JPH0340149Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0340149Y2
JPH0340149Y2 JP1986123060U JP12306086U JPH0340149Y2 JP H0340149 Y2 JPH0340149 Y2 JP H0340149Y2 JP 1986123060 U JP1986123060 U JP 1986123060U JP 12306086 U JP12306086 U JP 12306086U JP H0340149 Y2 JPH0340149 Y2 JP H0340149Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanging support
insect repellent
plastic
storage body
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986123060U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6328375U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986123060U priority Critical patent/JPH0340149Y2/ja
Publication of JPS6328375U publication Critical patent/JPS6328375U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0340149Y2 publication Critical patent/JPH0340149Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は洋服ダンス等に吊支されるプラスチツ
ク防虫剤ケースに関するものである。
従来この種のプラスチツク防虫剤ケースは、防
虫剤の使用時に使用者が別個に用意された使用時
期表示シールをプラスチツク防虫剤ケースに貼る
ことにより、防虫剤の使用時期をを明示していた
が、使用者がシールを紛失したり、またプラスチ
ツク防虫剤ケースとシールが別個のため使用者が
使用時期表示シールをプラスチツク防虫剤ケース
に貼らなかつたことにより、使用時期が不明確と
なり、防虫剤の取り替え時期が不明瞭になる欠点
があつた。
本考案は、上記のような従来の防虫剤の使用時
期表示法における欠点を解消することを目的とし
たもので、先に出願した実願昭58−203342号に記
載された考案では、使用時期表示片が一体でない
ため、使用時期表示シールを防虫剤包装時に添付
を必要としたが、作業性が良好でない上、コスト
高となり、また上述の防虫剤の取り替え時期が不
明瞭になる等欠点があつた。
本考案はこれらの点を改善したもので、プラス
チツク成型され、内部に防虫剤含浸紙収納用の空
間を有し、メツシユ状に多数の揮散孔を有するヒ
ンジを介して二つ折りにできる一対の半収納体よ
りなる片方の表面に、陥没部を設けて吊支具を面
一に埋設、収め得るようになし、該吊支具には、
春夏秋冬の全てが表示された1個の使用時期表示
片を取り外し可能に一体成型で設けると共に、使
用の際に取り外された該使用時期表示片を埋設係
止できる凹部を前記一対の半収納体の他方の表面
に設けることにより、使用時期表示シール添付の
必要がなくなり防虫剤包装時の手間とコストが軽
減し、使用時にも不都合なく、使用時期表示が可
能となる。
以下、本考案を図示の実施例により詳しく説明
すると、1は本考案のプラスチツク防虫剤ケース
本体でヒンジ部2を介して二つ折りできる多数の
揮散孔3をメツシユ状に配列してなる半収納体
A,Bがシガレツトケース様に開閉できるもので
ある。上記メツシユ状の揮散孔3は図面において
は簡略させて円形にしているが、種種の形状が考
えられ、また後記する陥没部8に到るところまで
設けることが好ましい。この半収納体の片方の表
面には、外周に低い段差部4を有する吊支具5に
取り外し可能な使用時期表示片6を収納できる形
状の陥没部8があり、そのヒンジ2の近くに上記
吊支具の低い段差部4を押えて、使用時期表示片
6の連結した吊支具5収納後のこれをセツトする
係止爪9,9を設けてあり、使用時期表示片6の
連結した吊支具5は半収納体の外周面とほぼ面一
に収まるようになつている。従つて、使用時期表
示片は、吊支具のフツク部の空隙にコンパクトに
納まるよう設けられている。吊支具5は半収納体
Aの開閉口先端近くの中央にヒンジ部10を介し
て設けられ該ヒンジ部10と、吊支具5を起して
水平にした場合に半収納体Aの開閉口外縁との間
に相当する位置に吊支具5を上記の状態にしてセ
ツトする固定用突起11(後述)の嵌入する嵌入
孔12を設ける。この嵌入孔は三方に外に向う放
射状の切込13があり、上記突起11を弾力的に
嵌入、挟持できるようにしてある。一方この嵌入
孔12に嵌入する突起11は半収納体Bの開閉口
縁附近の上記嵌入孔12と対称位置に吊支具固定
用突起として設けられる。第2図はこの嵌入孔1
2に吊支具固定用突起11が嵌入して吊支具は固
定される。また吊支具5の先端14は前記陥没部
8より若干露出するようにし、吊支具5を指で起
しやすくする。
また半収納体Aの開閉口外縁中央にはある間隔
を置いてその内側に2個の嵌入突起15,15を
設けるとともに半収納体Bの内面にこれと対称位
置に上記嵌入突起15,15を嵌合係止する嵌入
孔16,16を設ける。また半収納体の中の1つ
(例えばA)の内部コーナー部には、中に収納す
る防虫剤含浸紙の位置規正用のL字型の枠片17
をそれぞれ設けるとともに、両半収納体A,Bの
内面には防虫剤含浸紙を挟持するための突起18
を多数個互に対向するように設ける。これにより
防虫剤含浸紙は収納体中で位置規正とその空間に
係止する形で保持することができるので防虫剤の
揮散を助ける。なお19a,19bは閉鎖を確実
にするためのそれぞれ突起とその嵌入部である。
また半収納体Bの外面には使用時期表示片6を
埋設係止できる凹部20を設ける。図面において
は、使用時期表示片6の片方の表面の外周に低い
段差部7を設けるとともに半収納体Bの凹部20
の内面で半収納体外周部に近い位置に使用時期表
示片6を係止する複数の係止爪21を設けること
により、使用時期表示片6を凹部20に埋設係止
且つ使用時期表示片6を回転さすことができるよ
うになつているが、使用時期表示片6の外周の形
状及び凹部20の係止爪21の形状、個数は係止
できるものであれば任意のものでよい。また使用
時期表示片6を容易に回転させることができるよ
うに使用時期表示片6の表面にドライバーやコイ
ン等を差し込める窪み等を設けることも可能であ
る。
第6図では、使用時期表示片6が係止爪21に
より半収納体の陥没部20に係止した状態で埋設
されている。
本考案は、このように防虫剤収納ケースと吊支
具ならびに使用時期表示片がプラスチツクで一体
成型され、しかも使用時期表示片が吊支具のフツ
ク部の空隙に納まるよう設けられているため、使
用時期表示片を別の部分に設ける場合に比べ、製
造が極めて簡単で成型上効率的で、更に使用時に
吊支具を押上げる際、使用者が目につきやすいと
いうメリツトも有する。また、従来の使用時期表
示シールが不要となり包装時の手間が省ける等コ
ストが軽減され、しかも使用時にシールの紛失等
により使用時期が不明確となる弊害もなく極めて
有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のプラスチツク防虫剤ケース
の上面の外観を示す斜視図で、第2図は上記斜視
図における吊支具を上げた状態図、第3図はプラ
スチツク防虫剤ケースを開いた際の内面図、第4
図は使用時期表示片の表面図、第5図は第2図の
下面からの斜視図、第6図は本考案の使用時にお
ける下面の外観斜視図である。 A,B……半収納体、1……プラスチツク防虫
剤ケース、2……半収納体開閉用ヒンジ部、3…
…揮散孔、4……吊支具外周の低い段差部、5…
…吊支具、6……使用時期表示片、7……使用時
期表示片外周の低い段差部、8……吊支具と使用
時期表示片を収納する陥没部、9……吊支具係止
爪、10……吊支具のヒンジ部、11……固定用
嵌入突起、12……嵌入孔、13……嵌入孔周囲
の放射状切込、14……吊支具の先端部、15…
…ケース開口部閉鎖用の嵌入突起、16……嵌入
孔、17……L字型枠片、18……防虫剤含浸紙
保持用突起、19a……ケースの閉鎖を確実にす
るための嵌入突起、19b……ケースの閉鎖を確
実にするための嵌入部、20……使用時期表示片
を埋設する凹部、21……使用時期表示片を係止
する係止爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に防虫剤含浸紙収納用の空間を有し、ヒン
    ジを介して二つ折りでき、かつメツシユ状に多数
    の揮散孔を有する一対のプラスチツク成型された
    半収納体よりなる片方の表面に、陥没部を設けて
    吊支具を面一に埋設、収め得るようになし、該吊
    支具には、春夏秋冬の全てが表示された1個の使
    用時期表示片を取り外し可能に一体成型で設ける
    と共に、使用の際に取り外された該使用時期表示
    片を埋設係止できる凹部を前記一対の半収納体の
    他方の表面に設けたプラスチツク防虫剤ケース。
JP1986123060U 1986-08-10 1986-08-10 Expired JPH0340149Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986123060U JPH0340149Y2 (ja) 1986-08-10 1986-08-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986123060U JPH0340149Y2 (ja) 1986-08-10 1986-08-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6328375U JPS6328375U (ja) 1988-02-24
JPH0340149Y2 true JPH0340149Y2 (ja) 1991-08-23

Family

ID=31013818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986123060U Expired JPH0340149Y2 (ja) 1986-08-10 1986-08-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0340149Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5143488B2 (ja) * 2007-07-17 2013-02-13 凸版印刷株式会社 吊り下げ防虫剤容器
JP7421891B2 (ja) * 2019-09-26 2024-01-25 大日本除蟲菊株式会社 薬剤揮散体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61121529A (ja) * 1984-11-16 1986-06-09 Fujitsu Ltd 論理ゲ−ト回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61121529A (ja) * 1984-11-16 1986-06-09 Fujitsu Ltd 論理ゲ−ト回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6328375U (ja) 1988-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0340149Y2 (ja)
JPH0327434Y2 (ja)
JPS638223Y2 (ja)
JPH044537Y2 (ja)
JPH0319881Y2 (ja)
JPH0530655Y2 (ja)
JPS6223374Y2 (ja)
JPS5843538Y2 (ja) 組立式容器のリボン掛止装置
JPH0438840Y2 (ja)
JP3029948U (ja) 食品用蓋付容器
JP2534282Y2 (ja) インテリア収納機器
JPH0466052U (ja)
JPH0736572Y2 (ja) 化粧用コンパクト容器
JP2554705Y2 (ja) 印章ケース
JPS63167915U (ja)
JPS6374454U (ja)
JPH04132050U (ja) 容 器
JPS63178575U (ja)
JPH03120827U (ja)
JPH0467431U (ja)
JPH0395442U (ja)
JPH0337414U (ja)
JPH0435542U (ja)
JPH03120486U (ja)
JPH0210248U (ja)