JPH021058Y2 - - Google Patents

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JPH021058Y2
JPH021058Y2 JP8598086U JP8598086U JPH021058Y2 JP H021058 Y2 JPH021058 Y2 JP H021058Y2 JP 8598086 U JP8598086 U JP 8598086U JP 8598086 U JP8598086 U JP 8598086U JP H021058 Y2 JPH021058 Y2 JP H021058Y2
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JP
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umbrella
sliding seat
storage
grip
handle
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JP8598086U
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JPS62197925U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 * 産業上の利用分野 本考案は非折畳式の雨傘に関するものであり、
特に雨に濡れた雨傘を収納把部内に水密状態で封
入し得るようにしたものである。
* 従来の技術と考案が解決しようとする問題点 非折畳式の雨傘は従来より種々使用されている
が、これらのものは一旦雨中で使用し濡れてしま
つたときにはその携帯に困ることがある。例え
ば、雨傘を雨中で使用した後電車や自動車に乗る
ときには、雨傘に付いている水のために他の乗客
に迷惑を及ぼしたり、車内を濡らしたりするとい
う問題がある。
本考案はこのような問題点を解決しようとして
なされたものである。
* 問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために、本考案は雨に
濡れた雨傘を収納把部内に水密状態で封入し得る
ようにした非折畳式の雨傘を提供するものであ
る。すなわち、本考案による非折畳式の雨傘は、
柄の基端に摺動座を固着し、該摺動座を有底筒状
の収納把部内に摺嵌し、摺動座の下端には表面に
きざみを設けた係止突起を形成し、収納把部の底
部には表面にきざみを有する係止穴を係止突起に
対応させて形成し、摺動座には収納把部の底部を
貫通する引張ひもの内端を固定し、該引張ひもの
外端にはストツパーを具えさせ、更に収納把部の
開口端附近には該開口端に水密状態で嵌め付け得
るキヤツプを取り付けたことを特徴とするもので
ある。
* 実施例 符号1は非折畳式の雨傘、2は柄、3は有底筒
状の収納把部である。柄2の基端には摺動座4を
固着し、該摺動座4を収納把部3内に摺嵌する。
摺動座4の下端には表面にきざみを設けた係止突
起5を形成し、収納把部3の底部には表面にきざ
みを有する係止穴6を係止突起5に対応させて形
成した係止穴ブロツク6′を固定する。7は収納
把部3に係止穴ブロツク6′を固定させるための
ナツトである。摺動座4には収納把部3の底部を
貫通する引張ひも8の内端を固定し、引張ひも8
の外端には当該外端が収納把部3内に入り込まな
いようにするためのストツパー9を設ける。10
は引張ひも8を係止するためのフツクである。な
お、収納把部3は第3図に示すように雨傘1を開
くと共に引張ひも8を引いて摺動座4の係止突起
5を係止穴6に嵌めたときに収納把部3の開口端
縁が雨傘1の支承骨11に当接するようになす。
収納把部3の内面と摺動座4との間には若干の隙
間を設けるのが望ましいが、この場合でも雨傘1
の使用時には摺動座4の係止突起5が係合穴6内
に固定され、収納把部3の開口端縁が雨傘1の支
承骨11に当接するため雨傘1の揺れが防止され
る。19は雨傘1を閉じる際に収納把部3内のエ
アーを抜くために係止穴ブロツク6′に設けたエ
アー抜きである。
収納把部3の開口端附近には該開口端に水密状
態で嵌め付け得るキヤツプ12を取り付ける。キ
ヤツプ12を取り付けるに当つては、一例とし
て、挿通孔13を具えたバンド14を収納把部3
の開口端附近の外周とキヤツプ12の外周とにそ
れぞれ嵌め付け、両端にアンダーカツト部15を
具えた可撓性の連結片16を各バンド14の挿通
孔13に挿通する(第6図参照)。17はキヤツ
プ12の開口端内縁に形成した突条であつて、収
納把部3の開口端附近の外周に形成した突条ない
しは溝と係合して収納把部3の開口端に対するキ
ヤツプ12の水密状態を確保している。
* 作用 本考案による非折畳式の雨傘は、非使用時に
は、第1図に示すように雨傘1を閉じた状態で収
納把部内に収納し、キヤツプ12を収納把部3の
開口端に水密状態で嵌め付けて携帯、保管する。
使用時には、キヤツプ12を収納把部3の開口端
より外し、一旦雨傘1を収納把部3より引き出し
(第2図)、雨傘1を開いた後、引張ひも8を一杯
に引いて柄2を収納把部3内に引き込み、摺動座
4の係止突起5を係止穴6に嵌め付ける。これに
より摺動座4の位置決めがなされるだけでなく、
係止突起5表面のきざみと係止穴6表面のきざみ
とが噛み合うため摺動座4の回転、すなわち雨傘
1の回転が防止される。また、このとき前述のよ
うに収納把部3の開口端縁が雨傘1の支承骨11
に当接するため、雨傘1の揺れが防止される。こ
のように雨傘1を開いた状態で収納把部3を手に
持つて雨傘を使用するのである。なお、引張ひも
8はフツク10に係止しておくのがよい。雨中で
使用した後、雨傘を携帯、保管するときには、雨
傘1の柄2を一旦収納把部3から引き出して雨傘
1を閉じ(第2図)、引張ひも8を一杯に引いて
柄2を収納把部3内に引き込み、摺動座4の係止
突起5を係止穴6に嵌め付けた後、キヤツプ12
を収納把部3の開口端に嵌め付ければよい。これ
により雨傘1は収納把部3内に水密状態で収納さ
れる。なお、引張ひも8をフツク10にループ状
に係止し、これを肩に引掛けることにより雨傘を
携帯してもよい。
* 考案の効果 以上説明したように、本考案による非折畳式の
雨傘はこれを収納把部内に水密状態で封入し得る
ようにしたため、一旦雨中で使用し濡れたときで
も携帯に困ることはない。また、本考案の雨傘は
構造が簡単であつて安価に提供することができ
る。更に、雨傘の回転防止手段を具えているた
め、使用中における雨傘の回転が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例において雨傘を収納把
部内に封入した状態を示す断面図、第2図は同上
実施例において雨傘を収納把部から引き出した状
態を示す断面図、第3図は同上実施例において雨
傘を開いた状態を示す断面図、第4図は摺動座の
正面図、第5図は係止穴ブロツクの断面図、第6
図はバンドと連結片とを示す斜視図である。 1……非折畳式の雨傘、2……柄、3……収納
把部、4……摺動座、5……係止突起、6……係
止穴、6′……係止穴ブロツク、7……ナツト、
8……引張ひも、9……ストツパー、10……フ
ツク、11……支承骨、12……キヤツプ、13
……挿通孔、14……バンド、15……アンダー
カツト部、16……連結片、17……突条、19
……エアー抜き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雨傘1の柄2の基端には摺動座4を固着し、該
    摺動座を有底筒状の収納把部3内に摺嵌し、摺動
    座の下端には表面にきざみを設けた係止突起5を
    形成し、収納把部の底部には表面にきざみを有す
    る係止穴6を係止突起に対応させて形成し、摺動
    座には収納把部の底部を貫通する引張ひも8の内
    端を固定し、該引張ひもの外端にはストツパー9
    を具えさせ、更に収納把部の開口端附近には該開
    口端に水密状態で嵌め付け得るキヤツプ12を取
    り付けたことを特徴とする非折畳式の雨傘。
JP8598086U 1986-06-05 1986-06-05 Expired JPH021058Y2 (ja)

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JP8598086U JPH021058Y2 (ja) 1986-06-05 1986-06-05

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JP8598086U JPH021058Y2 (ja) 1986-06-05 1986-06-05

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JPS62197925U JPS62197925U (ja) 1987-12-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102266154A (zh) * 2010-06-03 2011-12-07 姚兴 一种折叠伞伞套

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JPS62197925U (ja) 1987-12-16

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