。ワイヤ53′は
定滑車52′、54′に案内されており、これら滑車は
柱間に渡した断面H形ビーム713に架設されている。
アーム311は、その上に物品が載置されていないとき
、縦軸41′の上昇限度まで、換言すれば重り55′が
ビーム13に支持されるまで下降した状態のとき得られ
る位置まで、すなわち物品受取待機位置A(第9図に破
線で示す位置)まで上昇せしめられ、該支持アーム31
1上に所定量の物品が載置されると、重り55′の重力
及びバネ56′の弾力に抗して縦軸41′の下降限度ま
で、換言すれば支持アーム311の物品支持位置B(第
4図に仮想線にて示す位置)まで距離りを下降せしめら
れ、そこで物品を静止支持する。
物品支持位置Bに置かれたアーム311から物品を除去
すると、重り55′が下降し始め、アーム311が上昇
し始めるのであるが、このとき補助へ756′の復元力
が縦軸41′に作用し、該縦軸上昇動作の立ち上がりを
円滑ならしめる。
後側の最下段支持アーム321についても、持上げ装置
5′と同様な弾力的持上げ装置(図示せず)が設けられ
ており、アーム321は前記第1連結装置と該持上げ装
置とによって、物品受取待機位置Aと物品支持位置Bと
の間を昇降できる。
なお、最下段支持アーム311.321のそれぞれの他
方の端部はフレーム2の柱21.22に沿って案内され
て昇降できるようになっている。
また、これらアームの両端は該アームが物品支持位置B
まで下降したとき、柱に設けられた支持ストッパ(第5
図に示すストッパ30と同様のもの)に支持される。
前側の下から2段目以上の支持アーム312.313・
・・・319は第2連結装置6′ (第9図及び第1O
図参照)にて前柱11に、後側の下から2段目以上の支
持アーム322.323・・・・329は図示していな
い同様な第2連結装置にて柱12にそれぞれ連結されて
いる。
柱11におけるアームのための第2連結装置6′と柱1
2におけるアームのための第2連結装置とは、第3図か
ら分かるように、これら両アームが互いに反対方向に回
動するように配置の仕方が対象的である点を除いて、構
造は同じである。従って構造の詳細はここでは装置6′
について行い、他方については省略する。
第2連結装置6′は、第9図及び第10図に示すように
(下から2段目の支持アーム312に対応するものを代
表例にとって説明すると)・アーム312の一端部に回
動連結機構9″を介して連結した縦軸61′と、該縦軸
を回動及び昇降可能に支承する柱11上の上下軸受62
’  63”を備えている。
回動連結機構9′は、縦軸61’に固着した一対のブラ
ケット91’、91″間にアーム一端部312aを挿入
し、これら一対のブラケット及びアーム端部にピン92
゛をさし込み、アームが下方から外力を受けるとアーム
他端部312bが上方へ逃げ回動できるように構成した
ものである。
アーム312が水平姿勢に下降しているときには、アー
ム端部312aが縦軸61゛に設けた水平位置ストッパ
93′に当接し、アームは水平姿勢をとる。
第2連結装置中の軸受62′も第11図に示す構造であ
り、紺軸61′が昇降及び回動可能に余裕をもって遊嵌
で、軸受63′は第12図に示す構造であり、縦軸61
′が昇降及び回動可能に余裕をもって遊嵌できる。支持
アームから縦軸61′に加わるモーメントを支えるため
に、軸受62′には回転自在のコロ621.622が、
軸受63′にも回転自在のコロ631.632が設けら
れており、このように縦軸の昇降及び回動に対し抵抗の
少ない、またモーメントをコロで受けるようにした軸受
構造は第2連結装置の耐久性向上に寄与している。
第2連結装置6′は更に該縦軸の回動昇降動作を一定経
路に沿って行わせるための案内装置60′を備えている
。案内装置60′は、縦軸61′から突出する遊転ロー
ラ601′付きのピン602′と、下側軸受63′に固
着乃至一体的に形成されて軸61′が昇降回動可能に余
裕を持って遊嵌しているビン案内部材603′とを備え
ている。
案内部材603′は上から見ると中心角約90度の円弧
を呈する上端案内斜面604′及び該斜面に連続する垂
直降下面605′を有する。垂直面605′下端には下
限ストッパ607′が設けられている。
ピン602′が案内斜面604′の上端にあるとき、支
持アーム312は柱11と12の間の初期待機位置Cに
配置され(第9図参照)、フレーム1及び2間に対する
物品の出入を妨げない。またピン602′が斜面604
′に沿って上下距離りを回動下降し、垂直面605′に
臨む位置に達したときには、支持アーム312はフレー
ムl及び2間へ延び、物品を受は取ることができる物品
受取待機位置(第7図に示す位置りと同様の位置)に置
かれる。更にピン602′が上下距離りを下降して垂直
面605′の下端ストッパ607′に当接したときには
、支持アーム312は物品受取待機位置より更に下方の
物品支持位置(第7図に示す位置Eと同様の位置)に配
置される。
なお下から2段目以上の各支持アームは、該アームが物
品支持位置まで下降したとき、柱に設けられた支持部材
30′、30“に当接しく図10.14及び15参照)
、物品荷重は主として該ストッパ30′、30″に支え
られ、連結ピン92′の負担はll減される。
最下段より上の支持アームの自由端部を支える部材30
“は、支持アーム312に対するものを代表例にとって
説明すると、第14図及び第15図に示すように、柱2
1から支持アーム312の運動領域側へ突出しており、
柱21から遠い方の立ち上がり端部には下り傾斜内側面
30aを有している。アーム312が物品受取待機位置
りにおいて物品を載置され、物品支持位置Eへ下降する
際に、該アームに横方向の、特に部材30″が突出して
いる図上Y方向の力が加わってアーム横部れが生じたと
き、該部材の傾斜内側面30aは該横部れを受は止めつ
つ、該アームを位置Eへ導く。
このような支持部材30“の構造は、支持アームが位置
りから已に下降するときに、該支持アーム一端部やこれ
が連結された縦軸61′、さらには案内装置60′等が
支持アームから無理な力を受けて損傷することを防止す
る。また部材30″は、支持アーム上に物品を載置する
ときだけでなく、物品支持位置にある支持アーム上から
物品を除去するときに該アームに発生する可能性のある
横振れをも受は止めることができ、これによって該支持
アーム等の損傷を防止できる。
なお、最下段より上の各アームは、アーム312につい
て第14図、第15図に示すように、他端部(312b
)の側面に、アームが初期待機位置から物品受取待機位
置へ達するときの柱(21)との衝突を緩和するための
弾力性ある緩衝部材RCを備えている。
第9図及び第1O図に示されるように、下から2段目以
上の各支持アームに対しては、それぞれ同構造の弾力的
持上げ装置7′が設けられている。
これを支持アーム312に対するものを代表例にとって
説明すると、該装置7′はアーム312端部の縦軸61
′上のピン602′にワイヤ72′を介して吊り下げた
重り73′を備えている。ワイヤ72′は滑車711.
712に案内されており、滑車711.712は柱間に
渡した断面H形ビーム713に架設されている。重り7
3′の下降限はビーム713上にこれが支持される位置
(第9図参照)である。
持上げ装置7′は、また、補助バネ74を含んでいる。
バネ74は第9図に示すように上下に隣合う縦軸間に配
置されて、後述する連結部材81′ (アーム313以
上については部材82′)に嵌装されており、少なくと
も上側の縦軸上のアームが物品受取待機位置から下降し
始めたとき、上側縦軸61′へ上昇力を付与できるよう
に圧縮され始める。重り73′の重量は次のように選択
決定されている。すなわち該重り73′は、支持アーム
312及び縦軸61′に未だ下方向の力が加えられてい
ない初期状態のときには、ビン602′を前記案内斜面
604′上端部まで引っ張って、支持アーム312を初
期待機位置Cに配置できるものである。
なお、最下段の支持アームより上の各支持アームに対し
ては、これを初期待機位置へ位置決めするフレーム70
0が設けられている。このフレーム700は第9図及び
第1O図に示すように、上下に隣合う横波しビーム71
3に固着され、アームとの衝突を緩和する弾力性ある緩
衝部材RBが設けられている。
第9図から分かるように、最下段の支持アームを含め、
各上下に隣合う支持アームは該アーム端部の前記縦軸を
介して互いに連結部材81′、82′にて連結されてい
る。この連結部材81′82′は、第13図に示すよう
に連結ロッドであり、該ロッド上端はボルト頭形状をし
ていて上側縦軸61′の筒形中空部に昇降自在に嵌めら
れるとともに、該縦軸下端の蓋611にスラストヘアノ
ング612を介して支持されるようになっており、ロッ
ド下端は下側縦軸41′又は61′の上端ネジ部に螺合
され、ナツト800の位置調節により上下縦軸間最大距
離を調節できるようになっている。最下段の縦軸41’
とアーム312端部の縦軸61’とは下側縦軸41′が
下降すると直ちに上側縦軸61’も連動下降するように
張った状態の連結ロッド81′にて連結されている。図
示されていないが、最下段の支持アーム321とその上
のアーム322についても同様に連結部材81’にて連
結されている。
また、下から2段目以上の各上下に隣合う支持アームに
ついては、該アーム端部の縦軸61’61′が最大縦軸
間距離より長さしだけ弛ませた状態(上端部をLだけ上
側縦軸内へ挿入した状態)の連結ロッド82′にて連結
されている。柱12における支持アーム322.323
・・・についても同様である。
前記持上げ装置7′の重り73′及び補助バネ74は更
に次のような動作を可能とするように選択決定されてい
る。
すなわち、アーム312に対する装置を例にとって説明
すると、最下段支持アーム311がその上に所定量の物
品を載置されて物品受取待機位置Aから物品支持位置B
まで下降すると、連結ロッド81′を介して上の縦軸6
1’が、従ってその縦軸に接続された支持アーム312
がその初期待機位置Cから90度回動しつつ下降せしめ
られて物品受取待機位置りに置かれる。また、位置りに
ある該支持アーム312がその上に所定量の物品を載置
されると、該アームが物品支持位置Eまで下降せしめら
れ、同時に連結ロッド82′がさらに上側の縦軸61′
を引っ張り、該縦軸に接続されたアーム313がその初
期待機位置Cから物品受取待機位置りまで回動下降せし
められる。
他の持ち上げ装置7′の重り及び補助バネについても、
それに対応する支持アームが前記アーム312と同様に
動作するように選択決定されている。
物品支持アームに置かれた支持アーム上から物品を除去
すると、重り73′の作用で該支持アーム端部の縦軸6
1′が上昇開始する。このとき装置7′中の補助ハネ7
4が直ちに該縦軸61’を上昇させるように作用し、該
アームの物品受取待機位置りへの復帰上昇の立ち上がり
を速やかならしめ、これによって物品保持装置からの物
品取り出しを円滑ならしめる。本実施例においては、前
記縦軸の上昇動作はローラ付きピン602′の案内部材
垂直面605′に沿う上昇走行をともない、従ってワイ
ヤを介して該ピンに加わる重り重力の多くが、縦軸61
′を上方へ持ち上げるように作用するより垂直面605
′に作用するので、補助バネ74のこのような作用は、
特に有利である。
なお、第9図から第15図に示す第2実施例ににおける
物品の積み上げ保持又は取り出しは、前記第4図から第
7図に示す実施例の場合と実質上回じであるからこれ以
上の説明は省略する。
これまで述べた実施例は、例えば第16図に示すように
複数個並べて配置することができ、その場合には隣合う
物品保持装置間において、本来ならば背中合わせになる
フレーム1と2とを一つにして共有することもでき、そ
のようにすればそれだけスペースの節約になる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、次の利点を有する物品保持装置を提供
することができる効果がある。
すなわち棒状、板状、帯状等の各種金属材料その他の物
品を保管、運搬等のために保持するための物品保持装置
にして、例えば玉掛は作業にて吊り上げ処理されるかか
る物品を、従来のりん木、りん金等の支持棒を用いず、
人手に頼らずに左右フレーム間に順次能率よく積み上げ
保持でき、このように保持した物品を上から順次能率よ
く取り出すこともでき、また、このような物品の積み上
げ、取り出しにあたって物品保持装置の外側に支持棒取
り扱い作業者の入る余地を設ける必要がなく、船舶、車
両、倉庫等に設置して積み荷スペス、倉庫保管スペース
等の空間を有効に利用できる。
最下段より上の物品支持アームをフレームに連結する各
第2連結装置において、対応する支持アームがその一端
部を支点にして自由他端部が上方へ逃げ回動できるよう
に連結されているときには、各物品支持アーム上に置か
れる物品上面と一つ上段の支持アーム下面とのギャンプ
は安全に小さくすることができるので、置場効率が横方
向にも、縦方向にも向上する利点がある。
前記第2連結装置が、支持アームの一端部を支持する縦
軸と、該縦軸を昇降可能且つ回動可能に支持する軸受は
部とを備え、該軸受は部が前記縦軸上下端部を昇降及び
回動可能に遊嵌させる上下の軸受けを含み、各軸受けに
は支持アームから該縦軸に加わるモーメントを支える回
転自在のコロが設けられている場合には、該縦軸及び軸
受の摩損が少なく、第2連結装置の耐久性が、延いては
物品保持装置全体の耐久性が向上する利点がある。
最下段より上の各支持アームに対する弾力的持ち上げ装
置が、第2連結装置中の縦軸に上昇力を付与する復元エ
ネルギを蓄積する補助バネを備えているときには、物品
支持位置に置かれた支持アーム上の物品が吊り上げ除去
されたとき、この補助バネの弾性復元力が縦軸の復帰上
昇動作をたすけ、支持アームの物品支持位置から物品受
取待機位置への上昇を速やかならしめるので、それだけ
物品取り出し作業を円滑に実施できる。
最下段より上の支持アームの自由端部をアームの物品支
持位置において支持する支持部材が設けられていて、該
支持部材にはアームが物品受取待機位置から物品支持位
置へ下降する際生じる可能性のある横振れを支えつつ該
アームを物品支持位置へ導くことができる下り傾斜内側
面が設けられているときには、該支持アームの物品受取
待機位置と物品支持位置との間の昇降を安全に円滑なら
しめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本発明の二つの実施例を示すもので
、第1図は全体概略側面図、第2図は全体概略正面図、
第3図は支持アームの動作方向を上から見た状態で示す
説明図であ。第4図から第7図は本発明の第1実施例の
詳細を示すもので、第4図は一つの柱における支持アー
ムと該柱との連結状態及び弾力的持上げ装置を第2図の
矢印Pの方向から見た状態にて示す一部断面の図、第5
図は一つの柱における支持アームと該柱との連結状態及
び弾力的持上げ装置を上から見た状態にて示す一部断面
の図、第6図は第2連結装置と弾力的持上げ装置の概略
斜視図、第7図は最下段より上段の支持アームの動作位
置説明図であり、第8図は置場効率(高さ方向)節約の
説明図である。 第9図から第15図は本発明の第2実施例の詳細を示す
もので、第9図は一つの柱における支持アームと該柱と
の連結状態及び弾力的持上げ装置を第2図の矢印Pの方
向から見た状態にて示す一部断面の図、第10図は一つ
の柱における支持アームと該柱との連結状態及び弾力的
持上げ装置を上から見た状態にて示す一部断面の図、第
11図及び第12図は支持アーム連結装置にお番ノる上
軸受及び下軸受の断面図、第13図は上下に隣合う支持
アーム連結装置中の縦軸の連結状態説明図、第14図及
び第15図は最下段より上の支持アームの自由端部をそ
の物品支持位置において支持する支持部材を該アーム等
とともに示す平面図及び断面図である。第16図は第1
及び第2実施例装置の使用状態説明図である。 1・・・・・右フレーム、 2・・・・・左フレーム、 311〜319・・・前側の支持アーム321〜329
・・・後側の支持アーム312a・・アーム一端部、 312b・・アーム自由他端部、 30.30′、30“ ・・支持部材、30a・・・傾
斜内側面、 4.4′・・第1連結装置、 5.5′・・弾力的持上げ装置、 6.6′・・第2連結装置、 60 ・・・案内装置、 41′、61′・・・・・・縦軸 42′ 62’ ・・・・・・上軸受、43′ 63’
・・・・・・下軸受、 421.422.621 、622  ・ ・コロ、4
31.432.631.632  ・ ・コロ、7.7
′・・弾力的持上げ装置、 72.72′・・ワイヤ、 73.73′  ・ ・重り、 74・・・・補助ハネ、 81.82.81′、82′・・・連結ワイヤ、9・・
・・・回動連結機構、 A、D・・・物品受取待機位置、 B、E・・・物品支持位置、 C・・・・・初期待機位置。 出 願 人 住友金属工業株式会社 出 願 人 川村工業株式会社 9・・・回動連結機構 第 図 第16 因 73・・・重り

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)左右フレームと、 物品を該左右フレーム間に支承するための複数段に配置
    された支持アームと、 前記支持アームのうち最下段の各支持アームを前記左右
    フレームの少なくとも一方に連結する第1連結装置と、 前記最下段の支持アームより上の各支持アームをその一
    端部で前記左右フレームのいずれかに連結する第2連結
    装置と、 前記各支持アームに対し設けられた弾力的持上げ装置と
    、 上下に隣合う前記支持アーム同士を互いに連結する連結
    部材を備え、 前記各第1連結装置は対応する前記最下段の支持アーム
    を、それが物品を受取るために前記左右フレーム間へ突
    出した物品受取待機位置とその位置より下方の物品支持
    位置との間を昇降できるように前記フレームへ連結して
    おり、前記最下段の支持アームに対し設けられた前記弾
    力的持上げ装置は、該最下段の支持アーム上に物品が載
    置されていないときは該アームを前記物品受取待機位置
    へ上昇せしめ、所定量物品が載置されると該アームの前
    記物品支持位置への下降を許すように構成されており、 前記各第2連結装置は、対応する前記支持アームを、そ
    れが前記左右フレーム間への物品の出入を妨げない初期
    待機位置と物品を受取るために前記左右フレーム間へ突
    出する物品受取待機位置との間を往復回動昇降できるよ
    うに、そして該物品受取待機位置とそれより下方の物品
    支持位置との間を昇降できるように前記フレームへ連結
    しているとともに、アーム他端部がアーム一端部を支点
    にして上方へ逃げ回動できるように前記フレームへ連結
    しており、 前記最下段より上の各支持アームに対し設けられた前記
    弾力的持上げ装置は、対応する前記支持アームより一段
    下の支持アームが物品受取待機位置以上の位置にあると
    きには該対応アームを前記初期待機位置へ上昇後退せし
    め、該一段下の支持アームが物品支持位置へ下降せしめ
    られると該対応アームが前記連結部材を介して引き下げ
    られて物品受取待機位置へ回動下降することを許し、さ
    らに該対応アームに所定量物品が載置されると該アーム
    の物品受取待機位置から物品支持位置への下降を許すよ
    うに構成されている、 ことを特徴とする物品保持装置。
  2. (2)左右フレームと、 物品を該左右フレーム間に支承するための複数段に配置
    された支持アームと、 前記支持アームのうち最下段の各支持アームを前記左右
    フレームの少なくとも一方に連結する第1連結装置と、 前記最下段の支持アームより上の各支持アームをその一
    端部で前記左右フレームのいずれかに連結する第2連結
    装置と、 前記各支持アームに対し設けられた弾力的持上げ装置と
    、 上下に隣合う前記支持アーム同士を互いに連結する連結
    部材を備え、 前記各第1連結装置は、対応する前記最下段の支持アー
    ムを、それが物品を受取るために前記左右フレーム間へ
    突出した物品受取待機位置とその位置より下方の物品支
    持位置との間を昇降できるように前記フレームへ連結し
    ており、前記最下段の支持アームに対し設けられた前記
    弾力的持上げ装置は、該最下段の支持アーム上に物品が
    載置されていないときは該アームを前記物品受取待機位
    置へ上昇せしめ、所定量物品が載置されると該アームの
    前記物品支持位置への下降を許すように構成されており
    、 前記各第2連結装置は、対応する前記支持アームの一端
    部を支持する縦軸と、前記左右フレームのいずれかに固
    定されて該縦軸を昇降可能且つ回動可能に支持する軸受
    け部と、該縦軸に支持された支持アームが前記左右フレ
    ーム間への物品の出入を妨げない初期待機位置と物品を
    受取るために前記左右フレーム間へ突出する物品受取待
    機位置との間を往復回動昇降できるように、そして該物
    品受取待機位置とそれより下方の物品支持位置との間を
    昇降できるように該縦軸の動作を規制する案内装置とを
    備えており、前記第2連結装置における前記軸受け部は
    、前記縦軸の上下端部が昇降及び回動可能に遊嵌する上
    下の軸受を備えており、該各軸受には支持アームから該
    縦軸に加わるモーメントを支える回転自在のコロが設け
    られており、 前記最下段より上の各支持アームに対し設けられた前記
    弾力的持上げ装置は、対応する前記支持アームより一段
    下の支持アームが物品受取待機位置以上の位置にあると
    きには該対応アームを前記初期待機位置へ上昇後退せし
    め、該一段下の支持アームが物品支持位置へ下降せしめ
    られると該対応アームが前記連結部材を介して引き下げ
    られて物品受取待機位置へ回動下降することを許し、さ
    らに該対応アームに所定量物品が載置されると該アーム
    の物品受取待機位置から物品支持位置への下降を許すよ
    うに構成されている、 ことを特徴とする物品保持装置。
  3. (3)左右フレームと、 物品を該左右フレーム間に支承するための複数段に配置
    された支持アームと、 前記支持アームのうち最下段の各支持アームを前記左右
    フレームの少なくとも一方に連結する第1連結装置と、 前記最下段の支持アームより上の各支持アームをその一
    端部で前記左右フレームのいずれかに連結する第2連結
    装置と、 前記各支持アームに対し設けられた弾力的持上げ装置と
    、 上下に隣合う前記支持アーム同士を互いに連結する連結
    部材を備え、 前記各第1連結装置は、対応する前記最下段の支持アー
    ムを、それが物品を受取るために前記左右フレーム間へ
    突出した物品受取待機位置とその位置より下方の物品支
    持位置との間を昇降できるように前記フレームへ連結し
    ており、前記最下段の支持アームに対し設けられた前記
    弾力的持上げ装置は、該最下段の支持アーム上に物品が
    載置されていないときは該アームを前記物品受取待機位
    置へ上昇せしめ、所定量物品が載置されると該アームの
    前記物品支持位置への下降を許すように構成されており
    、 前記各第2連結装置は、対応する前記支持アームの一端
    部を支持する縦軸と、前記左右フレームのいずれかに固
    定されて該縦軸を昇降可能且つ回動可能に支持する軸受
    け部と、該縦軸に支持された支持アームが前記左右フレ
    ーム間への物品の出入を妨げない初期待機位置と物品を
    受取るために前記左右フレーム間へ突出する物品受取待
    機位置との間を往復回動昇降できるように、そして該物
    品受取待機位置とそれより下方の物品支持位置との間を
    昇降できるように該縦軸の動作を規制する案内装置とを
    備えており、前記最下段より上の各支持アームに対し設
    けられた前記弾力的持上げ装置は、これに対応する前記
    支持アームに持ち上げ力を付与するように連結された重
    りと、少なくとも該対応アームがその物品受取待機位置
    から物品支持位置へ下降するときには該対応アームに対
    する前記第2連結装置中の縦軸に上昇力を付与できる復
    元エネルギを蓄積する補助バネを含んでおり、前記重り
    と補助バネは、対応する該支持アームより一段下の支持
    アームが物品受取待機位置以上の位置にあるときには該
    対応アームを前記初期待機位置へ上昇後退せしめ、該一
    段下の支持アームが物品支持位置へ下降せしめられると
    該対応アームが前記連結部材を介して引き下げられて物
    品受取待機位置へ回動下降することを許し、さらに該対
    応アームに所定量物品が載置されると該対応アームの物
    品受取待機位置から物品支持位置への下降を許すように
    選択されている、ことを特徴とする物品保持装置。
  4. (4)左右フレームと、 物品を該左右フレーム間に支承するための複数段に配置
    された支持アームと、 前記支持アームのうち最下段の各支持アームを前記左右
    フレームの少なくとも一方に連結する第1連結装置と、 前記最下段の支持アームより上の各支持アームをその一
    端部で前記左右フレームのいずれかに連結する第2連結
    装置と、 前記各支持アームに対し設けられた弾力的持上げ装置と
    、 上下に隣合う前記支持アーム同士を互いに連結する連結
    部材を備え、 前記各第1連結装置は対応する前記最下段の支持アーム
    を、それが物品を受取るために前記左右フレーム間へ突
    出した物品受取待機位置とその位置より下方の物品支持
    位置との間を昇降できるように前記フレームへ連結して
    おり、前記最下段の支持アームに対し設けられた前記弾
    力的持上げ装置は、該最下段の支持アーム上に物品が載
    置されていないときは該アームを前記物品受取待機位置
    へ上昇せしめ、所定量物品が載置されると該アームの前
    記物品支持位置への下降を許すように構成されており、 前記各第2連結装置は、対応する前記支持アームを、そ
    れが前記左右フレーム間への物品の出入を妨げない初期
    待機位置と物品を受取るために前記左右フレーム間へ突
    出する物品受取待機位置との間を往復回動昇降できるよ
    うに、そして該物品受取待機位置とそれより下方の物品
    支持位置との間を昇降できるように前記フレームへ連結
    しており、 前記最下段より上の各支持アームに対し設けられた前記
    弾力的持上げ装置は、対応する該アームより一段下の支
    持アームが物品受取待機位置以上の位置にあるときには
    該対応アームを前記初期待機位置へ上昇後退せしめ、該
    一段下の支持アームが物品支持位置へ下降せしめられる
    と該対応アームが前記連結部材を介して引き下げられて
    物品受取待機位置へ回動下降することを許し、さらに該
    対応アームに所定量物品が載置されると該アームの物品
    受取待機位置から物品支持位置への下降を許すように構
    成されており、 前記最下段の支持アームより上の各アームについて、該
    アームが前記物品支持位置に置かれたときに該アームの
    自由他端部が臨む前記左又は右フレームに該自由他端部
    を支持する支持部材が設けられており、該支持部材は該
    アームが前記物品受取待機位置から物品支持位置へ下降
    する際の横振れを支えつつ該アームを物品支持位置へ導
    くことができる下り傾斜内側面を有している、 ことを特徴とする物品保持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06171725A (ja) * 1992-12-11 1994-06-21 Sankiyuu Kk アクセプトスタンション

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