JPH0210606B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0210606B2 JPH0210606B2 JP57165556A JP16555682A JPH0210606B2 JP H0210606 B2 JPH0210606 B2 JP H0210606B2 JP 57165556 A JP57165556 A JP 57165556A JP 16555682 A JP16555682 A JP 16555682A JP H0210606 B2 JPH0210606 B2 JP H0210606B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- constant current
- circuit
- capacitor
- temperature
- temperature characteristics
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 19
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/28—Modifications for introducing a time delay before switching
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はワンシヨツト回路に係り、特にワン
シヨツト時間を設定するコンデンサ等の温度特性
を改善した定電流型ワンシヨツト回路に関する。
シヨツト時間を設定するコンデンサ等の温度特性
を改善した定電流型ワンシヨツト回路に関する。
第1図は従来の定電流型ワンシヨツト回路、第
2図はその動作波形を示している。このワンシヨ
ツト回路は、トランジスタ2のベースにトリガ入
力を与える入力端子4が形成され、トランジスタ
2のエミツタは基準電位点に接続されている。こ
のトランジスタ2のコレクタにはトランジスタ6
のベースとともに定電流回路8が接続され、さら
に外部接続用端子10が形成されている。この外
部接続用端子10と基準電位点との間には、抵抗
12とコンデンサ14が直列に接続されている。
トランジスタ6のエミツタは基準電位点に接続さ
れ、このトランジスタ6のコレクタには前記定電
流回路8と共通に接続された定電流回路16が接
続されているとともに、出力端子18が形成され
ている。そして、電圧印加端子20には駆動電圧
Vccが印加されている。
2図はその動作波形を示している。このワンシヨ
ツト回路は、トランジスタ2のベースにトリガ入
力を与える入力端子4が形成され、トランジスタ
2のエミツタは基準電位点に接続されている。こ
のトランジスタ2のコレクタにはトランジスタ6
のベースとともに定電流回路8が接続され、さら
に外部接続用端子10が形成されている。この外
部接続用端子10と基準電位点との間には、抵抗
12とコンデンサ14が直列に接続されている。
トランジスタ6のエミツタは基準電位点に接続さ
れ、このトランジスタ6のコレクタには前記定電
流回路8と共通に接続された定電流回路16が接
続されているとともに、出力端子18が形成され
ている。そして、電圧印加端子20には駆動電圧
Vccが印加されている。
このような構成において、入力端子4に第2図
Aに示すトリガパルスが与えられると、トランジ
スタ2は導通状態となり、コンデンサ14は放電
状態に置かれる。コンデンサ14の放電は瞬時に
完了した後、定電流回路8から充電電流が流れ込
み、コンデンサ14はトランジスタ6のスレシホ
ールドレベルまで充電される。第2図Bはこのコ
ンデンサ14の充放電を示し、第2図Cはトラン
ジスタ6のON・OFF状態を示している。このよ
うなトランジスタ6のスイツチングによつて出力
端子18には、第2図Dに示す拡大されたパルス
が発生することとなる。
Aに示すトリガパルスが与えられると、トランジ
スタ2は導通状態となり、コンデンサ14は放電
状態に置かれる。コンデンサ14の放電は瞬時に
完了した後、定電流回路8から充電電流が流れ込
み、コンデンサ14はトランジスタ6のスレシホ
ールドレベルまで充電される。第2図Bはこのコ
ンデンサ14の充放電を示し、第2図Cはトラン
ジスタ6のON・OFF状態を示している。このよ
うなトランジスタ6のスイツチングによつて出力
端子18には、第2図Dに示す拡大されたパルス
が発生することとなる。
このような動作が得られるワンシヨツト回路に
おいて、その温度特性は定電流回路8及びワンシ
ヨツト時間決定用のコンデンサ14の温度特性に
依存していることが知られている。第3図は周囲
温度(℃)に対する電流の変化率(%)を示し、
特性Aはコンデンサ14の周囲温度を一定にした
場合、特性Bはコンデンサ14のみの周囲温度を
変化させた場合である。これらの特性から明らか
なように、コンデンサ14の温度特性が回路にお
ける温度特性を決定していると言つても過言では
なく、その温度係数を補正することが動作の安定
性を確保する意味から不可欠であることが分る。
特に、ラジコン用の制御回路では、発熱体の近傍
に設置されることから、その温度特性の改善はそ
の制御動作に大きく影響し、第2図Dに示すパル
ス幅が周囲温度で変化する等の不都合を生じるも
のである。
おいて、その温度特性は定電流回路8及びワンシ
ヨツト時間決定用のコンデンサ14の温度特性に
依存していることが知られている。第3図は周囲
温度(℃)に対する電流の変化率(%)を示し、
特性Aはコンデンサ14の周囲温度を一定にした
場合、特性Bはコンデンサ14のみの周囲温度を
変化させた場合である。これらの特性から明らか
なように、コンデンサ14の温度特性が回路にお
ける温度特性を決定していると言つても過言では
なく、その温度係数を補正することが動作の安定
性を確保する意味から不可欠であることが分る。
特に、ラジコン用の制御回路では、発熱体の近傍
に設置されることから、その温度特性の改善はそ
の制御動作に大きく影響し、第2図Dに示すパル
ス幅が周囲温度で変化する等の不都合を生じるも
のである。
この発明は、温度特性の異なる少なくとも2種
の定電流回路を設置してコンデンサに充電電流を
供給することとし、その定電流回路の電流比率を
変更することで回路全体の温度特性を任意に設定
し、温度特性を補償できるワンシヨツト回路の提
供を目的とする。
の定電流回路を設置してコンデンサに充電電流を
供給することとし、その定電流回路の電流比率を
変更することで回路全体の温度特性を任意に設定
し、温度特性を補償できるワンシヨツト回路の提
供を目的とする。
この発明の実施例を図面を参照して詳細に説明
する。第4図はこの発明のワンシヨツト回路の実
施例を示し、第1図の回路と同一部分には同一符
号を付してある。図において、電圧印加端子20
と外部接続用端子10との間には、温度特性が異
なり、且つその定電流出力を任意に変更可能な少
なくとも2つの定電流回路22,24が設置され
ている。外部接続用端子10と基準電位点との間
には、スイツチング素子としてのトランジスタ2
で充放電が制御されるコンデンサ14が抵抗12
を介して接続されている。
する。第4図はこの発明のワンシヨツト回路の実
施例を示し、第1図の回路と同一部分には同一符
号を付してある。図において、電圧印加端子20
と外部接続用端子10との間には、温度特性が異
なり、且つその定電流出力を任意に変更可能な少
なくとも2つの定電流回路22,24が設置され
ている。外部接続用端子10と基準電位点との間
には、スイツチング素子としてのトランジスタ2
で充放電が制御されるコンデンサ14が抵抗12
を介して接続されている。
このように温度特性が異なる定電流回路22,
24を設置し、定電流回路22の定電流I1、定電
流回路24の定電流をI2とすると、各定電流I1,
I2の比率を任意に設定することで、任意の温度係
数を設定することができる。即ち、第5図に示す
温度特性において、Bをコンデンサ14の特性と
すると、定電流回路22の温度特性を特性C、定
電流回路24の温度特性を特性Dのように設定す
るものとする。それぞれの特性を考慮に入れて電
流の比率を変更すれば、各定電流回路22,24
は一定の温度特性であるが、電流比率の多寡によ
つて合成温度特性を任意に変更することができ、
コンデンサ14の温度特性に無関係にワンシヨツ
ト回路の温度係数を設定することができる。即
ち、コンデンサ14の温度特性は容易に補正する
ことができる。
24を設置し、定電流回路22の定電流I1、定電
流回路24の定電流をI2とすると、各定電流I1,
I2の比率を任意に設定することで、任意の温度係
数を設定することができる。即ち、第5図に示す
温度特性において、Bをコンデンサ14の特性と
すると、定電流回路22の温度特性を特性C、定
電流回路24の温度特性を特性Dのように設定す
るものとする。それぞれの特性を考慮に入れて電
流の比率を変更すれば、各定電流回路22,24
は一定の温度特性であるが、電流比率の多寡によ
つて合成温度特性を任意に変更することができ、
コンデンサ14の温度特性に無関係にワンシヨツ
ト回路の温度係数を設定することができる。即
ち、コンデンサ14の温度特性は容易に補正する
ことができる。
このようにすれば、定電流回路22,24の温
度特性、コンデンサの温度特性を任意に設定する
ことで、ワンシヨツト回路自体の温度係数を負か
ら零を経て正に至るまでの広い範囲に亘つて自由
に選択でき、種々のコンデンサ等の回路素子の温
度係数を補正し、所望の温度係数を形成すること
ができる。
度特性、コンデンサの温度特性を任意に設定する
ことで、ワンシヨツト回路自体の温度係数を負か
ら零を経て正に至るまでの広い範囲に亘つて自由
に選択でき、種々のコンデンサ等の回路素子の温
度係数を補正し、所望の温度係数を形成すること
ができる。
このように温度係数を連続的に補正すれば、ワ
ンシヨツト回路においては、周囲温度の変化に無
関係に一定のパルス幅のパルスを形成して出力端
子18から取り出すことができ、従来、パルス幅
の変化でラジコン等の制御回路に生じていた誤動
作等の不都合を防止し、制御精度を向上させるこ
とができる。
ンシヨツト回路においては、周囲温度の変化に無
関係に一定のパルス幅のパルスを形成して出力端
子18から取り出すことができ、従来、パルス幅
の変化でラジコン等の制御回路に生じていた誤動
作等の不都合を防止し、制御精度を向上させるこ
とができる。
なお、この実施例では2つの定電流回路を設置
した場合について説明したが、この発明はこのよ
うに2つの定電流回路に限定されるものではな
く、3つ以上の定電流回路を設置して温度係数の
補正を高精度にすることもできる。
した場合について説明したが、この発明はこのよ
うに2つの定電流回路に限定されるものではな
く、3つ以上の定電流回路を設置して温度係数の
補正を高精度にすることもできる。
以上説明したようにこの発明によれば、温度係
数を任意に連続的に補正することができ、周囲温
度の変化に無関係に一定の幅のパルスを形成する
ことができる。
数を任意に連続的に補正することができ、周囲温
度の変化に無関係に一定の幅のパルスを形成する
ことができる。
第1図は従来のワンシヨツト回路を示す回路
図、第2図はその動作波形を示す説明図、第3図
はその温度特性を示す説明図、第4図はこの発明
のワンシヨツト回路の実施例を示す回路図、第5
図はその温度特性を示す説明図である。 2……スイツチング素子としてのトランジス
タ、14……コンデンサ、22,24……定電流
回路。
図、第2図はその動作波形を示す説明図、第3図
はその温度特性を示す説明図、第4図はこの発明
のワンシヨツト回路の実施例を示す回路図、第5
図はその温度特性を示す説明図である。 2……スイツチング素子としてのトランジス
タ、14……コンデンサ、22,24……定電流
回路。
Claims (1)
- 1 スイツチング素子によつて充放電が制御され
るコンデンサに温度係数の異なる2種の定電流回
路を接続し、各定電流回路の電流比率を変えるこ
とによつて任意の温度係数を設定可能にしたこと
を特徴とするワンシヨツト回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57165556A JPS5954315A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | ワンシヨツト回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57165556A JPS5954315A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | ワンシヨツト回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5954315A JPS5954315A (ja) | 1984-03-29 |
JPH0210606B2 true JPH0210606B2 (ja) | 1990-03-08 |
Family
ID=15814603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57165556A Granted JPS5954315A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | ワンシヨツト回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5954315A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02260914A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体集積回路 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5592114A (en) * | 1978-12-28 | 1980-07-12 | Kubota Ltd | Sludge extracting equipment for sedimentation tank |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55122807U (ja) * | 1979-02-23 | 1980-09-01 |
-
1982
- 1982-09-22 JP JP57165556A patent/JPS5954315A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5592114A (en) * | 1978-12-28 | 1980-07-12 | Kubota Ltd | Sludge extracting equipment for sedimentation tank |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5954315A (ja) | 1984-03-29 |
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