JPH0210418Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0210418Y2 JPH0210418Y2 JP1984199368U JP19936884U JPH0210418Y2 JP H0210418 Y2 JPH0210418 Y2 JP H0210418Y2 JP 1984199368 U JP1984199368 U JP 1984199368U JP 19936884 U JP19936884 U JP 19936884U JP H0210418 Y2 JPH0210418 Y2 JP H0210418Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper lid
- lid
- droplets
- lower lid
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、被測定液体を液滴として滴下し、そ
の滴下数を検出して流量を測定し、その後、連続
流として流出させる微小流量計測装置に関する。
の滴下数を検出して流量を測定し、その後、連続
流として流出させる微小流量計測装置に関する。
従来技術
微小流量計測装置として、被測定液体を液滴と
して滴下し、その滴下数を計測するものが提案さ
れている（例えば、特開昭58−149039号公報参
照）。この種の微小流量計は液滴の量が一定であ
ることを利用し、滴下液滴が電極間を通過するこ
とにより変化する抵抗値を検出する等の電気手段
等で液滴の滴下数を積算することにより流量を求
めるものである。
して滴下し、その滴下数を計測するものが提案さ
れている（例えば、特開昭58−149039号公報参
照）。この種の微小流量計は液滴の量が一定であ
ることを利用し、滴下液滴が電極間を通過するこ
とにより変化する抵抗値を検出する等の電気手段
等で液滴の滴下数を積算することにより流量を求
めるものである。
第２図は、上述のごとき微小流量計測装置の一
例を示す図で、計測容器１は底部のない円筒体で
構成され、上部端面には下部がテーパ状２ａに開
口する滴下管２が貫通し、図示しない水頭をもつ
被測定液と連通している。該上部端面には、更
に、絶縁材５で絶縁された電極４ａ，４ｂが該上
部端面を貫通して設けられ、その上端は図示しな
い電源に各々接続され、下部は滴下管２の下部に
おいてわずかな空隙をもつて対向しており、一方
の電極４ｂは対向位置から鉛直に伸びている。計
測容器１の下部端面は開放されており、別体で構
成されている蓋体６が該計測容器１内面にＯリン
グ７にてシールされて螺着１０されている。蓋体
６の中央には凹陥部８を穿穴するとともに該凹陥
部８の下方に流出管９が貫通している。流出管９
の断面積は滴下管２の断面積よりも小さくなつて
いる。被測定流体が滴下管２から滴下して、液滴
が電極４ａ，４ｂの対向位置に達すると、電極間
が液滴により導通し、滴下毎に電源が閉路され、
例えば電磁積算計が駆動される。計測容器１の内
部は滴下管２、流出管９を除いて密閉構造となつ
ており、計測容器１の内部は液滴３の発生による
体積の増加に見合う分だけ圧力が上昇し、流出管
９から流出する流出抵抗に見合う圧力に達すると
滴下液と等しい量の液が流出するが、流出管９の
断面積は、前述のように、滴下管２の断面積より
も小さいので連続流として流出する。
例を示す図で、計測容器１は底部のない円筒体で
構成され、上部端面には下部がテーパ状２ａに開
口する滴下管２が貫通し、図示しない水頭をもつ
被測定液と連通している。該上部端面には、更
に、絶縁材５で絶縁された電極４ａ，４ｂが該上
部端面を貫通して設けられ、その上端は図示しな
い電源に各々接続され、下部は滴下管２の下部に
おいてわずかな空隙をもつて対向しており、一方
の電極４ｂは対向位置から鉛直に伸びている。計
測容器１の下部端面は開放されており、別体で構
成されている蓋体６が該計測容器１内面にＯリン
グ７にてシールされて螺着１０されている。蓋体
６の中央には凹陥部８を穿穴するとともに該凹陥
部８の下方に流出管９が貫通している。流出管９
の断面積は滴下管２の断面積よりも小さくなつて
いる。被測定流体が滴下管２から滴下して、液滴
が電極４ａ，４ｂの対向位置に達すると、電極間
が液滴により導通し、滴下毎に電源が閉路され、
例えば電磁積算計が駆動される。計測容器１の内
部は滴下管２、流出管９を除いて密閉構造となつ
ており、計測容器１の内部は液滴３の発生による
体積の増加に見合う分だけ圧力が上昇し、流出管
９から流出する流出抵抗に見合う圧力に達すると
滴下液と等しい量の液が流出するが、流出管９の
断面積は、前述のように、滴下管２の断面積より
も小さいので連続流として流出する。
本考案が解決しようとする問題点
叙上の微小流量計測装置は、滴下液を液滴とし
て検出し、該液滴の量と等しい連続流を検出する
ので計測容器１内の空間が常に一定になるように
流入、流出口を除いて密閉構造としなければなら
ず、そのため、上記従来例では、蓋体６を計測容
器１の内面にＯリング７によりシールして螺着し
ている。しかし、この構造では、流路内に配設さ
れた微小流量計測装置の保守点検においては、滴
下管２、流出管９を流路から外さなければならな
い不便と手数を要するという問題点があつた。
て検出し、該液滴の量と等しい連続流を検出する
ので計測容器１内の空間が常に一定になるように
流入、流出口を除いて密閉構造としなければなら
ず、そのため、上記従来例では、蓋体６を計測容
器１の内面にＯリング７によりシールして螺着し
ている。しかし、この構造では、流路内に配設さ
れた微小流量計測装置の保守点検においては、滴
下管２、流出管９を流路から外さなければならな
い不便と手数を要するという問題点があつた。
問題点を解決するための手段
本考案は叙上の問題点を解決するためになされ
たもので、従来一体的に構成されていた計測容器
１を上部蓋体部と円筒部とに分離した別体構成と
し、上部蓋体部には滴下管を貫通固着し、該上部
蓋体部と滴下管とはＯリング等でシールして挿通
し、更に流出管を貫通した下部蓋体部も、上部蓋
体部と同様にシールして挿通するようにするとと
もに、前記上部蓋体と下部蓋体との間の寸法を規
制する保持具を具備し、該保持具を前記上部蓋体
と下部蓋体にまたがつて簡単に着脱できるように
したものである。
たもので、従来一体的に構成されていた計測容器
１を上部蓋体部と円筒部とに分離した別体構成と
し、上部蓋体部には滴下管を貫通固着し、該上部
蓋体部と滴下管とはＯリング等でシールして挿通
し、更に流出管を貫通した下部蓋体部も、上部蓋
体部と同様にシールして挿通するようにするとと
もに、前記上部蓋体と下部蓋体との間の寸法を規
制する保持具を具備し、該保持具を前記上部蓋体
と下部蓋体にまたがつて簡単に着脱できるように
したものである。
実施例
第１図は、本考案による微小流量計測装置の一
実施例を説明するための構成図で、ａ図は本体部
断面図、ｂ図は保持具斜視図、ｃ図は体持具を本
体部に取り付けた時の平面図で、計測原理及び計
測器本体内の構成は、第２図に示した従来例のも
のと同じである。
実施例を説明するための構成図で、ａ図は本体部
断面図、ｂ図は保持具斜視図、ｃ図は体持具を本
体部に取り付けた時の平面図で、計測原理及び計
測器本体内の構成は、第２図に示した従来例のも
のと同じである。
第１図において、２１は本体２０の上部蓋体、
２１ａは該上部蓋体２１の外周部に設けられた
溝、２２は下部蓋体、２２ａは該下部蓋体２２の
外周部に設けられた溝、２３は円筒体、２４，２
５はＯリング、３０は保持具、３１a1，３１a2は
該保持具３０の一端部に設けられた一対のアー
ム、３２a1，３２a2は該保持具３０の他端部に設
けられた一対のアームで、これらアーム３１a1，
３１a2と３２a1，３２a2間の距離Ｄはａ図のごと
く組み立てられた計測本体部の上部蓋体２１の溝
２１ａと下部蓋体２２の溝２２ａとの距離Ｄに等
しく、アーム３１a1と３１a2間の間隔及び３２a1
と３２a2間の間隔ｄは、それぞれ上部蓋体２１の
溝２１ａの径及び下部蓋体２２の溝２２ａの径に
等しくなつている。従つて、上部蓋体２１、下部
蓋体２２、及び、円筒体２３をａ図に示すように
組み立てた後、上部蓋体２１の溝２１ａと下部蓋
体２２の溝２２ａ間に保持具３０のアーム３１
a1，３１a2及び３２a1，３２a2を差し込むと、こ
れら部材が気密にかつ堅固に一体化される。な
お、同筒体２３の部材として透明体の部材を使用
すると、使用中、内部の状態を観察することがで
き、保守、管理が非常に楽になる。
２１ａは該上部蓋体２１の外周部に設けられた
溝、２２は下部蓋体、２２ａは該下部蓋体２２の
外周部に設けられた溝、２３は円筒体、２４，２
５はＯリング、３０は保持具、３１a1，３１a2は
該保持具３０の一端部に設けられた一対のアー
ム、３２a1，３２a2は該保持具３０の他端部に設
けられた一対のアームで、これらアーム３１a1，
３１a2と３２a1，３２a2間の距離Ｄはａ図のごと
く組み立てられた計測本体部の上部蓋体２１の溝
２１ａと下部蓋体２２の溝２２ａとの距離Ｄに等
しく、アーム３１a1と３１a2間の間隔及び３２a1
と３２a2間の間隔ｄは、それぞれ上部蓋体２１の
溝２１ａの径及び下部蓋体２２の溝２２ａの径に
等しくなつている。従つて、上部蓋体２１、下部
蓋体２２、及び、円筒体２３をａ図に示すように
組み立てた後、上部蓋体２１の溝２１ａと下部蓋
体２２の溝２２ａ間に保持具３０のアーム３１
a1，３１a2及び３２a1，３２a2を差し込むと、こ
れら部材が気密にかつ堅固に一体化される。な
お、同筒体２３の部材として透明体の部材を使用
すると、使用中、内部の状態を観察することがで
き、保守、管理が非常に楽になる。
効 果
以上の説明から明らかなように、本考案による
と、内部を気密に保持することができ、かつ、分
解、組立の容易は液滴下式の微小流量計測装置を
提供することができ、従つて、保守、管理が非常
に楽になる。
と、内部を気密に保持することができ、かつ、分
解、組立の容易は液滴下式の微小流量計測装置を
提供することができ、従つて、保守、管理が非常
に楽になる。
第１図は、本考案による微小流量計測装置の一
実施例を説明するための構成図で、ａ図は計測本
体部断面図、ｂ図は保持具斜視図、第ｃ図は計測
本体部に保持具を取り付けた時の平面図、第２図
は、従来の微小流量計測装置の一例を説明するた
めの断面図である。 ２……液滴下管、３……液滴、４ａ，４ｂ……
電極棒、５……絶縁材、９……流出管、２０……
本体、２１……上部蓋体、２２……下部蓋体、２
３……円筒体、２４，２５……Ｏリング、３０…
…保持具。
実施例を説明するための構成図で、ａ図は計測本
体部断面図、ｂ図は保持具斜視図、第ｃ図は計測
本体部に保持具を取り付けた時の平面図、第２図
は、従来の微小流量計測装置の一例を説明するた
めの断面図である。 ２……液滴下管、３……液滴、４ａ，４ｂ……
電極棒、５……絶縁材、９……流出管、２０……
本体、２１……上部蓋体、２２……下部蓋体、２
３……円筒体、２４，２５……Ｏリング、３０…
…保持具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被測定液体に連通し、該被測定液体を液滴と
して滴下する滴下管を貫通固着した上部蓋体
と、前記液滴を連続流として流出する前記滴下
管よりも小径の流出管を貫通した下部蓋体と、
上部蓋体及び下部蓋体の外周部に各々着脱自在
で気密に冠着する円筒体と、前記液滴の滴下を
検出する前記上部蓋体に挿着された液滴により
閉路する電極を有する検出器とを具備した微小
流量計測装置において、前記上部蓋体および下
部蓋体の外周部に円環状の溝を穿設するととも
にこれら上部蓋体および下部蓋体の各々の溝の
間隔を所定距離に定め、該所定距離の寸法を規
定する保持具を前記蓋体間に着脱自在に挿着す
るようにしたことを特徴とする微小流量計測装
置。 (2) 前記円筒体を透明体としたことを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の微小流
量計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984199368U JPH0210418Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984199368U JPH0210418Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61114326U JPS61114326U (ja) | 1986-07-19 |
| JPH0210418Y2 true JPH0210418Y2 (ja) | 1990-03-15 |
Family
ID=30759226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984199368U Expired JPH0210418Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0210418Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0515433Y2 (ja) * | 1988-06-16 | 1993-04-22 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5194865A (ja) * | 1975-02-12 | 1976-08-19 | ||
| JPS57192824A (en) * | 1981-05-18 | 1982-11-27 | Teijin Ltd | Dropping type flow rate control device |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP1984199368U patent/JPH0210418Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5194865A (ja) * | 1975-02-12 | 1976-08-19 | ||
| JPS57192824A (en) * | 1981-05-18 | 1982-11-27 | Teijin Ltd | Dropping type flow rate control device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61114326U (ja) | 1986-07-19 |
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