JPH021060A - 画像情報の記録・検索媒体 - Google Patents

画像情報の記録・検索媒体

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JPH021060A
JPH021060A JP63303221A JP30322188A JPH021060A JP H021060 A JPH021060 A JP H021060A JP 63303221 A JP63303221 A JP 63303221A JP 30322188 A JP30322188 A JP 30322188A JP H021060 A JPH021060 A JP H021060A
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Hidekazu Saito
英一 斉藤
Michihiko Takahashi
高橋 通彦
Masahiko Konagaya
小長谷 正彦
Sho Takahama
高濱 祥
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像情報の記録・検索媒体に関し、より詳しく
は、撮影フィルム部にコマ単位で撮影された画像に関す
る画像情報データをディジタルデータとして記録する磁
気記録部を有する画像情報の記録・検索媒体に関する。
[従来の技術] オフィス部門の効率化、生産性の向上を目差すオフィス
・オートメーションのなかで、文’B資Hの保存、検索
システム確立の占める位置は大きい。
そのための有効な手段としてマイクロフィルムの利用が
あげられる。従来のマイクロフィルムには、ロールフィ
ルム、アパーチャカード、マイクロフィルムおよびマイ
クロジャケット形態のものがある。
■マイクロフィルムは、文書資料をロール状フィルムに
連続的に縮小撮影したもので、リールあるいはマガジン
に収容して保管し、撮影時に同時に写し込んだ検索コー
ド等を手ががりにしてマイクロリーグ又はリーグプリン
ターにより検索・復元する。■アパーチャカードは適当
な大きさのカード(通常は、18Mカード)に四角い窓
(アパーチャ)をあけて、そこにマイクロフィルムをつ
けたものである。カードに予め設定したコードを手掛り
として、マニュアルあるいは機械的に必要なカードを取
り出し、アパーチャカード・リーグにより復元する。■
マイクロフィルムは、シート状のフィルム(フィシュ)
に、特殊カメラで直接資料を撮影したもので、フィシニ
に付されている整理番号を手掛りにして必要なものを探
し出し、フィシュ・リーグーで復元・解読する。■マイ
クロジャケットハ、別途撮影したロールフィルムを6〜
12コマ分のフィルムストリップに切断し、それを透明
なシートの袋部(ジャケット)に挿入したものである。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記いずれの利用態様にあっても、文書原稿を
複写する複写装置と撮影コマを検索する検索装置(マイ
クロリーグ)とは別体である欠点があり、検索時は人手
操作により拡大された画像情報を逐−見ながら行なうか
又は撮影コードを探し出しながら行なう必要があり、検
索の迅速性に欠けるとともに、多くの労力と時間を浪費
している。
また、撮影コマを特定する情報(コマ番号やコード等)
は、通常マイクロフィルム自体に写し込まれているので
、後で情報を追加したり、修正したりすることができな
い。
後に情報を追加したり、修正するためのものとしては、
撮影コマを特定する情報を外部メモリに入力して保存し
ておくものがあるが、これによると複数のマイクロフィ
ルム(カートリッジ)に記録された画像分のメモリを必
要とするので、マイクロフィルムカートリッジの数が多
くなればなる程、大容量のメモリを必要とする欠点があ
った。
本発明の目的は、ロール状のフィルムテープ体に撮影さ
れた所望の画像および撮影可能コマの検索が迅速に行な
える画像情報の記録・検索媒体を提供することである。
[課題を解決するための手段] このため、本発明は、光透過性を有するリーダフィルム
部と、画像がコマ単位で撮影可能な撮影フィルム部と、
この撮影フィルム部に撮影された画像に関する画像情報
データをディジタルデータとして記録する磁気記録部と
が一連に接続されてなり、上記撮影フィルム部には撮影
コマごとに光非透過性のマークが予め設けられているこ
とを特徴としている。
[作用] 上記光非透過性の各マークは撮影フィルム部の各撮影コ
マに対応している。よって、上記画像情報の記録・検索
媒体を走行させて所定の位置を通過するマークをたとえ
ば先頭のマークからカウントすることにより、あるいは
、マークが各撮影コマに対応して所定のコードを有して
いる場合はそのコードを検出することにより、撮影フィ
ルム部の撮影コマが特定されることになる。一方、撮影
フィルム部の撮影コマに関する画像情報データは、未撮
影コマを含めて上記磁気記録部にディジタルデータとし
て記録されている。よって、磁気記録部に記録されてい
る画像情報データ中に検索している画像の画像情報デー
タがある場合、その撮影コマ位置を指定することにより
、上記マークのカウント値もしくは、上記マークが有し
ているコードから、直ちに、検索している画像が撮影さ
れた撮影コマにアクセスできることになる。逆に、撮影
フィルム部の未撮影コマに画像を撮影した場合には、そ
の画像が有している画像情報データは、磁気記録部に書
き込まれる。
[発明の効果] 本発明によれば、画像情報データを記録する磁気記録部
が撮影フィルム部と一連に接続されており、かつ、これ
ら磁気記録部および撮影フィルム部を有する画像情報の
記録・検索媒体の走行時に、所定位置を通過する撮影フ
ィルム部の各撮影コマに一対一に対応して形成された光
非透過性のマークをカウントすることにより、あるいは
、マークが各撮影コマに対応して所定のコードを有して
いる場合はそのコードを検出することによりマークのカ
ウント値もしくはコードから所望の撮影コマにアクセス
することができるので、画像情報データに基づく画像の
検索、記録が一つの媒体を使用して、効率よく迅速に行
なえる。
本発明のかかる効果は、従来の銀塩写真材料等を使用し
たマイクロフィルムシステムよりもi子写真を用いる場
合により一層、顕著なものとなる。
すなわち、銀塩写真材料等の場合、未露光の部分に光が
当たって感光したとき、あるいは未露光のままで現像し
たときは、いずれもその部分に情報を記録することはで
きな(なるから、ロールフィルムを部分的に使用して、
情報を記録(画像露光と現像、定着を行なう)した後、
残りの余白部分は未露光・未現像のまま投影等の使用に
供し、その後必要に応じて余白部分に追加記録すること
が必要になるが、使用の際この余白部分に投影用の光が
入り込まないように完璧な遮光をすることは非常に困難
であり、また余白部分を残したままでフィルムの交換を
したときに、この交換時あるいは保管時にこの余白部分
に光が当たらないように完全な遮光をすることは極めて
困難である。特に、余白部分を有するロールフィルムを
リーダーにかけて投影したい部分を検索するとき、この
余白部分に光が当たらないようにして検索をするには、
完全に非光学的な検索手法に頼らねばならず、装置上、
および実用上極めて不利であるとともに、−コマずつ送
って目で捜すことができないということは実用機として
は殆ど価値がない。さらに、リーダーで読んでいるとき
に撮影部分の最後のコマの次に余白部分があることを知
らずにコマ送りをすれば、その部分は露光してしまうこ
とになり、これを防止するためには種々の方法が可能で
あるとしても、それらの方法はいずれも撮影時に面倒な
付加的作業を必要とし、実用上は殆ど不可能である。
これに対し、電子写真方式では露光・未露光に関係な(
、さらに現像後でも、電管前であればクリーニングする
ことによって感光材料の再使用が可能であるから、上記
の遮光の必要がなく、一部のみ記録をして余白部分を残
した感光材料を使用に供することが可能である。したが
って、ロールフィルム状の電子写真感光材料に画像情報
を部分的にまとめて記録し、残った余白部分はそのまま
にして一旦使用に供し、その後必要が生じたときに余白
部分に追加の情報を記録することが可能である。換言す
れば、記録時に連続して一本分の情報を記録する必要が
なく、さらに種類の異なった情報の記録要求がランダム
に生じた場合でもこれを種類毎に整理して記録すること
ができるものである。そして、この記録された情報は、
磁気テープ部に記録された画像情報データにより自由に
、アクセスが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。
本発明に係る画像情報の記録・検索媒体の実施例を第1
図(a)、 (b)および(c)に示す。
第1図(a)、 (b)および(c)に示す画像情報の
記録・検索媒体はいずれも、リーダフィルム部25.磁
気記録部26および光非透過性のマークであるブリップ
マーク27゛が予め設けられている撮影フィルム部(以
下、フィルム部と記す。)28が一連に接続されてなる
テープ体1からなる。
第1 図(a)のテープ体1では、一端にリーダーィル
ム部25が、それに続いて磁気記録部26がテープ体1
の全幅にわたって形成され、さらにそれに続いて、フィ
ルム部28が接続される。
また、第1図(b)のテープ体1は、第1図(a)のテ
ープ体1において、記録密度や磁気ヘッドを考慮して、
磁気記録部26を狭いストライブ状としたものである。
さらに、第1図(c)のテープ体lは、その幅方向の一
側にブリップマーク27°を、他方側には細い磁気記録
部26を、リーダフィルム部25を除いて、はぼ全長に
わたって形成したものである。
上記各テープ体1において、上記ブリップマーク27°
は、フィルム部28に形成された複数のコマ29にそれ
ぞれ対応して形成されており、その数をカウントするこ
とにより、そのカウント値から各コマ29を特定するこ
とができる。上記ブリップマーク27°は、また、各テ
ープ体1のフィルム部28の各コマ29に応じて特定の
コードを有するたとえば、バーコードのようなものであ
ってもよい。
なお、各テープ体1において、磁気記録部26、透明フ
ィルム体をベースにして、磁気コーティングによるのが
好ましい。
第1図(a)のテープ体1とともに使用される画像情報
の記録・検索装置の概略ブロック図を第2図に示す。第
2図において、2はテープ体1を長さ方向に正逆自在に
駆動する駆動手段、3はテープ体1の磁気記録部26か
ら情報を読み取るとともに、磁気記録部26へ情報を書
き込み可能な磁気記録/再生手段、4は資料原稿5をテ
ープ体lのフィルム部28に写し込むとともに、現像、
定着等の処理を施し、画像情報を形成するための画像形
成手段である。6はマイクロコンピュータを主体とする
制御・演算手段で、主として制御指令を入/出力するC
PU7と、読み/書き自在なRAM3と、ソフトウェア
プログラムを内蔵しておくROM9とを有する。RAM
8は、磁気記録部26に記録された情報を、磁気記録/
再生手段3を介して記憶するとともに、記憶情報を磁気
記録/再生手段3を介して磁気記録部26に記録するバ
ッファとしての機能を備える。10は、マイクロコンピ
ュータ6に、指令又は情報を入力する、たとえばキーボ
ードのようなマニュアル入力手段、11はテープ体1の
長さ方向の特定位置を検出してCPU7に検出信号を出
力する位置検出手段である。コンビニ−タロ、特にCP
U7は、上記各手段から入力される指令や情報に基づき
、駆動手段2に制御指令を与えテープ体1の送行を制御
するとともに、磁気記録/再生手段3を制御し、さらに
前記画像形成手段4をも制御する。
12は、フィルム部28に形成(撮影もしくは複写)さ
れた複数のコマ29のブリップマーク27°のカウント
値により特定された1つを映出するための画像情報出力
手段である。また、14はCPU7を介して出力される
RAM8の記憶内容を一覧表示するための磁気情報出力
手段であり、好ましい実施例において設けられる。
原稿5の記録時には、マニュアル入力手段10を操作し
てCPU7に指令を与え、画像形成手段4をCPU7で
制御して、所定位置にセットしたフィルム部28に原稿
の画像情報を写し込む。それとともに、この画像情報に
関する情報、たとえばコマ番号、撮影年月日、特有の検
索コード、内容の簡単なコメント等の画像情報データを
マニュアル入力手段10を操作してRAMgに書き込む
もっとも、個別に操作して入力する以外に、たとえば社
員番号や文書番号1日付等がシーケンシャルデータを構
成する場合には、マニュアルでな(自動記録とすること
も可能である。セットした紙テープ又は磁気テープの(
ディジタル)シーケンシャルデータに連動させて、逐次
RAM8に書き込むようにする。この場合、マニュアル
入力手段10の操作は単に起動スイッチを作動させるだ
けでよい。
検索時は、マニュアル入力手段lOを操作して所望の撮
影コマ13を特定する情報(コード、年月日、コマアド
レスなど;なお、この特定情報は前記した画像情報に関
する画像情報データに含まれるものとする)を入力する
とともに検索指令を入力する。CPU7は駆動手段2を
制御してテープ体1を送行させ、所定の検索位置近傍に
来て、位置検出手段11が正確にその特定位置を検出す
ると、送行は停止させられる。この位置において、画像
情報出力手段12により画像情報を映出することができ
る。このとき、もし、検索した画像情報について、関連
情報の追加、修正があれば、そのデータをRAM8にマ
ニュアル入力−f=l110によって追加、更新するこ
とができる。
検索しながら記録する、又はこれとは逆に、記録しなが
ら検索も可能で、上記二つの操作を組合せる操作である
そして、RAM8に対し、マニュアル入力手段lOから
メモリ内容の書き込みないし書き替え等のアクセスがあ
ったときは、一連のオペレート操作の最終段階において
、RAM8の記憶内容を。
磁気記録/再生手段3を介して磁気記録部26に記録す
る。
本発明に係る画像情報の記録・検索媒体は、上記したよ
うに、光非透過性のマークであるブリップマーク27°
を予めフィルム部28に形成しておき、このブリップマ
ーク27′を利用して、画像情報の記録・検索を行なう
ものである。そして、この画像情報の記録・検索には、
パーフォレーションを用いる本願のもとの出願(特願昭
57−30846号)の明細書に記載されている次に説
明する第3図(a)に示す画像情報の記録・検索装置と
ほぼ同様の構成を有する装置を使用することができる。
第3図(a)において、一定幅で長尺のテープ体1は、
両端を巻取軸21.22に固着され、ロール状に巻き取
り可能である。巻取軸21は、巻取りモータ23により
第3図(a)中時計方同へのみ回転駆動され(以下、「
正転」という)、テープ体1を第3図(a)中左方向(
以下、単に「左方向」という)へ送る。一方、巻取軸2
2は、巻取モータ24により第3図(a)中反時計方向
へのみ回転駆動され(以下、「逆転」という)、テープ
体を第3図(a)中右方向(以下、単に「右方向」とい
う)へ送ることができる。
テープ体lは、具体的には、8mmまたは16mm幅の
もので、巻取軸21に一端を固着した先端透明部25と
、この透明部25に連続し成る長さの磁気テープ部26
と、磁気テープ部26に連続し。
幅方向片端部に一定ピッチ間隔でパーフォレーション2
7を形成した透明フィルム部28とからなる。
透明フィルム部28は、ポリエステルを主体とする透明
支持体上に、透明の導ri層と透明の光導電性絶縁層を
順次に形成したもので、電子写真用の感光体を構成して
いる。また、この透明フィルム部28は偏光特性を有し
ている。上記テープ体1は3つの領域が連続するもので
あるが、作成方法としては、上記したポリエステルを主
体とする透明支持体のテープ状体を基本に、磁気テープ
部26はこの支持体上に磁気コーテング技術によって形
成するのが好ましい。
上記透明フィルム部28には、画像形成手段としての電
子写真装置4により、文書資料の画像情報が写し込まれ
る。透明フィルム部28の2つのパーフォレーション2
7.27間の領域が一つの撮影コマ29(1フレーム)
に対応する。電子写真装置4は、周知のごとく、帯電部
、露光部、現像部および定首部を備える。
一方、テープ体1の送行路に沿っていくつかの検出機構
が配設される。30は磁気テープ部26の初DiM26
eを検出するための初端検出素子、31は磁気テープ部
26の情報を読み取る(又は情報を書き込む)ための磁
気ヘッド、32はテープ体1の送行速度を検出するテー
プ速度検出ジェネレータ、33はパーフォレーション2
7を検出スるための検出用受光部である。34は偏光光
源で、2系統に導光している。一つは、テープ体の送行
方向に射出する光を反射ミラー35で光路変換し、テー
プ体1にほぼ垂直に入射させ、反対側に設けた切端検出
素子30に入射する系統で、先端透明部25と磁気テー
プ部26との境界、すなわち磁気テープ部26の切端2
6eを検出するためのものである。他は、パーフォレー
ション27の走行軌跡に垂直に照射する系統であり、テ
ープ体1を挾んで反対側に設けた偏光フィルタ36を介
して検出用受光部33に導光し、パーフォレーション2
7の存在を検出するために使用される。この第2の系統
に偏光フィルタ36を介しているのは、透明フィルム部
28の偏光性を利用するためで、光源34からの照射光
が透明フィルム部28を透過して受光部33へ入射する
とき、その光量をほとんど零にする。したがって、偏光
フィルタ36の偏光面は透明フィルム部28の偏光面と
共役の関係にあるように設けられている。
前記磁気へラド31とテープ速度検出ジェネレータ32
は同一の固定座37に固定されており、ソレノイド38
が付勢されると、固定座37はテープ体1の送行路にほ
ぼ直角方向に移動し、磁気へラド31とテープ速度検出
ジェネレータ32とは、ともにテープ体Iに圧接する。
この固定座37の移動と連動して、レバ一部材39が駆
動され、パッド座40に固着したテープパッド41はテ
ープ体1の背面に磁気ヘッド31の方へ押圧するように
作用する。
以上の機IJ系の配置構成は、概念的に図解したもので
あり、具体的な配置構成の一例は第4図に示される。第
4図は、この装置のフィルム装填部を上方から見たもの
である。テープ体1は予め2つの巻取リール42.43
に巻装され、カセットケース44内に収納されたものを
用いる。このカセットケース入すのテープ体1は、たと
えば、音楽用のコンパクトカセット磁気テープやVTR
用のカセットテープとほぼ同様な構造をもつものである
(以下、カセットケース44にテープ体lを収容したも
のを「カセット45」と略称する)。このカセット45
は、第4図のIV−IV線に沿う断面図である第5図で
示すように、カセット装填室46内へ収納され、図示し
ないテープ体lの引き出し機構によりテープガイド47
.48に掛架され、両テープガイド47.48間に張ら
れる。この張られたテープ体lの走行路に沿って、偏光
光源34、これと対向して初端検出素子30およびパー
フォレーション検出用受光部33が一体になった受光素
子体49が配置され、次に、電子写真複写装置4が配置
される。電子写真複写装置4は複写レンズを含む光学系
4aと、順次配設された帯電室4bと、露光室4c(光
学系4aに対応する位置にある)と、現像室4dと、定
着室4eとを含んでなる。
前記帯電室4bの次には、ガイドポスト50を介して、
回動自在に支持されたテープ速度検出ジェネレータ32
のローラ部が位置する。磁気へラド31およびテープパ
ッド41.41はこのローラ部の次に位置する。
なお、第4図に示したカセット45は、カセットケース
に2軸を備えるタイプのものであるが、1軸タイプのも
のであってもよい。ロール状の銀塩フィ)Ltムを収納
した1軸タイプのカセットは既に実用に供されているの
で、その構造の説明を略す。作用的には、電子写真用フ
ィルムを収納した1軸カセツトを装置本体の所定箇所に
装着すると、テープ体1の先端が公知の引き出し機構に
より引き出され、装置本体側に備える巻取軸に係止巻回
される。すなわち、第3図(a)について言えば、カセ
ットに備える軸が巻取軸22に相当し、先端を係止巻回
するのが巻取軸2工に相当している。
また、画像情報を取り出すには、別設の投影光源(図示
せず)により透明フィルム部28を直接照射し、適宜に
配置されたレンズ手段及び光路変換手段を介してスクリ
ーンに映写するようにする。
好ましくは、前記定着室4eに設けられるランプ(多く
は、赤外線ランプが用いられる)を兼用する。
投影手段の詳細については、たとえば本願と同一の出願
人に係る先行する出願(複数)に開示されている。
電気・制御系について(第3図(a)参照)、制御の主
体はマイクロコンビニ−タロに含まれるCPU7である
。CPU7はインターフェース手段としての複数のI1
0ポートを介して各機能回路と接続されている。
まず、磁気テープ部26の切端検出素子30は、I10
ボート55を介してCPU7に接続される。
磁気へラド31は、磁気記録/再生回路56に接続され
、I10ポート57を介してCPU7と接続される。磁
気テープ部26に記録するときは、RAM8からのデー
タがCPU7.I10ポート57を経由して、磁気記録
/再生回路56から磁気ヘッド31に伝達される。再生
のときは、データの流れはこの逆で、磁気テープ部26
の記録内容を磁気へラド31で読み取り、磁気記録/再
生回路56.I10ポート57.CPU7を経由し、R
AM3に書き込む。なお、I10ポート57には、ソレ
ノイド38に電流を供給するソレノイドドライバ回路5
8が接続され、ソレノイド38はCPU7からの信号に
よって消勢/付勢が制御される。
テープ速度検出ジェネレータ32は、巻取軸21の巻取
モータ23を駆動するドライバ回路59と接続され、テ
ープ速度の信号を与える。検出受光部33は、パルスカ
ウンタ60と接続されるとともに、ドライバ回路59.
および巻取軸22の巻取モータ24を駆動するドライバ
回路61と接続され、パルスカウンタ60にパーフォレ
ーション27のカウントパルスを与える一方、ドライバ
回路59.61へコマ29を正しい位置へ停止させるた
めの信号を与える。
ドライバ回路59.61は、それぞれモータ電流検出回
路62.63に接続される。モータ電流検出回路62は
信号線S6を介してI10ボート64へ信号を与え、該
I10ボート64からは信号線s1.s3.s5によっ
て、ドライバ回路59ヘフイードバツク信号を人力する
ように接続している。一方、モータ電流検出回路63は
信号線S7を介してI10ボート55と接続され、I1
0ポート55からは信号線s2.s4によってドライバ
回路61ヘフイードバツク信号を入力するように接続し
ている。
前記パルスカウンタ60は、I10ポート65と接続さ
れ、該I10ポート65には3本の制御信号S H,S
 U、 S Dが入力されるとともに、データバスDB
US線が接続されている。信号S11はホールド信号で
、カウントしない指令信号であり、信号SUはアップカ
ウント信号で、カウント数を加算してゆく指令信号、信
号SDはダウンカウント信号でカウント数を減算してゆ
く指令信号である。
電子写真複写装置4はI10ボート66を介してCPU
7と接続され、CPU7からの制御信号によって作動す
る。
入力用のキーボード10は、I10ポート67を介して
CPU7に接続される。キーボードIOからは、CPU
7に指令信号を入力できるとともに、種々のデータをR
AM8に記憶させることができる。
一方、テープ体1をカセット化したことに基づく回路も
設けており、カセット装填スイッチ68はカセット45
(第4図)を装填したとき自動的にスイッチ接点を閉成
する。この接点閉成信号はI10ポート67を介してC
PU7に人力される。
また、CPU7からは■/○ボート69を介してカセッ
トロック回路70に信号を出力し、装置が作動している
ときは、カセット45をカセット装填室46(第5図)
から取り出せないように機構的なストップ手段をかける
ようにする。さらにストップ手段の作用として、−度で
もRAM8の内容に変更があったとき、磁気テープ部2
6にRAM8の内容を写しとる必要があり、写しとるこ
となくカセット45を取り出してしまうのを防止するた
めでもある。
さて、この画像情報の記録・検索装置においては、1つ
のパーフォレーションに対応した1コマを記録時又は検
索時において精度よく特定位置で停止させる電子制御系
を工夫して設けている。定性的に言えば、現在の停止位
置から所望のコマを出す場合、当初は高速でコマ送りを
するが、所望のコマに近づくと、低速送りに切り替え、
所望のコマに対応するパーフォレーションを検出して、
ただちに送行を停止し、精度よく所定位置に止める制御
である。
第6図(a)は、これを説明するための回路図で、検出
用受光部33.正転用のドライバ回路59(制御部59
aと駆動部59bとからなる)、逆転用のドライバ回路
61(制御部61aと駆動部61bとからなる)および
モータ電流検出回路62.63の詳細を示すものである
検出受光部33では、パーフォレーション照射光を2つ
のホトダイオードPCI、PD2で受光する。ホトダイ
オードPDI、PD2は演算増幅器OP1の2人力に対
し互いに逆極性となるように接続され、パーフォレーシ
ョン透過光を時間差をおいて受光し、正負方向に台形状
のパルスが連続した電圧波形を出力する。この詳細は、
第7図(a)、 (b)および(c)で示される。すな
わち、ホトダイオードPDI、PD2は中央で分離絶縁
された面状ホトダイオードを用い1つのホトダイオード
の幅はパーフォレーション27の幅よりやや大キい。透
明フィルム部28が第7図(a)において左から右に送
られると、ホトダイオードPD1からは、単独では、第
7図(b)に示す正方向に台形状をしたパルスが出力さ
れる。他方、ホトダイオードPD2からは、単独では、
上記パルスとは逆極性のパルスが、丁度、空間的にはあ
たかも両ホトダイオードPDI、PD2の中央接合部を
中心に点対称となるように出力される。この2つのパル
スは、演算増幅器OP1で電流から電圧に変換され、か
つ合成されると、第7図(c)に示す如く、台形状パル
スが連続して正負に振れる電圧波形が得られる。この波
形の正から負へ至るほぼ中点は零電位に相当し、この零
電位の時間的位置は、前記両ホトダイオードPCI、P
D2の接合部、換言すればパーフォレーション27の中
央位置に対応している。
この正負に振れた波形信号は、パルスカウンタ60へ入
力されて1だけカウントアツプするか、もしくはカウン
トダウンする。この例では、カウント数とコマ位置とは
対応し、カウンタ回路60におけるカウント数がnであ
れば、磁気テープ部26の終端から始まる透明フィルム
部28において、現在第n番目のコマ位置にあることと
対応する。
前記波形信号は、ドライバ回路59に含まれる制御部で
あるゼロ電位検出回路59aと、ドライ/寸回路61に
含まれる制御部であるゼロ電位検出回路61aにも入力
される。ゼロ電位検出回路59aは透明フィルム部28
が左方向に送られるときに用いられ、負から正へのゼロ
クロスを検出する。
一方、ゼロ電位検出回路61aは、透明フィルム部28
が右方向(巻戻し方向)に送られるときに用いられ、正
から負へのゼロクロスを検出する。それぞれのゼロ電位
検出回路59a、61aの出力部にはアナログスイッチ
71.72を接続しており、このそれぞれのアナログス
イッチ71.72は、CPU7からの信号に基づいて制
御され、透明フィルム部28を高速で送るときにはOF
Fで、低速送りのときにONされる。具体的には、アナ
ログスイッチとしてはFETやCMO3の半導体スイッ
チング素子が用いられ、CPU7での比較結果により、
目的とするコマの1つ前のコマをカウントした時点でO
Nされる。そして、目的とするコマに対応するパーフォ
レーションの中央位置を検出すると、ゼロ電位信号を出
力し、その信号を駆動部59b又は駆動部61bに与え
、駆動部59 b、 61bのモータ23.24を消勢
し、パーフォレーション27の中央位置で精確に停止さ
せる。
テープ体1を左方向に送るときモータ23を正転させる
駆動部59bは、CPU7に置数された目的とする定速
送り信号S1をD/A変換器73でアナログ量に変換し
オペアンプOP2を介してモータ23に電流を供給する
。このモータ駆動部には、抵抗75.アナログスイッチ
76、ジェネレータ77よりなるサーボ系78が接続さ
れ、ジェネレータ77により巻取モータ23を制御して
一定の送り速度となるようにしている。これは、正転時
に、磁気テープ部26の情報を読み取り又は書き込む場
合に用い、CPU7からの制御信号(信号S5)によっ
てアナログスイッチをONさせて、定速送りを実現する
テープ体1を右方向に送るときモータ24を逆転させる
駆動部61bは、CPU7に入力され置数された右送り
信号S2をD/A変換器74でアナログ量に変換しオペ
アンプOP3を介してモータ24に電流を供給する。こ
の駆動部61bの構成は、前記正転用の駆動部59bか
らサーボ系78をとり除いたものと同様である。信号S
4によってアナログスイッチ72を制御し、1コマ前に
きて、目的のコマ位置で停止させるときは、ゼロ電位検
出回路61aの出力に基づいて動作する。
モータ23から比較1op4を介して接続されたモータ
電流検出回路62には、RC積分回路を含み、巻取モー
タ23に過電流が流れると(たとえばモータ23の回転
が物理的に阻止されるようなとき;巻取の終端など)、
バッファ79よりモータ23を止める信号(S6)を出
力する。すなわち、このRC積分回路は、モータ23の
起動時の短時間の過大電流を検出せず、一定時間以上過
大電流が持続したとき、バッファ79から信号S6を得
るためのものである。他方、モータ24から比較器OP
5を介して接続されたモータ電流検出回路63も上記モ
ータ電流検出回路62と同様の構成をもち、過電流によ
り、モータ24を止める信号(S7)を出力する。また
、RC積分回路の効果は、モータ23の過電流検出の場
合と同じ効果をもつ。
第3図(a)の画像情報の記録・検索装置および第6図
(a)の電子制御系は、ブリップマークにより撮影フィ
ルム部の撮影コマを検出する本発明に係る画像情報の記
録・検索媒体を用いる画像情報の記録・検索装置および
その電子制御系としても、使用することができる。ただ
し、本発明に係る画像情報の記録・検索媒体用の装置と
して使用する場合には、第3図(b)に示すように、第
3図(a)の偏光フィルタ36が省略される。また、電
子制御系では、第6図(b)に示すように、ホトダイオ
ードPCI、PD2は第6図(a)とは逆に接続される
なお、第3図(b)、第6図(b)において、第3図(
a)、第6図(a)に対応する部分には対応する符号を
付して重複した説明は省略する。
上記第6図(b)の電子制御系によるフィルム体の制御
は第6図(a)の場合と同様、次のように行なわれる。
すなわち、透明フィルム部28が第7図(d)において
左から右に送られると、ブリップマーク27′により、
ホトダイオードPDIからは、単独では、第7図(e)
に示すように零電位に向かって台形状をしたパルスが出
力される。他方、ホトダイオードPD2からは、単独で
は、上記パルスとは逆方向に変化する逆台形状のパルス
が、丁度、空間的にはあたかも両ホトダイオードPD1
、PD2の中央接合部を中心に点対称となるように出力
される。この2つのパルスは、演算増幅器OPIで電流
から電圧に変換され、かつ合成されると、第7図(f)
に示す如く、台形状パルスが連続して正負に振れる電圧
波形が得られる。この波形の正から負へ至るほぼ中点は
零電位に相当し、この零電位の時間的位置は、前記両ホ
トダイオードPDI、PD2の接合部、換言すればブリ
ップマーク27゛の中央位置に対応している。
この正負に振れた波形信号は、パルスカウンタ60へ入
力されてlだけカウントアツプするが、もしくはカウン
トダウンする。この例では、カウント数とコマ位置とは
対応し、カウンタ回路6゜におけるカウント数がnであ
れば、磁気テープ部26の終端から始まる透明フィルム
部28において、現在第n番目のコマ位置にあることと
対応する。
次に、上記構成の画像情報の記録・検索装置の動作を第
8図の総括フロー図および第9A図〜第9F図の詳細フ
ロー図に基づいて説明する。
第8図に示すように、カセット45を装填しスタートす
ると、磁気テープ部26の内容を読み取って、この情報
をすべてRAM8に記憶する(サブ/l/−fン#1)
。次に、選択可能な2つのモードがあり、適当に選択す
る。第1のモードは、文書情報を記録するモードであり
、透明フィルム部28(7)所望(D:+マ位置(以下
、コマアドレスという)に文書情報を写し込み、さらに
この文書情報に関連する情報をマニュアル入力手段であ
るキーボード10を操作してRAM8に書き込むモード
である(サブルーチン#2.#3)。このモードでは、
1コマだけでも、もしくは複数コマでも、また連続した
コマでも、飛び飛びの位置にあるコマであってもよい。
第2のモードは、記録した文書情報を検索するモードで
あり、キーボード10でコマアドレスを入力して、その
コマアドレスで特定される記録コマを所定位置に止め、
画像情報出力手段12(第2図)により映出したりもし
くはハードコピーをとったりするモードである(サブル
ーチン#4)。このとき、当該記録コマについて、関連
情報を追加したり、変更する場合は、キーボード10を
操作してRAM8の内容を書き替える(サブルーチン#
5)。このデータの追加、変更がナイ場合はRAM8の
内容はそのままである。
以上の第1のモード及び第2のモードを組合せることも
可能である。すなわち、第1のモードを実行した後で第
2のモードを実行する、又はこれとは逆に、第2のモー
ドを実行した後で第1のモードを実行する、組合せモー
ドである。
第1のモード、第2のモードもしくは組合せモードのい
ずれかを終了すると、いったんテープを巻き戻し、RA
M8の記憶内容を磁気テープ部28に写し替える(サブ
ルーチン#6)。そして、最終的には、カセット45を
取り出し、操作を終了する。
第3図(b)も参照しながら、より具体的に説明すると
、装置のカセット装填室46へカセット45を装填する
(ステップSt)。カセット装填スイッチ68が自動的
に0NL(ステップS2)、この信号はI/○ボート6
7を介してCPU7に入力され、装置自体が動作可能状
態となる。次に、好ましくはこの信号に基づいてテープ
体1を駆動する。
その他、キーボード10から入力した開始指令によりド
ライバ回路61をスタートさせてもよい。
巻取モータ24によってテープ体1が右方向に送られる
(ステップS3)が、初端検出素子30により磁気テー
プ部26の切端26eが検出されると、テープ体1の走
行は停止させられる(ステップS4.37)。検出され
ないときは、さらに、右走行をt−[する(ステップS
5.S3.S4のループ)か、検出に失敗する可能性も
考慮して右の巻取軸22に限界まで巻き取られてテープ
体lが動かない(ステップ35)とき、モータ電流検出
回路63が作動(ステップS6)して、モータ24をス
トップさせる(ステップS7)。
いずれにしても、テープ体1の走行が停止すると、次に
、モータ23を駆動して、テープ体1を定速で左方向へ
送る(ステップS8)。このとき、モータ駆動の少し前
に、ソレノイド38を付勢し磁気ヘッド31.テープパ
ッド41およびテープ速度検出ジェネレータ32(のロ
ーラ部)をテープ体lに圧接する。磁気テープ部26の
記録内容を磁気ヘッド31で読み取り、磁気記録再生回
路55、I10ボート57およびCPU7を介してRA
M8ヘスドアする(ステップ39)。この場合、全く新
しいカセットもしくは撮影済みのカセットの如何に拘ら
ず、即ち、磁気テープ部26に画像情報データが書き込
まれているか否かに関係なくこの読み取りを行う。
磁気テープ部26と透明フィルム部28の境界を検出す
ることなく、そのままテープ体1の走行を継続しくステ
ップ510)、検出用受光部33が透明フィルム部28
の第1番目のブリップマーク27゛を検出したとき、テ
ープ走行がストップされる(ステップ511)。応じて
、磁気へラド31゜テープパッド41は退避する。この
第1番目のブリップマーク27゛の位置に対応するコマ
のアドレスを便宜上第1番地とする。したがって、カウ
ンタ回路60内の計数値nそのものが、コマアドレスを
表わし、現在第n番目のコマフレーム位置にあることを
示す。もつとも、コマアドレスの規定の仕方は他の方法
も考えられるので特にこれに限定されないことに留意す
べきである。
次に、記録モードか撮影モードにあって、特定のコマフ
レームで止まっている場合、そのコマに対し、関連する
データを書き込んだり、書き直しをするかが判断される
(ステップ512)。追加。
修正の必要があれば、データをキーボード10より入力
する。RAM8の内容を更新する(ステップ513)。
そして、このRAM8の更新が一連の操作を通じて1度
でも実行されるとCPU7はカセットロック信号を生成
し、I10ボート69を介してカセットロック回路70
を能動化し、カセットを機構的にカセット装填室から取
り出せないようにする(ステップ513)。これは、R
AM8の内容が変更されたとき、磁気テープ部26の内
容を同一内容に書き替えることなく取り出す危険性を防
止するためである。
次は、所望のコマを所定位置(所定の複写位置又は所定
の画像出力位置)へ移行させるステップである。コマア
ドレスをキーボード10を操作してCPtJT内のレジ
スタに人力する(ステップ514)。コマの現在位置は
カウンタ回路60.110ポート65を介してCPUT
内の別のレジスタに予め置数されているので、CPU7
は、この2つのデータを比較することにより、左方向へ
送行させるか右方向へ送行させるかの判断を行なう(ス
テップ515)。なお、このとき、コマアドレスデータ
の入力以外にキーボード10からのスタート指令を併用
してもよい。この例では、コマアドレスの入力のみで、
スタート信号としている。CPU7の判断によりいずれ
かのドライバ回路59゜61が駆動される(ステップS
 16.S 17.S 18)。これと同時に、高速走
行させるか低速走行させるかの判断(ステップ519)
も行なわれ、アドレス差が予め決めた一定値を越えたと
きには高速で走行(ステップ521)させ、以下であれ
ば低速(ステップ520)である。走行途中で、このア
ドレス差が前記一定値を下まわれば、自動的に低速走行
に切り換わるくステップS22,520)。
1コマ前に来たときは、第6図(b)に示したゼロ検出
部59a又は61aが能動化され、指定アドレスに対応
するコマフレームで精度よく停止する(ステップ523
)。
次のステップでは、テープ走行を続行するか否かを人間
の判断で決める(ステップ524)。検索を続行しない
ときは、当該指定フレームに記録する作業が実行される
(ステップ525)。文書原稿を所定位置に載置し、帯
電室4bで帯電された透明フィルム部28のコマを1コ
マずつMに送りながら、光学系4aを作動させ露光室4
c+現像室4d、定着室4c(第4図)を通して公知の
静i複写を行なう。これら一連の作業は、ROM9(第
2図)に内蔵されたプログラムにより、CPU7が適宜
指令を発し、露光やフィルム送り動作を制御する。もっ
とも、複写の基本的な指令はキーボード10の操作によ
る。
通常、この複写作業の前もしくは後において、この記録
画像に関連するデータ、たとえば撮影年月日1分類コー
ド、標題などをキーボード10からRAM8に書き込ま
れる。
次のステップは、検索モードや記録モードもしくは組合
せモードを実行した後、カセットを取り出そうとする前
に行う後処理の工程である。
まず、RAM8に対して修正や変更が一切なければ、R
AM8の記憶内容と磁気テープ部26の記憶内容は同一
であるから、カセットはそのまま取り出すことができる
(ステップS26,527)。
しかし、−度でもアクセスがあれば書き替えが必要であ
る。
RAM8の内容を磁気テープ部に記録するためのコード
をキー人力する(ステップ527)。応じて、CPU7
はドライバ回路61を付勢し、巻取モータ24によりテ
ープ体lを右方向へ巻き戻す(ステップ828)。もち
ろんこのときは高速走行である。カウント回路60の計
数値はカウントダウンしくステップ529)、カウント
出力(CPU7内のレジスタにも同じ計数値がある)が
ゼロとなると(ステップS 29. S 30)、CP
U7の命令に基づいてテープ速度を減速する(ステップ
531)とともに、磁気テープ部26の初端26eが検
出される(ステップ532)と走行をストップ(ステッ
プ533)させる。応じて、磁気ヘッド31等がソレノ
イド38の作動によって磁気テープ部26に圧接される
。その後テープは巻取モータ23により正転方向(左方
向)に送られ(ステップ534)、送られつつ、RAM
8からのデータをCPUTを経由しI10ポート57を
介しさらに磁気記D/再生回路56で電流に変換され磁
気ヘッド31により磁気テープ部26へ記録する(ステ
ップ535)。
磁気テープ部26への記録の完了は、第1のブリップマ
ーク27°を検出したとき、すなわち、カウンタ60の
計数値が1となったときに、CPU7により指令が発せ
られ、テープ体10走行が停止させられる(ステップ5
36)。それとともに、CPtJ7はI10ボート69
を介してカセットロック回路70を不能化する信号を導
出し、カセットロック信号をOFFする(ステップ53
6)。これにより、機構的な係止状態が解かれ、カセッ
ト装填室46からカセット45を取り出すことが可能と
なる。
なお、上記実施例において、撮影コマに関する情報を磁
気記録部26からRAM8に移し替えてRAM8の内容
を外部入力手段で操作するようにしたが、このような情
報操作方式は、電子写真用フィルムを用いるものに限定
されず、たとえば、ドライシルバーフィルムを用いるも
のでもよい。
また、RAM8はマイクロコンビエータに含まれる半導
体メモリであるが、特にマイクロコンビ二−タ内のもの
の使用に限定されない。マイクロプロセッサ又は専用の
ディジタル制御回路と常用される半導体メモリの組合せ
でもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (b)および(c)は夫々本発明に係
る画像情報の記録・検索媒体の実施例の説明図、第2図
は第1図(a)の画像情報の記録・検索媒体を使用した
画像情報の記録・検索装置の概略ブロック図、第3図(
a)および第3図(b)は夫々パーツオレーシランおよ
びブリップマークを有する画像情報の記録・検索媒体を
使用する画像情報の記録・検索装置の機構系の配置関係
と電気系のブロック図、第4図はカセットと機構系の具
体的な配置を示す図、第5図は第4図の■−IV線に沿
う断面図、第6図(a)および(b)は夫々パーフォレ
ーションおよびブリップマークによるテープ体の停止制
御のための電気系の要部回路図、第7図(a)、 (b
)および(C)はパーフォレーション検出の説明図、第
7図(d)。 (e)および(f)はブリップマーク検出の説明図、第
8図は第3図(b)の装置の動作を説明するための概括
フロー図、第9A図〜第9F図はその詳細なフロー図で
ある。 l・・・テープ体、1m・・・磁気記録部、If・・・
フィルム部、3・・・磁気読取り/書込み手段、4・・
・画像形成手段、6・・・マイクロコンピュータ等の制
御・演算手段、7・・・CPU、8・・・RAM、9・
・・ROM。 10・・・マニュアル入力手段、11・・・位置検出手
段、12・・・画像情報出力手段、21.23・・・巻
取軸、22.24・・・巻取モータ、26・・・磁気テ
ープ部、27・・・パーフォレーション、27°・・・
ブリップマーク、28・・・透明フィルム部、29・・
・撮影コマ、31・・・磁気ヘッド、32・・・テープ
速度検出ジェネレータ、33・・・検出用受光部、44
・・・カセットケース、46・・・カセット装填室、5
9.61・・・ドライバ回路、60・・・カウンタ回路
。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社代 理 人 弁
理士 青白 葆 外2名第1 第7図 第7図 第8図 第9F図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光透過性を有するリーダフィルム部と、画像がコ
    マ単位で撮影可能な撮影フィルム部と、この撮影フィル
    ム部に撮影された画像に関する画像情報データをディジ
    タルデータとして記録する磁気記録部とが一連に接続さ
    れてなり、上記撮影フィルム部には撮影コマごとに光非
    透過性のマークが予め設けられていることを特徴とする
    画像情報の記録・検索媒体。
JP63303221A 1988-11-29 1988-11-29 画像情報の記録・検索媒体 Granted JPH021060A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63303221A JPH021060A (ja) 1988-11-29 1988-11-29 画像情報の記録・検索媒体

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JP57030846A Division JPS58149572A (ja) 1982-02-26 1982-02-26 画像情報の記録・検索装置

Publications (2)

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JPH021060A true JPH021060A (ja) 1990-01-05
JPH0413744B2 JPH0413744B2 (ja) 1992-03-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100721116B1 (ko) * 2005-10-27 2007-05-22 신도건공 주식회사 산업공정에서 발생하는 산성가스 및 백연의 처리 방법과장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50156851A (ja) * 1974-06-06 1975-12-18
JPS5119951A (ja) * 1974-08-12 1976-02-17 Teijin Ltd

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