JPH06171725A - アクセプトスタンション - Google Patents

アクセプトスタンション

Info

Publication number
JPH06171725A
JPH06171725A JP33137492A JP33137492A JPH06171725A JP H06171725 A JPH06171725 A JP H06171725A JP 33137492 A JP33137492 A JP 33137492A JP 33137492 A JP33137492 A JP 33137492A JP H06171725 A JPH06171725 A JP H06171725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
support
support arm
arm
control lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33137492A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2715229B2 (ja
Inventor
Shinichi Gotan
伸一 五反
Nobuo Kubota
信夫 久保田
Seiji Hirakawa
清二 平川
Yasuo Kuroda
泰雄 黒田
Hiroshi Miyamoto
寛 宮本
Chiaki Ishii
千明 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANKIYUU KK
Sankyu Inc
Original Assignee
SANKIYUU KK
Sankyu Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANKIYUU KK, Sankyu Inc filed Critical SANKIYUU KK
Priority to JP4331374A priority Critical patent/JP2715229B2/ja
Publication of JPH06171725A publication Critical patent/JPH06171725A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2715229B2 publication Critical patent/JP2715229B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長状物品の積み上げ、積出し作業において、
物品支持構造の設定、解除工程を省略し、作業効率を向
上させるとともに、作業スペースを低減して作業の実施
を容易にする。 【構成】 一対のスタンション1、2において、スタン
ション1に、段をなして、複数の支持アーム3を回転可
能に取り付ける。各支持アーム3ごとのアーム運動機構
5は、それぞれ、一端が支承された制御レバー7を有
し、各制御レバー7の他端には、ワイヤロープ8の一端
が取り付けられ、ワイヤロープ8の他端は、それぞれ滑
車9を介してそのすぐ上位の、移動軸受10に取り付け
られている。移動軸受10の上端は球形軸受11によっ
て支承されるとともに、下端は固定されたスプリング1
2の先端に連結され、スプリング12の弾性によって、
物品Aの非載置時に傾いた姿勢とされ、また、移動軸受
10の側面には、支持アーム3が軸受11の軸線に対し
て傾いて取付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品を、入庫、保管、
出庫するための装置(以下、アクセプトスタンションと
いう)に係り、特に、鋼材、木材、その他板状または帯
状物品のような長状物品(以下、単に物品という)の収
納および撤去に好適なアクセプトスタンションに関す
る。
【0002】
【従来の技術】鋼材、木材、その他、板状または帯状物
品のような長状物品(以下、単に物品という)の保管、
収納のため、物品を段積みするには、従来、対をなす直
立したスタンションに、支持棒等の物品支持手段を係架
し、物品支持構造を形成する工程と、支持手段の上に、
フォークリフト、またはクレーン玉掛け等の手段、方法
により、初期位置から物品を移載する工程と、を前記ス
タンションの下段から順に繰り返すのが一般とされてい
た。
【0003】なお、上記のように形成された物品の段積
みから物品を搬出するには、前記スタンションの上段か
ら順に、物品の撤去、当該物品を支持していた前記支持
手段の取外し、の各工程がとられることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術には、物品支持手段のセッティングが自動化に
なじまず、手作業とされているため、能率が悪く、物品
の積みいれ、積出し作業全体の効率が低下するという課
題がある。特に、上記のクレーン玉掛、玉外しは、今
日、その自動化が可能とされるにもかかわらず、物品支
持手段のセッティングが非効率的なため、玉掛け作業の
自動化の利点が十分に活用できないという欠点が生じ
る。さらに、上記従来の技術では、物品支持手段の配備
作業等のため、作業スペースを広く確保する必要があ
り、広いスペースの作業条件を整える必要がある等、作
業実施の容易性の点においても問題があり、総じて、物
品保管効率が低下せざるを得ないという課題があった。
【0005】本発明は、上記各課題を解決する、アクセ
プトスタンションを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のアクセプトスタンションは、それぞれに物
品が載置される複数の支持アームであって、各々、物品
の非載置時における待機位置または物品の載置時におけ
る支持位置に変位自在な支持アームと、隣接する前記支
持アーム相互にそれぞれ連結され、一方の支持アームへ
の物品の載置に応じて、他方の支持アームを前記支持位
置にセットするアーム運動機構と、載置された物品の撤
去に応じて、その支持アームを前記待機位置に戻す復原
手段と、からなることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成では、支持アームの一つに物品を載置
すると、その自重で他の支持アームに連結したアーム運
動機構が動作し、その結果、当該他の支持アームがその
物品支持位置まで変位して、すぐ上位の物品支持機構が
準備される。また、物品が載置された上位の支持アーム
から物品を撤去し、そのすぐ下位の支持アームから物品
の撤去を開始すると、復原手段により当該制御レバーが
立あがり、上記上位の支持アームが待機位置に復帰す
る。このように、従来の技術の支持棒に相当する支持ア
ームの、支持位置への配置、復原が自動化され、従来の
技術における、人員による支持棒配置工程が省略される
ので、物品の積載作業の効率が飛躍的に向上される。さ
らに物品積載における、支持アームの配置、撤去のため
のスペースは、基本的に支持アームの運動経路範囲に限
られるので、広い作業スペースを要しない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】図1は、本実施例の構成を示し、図1
(A)を側面図とし、図1(B)をその正面図とする。
図1(A)において、1、2は一対のスタンションで、
スタンション1には、縦方向に段をなして、複数の支持
アーム3が回転可能に取り付けられている。各々の支持
アーム3の先端は、後述するような回転変位後、対応す
るスタンション2の各受入れ部分4に係止される。本実
施例は、このようなスタンション1、2および支持アー
ム3を、図1(B)に示すように横方向(前後方向)に
対をなして配置されてなり、前後の支持アーム3によっ
て物品が支持される構成である。すなわち、支持アーム
3の段ごとに、それぞれ、物品が載置、収納される。
【0010】なお、図1(A)における支持アーム3の
配置は、物品載置の際にセットされた、すなわち物品支
持位置におかれた状態を示し、図1(B)は、物品が載
置されない際、すなわちト支持アーム3が待機位置にお
かれた状態を示している。図2は、支持アーム3の運動
経路を示す平面図であり、図中、3aは上方からみた支
持アーム3の待機位置、3bは同じく上方からみた支持
アーム3の物品支持位置を示している。
【0011】次に本実施例のアーム運動機構について、
図3および図4を参照して説明する。本実施例のアーム
運動機構5は、各支持アーム3ごとにそれぞれ配備さ
れ、各アーム運動機構5は、各々、各物品支持位置上に
それぞれ固定されたピン6に、一端が支承された制御レ
バー7を有しており、各制御レバー7は、図4に示すよ
うに矢印aの方向で回転可能とされている。すなわち、
各制御レバー7は、物品(図3において符号Aで示す)
の非載置時には、図3の2段目の物品支持位置に示すよ
うに、立ち上がった姿勢とされ、物品Aの載置時には、
図3の3段目の物品支持位置に示すように、物品Aの荷
重によって下方に傾動可能とされている。各制御レバー
7の他端には、それぞれワイヤロープ8の一端が取り付
けられ、各ワイヤロープ8の他端は、それぞれ滑車9を
介してそのすぐ上位の、後述する移動軸受10に取り付
けられている。
【0012】各移動軸受10において、それぞれの上端
は球形軸受11によって支承されるとともに、下端は固
定されたスプリング12の先端に連結され、スプリング
12の弾性によって、図3の最上位の物品支持位置に示
すように、物品Aの非載置時に図中左側に傾いた姿勢と
されている(スプリング12は、支持アーム3から物品
Aを撤去する際における、支持アーム3の待機位置への
復原手段でもあるが、詳細は後述する)。また、各移動
軸受10の下端には、上記のように、下位の制御レバー
7に取付けられたワイヤロープ8が連結され、また、移
動軸受10の側面には、支持アーム3が軸受10の軸線
に対して傾いて(すなわち非90°の角度で)取付けら
れている。
【0013】次に、上記構成の動作について説明する。
支持アーム3は、物品Aの非載置時に、待機位置(図4
参照)におかれ、対応する移動軸受10は、図3におい
て左側に傾いた姿勢を、同じく対応する制御レバー7は
立ち上がった姿勢を原位置としてセットされる。なお、
最下位の物品支持位置においては、支持アーム3は関係
なく、制御レバー7および移動軸受10のみがセッティ
ングされることになる。
【0014】このような状態で、最下位の物品支持位置
に物品Aが置かれると、その荷重によって対応する制御
レバー7が引下げられ、対応するワイヤロープ8が対応
する滑車9を介してそのすぐ上位の移動軸受10を引っ
張り、移動軸受10への加重の状態が変化する。従っ
て、移動軸受10は、上記引っ張りに応じて自動的に、
球形軸受11を中心として、図3において反時計回りに
回動し、対応する支持アーム3は、図4において待機位
置から矢印bに示す同方向に概略90°旋回して、その
先端がスタンション2の、対応する受入れ部分4に係止
する。その場合、スプリング12は引き伸ばされ、移動
軸受10を反対方向に付勢するが、下位の物品Aの荷重
により抗力が生じるので、移動軸受10の姿勢は変わら
ない。かようにして、当該支持アーム3はそのすぐ下位
の制御レバー7の傾動に追従して物品支持位置上に配置
され、その段における物品Aの支持構造が形成される。
その際、その段における制御レバー7は立ち上がったま
まであり、それから、順次、支持アーム3に物品Aが載
置されるごとに、同様に各制御レバー7を引き下げ、そ
のすぐ上位の支持アーム3が物品支持位置上に定置され
ることとなり、このようにして、下段から順に、物品A
の段積み作業が実施、進行可能とされる。
【0015】次に物品Aの撤去に際し、最上位の物品A
が当該支持アーム3から取り出され、そのすぐ下位の支
持アーム3から物品Aを持ち上げると、対応する制御レ
バー7の拘束が解かれ、復原手段としても機能するスプ
リング12の収縮方向の上記付勢によって、最上位の移
動軸受10は、図3において時計回りに回転しつつ原姿
勢に復帰するとともに、下位の制御レバー7が原位置に
立ちあがる。それに応じて、最上位の支持アーム3は自
動的に待機位置に復位し、そのすぐ下位に載置された物
品Aが取り出し可能となる。このように、順次、上位の
物品Aが積出された後、すぐ下位の物品Aの取り出しが
開始されると、その上位の支持アーム3は速やかに待機
位置に復位し、下位の物品Aの搬出がセッティングされ
ることになる。
【0016】以上のように、本実施例によれば、物品A
の入庫時における、物品Aの自重を利用した各支持アー
ム3の、待機位置から物品支持位置への自動的、機械的
変位、逆に物品Aの出庫時における各支持アーム3の、
物品支持位置から待機位置への自動的、機械的復位によ
り、物品Aの積み上げ作業、積出し作業における支持棒
設置等の工程が省略できて作業効率が向上されるととも
に、各支持アーム3の運動経路を確保するのみでスペー
スが足り、作業スペースの低減が可能となって作業の実
施が容易になり、総じて作業性を向上することができ
る。
【0017】なお、上記実施例においては、図3に示す
ように、各段の物品支持位置に一つの物品Aを載置する
こととしているが、本発明はそれに限定されることはな
く、種々の変更が考えられ、例えば、図5に示すよう
に、物品支持位置に物品Bおよび物品Cを並列して載置
してもよい。その場合、各支持アーム3は図5の物品C
によって、運動することになるが、そのメカニズムは上
記と変わらないので、説明を省略する。また、本発明の
支持アーム3の運動機構5および復原手段等の構成は、
上記実施例に限定されることなく、本発明の目的、作
用、効果に照らし、付随手段の付加、メカニズムの設計
変更、物品載置の検出、基本動作、原理の変形等が可能
である。
【0018】かように本発明は、構成、用途において変
更可能な要素を含み、その本来的性能を損なうことなく
具体的状況に適した態様が選択可能な点においても、極
めて効用性が高いものと考えることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、鋼
材、木材、その他、板状または帯状物品のような長状物
品の保管、収納のための、物品積み上げおよび積出し作
業において、物品載置構造が各物品ごとに、自動的に設
定または解除され、そのための工程を省略できて効率が
向上するとともに、作業スペースを低減できて作業の実
施が容易となり、総じて作業性が向上される等の優れた
効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例において、スタンションおよ
び支持アームによる物品載置基本構造を示し、図1
(A)は側面図、図1(B)は正面図である。
【図2】図1実施例の支持アームの動作を説明する平面
図である。
【図3】図1実施例の、アーム運動機構および復原手段
を示すとともに支持アームの動作、アーム相互の連動関
係を説明するための側面図である。
【図4】図3の補足のための、部分拡大図である。
【図5】図1実施例の、用途の変更の例を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1、2 スタンション 3 支持アーム 4 スタンション2の支持アーム受入れ部分 5 アーム運動機構 6 ピン 7 制御レバー 8 ワイヤロープ 9 滑車 10 移動軸受 11 球形軸受 12 スプリング
フロントページの続き (72)発明者 黒田 泰雄 広島県福山市加茂町粟根301−27 (72)発明者 宮本 寛 岡山県笠岡市城見台33−4 (72)発明者 石井 千明 広島県福山市多治米町4丁目31−15

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品が載置される複数の支持アームであ
    って、各々、物品の非載置時における待機位置または物
    品の載置時における支持位置に変位自在な支持アーム
    と、 隣接する前記支持アーム相互にそれぞれ連結され、一方
    の支持アームへの物品の載置に応じて、他方の支持アー
    ムを前記支持位置にセットするアーム運動機構と、 載置された物品の撤去に応じて、その支持アームを前記
    待機位置に戻す復原手段と、からなることを特徴とする
    アクセプトスタンション。
JP4331374A 1992-12-11 1992-12-11 物品収納装置 Expired - Lifetime JP2715229B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4331374A JP2715229B2 (ja) 1992-12-11 1992-12-11 物品収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4331374A JP2715229B2 (ja) 1992-12-11 1992-12-11 物品収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06171725A true JPH06171725A (ja) 1994-06-21
JP2715229B2 JP2715229B2 (ja) 1998-02-18

Family

ID=18242975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4331374A Expired - Lifetime JP2715229B2 (ja) 1992-12-11 1992-12-11 物品収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2715229B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02106507A (ja) * 1988-10-13 1990-04-18 Sumitomo Metal Ind Ltd 物品保持装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02106507A (ja) * 1988-10-13 1990-04-18 Sumitomo Metal Ind Ltd 物品保持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2715229B2 (ja) 1998-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6958593B2 (ja) 移載装置
CN109502333A (zh) 一种用于透镜检测的上下料机械手
JPH0977364A (ja) ケーブル巻枠ドラム支持装置
JPH06171725A (ja) アクセプトスタンション
CN110482262A (zh) 装卸设备及装卸方法
JPH0692413A (ja) パネル積込み方法及び装置とパレット装置
JP3136466B2 (ja) スタッカークレーン式立体自動倉庫
JP3449455B2 (ja) ウエハの搬送装置
JPS60132804A (ja) 物品自動積載装置
JPH0714264Y2 (ja) 長尺材の保管・搬出装置
JP3288966B2 (ja) フォークリフトにおけるドラム缶荷役用アタッチメント
JP4071871B2 (ja) 自動倉庫
JP7031273B2 (ja) 支持機構及び支持方法
JP2915281B2 (ja) 多段積ロール保管台
TW202225071A (zh) 用於搬運機之取物裝置
JPH07232759A (ja) 物品保持装置
JP2001341821A (ja) 物品積み上げ保管装置
JPH07187340A (ja) 物品保持装置
JPS594528A (ja) 積載装置
JP2024020763A (ja) パレット交換装置
JP2024039473A (ja) 吊り具
JPH11130267A (ja) トラックローダ
JP2022105765A (ja) 卵パックの移載ロボットシステム、およびそれを用いた収納方法
JP2021187490A (ja) 保持システム
JPH09169435A (ja) 製品容器の移送装置