JP3012563U - 持ち運び用布帛またはシート - Google Patents

持ち運び用布帛またはシート

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JP3012563U
JP3012563U JP1994015558U JP1555894U JP3012563U JP 3012563 U JP3012563 U JP 3012563U JP 1994015558 U JP1994015558 U JP 1994015558U JP 1555894 U JP1555894 U JP 1555894U JP 3012563 U JP3012563 U JP 3012563U
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JP
Japan
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sheet
cloth
exterior material
attached
folded
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Application number
JP1994015558U
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English (en)
Inventor
昭彦 成願
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株式会社成願
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 布帛またはシートの片面側適所に、紐部材を
その長さよりも短い距離を置いた両端部で線対称位置に
対向状態で一対取り付けると共に、前記紐部材取り付け
線上には、前記布帛またはシートを折り畳み状態で固定
する固定用バンドが取り付けられている。 【効果】 布帛やシート自体に折り畳み状態での固定機
能と持ち運び機能を併せて付与することによって、収納
用袋等を要することなくそれ自体をカバン状にコンパク
トに折り畳んで簡単に持ち運びすることができ、収納と
持ち運びに便利で且つファッション性も兼ね備えたレジ
ャーシートやマット等として有用である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、広げた状態でレジャーシートやマット等として使用することができ 、且つバッグ状にコンパクトに折り畳んで持ち運びすることができる様に工夫さ れた持ち運び用布帛またはシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
家族や職場仲間などで海水浴や日光浴等を行なう際に用いられるレジャーシー トやマットとしては、様々の素材のものが市販されている。これらのシートやマ ットは、使用時には十分な広さを確保すると共に持ち運び時にはコンパクトに収 納できる様、通常は収納用袋と共に販売されており、持ち運び時には小さく折り 畳んで該収納用袋内に納め、使用時には該収納用袋から取り出して用いる形態の ものが殆んどである。
【0003】 ところが、収納用袋を用いたこのタイプのものでしばしば経験されるのは、使 用場所での移動時などに該収納用袋を紛失することであり、持ち帰り時あるいは 持ち帰り後の保管、更に後日該シート等を利用しようとする時に不便を感じるこ とである。こうした不便を解消するための簡単な手段として、シート等と収納用 袋を紐などで連結できる様にしておくといったことも行なわれているが、レジャ ー気分の高まった雰囲気ではその様な作業を忘れることも多く、後になって収納 用袋を紛失したことに気付くことも多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の様な問題点に着目してなされたものであって、その目的は、レ ジャー等で広げて用いられる布帛やシート自体に折り畳み状態での固定機能と持 ち運び機能を付与し、収納用袋等を要することなく簡単に持ち運びできる様な布 帛もしくはシートを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成した本考案に係る持ち運び用布帛またはシートの構成は、布帛 またはシートの片面側適所に、紐部材をその長さよりも短い距離を置いた両端部 で線対称位置に対向状態で一対取り付けることにより、該紐部材を把持部もしく は肩掛け部として活用できる様にすると共に、前記紐部材取り付け線上には、前 記布帛またはシートを折り畳み状態で固定する固定用バンドを取り付けたもので あるところに要旨を有するものである。
【0006】 上記本願考案においては、布帛またはシートの片面側適所に、折り畳み状態で 外装部を構成する外装材を縫合し、該外装材の対向する両側縁側に前記紐部材と 固定用バンドを取り付けた構成とすれば、折り畳み固定して持ち運びを行なう際 に上記外装材が外面側に露出することになるので、あたかも外装材を構成素材と するカバンを所持しているかの様なファッション感覚を与えることができるので 好ましい。また布帛またはシートとしては、タオル織物など様々の織物や編物か らなるシートやマット、合成樹脂製のシートやマット、更にはスポーツ施設等に 通うときのタオル地布帛等が全て包含される。
【0007】
【作用および実施例】
以下、実施例を示す図面を参照しつつ本考案の構成および作用効果を具体的に 説明するが、本考案はもとより下記実施例によって制限を受けるものではなく、 前後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも勿論可能で あり、それらはいずれも本考案の技術的範囲に含まれる。
【0008】 図1〜3は、本考案に係る持ち運び用布帛またはシートを例示するものであり 、図1は広げた状態で表面側から見た平面図、図2は折り畳み途中の状態を示す 平面図、図3は折り畳み固定して持ち運び可能にした状態を示す見取り図であっ て、任意の広さおよび形状の布帛(またはシート)1の表面側には、カバン状に 折り畳んだ状態で外装部を構成する外装材2が縫合されると共に、外装材2の相 対向する両側縁に、紐部材3a,3bをその長さよりも短い距離を置いた両端部 で線対称位置に一対取り付けると共に、該紐部材3a,3bの取り付け線上には 、布帛(またはシート)1を折り畳み状態で固定する固定用バンド4が取り付け られている。
【0009】 尚図示例において布帛(またはシート)1と外装材2の各サイズは、折り畳み 容易性等の観点から、布帛(またはシート)1の横幅1Lwを外装材2の横幅2 Lwの整数倍、例えば1〜5倍(図示例では3倍)にしておけば、布帛(または シート)1を図1に破線で示す如くその倍数に応じて縦方向に折り畳むことによ って、その幅を外装材2の横幅2Lwに容易に合わせることができるので好まし い。一方夫々の縦幅1Lh,2Lhについては、布帛(またはシート)1の厚さ によって折り畳み厚さは相当変わってくるので、両者の好適倍率を一律に規定す ることはできないが、該縦幅1Lhが2Lhに対して大きくなりすぎると、カバ ン状に折り畳んだ時の厚みが大きくなり過ぎて持ち運びに不便となることがある ので、好ましくは2Lh:1Lhの長さ比で1:2〜6程度(図示例では1:3 )に止めるのが好ましい。
【0010】 また、布帛(またはシート)1に対する外装材2の取り付け位置は特に限定さ れないが、後述する様な折り畳み作業の便宜を考えると、布帛(またはシート) 1における任意の1側縁の中央部に取り付けるのがよい。しかし、折り畳み方を 工夫すれば、布帛(またはシート)1の1角部に取り付け、広げた状態で外装材 2が邪魔にならない様にすることも有効である。
【0011】 図示例では、外装材2を布帛(またはシート)1における1側縁の中央部に取 り付けると共に、外装材2の横幅2Lwを布帛(またはシート)1の横幅1Lw の1/3倍、外装材2の縦幅2Lhを布帛(またはシート)1の縦幅1Lhの1 /3倍に寸法調整されている。
【0012】 従って、例えば図1における布帛(またはシート)1の破線1aに沿って谷折 りすると共に、破線1bに沿って山折りすることにより縦方向に3つ折りし(図 2参照)、更にこれを図2の一点鎖線1c,1cに沿って谷折り、外装材2の紐 部材3a,3b取り付け側両側縁線2a,2bに沿って山折り、更に外装材2の 中央線2cに沿って山折りすることによって、外装材2が外面側にくる様に6つ 折りにして合わせ部を固定用バンド4(図示例では、バンドの一方端を外装材2 に固定し、その対称位置にホック4a等を取り付けてバンド4の他方端に固定で きる構成のものを示している)によって固定すれば、図3に示す如く前記外装材 2に取り付けた一対の紐部材3a,3bが把持部を構成することになり、そのま まで持ち運びすることが可能となる。
【0013】 尚上記において、破線や一点鎖線に沿って実際に刺繍糸などで線を入れたり、 あるいは該線状にスポット的に点状の刺繍等を施しておけば、それらを基準にし て容易に折り畳みすることができるので好ましい。また、紐部材3a,3bの長 さを短めにすれば、該紐部材3a,3bによって形成されるループは小さくなっ て手下げ状の把持部とすることができ、またそれらを長めにすれば、該紐部材3 a,3bによって形成されるループは大きく且つ長くなって肩掛け型(ショルダ ータイプ)となる。
【0014】 尚上記図示例は、本考案における代表的な構成を例示したものであるが、本考 案では前記趣旨に照らして以下に示す如く様々の変形が可能であり、それらはい ずれも本考案の技術的範囲に包含される。
【0015】 まず外装材2の取り付け位置については、先にも述べた通り布帛(またはシー ト)1の任意の一角部に取り付けたり、場合によっては図4に示す如く布帛(ま たはシート)1の中央部に取り付けることも可能である。更には、例えば図5に 示す如く外装材2の取り付け位置に対応する布帛(またはシート)1の裏面側に 刺繍Sなどを施して美観を高め、外装としての機能を持たせてやれば、その対応 位置に直接紐部材や固定用バンドを取り付けることによって外装材2を省略する ことも可能となる。
【0016】 また例えば図3に示した様に、外装材2の内側適所に内袋を取り付けてファス ナー6等で開閉できる様にしたり、あるいは外装材2における紐部材3a,3b 取り付け面側を開放して内袋を形成すれば、これらの内袋をハンカチやタオル等 の小物入れとして活用することができるので好ましい。
【0017】 布帛(またはシート)1の形状についても、需要者の嗜好や使用時の便宜を考 慮して任意に変更することができ、例えば図6に示す如く円形状としたり、更に は楕円状や菱形状など、様々の形状とすることが可能である。そして外装材2に ついては、それら布帛(またはシート)1の形状に併せて、折り畳み状態でより コンパクトにうまく折り畳み固定できる様にその形状を工夫することが望まれる 。
【0018】
【考案の効果】
本考案は以上の様に構成されており、布帛やシート自体に折り畳み状態での固 定機能と持ち運び機能を併せて付与することによって、収納用袋等を要すること なくそれ自体をカバン状にコンパクトに折り畳んで簡単に持ち運びすることがで き、収納と持ち運びに便利で且つファッション性も兼ね備えたレジャーシートや マットとして有用な布帛(またはシート)を提供し得ることになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る布帛(またはシート)を広げた状
態で表面側から見た平面図である。
【図2】同布帛(またはシート)の折り畳み途中の状態
を示す説明図である。
【図3】同布帛(またはシート)を折り畳んで持ち運び
可能にした状態を示す見取り図である。
【図4】本考案に係る他の布帛(またはシート)を示す
平面図である。
【図5】本考案に係る更に他の布帛(またはシート)を
示す平面図である。
【図6】本考案に係る更に他の布帛(またはシート)を
示す平面図である。
【符号の説明】
1 布帛(またはシート) 2 外装材 3a,3b 紐部材 4 固定用バンド 4a 固定用ホック

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布帛またはシートの片面側適所に、紐部
    材をその長さよりも短い距離を置いた両端部で線対称位
    置に対向状態で一対取り付けると共に、前記紐部材取り
    付け線上には、前記布帛またはシートを折り畳み状態で
    固定する固定用バンドを取り付けたものであることを特
    徴とする持ち運び用布帛またはシート。
  2. 【請求項2】 布帛またはシートの片面側適所に、折り
    畳み状態で外装部を構成する外装材を縫合し、該外装材
    の対向する両側縁側に前記紐部材と固定用バンドを取り
    付けたものである請求項1に記載の持ち運び用布帛また
    はシート。
  3. 【請求項3】 布帛またはシートがタオル地織物である
    請求項1または2に記載の持ち運び用布帛またはシー
    ト。
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