JPH0413744B2 - - Google Patents

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JPH0413744B2
JPH0413744B2 JP63303221A JP30322188A JPH0413744B2 JP H0413744 B2 JPH0413744 B2 JP H0413744B2 JP 63303221 A JP63303221 A JP 63303221A JP 30322188 A JP30322188 A JP 30322188A JP H0413744 B2 JPH0413744 B2 JP H0413744B2
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tape
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JP63303221A
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Hidekazu Saito
Michihiko Takahashi
Masahiko Konagaya
Sho Takahama
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH021060A publication Critical patent/JPH021060A/ja
Publication of JPH0413744B2 publication Critical patent/JPH0413744B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像情報の記録・検索媒体に関し、よ
り詳しくは、撮影フイルム部にコマ単位で撮影さ
れた画像に関する画像情報データをデイジタルデ
ータとして記録する磁気記録部を有する画像情報
の記録・検索媒体に関する。
[従来の技術] オフイス部門の効率化、生産性の向上を目差す
オフイス・オートメーシヨンのなかで、文書資料
の保存、検索システム確立の占める位置は大き
い。そのための有効な手段としてマイクロフイル
ムの利用があげられる。従来のマイクロフイルム
には、ロールフイルム、アパーチヤカード、マイ
クロフイシユおよびマイクロジヤケツト形態のも
のがある。マイクロフイルムは、文書資料をロ
ール状フイルムに連続的に縮小撮影したもので、
リールあるいはマガジンに収容して保管し、撮影
時に同時に写し込んだ検索コード等を手がかりに
してマイクロリーダ又はリーダプリンターにより
検索・復元する。アパーチヤカードは適当な大
きさのカード(通常は、IBMカード)に四角い
窓(アバーチヤ)をあけて、そこにマイクロフイ
ルムをつけたものである。カードに予め設定した
コードを手掛かりとして、マニユアルあるいは機
械的に必要なカードを取り出し、アパーハヤカー
ド・リーダにより復元する。マイクロフイシユ
は、シート状のフイルム(フイシユ)に、特殊カ
メラで直接資料を撮影したもので、フイシユに付
されている整理番号を手掛かりにして必要なもの
を探し出し、フイシユ・リーダーで復元・解読す
る。マイクロジヤケツトは、別途撮影したロー
ルフイルムを6〜12コマ分のフイルムストリツプ
に切断し、それを透明なシートの袋部(ジヤケツ
ト)に挿入したものである。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記いずれの利用態様にあつても、文
書原稿を複写する複写装置と撮影コマを検索する
検索装置(マイクロリーダ)とは別体である欠点
があり、検索時は人手操作により拡大された画像
情報を逐一見ながら行なうか又は撮影コードを探
し出しながら行なう必要があり、検索の迅速性に
欠けるとともに、多くの労力と時間を浪費してい
る。また、撮影コマを特定する情報(コマ番号や
コード等)は、通常マイクロフイルム自体に写し
込まれているので、後で情報を追加したり、修正
したりすることができない。
後に情報を追加したり、修正するためのものと
しては、撮影コマを特定する情報を外部メモリに
入力して保存しておくものがあるが、これによる
と複数のマイクロフイルム(カートリツジ)に記
録された画像分のメモリを必要とするので、マイ
クロフイルムカートリツジの数が多くなればなる
程、大容量のメモリを必要とする欠点があつた。
本発明の目的は、ロール状のフイルムテープ体
に撮影された所望の画像および撮影可能コマの検
索が迅速に行なえる画像情報の記録・検索媒体を
提供することである。
[課題を解決するための手段] このため、本発明は、光透過性を有するリーダ
フイルム部と、コマ単位で電子写真による画像が
形成される撮影フイルム部と、この撮影フイルム
部と上記リーダフイルム部との間に配置され、上
記撮影フイルム部に形成された画像に関する画像
情報データをデイジタルデータとして記録すると
ともに記録内容の変更および消去が可能であり、
画像情報の記録・検索の開始に際して記録内容の
全体がメモリ手段に書き込まれる磁気記録部とが
上記リーダフイルム部、磁気記録部および撮影フ
イルム部の順に一連に接続されてなり、上記撮影
フイルム部にはコマごとに光非透過性のマークが
予め設けられており、このマークを検出して各コ
マの位置を検出するようにしたものである。
[作用] 上記光非透過性の各マークは撮影フイルム部の
各撮影コマに対応している。よつて、上記画像情
報の記録・検索媒体を走行させて所定の位置を通
過するマークをたとえば先頭のマークからカウン
トすることにより、あるいは、マークが各撮影コ
マに対応して所定のコードを有している場合はそ
のコードを検出することにより、撮影フイルム部
の撮影コマが特定されることになる。一方、撮影
フイルム部の撮影コマに関する画像情報データ
は、未撮影コマを含めて上記磁気記録部にデイジ
タルデータとして記録されており、かつ、記録・
検索の開始時に、磁気テープ部に記録されている
画像情報データは読み書き自在なメモリ手段に一
括して書き込まれる。よつて、このメモリ手段に
記録されている画像情報データ中に検索している
画像の画像情報データがある場合、その撮影コマ
位置を指定することにより、上記マークのカウン
ト値もしくは、上記マークが有しているコードか
ら、直ちに、検索している画像が撮影された撮影
コマにアクセスできることになる。逆に、撮影フ
イルム部の未撮影コマに画像を撮影した場合に
は、その画像が有している画像情報データは、記
録・検索の終了時にメモリ手段から磁気記録部に
書き込まれる。
[発明の効果] 本発明によれば、画像情報データを記録する磁
気記録部が撮影フイルム部と一連に接続されてお
り、かつ、これら磁気記録部および撮影フイルム
部を有する画像情報の記録・検索媒体の走行時
に、所定位置を通過する撮影フイルム部の各撮影
コマに一対一に対応して形成された光非透過性の
マークをカウントすることにより、或いは、マー
クが各撮影コマに対応して所定のコードを有して
いる場合はそのコードを検出することによりマー
クのカウント値をもしくはコードから所望の撮影
コマにアクセスすることができるので、画像情報
データに基づく画像の検索、記録が一つの媒体を
使用して、効率よく迅速に行なえる。
本発明のかかる効果は、従来の銀塩写真材料等
を使用したマイクロフイルムシステムよりも電子
写真を用いる場合により一層、顕著なものとな
る。すなわち、銀塩写真材料等の場合、未露光の
部分に光が当たつて感光したとき、あるいは未露
光のままで現像したときは、いずれもその部分に
情報を記録することはできなくなるから、ローフ
イルムを部分的に使用して、情報を記録(画像露
光と現像、定着を行なう)した後、残りの余白部
分は未露光・未現像のまま投影等の使用に供し、
その後必要に応じて余白部分に追加記録すること
が必要になるが、使用の際この余白部分に投影用
の光が入り込まないように完璧な遮光をすること
は非常に困難であり、また余白部分を残したまま
でフイルムの交換をしたときに、この交換時ある
いは保管時にこの余白部分に光が当たらないよう
に完全な遮光をすることは極めて困難である。特
に、余白部分を有するロールフイルムをリーダー
にかけて投影したい部分を検索するとき、この余
白部分に光が当たらないようにして検索をするに
は、完全に非光学的な検索手法に頼らねばなら
ず、装置上、および実用上極めて不利であるとと
もに、一コマずつ送つて目で捜すことができない
ということは実用機としては殆ど価値がない。さ
らに、リーダーで読んでいるときに撮影部分の最
後のコマの次に余白部分があることを知らずにコ
マ送りをすれば、その部分は露光してしまうこと
になり、これを防止するためには種々の方法が可
能であるとしても、それらの方法はいずれも撮影
時に面倒な付加的作業を必要とし、実用上は殆ど
不可能である。
これに対し、電子写真方式では露光・未露光に
関係なく、さらに現像後でも、定着前であればク
リーニングすることによつて感光材料の再使用が
可能であるから、上記の遮光の必要がなく、一部
のみ記録をして余白部分を残した感光材料を使用
に供することが可能である。したがつて、ロール
フイルム状の電子写真感光材料に画像情報を部分
的にまとめて記録し、残つた余白部分はそのまま
にして一旦使用に供し、その後必要が生じたとき
に余白部分に追加の情報を記録することが可能で
ある。換言すれば、記録時に連続して一本分の情
報を記録する必要がなく、さらに種類の異なつた
情報の記録要求がランダムに生じた場合でもこれ
を種類毎に整理して記録することができるもので
ある。そして、この記録された情報は、磁気テー
プ部に記録された画像情報データにより自由に、
アクセスが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳
細に説明する。
本発明に係る画像情報の記録・検索媒体の実施
例を第1図aおよびbに示す。
第1図a,bおよびcに示す画像情報の記録・
検索媒体はいずれも、リーダフイルム部25、磁
気記録部26および光非透過性のマークであるブ
リツプマーク27′が予め設けられている撮影フ
イルム部(以下、フイルム部と記す。)28が一
連に接続されてなるテープ体1からなる。
第1図aのテープ体1では、一端にリーダフイ
ルム部25が、それに続いて磁気記録部26がテ
ープ体1の全幅にわたつて形成され、さらにそれ
に続いて、フイルム部28が接続される。
また、第1図bのテープ体1は、第1図aのテ
ープ体1において、記録密度や磁気ヘツドを考慮
して、磁気記録部26を狭いストライプ状とした
ものである。
上記各テープ体1において、上記ブリツプマー
ク27′は、フイルム部28に形成された複数の
コマ29にそれぞれ対応して形成されており、そ
の数をカウントすることにより、そのカウント値
から各コマ29を特定することができる。上記ブ
リツプマーク27′は、また、各テープ体1のフ
イルム部28の各コマ29に応じて特定のコード
を有するたとえば、バーコードのようなものであ
つてもよい。
なお、各テープ体1において、磁気記録部2
6、透明フイルム体をベースにして、磁気コーテ
イングによるのが好ましい。
第1図aのテープ体1とともに使用される画像
情報の記録・検索装置の概略ブロツク図を第2図
に示す。第2図において、2はテープ体1を長さ
方向に正逆自在に駆動する駆動手段、3はテープ
体1の磁気記録部26から情報を読み取るととも
に、磁気記録部26へ情報を書き込み可能な磁気
記録/再生手段、4は資料原稿5をテープ体1の
フイルム部28に写し込むとともに、現像、定着
等の処理を施し、画像情報を形成するための画像
形成手段である。6はマイクロコンピユータを主
体とする制御・演算手段で、主として制御指令を
入/出力するCPU7と、読み/書き自在なRAM
8と、ソフトウエアプログラムを内蔵しておく
ROM9とを有する。RAM8は、磁気記録部2
6に記録された情報を、磁気記録/再生手段3を
介して記憶するとともに、記憶情報を磁気記録/
再生手段3を介して磁気記録部26に記録するバ
ツフアとしての機能を備える。10は、マイクロ
コンピユータ6に、指令又は情報を入力する、た
とえばキーボードのようなマニユアル入力手段、
11はテープ体1の長さ方向の特定位置を検出し
てCPU7に検出信号を出力する位置検出手段で
ある。コンピユータ6、特にCPU7は、上記各
手段から入力される指令や情報に基づき、駆動手
段2に制御指令を与えテープ体1の送行を制御す
るとともに、磁気記録/再生手段3を制御し、さ
らに前記画像形成手段4をも制御する。
12は、フイルム部28に形成(撮影もしくは
複写)された複数のコマ29のブリツプマーク2
7′のカウント値により特定された1つを映出す
るための画像情報出力手段である。また、14は
CPU7を介して出力されるRAM8の記憶内容を
一覧表示するための磁気情報出力手段であり、好
ましい実施例において設けられる。
原稿5の記録時には、マニユアル入力手段10
を操作してCPU7に指令を与え、画像形成手段
4をCPU7で制御して、所定位置にセツトした
フイルム部28に原稿の画像情報を写し込む。そ
れとともに、この画像情報に関する情報、たとえ
ばコマ番号、撮影年月日、特有の検索コード、内
容の簡単なコメント等の画像情報データをマニユ
アル入力手段10を操作してRAM8に書き込
む。もつとも、個別に操作して入力する以外に、
たとえば社員番号や文書番号、日付等がシーケン
シヤルデータを構成する場合には、マニユアルで
なく自動記録とすることも可能である。セツトし
た紙テープ又は磁気テープの(デイジタル)シー
ケンシヤルデータに連動させて、逐次RAM8に
書き込むようにする。この場合、マニユアル入力
手段10の操作は単に起動スイツチを作動させる
だけでよい。
検索時は、マニユアル入力手段10を操作して
所望の撮影コマ13を特定する情報(コード、年
月日、コマアドレスなど;なお、この特定情報は
前記した画像情報に関する画像情報データに含ま
れるものとする)を入力するとともに検索指令を
入力する。CPU7は駆動手段2を制御してテー
プ体1を送行させ、所定の検索位置近傍に来て、
位置検出手段11が正確にその特定位置を検出す
ると、送行は停止させられる。この位置におい
て、画像情報出力手段12により画像情報を映出
することができる。このとき、もし、検索した画
像情報について、関連情報の追加、修正があれ
ば、そのデータをRAM8にマニユアル入力手段
10によつて追加、更新することができる。
検索しながら記録する、又はこれとは逆に、記
録しながら検索も可能で、上記二つの操作を組合
せる操作である。
そして、RAM8に対し、マニユアル入力手段
10からメモリ内容の書き込みないし書き替え等
のアクセスがあつたときは、一連のオペレート操
作の最終段階において、RAM8の記憶内容を、
磁気記録/再生手段3を介して磁気記録部26に
記録する。
本発明に係る画像情報の記録・検索媒体は、上
記したように、光非透過性のマークであるブリツ
プマーク27′を予めフイルム部28に形成して
おき、このブリツプマーク27′を利用して、画
像情報の記録・検索を行なうものである。そし
て、この画像情報の記録・検索には、パーフオレ
ーシヨンを用いる本願のもとの出願(特願昭57−
30846号)の明細書に記載されている次に説明す
る第3図aに示す画像情報の記録・検索装置とほ
ぼ同様の構成を有する装置を使用することができ
る。
第3図aにおいて、一定幅で長尺のテープ体1
は、両端を巻取軸21,22に固着され、ロール
状に巻き取り可能である。巻取軸21は、巻取り
モータ23により第3図a中時計方向へのみ回転
駆動され(以下、「正転」という)、テープ体1を
第3図a中左方向(以下、単に「左方向」とい
う)へ送る。一方、巻取軸22は、巻取モータ2
4により第3図a中反時計方向へのみ回転駆動さ
れ(以下、「逆転」という)、テープ体を第3図a
中右方向(以下、単に「右方向」という)へ送る
ことができる。
テープ体1は、具体的には、8mmまたは16mm幅
のもので、巻取軸21に一端を固着した先端透明
部25と、この透明部25に連続し或る長さの磁
気テープ部26と、磁気テープ部26に連続し、
幅方向片端部に一定ピツチ間隔でパーフオレーシ
ヨン27を形成した透明フイルム部28とからな
る。透明フイルム部28は、ポリエステルを主体
とする透明支持体上に、透明の導電層と透明の光
導電性絶縁層を順次に形成したもので、電子写真
用の感光体を構成している。また、この透明フイ
ルム部28は偏光特性を有している。上記テープ
体1は3つの領域が連続するものであるが、作成
方法としては、上記したポリエステルを主体とす
る透明支持体のテープ状体を基本に、磁気テープ
部26はこの支持体上に磁気コーテング技術によ
つて形成するのが好ましい。
上記透明フイルム部28には、画像形成手段と
しての電子写真装置4により、文書資料の画像情
報が写し込まれる。透明フイルム部28の2つの
パーフオレーシヨン27,27間の領域が一つの
撮影コマ29(1フレーム)に対応する。電子写
真装置4は、周知のごとく、帯電部、露光部、現
像部および定着部を備える。
一方、テープ体1の送行路に沿つていくつかの
検出機構が配設される。30は磁気テープ部26
の初端26eを検出するための初端検出素子、3
1は磁気テープ部26の情報を読み取る(又は情
報を書き込む)ための磁気ヘツド、32はテープ
体1の送行速度を検出するテープ速度検出ジエネ
レータ、33はパーフオレーシヨン27を検出す
るための検出用受光部である。34は偏光光源
で、2系統に導光している。一つは、テープ体の
送行方向に射出する光を反射ミラー35で光路変
換し、テープ体1にほぼ垂直に入射させ、反対側
に設けた初端検出素子30に入射する系統で、先
端透明部25と磁気テープ部26との境界、すな
わち磁気テープ部26の初端26eを検出するた
めのものである。他は、パーフオレーシヨン27
の走行軌跡に垂直に照射する系統であり、テープ
体1を挟んで反対側に設けた偏光フイルタ36を
介して検出用受光部33に導光し、パーフオレー
シヨン27の存在を検出するために使用される。
この第2の系統に偏光フイルタ36を介している
のは、透明フイルム部28の偏光性を利用するた
めで、光源34からの照射光が透明フイルム部2
8を透過して受光部33へ入射するとき、その光
量をほとんど零にする。したがつて、偏光フイル
タ36の偏光面は透明フイルム部28の偏光面と
共役の関係にあるにように設けられている。
前記磁気ヘツド31とテープ速度検出ジユネレ
ータ32は同一の固定座37に固定されており、
ソレノイド38が付勢されると、固定座37はテ
ープ体1の送行路にほぼ直角方向に移動し、磁気
ヘツド31とテープ速度検出ジエネレータ32と
は、ともにテープ体1に圧接する。この固定座3
7の移動と連動して、レバー部材39が駆動さ
れ、パツド座40に固着したテープパツド41は
テープ体1の背面に磁気ヘツド31の方へ押圧す
るように作用する。
以上の機構系の配置構成は、概念的に図解した
ものであり、具体的な配置構成の一例は第4図に
示される。第4図は、この装置のフイルム装填部
を上方から見たものである。テープ体1は予め2
つの巻取リール42,43に巻装され、カセツト
ケース44内に収納されたものを用いる。このカ
セツトケース入りのテープ体1は、たとえば、音
楽用のコンパクトカセツト磁気テープやVTR用
のカセツトテープとほぼ同様な構造をもつもので
ある(以下、カセツトケース44にテープ体1を
収容したものを「カセツト45」と略称する)。
このカセツト45は、第4図の−線に沿う断
面図である第5図で示すように、カセツト装填室
46内へ収納され、図示しないテープ体1の引き
出し機構によりテープガイド47,48に掛架さ
れ、両テープガイド47,48間に張られる。こ
の張られたテープ体1の走行路に沿つて、偏光光
源34、これと対向して初端検出素子30および
パーフオレーシヨン検出用受光部33が一体にな
つた受光素子体49が配置され、次に、電子写真
複写装置4が配置される。電子写真複写装置4は
複写レンズを含む光学系4aと、順次配設された
帯電室4bと、露光室4c(光学系4aに対応す
る位置にある)と、現像室4dと、定着室4eと
を含んでなる。前記帯電室4bの次には、ガイド
ポスト50を介して、回動自在に支持されたテー
プ速度検出ジエネレータ32のローラ部が位置す
る。磁気ヘツド31およびテープパツド41,4
1はこのローラ部の次に位置する。
なお、第4図に示したカセツト45は、カセツ
トケースに2軸を備えるタイプのものであるが、
1軸タイプのものであつてもよい。ロール状の銀
塩フイルムを収納した1軸タイプのカセツトは既
に実用に供されているので、その構造の説明を略
す。作用的には、電子写真用フイルムを収納した
1軸カセツトを装置本体の所定箇所に装着する
と、テープ体1の先端が公知の引き出し機構によ
り引き出され、装置本体側に備える巻取軸に係止
巻回される。すなわち、第3図aについて言え
ば、カセツトに備える軸が巻取軸22に相当し、
先端を係止巻回するのが巻取軸21に相当してい
る。
また、画像情報を取り出すには、別設の投影光
源(図示せず)により透明フイルム部28を直接
照射し、適宜に配置されたレンズ手段及び光路変
換手段を介してスクリーンに映写するようにす
る。好ましくは、前記定着室4eに設けられるラ
ンプ(多くは、赤外線ランプが用いられる)を兼
用する。投影手段の詳細については、たとえば本
願と同一の出願人に係る先行する出願(複数)に
開示されている。
電気・制御系について(第3図a参照)、制御
の主体はマイクロコンピユータ6に含まれる
CPU7である。CPU7はインターフエース手段
としての複数のI/Oポートを介して各機能回路
と接続されている。
まず、磁気テープ部26の初端検出素子30
は、I/Oポート55を介してCPU7に接続さ
れる。磁気ヘツド31は、磁気記録/再生回路5
6に接続され、I/Oポート57を介してCPU
7と接続される。磁気テープ部26に記録すると
きは、RAM8からのデータがCPU7,I/Oポ
ート57を経由して、磁気記録/再生回路56か
ら磁気ヘツド31に伝達される。再生のときは、
データの流れはこの逆で、磁気テープ部26の記
録内容を磁気ヘツド31で読み取り、磁気記録/
再生回路56,I/Oポート57,CPU7を経
由し、RAM8に書き込む。なお、I/Oポート
57には、ソレノイド38に電流を供給するソレ
ノイドドライバ回路58が接続され、ソレノイド
38はCPU7からの信号によつて消勢/付勢が
制御される。
テープ速度検出ジエネレータ32は、巻取軸2
1の巻取モータ23を駆動するドライバ回路59
と接続され、テープ速度の信号を与える。検出受
光部33は、パルスカウンタ60と接続されると
ともに、ドライバ回路59、および巻取軸22の
巻取モータ24を駆動するドライバ回路61と接
続され、パルスカウンタ60にパーフオレーシヨ
ン27のカウントパルスを与える一方、ドライバ
回路59,61へコマ29を正しい位置へ停止さ
せるための信号を与える。
ドライバ回路59,61は、それぞれモータ電
流検出回路62,63に接続される。モータ電流
検出回路62は信号線S6を介してI/Oポート
64へ信号を与え、該I/Oポート64からは信
号線S1,S3,S5によつて、ドライバ回路5
9へフイードバツク信号を入力するように接続し
ている。一方、モータ電流検出回路63は信号線
S7を介してI/Oポート55と接続され、I/
Oポート55からは信号線S2,S4によつてド
ライバ回路61へフイードバツク信号を入力する
ように接続している。
前記パルスカウンタ60は、I/Oポート65
と接続され、該I/Oポート65には3本の制御
信号SH,SU,SDが入力されるとともに、デー
タバスDBUS線が接続されている。信号SHはホ
ールド信号で、カウントしない指令信号であり、
信号SUはアツプカウント信号で、カウント数を
加算してゆく指令信号、信号SDはダウンカウン
ト信号でカウント数を減算してゆく指令信号であ
る。
電子写真複写装置4はI/Oポート66を介し
てCPU7と接続され、CPU7からの制御信号に
よつて作動する。
入力用のキーボード10は、I/Oポート67
を介してCPU7に接続される。キーボード10
からは、CPU7に指令信号を入力できるととも
に、種々のデータをRAM8に記憶させることが
できる。
一方、テープ体1をカセツト化したことに基づ
く回路も設けており、カセツト装填スイツチ68
はカセツト45(第4図)を装填したとき自動的
にスイツチ接点を閉成する。この接点閉成信号は
I/Oポート67を介してCPU7に入力される。
また、CPU7からはI/Oポート69を介して
カセツトロツク回路70に信号を出力し、装置が
作動しているときは、カセツト45をカセツト装
填室46(第5図)から取り出せないように機構
的なストツプ手段をかけるようにする。さらにス
トツプ手段の作用として、一度でもRAM8の内
容に変更があつたとき、磁気テープ部26に
RAM8の内容を写しとる必要があり、写しとる
ことなくカセツト45を取り出してしまうのを防
止するためでもある。
さて、この画像情報の記録・検索装置において
は、1つのパーフオレーシヨンに対応した1コマ
を記録時又は検索時において精度よく特定位置で
停止させる電子制御系を工夫して設けている。定
性的に言えば、現在の停止位置から所望のコマを
出す場合、当初は高速でコマ送りをするが、所望
のコマに近づくと、低速送りに切り替え、所望の
コマに対応するパーフオレーシヨンを検出して、
ただちに送行を停止し、精度よく所定位置に止め
る制御である。
第6図aは、これを説明するための回路図で、
検出用受光部33、正転用のドライバ回路59
(制御部59aと駆動部59bとからなる)、逆転
用のドライバ回路61(制御部61aと駆動部6
1bとからなる)およびモータ電流検出回路6
2,63の詳細を示すものである。
検出受光部33では、パーフオレーシヨン照射
光を2つのホトダイオードPD1,PD2で受光す
る。ホトダイオードPD1,PD2は演算増幅器
OP1の2入力に対し互いに逆極性となるように
接続され、パーフオレーシヨン透過光を時間差を
おいて受光し、正負方向に台形状のパルスが連続
した電圧波形を出力する。この詳細は、第7図
a,bおよびcで示される。すなわち、ホトダイ
オードPD1,PD2は中央で分離絶縁された面状
ホトダイオードを用い1つのホトダイオードの幅
はパーフオレーシヨン27の幅よりやや大きい。
透明フイルム部28が第7図aにおいて左から右
に送られると、ホトダイオードPD1からは、単
独では、第7図bに示す正方向に台形状をしたパ
ルスが出力される。他方、ホトダイオードPD2
からは、単独では、上記パルスとは逆極性のパル
スが、丁度、空間的にはあたかも両ホトダイオー
ドPD1,PD2の中央接合部を中心に点対称とな
るように出力される。この2つのパルスは、演算
増幅器OP1で電流から電圧に変換され、かつ合
成されると、第7図cに示す如く、台形状パルス
が連続して正負に振れる電圧波形が得られる。こ
の波形の正から負へ至るほぼ中点は零電位に相当
し、この零電位の時間的位置は、前記両ホトダイ
オードPD1,PD2の接合部、換言すればパーフ
オレーシヨン27の中央位置に対応している。
この正負に振れた波形信号は、パルスカウンタ
60へ入力されて1だけカウントアツプするか、
もしくはカウントダウンする。この例では、カウ
ント数とコマ位置とは対応し、カウンタ回路60
におけるカウント数がnであれば、磁気テープ部
26の終端から始まる透明フイルム部28におい
て、現在第n番目のコマ位置にあることと対応す
る。
前記波形信号は、ドライバ回路59に含まれる
制御部であるゼロ電位検出回路59aと、ドライ
バ回路61に含まれる制御部であるゼロ電位検出
回路61aにも入力される。ゼロ電位検出回路5
9aは透明フイルム部28が左方向に送られると
きに用いられ、負から正へのゼロクロスを検出す
る。一方、ゼロ電位検出回路61aは、透明フイ
ルム部28が右方向(巻戻し方向)に送られると
きに用いられ、正から負へのゼロクロスを検出す
る。それぞれのゼロ電位検出回路59a,61a
の出力部にはアナログスイツチ71,72を接続
しており、このそれぞれのアナログスイツチ7
1,72は、CPU7からの信号に基づいて制御
され、透明フイルム部28を高速で送るときには
OFFで、低速送りのときにONされる。具体的に
は、アナログスイツチとしてはFETやCMOSの
半導体スイツチング素子が用いられ、CPU7で
の比較結果により、目的とするコマの1つ前のコ
マをカウントした時点でONされる。そして、目
的とするコマに対応するパーフオレーシヨンの中
央位置を検出すると、ゼロ電位信号を出力し、そ
の信号を駆動部59b又は駆動部61bに与え、
駆動部59b,61bのモータ23,24を消勢
し、パーフオレーシヨン27の中央位置で精確に
停止させる。
テープ体1を左方向に送るときモータ23を正
転させる駆動部59bは、CPU7に置数された
目的とする定速送り信号S1をD/A変換器73
でアナログ量に変換しオペアンプOP2を介して
モータ23に電流を供給する。このモータ駆動部
には、抵抗75、アナログスイツチ76、ジエネ
レータ77よりなるサーボ系78が接続され、ジ
エネレータ77により巻取モータ23を制御して
一定の送り速度となるようにしている。これは、
正転時に、磁気テープ部26の情報を読み取り又
は書き込む場合に用い、CPU7からの制御信号
(信号S5)によつてアナログスイツチをONさ
せて、定速送りを実現する。
テープ体1を右方向に送るときモータ24を逆
転させる駆動部61bは、CPU7に入力され置
数された右送り信号S2をD/A変換器74でア
ナログ量に変換しオペアンプOP3を介してモー
タ24に電流を供給する。この駆動部61bの構
成は、前記正転用の駆動部59bからサーボ系7
8をとり除いたものと同様である。信号S4によ
つてアナログスイツチ72を制御し、1コマ前に
きて、目的のコマ位置で停止させるときは、ゼロ
電位検出回路61aの出力に基づいて動作する。
モータ23からに比較器OP4を介して接続さ
れたモータ電流検出回路62には、RC積分回路
を含み、巻取モータ23に過電流が流れると(た
とえばモータ23の回転が物理的に阻止されるよ
うなとき;巻取の終端など)、バツフア79より
モータ23を止める信号S6を出力する。すなわ
ち、このRC積分回路は、モータ23の起動時の
短時間の過大電流を検出せず、一定時間以上過大
電流が持続したとき、バツフア79から信号S6
を得るためのものである。他方、モータ24から
比較器OP5を介して接続されたモータ電流検出
回路63も上記モータ電流検出回路62と同様の
構成をもち、過電流により、モータ24を止める
信号S7を出力する。また、RC積分回路の効果
は、モータ23の過電流検出の場合と同じ効果を
もつ。
第3図aの画像情報の記録・検索装置及び第6
図aの電子制御系は、ブリツプマークにより撮影
フイルム部の撮影コマを検出する本発明に係る画
像情報の記録・検索媒体を用いる画像情報の記
録・検索装置およびその電子制御系としても、使
用することができる。ただし、本発明に係る画像
情報の記録・検索媒体用の装置として使用する場
合には、第3図bに示すように、第3図aの偏光
フイルタ36が省略される。また、電子制御系で
は、第6図bに示すように、ホトダイオードPD
1,PD2は第6図aとは逆に接続される。
なお、第3図b、第6図bにおいて、第3図
a、第6図aに対応する部分には対応する符号を
付して重複した説明は省略する。
上記第6図bの電子制御系によるフイルム体の
制御は第6図aの場合と同様、次のように行なわ
れる。すなわち、透明フイルム部28が第7図d
において左から右に送られると、ブリツプマーク
27′により、ホトダイオードPD1からは、単独
では、第7図eに示すように零電位に向かつて台
形状をしたパルスが出力される。他方、ホトダイ
オードPD2からは、単独では、上記パルスとは
逆方向に変化する逆台形状のパルスが、丁度、空
間的にはあたかも両ホトダイオードPD1,PD2
の中央接合部を中心に点対称となるように出力さ
れる。この2つのパルスは、演算増幅器OP1で
電流から電圧に変換され、かつ合成されると、第
7図fに示す如く、台形状パルスが連続して正負
に振れる電圧波形が得られる。この波形の正から
負へ至るほぼ中点は零電位に相当し、この零電位
の時間的位置は、前記両ホトダイオードPD1,
PD2の接合部、換言すればブリツプマーク2
7′の中央位置に対応している。
この正負に振れた波形信号は、パルスカウンタ
60へ入力されて1だけカウントアツプするか、
もしくはカウントダウンする。この例では、カウ
ント数とコマ位置とは対応し、カウンタ回路60
におけるカウント数がnであれば、磁気テープ部
26の終端から始まる透明フイルム部28におい
て、現在第n番目のコマ位置にあることと対応す
る。
次に、上記構成の画像情報の記録・検索装置の
動作を第8図の総括フロー図および第9A図〜第
9F図の詳細フロー図に基づいて説明する。
第8図に示すように、カセツト45を装填しス
タートすると、磁気テープ部26の内容を読み取
つて、この情報をすべてRAM8に記憶する(サ
ブルーチン#1)。次に、選択可能な2つのモー
ドがあり、適当に選択する。第1のモードは、文
書情報を記録するモードであり、透明フイルム部
28の所望のコマ位置(以下、コマアドレスとい
う)に文書情報を写し込み、さらにこの文書情報
に関連する情報をマニユアル入力手段であるキー
ボード10を操作してRAM8に書き込むモード
である(サブルーチン#2,#3)。このモード
では、1コマだけでも、もしくは複数コマでも、
また連続したコマでも、飛び飛びの位置にあるコ
マであつてもよい。第2のモードは、記録した文
書情報を検索するモードであり、キーボード10
でコマアドレスを入力して、そのコマアドレスで
特定される記録コマを所定位置に止め、画像情報
出力手段12(第2図)により映出したりもしく
はハードコピーをとつたりするモードである(サ
ブルーチン#4)。このとき、当該記録コマにつ
いて、関連情報を追加したり、変更する場合は、
キーボード10を操作してRAM8の内容を書き
替える(サブルーチン#5)。このデータの追加、
変更がない場合はRAM8の内容はそのままであ
る。
以上の第1のモード及び第2のモードを組合せ
ることも可能である。すなわち、第1のモードを
実行した後で第2のモードを実行する、又はこれ
とは逆に、第2のモードを実行した後で第1のモ
ードを実行する、組合せモードである。
第1のモード、第2のモードもしくは組合せモ
ードのいずれかを終了すると、いつたんテープを
巻き戻し、RAM8の記憶内容を磁気テープ部2
8に写し替える(サブルーチン#6)。そして、
最終的には、カセツト45を取り出し、操作を終
了する。
第3図bも参照しながら、より具体的に説明す
ると、装置のカセツト装填室46へカセツト45
を装填する(ステツプS1)。カセツト装填スイツ
チ68が自動的にONし(ステツプS2)、この信
号はI/Oポート67を介してCPU7に入力さ
れ、装置自体が動作可能状態となる。次に、好ま
しくはこの信号に基づいてテープ体1を駆動す
る。その他、キーボード10から入力した開始指
令によりドライバ回路61をスタートさせてもよ
い。巻取モータ24によつてテープ体1が右方向
に送られる(ステツプS3)が、初端検出素子3
0により磁気テープ26の初端26eが検出され
ると、テープ体1の走行は停止させられる(ステ
ツプS4,S7)。検出されないときは、さらに、右
走行を継続する(ステツプS5,S3,S4のループ)
か、検出に失敗する可能性も考慮して右の巻取軸
22に限界まで巻き取られてテープ体1が動かな
い(ステツプS5)とき、モータ電流検出回路6
3が作動(ステツプS6)して、モータ24をス
トツプさせる(ステツプS7)。
いずれにしても、テープ体1の走行が停止する
と、次に、モータ23を駆動して、テープ体1を
定速で左方向へ送る(ステツプS8)。このとき、
モータ駆動の少し前に、ソレノイド38を付勢し
磁気ヘツド31、テープパツド41およびテープ
速度検出ジエネレータ32(のローラ部)をテー
プ体1に圧接する。磁気テープ部26の記録内容
を磁気ヘツド31で読み取り、磁気記録再生回路
56,I/Oポート57およびCPU7を介して
RAM8へストアする(ステツプS9)。この場合、
全く新しいカセツトもしくは撮影済みのカセツト
の如何に拘らず、即ち、磁気テープ部26に画像
情報データが書き込まれているか否かに関係なく
この読み取りを行う。
磁気テープ部26と透明フイルム部28の境界
を検出することなく、そのままテープ体1の走行
を継続し(ステツプS10)、検出用受光部33が
透明フイルム部28の第1番目のブリツプマーク
27′を検出したとき、テープ走行がストツプさ
れる(ステツプS11)。応じて、磁気ヘツド31、
テープパツド41は退避する。この第1番目にブ
リツプマーク27′の位置に対応するコマのアド
レスを便宜上第1番地とする。したがつて、カウ
ンタ回路60内の計数値nそのものが、コマアド
レスを表わし、現在第n番目のコマフレーム位置
にあることを示す。もつとも、コマアドレスの規
定の仕方は他の方法も考えられるので特にこれに
限定されないことに留意すべきである。
次に、記録モードか撮影モードにあつて、特定
のコマフレームで止まつている場合、そのコマに
対し、関連するデータを書き込んだり、書き直し
をするかが判断される(ステツプS12)。追加、
修正の必要があれば、データをキーボード10よ
り入力する。RAM8の内容を更新する(ステツ
プS13)。そして、このRAM8の更新が一連の操
作を通じて1度でも実行されるとCPU7はカセ
ツトロツク信号を生成し、I/Oポート69を介
してカセツトロツク回路70を能動化し、カセツ
トを機構的にカセツト装填室から取り出せないよ
うにする(ステツプS13)。これは、RAM8の内
容が変更されたとき、磁気テープ部26の内容を
同一内容に書き替えることなく取り出す危険性を
防止するためである。
次は、所望のコマを所定位置(所定の複写位置
又は所定の画像出力位置)へ移行させるステツプ
である。コマアドレスをキーボード10を操作し
てCPU7内のレジスタに入力する(ステツプ
S14)。コマの現在位置はカウンタ回路60,
I/Oポート65を介してCPU7内の別のレジ
スタに予め置数されているので、CPU7は、こ
の2つのデータを比較することにより、左方向へ
送行させるか右方向へ送行させるかの判断を行な
う(ステツプS15)。なお、このとき、コマアド
レスデータの入力以外にキーボード10からのス
タート指令を併用してもよい。この例では、コマ
アドレスの入力のみで、スタート信号としてい
る。CPU7の判断によりいずれかのドライバ回
路59,61が駆動される(ステツプS16,S17,
S18)。これと同時に、高速走行させるか低速走
行させるかの判断(ステツプS19)も行なわれ、
アドレス差が予め決めた一定値を越えたときには
高速で走行(ステツプS21)させ、以下であれば
低速(ステツプS20)である。走行途中で、この
アドレス差が前記一定値を下まわれば、自動的に
低速走行に切り換わる(ステツプS22,S20)。1
コマ前に来たときは、第6図bに示したゼロ検出
部59a又は61aが能動化され、指定アドレス
に対応するコマフレームで精度よく停止する(ス
テツプS23)。
次のステツプでは、テープ走行を続行するか否
かを人間の判断で決める(ステツプS24)。検索
を続行しないときは、当該指定フレームに記録す
る作業が実行される(ステツプS25)。文書原稿
を所定位置に載置し、帯電室4bで帯電された透
明フイルム部28のコマを1コマずつ順次に送り
ながら、光学系4aを作動させ露光室4c、現像
室4d、定着室4c(第4図)を通して公知の静
電複写を行なう。これら一連の作業は、ROM9
(第2図)に内蔵されたプログラムにより、CPU
7が適宜指令を発し、露光やフイルム送り動作を
制御する。もつとも、複写の基本的な指令はキー
ボード10の操作による。
通常、この複写作業の前もしくは後において、
この記録画像に関連するデータ、たとえば撮影年
月日、分類コード、標題などをキーボード10か
らRAM8に書き込まれる。
次のステツプは、検索モードや記録モードもし
くは組合せモードを実行した後、カセツトを取り
出そうとする前に行う後処理の工程である。
まず、RAM8に対して修正や変更が一切なけ
れば、RAM8の記録内容と磁気テープ部26の
記憶内容は同一であるから、カセツトはそのまま
取り出すことができる(ステツプS26,S27)。し
かし、一度でもアクセスがあれば書き替えが必要
である。
RAM8の内容を磁気テープ部に記録するため
のコードをキー入力する(ステツプS27)。応じ
て、CPU7はドライバ回路61を付勢し、巻取
モータ24によりテープ体1を右方向へ巻き戻す
(ステツプS28)。もちろんこのときは高速走行で
ある。カウント回路60の計数値はカウントダウ
ンし(ステツプS29)、カウント出力(CPU7内
のレジスタにも同じ計数値がある)がゼロとなる
と(ステツプS29,S30)、CPU7の命令に基づい
てテープ速度を減速する(ステツプS31)ととも
に、磁気テープ部26の初端26eが検出される
(ステツプS32)と走行をストツプ(ステツプ
S33)させる。応じて、磁気ヘツド31等がソレ
ノイド38の作動によつて磁気テープ部26に圧
接される。その後テープは巻取モータ23により
正転方向(左方向)に送られ(ステツプS34)、
送られつつ、RAM8からのデータをCPU7を経
由しI/Oポート57を介しさらに磁気記録/再
生回路56で電流に変換され磁気ヘツド31によ
り磁気テープ部26へ記録する(ステツプS35)。
磁気テープ部26への記録の完了は、第1のブ
リツプマーク27′を検出したとき、すなわち、
カウンタ60の計数値が1となつたときに、
CPU7により指令が発せられ、テープ体1の走
行が停止させられる(ステツプS36)。それとと
もに、CPU7はI/Oポート69を介してカセ
ツトロツク回路70を不能化する信号を導出し、
カセツトロツク信号をOFFする(ステツプS36)。
これにより、機構的な係止状態が解かれ、カセツ
ト装填室46からカセツト45を取り出すことが
可能となる。
なお、上記実施例において、撮影コマに関する
情報を磁気記録部26からRAM8に移し替えて
RAM8の内容を外部入力手段で操作するように
したが、このような情報操作方式は、電子写真用
フイルムを用いるものに限定されず、たとえば、
ドライシルバーフイルムを用いるものでもよい。
また、RAM8はマイクロコンピユータに含まれ
る半導体メモリであるが、特にマイクロコンピユ
ータ内のものの使用に限定されない。マイクロプ
ロセツサ又は専用のデイジタル制御回路と常用さ
れる半導体メモリの組合せでもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbは夫々本発明に係る画像情報
の記録・検索媒体の実施例の説明図、第2図は第
1図aの画像情報の記録・検索媒体を使用した画
像情報の記録・検索装置の概略ブロツク図、第3
図aおよび第3図bは夫々パーフオレーシヨンお
よびブリツプマークを有する画像情報の記録・検
索媒体を使用する画像情報の記録・検索装置の機
構系の配置関係と電気系のブロツク図、第4図は
カセツトと機構系の具体的な配置を示す図、第5
図は第4図の−線に沿う断面図、第6図aお
よびbは夫々パーフオレーシヨンおよびブリツプ
マークによるテープ体の停止制御のための電気系
の要部回路図、第7図a,bおよびcはパーフオ
レーシヨン検出の説明図、第7図d,eおよびf
はブリツプマーク検出の説明図、第8図は第3図
bの装置の動作を説明するための概括フロー図、
第9A図〜第9F図はその詳細なフロー図であ
る。 1……テープ体、1m……磁気記録部、1f…
…フイルム部、3……磁気読取り/書込み手段、
4……画像形成手段、6……マイクロコンピユー
タ等の制御・演算手段、7……CPU、8……
RAM、9……ROM、10……マニユアル入力
手段、11……位置検出手段、12……画像情報
出力手段、21,23……巻取軸、22,24…
…巻取モータ、26……磁気テープ部、27……
パーフオレーシヨン、27′……ブリツプマーク、
28……透明フイルム部、29……撮影コマ、3
1……磁気ヘツド、32……テープ速度検出ジエ
ネレータ、33……検出用受光部、44……カセ
ツトケース、46……カセツト装填室、59,6
1……ドライバ回路、60……カウンタ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 光透過性を有するリーダフイルム部と、コマ
    単位で電子写真による画像が形成される撮影フイ
    ルム部と、この撮影フイルム部と上記リーダフイ
    ルム部との間に配置され、上記撮影フイルム部に
    形成された画像に関する画像情報データをデイジ
    タルデータとして記録するとともに記録内容の変
    更および消去が可能であり、画像情報の記録・検
    索の開始に際して記録内容の全体がメモリ手段に
    書き込まれる磁気記録部とが上記リーダフイルム
    部、磁気記録部および撮影フイルム部の順に一連
    に接続されてなり、上記撮影フイルム部にはコマ
    ごとに光非透過性のマークが予め設けられてお
    り、このマークを検出して各コマの位置を検出す
    るようにしたことを特徴とする画像情報の記録・
    検索媒体。
JP63303221A 1988-11-29 1988-11-29 画像情報の記録・検索媒体 Granted JPH021060A (ja)

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