JPH02105676A - 画像入出力システム及び信号処理条件の自動設定方法 - Google Patents

画像入出力システム及び信号処理条件の自動設定方法

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JPH02105676A
JPH02105676A JP63258227A JP25822788A JPH02105676A JP H02105676 A JPH02105676 A JP H02105676A JP 63258227 A JP63258227 A JP 63258227A JP 25822788 A JP25822788 A JP 25822788A JP H02105676 A JPH02105676 A JP H02105676A
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Fumito Takemoto
文人 竹本
Haruichiro Morikawa
晴一郎 森川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的; (産業上の利用分野) この発明は画像入出力システム及び信号処理条件の自動
設定方法に関し、特にカラー原画を線走査して指定の倍
率に色分解入力し、色分解信号を適当な色修正、鮮鋭度
強調1階調変換等の処理後に、網掛けしてCMY及び墨
色分解版を平面走査で作成するようにした平面走査型の
画像入出力システムにおける信号処理条件を自動的に設
定するための方法及び自動設定機能を有する画像入出力
システムに関する。
(従来の技術) 従来より、複数のカラー原画を各色分解版毎にレイアウ
トするために、各原画を画像入出力システムを用いて所
定の倍率で網掛は色分解フィルムを作成し、別工程で作
成したマスク版と上記網掛は色分解フィルムとをレイア
ウトシート上に割付けて貼込み、これを密看露光するこ
とによりレイアウトされた各色分解版を作成する方法が
ある。
しかしながら、かかる方法では工程が多く複雑で、かつ
レイアウトシートに色分解版を所定位置に見当台せて貼
込むなど高度な熟練と、多くの時間、労力、材料を必要
とするといった欠点がある。
また、複数のカラー原画のそれぞれを指定の倍率でカラ
ープリントし、作成された複製原画を予め決められた版
下図形の形に切取り、版下台紙の所定の位置に貼込んで
レイアウトされたカラー画像を複製する方法がある。し
かしながら、かかる方法では写真的な手法を使用してい
るので、色修正処理、鮮鋭度強調2階調変換処理等を自
由に変更することができないなど、画質の点で問題があ
る。さらに、複数の入力装置により矩形の画像を同時に
レイアウト出力する装置がある(たとえば特公昭52−
31762号)が、任意の図形に対応しにくく、マスク
版作成等に労力を必要とし、カラー原稿の入力に複数の
入力走査部を必要とするといった欠点がある。
近年、印刷の製版工程におけるいわゆるトータルシステ
ムと称されるレイアウトレタッチシステムが提案されて
いるが、このシステムでは図形入力がディジタイザで入
力され、カラーCIITに図形及びイメージ(絵柄)が
表示されるようになっている。カラー原画は指定の倍率
でカラースキャナによって走査され、A/D変換後に記
憶装置に格納される。そして、格納されたカラー原画情
報を入力図形情報に従ってカラーCRTに表示し、対話
入力によってコンピュータの主記憶装置内で編集し、出
力画面に対応したフォーマットで再度磁気ディスク等に
格納する。次いで、編集後の出力画面に対応したカラー
画像情報を0ハ変換後、カラースキャナの出力制御回路
に入力し、所望のレイアウト画像を得るようにしたもの
である。しかしながら、かかるレイアウトレタッチシス
テムは、カラー原画の情報格納のために大容量の記憶媒
体を必要とし、編集処理のために高速コンピュータを必
要とするなど、システム構成の価格が高価であるといっ
た欠点があり、編集処理等に多大の時間が必要であると
いった欠点もある。
このような欠点を解決した画像入出力システムとして第
11図に示すものが提案されており(特開昭59−11
062号)、回転される入力ドラム1上に貼られたカラ
ー原稿2を、図形入力装置としてのディジタイザI4で
図形入力された情報に従って、回転する出力ドラム10
上に貼られた記録材としての例えばカラーペーパー11
に画像出力するようにしている。カラー原M2は読取ヘ
ッド21で走査されて色分解され、得られた色分解信号
CSは対数変換回路3に入力される。この対数変換回路
3で濃度信号DNに変換された後、へ10変換器4にお
いてディジタル信号O5に変換される。このディジタル
濃度信号OSは信号処理部5及びマイクロプロセッサ1
2に入力され、信号処理部5で色修正、鮮鋭度強調9階
調変換処理などの色処理が行なわれ、この色処理された
画像情報DS^はD/八へ換器6でアナログ信号に変換
された後、レーザビームプリンタ内の変調器8に入力さ
れ、レーザ発振器7からのレーザ光を変調して出力ヘッ
ト(図示せず)を介して出カドラムlO上に貼られたカ
ラーペーパー!1を露光するようになっている。
一方、データ及び指令入力装置としてキーボードを備え
たコンソール16が用意されており、コンソール16か
ら入力されたデータ等はコンピュータ13に入力され、
このコンピュータ13で処理された情報が対話型のグラ
フィックデイスプレィ!5に表示されるようになってい
る。また、コンピュータ13は更に下位システムのマイ
クロプロセッサ12に接続され、マイクロプロセッサ1
2はA/D変換器4からの濃度信号O5を入力し、更に
(a号処理部5に接続されて演算処理を行な)ている。
なお、コンピュータ13とマイクロプロセッサ12とで
コンピュータシステムを構成し、内蔵したプログラムに
従っ”Cオペレータ等に対する指示をグラフィックデイ
スプレィ15に表示するようになっている。
また、入力ドラム1及び出力ドラムlOの位置は図示し
ない検出器によって検出され、その位置情報が動作制御
部9に入力されるようになっており、この動作制御部9
によりこれら入出力ドラムl及びlOの位置関係を相対
的に駆動制御するように、マイクロプロセッサ12に接
続されている。さらに、ディジタイザ14は装置固有の
原点座標及びX−Y軸を有するが、信号処理によって任
意の点へ原点を移動したり、座標の回転も容易に行なう
ことができる。これらディジタイザ14と入力ドラム1
上の画像位置は、共通する複数の位置にビン等のガイド
を設けることにより対応関係がつくようになっている。
そして、ディジタイザ14はコンピュータ13に接続さ
れ、画像の形状や所望の位置座標を入力できるようにな
っている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、第11図の画像入出力システムでは、第
12図に示すように原稿読取時にカラー原稿2を直接ア
クリル樹脂、ガラス等で作られた透明で表面の滑らかな
円筒状の入力ドラム1に貼付け、入力ドラムlの内側の
光源20からカラー原稿2に光を照射し、カラー原稿2
からの透過光LTを読取ヘッド21で受けることによっ
てカラー原稿2の画像を入力する。この場合、カラー原
稿2と入力ドラム1との間に光源20の光の波長程度の
間隙があると、カラー原稿2の裏面と入力ドラム1の表
面との間での光の干渉作用によってニュートンリング(
干渉縞)が生じ、このニュートンリングはカラー原稿2
上に縞状の4度ムラとして現われて原稿の質を著しく損
ねることになる。この干渉縞を防止するために、従来は
カラー原fA 2と入力ドラム1との間に超微粒子の粉
を散布したり、充填剤を塗布したりしていたが、粉には
画像の倍率を高くすると粒子が見えてしまったり、取扱
いが困難であったりする欠点があり、充填剤には塗布、
拭取り等の作業が面倒であるといった欠点がある。
また、トータルカラースキャナ等の画像入出力システム
は原稿フィルム等の画像情報を入力し、拡大/縮小等の
操作を加えた後、任意のレイアウトに画像情報を出力す
るための装置であり、原稿の読取は第12図と同様に行
なわれるが、画像入出力システムの場合にはレイアウト
のために原稿読取時の入力ドラム1上でのカラー原稿2
の座標を知る必要がある。そのため、従来は第13図に
示1゜ように、透明な方形シート状の原稿貼付ベース2
2上にカラー原稿2を貼付テープ23で貼付し、位置決
め孔24はディジタイザの対応するビンに嵌合させてカ
ラー原稿2の必要部分の座標を画像入出力システムに入
力している。その後、第14図に示すように原稿貼付ベ
ース22の位置決め孔24を入力ドラム1の対応するビ
ン25に嵌合させて取付け、第12図の場合と同様に入
力ドラム1の内側の光源20からカラー原稿2に光を照
射し、カラー原稿2h)らの透過光LTを読取ヘッド2
1で受光することによってカラー原稿2の画像を入力し
て、ディジタイザで入力した座標と対応させてレイアウ
ト処理を行なっていた。
さらに、従来の画像入出力システムでは分解条件、信号
処理条件の決定や設定に熟練オペレータを必要とし、し
かも条件決定に要する時間は実際にシステムが作動する
時間よりも多くかかっていた。従来の画像入出力システ
ムはパラメータの設定オペレーションが複雑で、オペレ
ータの心理的負担が大きかった。ここに、画像入出力シ
ステムの階調変換テーブルの自動設定方式として特開昭
60−37878号公報で示されるものがあるが、入力
特性値から設定条件を直接一意的に求めている。このた
め、原稿のマクロ的な情報はルール化されておらず、パ
ラメータの推定精度に限界がある。また、信号処理条件
を自動的に設定する方式として特開昭82−’1115
70号公報に示されるものがあるが、条件設定の動作が
オペレータの主観的判断に基づく選択指定に依存してい
るため、効率的で正確なものではないといった欠点があ
る。
この発明は上述のような事情よりなされたものであり、
この発明の目的は、面倒な原稿貼りをなくし、操作を要
することなく原稿データを自動解析して画像処理条件を
自動設定するようにした平面走査型の画像入出力システ
ム及びその処理条件自動設定方法を提供することにある
発明の構成: (課題を解決するための手段) この発明は平面走査型の画像入出力システムに関し、こ
の発明の上記目的は、原稿カセットに収納された原稿を
ラフスキャン又は本スキャンして読取る画像読取手段と
、この画像読取手段から得られる前記原稿の本スキャン
データを信号処理する信号処理手段と、前記ラフスキャ
ンによる前記原稿のラフスキャンデータに基づいて前記
原稿の特性値を求めると共に、前記信号処理手段に対し
てオートセットアツプして信号処理条件の設定を行なう
演算設定手段と、必要な指示情報を入力する入力手段と
、前記信号処理手段の出力に基づいて画像を記録する記
録手段とを設けること釘よって達成される。また、この
発明は、原稿カセットに収納された原稿を読取り、その
読取信号に対して信号処理を施して後に画像を記録する
ようになっている画像入出力システムにおける信号処理
条件の自動設定方法に関し、この発明の上記目的は、前
記原稿のラフスキャンデータから前記原稿の累積ヒスト
グラムの任、@%における濃度(レベル)等の特性値を
求め、前記特性値に基づいてアンダー/オーバー露光等
の原稿分類情報を演算し、前記原稿分類情報に従って前
記信号処理のパラメータを自動的に設定することによっ
て達成される。
(作用) この発明ではカラーリバーサルフィルム等のカラー原稿
を原稿カセットに収納し、この原稿カセットを原稿台に
装填してから平面走査して画像データを得ることができ
、プレスキャンデータから原稿の特性値を求めることに
よって原稿分類情報を演算し、この情報に従ってパラメ
ータ設定を自動的に行なうようにしているので、効率的
で高速な画像人出力を行なうことができる。また、原稿
分類情報の演算及びパラメータ設定にファジー推論のル
ールを適用することによって、より効率的な設定動作を
実現している。さらに、直接CMY及び墨色の刷版を出
力するようにしているので、操作性が良く非熟練者でも
容易に印刷用製版を得ることかできる。
(実施例) 第1図はこの発明の画像入出力システムの外観構成を示
しており、中央部に原稿画像を読取るスキャナ100を
有し、スキャナ100の上部には読取画像及び出力画像
をカラー表示するためのモニタ200が設置され、スキ
ャナ100は本体デスク101の上に載置されている。
スキャナ100の前方には後述する原稿カセットを装填
し、装置内に摺動して納められカラー原稿を線走査する
ようになっている原稿台110が設けられている。本体
デスク101の上には、更にオペレータが操作して必要
な指令等を入力する入力装置300が置かれており、本
体デスク101の下方には、読取った原稿の画像データ
を処理して必要な演算を行なうと共に、C,M、Y及び
魯(に)の製版用信号を出力する信号処理部400が設
置されている。入力装置300には、オペレータがデー
タや指示を入力するためのキーボード301 と必要な
情報を表示するためのCIIT302とが設けられてい
る。また、信号処理部400で処理されたデータに基づ
いて網掛フィルムを出力する出力機500が設置され、
出力機500から出力された製版用フィルムを現像する
自動現像機600が設けられている。なお、各装置の形
状や配置は第1図に限定されるものではない。
第2図はスキャナ100の原稿台110の構造を示して
おり、筐体状の原稿台110の全体は、これに連結され
た移動部材111とこの移動部材111に接続されたワ
イヤ112.そ−夕113とによって副走査方向に走査
されるようになっている。また、原稿台110内には、
モータ114によって図示方向に回転される回転台受1
15が設りられており、回転台受115の中央部には原
稿カセット102を受容するカセット受103が設けら
れており、回転台受115の全体は、これに連結された
移動部材116とこの移動部材116に接続されたワイ
ヤ117.モータ118とによってトリミング方向に走
査されるようになっている。なお、移動部材111及び
116はスクリュー棒とナツトの関係で走査されても良
い。また、原稿台110の副走査方向の始端部上面には
、画像の読取開始時に倍率調整用チャートを読取って光
学系を調整するための補正用領域104が設けられてい
る。
また、第3図はスキャナ100の入力部光学系を示して
おり、カセット受103に受容された原稿カセット10
2は、下方に配設されたライン状のアパーチャ型蛍光灯
121によって照射される。原稿カセット102内には
例えばカラーリバーサルフィルム等のカラー原稿120
が収納されており、反射防止型の1対の透明な原稿保持
用ガラス122及び123で挟持されている。原稿カセ
ット102を透過した画像光は入力装置300で設定さ
れた倍率の結像レンズ124に入力され、その上部に連
結されている色分解プリズム125に入力されてIt、
G、Bの3原色に色分解される。色分解されたRGB 
3色の光はそれぞれCCD等で成るイメージセンサ12
6R。
126G、126Bに入力され、RGBの画像信号ps
に変換される。なお、結像レンズ124は複数個用意さ
れており、ターレット等によって指定倍率のレンズ系に
交換できるようになっている。第4図は蛍光灯121と
カラー原稿120との走査関係を示し、線状の主走査ラ
イン120Aが同時に読取られ、副走査方向に移動され
ることによって全体の画像が読取られる。なお、上記入
力部光学系はカラー原稿120の本スキャンに先立って
、ラフスキへ・ンな行ない得るようになっている。
さらに、第5図は出力機500の概略構成を示しており
、出力機500は信号処理部400のスレーブとして動
作し、RS〜232Cによって転送されるコマンドに対
して一定の制御シーケンスを実行し、結果の状態をホス
トである信号処理部400のCPU401へ返信する。
すなわち、cpu4otから出力機500にステータス
チエツク信号が送られると、出力機500は露光できる
状態であれば°“ready”信号を送信し、次にCP
U401から送られて来る露光準備の間合せ信号に対し
て“0に“信号を返イ8して露光を行なう、イ3号処理
部400から送られて来る画像信号は、後述する網掛回
路531で網掛処理されることによって0N10FF信
号に変換され、レーザダイオードで成るレーザ整形光源
501から発光されたレーザ光502によって感光材料
503に露光される。レーザ光502の主走査にはレゾ
ナントスキャナ504が用いられ、主走査されたレーザ
光はfθレンズ505及びミラー506を介して副走査
ドラム510上の感光材料503を露光する。副走査ド
ラム51Oはレーザ光502に対する副走査を行ない、
ドラム回転はPLL制御のDCサーボモータによって行
なわれる。また、感光材料503は感光マガジン511
内に収納されており、搬送ローラを介して副走査ドラム
510上を経て搬送され、カッタ512で所定長さにカ
ットされて排出されるようになっている。
網掛回路531 f)lA掛処理は、画像信号と8ビツ
トのしきい値の集合(網データ)を順次比較することに
より行なうディジタル方式であり、網データは標準のも
のはROMで有し、それ以外のものはオプションとして
設けられているフロッピディスクからロードするように
なっている。出力機500は信号処理部400に対して
常にスレーブであり、ll5−232Cによって送られ
て来るコマンドに対して一定のシーケンスを行ない、結
果の状態を返信する機能しか有しておらず、自分自身か
ら通信を起動することはない。
このような構成となっていることから、露光時の一連の
シーケンスは、信号処理部400が通信によって出力機
500を管理することによって行なわれる。出力機50
0は更に、イニシャルロード、クリーニング、カット、
感材残量レジスタのセットなどの信号処理部400のパ
ネルから起動できる機能を持つ。ここでイニシャルロー
ドは、感材マガジン511を装着した場合あるいはジャ
ム発生でカバーを開けた場合に、感光材料503を所定
の位置まで送って光があたった(かぶった)部分をカッ
トし、初期状態とする処理である。また、クリーニング
は感光材料503を一定量引出し、カット後に自現機6
00に送出すことによって自現機600を動作させ、現
像液、定着液、水洗水などの補給を行なわせる処理であ
り、カットは露光の為に引出された感光材料503をカ
ットして排出する処理である。さらに、感材残量レジス
タのセットは、感材マガジン5目の装着時に感材残量を
セットすれば、カット、排出の度にこれが減算されて表
示される機能である。
画像入出力システムの内部構成は第6図に示すようにな
っており、スキャナ100のイメージセンサ126n、
126G、1260から出力されるIIGB画像信号P
Sは信号処理部400に入力される。画像信号psには
、ラフスキャンによって得られるラフスキャンデータと
本スキャンデータによって得られる本スキャンデータと
があり、各スキャンデータがディジタル化されて後にイ
3号処理部400に入力されるようになっている。信号
処理部400は全体の制御を行なうCPII (ホスト
コンピュータ)401を有し、等価中性濃度(Equi
valent Neutral Density)変換
4021色修正403.拡大又は縮小404.鮮鋭度強
調4051階調変換406.墨版生成407を必要に応
じて行なうようになっており、必要なデータの読出や格
納を行なうためのフロッピーディスク410及びバー・
ドディスク411が接続されていると共に、ラフスキャ
ンデータを一時記憶する画像メモリ420が接続され、
必要な指示情報を入力するマウス421が接続されてい
る。また、信号処理部400にはモニタ200及び入力
装置300が接続されており、信号処理されたC、M、
Y、K  (墨)の4色の製版信号は出力機500に送
られ、網掛回路531及び駆動回路532を介してレー
ザ整形光源501からレーザ光502を発光する。網掛
回路531及び駆動回路532はCI’11501で制
御されるようになっている。信号処理部400は画像メ
モリ420からラフスキャンデータを読出して累積ヒス
トグラム等の特性値を演算すると共に、上記特性値に基
づいてオーバー露光/アンダー露光等の原稿分類情報を
演算し、更には処理条件のパラメータを自動的に設定す
る。また、キーボード3G!及びマウス421からはト
リミング範囲1倍率、出力線数、網角度等のスキャニン
グ情報、シーケンス制御のスタート、ストップを入力す
るようになっている。
このような構成において、その動作を第7図のフローヂ
ャートを参照して説明する。
先ず、原稿カセット102をスキャナ100にセットす
るが(ステップS1)、原稿カセット102はカセット
受103に人れられ、オペレータは少入力装置300の
キーボード301 によって条件セットアツプのモード
(自動、プレセット、手動)を指定する(ステップ52
)。自動モードが選択されると条件設定のためのプレス
キャンがラフスキャンによって行なわれ(ステップS3
)、プレセットモードが選択されると予め格納されてい
る条件データが出力され(ステップS4)、手動モード
が選択されるとキーボード301より手動で条件データ
を入力する(ステップS5)。条件データとは色修正の
ための係数値、鮮鋭度強調のためのシャープネス係数や
階調変換の傾き等であり、ラフスキャンによる自動設定
については後述する。このようにして設定された信号処
理条件はCRT302に表示され、この条件に対して修
正が必要であればオペレータは手動で設定パラメータを
修正しくステップSO)   その後に条件データの蓄
積を行なう(ステップS7) ここで、プレスキャンによる信号処理条件の自動設定に
ついて、第8図及び第9図を参照して説明する。プレス
キャンによるプレスキャンデータPDは画像メモリ42
0に格納され(ステップ531)、当該原稿の画像がモ
ニタ200に表示されると共に(ステップ532 ) 
、特性値CRの計算が行なわれる(ステップ534)。
特性値CRとしては累積ヒストグラムの任意%における
濃度(レベル)1画面分割(たとえば1/4.1/8 
’) シた領域毎の累積ヒストグラムの上記値、濃度平
均値、最大ピーク濃度。
RGB毎の累積ヒストグラム等がある。第1O図([I
)は累積ヒストグラムの例を示しており、この累積ヒス
トグラムの任意%における濃度は同図(A)の如くして
得られる。この特性値CRと原稿特性との関係を記述し
たルールによって原稿分類情報OCを演算する。たとえ
ば次のようなルールによって原稿分類情報QC(■〜■
)を得る。
■tf?14度平均値が非常に低いthen露先はかな
りオーバ ■If濃度平均値が低いthen露光はオーバ■tf?
/A度平均値が少し低いt b e n露先は少しオー
バ ■rt?51度平均値が中くらいt II e n露光
はノーマル ■If 1度平均値が少し高いt h c n露先は少
しアンダー ■rtVI4度平均値が高平均値en露先はアンダー■
If濃度平均値が非常に高いt h e n露先は非常
にアンダー 上述のように濃度平均値範囲を7つに分類し、各々の領
域を■〜■で区別する。任意の入力データは上記の7つ
ルールのどれかにあてはまり、アンダー又はオーバーの
露光が判断される。原稿分類情報OCとしては他にハイ
キー/ローキー、ハイライト点の有無、絵柄、肌色の有
無1色かぶり等があり、上述と同様なファジー推論のル
ールを通用することかでざる。次に、この原稿分類情報
OCから次のルールに従ってパラメータ設定PSを行な
う。
Ifn露光かなりオーバーt b e nハイライト点
濃度は0.05 Ifn露光オーバーtheロバイライト点濃度は0.1
Off露光が少しオーバーthenハイライト点濃度は
0.15 Ifn露光ノーマルt h e nハイライト点濃度は
0.201f露光が少しアンダーthenハイライト点
濃度は0.30 Ifn露光アンダーthenハイライト点濃度は0.4
0If露光がかなりアンダーthenハイライト点濃度
は0.50 このルールも同様であり、ハイライト点濃度が設定され
る。他の特徴量からも同じようにハイライト点濃度が出
力され全体結果としては平均値をとる。他の項目に対し
ても同様なIF−then〜のファジー推論を通用でき
る。
モニタ200での画像表示を見ながらオペレータは入力
装置300によってトリミング範囲等を入力しくステッ
プS33 ) 、その後に上述の如くして得られた原稿
分類情報OCでパラメータ設定を行ない(ステップS3
5 ) 、信号処理条件の設定を行なってから(ステッ
プ53[1) 、本スキャンを行なうことになる(ステ
ップ537)。セットアツプパラメータとしては階調変
換カーブのハイライト/シャドー点濃度及びカーブの形
状、鮮鋭度強調係数1色修正係数等がある。
すなわち、上述のような前処理の後、装填された原稿カ
セット102のカラー原fjH2oの画像をスキャナ1
00で読取るが、この場合、原稿カセット!02は回転
台受115によって回転され、移動部材116によって
トリミング方向に、移動部材111によって副走査方向
にそれぞれ移動され、第4図に示すようなライン120
Aの領域が主走査される。蛍光灯121から照射され透
過した光は結像レンズ124に入力され、色分解プリズ
ム125でRGBに色分解されてからそれぞれイメージ
センサ126R。
126G、126Bに結像される。イメージセンサ12
611〜126Bからは検出された1942分の画像信
号PSが出力され、信号処理部400に入力されてεN
O変換402、色修正403.拡大又は縮小404.鮮
鋭度強調4051階調変換406.墨版生成407の各
処理が前記設定された条件で施される。色修正はたとえ
ば特開昭58−178355号公報で示されるような方
法で、鮮鋭度強調はたとえば特開昭60−54570号
公報で示されるような方法で行なう。また、END変換
や階調変換を含めて、特開昭59−11062号公報で
示される方法を用いても良い。そして、生成された製版
用信号の画像データC,M、YJによって形成される画
像がモニタ200に表示されるので、この表示画像を見
ながら所望の画像となるように色味等をキーボード30
1で調整しても良い。
このようにして信号処理部400で得られたC、M。
Y、にの製版用信号は出力機500に送られ、網掛回路
531で網掛処理されてレーザ整形光源501の駆動回
路532に送られ、網点出力の2値化号で発光される。
光源502で発光されたレーザ光502はレゾナントス
キャナ504及びfθレンズ505に入力され、ミラー
506で反射されて副走査トラム510位置で感光材料
503を露光する。露光された感光材料503はカッタ
512で所定長さにカットされ自現機60Gに送られて
現像されC,M、YJの4色製版が作成される。
発明の効果; この発明の画像入出力システム及び信号処理条件の自動
設定方法によれば、原稿貼りのないカセット方式である
ため操作が簡単であり、平面走査による入力方式である
ため高速入力が可能であると共に、信号処理に必要なパ
ラメータの設定を全て自動的にかつ原稿の特性に忠実に
対応して設定するようにしているので、画像入出力シス
テムの稼動率及び作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す外観構成図、第2図
はこの発明の原稿台の一例を示す構造図、第3図は画像
入力部の光学系を示す図、第4図は光源と原稿との関係
を示す図、第5図は出力機の一例を示す構造図、第6図
はこの発明の回路系を示すブロック図、第7図はこの発
明の動作例を示すフローチャート、第8図はこの発明の
信号処理条件の設定方法を示すフローヂャ−1・、第9
図はその一部を示すフローチャート、第10図(八)及
び(B)は累積ヒストグラムに対する特性値の例を示す
図、第11図は従来の画像入出力システムの一例を示す
ブロック図、第12図〜第1・1図は入力ドラムに対す
るカラー原稿の貼付を説明するための図である。 100・・・スキャナ、102・・・原稿カセット、1
10・・・原稿台、200・・・モニタ、300・・・
入力装置、301・・・キーボード、302・・・CR
T 、 400・・・イ3号処理部、410・・・フロ
ピーディスク、411・・・ハードディスク、500・
・・出力機、600・・・自動現像機。 スV

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原稿カセットに収納された原稿をラフスキャン又は
    本スキャンして読取る画像読取手段と、この画像読取手
    段から得られる前記原稿の本スキャンデータを信号処理
    する信号処理手段と、前記ラフスキャンによる前記原稿
    のラフスキャンデータに基づいて前記原稿の特性値を求
    めると共に、前記信号処理手段に対してオートセットア
    ップして信号処理条件の設定を行なう演算設定手段と、
    必要な指示情報を入力する入力手段と、前記信号処理手
    段の出力に基づいて画像を記録する記録手段とを具備し
    たことを特徴とする画像入出力システム。 2、前記オートセットアップにファジー推論を用いた請
    求項1に記載の画像入出力システム。 3、原稿カセットに収納された原稿を読取り、その読取
    信号に対して信号処理を施して後に画像を記録するよう
    になっている画像入出力システムにおいて、前記原稿の
    ラフスキャンデータから前記原稿の特性値を求め、前記
    特性値に基づいて原稿分類情報を演算し、前記原稿分類
    情報に従って前記信号処理のパラメータを自動的に設定
    するようにしたことを特徴とする信号処理条件の自動設
    定方法。
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