JPH0270831A - 免震装置 - Google Patents

免震装置

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Publication number
JPH0270831A
JPH0270831A JP22033288A JP22033288A JPH0270831A JP H0270831 A JPH0270831 A JP H0270831A JP 22033288 A JP22033288 A JP 22033288A JP 22033288 A JP22033288 A JP 22033288A JP H0270831 A JPH0270831 A JP H0270831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jack
seismic isolation
laminated rubber
foundation
rubber bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP22033288A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihide Uchiyama
内山 義英
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
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Publication of JPH0270831A publication Critical patent/JPH0270831A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、地盤から構造物に伝わる地震エネルギーを
減少させる免震装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、積層ゴム支承を用いた免震装置は第3図に示すよ
うに下部基礎台座11上に下部フランジプレー)12と
上部フランジプレート13を有する積層ゴム支承14を
アンカーボルト15で固定し、上部フランジプレート1
3上に上部構造物の基礎版16を構築し、上部フランジ
プレート13と基礎版16をボルト17で固定したもの
が用いられていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
前期従来の免震装置は、第1に上部構造物による積層ゴ
ム支承の標準的な軸方向(鉛直方向)変形量は1III
I11以下であるため、下部基礎台座上面の水平面のわ
ずかな施工誤差によって各積層ゴム支承の軸方向の支持
力に不同が生じるが、この不同を施工時に測定したり調
整することが困難である問題点があり、第2に構造物の
完成後、積層ゴム支承のクリープ変形および地震経験あ
るいは下部基礎台座の不同性下等によって積層ゴム支承
の軸方向の支持力が変化するが、この変化を測定したり
調整等の管理ができない問題点があり、第3に地震経験
や火災等により積層ゴム支承を交換する必要が生じた場
合、この交換を行うには、(1)一般に構造物全体をジ
ヤツキで持ち上げて積層ゴム支承を取り代えた後、ジヤ
ツキを下ろす方法、すなわちジヤツキアップ方式が行わ
れているが、この方式では交換作業中は構造物を使用す
ることができず、また部分的な交換のために構造物全体
をジヤツキアップすることは無駄が多く合理的でなく、
(2)このほか積層ゴム支承を冷却し収縮させて取外す
冷却方式では、冷却によってゴム材が損傷を受ける可能
性があり、また大損りな冷却装置を必要とし設備に多大
の費用を要し、(3)第4図に示すように、交換時に下
部基礎21上の下部基礎台座を取り壊して古い積層ゴム
支承を取除き、新しい積層ゴム支承22と下部基礎21
との間にジヤツキ23を装着し、ジヤツキ23を上げて
積層ゴム支承22を加圧した状態のままジヤツキ23ご
とコンクリートに埋込んで下部基礎台座24を形成させ
るジヤツキ埋込み方式では、地震時に下部基礎21とジ
ヤツキ23の間に働くせん断力に抗させるためジヤツキ
23をコンクリートに埋込んで下部基礎台座24とする
必要があるためジヤツキ23を調節することができず、
かつ下部基礎台座24を交換のたびに取壊してまた作り
直おすのは不経済である等の問題点があった。
この発明は、これらの問題点を解決し、構造物に損傷を
与えることなく積層ゴム支承のような免震要素の支持力
の測定、調整等の管理が可能が免震装置を得ることを課
題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を解決するため、この発明は、上部構造物と
その基礎との間に免震要素を介在させた免震装置におい
て、免震要素5とジヤツキ2とを直列とするととにジヤ
ツキ2を調節可能に設置した免震装置および下部基礎台
座1上にジヤツキ2を固定し、ジヤツキ2上に積層ゴム
支承5を取外し自在に取付け、積層ゴム支承5の上面は
上部基礎版9に取外し自在に取付けた免震装置の手段を
講じるものである。
〔作用〕
この発明の作用を実施例を参照して説明する。
積層ゴム支承のような免震要素5の軸方向の支持力を測
定するには、ジヤツキ2のロックを解除し、ジヤツキ2
を加圧しその加圧量を測定することにより行うことがで
きる。また、軸方向の支持力の調整にはジヤツキ2のロ
ックを解除しジヤツキ2を適度に加圧または減圧するこ
とによって行うことができる。
免震要素5を交換するには、第2図(A)に示すように
、免震要素5の上部フランジプレート8の固定ボルトを
取外し、ジヤツキ2のロックを解除した後減圧してシャ
ツ2を矢印のように下降させて免震要素5を取外し、つ
ぎに第2図(B)に示すように新しい免震要素5と交換
しジヤツキ2を加圧して矢印のように上昇させ支持力を
調整した後ロックし、上部フランジプレート8をボルト
10で上部基礎版9に固定することによって行われる。
〔実施例〕
この発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図において、各免震装置は、基礎である下部基礎台
座1上に油圧式またはトルクレンチ式のジヤツキ2の下
部フランジプレート3が埋込まれアンカーボルト4で固
定され、ジヤツキ2はその上部に免震要素である積層ゴ
ム支承5の下部フランジプレート6をボルト7で固着し
た状態で予め積層ゴム支承5の定格荷重による軸方向変
形量の2倍程度上昇させロックしておき、積層ゴム支承
5の上面の上部フランジプレート8の上から上部構造物
である上部基礎版9のコンクリートを打設し、積層ゴム
支承5の上部フランジプレート8をボルトlOで上部基
礎版9に固定しておき構造物のコンクリート打設の完了
後、各ジヤツキ2毎にロックを解除して加圧または減圧
することによって積層ゴム支承5の支持力を調整して再
度ロックするものである。
なお、ジヤツキ2を下部基礎台座Iと積層ゴム支承5と
の間、に設置する代わりに、上部基礎版9と積層ゴム支
承5との間に設置してもよい。この場合、下部基礎台座
1上に積層ゴム支承5の下部フランジプレート6を固定
し、その上部フランジプレート8上にジヤツキ2をその
下部フランジプレート3を上にして取付け、その上に構
造物の上部基礎版9のコンクリートを打設するものであ
る。
〔発明の効果〕
この発明は、+11建設時に生じる上部構造物や基礎台
座の施工誤差等にかかわらず、完成時において各免震要
素に容易に所定の軸方向の支持力を導入して各免震要素
の支持力の不同を調整することができ、(2)構造物の
完成後において免震要素の軸方向の支持力を検査したり
、調整等の管理が容易にでき、(3)構造物を使用状態
のまま免震要素の測定、交換作業を行うことができ、(
4)構造物に用いられている免震要素中必要なものだけ
交換できるので構造物全体をジヤツキで持ち上げる必要
がなく 、(5)免震要素の交換後に適正な軸方向の支
持力を与えるため構造物に応力の再分配が起らず、不同
沈下を防止でき、(6)各免震要素毎にジヤツキを取付
けるだけで従来の冷却方式のように大損りな冷却装置を
必要とせず、(7)従来のジヤツキ埋込み方式のように
ジヤツキが調節できないものと異なり、各免震要素の軸
方向の支持力の測定や調整を行うことができ、(8)構
造物に損傷を与えることなく免震要素の交換を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この発明の1実施例を示すもの
で、第1図は縦断正面図、第2図(A) 、 (B)は
それぞれ縦断正面図、第3図および第4図は従来例を示
すもので、それぞれ縦断正面図である。 l・・・下部基礎台座、2・・・ジヤツキ、5・・・免
震要素(積層ゴム支承)、9・・・上部基礎版。 代理人 弁理士 坂 井    清 第3図 @1図 第2図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上部構造物とその基礎との間に免震要素を介在させ
    た免震装置において、免震要素(5)とジャッキ(2)
    とを直列とするとともにジャッキ(2)を調節可能に設
    置した免震装置。 2、下部基礎台座(1)上にジャッキ(2)を固定し、
    ジャッキ(2)上に積層ゴム支承(5)を取外し自在に
    取付け、積層ゴム支承(5)の上面は上部基礎版(9)
    に取外し自在に取付けた免震装置。
JP22033288A 1988-09-05 1988-09-05 免震装置 Pending JPH0270831A (ja)

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JP22033288A JPH0270831A (ja) 1988-09-05 1988-09-05 免震装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100469980B1 (ko) * 2001-12-13 2005-02-04 유니슨 주식회사 교량받침의 유지보수를 위한 교량 상부구조 인상장치
JP2009156284A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Kawaguchi Metal Industries Co Ltd 荷重検知機能を備えた積層ゴム、その製造方法及びゴム支承
CN109235683A (zh) * 2018-09-07 2019-01-18 昆明理工大学 一种隔震建筑的抗拉装置及方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62233385A (ja) * 1986-04-01 1987-10-13 財団法人 電力中央研究所 建物又は重量機器の免震支持方法
JPS62297555A (ja) * 1986-06-16 1987-12-24 Kazuo Suzuki 免震装置

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