JP3004422U - 傘袋器具 - Google Patents

傘袋器具

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JP3004422U
JP3004422U JP1994005574U JP557494U JP3004422U JP 3004422 U JP3004422 U JP 3004422U JP 1994005574 U JP1994005574 U JP 1994005574U JP 557494 U JP557494 U JP 557494U JP 3004422 U JP3004422 U JP 3004422U
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JP1994005574U
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紀代子 亀岡
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紀代子 亀岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 傘を持ち歩くときに、他人の迷惑にならず
に、両手を使うことができる構造の傘袋器具を提供する
ことを目的とする。 【構成】 傘を収納すべく、下部に向かって尻つぼみの
形状の開底の袋であり、その下部を折り畳み開底部を閉
塞状態に維持できる対の第1係止具を該袋の下部に配設
し、また、袋全体を折り畳み維持できるように、第1係
止具の一方と係止する第2の係止具を、袋の上位を配設
してあり、更に、袋の上端部に、肩掛け用のベルトを、
肩掛けに適する長さで設けたことを特徴とする傘袋であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、雨等に濡れた傘も他人の迷惑にならず、同時に、傘を持ち歩きなが ら、両手も使用できる、使用に便利な傘袋器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から提案されている傘袋器具は、例えば、実用新案公開公報昭62−13 1687号、58−1327号、57−55320号、57−79423号、6 1−158210号、63−47717号、63−93818号、55−128 92号、61−147020号、61−167818号、平3−60522号に 記載されるように、種々の提案がなされている。
【0003】 例えば、実用新案公開公報昭62−131687号には、自動車等の車内で使 用できるように口枠及び掛止具を掛けて使い、雨等で濡れたときには、係止具で 傘袋の下部を折り畳み閉塞でき、そして、使用しないときには、係止具で全体を 長短に折り畳みできる構造が提案されている。然し乍ら、持ち歩くときに他人の 迷惑にならないようにする工夫はなされていない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の問題点を解決するためになされたもので、傘を持ち歩くとき に、他人の迷惑にならずに、両手を使うことができる構造の傘袋器具を提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の技術的な課題の解決のためになされたもので、傘を収納すべ く、下部に向かって尻つぼみの形状の開底の袋であり、その下部を折り畳み、開 底部を閉塞状態に維持できる対の係止具を該袋の下部に配設し、また、該袋全体 を折り畳み維持できるように、前記係止具の一方と係止する係止具を、該袋の上 位に配設してあり、更に、該袋の上端部に、肩掛け用のベルトを、肩掛けに適す る長さで設けたことを特徴とする傘袋器具を提供する。また、該傘袋の内側に内 袋をつけて、その中に、傘袋本体を裏返し折り込んで収納することができる構造 にできる。更に、該肩掛け用ベルトの一部或いは袋の一部にも、対の係止具を設 けて、該袋全体を折り畳んで収納でき、傘の柄又は骨に掛止できる構造を有する ようにできる。
【0006】
【機能】
本考案の傘袋器具は次のような見地から成されたものである。 即ち、傘を収納すべく、下端に向かって尻つぼみの形状の袋であり、傘の折り 畳んだ形状に適合する形状で、傘がきっちりと収納される。そして、袋は、開底 であるが、必要に応じて、水分を排出することができる。
【0007】 そして、対の係止具で袋の下部を折り畳み開底部を閉塞状態に維持でき、雨等 で濡れた傘を電車等に持ち込んだときに、他人の迷惑にならないように、また傘 の先端が外部に露出しないようにでき、また、雨等の水分が外側に流れ出難い構 造にできる。電車内等の混雑した中に傘を持ち込んだ場合でも、他人に迷惑にな らないようにできる。
【0008】 更に、傘袋の内側に内袋をつけて、その中に、傘袋本体を裏返し折り込んで収 納できる構造にする。このようにして、傘袋を小さく折り畳んで持ち運びに便利 にする。また、袋全体を折り畳み収納維持できるように、係止具の一方と係止す る係止具を、袋の上位に配設してあり、即ち、袋を2つ折りにまとめることがで きる。即ち、袋を小さくすることができる。更に、本考案の傘袋器具では、袋を 裏返しにして、裏返し袋の中に袋の残りを入れてしまい、全体を小さく収納する ことができる。
【0009】 更に、本考案の傘袋器具においては、傘袋の上部の開口端の、対面する部分に 、肩掛け用のベルトの両端を取り付ける。この肩掛け用ベルトの長さは、肩掛け に適する長さにし、また、丁度、そのベルトの往復の長さは、傘の柄の長さから 長いようにしなければならない。そうすると、本考案の傘袋器具を傘を入れて、 肩に掛けたときに、都合よくなる。
【0010】 本考案の明細書において、”傘袋器具”は、傘を持ち運ぶときに用いるための 傘を収納する袋であり、雨等で濡れた傘から水分が容易に外に漏れないように、 防水性或いは半防水性の布で作られるが、特に、防水性でなければならないとい うものではなく、単に傘の持ち歩きに使用するには、袋で肩掛けに適する強度を 有する材料であればよい。
【0011】 そして、袋のサイズは、長柄傘が収納される程度であり、傘の柄は外側に出て てよい。また、袋を2つ折りにしたときには、折り畳み傘が収納されるようにす ることも有用である。長柄傘及び折り畳み傘の両用にすることができる。
【0012】 従って、本考案の傘袋に使用する布、生地は、防水性のものが好適である。然 し乍ら、必ずしも防水性である必要はない。また、軽量で強度がある布が好適で ある。また、布は、美観向上に貢献する模様、パターンを有するものがよい。
【0013】 本考案の傘袋器具の使用方法は、傘を袋に収納し、立てて、肩からベルトで下 げて、傘を持ち運び、傘は常に縦方向に保持されるために、傘を持っていても、 他人を突くことはなく、また、雨等に濡れた場合でも、水滴は真下にのみ垂れる から、他人の迷惑にならず、傘を、電車等の混雑した中でも持ち運ぶことができ る。
【0014】 本考案の傘袋器具は、傘を使用しているときには、袋を小さく折り畳んで傘袋 自体を裏返して、収納することができ、それを、傘に固定できるような係止嵌合 器具を備えてある。この係止嵌合器具は、肩掛けベルト又は袋自体の一部に備え ることができる。 更に、傘袋の内側に内袋をつけると、その中に、傘袋本体を裏返し折り込んで 収納できる。その内袋には、マジックテープ等で係止し、それを傘の柄又は骨に 固定することができるようにする。
【0015】 次に、本考案の傘袋器具を具体的に実施例により説明するが、本考案はそれら によって限定されるものではない。
【0016】
【実施例】
図1は、本考案の傘袋器具の一例の斜視図を示す。 図示のように、傘を収納すべく、下部に向かって尻つぼみの形状の開底の袋1 であり、その下部を折り曲げ線5で折り畳み、ホック4と6で固定できる。それ により、開底部を閉塞状態に維持できる。
【0017】 更に、また、袋全体を2つに折り畳めるように、ホック4と係止する第2のホ ック7を、図示のように、袋の上位を設ける。 このようなホック4、6、7は、代わりに、マジックテープを用いることもで きる。
【0018】 更に、袋の上端の開口部2の対面する部分に、肩掛け用のベルト8を、肩掛け に適する長さで設ける。この肩掛けベルト8の長さは、図2のように、肩10を まわるものでなければならず、更に、収納した傘の長柄9より長いものでなけれ ばならない。
【0019】 このような本考案の傘袋器具1は、図2に示されるように、肩掛けベルト8を 肩10に掛けて、傘を柄9に示すように、収納したままで縦に立った位置に保持 される。従って、傘は斜めになることがなく、電車等の混雑した場所でも、他人 を、傘の先が突つく位置になることはない。
【0020】 次に、本考案の傘袋器具を折り畳み小さくできる点を説明する。 即ち、ホック4をホック7に固定すると、図3のAに示すように、袋1は2つ折 りになり、更に、図3のBに示すように、2つ折りを4つ折りにして、袋1を裏 返し(10で示す部分)すると、袋1の残り部分は、裏返し袋10の中に入る。 この図3のBのように折り畳んだものを、断面で表わすと、図3のCのようであ り、袋1は、すべて、折り畳まれて、裏返し袋10の中に入る。そして、肩掛け ベルト8には、ホック11と12を備える。
【0021】 そして、次に、肩掛けベルト8は、畳み込まれた袋14の周りに図3のD、E に示すように巻かれ、袋14をきっちりと縛ることができる。きっちりと縛った ベルト8が固定するように、更に、ベルト8上にマジックテープで係止するよう にすることが、好適である。更に、そのベルト8の間隔を置いた箇所に、図3D 、Eに示すように、対のホック11、12が設けられてあり、その箇所が巻かれ たベルト8の余りとなるようにして、その余りで、図3のDに示すようにホック 11と12を嵌合させると、その間でどこかに止めることができる。
【0022】 従って、このホック11と12により、本考案の傘袋器具1を、図4に示すよ うに、傘の柄9又は骨15に、止めることができる。
【0023】 更に、このホック11と12は、袋1の裏返し部分14の一部に設けることが できる。そして、図3D、Eに示すように、そのホック11と12の間で、作ら れる閉じた部分が、図4に示すように傘の骨15又は柄9に掛けて係止できる。 このホック11、12は、代わりにマジックテープを用いることができる。この ようにすると、内袋を用いずに、傘袋を小さくまとめ、傘等に止めることができ る。
【0024】 更に、図5に示すように、傘袋1の内側に内袋17をつけて、その中に、傘袋 本体1を裏返し折り込んで収納する。これは、図3で説明したと同様に、内袋1 7の中に裏返して折り込んで収納できる。内袋17は、図5Bに示すようなもの で、縦約11cm(10〜15cm)、横約12cm(10〜16cm)のサイズである 。この内袋17にベルト8を、図5Cに示すように、まるめて巻き、そして、更 にベルト8を折り曲げて、ベルト8の部分に設けたマジックテープ11と12に より、係止すると、それにより、傘等に取り付ける係止部分ができる。
【0025】 更に、以上で説明したホックの一部或いは全部を、マジックテープで置き替え ることができる。即ち、係止具としては、ホック、マジックテープ、フック等を 用いることができる。
【0026】
【考案の効果】
本考案の傘袋器具は、図示のような構成により、次のごとき技術的効果があっ た。即ち、 第1に、傘を持つ人の身体に添わせて傘を立てて持つことができるため、電車 内等の混雑した所でも、他人の迷惑にならない。 第2に、肩にかけることになるので、傘を持ちながら、両手を自由に使うこと ができ、通学、通勤時に安全である。 第3に、傘を差しているときには、傘袋を小さく畳んで、傘の柄や骨のところ に固定して邪魔にならないようにできる傘袋器具を提供する。 第4に、傘の出し入れがスピーディーにできる。 第5に、傘袋は繰り返し使用できるので、省資源になり、デパート等の傘用ビ ニ−ル袋も不用になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の傘袋器具の1例を説明するための説明
斜視図である。
【図2】本考案の傘袋器具の1例の使用方法を説明する
ための説明図である。
【図3】本考案の傘袋器具を折り畳む方法と使用方法を
説明するための説明図である。
【図4】本考案の傘袋器具を折り畳んだものを傘に取り
付ける説明図である。
【図5】本考案の傘袋器具の他の例とそのための内袋と
その使用方法を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 傘袋 2 傘袋の上端開口部 3 傘袋の開底部 4 下部の第1係止具 5 折り目 6 下部の第1係止具 7 第2係止具 8 肩掛け用ベルト 9 傘の柄 10 肩 11、12 掛止具 14 傘袋の折り畳んだもの 15 傘の骨 17 内袋

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傘を収納すべく、下部に向かって尻つぼ
    みの形状の開底の袋であり、その下部を折り畳み、開底
    部を閉塞状態に維持できる対の第1係止具を該袋の下部
    に配設し、また、該袋全体を折り畳み維持できるよう
    に、前記第1係止具の一方と係止する第2の係止具を、
    該袋の上位に配設してあり、更に、該袋の上端開口端の
    対面する箇所に、肩掛け用のベルトを、肩掛けに適する
    長さで設けたことを特徴とする傘袋器具。
  2. 【請求項2】 更に、該傘袋の内側に内袋をつけて、そ
    の中に、傘袋本体を裏返し折り込んで収納できる構造を
    有する請求項1に記載の傘袋器具。
  3. 【請求項3】 更に、該肩掛け用ベルトの一部或いは袋
    の一部にも、対の係止具を設けて、該袋全体を内袋なし
    で折り畳んで収納でき、傘の柄又は骨に掛止できる構造
    を有する請求項1に記載の傘袋器具。
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