JPH02103679A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、光学的に個々に読み取った画像を同一表示
面に合成表示する画像読取装置に関するものである。

（従来の技術〕 第４図は従来の画像読取装置の機能ブロック図であり、
図において（１）は画像を光学的に感知して読取るイメ
ージ読取部、（２）は読取り動作を指示する操作部、（
３）は上記操作部（２）の指示を受けて上記イメージ読
取部（１）を制御する制御部、（４）はイメージ読取部
（１）で読取ったイメージデータを外部に送出する外部
インタフェース部である。

次に、上記従来装置の動作について説明する。

例えば第５図或は第６図に示す印刷文字（ａｌ　をイメ
ージ読取部（１）によって読取り、読み取ったデータを
画像表示用データ（ｂ）として送出する場合は次の操作
を行なう。先ず、制御部（３）は操作部（２）の読取開
始指示操作により、イメージ読取部（１）を制御する。

この制御により、イメージ読取部（１）は、読取イメー
ジ（ａ）の読取範囲を例えば縦方向を主走査線数Ｍで、
また横方向を副走査線数Ｎで走査開始点より順次光学的
に検知し、縦・横方向ＭＸＮ個のビットデータを得る。

この読取ったデータを外部インターフェース部（４）を
通して前もって定められた手順に従って外部に送出する
と第５図（ｂ）　に示すようなイメージが所定の表示面
に表示される。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の画像読取装置は以上のように画像読み取り動作を
行なうので、第６図及び第７図に示す送出イメージデー
タを得ようとする場合１つの画像読み取り領域に画像の
合成形態に応じて複数画像を配置した後に、これら画像
を一括読み取りしていたため、複数画像を合成形態に合
わせた適正位置に配列するといった作業が必要であり、
送出イメージデータ生成に時間を要すといった問題点が
あった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので複数画像の配列を行なわずとも、これら画像を
目的合成形態で組み合わせたイメージデータが生成でき
る画像読取装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る画像読取装置は、画像を光学的に検知し
、検知信号を画像表示用データとして出力するイメージ
読取手段で読み取った複数画像の組合せ状態を指示する
画像読取指示手段と、複数の画像表示用データを画像組
合せ状態によって決まる配置で各データ格納エリアに格
納すると共に、上記組合せ状態で画像表示用データを送
出するイメージ編集格納手段を設けたものである。

〔作　用〕

この発明における画像読取装置は、イメージ読取手段に
よって個々に読み取った複数画像を、画像読取指示手段
による画像組合せ状態指示で画像合成形態にあった画像
配列となるようイメージ編集格納手段の各データ格納エ
リアに格納した後、全データ格納エリアを一括して読み
出して画像データ表示することで、複数画像を組合せ状
態で読み取って画像表示したのと同等になる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において（１）は画像を光学的に感知して読取るイメ
ージ読取部、（２）は読取り動作を指示する操作部、（
３）は操作部（２）の指示を受けてイメージ読取部（１
）を制御する制御部、（５）は追加読取りを行なうか否
か、或は袋とじ読取りを行なうか否かを指示する読取指
示部、（６）は読取りイメージデータを格納するイメー
ジ編集及び格納部、（４）はイメージ編集及び格納部（
６）のデータを外部に送出する外部インターフェース部
である。

次に上記構成に基づき動作について説明する。

先ず、第２図に示すよう、１回目に読み取りたイメージ
データの一部に、２回目に読み取ったイメージデータを
組み合わせて合成イメージデータを作成する追加読取り
の場合、制御部（３）は操作部（２）の読取開始指示操
作によりイメージ読取部（１）を制御してイメージ読取
りを行なう。

この時、読取り指示部（５）が追加読取り指示無しの時
は、読取り範囲をたとえば縦方向を主走査線数Ｍで、ま
た横方向を副走査線数Ｎで走査開始点より順次センスし
ＭＸＮ個のビットデータを得る。この読取ったデータを
イメージ編集及び格納部（６）に順次格納する。

また読取指示部（５）が追加読取り指示有りの時は、１
回目の読取りは読取り範囲をたとえば縦方向を主走査線
数Ｍで、また横方向を副走査線数Ｎで走査開始点より順
次センスしＭＸＮ個のビットデータを得る。この読取っ
たデータをイメージ編集及び格納部（６）に順次格納す
る。そして２回目の読取りは１回目と同様に読取り、こ
の読取ったデータをイメージ編集及び格納部（６）に順
次ＯＲ書きで格納する。その後イメージ編集及び格納部
（６）に格納された全データは外部インタフェース部（
４）を通して前もって定められた手順に従って外部に送
出される。これにより第２図に示す送出イメージデータ
が得られる。

次に第３図に示すように２つのイメージデータを個々に
読取り、イメージデータが２個左右に並んだ袋とじ状態
のイメージデータを生成する場合は、先ず前回と同様に
制御部（３）は操作部（２）の読取開始指示操作により
、イメージ読取部（１）を制御してイメージ読取りを行
なう。この時、読取指示部（５）が袋とじ読取り指示無
しの時は、読取り範囲をたとえば縦方向を主走査線数Ｍ
で、また横方向を副走査線数Ｎで走査開始点より順次セ
ンスしＭＸＮ個のビットデータを得る。この読取ったデ
ータをイメージ編集及び格納部（６）に順次格納する。

また読取指示部（５）が袋とじ読取り指示有りの時は、
１回目の読取りは読取り範囲をたとえば縦方向を主走査
線数Ｍで、また横方向を副走査線数Ｎ／２で走査開始点
より順次センスしＭＸＮ／２個のビットデータを得る。

この読取ったデータをイメージ編集及び格納部（６）の
前半分に格納する。そして２回目の読取りは１回目と同
様に読取り、この読取ったデータをイメージ編集及び格
納部（６）の後半分に格納する。この後、イメージ編集
及び格納部（６）に格納された全データは、外部インタ
フェース部（４）を通して前もって定められた手順に従
って外部に送出すると第３図に示すような袋とじイメー
ジデータが送出される。

なお上記実施例では読取り回数は２回までの場合につい
て説明したが、さらに追加回数を増やして行なフても良
い。

又、上記他の実施例では主走査線数Ｍで副走査線数Ｎ／
２で説明したが、これを主走査線数Ｍ／２で副走査線数
Ｎで行なってもよい。この時は上下の袋とじ状態となる
。

更に、又上記実施例では光学的に画像を検知するように
したが、これに限定されず他の検知手段（例えば磁気パ
ターン認識センサ）で検知するようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば複数の画像を画像読取
手段によって個々に読取り、この読取画像データを画像
合成形態に合わせて各画像データ格納エリアへ格納した
後、全格納エリア内容を一括して画像表示面に読み出し
、合成画像を表示する構成にしたので、予め複数の画像
を画像合成形態に合わせて組み合せ編集した後、画像読
取手段によって組み合わせ画像を読み取るといった煩雑
な作業を必要とせずども容易に合成画像データを生成し
得る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による画像読取装置の全体
構成図、第２図、第３図はこの発明の一実施例による読
取イメージと送出イメージの関係を示す図、第４図は従
来装置の全体構成図、第５図、第６図は従来装置におけ
る読取イメージと送出イメージの関係を示す図である。 図において、（１）はイメージ読取部、（３）は読取指
示部、（６）はイメージ編集及び格納部。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　画像を光学的に検知し、検知信号を画像表示用データ
   として出力するイメージ読取手段を備えたものにおいて
   、読み取った複数画像の組合せ状態を指示する画像読取
   指示手段と、複数の画像表示用データを画像組合せ状態
   によって決まる配置で各データ格納エリアに格納すると
   共に、上記組合せ状態で像表示用データを送出するイメ
   ージ編集格納手段を設けたことを特徴とする画像読取装
   置。