JPH073330U - 鉤型フック付折り畳み傘 - Google Patents

鉤型フック付折り畳み傘

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Publication number
JPH073330U
JPH073330U JP3881593U JP3881593U JPH073330U JP H073330 U JPH073330 U JP H073330U JP 3881593 U JP3881593 U JP 3881593U JP 3881593 U JP3881593 U JP 3881593U JP H073330 U JPH073330 U JP H073330U
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JP
Japan
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hook
umbrella
handle
folding umbrella
shaped hook
Prior art date
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Pending
Application number
JP3881593U
Other languages
English (en)
Inventor
宏徳 白尾
Original Assignee
宏徳 白尾
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意の場所に簡単に係着出来ると共に、携帯
が便利な鉤型フック付折り畳み傘を提供する。 【構成】 折り畳み傘の柄部6に湾曲したフック部4を
有するロッド状の鉤型フック2を係着する。鉤型フック
2は係止具8に係着し柄部6側に保持される。また、傘
の骨部10や布部11は使用中の濡れたままの状態で止
め紐により外側から束ねられるように、傘を引き伸ばし
た状態における布部の外側にも止め紐を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、折り畳み傘に係り、特に、使用時における携帯が便利な鉤型フック 付折り畳み傘に関する。
【0002】
【従来の技術】
急な降雨に対応するため、携帯に便利な折り畳み傘が広く使用されている。折 り畳み傘は短尺に折り畳まれ、かつ軽量なためカバン、バッグ等に収納されて持 ち運ばれる。使用時において折り畳み傘は引き伸ばされるが、引き伸ばした状態 でも一般の傘よりも短長に形成されるものが普通である。また、半開きを防止す るため骨部の先端側を固持する保持具等は付設されていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般の傘の場合には、前記したように保持具があり、つぼめた状態で骨部がば らつくことはない。また、布部をたばねる止め紐があり、かつステッキ程度の長 さがあり、市販されている傘立ては、この長さを基準として作製されている。一 方、折り畳み傘は引き伸ばした状態でも短尺であり、前記したように保持具がな く、かつ止め紐が使用時の状態で外側には設けられていない。そのため、濡れた ままの状態の布部や骨部をグシャグシャの状態で掴んで携帯するしかなく衣服等 が濡れると共に他人に迷惑をかける場合も多い。更に、一般の傘のように柄部が 湾曲していないため任意の場所に係着することが出来ず不便である。また、傘立 ての高さより低いため、傘立てに収納することも難しく、施錠のある傘保管用具 にも収納しにくいという問題点があった。
【0004】 本考案は、以上の問題点を解決するもので、折り畳み状態でも引き伸ばし状態 (骨部を伸ばした状態)においても任意の場所に係着保持することが出来ると共 に、使用時においてもばらつかず、携帯に便利で、かつ簡便構造に形成される鉤 型フック付折り畳み傘を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の目的を達成するために、先端側を鉤状に湾曲した棒状の鉤型 フックを折り畳み傘の柄部に設けてなる鉤型フック付折り畳み傘を構成するもの である。更に、具体的には、前記鉤型フックは、前記柄部に基端部を回動可能に 係着すると共に、前記柄部側に配設される係止部に着脱自在に係着するものであ り、傘を開いた引き伸ばし状態において布部の外側に該布部を束ねる止め紐を設 けるものである鉤型フック付折り畳み傘を特徴とするものである。
【0006】
【作用】
折り畳み傘の柄部に先端側が鉤型に湾曲した鉤型フックが回動可能に係着され る。そのため、折り畳み傘の使用状態の如何に拘わらず任意の場所に係着して垂 下支持することが出来る。柄部側に係止部を形成し、これに鉤型フックを係着す ることにより鉤型フックが柄部側に安定支持されるため、鉤型フックはふらつか ず、安定した垂下保持姿勢を保つことが出来る。また、傘を開いて引き伸ばした 状態で骨部や布部を束ねる止め紐を布部の外側に設けることにより濡れた状態の 折り畳み傘を束ねることが出来る。このため、グシャグシャの状態で傘を握持す る必要がない。鉤型フックや止め紐は簡単な構造からなり、簡便、安価に実施す ることが出来る。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。図1は本実施例の折り畳み 時の外観構造を示す斜視図、図2は鉤型フックを設けた柄部の一実施例を示す正 面図、図3は柄部の係止部の他の実施例を示す拡大断面図、図4は本実施例の折 り畳み傘を引き伸ばした状態を示す正面図、図5,図6は本実施例の使用時を示 す正面図である。
【0008】 図1に示すように、折り畳み傘は、円筒形状の柄部6と、折り畳み自在な芯棒 9と、骨部10と、骨部10に保持される布部11を主構成要素としたものから なり、折り畳まれた布部11の外側は止め紐12により束ねられている。また、 柄部6には環状の吊り下げリング13が設けられている。なお、柄部6は芯棒9 に着脱可能に連結される。
【0009】 柄部6には係止用リング7と係止具8が固定される。鉤型フック2は細長なロ ッド部3とその先端側に設けられたフック部4からなり、ロッド部3の基端側3 aはフック状に屈曲され、係止用リング7に着脱可能に係着すべく形成される (勿論、鉤型フック2は係止用リング7に回動可能に係着はされるが、着脱でき ないものでも構わない)。また、ロッド部3は係止具8に着脱可能に嵌まり込む 寸法から形成される。鉤型フック2の全長は短尺のものでよく、少なくともロッ ド部3が係止具8に係着した状態でフック部4が柄部6の正面から出っ張る寸法 のものから形成される。
【0010】 柄部6は図2に示すように、傘の本体側に着脱自在に螺着される別体のものか ら形成される(勿論、本体側と一体構造のものでも構わない)。本実施例では柄 部6の下方側に係止用リング7を固定し、上方側に一端側を開口したバネ状の係 止具8を固定したものからなる。図示のように、鉤型フック2はロッド部3の基 端側の屈曲部3aを係止用リング7に係止し、ロッド部3の上方側を係止具に嵌 着して柄部6側に係着保持される。勿論、ロッド部3を係止具8から外し屈曲部 3aを中心に回動自在に係止用リング7に係止してもよい。鉤型フック2のフッ ク部4はロッド部3と一体構造のものでもよいが、プラスチック材からなる別体 のものをロッド部3に固着するものでもよい。
【0011】 図3は柄部の他の実施例を示す。図1,図2に示すように柄部6に係止用リン グ7や係止具8が突出して固着されると柄部6を握持する場合に邪魔になる。本 実施例の柄部6aは柄部6a自体に係止用リング部7aおよび係止部8aを形成 したものである。これらは柄部6aに固着されているリング部材14のプレス加 工により容易に形成することが出来る。
【0012】 図4は本実施例の折り畳み傘1を引き伸ばした状態を示す。本実施例では引き 伸ばした状態で骨部10や布部11がばらつかないように止め紐5が設けられて いる。即ち、従来の折り畳み傘では、折り畳んだ状態で外側になる止め紐12が 取り付けられており、これは引き伸ばし時には内側にあって使用できないが、本 考案では外側にも止め紐5が取り付けられていて、引き伸ばし状態での携帯に便 利になっている。即ち、止め紐5を設けることにより折り畳み傘1は骨部10や 布部11を握らないで柄部6側を把持して持ち運ぶことが出来る。
【0013】 次に、本実施例の使い方の実施例を図5,図6等により説明する。一般家庭の 玄関のみならずデパート、コンビニエンスストアや学校、会社等の公共機関の入 口には各種の傘立てが設置されている。しかしながら、図5に示すように、通常 の傘立て15は一般の傘16が立てかけられるような全高および構造のものから なる。従来の折り畳み傘は図示のような傘立てに一時保管することは出来なかっ たが、本実施例の折り畳み傘は鉤型フック2のフック部4を傘立て15の上枠1 7等に引っかけることにより折り畳んだ状態で保管することが出来る。
【0014】 図6は電車等の取手18に本実施例の折り畳み傘1を係着した状態を示すもの である。従来の折り畳み傘の場合は特に車中では極めて取り扱いが不便であり、 グシャグシャの状態で握持していなければならなかった。しかし、電車の取手1 8等にフック部4等を係着することにより一時保管が出来、図示のように両手で 本を持って読書等をすることが出来る。また、取手18等に係着しなくても、フ ック部4をコートのポケット、ショルダーバッグ、電車のにぎり棒等に係着して 垂下保持することも出来る。
【0015】 本実施例における鉤型フック2を有する柄部6,6aは別体品として工場で多 量生産することが出来る。また、鉤型フック2自体も別体品として生産、販売し 、リング7が設けられている市販の柄部に係着させて用いることが出来る。
【0016】 また、本実施例では図1等に示したタイプの折り畳み傘について説明したがそ の形式、構造等については本実施例のものに限定するものではない。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、次のような効果が挙げられる。 (1)柄部側に鉤型フックを係着することにより、濡れたままの状態で傘を握持 することが不要となり携帯性が極めて向上する。 (2)一般の傘の保管用具に収納保管することが出来る。 (3)鉤型フックを任意の場所に係着することにより、両手が自由になり、読書 等が容易に出来る。 (4)鉤型フックは柄部に回動自在に係着し得るためカバン等に収納時に邪魔に ならない。 (5)簡便構造なため、安価に実施出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の全体構造を示す斜視図であ
る。
【図2】本実施例の鉤型フックを備えた柄部を示す側面
図である。
【図3】柄部に一体的に形成される係止用リング部およ
び係止部を示す拡大断面図である。
【図4】本実施例の使用時の外観を示す正面図である。
【図5】本実施例の使用例を説明するための正面図であ
る。
【図6】本実施例の使用例を説明するための正面図であ
る。
【符号の説明】
1 折り畳み傘 2 鉤型フック 3 ロッド部 3a 屈曲部 4 フック部 5 止め紐 6 柄部 6a 柄部 7 係止用リング 7a 係止用リング部 8 係止具 8a 係止部 9 芯棒 10 骨部 11 布部 12 止め紐 13 吊り下げリング 14 リング部材 15 傘立て 16 傘 17 上枠 18 取手

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側を鉤状に湾曲した棒状の鉤型フッ
    クを折り畳み傘の柄部に設けることを特徴とする鉤型フ
    ック付折り畳み傘。
  2. 【請求項2】 前記鉤型フックは、前記柄部に基端部を
    回動可能に係着すると共に、前記柄部側に配設される係
    止部に着脱自在に係着するものである請求項1記載の鉤
    型フック付折り畳み傘。
  3. 【請求項3】 前記折り畳み傘は、傘を開いた引き伸ば
    し状態において布部の外側に該布部を束ねる止め紐を設
    けるものである請求項1又は2記載の鉤型フック付折り
    畳み傘。
JP3881593U 1993-06-24 1993-06-24 鉤型フック付折り畳み傘 Pending JPH073330U (ja)

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JP3881593U JPH073330U (ja) 1993-06-24 1993-06-24 鉤型フック付折り畳み傘

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JPH073330U true JPH073330U (ja) 1995-01-20

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ID=12535771

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JP3881593U Pending JPH073330U (ja) 1993-06-24 1993-06-24 鉤型フック付折り畳み傘

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017074160A (ja) * 2015-10-14 2017-04-20 八商商事株式会社 滑り止め係止具
JP2021146169A (ja) * 2020-03-23 2021-09-27 茂樹 赤沼 傘の柄の滑り止め

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4849528A (ja) * 1971-10-19 1973-07-12
JPS51135622A (en) * 1975-05-20 1976-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Multiple head electronic switchover circuit

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