JPH02104833A - 免震用アイソレータの取替え工法 - Google Patents

免震用アイソレータの取替え工法

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JPH02104833A
JPH02104833A JP25587288A JP25587288A JPH02104833A JP H02104833 A JPH02104833 A JP H02104833A JP 25587288 A JP25587288 A JP 25587288A JP 25587288 A JP25587288 A JP 25587288A JP H02104833 A JPH02104833 A JP H02104833A
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isolator
seismic isolation
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isolation isolator
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Harutsugu Yoneda
米田 玄次
Hiroshi Hayamizu
浩 速水
Satoru Aizawa
相沢 覚
Osamu Nojima
野島 治
Yoshihide Uchiyama
内山 義英
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、地震による構造物への地震入力を低減させ
る免震用アイソレータの取替え工法に関するものである
(従来の技術) 従来、積層ゴムのような免震用アイソレータを取替える
方法としては第4図に示すように、下部構造物21上に
取替え用ジジイント22を固着し、その上にアイソレー
タ23を取付け、アイソレータ23上に上部構造物24
を構築し、上部構造物24と下部構造物21との間にジ
ヤツキ25を作用させて上部構造物24の荷重を支持さ
せた後、取替え用ジヨイント22を切断してこれを取外
し、続いてアイソレータ23を取去って新しいアイソレ
ータ23を取替え用ジヨイント22とともに入れ替えて
アイソレータ23と取替え用ジヨイント22の間に樹脂
26を注入して加圧し、加圧バルブ27を締めた後ジヤ
ツキ25を取除くようにする方法が知られている(特開
昭62−121281号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来の免震用アイソレータの取替え方法では、下部
構造物21と上部構造物24の間にジヤツキ25を配置
して上部構造物24とアイソレータ23との間に間隔が
あくようにジャ・7キ25で。
持ち上げるようにしているが、原子炉建屋のように建造
物の重量が20万トン以上にも及ぶ大きな重量になると
通常使用されるジヤツキの能力では建造物を持ち上げる
のが困難であるとともに、新しいアイソレータ23に所
定の鉛直荷重を付与させるために樹脂注入用配管と圧力
保持のため樹脂注入部分の精密加工を必要とし、装置が
複雑であり、また取替え用ジヨイント22を切断するの
で古いジヨイントの再使用ができずその都度新しいジヨ
イントと取替えねばならず不経済となる問題点があった
この発明は、これらの問題点を解決することを課題とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を解決するため、この発明は、下部構造物1
上にドーナツ型の半割り板5を介して接合部材7を固定
し、中央に内部ジヤツキ3の挿入可能な空所11を有す
るように板材を組立てた接合部材7上に取替え可能に取
付けられた免震用アイソレータ8上に構築された上部構
造物9と下部構造物1との間に外部ジヤツキを作用させ
て免震用アイソレータ8に作用する鉛直荷重を低減させ
た後、接合部材7と下部構造物lとの間に内部ジヤツキ
3を配置し接合部材7を介して免震用アイソレータ8を
圧縮して半割り板5を取去り、続いて免震用アイソレー
タ8を取去って新しい免震用アイツレ゛−夕8を入れ替
えた後、接合部材7と下部構造物1との間に配置した内
部ジヤツキ3で免震用アイソレータ8を圧縮して免震用
アイソレータ8の下に半割り板5を挿入した後、免震用
アイソレータ8と半割り板5との間にグラウト材6を充
填し、グラウト材6が硬化した後内部ジヤツキ3および
外部ジヤツキ12を取除くようにした免震用アイソレー
タの取替え工法の手段を講じるものである。
〔作用〕
この発明の作用について実施例を参照して説明する。
免震用アイソレータ8を取替える場合、下部構造物1と
上部構造物9との間に配置した外部ジヤツキ12は上部
構造物9の全重量を持ち上げるのではなく免震用アイソ
レータ8にかかる鉛直荷重を若干軽減させる程度である
のでその操作は十分可能であり、その後に接合部材7の
中間板10cと下部構造物1の支持板2との間に挿入さ
れた内部ジヤツキ3によって鉛直荷重の負荷が小さくな
った免震用アイソレータ8を圧縮するので内部ジヤツキ
3でも容易に接合部材7を持ち上げて半割り板5を取去
ることができる。
半割り板5を取去ることによって接合部材7に取付けら
れた免震用アイソレータ8を取出すだけの間隔ができる
ので取出された接合部材7から古い免震用アイソレータ
8を取外して新しい免震用アイソレータ8を取替えて、
これを上部構造物9と下部構造物1の支持板2との間に
挿入し、内部ジヤツキ3によって免震用アイソレータ8
に所定の鉛直荷重がかかるように圧縮して接合部材7の
下面板10bと下部構造物1の支持板2との間に適当な
厚さの半割り板5を挿入し、半割り板5と接合部材7の
下面板lObとの間に無収縮グラウト材6を充填し、グ
ラウト材6が硬化した後に内部ジヤツキおよび外部ジヤ
ツキを取除くようにするものである。
〔実施例〕
この発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図(A)において、下部構造物1上の支持板2上に
、第2図に示すように中央部に内部ジヤツキ3が通る孔
4を有し半分に分割したドーナツ型の半割り板5を載置
し、この半割り板5上に無収縮のグラウト材6を介して
接合部材7を取付け、その上部に免震用アイソレータ8
を取外し可能に設け、免震用アイソレータ8の上に上部
構造物9が構築される。接合部材7は第3図に示すよう
に上面板10aと下面板10bとその中間に内部ジヤツ
キ3を挿入できる高さに位置する中間板10cとを水平
に設け、これらの板10a、10b。
10cを縦方向の板材10dで放射状に組立て、下面板
10bと中間板10cの間は中心部まで内部ジヤツキ3
を挿入できる空所11を有するように組立てられている
免震用アイソレータ8を取替えるには、第1図(B)に
示すように、下部構造物1と上部構造物9との間の免震
用アイソレータ8の周囲に外部ジヤツキ12を配置し、
免震用アイソレータ8にかかる上部構造物9の鉛直荷重
を低減するように外部ジヤツキ12を作用させる。つぎ
に第1図(C)に示すように、接合部材7の中間板10
cとF部構造物1の支持板2との間に内部ジヤツキ3を
作用させて免震用アイソレータ8を押圧して接合部材7
を少し持ち上げ、半割り板5を半分ずつ取去り、続いて
第1図(D)に示すように接合部材7とともに免震用ア
イソレータ8を下部構造物1の支持Fi2上から取去り
、古い免震用アイソレータ8を接合部材7から取外して
第1図(E)に示すような新しい免震用アイソレータ8
を取付けたものを入れ替えて下部構造物1の支持板2と
接合部材7の中間板10cとの間に配置した内部ジヤツ
キ3で免震用アイソレータ8を上部構造物9との間で圧
縮した状態で接合部材7の下面板10bと下部構造物1
の支持板2との間に間隔をあけ、その間隔に適当な厚さ
の半割り板5を挿入した後、免震用アイソレータ8の下
面板tabと半割り板5との間に無収縮のグラウト材6
を充填し、このグラウト材6が硬化後第1図(F)に示
すように、内部ジヤツキ3および外部ジヤツキ12を取
除くようにすることで作業を完了する。
〔発明の効果〕
この発明における外部ジヤツキの作動は免震用アイソレ
ータに作用する鉛直荷重を低減させる程度であり、上部
構造物全体の大重量を負担しないので通常使用される程
度の外部ジヤツキで操作でき、鉛直荷重の負荷が小さく
なったこの状態の免震用アイソレータを内部ジヤツキで
圧縮させるので、半割り板を取去ることによって容易に
免震用アイソレータを取替えることが可能となり、また
新しい免震用アイソレータへの鉛直荷重は所定の鉛直荷
重と外部ジヤツキの負担荷重の差を内部ジヤツキで新し
い免震用アイソレータを圧縮することによって与えられ
、その後内部ジヤツキおよび外部ジヤツキを取去るので
樹脂注入用配管も樹脂の圧力保持のための精密加工も必
要でな(、装置が簡単であり、さらに接合部材は切断し
ないので何度でも再使用できて経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、この発明の1実施例を示すもの
で、第1図(A)〜(F)は、それぞれ一部を切断した
正面図、第2図は半割り板の平面図、第3図(A)は接
合部材の拡大正面図、第3図(B)は第3図(A)のB
−B線における切断平面図、第3図(C)は第3図(A
)のC−C線における切断平面図、第4図は従来例を示
す一部を切断した正面図である。 1・・・下部構造物、3・・・内部ジヤツキ、5・・・
半割り板、6・・・グラウト材、7・・・接合部材、8
・・・免震用アイソレータ、9・・・上部構造物、11
・・・空所、12・・・外部ジヤツキ。 代理人 弁理士  坂 井   清 (A)                 (D)第1
 図 11空所 12外部ツヤツキ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、下部構造物(1)上にドーナツ型の半割り板(5)
    を介して接合部材(7)を固定し、接合部材(7)上に
    取替え可能に取付けられた免震用アイソレータ(8)上
    に構築された上部構造物(9)と下部構造物(1)との
    間に外部ジャッキ(12)を作用させ免震用アイソレー
    タ(8)に作用する鉛直荷重を低減させた後、接合部材
    (7)と下部構造物(1)との間に内部ジャッキ(3)
    を配置し接合部材(7)を介して免震用アイソレータ(
    8)を圧縮して半割り板(5)を取去り、続いて免震用
    アイソレータ(8)を取去って新しい免震用アイソレー
    タ(8)を入れ替えた後、接合部材(7)と下部構造物
    (1)との間に配置した内部ジャッキ(3)で免震用ア
    イソレータ(8)を圧縮して免震用アイソレータ(8)
    の下に半割り板(5)を挿入した後、免震用アイソレー
    タ(8)と半割り板(5)との間にグラウト材(6)を
    充填し、グラウト材(6)が硬化した後内部ジャッキ(
    3)および外部ジャッキ(12)を取除くようにした免
    震用アイソレータの取替え工法。2、中央に内部ジャッ
    キ(3)の挿入可能な空所(11)を有するように板材
    を組立てた接合部材(7)を使用する請求項1記載の免
    震用アイソレータの取替え工法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100579711B1 (ko) * 2004-06-23 2006-05-15 코오롱건설주식회사 개착 공법의 상부면 방수처리를 위한 상판지지 방법
JP2014196816A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 中部電力株式会社 免震装置、免震部材の取扱方法
JP2017071981A (ja) * 2015-10-08 2017-04-13 間瀬建設株式会社 免震装置の交換方法

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